JP3874214B2 - 刺繍機用表示制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば刺繍布等の刺繍対象物に刺繍データに基づいた刺繍柄を作成するのに好適に用いられる刺繍機用表示制御装置に関し、特に、刺繍機に付設した表示器の画面上に現在の刺繍位置等をグラフィカルに表示するようにした刺繍機用表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、刺繍用の下糸が配置される基台と、該基台上に設けられ、前記下糸側と対向する位置で上糸側の刺繍針を上,下に往復動させるミシンヘッド等のヘッド部と、前記上糸(刺繍糸)の色替えを行うため該ヘッド部に付設された色替え機構と、前記ヘッド部の下側に位置して前記基台上に移動可能に設けられ、刺繍対象物(刺繍布)を保持する刺繍枠等の移動枠と、該移動枠を前記基台上で各針落ち点毎に枠移動させる枠移動機構と、前記各針落ち点毎の刺繍データを記憶するデータ記憶手段と、該データ記憶手段による各針落ち点毎の刺繍データに基づいて前記ヘッド部、色替え機構および枠移動機構を駆動制御し前記各針落ち点からなる刺繍柄を前記刺繍布に作成する刺繍制御手段とからなる刺繍機は知られている。
【0003】
そして、この種の従来技術による刺繍機では、データ記憶手段に記憶した複数(多数)の針落ち点毎の刺繍データに従って枠移動機構で移動枠を水平方向等に枠移動させつつ、ヘッド部で刺繍針を上,下に往復動させることにより、移動枠内に保持した刺繍布に前記各針落ち点からなる刺繍柄を自動的に作成するようにしている。
【0004】
また、前記刺繍機の基台上には、例えば液晶式またはCRT式等のディスプレイからなる表示器が設けられ、この表示器は前記刺繍データによる刺繍柄の情報(例えば刺繍柄の柄番、柄名、総針数および運転途中の針数等)を図12に示すように画面表示する構成となっている。
【0005】
即ち、図12に示す表示画面上では、前記刺繍機により現在作成中の刺繍柄が「#02」なる柄番で、その柄名が「SUNRISE」として表示され、その総針数が「2725st」であり、この総針数のうち現在「1000st」なる針数位置まで刺繍が行われていることを、刺繍機のオペレータ等に知らせるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術では、刺繍機により作成途中にある刺繍柄の総針数を、例えば「2725st」として表示し、この総針数のうち現在の針数位置を「1000st」として表示しているに過ぎないために、刺繍機のオペレータにとっては、現在の刺繍位置が刺繍柄全体の中でどのような位置にあるのかを視覚的、直感的に理解しずらいという問題がある。
【0007】
また、刺繍柄を複数色の刺繍糸を用いて行う場合に、現在の刺繍位置からどの程度の針数または残時間で刺繍糸の色替えが行われるのか等についても、刺繍機のオペレータにとっては十分な情報が得られないという問題がある。
【0008】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明は表示器の画面上に運転マーク等を表示することによって、刺繍柄の作成に必要な情報をオペレータ等に簡略化した図形情報として知らせることができ、選択した刺繍柄全体の中で現在の刺繍位置を視覚的または直感的に確認できるようにした刺繍機用表示制御装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために本発明は、刺繍データに従って運転制御され複数本の刺繍針により複数色の刺繍糸を用いて刺繍柄の作成を行う刺繍機と、該刺繍機に設けられ前記刺繍データによる刺繍柄の情報を画面上に表示する表示器とからなる刺繍機用表示制御装置に適用される。
【0010】
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記表示器の画面上に前記刺繍柄の零針目から最終針目までの総針数全体を直線状に延びる線分図形として表示する総針数表示手段と、前記表示器の画面上で前記刺繍柄の色替え回数に相当する数の色替えマークを前記線分図形に沿って並べ、該各色替えマークにより刺繍の開始位置から色替え位置までの針数に相当する位置を表示する色替え位置表示手段と、前記刺繍機の運転による刺繍柄の作成位置を表すため、刺繍の進行に応じて前記線分図形に沿って並行移動する運転マークを前記表示器の画面上に表示する刺繍位置表示手段とを備える構成としたことにある。
【0011】
上記構成により、総針数表示手段は表示器の画面上に刺繍柄の零針目から最終針目までの総針数全体を直線状に延びる線分図形として表示でき、色替え位置表示手段は、前記表示器の画面上で前記刺繍柄の色替え回数に相当する数の色替えマークを前記線分図形に沿って並べて表示することにより、これらの各色替えマークを用いて刺繍の開始位置から色替え位置までの針数に相当する位置を、前記線分図形に沿った刺繍柄の色替え位置としてオペレータに視覚的に知らせることができる。そして、刺繍位置表示手段は、刺繍の進行に応じて前記線分図形の近傍を該線分図形に沿って並行移動する運転マークにより、刺繍機の運転による刺繍柄の作成位置(現在の刺繍位置)を表示でき、刺繍柄全体に対する現在の刺繍位置を視覚イメージとしてオペレータに知らせることができる。また、これらの線分図形、複数の色替えマークおよび運転マーク等を、表示器の画面上にコンパクトにまとめて表示することができる。
【0014】
また、請求項2の発明では、刺繍機による次なる色替え情報を刺繍柄の作成開始位置から色替え位置までの針数を含めて刺繍糸の色番号と共に表示器の画面上に数値表示する次色替え情報表示手段を備えてなる構成としている。
【0015】
この場合には、次色替え情報表示手段により現在作成途中にある刺繍柄の次なる色替え位置までの針数を、刺繍柄の開始位置(例えば原点位置)からの針数として表示できると共に、次に選択される刺繍糸の種類等を刺繍糸の色番号として表示でき、オペレータにとっては表示器の画面上における現在の針数表示を参照しつつ、現在の運転マーク位置から次なる色替えマーク位置に達するまでの間隔(針数)を次色替え情報表示手段による針数に基づいて知ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
【0017】
ここで、図1ないし図7は本発明の第1の実施例による刺繍機用表示制御装置を、多頭式自動刺繍機に適用した場合を示している。
【0018】
図において、1は多頭式自動刺繍機の本体を構成する刺繍機本体(以下、ミシン本体1という)を示し、該ミシン本体1は、基台としての支持台2と、該支持台2のテーブル2A上に左右方向に伸長して設けられ、後述の各ミシンヘッド6が取付けられるヘッドホルダ3とから大略構成されている。また、支持台2のテーブル2A上には後述の移動枠10等を介して刺繍布等が配設され、これらの下側には針板および下糸が巻回された複数の下糸ボビン(いずれも図示せず)等が配設されている。
【0019】
4は支持台2のテーブル2A上に設けられた駆動源としての主軸モータで、該主軸モータ4は支持台2上を左右方向に延びた主軸5を回転駆動し、該主軸5を介して各ミシンヘッド6の駆動部を作動させることにより、後述の各刺繍針8を上,下に往復動(運針)させるものである。
【0020】
6,6,…は支持台2のテーブル2A上に位置してヘッドホルダ3に所定間隔をもって列設されたヘッド部としてミシンヘッドで、該各ミシンヘッド6はヘッドホルダ3にそれぞれ取付けられ、各ミシンヘッド6内には、主軸5の回転によって各刺繍針8を上,下に駆動する駆動部(図示せず)と、刺繍糸(上糸)の選択を行う色替え機構としての色替え用アクチュエータ7(図2参照)等とが設けられている。
【0021】
8,8,…は各ミシンヘッド6から下向きに突出した複数本の刺繍針を示し、該各刺繍針8は各ミシンヘッド6毎に複数本ずつ取付けられ、これらの各刺繍針8には各ミシンヘッド6毎にそれぞれ複数色の刺繍糸(上糸)が糸通しされている。そして、該各刺繍針8は各ミシンヘッド6の駆動部により色替え用アクチュエータ7を介して選択的に駆動され、移動枠10側の刺繍布に向けて運針されることにより所望色の刺繍糸を用いた刺繍を実行する。
【0022】
9,9,…は各ミシンヘッド6の上側に設けられた各刺繍糸用の上糸案内部を示し、該各上糸案内部9の背面側には複数のボビン台(いずれも図示せず)等が設けられ、各ボビン台には各刺繍糸がそれぞれ巻回された複数の上糸ボビンが載置されている。
【0023】
10は各ミシンヘッド6の下側に位置して支持台2のテーブル2A上に移動可能に設けられた移動枠で、該移動枠10には各ミシンヘッド6に対応して複数の刺繍枠(図示せず)が着脱可能に取付けられ、これらの各刺繍枠は刺繍対象物となる刺繍布(図示せず)をそれぞれ展張状態で保持するようになっている。そして、移動枠10は枠移動機構としての枠移動用アクチュエータ11(図2参照)によりテーブル2A上で各刺繍枠と共に前,後、左,右(例えばX,Y方向)に枠移動され、このときに各刺繍布には各刺繍針8の運針動作に従って刺繍データによる所定の刺繍柄が作成(実現)される。
【0024】
12は支持台2の前側に左右方向に伸長して設けられた運転棒で、該運転棒12は両端側が支持台2のテーブル2Aから垂下された左,右の支持ブラケット13,13に摺動可能に取付けられ、当該多頭式自動刺繍機を作動・停止させる手動スイッチを構成している。そして、オペレータが運転棒12を例えば左方向に摺動変位させると主軸モータ4等が作動し、右方向に摺動変位させたときには主軸モータ4等が作動停止されるようになる。
【0025】
14は支持台2のテーブル2A上等に設けられた刺繍機用制御装置(以下、制御装置14という)で、該制御装置14は箱形状をなす制御装置本体15と、該制御装置本体15の下部側に設けられたジョグキー、テンキー、ソフトキーまたは絵付きキー等からなるキーボード16と、該キーボード16の上側に設けられた表示手段としての表示器17と、キーボード16の下側に配設されたフロッピーディスク装置18と、制御装置本体15の内部または支持台2の背面側等に設けられたコントロールユニット19とから大略構成されている。
【0026】
ここで、前記コントロールユニット19はCPU,メモリ等からなるマイクロコンピュータとして構成され、その入力側には図2に示すように運転棒12、キーボード16、フロッピーディスク装置18およびテープリーダ(図示せず)等が接続されている。そして、コントロールユニット19の出力側には主軸モータ5、色替え用アクチュエータ7、枠移動用アクチュエータ11および表示器17等が接続されている。
【0027】
また、該コントロールユニット19の内部にはROM,RAM等のメモリからなるデータ記憶手段としての記憶部19Aが形成され、この記憶部19Aには後述する表示制御処理用のプログラム等が格納されると共に、例えばフロッピーディスク装置18等から読込んだ刺繍データを更新可能に記憶する構成となっている。そして、表示器17は記憶部19A内に記憶した刺繍データによる刺繍柄の情報を図4ないし図7に示す如く画面表示する構成となっている。
【0028】
なお、フロッピーディスク装置18はフロッピーディスク(記憶媒体)に予め記憶された刺繍データ等をキーボード16の操作等に従ってコントロールユニット19の記憶部19Aに読込ませたり、この記憶部19Aに記憶された刺繍データをフロッピーディスクに書込んだりするものである。
【0029】
本実施例による多頭式自動刺繍機は上述の如き構成を有するもので、次にコントロールユニット19による表示器17の表示制御処理について図3ないし図7を参照して説明する。
【0030】
まず、処理動作がスタートすると、ステップ1でフロッピーディスク装置18等から記憶部19A内に刺繍データを読込むと共に、キーボード16を操作して柄番選択等を行うことにより、後述するステップ2ないしステップ5の処理に沿って柄番が選択された刺繍柄の情報を図4に示す如く表示器17の画面上に表示する。
【0031】
即ち、ステップ2では選択された刺繍柄の柄番を「#02」として表示し、その柄名を「SUNRISE」として表示すると共に、その総針数を「2725st」として数値表示し、零針目(0st)から最終針目(2725st)までの総針数全体を、予め決められた所定の針数毎に区画または区分(例えば10等分)され零針目から最終針目まで直線状に延びた線分図形からなるゲージ図形21として表示する。
【0032】
また、ステップ3では当該刺繍柄の色替え回数を、例えば6回(TCF=0006)として表示すると共に、当該刺繍柄の色替え位置を柄ゲージ図形21と関連付けて視覚イメージとして具現化するため、「|」形状をなす合計6個の色替えマーク22,22,…を柄ゲージ図形21に近接した位置で零針目から色替え位置に相当する針数の位置にそれぞれ間隔をもって並べるように表示する。そして、刺繍機のオペレータ等は柄ゲージ図形21と各色替えマーク22とを見較べることによって、刺繍柄全体の色替え位置を視覚イメージとして確認することが可能となる。
【0033】
さらに、ステップ4では刺繍運転を開始して最初に使用する刺繍糸の色番号(針番号)を、次に選択する刺繍糸の色として「NC=C01」なる表示を行う共に、次なる色替え位置に達するまでの針数を「50st」として次色替え情報を数値表示する。そして、ステップ5では刺繍運転を開始してから刺繍完了時までに要する残時間を「R.time 00:05」なる5分間として表示すると共に、主軸モータ4の回転数に対応する刺繍設定速度(750)rpmを表示する。
【0034】
次に、ステップ6では当該刺繍機を運転可能な状態にセットし、図5に示すように現在の刺繍位置を表す「I」マークからなる運転マーク23を柄ゲージ図形21に沿って並行移動可能に表示する。ここで、運転マーク23は各色替えマーク22の上側に表示され、各色替えマーク22と同様に柄ゲージ図形21に対して垂直となる方向に短尺な棒状をなして延びているものの、各色替えマーク22よりも太い棒線として形成されている。
【0035】
そして、図5に示す画面表示は刺繍機の運転開始前であるから、運転マーク23が柄ゲージ図形21のうち零針目(0st)の位置におかれると共に、現在の針数が「0st」として数値表示され、現在のモータ回転数が「0rpm」として数値表示されている。なお、図5中の枠欄24内には刺繍データによる各針落ち点に関連した座標データが表示され、この座標データは移動枠10の相対位置(INC)および絶対位置(ABS)を、運転開始前において共に原点位置に対応する(V=0,H=0)として数値表示されている。
【0036】
次に、ステップ7では運転棒12等の操作により当該刺繍機が起動され、刺繍運転が開始された否かを判定し、「YES」と判定したときにはステップ8に移って刺繍制御を実行し、刺繍データに従って各針落ち点毎に枠移動用アクチュエータ11で移動枠10を水平方向(X,Y軸方向)に枠移動させつつ、各ミシンヘッド6でそれぞれの刺繍針8を上,下に往復動させることにより、移動枠10内に保持した刺繍布に前記各針落ち点からなる刺繍柄を自動的に作成する。
【0037】
そして、この刺繍運転の途中で色替え位置に達したときには、刺繍データ中の色替え信号に従って色替え用アクチュエータ7を作動させ、この色替え信号に対応した色番号(針番号)の刺繍糸(刺繍針)を選択しつつ、選択した刺繍糸による刺繍作業を続行する。
【0038】
また、ステップ9では刺繍運転により進められる前記刺繍布上での刺繍位置に応じて、図6および図7に示す如く運転マーク23等の表示制御を行い、この運転マーク23を柄ゲージ図形21に沿って並行移動させることにより、直線状に延びる柄ゲージ図形21に対する運転マーク23の相対位置から現在の刺繍位置を確認できるようにする。
【0039】
次に、ステップ10では運転棒12等の操作により刺繍運転が一時的に停止されたか否かを判定し、「YES」と判定したときにはステップ11に移って表示器17の画面上に図6に例示するような表示を行う。そして、この場合には運転停止状態での現在の刺繍位置を、例えば「1000st」なる針数位置として数値表示すると共に、この針数に対応した位置に運転マーク23を一時停止させた状態で画面表示する。
【0040】
また、図6の表示画面上では現在選択されている刺繍糸の色番号(針番号)を「NO3」として数値表示し、次なる色替え時の色番号を「NC=C04」として表示する共に、刺繍運転の開始時から次なる色替え位置に達するまでの針数を「1056st」として次色替え情報を数値表示する。さらに、表示器17の画面上では現在の刺繍位置から刺繍完了時までに要する残時間が、例えば3分間を示す「R.time 00:03」として表示されると共に、主軸モータ4の回転数に対応する刺繍設定速度(750)rpmが表示されている。
【0041】
なお、刺繍運転の開始後には図6に例示する如く、枠欄24内の座標データは相対位置(INC)が前回の針落ち点から今回の針落ち点までの相対移動量として、例えばY軸のプラス方向に5.3mm(V=53)、X軸のマイナス方向に2.7mm(H=−27)として数値表示され、絶対位置(ABS)が前記原点位置からの絶対移動量として、例えばY軸のマイナス方向に8.9mm(V=−89)、X軸のマイナス方向に11.5mm(H=−115)として数値表示されている。
【0042】
一方、ステップ10で「NO」と判定したときにはステップ8に移って刺繍運転が続けられ、ステップ9では表示器17によって図7に例示する画面表示を行う。そして、この場合には刺繍運転の続行途中における現在の刺繍位置を、例えば「1000st」なる針数位置として数値表示し、この針数に対応した位置から柄ゲージ図形21に沿って運転マーク23を漸次並行移動させるように表示制御を行い、現在のモータ回転数を「750rpm」として数値表示している。なお、刺繍運転の途中では移動枠10が枠移動を続けるために、枠欄24内の相対位置(INC)および絶対位置(ABS)は共に数値表示が切換わり途中として表されている。
【0043】
また、前記ステップ10で運転停止と判定したときには、ステップ11の表示処理を行った後にステップ7に戻って刺繍機の起動判定を行う。そして、この状態でステップ7により「NO」と判定したときには、例えば刺繍柄の作成完了時となってステップ12でリターンする。
【0044】
かくして、本実施例によれば、表示器17の画面上に刺繍開始時に選択された刺繍柄の総針数を数値表示し、零針目(0st)から最終針目(2725st)までを一定針数毎に、例えば10等分した線分図形からなる柄ゲージ図形21を表示すると共に、現在の刺繍位置を表す「I」マークからなる運転マーク23を柄ゲージ図形21に沿って並行移動可能に表示する構成としたから、刺繍機のオペレータは直線状に延びる柄ゲージ図形21と運転マーク23とを見較べることにより、刺繍柄全体に対する現在の刺繍位置を視覚イメージとして知ることができ、刺繍作業の進行状況を視覚的または直感的に確認することが可能となる。
【0045】
また、表示器17の画面上では刺繍柄の色替え回数を、例えば6回(TCF=0006)として表示すると共に、「|」形状をなす合計6個の色替えマーク22,22,…を柄ゲージ図形21に近接した位置で零針目から色替え位置に相当する針数の位置にそれぞれ間隔をもって並べるように表示する構成としたから、刺繍柄の色替え位置を各色替えマーク22により柄ゲージ図形21に関連した視覚イメージとして具現化でき、刺繍機のオペレータ等は柄ゲージ図形21と各色替えマーク22とを見較べることにより、刺繍柄全体の色替え位置を即座に視覚イメージとして把握しつつ、当該刺繍柄の色構成や柄の特徴等を容易に知ることができる。
【0046】
さらに、刺繍機の運転途中等では表示器17の画面上に、図6および図7等に示す如く次なる色替え時の色番号を「NC=C04」として表示する共に、刺繍運転の開始時から次なる色替え位置に達するまでの針数を「1056st」として次色替え情報を表示する構成としているから、刺繍機のオペレータ等は次色替え情報により次の色替え時に選択される刺繍糸の色や種類等を容易に知ることができると共に、次なる色替え位置までの針数を刺繍柄の開始位置からの針数(例えば1056st)として確認できる。
【0047】
そして、オペレータにとっては表示器17の画面上で現在の針数表示(例えば1000st)を参照しつつ、運転マーク23の位置から次なる色替えマーク22の位置に達するまでの間隔(針数)を、次色替え情報の針数(例えば1056st)との差分に基づき、例えば56針(56st)として知ることができ、現在の刺繍位置から次なる色替え位置までの針数や時間等を容易に確認できる。
【0048】
また、表示器17の画面上では現在の刺繍位置から刺繍完了時までに要する残時間を、例えば図6、図7中に3分間を示す「R.time 00:03」として表示すると共に、主軸モータ4の回転数に対応する刺繍設定速度(750)rpmを表示する構成としたから、刺繍機のオペレータ等はこの残時間や刺繍設定速度と共に柄ゲージ図形21、色替えマーク22および運転マーク23を参照して現在選択中の刺繍柄がどのような柄なのか等、柄の特徴を即座に把握することができ、有効な柄情報として活用できる。
【0049】
さらに、コントロールユニット19の記憶部19A内にはフロッピーディスク装置18等から複数の刺繍柄が読込まれ、前記ステップ1の処理によりこれらの各刺繍柄のうち、いずれか一の刺繍柄がキーボード16の操作等で柄選択されるから、例えば図4に例示した表示画面を柄選択動作に応じて適宜に切換えることができ、これらの各切換画面上に各刺繍柄毎の柄ゲージ図形21、各色替えマーク22および残時間等を表示することにより、各刺繍柄の色構成や柄の特徴等を即座に知らせ、柄選択作業に要する時間を確実に短縮することができる。
【0050】
従って、本実施例によれば、表示器17の画面上に柄ゲージ図形21、各色替えマーク22および運転マーク23等を表示することによって、刺繍柄の作成に必要な情報をオペレータ等に簡略化した図形情報として知らせることができると共に、刺繍運転の途中等では現在の刺繍位置を柄ゲージ図形21に沿って並行移動する運転マーク23により表示でき、現在の刺繍位置を刺繍柄全体の中での視覚イメージとして直感的に確認させることができる。
【0051】
また、表示器17の画面上を直線状に延び一定針数毎に目盛りで区画された線分図形によって柄ゲージ図形21を形成しているから、刺繍柄全体の総針数をシンプルな目盛り表示付きの線分図形としてオペレータに知らせることができ、表示器17の画面上における柄ゲージ図形21、各色替えマーク22および運転マーク23等の占有面積を小さくできると共に、これらをコンパクトにまとめることができ、表示器17の画面を特別に大きくする必要もなく、有効に活用することができる。
【0052】
次に、図8は本発明の第2の実施例を示し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。しかし、本実施例の特徴は、現在の刺繍位置を表示する運転マーク31を、刺繍運転の進行状況に応じて柄ゲージ図形21に沿うように並行移動する針先形状のアイコンマークとして表示したことにある。
【0053】
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるものの、特に本実施例では、運転マーク31を針先形状のアイコンとすることにより、不慣れなオペレータ等にも現在の刺繍位置をより明確な視覚イメージとして知らせることができる。
【0054】
次に、図9は本発明の第3の実施例を示し、本実施例でも前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。しかし、本実施例の特徴は、現在の刺繍位置を表示する運転マーク41をバーグラフとして表示し、このバーグラフからなる運転マーク41を刺繍運転時に柄ゲージ図形21に沿って延びるように、柄ゲージ図形21の近傍位置を並行移動させる構成としたことにある。
【0055】
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるものの、特に本実施例では、バーグラフからなる運転マーク41の動きにより現在の刺繍位置を明確な視覚イメージとして表示することができる。
【0056】
次に、図10は本発明の第4の実施例を示し、本実施例でも前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。しかし、本実施例の特徴は、刺繍柄の色替え位置を表示する色替えマーク51,51,…を柄ゲージ図形21に沿って並べるように配置した矢印マークにより形成すると共に、色替えの種類を区別するための符号(1,2,3,4,…)を各色替えマーク51に付属させる構成としたことにある。
【0057】
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるものの、特に本実施例では、各色替えマーク51の矢印により色替え位置を明確に確認できると共に、各色替えマーク51の符号(1〜6)から色替えの種類を容易に判別することができる。
【0058】
次に、図11は本発明の第5の実施例を示し、本実施例でも前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。しかし、本実施例の特徴は、刺繍柄の色替え位置を表示する色替えマーク61,61,…を柄ゲージ図形21に沿って並べるように配置した六角形状のマークにより形成すると共に、色替えの種類を区別するための符号(1,2,3,4,…)を六角形状の各色替えマーク61内に付す構成としたことにある。
【0059】
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるものの、特に本実施例では、六角形状をなす各色替えマーク61の角部位置から色替え位置を明確に確認できると共に、各色替えマーク61の符号(1〜6)から色替えの種類を判別することができる。
【0060】
なお、前記各実施例では、図3に示すプログラムのうちステップ2、ステップ9およびステップ11が柄ゲージ図形21を表示する総針数表示手段の具体例を示し、ステップ3、ステップ9およびステップ11が色替えマーク22(51,61)等を表示する色替え位置表示手段の具体例を示し、ステップ4、ステップ9およびステップ11が次色替え情報表示手段の具体例を示している。また、ステップ5、ステップ9およびステップ11が残時間表示手段の具体例を示し、ステップ6、ステップ9およびステップ11が運転マーク23(31,41)等を表示する刺繍位置表示手段の具体例を示している。
【0061】
また、前記各実施例では、柄ゲージ図形21を目盛り表示付きの線分図形として表すものとして述べたが、本発明はこれに限るものではなく、例えば柄ゲージ図形21の目盛り表示を省略してもよい。
【0062】
さらに、前記各実施例では、多頭式自動刺繍機を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば表示器を基台上等に装備した回転付きジグザグ刺繍機等の単頭式自動刺繍機にも適用できるものである。
【0063】
【発明の効果】
以上詳述した通り、請求項1に記載の発明では、表示器の画面上に刺繍柄の零針目から最終針目までの総針数全体を直線状に延びる線分図形として表示する総針数表示手段と、前記表示器の画面上で前記刺繍柄の色替え回数に相当する数の色替えマークを前記線分図形に沿って並べ、該各色替えマークにより刺繍の開始位置から色替え位置までの針数に相当する位置を表示する色替え位置表示手段と、前記刺繍機の運転による刺繍柄の作成位置を表すため、刺繍の進行に応じて前記線分図形に沿って並行移動する運転マークを表示器の画面上に表示する刺繍位置表示手段とを備える構成としているから、色替え位置表示手段で前記線分図形に沿って複数の色替えマークを表示することにより、刺繍柄の色替え位置をオペレータに視覚的に知らせることができる上に、表示器の画面上に運転マーク等を表示することによって、刺繍柄の作成に必要な情報をオペレータ等に簡略化した図形情報として知らせることができ、オペレータは選択した刺繍柄全体の中で現在の刺繍位置を視覚的または直感的に確認することができる。また、これらの線分図形、複数の色替えマークおよび運転マーク等を、表示器の画面上にコンパクトにまとめて表示することができる。
【0065】
また、請求項2に記載の発明では、刺繍機による次なる色替え情報を刺繍柄の作成開始位置から色替え位置までの針数を含めて刺繍糸の色番号と共に表示器の画面上に数値表示する次色替え情報表示手段を備える構成としているので、この次色替え情報表示手段により、次に選択される刺繍糸の種類等を刺繍糸の色番号として表示できると共に、現在作成途中にある刺繍柄の次なる色替え位置までの針数を、刺繍柄の開始位置からの針数として表示できる。そして、オペレータにとっては表示器の画面上における現在の針数表示を参照しつつ、現在の運転マーク位置から次なる色替えマーク位置に達するまでの時間や針数等を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例による表示制御装置が設けられた多頭式自動刺繍機を示す正面図である。
【図2】 図1に示す多頭式自動刺繍機の制御ブロック図である。
【図3】 コントロールユニットによる表示制御処理を示す流れ図である。
【図4】 刺繍データ読込み時の画面表示を示す説明図である。
【図5】 運転マークを画面表示した刺繍機の運転を開始する前の状態を示す説明図である。
【図6】 刺繍機の運転途中で刺繍を停止させた状態の画面表示を示す説明図である。
【図7】 刺繍機の運転を続けている状態の画面表示を示す説明図である。
【図8】 本発明の第2の実施例による表示制御装置の画面表示を示す説明図である。
【図9】 本発明の第3の実施例による表示制御装置の画面表示を示す説明図である。
【図10】 本発明の第4の実施例による表示制御装置の画面表示を示す説明図である。
【図11】 本発明の第5の実施例による表示制御装置の画面表示を示す説明図である。
【図12】 従来技術による表示器の画面表示を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ミシン本体(刺繍機本体)
2 支持台
4 主軸モータ
6 ミシンヘッド
7 色替え用アクチュエータ
8 刺繍針
10 移動枠(刺繍枠)
11 枠移動用アクチュエータ
12 運転棒
14 刺繍機用制御装置
17 表示器
21 柄ゲージ図形(線分図形)
22,51,61 色替えマーク
23,31,41 運転マーク
Claims (2)
- 刺繍データに従って運転制御され複数本の刺繍針(8)により複数色の刺繍糸を用いて刺繍柄の作成を行う刺繍機(1)と、該刺繍機(1)に設けられ前記刺繍データによる刺繍柄の情報を画面上に表示する表示器(17)とからなる刺繍機用表示制御装置において、
前記表示器(17)の画面上に前記刺繍柄の零針目から最終針目までの総針数全体を直線状に延びる線分図形(21)として表示する総針数表示手段と、
前記表示器(17)の画面上で前記刺繍柄の色替え回数に相当する数の色替えマーク(22,51,61)を前記線分図形(21)に沿って並べ、該各色替えマーク(22,51,61)により刺繍の開始位置から色替え位置までの針数に相当する位置を表示する色替え位置表示手段と、
前記刺繍機(1)の運転による刺繍柄の作成位置を表すため、刺繍の進行に応じて前記線分図形(21)に沿って並行移動する運転マーク(23,31,41)を前記表示器(17)の画面上に表示する刺繍位置表示手段とを備える構成としたことを特徴とする刺繍機用表示制御装置。 - 前記刺繍機(1)による次なる色替え情報を前記刺繍柄の作成開始位置から色替え位置までの針数を含めて刺繍糸の色番号と共に前記表示器(17)の画面上に数値表示する次色替え情報表示手段を備えてなる請求項1に記載の刺繍機用表示制御装置。
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