JPH01166797A - 自動刺繍機におけるデータ設定装置 - Google Patents

自動刺繍機におけるデータ設定装置

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JPH01166797A
JPH01166797A JP62323868A JP32386887A JPH01166797A JP H01166797 A JPH01166797 A JP H01166797A JP 62323868 A JP62323868 A JP 62323868A JP 32386887 A JP32386887 A JP 32386887A JP H01166797 A JPH01166797 A JP H01166797A
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JP
Japan
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function
setting
display
switch
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP62323868A
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English (en)
Inventor
Ikuo Tajima
郁夫 田島
Hideo Hasegawa
英男 長谷川
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Tokai Kogyo Sewing Machine Co Ltd
Original Assignee
Tokai Kogyo Sewing Machine Co Ltd
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Publication date
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Priority to GB8816676A priority patent/GB2207780B/en
Priority to FR8809606A priority patent/FR2618168B1/fr
Priority to FR898900907A priority patent/FR2623530B1/fr
Priority to GB8903676A priority patent/GB2212301B/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は自動刺繍機におけるデータ設定装置に関し、
特に、ファンクションスイッチに割当てるべぎ設定・選
択機能を切換えることができると共に、該ファンクショ
ンスイッチに割当てられる設定・選択機能を夫々のモー
ドに対応する図形シンボルによって表示することができ
るようにしたことに関する。
〔従来の技術〕
近年の自動刺繍機には、テープ等で入力されたオリジナ
ルデータに対して、縮小、拡大、回転。
繰り返し機能あるいは柄の編集機能等複雑な機能が追加
されてきている。従って、これらの複雑な機能を使いこ
なすために、自動刺繍機の機能設定振作も複雑になって
きている。これに対応するために、各種機能設定用のフ
ァンクションスイッチに割当てるべき夫々の設定・選択
機能を切り換えることができると共に、現在割当てられ
ている夫々のファンクションスイッチの設定・選択機能
の説明を表示機器上に文字によって表示することにより
、作業者の機能設定操作の便宜を図ることが考えられて
いる。この各ファンクションスイッチに割当てられる設
定・選択機能を説明する表示文字としては、この刺繍機
を使用する国で通用する言語、例えば1日本語、英語、
フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語等、が
各国に応じて使われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述のような自動刺繍機におけるデータ設定装
置では、各種機能設定用のファンクションスイッチに割
当てるべき夫々の設定・選択機能を切り換えることがで
きると共に、現在割当てられている夫々のファンクショ
ンスイッチの設定・選択機能の説明を表示機器上に文字
によって表示するようになっているが、これらの説明表
示が文字のみであるため、使用言語の異なる作業者が自
動刺繍機を操作する場合には操作する作業者の言語に合
わせたファンクションスイッチの設定・選択機能の説明
表示に変更する必要があり、従って装置の共通化及び低
コスト化が図れないという問題があった。また、そのよ
うなファンクションスイッチの説明表示言語の仕様変更
を行わない場合は、その説明表示言語を理解し得ない作
業者は、ファンクションスイッチの設定・選択機能が理
解できず、刺繍作業に支障をきたす、という問題点もあ
る。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、各種の機
能を設定するファンクションスイッチに割当てるべき夫
々の設定・選択機能を切り換えることができる自動刺繍
機におけるデータ設定装置において、現在割当てられて
いる夫々のファンクションスイッチの設定・選択機能の
説明を表示器上にて図形シンボルによって表示すること
ができるようにしたことにより上述の種々の問題点を解
決しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る自動刺繍機におけるデータ設定装置は、
各種設定・選択機能の数よりも少数の所定数からなるフ
ァンクションスイッチと、各ファンクションスイッチに
割当てるべき設定・選択機能を切換えるための切換え手
段と、所定の設定・選択機能を前記各ファンクションス
イッチに割当てるものであり、前記切換え手段による切
換え操作に従ってその割当て内容を切換える機能割当て
手段と、設定・選択可能な各機能に対応して該機能の説
明をシンボル化した所定の図形の図形パターンデータを
夫々発生する図形パターン発生手段と、前記機能割当て
手段による割当てに従って、前記各ファンクションスイ
ッチに現在割当てられている設定・選択機能に対応する
図形パターンデータを前記図形パターン発生手段より受
け取り、該図形パターンデータに基づく図形を各ファン
クションスイッチに対応して夫々表示する機能表示手段
とを具え、前記ファンクションスイッチのいずれかの操
作に応じて該ファンクションスイッチに現在割当てられ
ている設定・選択機能に対応する処理を行うことが指示
されるようにしたことを特徴とするものである。これを
図によって示すと、第1図のようであり、F1〜F6は
ファンクションスイッチ、1は切換え手段、2は機能割
当て手段、3は図形パターン発生手段、4は機能表示手
段である。
〔作用〕
切換え手段1による切換操作に従って、機能割当て手段
2では、各ファンクションスイッチに割当てるべき設定
・選択機能を切換える。図形パターン発生手段3では、
設定・選択可能な各機能に対応して該機能を説明する所
定の図形の図形パターンデータを夫々発生することが可
能である0機能表示手段4では、機能割当て手段2によ
る割当てに従って、各ファンクションスイッチに現在割
当てられている設定・選択機能に対応する図形パターン
データを図形パターン発生手段3より受け取り、該図形
パターンデータに基づく図形を各ファンクションスイッ
チに対応して夫々表示する。
従って、機能表示手段3における図形シンボルの表示に
より各ファンクションスイッチに現在割当てられている
設定・選択機能の内容を容易に理解することができ、こ
の理解に基づき、所望の設定・選択機能に対応するファ
ンクションスイッチを操作することができる。
一例として、機能表示手段4は各ファンクションスイッ
チに対応する表示枠を有し、これらのファンクションス
イッチに現在割当てられている設定・選択機能を説明す
るための文字及び図形表示をこの表示枠で行うようにな
っている。
なお、切換え手段1としては、手動操作手段の人為的な
操作によって人手によって切換えを行うものに限らず、
データ設定処理の過程で予めプログラムされたステップ
において自動的に切換えを行う切換え処理手段をも含む
。後述する実施例でも、切換え手段1として機能するも
のは1手動操作手段及び自動的な切換え処理手段の両方
である。
また、切換え手段1としての手動操作手段は、専用の切
換えスイッチに限らず、ファンクションスイッチF1〜
F6の何れかであってもよい。後述する実施例でも、或
る特定の機能割当て状態において、前記ファンクション
スイッチF1〜F6の何れかが前記切換え手段として機
能するようになっている。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例につき、添付図面を参照して詳
細に説明しよう。
第2図は本発明に係る自動刺繍機の制御システムの一実
施例を示すハード構成図である。CPU11、プログラ
ムROM12.ワーキングRAM13を含むマイクロコ
ンピュータによってこの自動刺繍機全体の動作が制御さ
れる。データRAM14は、所望の刺繍柄模様を実現す
る縫いデータ及びその他刺繍縫いに関連する各種のデー
タを記憶するものである。図形パターンデータメモリ2
8は、表示器DPYに表示する図形パターンを記憶する
ものである。
操作パネル15は、各種設定スイッチや表示器等を含む
ものである。紙テープリーダ16は1紙テープに記録さ
れた縫いデータ(1ステツチ毎の刺繍枠の位置を指示す
るX、Yデータ、並びに色換え、ミシン主軸停止、ジャ
ンプ等の刺繍ミシンの各動作を指示するファンクション
データなど、刺繍縫い動作に直接関連するデータ)の読
出しを行なうものであり、任意の刺繍柄を実現する縫い
データを記録した紙テープ17がセットされる。
この紙テープリーダ16を介して紙テープ17がら読み
取った縫いデータがデータRAM14に転送記憶される
通信インタフェース27は、外部機器(例えばパーソナ
ルコンピュータ等)との間で通信を行うための汎用通信
インタフェースであり、例えばR8−232Gその他の
規格からなるものである。
X軸パルスモータ18は刺繍枠20をX軸方向に移動さ
せるものであり、Y軸パルスモータ19は刺繍枠20を
Y軸方向に移動させるものである。
前記パルスモータ18,19にはパルスモータドライバ
21を介して駆動信号が与えられる。
主軸モータ22はこの自動刺繍機のミシン主軸23を回
転駆動させるものであり、周知のように、このミシン主
軸23の回転に応じて針棒や釜が駆動される。ロータリ
エンコーダ24は前記主軸23(若しくはモータ22)
の回転角度を検出するものである。
1つの縫いヘッドHDが多針本縫いヘッドであるとする
と、このヘッドHDは、複数の針棒(各針棒には異なる
色の糸が夫々取付けられている)を具えている。色換モ
ータ25は、その回転駆動によって、該ヘッドHDの複
数の針棒のうち1つを選択して該ヘッドHD内の針棒駆
動機構によって駆動され得るようにする。針棒駆動機構
はミシン主軸23の回転に応じて針棒を上下動させるも
のであり1周知のものであるため、特に図示しない、縫
いヘッドHDは、1個に限らず、複数個併設されていて
よい。
起動/停止スイッチ26はバースイッチからなり、バー
を例えば右方向に操作すると起動スイッチオンとなり、
左方向に操作すると停止スイッチオンとなる。起動スイ
ッチオンのときはミシン主軸23の回転が開始され、停
止スイッチオンのときはミシン主軸23の回転が停止さ
れる。
自動刺繍機においては更にその他の装置・機器が設けら
れるが、それらに関しては図示を省略する。自動刺繍機
の制御システムを構成する各装置は、インタフェースI
/Fを介してマイクロコンピュータとの間で信号を授受
する。
操作パネル15に設けられたスイッチ及び表示器の一例
を示すと、第3図のようである。
表示器DPYは、様々なデータの設定時に設定中のデー
タを表示したり、あるいは設定済みの各種データの内容
の確認のためにこれを表示したり、あるいはその他必要
な情報を表示したりするためのものであり1文字表示及
び必要に応じて図形表示も可能なものである1表示器D
PYは、いくつかの表示モードで使用することができ、
その表示モードの1つとして様々なデータの設定あるい
はその設定内容の確認表示のための表示モードがある。
その場合、第3図に例示したように、表示器DPYは、
その上段で比較的大きなエリアを占める設定内容表示部
DPY1と、その下段のファンクションスイッチ説明表
示部DPY2とに分かれて機能する0例えば、この表示
器DPYとして、液晶デイスプレィを用いることができ
る。
表示器DPYの下側に、6つのファンクションスイッチ
F1〜F6が設けられている。前述のファンクシ1ンス
イッチ説明表示部DPY2は、これらの各ファンクショ
ンスイッチF1〜F6に現在割当てられている機能を夫
々の設定・選択a能モードに対応する図形により表示説
明するものである。各ファンクションスイッチF1〜F
6に対する機能割当て状態によっては、左側の5つのフ
ァンクションスイッチF1〜F5が実質的な各種データ
設定機能等に対応するファンクションスイッチとなり、
残りのスイッチF6が次候補(NEXT)選択キーとし
て機能することがある。ファンクションスイッチ説明表
示部DPY2は、各ファンクションスイッチF1〜F6
に対応する6つの表示枠からなり、F1〜F6に対応す
る各表示枠には、各ファンクションスイッチF1〜F6
に現在割当てられている機能を説明する図形が表示され
る。その場合、ファンクションスイッチF6が次候補選
択キーとして機能しているならば、F6に対応する表示
枠には、その次候補選択キー機能を説明する表示rNE
XTJと該rNEXTJに対応する図形とが現れる。勿
論、各ファンクションスイッチF1〜F6に対する別の
機能割当て状態によっては、ファンクションスイッチF
6が別の何らかのデータ設定・選択機能キーとして機能
することもある。
ファンクションスイッチF6が次候補(NEXT)選択
キーとして機能する場合は、該ファンクションスイッチ
F6が操作されたとき、この操作に応じて各ファンクシ
ョンスイッチに割当てるべき設定・選択機能が切換えら
れる。この切換えに伴ってファンクションスイッチ説明
表示部DPY2の表示内容が切り換わる。
表示器DPYの右隣に配されたファンクションメニュ一
部MENUは、ファンクションスイッチF1〜F6に割
当て可能な全てのデータ設定機能を示す表示を可視的か
つ固定的に表示した一覧表である。このファンクション
メニュ一部ME NUは、プログラムモードメニューP
RO,MENUと運転モードメニューRUN、MENU
とからなる。プログラムモードメニューPRO,MEN
Uは、プログラムモード時において各ファンクションス
イッチF1〜F6に割当て可能な全ての機能を表示する
ものである。運転モードメニューRUN、MENUは、
運転モード時において各ファンクションスイッチF1〜
F6に割当て可能な全ての機能を表示するものである。
なお、このファンクションメニュ一部MENUは、シー
ト状のものであり、操作パネル15に限らず他の適宜の
場所に取付けてもよい。
プログラムモードとは、所望の刺繍柄を実現するための
刺繍縫いプログラムに関連する各種のデータの設定(例
えば、所望の刺繍柄に対応する縫いデータの入力すなわ
ち「データ入力」や糸色換え手順の設定すなわち「プロ
コン」など)を行うモードである。運転モードとは、刺
繍機の運転開始に先だって各種の運転条件(例えばミシ
ン主軸回転数等)の設定を行うモードである。
表示切換スイッチSW1は、表示器DPYの表示モード
を切り換えるためのものである。例えば、図示のように
設定内容表示部DPY1とファンクションスイッチ説明
表示部DPY2とに分けて表示器を使用する表示モード
から別の表示モードに切り換えるときにこの表示切換ス
イッチSW1を操作する。
プログラムモードスイッチSW2は、この刺繍機の動作
モードを上記プログラムモードに設定するときに操作す
るスイッチである。
運転モードスイッチSW3は、この刺繍機の動作モード
を上記運転モードに設定するときに操作するスイッチで
ある。
枠移動キースイッチFKYは、刺繍枠20を手動操作で
移動させるときに操作するスイッチである。テンキース
イッチTKYは各種の数値データを入力するためのスイ
ッチである。設定確認スイッチSW4は、各種のデータ
設定操作において。
設定内容を確認するときに操作するスイッチである。セ
ットスイッチSW5は、テンキースイッチTKYによっ
て入力した数値データを登録するときあるいはファンク
ション設定完了時に操作されるものであり、リターンキ
ーとして機能する。
次に、マイクロコンピュータの制御の下で、第2図の自
動刺繍機によって実行される動作のうち特に本発明に関
連する部分の動作につき、第5図以下のフローチャート
を参照して説明する。
自動刺繍機の電源が入れられると、第5図に示すように
、まず所定のイニシャルルーチンを経てミシン主軸停止
ルーチンに進む。本発明に関連する部分の処理動作やそ
の他の各種のデータ設定処理動作はこのミシン主軸停止
ルーチンにおいて実行される。非運転時はこのミシン主
軸停止ルーチンを常時実行しており、起動/停止スイッ
チ26により起動スイッチオンにされると、運転ルーチ
ンに移る。運転ルーチンでは、ミシン主軸23を駆動し
、該主軸の1回転に同期して1ステツチ毎の縫いデータ
をデータRAM14から順次読み出し、これに基づき刺
繍縫い動作を行う。
ミシン主軸停止ルーチンの一例につき第6図(a)、(
b)を参照して説明する。まず停止イニシャルルーチン
においては、ミシン停止時における所定のイニシャル処
理を行う。次のステップ3Oでは、動作モードフラグの
内容に基づき、動作モードが運転モードであるか、プロ
グラムモードであるかを調べる。動作モードは、後述す
るように、プログラムモードスイッチSW2をオンする
ことによりプログラムモードとなり、運転モードスイッ
チSW3をオンすることにより運転モードとなる。
プログラムモードであれば、ステップ31に行く、この
とき、プログラムモードにおける最初の表示内容を表示
器DPYで表示させる1表示器DPYIでは、動作モー
ドがプログラムモードであることを文字表示により示す
、また、第4図(a)に示すようにファンクションスイ
ッチ説明表示部DPY2では、プログラムモードにおけ
るA−Eのモードの説明を夫々のモードに対応する図形
によって表示する。すなわち、A−E及びNE XTに
対応する図形パターンを図形パターンデータメモリ28
から夫々読み出し、これを表示部DPY2において夫々
対応する表示枠に表示するのである。
次のステップ32ではファンクションスイッチF1〜F
5がオンされたか否かの判定を行う。
ファンクションスイッチF1〜F5のいずれかがオンさ
れると、ステップ33に行き、プログラムモードにおけ
るA−Eの項目に対応する機能のうちオンされた1つの
ファンクションスイッチに対応する機能に関するデータ
設定処理が行われる。
例えば、ファンクションスイッチ説明表示部DPY2で
第4図(a)のように「データ入力設定モード」を示す
図形がAの項目に表示されており、この図形に対応する
ファンクションスイッチF1がオンされたとすると、表
示部DPY2の表示が「データ入力設定モード」専用の
表示に切り換わり、これに伴い各ファンクションスイッ
チF1〜F6機能が切り換わり1紙テープ17からの刺
繍縫いデータの取り込み又はデータRAM14からの刺
繍縫いデータの読み込み等の[データ入力設定モード」
における所定のデータ設定処理を実行する状態となる。
「データ入力設定モード」とは、所望の刺繍柄に対応す
る縫いデータをどこから取り込むか、または読み出すか
ということを設定するモードである。
この場合、この例では3つの項目があり、■1つは所望
の縫いデータをデータRAMから読み出すこと、■もう
1つは所望の縫いデータを紙テープから取り込んでデー
タRAM14に登録すること、■もう1つは所望の縫い
データを通信インターフェース27を介してパソコン等
の外部機器から取り込んでデータRAM14に登録する
ことである。
表示部DPY2の表示が「データ入力設定モード」専用
の表示に切り換わった状態において、1番目の項目に対
応する機能を選択するためのものがファンクションスイ
ッチF1であり、これに対応して「刺繍縫いデータメモ
リ読み出し」をシンボライズした所定の図形パターンが
図形パターンデータメモリ28から読み出されて、表示
部DPY2において夫々対応する表示枠に表示される。
2番目の項目に対応する機能を選択するためのものがフ
ァンクションスイッチF2であり、これに対応して「紙
テープデータ読み込み」をシンボライズした所定の図形
パターンが図形パターンデータメモリ28から読み出さ
れて1表示部DPY2において夫々対応する表示枠に表
示される。3番目の項目に対応する機能を選択するため
のものがファンクションスイッチF3であり、これに対
応して「外部データ読み込み」をシンボライズした所定
の図形パターンが図形パターンデータメモリ28から読
み出されて、表示部DPY2において夫々対応する表示
枠に表示される。
このステップ33における処理が完了すると。
ステップ31に戻る。ファンクションスイッチF1〜F
5のいずれもがオンされない場合、このステップ32は
NOとなり、ステップ34に行き、次候補を選ぶファン
クションスイッチF6がオンかどうかを調べる。Noな
らばステップ35に行って運転モードスイッチSW3が
オンされたかを調べる。NOならばステップ32に戻り
上述の処理を繰り返す。
ファンクションスイッチF6を押して次候補を選ぶと、
ファンクションスイッチ説明表示部DPY2の表示が第
4図(b)に示すように切り換わり、プログラムモード
におけるF−Jの項目に対応する機能を夫々のモードを
示す図形で表示する(ステップ36)。すなわち、夫々
のモードを示すF〜J及びNEXTに対応する図形パタ
ーンを図形パターンデータメモリ28から夫々読み出し
、これを表示部DPY2において夫々対応する表示枠に
表示するのである。
ステップ37ではファンクションスイッチF1〜F5が
オンされたか否かの判定を行う。YESの場合、ステッ
プ38に行き、プログラムモードにおけるF−Jの項目
に対応する機能のうちオンされた1つのファンクション
スイッチに対応する機能に関するデータの設定処理を行
う。例えば、糸色換え順序の設定を実行したい場合、フ
ァンクションスイッチ説明表示部DPY2のFの項目に
表示される「プロコン設定モード」を示す図形に対応す
るファンクションスイッチF1をオンにし、「プロコン
設定モード」における所定の処理を実行する。この場合
も、ファンクションスイッチ説明表示部DPY2の表示
は切り換わり、「プロコン設定モード」専用の所定の図
形シンボルを表示しファンクションスイッチF1〜F6
の機能が切り換わる。
ステップ38における所定の処理が完了すると、その後
ステップ36に戻る。一方、ファンクションスイッチF
1〜F5のいずれもがオンされない場合、ステップ37
はNoとなり、ステップ39に行き、次候補を選ぶファ
ンクションスイッチF6がオンかどうかを調べる。ファ
ンクションスイッチF6がオンの場合、ファンクション
スイッチ説明表示部DPY2の表示が第4図(c)のよ
うに切り換わり、プログラムモードにおけるに、Lの項
目に対応する機能の説明を夫々のモードを示す図形によ
って表示する(ステップ40)。すなわち、に、L及び
NEXTに対応する図形パターンを図形パターンデータ
メモリ28から夫々読み出し、これを表示部DPY2に
おいて夫々対応する表示枠に表示するのである。ファン
クションスイッチF6がオンでなければ、ステップ41
において、運転モードスイッチSW3がオンされたかを
調べる。NOならばステップ37に戻り、プログラムモ
ードの処理を繰り返す。
ステップ42ではファンクションスイッチFl。
F2がオンされたかどうかを判定する。YESの場合ス
テップ43に行き、プログラムモードにおけるK及びL
の項目に対応する機能のうちオンされた1つのファンク
ションスイッチに対応する機能に関するデータの設定処
理を行う1例えば、データRAM14に登録されている
柄データを編集しようとする場合、第4図(C)のよう
にファンクションスイッチ説明表示部DPY2に図形シ
ンボルで表示されるF項目の「メモリ編集モード」に対
応するファンクションスイッチF1をオンにして、X、
Y及びフンクシコンデータ等の変更・削除・追加挿入な
ど所定の処理を実行する。この場合1表示部DPY2の
表示は「メモリ編集モード」専用の表示に切り換わる。
ステップ43における処理が完了すると、その後ステッ
プ40に戻る。
ステップ42において、ファンクションスイッチF1及
びF2のどちらもオンされ内湯台は、このステップ42
はNOとなり、ステップ44に行き、次候補を選ぶファ
ンクションスイッチF6がオンかどうかを調べる。ファ
ンクションスイッチF6がオンの場合、ステップ31(
第6図(a))に戻り、プログラムモードにおける各種
データ設定処理を繰り返す。NOならばステップ45に
行き、運転モードスイッチSW3がオンされたかを調べ
る。Noならば、ステップ42に戻る。
運転モードスイッチSW3がオンされると、ステップ3
5,41.45のいずれかでYESと判断され、動作モ
ードはプログラムモードから運転モードに切換わる。運
転モードに切換わった直後は、運転モードのイニシャル
処理が行われる(ステップ46)。
ステップ47では、運転モードにおける各種データの設
定処理を行う、運転モードにおいては、第4図(d)の
ようにファンクションスイッチ説明表示部DPY2にま
ず運転モードにおける最初の表示内容A−Eの項目に対
応するモード説明を図形によって夫々表示する(第3図
の運転モードメニューRUN、MENU参照)、すなわ
ち、A〜E及びNEXTの項目に対応する図形パターン
を図形パターンデータメモリ28から夫々読み出し、こ
れを表示部DPY2″において夫々対応する表示枠に表
示するのマある。ファンクションスイッチF6を押して
次候補を選ぶと、第4図(e)のように表示が切り換わ
り、ファンクションスイッチ説明表示部DPY2では運
転モードにおけるF及びG項目のモードの説明を夫々に
対応する図形によって表示する。つまり、F、G及びN
EXTの項目に対応する図形パターンを図形パターンデ
ータメモリ28から夫々読み出し、これを表示部DPY
2において夫々対応する表示枠に表示するのである。フ
ァンクションスイッチ説明表示部DPY2で所望のモー
ドを表示する状態とし、ファンクションスイッチF1〜
F5の操作によって所望のモードを選択する。このとき
、表示部DPY2の表示は、夫々のモード専用の表示に
切り換わる。
そして、テンキースイッチTKY等の操作にょうて所望
のデータを設定する。例えば、ミシンの回転数を設定す
る場合は、運転モードにおける最初の表示内容A−Eの
各モードを示す図形シンボルの表示状態で、Bの「回転
数設定モード」を示す図形に対応するファンクションス
イッチF2をオンすると1表示部DPY2の表示が「回
転数設定モード」専用の表示に切り換わり、テンキース
イッチTKYにより所望の回転数を設定入力する。
このようにして、ステップ47では、ファンクションス
イッチF1〜F5の多機能のモード選択機能を利用して
、必要な種々のミシン運転条件を設定する。
ステップ48では、起動/停止スイッチ26により起動
スイッチオンにされたかを調べる。起動スイッチオンな
らば、メインルーチンにリターンして運転ルーチン(第
5図)に入る6起動スイツチオンでなければ、ステップ
49に行き、プログラムモードスイッチSW2がオンさ
れたかを調べる。Noならば、ステップ47に戻り、運
転モードにおける各種データの設定処理のためのルーチ
ンを繰り返す。プログラムモードスイッチSW2がオン
されると、動作モードは運転モードからプログラムモー
ドに切換ねり、ステップ31(第6図(a))に行き、
前述したプログラムモードにおける各種データの設定処
理のためのルーチンを繰り返す。
なお、上記実施例では、データ設定はマイクロコンピュ
ータシステムによるソフトウェア処理によって実行して
いるが、専用のハードウェア回路によって実行してもよ
い。
また、ファンクションスイッチの構造については、メカ
ニカル接点式のものに限らず、無接点式等その他汎ゆる
型のものであってよい。
また、ファンクションスイッチは表示部DPY2におけ
る対応する表示画面上に配置された透明スイッチであっ
てもよい。
また、各ファンクションスイッチF1〜F5に対して機
能を割当てる機能割当手段としては、上記実施例ではソ
フトウェアプログラム中の処理ステップ(例えばステッ
プ31,36.40など)に組み込まれているが、これ
に限らず機能割当テーブル等の記憶手段を具備し、これ
を読み出すようにしてもよい。
またデータを表示する表示手段としては、液晶デイスプ
レィに限らず、CRTデイスプレィやLEDデイスプレ
ィなどであってもよい。
また、上記実施例では本発明に係るデータ設定装置が自
動刺繍機内に一体に組み込まれているが、別ユニットと
して既存の自動刺繍機に付設できるようにしてもよい。
また、この実施例では、ファンクションスイッチ表示部
DPY2に表示される図形パターンの一例を第3図及び
第4図に示したが、これに限らずその他の適宜の図形パ
ターンであってもよい。
〔発明の効果〕
以上の通り、この発明によれば、ファンクションスイッ
チに割当てるべき設定・選択機能を説明する表示を各フ
ァンクションスイッチに対応した図形によって表示する
ようにしたので、この刺繍機を使用する国の言語別にフ
ァンクション説明の表示仕様を変更する必要が全くなく
装置の共通化及びそれに伴う低コスト化が図られると共
に、作業者は言語の読解力に左右されることなく各ファ
ンクションスイッチに対応する機能の内容を該図形によ
って判断できるため、極めて簡単に所望の機能の選択操
作を行うこともできる、という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る自動刺繍機におけるデータ設定
装置の概要を示す機能ブロック図、第2図はこの発明に
係るデータ設定装置を適用した自動刺繍機の一実施例の
制御システムを略示するハード構成ブロック図、 第3図は第2図における操作パネルの一例を示す平面図
。 第4図(a)〜(e)は各ファンクションスイッチに対
応する第3図の表示器における機能表示の具体例を示す
図。 第5図は第2図におけるマイクロコンピュータが実行す
るプログラムのメインルーチンを示すフローチャート、 第6図(a)、(b)は第5図のメ“インルーチン内の
ミシン主軸停止ルーチンの一例を示すフローチャート、
である。 1・・・切換え手段、2・・・機能割当て手段、3・・
・図形パターン発生手段、4・・・機能表示手段、14
・・・データRAM、15・・・操作パネル、16・・
・紙テープリーダ、17・・・紙テープ、27・・・通
信インターフェース、DPY・・・表示器、DPY2・
・・ファンクションスイッチ説明表示部、F1〜F6・
・・ファンクションスイッチ。 出願人  東海工業ミシン株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動刺繍機において各種データの設定または選択
    を行うためのデータ設定装置であって、各種設定・選択
    機能の数よりも少数の所定数からなるファンクションス
    イッチと、各ファンクションスイッチに割当てるべき設
    定・選択機能を切換えるための切換え手段と、 所定の設定・選択機能を前記各ファンクションスイッチ
    に割当てるものであり、前記切換え手段による切換え操
    作に従ってその割当て内容を切換える機能割当て手段と
    、 設定・選択可能な各機能に対応して該機能の説明をシン
    ボル化した所定の図形の図形パターンデータを夫々発生
    する図形パターン発生手段と、前記機能割当て手段によ
    る割当てに従って、前記各ファンクションスイッチに現
    在割当てられている設定・選択機能に対応する図形パタ
    ーンデータを前記図形パターン発生手段より受け取り、
    該図形パターンデータに基づく図形を各ファンクション
    スイッチに対応して夫々表示する機能表示手段と を具え、前記ファンクションスイッチのいずれかの操作
    に応じて該ファンクションスイッチに現在割当てられて
    いる設定・選択機能に対応する処理を行うことが指示さ
    れるようにしたことを特徴とする自動刺繍機におけるデ
    ータ設定装置。
  2. (2)或る特定の機能割当て状態において、前記ファン
    クションスイッチの何れかが前記切換え手段として機能
    する特許請求の範囲第1項記載の自動刺繍機におけるデ
    ータ設定装置。
JP62323868A 1987-07-14 1987-12-23 自動刺繍機におけるデータ設定装置 Pending JPH01166797A (ja)

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DE3823562A DE3823562C2 (de) 1987-07-14 1988-07-12 Stick- oder Nähmaschine
KR1019880008643A KR940010386B1 (ko) 1987-07-14 1988-07-12 자수기(미싱)에 있어서의 데이타 설정장치
US07/217,838 US4943906A (en) 1987-07-14 1988-07-12 Data setting device for an embroidering machine
GB8816676A GB2207780B (en) 1987-07-14 1988-07-13 Data setting device for an embroidering machine or other sewing machine
FR8809606A FR2618168B1 (fr) 1987-07-14 1988-07-13 Dispositif de positionnement de donnees pour une machine a broder ou une machine a coudre.
FR898900907A FR2623530B1 (fr) 1987-07-14 1989-01-25 Dispositif de positionnement de donnees pour une machine a broder ou une machine a coudre
GB8903676A GB2212301B (en) 1987-07-14 1989-02-17 Data setting device for an embroidering machine or other sewing machine

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO1995020701A1 (fr) * 1994-01-26 1995-08-03 Nippon Denpa Co., Ltd. Dispositif de commande pour brodeuse
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