JP2909994B2 - 自動刺繍機の枠移動制御装置 - Google Patents
自動刺繍機の枠移動制御装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば単頭式または多頭式自動刺繍ミシン
等に好適に用いられる自動刺繍機の枠移動制御装置に関
し、特に、刺繍枠の交換時、アップリケの装着時に刺繍
機本体に対して移動枠を所定位置へと自動的に移動でき
るようにした自動刺繍機の枠移動制御装置に関する。
等に好適に用いられる自動刺繍機の枠移動制御装置に関
し、特に、刺繍枠の交換時、アップリケの装着時に刺繍
機本体に対して移動枠を所定位置へと自動的に移動でき
るようにした自動刺繍機の枠移動制御装置に関する。
第5図ないし第9図に従来技術の自動刺繍機として多
頭式自動刺繍ミシンを例に挙げて示す。
頭式自動刺繍ミシンを例に挙げて示す。
図において、1は略長方形の枠体として形成された移
動枠を示し、該移動枠1は多頭式自動刺繍ミシンの本体
を構成する刺繍機本体を構成する刺繍機本体の各頭部
(いずれも図示せず)の下方に配設され、後述の刺繍枠
5を着脱可能に支持するようになっている。2は移動枠
1をX軸方向に移動させるX軸方向移動機構、3は移動
枠1をY軸方向に移動させるY軸方向移動機構を示し、
該移動機構2,3はそれぞれパルスモータ等の駆動源を備
え、ロッド2A,3Aを介して移動枠1をX軸、Y軸方向に
移動する枠移動機構4(第7図参照)を構成している。
動枠を示し、該移動枠1は多頭式自動刺繍ミシンの本体
を構成する刺繍機本体を構成する刺繍機本体の各頭部
(いずれも図示せず)の下方に配設され、後述の刺繍枠
5を着脱可能に支持するようになっている。2は移動枠
1をX軸方向に移動させるX軸方向移動機構、3は移動
枠1をY軸方向に移動させるY軸方向移動機構を示し、
該移動機構2,3はそれぞれパルスモータ等の駆動源を備
え、ロッド2A,3Aを介して移動枠1をX軸、Y軸方向に
移動する枠移動機構4(第7図参照)を構成している。
5,5,…は移動枠1に着脱可能に取付けられ、該移動枠
1にX軸方向に列設された刺繍枠を示し、該各刺繍枠5
は、例えば2本の円形状枠板によって構成され、これら
の枠板間で刺繍用の布6を挟持することにより、それぞ
れの布6を展張した状態で保持するようになっている。
そして、該各刺繍枠5は各布6を刺繍機本体の各頭部下
方に配置させ、刺繍機本体の各頭部からそれぞれ刺繍針
(図示せず)を運針させるときに、移動機構2,3で移動
枠1と共に各布6をX軸方向、Y軸方向に移動させるこ
とにより、該各布6上に第6図に例示する如く所定の刺
繍柄7を作成させるようになっている。
1にX軸方向に列設された刺繍枠を示し、該各刺繍枠5
は、例えば2本の円形状枠板によって構成され、これら
の枠板間で刺繍用の布6を挟持することにより、それぞ
れの布6を展張した状態で保持するようになっている。
そして、該各刺繍枠5は各布6を刺繍機本体の各頭部下
方に配置させ、刺繍機本体の各頭部からそれぞれ刺繍針
(図示せず)を運針させるときに、移動機構2,3で移動
枠1と共に各布6をX軸方向、Y軸方向に移動させるこ
とにより、該各布6上に第6図に例示する如く所定の刺
繍柄7を作成させるようになっている。
ここで、第6図では花模様をなす刺繍柄7を一例とし
て挙げるに、該刺繍柄7は、略円形状の花心部7Aと、該
花心部7Aの周囲に位置する例えば7本の花弁部7B,7B,…
と、花心部7Aから細長く伸びる茎部7Cとから構成されて
いる。そして、該刺繍柄7は花心部7Aに略円形のアップ
リケを刺繍糸で縫付けることによって形成され、各花弁
部7Bおよび茎部7Cはそれぞれ異なる色の刺繍糸を後述の
ステッチデータに基づき運針させて縫込むことにより形
成される。この場合、該刺繍柄7は移動機構2,3で移動
枠1を各刺繍枠5と共にX軸、Y軸方向に移動し、刺繍
機本体の頭部から垂下する刺繍針の先端を第6図中に示
す開始点Sの位置に位置決めした後、刺繍機本体で刺繍
針を運針しつつ、各刺繍枠5をX軸、Y軸方向に移動す
ることにより作成され、終了時には前記刺繍針が終了点
Eの位置に配設される。
て挙げるに、該刺繍柄7は、略円形状の花心部7Aと、該
花心部7Aの周囲に位置する例えば7本の花弁部7B,7B,…
と、花心部7Aから細長く伸びる茎部7Cとから構成されて
いる。そして、該刺繍柄7は花心部7Aに略円形のアップ
リケを刺繍糸で縫付けることによって形成され、各花弁
部7Bおよび茎部7Cはそれぞれ異なる色の刺繍糸を後述の
ステッチデータに基づき運針させて縫込むことにより形
成される。この場合、該刺繍柄7は移動機構2,3で移動
枠1を各刺繍枠5と共にX軸、Y軸方向に移動し、刺繍
機本体の頭部から垂下する刺繍針の先端を第6図中に示
す開始点Sの位置に位置決めした後、刺繍機本体で刺繍
針を運針しつつ、各刺繍枠5をX軸、Y軸方向に移動す
ることにより作成され、終了時には前記刺繍針が終了点
Eの位置に配設される。
次に第7図中、8は多頭式自動刺繍ミシンの制御装置
を示し、該制御装置8は、演算回路、処理回路、記憶回
路等を含むマイクロコンピュータによって構成され、そ
の入力側はテープリーダ9,フロッピーディスク装置10お
よびキーボード11等に接続され、出力側はディスプレイ
12,刺繍機本体のアクチュエータ13,枠移動機構4および
テープパンチャ14等に接続されている。そして、該制御
装置8はテープリーダ9またはフロッピーディスク装置
10等から出力される運針データとしてのステッチデータ
に基づき第9図に示す如く刺繍柄作成処理を行うように
なっている。
を示し、該制御装置8は、演算回路、処理回路、記憶回
路等を含むマイクロコンピュータによって構成され、そ
の入力側はテープリーダ9,フロッピーディスク装置10お
よびキーボード11等に接続され、出力側はディスプレイ
12,刺繍機本体のアクチュエータ13,枠移動機構4および
テープパンチャ14等に接続されている。そして、該制御
装置8はテープリーダ9またはフロッピーディスク装置
10等から出力される運針データとしてのステッチデータ
に基づき第9図に示す如く刺繍柄作成処理を行うように
なっている。
ここで、キーボード11には第8図に示す如きジョグス
イッチ15が付設され、該ジョグスイッチ15は、枠移動機
構4を駆動して各刺繍枠5をX軸、Y軸方向に移動さ
せ、刺繍用の布6を刺繍機本体の刺繍針に対して開始点
S(第6図参照)へと自動位置決めする原点スイッチ15
Aと、各刺繍枠5を移動枠1と共に第6図中のX軸方向
に移動させるX軸方向移動スイッチ15B,15Cと、Y軸方
向に移動させるY軸方向移動スイッチ15D,15Eとから構
成されている。
イッチ15が付設され、該ジョグスイッチ15は、枠移動機
構4を駆動して各刺繍枠5をX軸、Y軸方向に移動さ
せ、刺繍用の布6を刺繍機本体の刺繍針に対して開始点
S(第6図参照)へと自動位置決めする原点スイッチ15
Aと、各刺繍枠5を移動枠1と共に第6図中のX軸方向
に移動させるX軸方向移動スイッチ15B,15Cと、Y軸方
向に移動させるY軸方向移動スイッチ15D,15Eとから構
成されている。
また、ディスプレイ12の画面上には、例えば第6図に
示す刺繍柄7に対応した画像が表示されると共に、この
刺繍柄7のサイズlX,lY、開始点Sに対する刺繍柄7の
最大位置データとして点Aの座標(XA,YA)および点B
の座標(XB,YB)が数値データとして表示され、さらに
終了点Eの座標(XE,YE)も数値データとして表示され
る。なお、第6図中に二点鎖線で示した仮想枠16は説明
の都合上用いたもので実際には表示されず、該仮想枠16
は刺繍柄7に外接し、例えば枠線16Aは茎部7Cの端部に
外接してY軸に平行となり、枠線16Bは花弁部7Bに外接
してX軸に平行となっている。
示す刺繍柄7に対応した画像が表示されると共に、この
刺繍柄7のサイズlX,lY、開始点Sに対する刺繍柄7の
最大位置データとして点Aの座標(XA,YA)および点B
の座標(XB,YB)が数値データとして表示され、さらに
終了点Eの座標(XE,YE)も数値データとして表示され
る。なお、第6図中に二点鎖線で示した仮想枠16は説明
の都合上用いたもので実際には表示されず、該仮想枠16
は刺繍柄7に外接し、例えば枠線16Aは茎部7Cの端部に
外接してY軸に平行となり、枠線16Bは花弁部7Bに外接
してX軸に平行となっている。
従来技術による多頭式自動刺繍ミシンは上述のごとき
構成を有するもので、次に制御装置8による刺繍柄作成
処理について第9図を参照して述べる。
構成を有するもので、次に制御装置8による刺繍柄作成
処理について第9図を参照して述べる。
まず、処理動作がスタートすると、ステップ1で手動
操作により刺繍柄を、例えば第6図に示す刺繍柄7とし
て選択すると、ステップ2で該刺繍柄7に対応するステ
ッチデータをテープリーダ9等から読込み、ディスプレ
イ12の画面上に刺繍柄7に対応する画像が表示されると
共に、前記サイズlX,lY、点A,B,Eの座標等が数値デー
タとして表示される。そして、ステップ3ではジョグス
イッチ15を用いて移動枠1を各刺繍枠5と共に移動機構
2,3によりX軸、Y軸方向に移動させ、刺繍機本体の各
頭部から垂下する刺繍針の真下に布6の開始点Sを位置
決めする。
操作により刺繍柄を、例えば第6図に示す刺繍柄7とし
て選択すると、ステップ2で該刺繍柄7に対応するステ
ッチデータをテープリーダ9等から読込み、ディスプレ
イ12の画面上に刺繍柄7に対応する画像が表示されると
共に、前記サイズlX,lY、点A,B,Eの座標等が数値デー
タとして表示される。そして、ステップ3ではジョグス
イッチ15を用いて移動枠1を各刺繍枠5と共に移動機構
2,3によりX軸、Y軸方向に移動させ、刺繍機本体の各
頭部から垂下する刺繍針の真下に布6の開始点Sを位置
決めする。
次に、ステップ4で刺繍機本体の起動スイッチ(図示
せず)をONすると、ステップ5に移って刺繍機本体のア
クチュエータ13および枠移動機構4に制御信号を出力
し、刺繍枠5をX軸、Y軸方向に移動させつつ、刺繍機
本体の刺繍針を運針させることにより、前記ステッチデ
ータに基づいき布6上に刺繍柄7を作成させる。この場
合、制御装置8は刺繍機本体の刺繍針が第6図中に例示
する刺繍柄7のいずれの位置で運針されているかを、現
在位置として演算処理しつつ認識するようになってお
り、この現在位置は制御装置8の記憶エリア8A内に開始
点Sに対する現在位置データとして順次更新されつつ記
憶されるようになっている。
せず)をONすると、ステップ5に移って刺繍機本体のア
クチュエータ13および枠移動機構4に制御信号を出力
し、刺繍枠5をX軸、Y軸方向に移動させつつ、刺繍機
本体の刺繍針を運針させることにより、前記ステッチデ
ータに基づいき布6上に刺繍柄7を作成させる。この場
合、制御装置8は刺繍機本体の刺繍針が第6図中に例示
する刺繍柄7のいずれの位置で運針されているかを、現
在位置として演算処理しつつ認識するようになってお
り、この現在位置は制御装置8の記憶エリア8A内に開始
点Sに対する現在位置データとして順次更新されつつ記
憶されるようになっている。
そして、ステップ6では前記スイッチデータの途中に
アップリケ信号が有るか否かを判定し、「YES」と判定
したときには刺繍機本体の刺繍針が、例えば第6図中の
縫付け開始点Cの位置に達し、花心部7Aを形成するアッ
プリケを装着する必要があるから、ステップ7に移って
刺繍柄7の作成を中断させ、ステップ8でジョグスイッ
チ15を手動操作して移動機構3により刺繍枠5を布6と
共にY軸方向(実際は−Y軸方向)に移動させ、刺繍針
を花心部7Aから離間させるべく、該刺繍針を第6図に例
示するアップリケ用の縫付け開始点Cからアップリケ装
置位置としての装着点Dへと相対移動させる。
アップリケ信号が有るか否かを判定し、「YES」と判定
したときには刺繍機本体の刺繍針が、例えば第6図中の
縫付け開始点Cの位置に達し、花心部7Aを形成するアッ
プリケを装着する必要があるから、ステップ7に移って
刺繍柄7の作成を中断させ、ステップ8でジョグスイッ
チ15を手動操作して移動機構3により刺繍枠5を布6と
共にY軸方向(実際は−Y軸方向)に移動させ、刺繍針
を花心部7Aから離間させるべく、該刺繍針を第6図に例
示するアップリケ用の縫付け開始点Cからアップリケ装
置位置としての装着点Dへと相対移動させる。
次に、刺繍針が装着点D上に位置するように刺繍枠5
と共に布6を移動させた状態で、ステップ9に移って花
心部7Aの位置に円形のアップリケを装着しステップ10で
再びジョグスイッチ15を用いて布6を刺繍枠5と共にY
軸方向に移動させ、刺繍針を装着点Dから縫付け開始点
C上へと再び相対移動させる。そして、この状態でステ
ップ11に移って起動スイッチをONし、ステップ5に移っ
て前記スイッチデータに基づきアップリケ信号以降の処
理を続行させ、刺繍柄7の花心部7Aの位置にアップリケ
を縫付けると共に、各花弁部7Bおよび茎部7Cの刺繍を作
成させる。
と共に布6を移動させた状態で、ステップ9に移って花
心部7Aの位置に円形のアップリケを装着しステップ10で
再びジョグスイッチ15を用いて布6を刺繍枠5と共にY
軸方向に移動させ、刺繍針を装着点Dから縫付け開始点
C上へと再び相対移動させる。そして、この状態でステ
ップ11に移って起動スイッチをONし、ステップ5に移っ
て前記スイッチデータに基づきアップリケ信号以降の処
理を続行させ、刺繍柄7の花心部7Aの位置にアップリケ
を縫付けると共に、各花弁部7Bおよび茎部7Cの刺繍を作
成させる。
次に、ステップ12に移って刺繍柄7の作成が終了した
か否かを判定し、「YES」と判定したときにはステップ1
3に移って刺繍機本体のアクチュエータ13および枠移動
機構4を停止させる。そして、ステップ14では第6図中
の終了点Eの位置にある刺繍針を、例えば交換位置とな
る線17上の交換点Fまで相対移動すべく、ジョグスイッ
チ15で移動枠1をY軸方向、即ち第5図中のロッド3Aを
縮小させる方向に移動量(lY+h)だけ移動させ、ステ
ップ15で刺繍枠5と布6と共に交換する。
か否かを判定し、「YES」と判定したときにはステップ1
3に移って刺繍機本体のアクチュエータ13および枠移動
機構4を停止させる。そして、ステップ14では第6図中
の終了点Eの位置にある刺繍針を、例えば交換位置とな
る線17上の交換点Fまで相対移動すべく、ジョグスイッ
チ15で移動枠1をY軸方向、即ち第5図中のロッド3Aを
縮小させる方向に移動量(lY+h)だけ移動させ、ステ
ップ15で刺繍枠5と布6と共に交換する。
この場合、刺繍針は第6図中に例示した交換点Fの位
置にあるから、刺繍枠5の交換時に刺繍針が邪魔になる
のを防止でき、刺繍針を損傷させる等の問題も解消でき
る。また、刺繍枠5の交換は予め布6を展張した状態の
刺繍枠5を移動枠1に順次交換して取付けてもよく、布
6のみを新しい布6と交換し、刺繍枠5で展張した状態
で枠交換を行うようにしてもよい。そして、枠交換後は
ステップ16でジョグスイッチ15の原点スイッチ15AをON
操作することにより、ステップ17で刺繍枠5を開始点S
の位置に移動させ、ステップ4以降の処理を続行させる
ことにより、各刺繍枠5の布6上にそれぞれ刺繍柄7を
順次作成させる。
置にあるから、刺繍枠5の交換時に刺繍針が邪魔になる
のを防止でき、刺繍針を損傷させる等の問題も解消でき
る。また、刺繍枠5の交換は予め布6を展張した状態の
刺繍枠5を移動枠1に順次交換して取付けてもよく、布
6のみを新しい布6と交換し、刺繍枠5で展張した状態
で枠交換を行うようにしてもよい。そして、枠交換後は
ステップ16でジョグスイッチ15の原点スイッチ15AをON
操作することにより、ステップ17で刺繍枠5を開始点S
の位置に移動させ、ステップ4以降の処理を続行させる
ことにより、各刺繍枠5の布6上にそれぞれ刺繍柄7を
順次作成させる。
ところで、上述した従来技術では、例えば刺繍柄7の
作成途中で花心部7Aにアップリケを装着するとき、刺繍
柄7の作成終了後に刺繍枠5を交換するときにそれぞれ
ジョグスイッチ15を手動操作して枠移動を行い、刺繍針
をY軸方向に相対移動しなければならず、ジョグスイッ
チ15による枠移動に手間がかかるという問題がある。
作成途中で花心部7Aにアップリケを装着するとき、刺繍
柄7の作成終了後に刺繍枠5を交換するときにそれぞれ
ジョグスイッチ15を手動操作して枠移動を行い、刺繍針
をY軸方向に相対移動しなければならず、ジョグスイッ
チ15による枠移動に手間がかかるという問題がある。
特に、アップリケの装着時にはジョグスイッチ15によ
り刺繍針を縫付け開始点Cから装着点Dまで相対移動す
べく枠移動を行い、アップリケの装着後に再び縫付け開
始点Cまで戻さなければならず、縫付け開始点Cはオペ
レータが目視で確認しているに過ぎないから、この開始
点Cへの枠移動は非常に難しいという問題がある。
り刺繍針を縫付け開始点Cから装着点Dまで相対移動す
べく枠移動を行い、アップリケの装着後に再び縫付け開
始点Cまで戻さなければならず、縫付け開始点Cはオペ
レータが目視で確認しているに過ぎないから、この開始
点Cへの枠移動は非常に難しいという問題がある。
また、上記問題を解決すべく、例えばテープリーダ9
で読取るテープ(図示せず)のステッチデータ内にアッ
プリケ装着用の枠移動データおよび枠交換用の枠移動デ
ータ等を追加することも提案されているが、この場合に
は、種類の異なる自動刺繍ミシンにステッチデータを互
換性をもって使用できなくなる上に、このステッチデー
タに基づき刺繍柄を反転、回転、拡大、縮小させたとき
に、枠移動を自動的に行った後に、再びジョグスイッチ
15を用いて手動操作により枠移動を行う必要が生じる等
の問題がある。
で読取るテープ(図示せず)のステッチデータ内にアッ
プリケ装着用の枠移動データおよび枠交換用の枠移動デ
ータ等を追加することも提案されているが、この場合に
は、種類の異なる自動刺繍ミシンにステッチデータを互
換性をもって使用できなくなる上に、このステッチデー
タに基づき刺繍柄を反転、回転、拡大、縮小させたとき
に、枠移動を自動的に行った後に、再びジョグスイッチ
15を用いて手動操作により枠移動を行う必要が生じる等
の問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもの
で、本発明はアップリケの装着時、枠交換時等に枠移動
を自動的に行うことができ、刺繍柄の交換時等にも移動
量を簡単に変更して設定でき、操作性を大幅に向上でき
るようにした自動刺繍機の枠移動制御装置を提供するこ
とを目的としている。
で、本発明はアップリケの装着時、枠交換時等に枠移動
を自動的に行うことができ、刺繍柄の交換時等にも移動
量を簡単に変更して設定でき、操作性を大幅に向上でき
るようにした自動刺繍機の枠移動制御装置を提供するこ
とを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、移動枠
と、該移動枠をX軸、Y軸方向に移動させる枠移動機構
と、前記移動枠に着脱可能に取付けられ、刺繍用の布を
展張した状態で保持する刺繍枠と、該刺繍枠を移動枠と
共に前記枠移動機構により移動させつつ、該刺繍枠の布
上に所定の刺繍柄を作成する刺繍機本体とからなる自動
刺繍機に適用される。
と、該移動枠をX軸、Y軸方向に移動させる枠移動機構
と、前記移動枠に着脱可能に取付けられ、刺繍用の布を
展張した状態で保持する刺繍枠と、該刺繍枠を移動枠と
共に前記枠移動機構により移動させつつ、該刺繍枠の布
上に所定の刺繍柄を作成する刺繍機本体とからなる自動
刺繍機に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前
記刺繍機本体により刺繍枠の布上に作成する刺繍柄の大
きさを、該刺繍柄の開始点に対するX軸、Y軸方向の最
大位置データとして演算する最大位置演算手段と、前記
刺繍枠の交換位置までのY軸方向移動量を、該最大位置
演算手段によるY軸方向の最大位置データに基づきY軸
方向の交換位置データとして記憶する交換位置記憶手段
と、前記刺繍枠の交換時に該交換位置記憶手段による交
換位置データに従って前記枠移動機構を作動させ、前記
移動枠を刺繍枠の交換位置まで移動させる交換位置移動
制御手段とを備える構成としたことにある。
記刺繍機本体により刺繍枠の布上に作成する刺繍柄の大
きさを、該刺繍柄の開始点に対するX軸、Y軸方向の最
大位置データとして演算する最大位置演算手段と、前記
刺繍枠の交換位置までのY軸方向移動量を、該最大位置
演算手段によるY軸方向の最大位置データに基づきY軸
方向の交換位置データとして記憶する交換位置記憶手段
と、前記刺繍枠の交換時に該交換位置記憶手段による交
換位置データに従って前記枠移動機構を作動させ、前記
移動枠を刺繍枠の交換位置まで移動させる交換位置移動
制御手段とを備える構成としたことにある。
また、請求項2の発明では、刺繍枠の布上に作成する
刺繍柄の中にアップリケを装着するため該アップリケの
装着位置を装着位置データとして記憶する装着位置記憶
手段と、該装着位置記憶手段による装着位置データに従
って前記枠移動機構を作動させ、移動枠をアップリケの
装着位置まで移動させる装着位置移動制御手段とを備え
てなる構成としている。
刺繍柄の中にアップリケを装着するため該アップリケの
装着位置を装着位置データとして記憶する装着位置記憶
手段と、該装着位置記憶手段による装着位置データに従
って前記枠移動機構を作動させ、移動枠をアップリケの
装着位置まで移動させる装着位置移動制御手段とを備え
てなる構成としている。
また、請求項3の発明では、装着位置記憶手段は、刺
繍柄の開始点からアップリケの装着位置までのY軸方向
移動量をY軸方向の装着位置データとして記憶してなる
構成としている。
繍柄の開始点からアップリケの装着位置までのY軸方向
移動量をY軸方向の装着位置データとして記憶してなる
構成としている。
さらに、請求項4の発明では、装着位置記憶手段は、
刺繍機本体により刺繍枠の布上にアップリケを縫付ける
縫付け開始点を予め記憶し、該縫付け開始点から前記ア
ップリケの装着位置までのY軸方向移動量をY軸方向の
装着位置データとして記憶してなる構成としている。
刺繍機本体により刺繍枠の布上にアップリケを縫付ける
縫付け開始点を予め記憶し、該縫付け開始点から前記ア
ップリケの装着位置までのY軸方向移動量をY軸方向の
装着位置データとして記憶してなる構成としている。
このように構成したことにより、請求項1の発明で
は、最大位置演算手段で刺繍柄の大きさを該刺繍柄の開
始点に対するX軸、Y軸方向の最大位置データとして演
算することができる。そして、交換位置記憶手段では刺
繍枠の交換位置までのY軸方向移動量を、前記最大位置
演算手段によるY軸方向の最大位置データに基づきY軸
方向の交換位置データとして記憶することができ、交換
位置移動制御手段では交換位置記憶手段による交換位置
データに従って枠移動機構を作動させることにより、移
動枠を刺繍枠の交換位置まで自動的に移動できる。
は、最大位置演算手段で刺繍柄の大きさを該刺繍柄の開
始点に対するX軸、Y軸方向の最大位置データとして演
算することができる。そして、交換位置記憶手段では刺
繍枠の交換位置までのY軸方向移動量を、前記最大位置
演算手段によるY軸方向の最大位置データに基づきY軸
方向の交換位置データとして記憶することができ、交換
位置移動制御手段では交換位置記憶手段による交換位置
データに従って枠移動機構を作動させることにより、移
動枠を刺繍枠の交換位置まで自動的に移動できる。
また、請求項2の発明では、刺繍枠の布上に作成する
刺繍柄の中にアップリケを装着する場合に、装着位置記
憶手段によりアップリケの装着位置を装着位置データと
して記憶でき、装着位置移動制御手段では前記装着位置
記憶手段の装着位置データに従って枠移動機構を作動さ
せることにより、移動枠をアップリケの装着位置まで自
動的に移動できる。
刺繍柄の中にアップリケを装着する場合に、装着位置記
憶手段によりアップリケの装着位置を装着位置データと
して記憶でき、装着位置移動制御手段では前記装着位置
記憶手段の装着位置データに従って枠移動機構を作動さ
せることにより、移動枠をアップリケの装着位置まで自
動的に移動できる。
また、請求項3の発明では、刺繍柄の開始点からアッ
プリケの装着位置までのY軸方向移動量を装着位置記憶
手段によりY軸方向の装着位置データとして記憶するこ
とができる。
プリケの装着位置までのY軸方向移動量を装着位置記憶
手段によりY軸方向の装着位置データとして記憶するこ
とができる。
さらに、請求項4の発明では、装着位置記憶手段によ
りアップリケの縫付け開始点を予め記憶しておくことが
できると共に、縫付け開始点からアップリケの装着位置
までのY軸方向移動量をY軸方向の装着位置データとし
て記憶することができる。
りアップリケの縫付け開始点を予め記憶しておくことが
できると共に、縫付け開始点からアップリケの装着位置
までのY軸方向移動量をY軸方向の装着位置データとし
て記憶することができる。
以下、本発明の実施例を第1図ないし第4図に基づき
説明する。なお、実施例では前述した第5図ないし第8
図に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
説明する。なお、実施例では前述した第5図ないし第8
図に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
図中、21は多頭式自動刺繍ミシンの制御装置を示し、
該制御装置21は従来技術で述べた制御装置8とほぼ同様
に構成され、その入力側にはテープリーダ9,フロッピー
ディスク装置10およびキーボード22等が接続され、出力
側にはディスプレイ12,刺繍機本体のアクチュエータ13,
枠移動機構4およびテープパンチャ14等が接続されてい
る。そして、該制御装置21はその記憶回路内に第3図に
示すプログラム等が格納され、刺繍柄作成処理等を行う
ようになっている。また、該制御装置21の記憶回路には
その記録エリア21A内にキーボード22の操作による後述
の交換位置データおよび装着位置データ等が格納されて
いる。
該制御装置21は従来技術で述べた制御装置8とほぼ同様
に構成され、その入力側にはテープリーダ9,フロッピー
ディスク装置10およびキーボード22等が接続され、出力
側にはディスプレイ12,刺繍機本体のアクチュエータ13,
枠移動機構4およびテープパンチャ14等が接続されてい
る。そして、該制御装置21はその記憶回路内に第3図に
示すプログラム等が格納され、刺繍柄作成処理等を行う
ようになっている。また、該制御装置21の記憶回路には
その記録エリア21A内にキーボード22の操作による後述
の交換位置データおよび装着位置データ等が格納されて
いる。
ここで、キーボード22は交換位置データおよび装着位
置データ等の入力手段を構成し、第8図に示したジョグ
スイッチ15に加えて、枠交換用のスイッチ,アップリケ
装着用のスイッチおよびファンクションスイッチが設け
られている。そして、該キーボード22は第2図に例示す
る如く、枠交換用のスイッチを操作した後にファンクシ
ョンスイッチを「0」に設定すると、自動枠交換を不要
とする指令信号を制御装置21に出力し、ファンクション
スイッチを「1」に設定したときには、枠交換時に開始
点Sから移動量aの枠移動を行う指令信号を出力し、
「2」に設定したときには最大位置、例えば第4図に示
す仮想枠16の枠線16Bから移動量hの枠移動を行う指令
信号を出力し、「3」に設定したときに枠線16Bの位置
への枠移動を行う指令信号を出力する。
置データ等の入力手段を構成し、第8図に示したジョグ
スイッチ15に加えて、枠交換用のスイッチ,アップリケ
装着用のスイッチおよびファンクションスイッチが設け
られている。そして、該キーボード22は第2図に例示す
る如く、枠交換用のスイッチを操作した後にファンクシ
ョンスイッチを「0」に設定すると、自動枠交換を不要
とする指令信号を制御装置21に出力し、ファンクション
スイッチを「1」に設定したときには、枠交換時に開始
点Sから移動量aの枠移動を行う指令信号を出力し、
「2」に設定したときには最大位置、例えば第4図に示
す仮想枠16の枠線16Bから移動量hの枠移動を行う指令
信号を出力し、「3」に設定したときに枠線16Bの位置
への枠移動を行う指令信号を出力する。
また、アップリケ装着用のスイッチを操作した後にフ
ァンクションスイッチを「0」に設定すると、アップリ
ケの自動装着を不要とする指令信号が制御装置21に出力
され、ファンクションスイッチを「1」に設定したとき
に、アップリケの装着時に開始点Sから移動量aの枠移
動を行う指令信号を出力し、「2」に設定したときには
前記枠線16Bの位置から移動量hの枠移動を行う指令信
号を出力し、「3」に設定したときには枠線16Bの位置
への枠移動を行う指令信号を出力し、「4」に設定した
ときにはアップリケの縫付け開始点Cから移動量bの枠
移動を行う指令信号を出力するようになっている。
ァンクションスイッチを「0」に設定すると、アップリ
ケの自動装着を不要とする指令信号が制御装置21に出力
され、ファンクションスイッチを「1」に設定したとき
に、アップリケの装着時に開始点Sから移動量aの枠移
動を行う指令信号を出力し、「2」に設定したときには
前記枠線16Bの位置から移動量hの枠移動を行う指令信
号を出力し、「3」に設定したときには枠線16Bの位置
への枠移動を行う指令信号を出力し、「4」に設定した
ときにはアップリケの縫付け開始点Cから移動量bの枠
移動を行う指令信号を出力するようになっている。
本実施例による自動刺繍ミシンの枠移動制御装置は上
述のごとき構成を有するもので、次に制御装置21による
刺繍柄作成処理について第3図,第4図を参照して説明
する。
述のごとき構成を有するもので、次に制御装置21による
刺繍柄作成処理について第3図,第4図を参照して説明
する。
まず、処理動作がスタートすると、ステップ21,22で
第9図に示したステップ1,2と同様の処理を行い、ステ
ップ23に移ってキーボード22による枠交換の設定を行
う。この場合、例えば枠交換用のスイッチを操作してフ
ァンクションスイッチを「2」に設定すると、第2図に
示す如く最大位置(枠線16Bの位置)からの枠移動が設
定され、ステップ24で移動量hを第4図に例示する交換
点Fまでの所定値に設定する。
第9図に示したステップ1,2と同様の処理を行い、ステ
ップ23に移ってキーボード22による枠交換の設定を行
う。この場合、例えば枠交換用のスイッチを操作してフ
ァンクションスイッチを「2」に設定すると、第2図に
示す如く最大位置(枠線16Bの位置)からの枠移動が設
定され、ステップ24で移動量hを第4図に例示する交換
点Fまでの所定値に設定する。
次に、ステップ25に移ってアップリケ装置を設定し、
例えばアップリケ装置用のスイッチを操作してファンク
ションスイッチを「4」に設定すると、第2図に示す如
く縫付け開始点Cからの枠移動が設定され、ステップ26
で移動量bを第4図に例示する装着点Dまでの所定の移
動量として設定する。これによって、制御装置21の記憶
エリア21A内にはアップリケの装着点Dまでの移動量b
がY軸方向の装着位置データとして記憶されると共に、
ステップ24の処理により刺繍枠5の交換位置となる線17
の位置までの移動量hがY軸方向の交換位置データとし
て記憶される。
例えばアップリケ装置用のスイッチを操作してファンク
ションスイッチを「4」に設定すると、第2図に示す如
く縫付け開始点Cからの枠移動が設定され、ステップ26
で移動量bを第4図に例示する装着点Dまでの所定の移
動量として設定する。これによって、制御装置21の記憶
エリア21A内にはアップリケの装着点Dまでの移動量b
がY軸方向の装着位置データとして記憶されると共に、
ステップ24の処理により刺繍枠5の交換位置となる線17
の位置までの移動量hがY軸方向の交換位置データとし
て記憶される。
次に、ステップ27でジョグスイッチ15により開始点S
の位置に枠移動を行った後に、ステップ28で起動スイッ
チをONすると、これによって刺繍柄作成処理が開始さ
れ、ステップ29で刺繍機本体の刺繍針が開始点S上にあ
るか否かを判定し、「YES」と判定したときにはステッ
プ31に移ってステッチデータに基づき刺繍柄7を作成さ
せる。そして、ステップ32でこのステッチデータの途中
にアップリケ信号が有るか否かを判定し「YES」と判定
したときにはステップ33に移って刺繍柄7の作成を中断
させ、ステップ34でアップリケ装着位置となる装着点D
へと縫付け開始点Cから移動量bだけ自動的に枠移動さ
せ、刺繍針を装着点D上に相対移動させる。これによっ
て刺繍枠5を布6と共に刺繍針の手前に引出した状態と
なるから、ステップ35で第4図中に例示した花心部7Aの
位置にアップリケを装着させ、ステップ36に移って起動
スイッチをONすれば、刺繍針が縫付け開始点Cの位置に
相対移動し、ステップ31以降の処理が続行される。
の位置に枠移動を行った後に、ステップ28で起動スイッ
チをONすると、これによって刺繍柄作成処理が開始さ
れ、ステップ29で刺繍機本体の刺繍針が開始点S上にあ
るか否かを判定し、「YES」と判定したときにはステッ
プ31に移ってステッチデータに基づき刺繍柄7を作成さ
せる。そして、ステップ32でこのステッチデータの途中
にアップリケ信号が有るか否かを判定し「YES」と判定
したときにはステップ33に移って刺繍柄7の作成を中断
させ、ステップ34でアップリケ装着位置となる装着点D
へと縫付け開始点Cから移動量bだけ自動的に枠移動さ
せ、刺繍針を装着点D上に相対移動させる。これによっ
て刺繍枠5を布6と共に刺繍針の手前に引出した状態と
なるから、ステップ35で第4図中に例示した花心部7Aの
位置にアップリケを装着させ、ステップ36に移って起動
スイッチをONすれば、刺繍針が縫付け開始点Cの位置に
相対移動し、ステップ31以降の処理が続行される。
そして、ステップ32で「NO」と判定したときにはステ
ップ37に移って刺繍柄7の作成が終了したか否かを判定
し、「YES」と判定したときにはステップ38に移って刺
繍柄7の作成を停止させ、ステップ39で刺繍枠5の交換
位置となる線17上の交換点Fへと終了点EからY軸方向
の移動量(lY+h)だけ自動的に枠移動を行い、刺繍針
を交換点F上に相対移動させる。この場合、制御装置21
はステップ22でステッチデータを読込んだときに、刺繍
柄7の最大位置データとしての点A,Bの座標および終了
点Eの座標を最大位置演算手段としての演算回路(図示
せず)で演算すると共に、この演算回路は刺繍柄7の作
成時に布6上での刺繍針の位置を現在位置データとして
常に演算しているから、ステップ24での移動量hの設定
に基づき刺繍柄7の作成終了時における実際の移動量を
(lY+h)として自動演算し、この移動量(lY+h)だ
け枠移動を自動的に行わせる。
ップ37に移って刺繍柄7の作成が終了したか否かを判定
し、「YES」と判定したときにはステップ38に移って刺
繍柄7の作成を停止させ、ステップ39で刺繍枠5の交換
位置となる線17上の交換点Fへと終了点EからY軸方向
の移動量(lY+h)だけ自動的に枠移動を行い、刺繍針
を交換点F上に相対移動させる。この場合、制御装置21
はステップ22でステッチデータを読込んだときに、刺繍
柄7の最大位置データとしての点A,Bの座標および終了
点Eの座標を最大位置演算手段としての演算回路(図示
せず)で演算すると共に、この演算回路は刺繍柄7の作
成時に布6上での刺繍針の位置を現在位置データとして
常に演算しているから、ステップ24での移動量hの設定
に基づき刺繍柄7の作成終了時における実際の移動量を
(lY+h)として自動演算し、この移動量(lY+h)だ
け枠移動を自動的に行わせる。
次に、刺繍枠5を手前に自動移動させ、刺繍針を交換
点F上に配置させた状態で、ステップ40に移って従来技
術と同様に刺繍枠5を布6と共に交換させ、ステップ28
以降の処理を続行させる。そして、ステップ28で起動ス
イッチをONしたときに、2回目以降の刺繍柄作成処理が
これによって開始され、ステップ29で「NO」と判定した
ときには刺繍針が開始点S上に相対移動していないか
ら、ステップ30に移って枠移動を行い、刺繍針を開始点
S上に復帰させた後にステップ31以降の処理を続行さ
せ、各刺繍枠5に展張されたそれぞれの布6上に順次刺
繍柄7を作成する。
点F上に配置させた状態で、ステップ40に移って従来技
術と同様に刺繍枠5を布6と共に交換させ、ステップ28
以降の処理を続行させる。そして、ステップ28で起動ス
イッチをONしたときに、2回目以降の刺繍柄作成処理が
これによって開始され、ステップ29で「NO」と判定した
ときには刺繍針が開始点S上に相対移動していないか
ら、ステップ30に移って枠移動を行い、刺繍針を開始点
S上に復帰させた後にステップ31以降の処理を続行さ
せ、各刺繍枠5に展張されたそれぞれの布6上に順次刺
繍柄7を作成する。
かくして、本実施例によれば、アップリケの装着時お
よび枠交換時にそれぞれ所望の移動量だけ自動的に枠移
動を行うことができ、従来技術で述べた如くジョグスイ
ッチ15を手動操作して枠移動を行う必要がなくなり、ア
ップリケの装着や枠交換時等の作業性、操作性を大幅に
向上させることができる。
よび枠交換時にそれぞれ所望の移動量だけ自動的に枠移
動を行うことができ、従来技術で述べた如くジョグスイ
ッチ15を手動操作して枠移動を行う必要がなくなり、ア
ップリケの装着や枠交換時等の作業性、操作性を大幅に
向上させることができる。
また、第3図に示すステップ23でファンクションスイ
ッチを、例えば「1」に設定すれば第2図に示す如く開
始点Sからの移動量a(開始点Sから交換点FまでのY
軸方向の距離に相当する移動量a)に設定でき、この移
動量aをステップ24で適宜な値に設定すれば、第4図に
例示した移動量aに限らず、これよりも大きい、または
小さい移動量をY軸方向の交換位置データ(移動量デー
タ)として記憶エリア21Aに記憶させることができ、そ
の後のステップ39の処理によりこの移動量に基づき自動
的な枠移動を実行できる。そして、ステップ23でファン
クションスイッチを「3」に設定すれば、枠交換時に刺
繍針を最大位置としての枠線16Bの位置まで自動的に相
対移動できる。
ッチを、例えば「1」に設定すれば第2図に示す如く開
始点Sからの移動量a(開始点Sから交換点FまでのY
軸方向の距離に相当する移動量a)に設定でき、この移
動量aをステップ24で適宜な値に設定すれば、第4図に
例示した移動量aに限らず、これよりも大きい、または
小さい移動量をY軸方向の交換位置データ(移動量デー
タ)として記憶エリア21Aに記憶させることができ、そ
の後のステップ39の処理によりこの移動量に基づき自動
的な枠移動を実行できる。そして、ステップ23でファン
クションスイッチを「3」に設定すれば、枠交換時に刺
繍針を最大位置としての枠線16Bの位置まで自動的に相
対移動できる。
また、ステップ25でファンクションスイッチを
「1」,「2」に設定したときには、アップリケの装着
時に枠交換時と同様の枠移動を行わせることにより、交
換点Fを通る線17上でアップリケの装着作業を行うこと
ができる。さらに、ステップ25でファンクションスイッ
チを「3」に設定したときにも、アップリケの装着時に
枠交換時と同様の枠移動を行わせ、最大位置としての枠
線16B上でアップリケの装着作業を行うことができる。
そして、刺繍柄に応じて複数のアップリケを装着すると
きでも、ファンクションの設定により最適の移動量を設
定すればよく、この場合でも枠移動を自動的に行うこと
ができる。
「1」,「2」に設定したときには、アップリケの装着
時に枠交換時と同様の枠移動を行わせることにより、交
換点Fを通る線17上でアップリケの装着作業を行うこと
ができる。さらに、ステップ25でファンクションスイッ
チを「3」に設定したときにも、アップリケの装着時に
枠交換時と同様の枠移動を行わせ、最大位置としての枠
線16B上でアップリケの装着作業を行うことができる。
そして、刺繍柄に応じて複数のアップリケを装着すると
きでも、ファンクションの設定により最適の移動量を設
定すればよく、この場合でも枠移動を自動的に行うこと
ができる。
さらに、刺繍柄7を反転、回転、拡大または縮小し
て、刺繍柄7の変更を行ったときでも、ファンクション
スイッチの設定および移動量を適宜に設定することによ
り対処でき、操作性を確実に向上できる等、種々の効果
を奏する。
て、刺繍柄7の変更を行ったときでも、ファンクション
スイッチの設定および移動量を適宜に設定することによ
り対処でき、操作性を確実に向上できる等、種々の効果
を奏する。
なお、前記実施例では、第3図に示すプログラムのう
ち、ステップ24が交換位置記憶手段の具体例であり、ス
テップ26が装着位置記憶手段の具体例であり、ステップ
34が装着位置移動制御手段の具体例であり、ステップ39
が交換位置移動制御手段の具体例である。
ち、ステップ24が交換位置記憶手段の具体例であり、ス
テップ26が装着位置記憶手段の具体例であり、ステップ
34が装着位置移動制御手段の具体例であり、ステップ39
が交換位置移動制御手段の具体例である。
また、前記実施例では、刺繍柄7の作成時を例に挙げ
て説明したが、本発明はこれに限らず、他の花柄模様の
刺繍柄、花柄模様以外の刺繍柄等、種々の刺繍柄を作成
する場合にも適用でき、例えばアップリケを装着しない
刺繍柄の場合には第2図に示す如く、ファンクションス
イッチを「0」に設定すればよい。そして、本発明は多
頭式自動刺繍ミシンに限らず、単頭式の自動刺繍ミシン
等、種々の自動刺繍機にも適用できる。
て説明したが、本発明はこれに限らず、他の花柄模様の
刺繍柄、花柄模様以外の刺繍柄等、種々の刺繍柄を作成
する場合にも適用でき、例えばアップリケを装着しない
刺繍柄の場合には第2図に示す如く、ファンクションス
イッチを「0」に設定すればよい。そして、本発明は多
頭式自動刺繍ミシンに限らず、単頭式の自動刺繍ミシン
等、種々の自動刺繍機にも適用できる。
さらに、前記実施例では、交換位置データおよび装着
データ等の入力手段をキーボード22によって構成するも
のとして述べたが、本発明はこれに限らず、例えばキー
ボード22以外の入力手段を用いて制御装置21の記憶エリ
ア21A内に交換位置データおよび装着位置データ等を手
動操作により入力するようにしてもよい。
データ等の入力手段をキーボード22によって構成するも
のとして述べたが、本発明はこれに限らず、例えばキー
ボード22以外の入力手段を用いて制御装置21の記憶エリ
ア21A内に交換位置データおよび装着位置データ等を手
動操作により入力するようにしてもよい。
以上詳述した通り、請求項1に記載の発明によれば、
最大位置演算手段で刺繍柄の大きさを該刺繍柄の開始点
に対するX軸、Y軸方向の最大位置データとして演算す
ることにより、交換位置機構手段では刺繍枠の交換位置
までのY軸方向移動量を、該最大位置演算手段によるY
軸方向の最大位置データに基づきY軸方向の交換位置デ
ータとして記憶し、交換位置移動制御手段では交換位置
記憶手段による交換位置データに従って枠移動機構を作
動させる構成としたから、Y軸方向の最大位置データに
基づいて移動枠を刺繍枠の交換位置まで自動的に移動で
き、刺繍枠の交換を容易に行うことができると共に、作
業性や操作性を大幅に向上でき、刺繍柄の変更時にも簡
単に対処することができる。
最大位置演算手段で刺繍柄の大きさを該刺繍柄の開始点
に対するX軸、Y軸方向の最大位置データとして演算す
ることにより、交換位置機構手段では刺繍枠の交換位置
までのY軸方向移動量を、該最大位置演算手段によるY
軸方向の最大位置データに基づきY軸方向の交換位置デ
ータとして記憶し、交換位置移動制御手段では交換位置
記憶手段による交換位置データに従って枠移動機構を作
動させる構成としたから、Y軸方向の最大位置データに
基づいて移動枠を刺繍枠の交換位置まで自動的に移動で
き、刺繍枠の交換を容易に行うことができると共に、作
業性や操作性を大幅に向上でき、刺繍柄の変更時にも簡
単に対処することができる。
また、請求項2に記載の発明では、装着位置記憶手段
によりアップリケの装着位置を装着位置データとして記
憶し、装着位置移動制御手段では装着位置記憶手段の装
着位置データに従って枠移動機構を作動させる構成とし
たから、刺繍枠の布上に作成する刺繍柄の中にアップリ
ケを装着する場合に、移動枠をアップリケの装着位置ま
で自動的に移動でき、アップリケの装着作業を容易に行
うことができる。
によりアップリケの装着位置を装着位置データとして記
憶し、装着位置移動制御手段では装着位置記憶手段の装
着位置データに従って枠移動機構を作動させる構成とし
たから、刺繍枠の布上に作成する刺繍柄の中にアップリ
ケを装着する場合に、移動枠をアップリケの装着位置ま
で自動的に移動でき、アップリケの装着作業を容易に行
うことができる。
また、請求項3に記載の発明では、刺繍柄の開始点か
らアップリケの装着位置までのY軸方向移動を、装着位
置記憶手段によりY軸方向の装着位置データとして記憶
する構成としたから、刺繍柄の開始点からアップリケの
装着位置までのY軸方向の装着位置データに従って移動
枠を自動的に枠移動させることができる。
らアップリケの装着位置までのY軸方向移動を、装着位
置記憶手段によりY軸方向の装着位置データとして記憶
する構成としたから、刺繍柄の開始点からアップリケの
装着位置までのY軸方向の装着位置データに従って移動
枠を自動的に枠移動させることができる。
さらに、請求項4に記載の発明では、装着位置記憶手
段によりアップリケの縫付け開始点を予め記憶しておく
と共に、縫付け開始点からアップリケの装着位置までの
Y軸方向移動量をY軸方向の装着位置データとして記憶
する構成としたから、刺繍枠の布上に作成する刺繍柄中
にアップリケを装着する場合に、移動枠をアップリケの
縫付け開始点から装着位置まで自動的に移動でき、アッ
プリケの装着作業を容易に行うことができる等の効果を
奏する。
段によりアップリケの縫付け開始点を予め記憶しておく
と共に、縫付け開始点からアップリケの装着位置までの
Y軸方向移動量をY軸方向の装着位置データとして記憶
する構成としたから、刺繍枠の布上に作成する刺繍柄中
にアップリケを装着する場合に、移動枠をアップリケの
縫付け開始点から装着位置まで自動的に移動でき、アッ
プリケの装着作業を容易に行うことができる等の効果を
奏する。
第1図ないし第4図は本発明の実施例を示し、第1図は
自動刺繍ミシンの制御ブロック図、第2図は枠交換およ
びアップリケ装着時のファンクションスイッチによる設
定内容を示す説明図、第3図は刺繍柄作成処理を示す流
れ図、第4図は刺繍柄および移動量等を示す説明図、第
5図ないし第9図は従来技術を示し、第5図は移動枠お
よび移動機構等の平面図、第6図は刺繍柄および移動位
置等を示す説明図、第7図は制御ブロック図、第8図は
ジョグスイッチの説明図、第9図は刺繍柄作成処理を示
す流れ図である。 1……移動枠、2,3……移動機構、5……刺繍枠、6…
…布、7……刺繍柄、15……ジョグスイッチ、16B……
枠線(最大位置)、S……開始点、C……縫付け開始
点、D……装着点、F……交換点。
自動刺繍ミシンの制御ブロック図、第2図は枠交換およ
びアップリケ装着時のファンクションスイッチによる設
定内容を示す説明図、第3図は刺繍柄作成処理を示す流
れ図、第4図は刺繍柄および移動量等を示す説明図、第
5図ないし第9図は従来技術を示し、第5図は移動枠お
よび移動機構等の平面図、第6図は刺繍柄および移動位
置等を示す説明図、第7図は制御ブロック図、第8図は
ジョグスイッチの説明図、第9図は刺繍柄作成処理を示
す流れ図である。 1……移動枠、2,3……移動機構、5……刺繍枠、6…
…布、7……刺繍柄、15……ジョグスイッチ、16B……
枠線(最大位置)、S……開始点、C……縫付け開始
点、D……装着点、F……交換点。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−305900(JP,A) 特開 平2−279195(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 19/16 D05B 21/00 D05C 5/06 D05C 9/06
Claims (4)
- 【請求項1】移動枠と、該移動枠をX軸、Y軸方向に移
動させる枠移動機構と、前記移動枠に着脱可能に取付け
られ、刺繍用の布を展張した状態で保持する刺繍枠と、
該刺繍枠を移動枠と共に前記枠移動機構により移動させ
つつ、該刺繍枠の布上に所定の刺繍柄を作成する刺繍機
本体とからなる自動刺繍機において、 前記刺繍機本体により刺繍枠の布上に作成する刺繍柄の
大きさを、該刺繍柄の開始点に対するX軸、Y軸方向の
最大位置データとして演算する最大位置演算手段と、 前記刺繍枠の交換位置までのY軸方向移動量を、該最大
位置演算手段によるY軸方向の最大位置データに基づき
Y軸方向の交換位置データとして記憶する交換位置記憶
手段と、 前記刺繍枠の交換時に該交換位置記憶手段による交換位
置データに従って前記枠移動機構を作動させ、前記移動
枠を刺繍枠の交換位置まで移動させる交換位置移動制御
手段とを備える構成としたことを特徴とする自動刺繍機
の枠移動制御装置。 - 【請求項2】前記刺繍枠の布上に作成する刺繍柄の中に
アップリケを装着するため該アップリケの装着位置を装
着位置データとして記憶する装着位置記憶手段と、該装
着位置記憶手段による装着位置データに従って前記枠移
動機構を作動させ、前記移動枠をアップリケの装着位置
まで移動させる装着位置移動制御手段とを備えてなる請
求項(1)に記載の自動刺繍機の枠移動制御装置。 - 【請求項3】前記装着位置記憶手段は、前記刺繍柄の開
始点からアップリケの装着位置までのY軸方向移動量を
Y軸方向の装着位置データとして記憶してなる請求項
(2)に記載の自動刺繍機の枠移動制御装置。 - 【請求項4】前記装着位置記憶手段は、前記刺繍機本体
により刺繍枠の布上にアップリケを縫付ける縫付け開始
点を予め記憶し、該縫付け開始点から前記アップリケの
装着位置までのY軸方向移動量をY軸方向の装着位置デ
ータとして記憶してなる請求項(2)に記載の自動刺繍
機の枠移動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2131000A JP2909994B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 自動刺繍機の枠移動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2131000A JP2909994B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 自動刺繍機の枠移動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0424051A JPH0424051A (ja) | 1992-01-28 |
JP2909994B2 true JP2909994B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=15047605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2131000A Expired - Fee Related JP2909994B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 自動刺繍機の枠移動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2909994B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8028633B2 (en) | 2006-03-02 | 2011-10-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing machine capable of embroidery sewing |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7294184B2 (ja) * | 2020-02-28 | 2023-06-20 | ブラザー工業株式会社 | 多針ミシン |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63305900A (ja) * | 1987-06-06 | 1988-12-13 | ハッピ−工業株式会社 | 刺繍ミシンの制御方式 |
JP2770045B2 (ja) * | 1989-04-21 | 1998-06-25 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | コンピュータ刺繍機 |
-
1990
- 1990-05-21 JP JP2131000A patent/JP2909994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8028633B2 (en) | 2006-03-02 | 2011-10-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing machine capable of embroidery sewing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0424051A (ja) | 1992-01-28 |
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