JP3941972B2 - 刺しゅう機能付きミシン - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、刺しゅう模様の選択が極めて簡単にできる刺しゅう模様選択機能を備えた刺しゅう機能付きミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
刺しゅう縫い可能なミシンは、与えられた縫い目データにより縫い目をX−Y方向に駆動制御して、刺しゅう縫いを行なっている。縫いデータは、ミモリーカード等に格納された模様データを読み出し、ミシン本体の表示部にその選択する模様群を表示させ、作業者が所望の模様を選択する。選択された模様の位置および組合せは、作業者がJOGキーの操作により移動させる。また、組合わせる場合には、それぞれの模様データを順次記憶させ、組合せを行い記憶し、縫製していた。組み合わされた文字データ等を刺しゅう枠の所望する位置に移動させる場合には、表示部に表示されているJOGキーを押し、左右上下へ移動させていた。このJOGキー操作により、内蔵されたX−Y駆動部が制御され、刺しゅう枠が移動する。作業者は、刺しゅう枠の位置を確認し、縫製を開始するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のようにJOGキーの操作では、その移動スピードが遅く、またJOGキー操作も間違えることにより、反対の位置へ刺しゅう枠を移動させてしまう等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで発明者は、前記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、その発明を、複数の縫い目デ−タ等の模様デ−タを記憶する模様デ−タ記憶手段と、複数の模様の表示デ−タを記憶する表示デ−タ記憶手段と、該表示デ−タを記憶手段に記憶された模様を選択可能に表示するための模様群表示手段と、該模様群表示手段より所望の模様を選択するための模様選択手段と、該模様選択手段により選択された模様を一時記憶する選択模様記憶手段と、選択された模様を配置位置に表示する選択模様表示手段と、前記模様選択手段により選択された模様を前記選択模様表示手段上のタッチパネルの所望箇所を押圧することで指定されて模様の配置位置を検知する模様配置検知手段と、該模様配置検知手段にて検知された押圧位置に選択された模様を配置するための位置座標を演算する演算手段と、該演算手段の演算結果に基づいて、選択された模様を指定された模様を前記選択模様表示手段の配置位置に表示すると共に、模様配置後に、前記選択模様表示手段に表示された模様から所望の模様について、所望の模様を押圧することで指定して、前記配置位置を検知する模様配置検知手段により、選択配置された模様の移動機能を備えた位置変更指令手段の指令に対して、前記選択された模様について、選択指定された模様を表示した状態で、前記選択模様表示手段の新たに移動させる変更位置を押圧指定することにより移動した位置に選択した模様を表示する演算手段を備え、位置確定後配置位置に選択された模様を形成するようにしたことにより、前記課題を解決した。
また、前記構成において、回転方向指令手段を備え、該回転方向指令手段の操作にて選択された模様を回転して模様の配置位置で回転表示するようにしたことにより、前記課題を解決した。
さらに、複数の縫い目デ−タ等の模様デ−タを記憶する模様デ−タ記憶手段と、複数の模様の表示デ−タを記憶する表示デ−タ記憶手段と、該表示デ−タを記憶手段に記憶された模様を選択可能に表示するための模様群表示手段と、該模様群表示手段より所望の模様を選択するための模様選択手段と、該模様選択手段により選択された模様を一時記憶する選択模様記憶手段と、選択された模様を配置位置に表示する選択模様表示手段と、前記模様選択手段により選択された模様を前記選択模様表示手段上のタッチパネルの所望箇所を押圧することで指定されて模様の配置位置を検知する模様配置検知手段と、該模様配置検知手段にて検知された押圧位置に選択された模様を配置するための位置座標を演算する演算手段と、該演算手段の演算結果に基づいて、選択された模様を指定された模様を前記選択模様表示手段の配置位置に表示すると共に、模様配置後に、前記選択模様表示手段に表示された模様について、選択された模様について当該模様と同一模様を複写するための複写指令手段とを備え、選択された模様の模様表示デ−タと位置座標とに基き、押圧された位置に選択された模様を表示すると共に、前記複写指令手段に応じて、選択した模様と同一なものが再記憶され、選択指定された模様を表示した状態で、新たに複写する位置を指定することにより複写する位置に選択した模様と同一な模様を表示し、位置確定後配置位置に選択された模様及び複写された模様を形成するようにしたことにより、前記課題を解決した。
【0005】
【実施例】
以下、本発明の第1実施例の装置としての刺しゅうミシンについて説明する。該刺しゅうミシンには、予めコンピュータプログラムを組み込み、中央演算処理装置(CPU)1を含む制御装置により種々の刺しゅう縫いが可能に構成されている。
【0006】
模様データ記憶手段(ROM)2は、前記刺しゅうミシンの本体内に刺しゅう縫い目用の模様データが記憶されているものであり、Xデータ,Yデータなる模様データにより、適宜な刺しゅう模様の縫い目が形成されるためのものである。
【0007】
表示データ記憶手段(ROM)3は、刺しゅうミシンの本体内に複数の刺しゅう模様を模様群表示手段5に表示するための表示データが記憶されているものである。該表示データは、前記模様データ記憶手段2に記憶されている模様データと対の関係を有している。この説明では、模様データ記憶手段2と表示データ記憶手段3とを別々としているが、実際には、全体をROMで、データ記憶手段として構成されることが多い。これは外部手段として記憶されることもある。
【0008】
模様選択手段4は、模様群表示手段5に表示された複数の刺しゅう模様群から適宜の模様を模様選択キー4a(タッチスイッチ)の操作により選択する手段である。該模様選択キー4aの動作によりキー信号が発生し、該キー信号の入力にて信号変換手段を介して選択された刺しゅう模様の適宜の選択信号が発生するものである。
【0009】
その模様群表示手段5は、表示データ記憶手段3に記憶された複数の刺しゅう模様群を、前記模様選択手段4にて所望の刺しゅう模様を適宜選択可能にするために表示する手段であり、液晶表示手段(LCD)にて構成されている。また、選択模様表示手段6は、適宜選択された刺しゅう模様を表示するための手段であり、これも液晶表示手段(LCD)にて構成されている。
【0010】
選択模様記憶手段(RAM)7は、前記模様選択手段4にて選択された模様情報を一時記憶するものであって、RAMで構成されている。システムデータ記憶手段(ROM)8は、前述の選択模様のための表示,選択,ミシンの駆動に伴い、後述する各制御モータを制御するためのシステムプログラムデータを記憶するように構成されている。
【0011】
その模様選択手段4と模様群表示手段5と選択模様表示手段6とは透明のタッチパネルAにて構成され、該タッチパネルAとしては、例えば、アナログタイプのものとしてなり、透明電極を全面又はストライプ状に形成した上下ガラス基板より構成されている(図26参照)。具体的な回路としては、図27に示すように、SW1 ,SW2 及びSW3 のそれぞれを実線に示すようにしてX方向位置回路を閉回路とし、一方の電極端子間、即ち、X1 ,X2 間に定電圧を加え、他方の電極端子、即ち、Y1 を介して分圧したV2 なる出力電圧(電位)を取り入れてX方向の入力位置を検知し、今度は、SW1 ,SW2 及びSW3 のそれぞれを図27の点線に示すようにしてY方向位置回路を閉回路とし、一方の電極端子間、即ち、Y1 ,Y2 間に定電圧を加え、他方の電極端子、即ち、X1 を介して分圧したV2 ′なる出力電圧(電位)を取り入れてY方向の入力位置を検知するものである。そのタッチパネルAの構成としては、アナログタイプのものを説明したが、別にマトリック状に配置したデジタルタイプもあり、押圧して位置検出可能であれば、実施例に限定されない。アナログタイプのものにすると、構成が簡単であり、経済的である。
【0012】
前記選択模様表示手段6には、選択された模様の配置場所を押圧することで、配置場所を検知する模様配置検知手段9が設けられている。また、演算手段10は、前記模様配置検知手段9にて検知された押圧部に選択された模様を配置するための位置座標を演算するための手段である。これによって、選択模様表示手段6の適宜の配置場所を押圧することで、該配置場所を模様配置検知手段9にて検知し、該模様配置検知手段9にて検知された位置を位置座標として演算手段10にて演算し、その配置場所に、選択された模様を表示するように構成されている。
【0013】
確定キー11は、前記選択模様表示手段6の適宜の配置場所に刺しゅう模様が表示され、これらの位置関係を最終的に確定した場合に操作される。クリアキー12は、これを操作することで、刺しゅう枠Eは刺しゅう原点又は機械原点Pに復帰させるキーである(図3参照)。13は始動キーである。
【0014】
符号30及び31は針と加工布とをX,Y相対移動させるためのX方向制御モータ,Y方向制御モータであって、ステッピングモータ駆動回路32を介して前記中央演算処理装置1に接続されている。そのX方向制御モータ30,Y方向制御モータ31の駆動にて、刺しゅう枠EがX方向,Y方向に適宜移動可能に設けられている。ミシンモータ34は、ミシンモータ駆動回路33を介して制御可能に設けられている。
【0015】
次に、第1実施例の作用について、図2のフローチャートに基づいて説明すると、まず、刺しゅうミシンの電源を投入し、始動キー13を押圧して、タッチパネルAより、刺しゅう縫いモードとする(S1参照)。次いで、タッチパネルAの模様群表示手段5に模様群を表示し(S2参照)、該模様群の中から所望の模様を模様選択手段4の模様選択キー4aを押して選択する(図5及びS3参照)。このとき、その選択された刺しゅう模様は選択模様記憶手段7に一時記憶される。次いで、その指を、前記選択模様表示手段6の所望の配置場所にもってゆき、その箇所を押圧して配置場所を指定する(図6及びS4参照)。その瞬間に、その選択模様表示手段6の配置箇所を模様配置検知手段9にて検知し(S5参照)、該検知した配置場所に、刺しゅう模様を位置移動させることを演算し、その箇所に刺しゅう模様を移動配置する(図7及びS6参照)。そして、別の刺しゅう模様を選択するかしないかを判断し(S7参照)、選択しない場合には、これで刺しゅう模様を確定するか否かの判断をなし(S8参照)、確定させたい場合には、確定キー11を押圧して、位置確定をさせる。
【0016】
また、S7において、別の刺しゅう模様を選択する場合には、S7からS2の手前に戻り、S2から再び操作する。例えば、図8及び図9に示すように、Cの文字の次に、所望の位置にHの文字を選択するものである。また、配置確定後には、縫製作業を行い(S9参照)、縫製を終了するか否かの判断をなし(S10参照)、縫製終了の場合には、終了となり、縫製終了しない場合には、再びS1の手前に戻る。
【0017】
本発明の第2実施例においては、前記第1実施例に、複写機能を備えたものであり、特別の機能キーとして、複写指令手段20が備えられている。一度選択配置された模様に対し、複写指令手段20の操作にて模様データの一時記憶を持続させ、別の位置への押圧を行なうことにより、前記の選択された模様と同一模様を配置可能としてなる選択模様複写手段21が前記中央演算処理装置(CPU)1に設けられている。これによって、複写指令手段20を押圧した場合には、該動作にて、最初に選択した刺しゅう模様と同一なものが再記憶され、これを、所望の配置箇所に配置できる。他の構成は、第1実施例と同一であり、その説明を省略する。
【0018】
その第2実施例の作用について、図11のフローチャートに基づいて説明すると、最初の刺しゅう模様の選択配置については、S1乃至S6については、第1実施例と同一であり、そして、その選択した模様を複写するか否かの判断をなし(S71参照)、複写を選択する場合には、複写指令手段20を押圧して(図13参照)、次に最初の選択配置と同様に行う(図14及び図15参照)。
【0019】
本発明の第3実施例においては、図16に示すように、前記第1実施例に、移動機能を備えたものであり、特別の機能キーとして、位置変更指令手段22が備えられている。該位置変更指令手段22に対応して、前記選択模様記憶手段7において選択された模様情報を一時記憶したものが、最初の位置には配置されず、同一の模様情報が継続記憶され、位置変更を可能としてなる選択模様座標位置変更手段23が前記中央演算処理装置(CPU)1に設けられている。これによって、位置変更指令手段22を押圧した場合には、該動作にて、最初に選択した刺しゅう模様を配置したものがキャンセルされ、これを、所望の配置箇所に配置できる。他の構成は、第1実施例と同一であり、その説明を省略する。
【0020】
その第3実施例の作用について、図17のフローチャートに基づいて説明すると、最初の刺しゅう模様の選択配置については、S1,S2…等の位置変更するか否かの判断をなすまでは、第1実施例と同一であり、そして、その位置変更するか否かの判断をなし(S30参照)、移動させる場合には、位置変更指令手段22を動作させ、そして移動させる,刺しゅう模様箇所に、指で押圧して(図19参照)、その模様データを記憶する(S32参照)。そして変更場所を指定する(図20及びS33参照)。この指定するまでは、元の位置の刺しゅう模様は選択模様表示手段6に表示されている(図20参照)。その指定した瞬間に、その位置を検出して、刺しゅう模様の移動を行う(図21及びS34参照)。これによって、元の刺しゅう模様は消えて、移動した位置に刺しゅう模様が表示される。そして移動位置を確定させるか否かの判断をなし(S35参照)、その後は、第1実施例と同様に縫製等する。
【0021】
本発明の第4実施例は、第1実施例に対して、模様座標を左回転機能と右回転機能とを備えたものであり、特別の機能キーとして、回転方向指令手段24が設けられている。具体的には、左回転キー24a及び右回転キー24bが備えられている。前記選択模様記憶手段7において選択された刺しゅう模様を所望位置に配置し、回転方向指令手段24の操作にて、その配置場所における刺しゅう模様の座標位置を指令される方向へ適宜回転させる模様座標回転指令手段25が備えられている。その回転方向指令手段24を押圧している時間に応じて回転角を演算するように前記中央演算処理装置(CPU)1に設けられている。
【0022】
その作用としては、図23のフローチャートに示すように、S1,S2にて所望の刺しゅう模様を第1実施例と同様に選択し、そして、選択された刺しゅう模様を回転させるか否かの判断をなし(S40参照)、回転させる場合には、さらに、左回転をさせるか否かの判断をなし(S41参照)、左回転をさせる場合は、左回転キー24aをONとして操作する(図24及びS42参照)。そして、刺しゅう模様の回転を所望角度になるようにする(図25及びS43参照)。この状態で、さらに続けるか否かの判断をなし(S47参照)、続けない場合には、さらに別の刺しゅう模様を選択するかの判断をなし(S48参照)、これで位置及び選択を確定したいか否かの判断をなし(S49参照)、確定させたい場合には、確定キー11を押して、第1実施例と同様に縫製等する。また、前記のS41において、右回転させたい場合には、右回転キー24bをONとして操作し、その刺しゅう模様の回転を所望角度になるようにし、その後は、左回転の場合と同様である。
【0023】
前記タッチパネルAの構成としては、前記模様選択手段4,模様群表示手段5,選択模様表示手段6,模様配置検知手段9等で構成されることもあるし(図1参照)、さらには、複写指令手段20,選択模様複写手段21,位置変更指令手段22,選択模様座標位置変更手段23,回転方向指令手段24,模様座標回転指令手段25等を適宜加えて構成することもある(図10,図16及び図22等参照)。
【0024】
【発明の効果】
請求項1の発明においては、第1に簡単に刺しゅう模様の選択ができる利点がある。この点を詳述すると、従来のようにJOGキーの操作では、その移動スピードが遅く、またJOGキー操作も間違えることにより、反対の位置へ刺しゅう枠を移動させてしまう等の欠点があったが、本発明では、その選択模様表示手段6の所望位置を押圧することでその座標を検出し、文字や模様の座標位置とすることにより、簡単に、かつスムースにその模様の配置作業が行なえるものであり、選択模様表示手段6としての表示部上に対して、極めて簡易且つ迅速に刺しゅう模様の選択及び配置ができる最大の利点がある。このように、従来のように、操作の遅いJOGキーの操作の必要もなく、ただ画面の行きたい場所を指示するだけで刺しゅう模様の選択,配置作業ができるものである。
【0025】
また、請求項2の発明では、その配置された刺しゅう模様に対して、所望の角度回転させてレイアウトしたい場合には、その左回転キー及び右回転キーを押圧することで、所望の角度回転配置することが簡単にでき、選択された模様は任意の角度または所定の角度に変更でき、刺しゅう模様(文字)のレイアウトが極めて簡単にできる。また、請求項3の発明では、特に間単に複写することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のブロック図
【図2】本発明の第1実施例のフローチャート
【図3】本発明の刺しゅう機能付きミシンの略示図
【図4】本発明の第1実施例のタッチパネルの正面図
【図5】本発明の第1実施例において刺しゅう模様を選択している状態図
【図6】本発明の第1実施例において選択した刺しゅう模様の配置場所を指定している状態図
【図7】本発明の第1実施例において選択された刺しゅう模様が配置場所に表示された状態図
【図8】本発明の第1実施例においてさらに別の刺しゅう模様を選択している状態図
【図9】本発明の第1実施例において別の刺しゅう模様を配置した状態図
【図10】本発明の第2実施例のブロック図
【図11】本発明の第2実施例のフローチャート
【図12】本発明のタッチパネルに刺しゅう模様が表示された正面図
【図13】本発明の第2実施例において複写させるために複写キーを操作している状態図
【図14】本発明の第2実施例において複写した模様を所望位置に指定している状態図
【図15】本発明の第2実施例において複写した模様も配置された状態図
【図16】本発明の第3実施例のブロック図
【図17】本発明の第3実施例のフローチャート
【図18】本発明の第3実施例において移動キーを操作している状態図
【図19】本発明の第3実施例において移動させたい刺しゅう模様を指示している状態図
【図20】本発明の第3実施例において移動させたい位置を指定している状態図
【図21】本発明の第3実施例において所望位置に移動して配置された状態図
【図22】本発明の第4実施例のブロック図
【図23】本発明の第4実施例のフローチャート
【図24】本発明の第4実施例において左回転させるために回転キーをONした状態図
【図25】本発明の第4実施例において左回転させている状態図
【図26】本発明のタッチパネルの構成図
【図27】本発明のタッチパネルに使用する簡略回路図
【符号の説明】
4…模様選択手段
5…模様群表示手段
6…選択模様表示手段
7…選択模様記憶手段
9…模様配置検知手段
10…演算手段
20…複写指令手段
21…選択模様複写手段
22…位置変更指令手段
23…選択模様座標位置変更手段
24…回転方向指令手段
25…模様座標回転指令手段
Claims (3)
- 複数の縫い目デ−タ等の模様デ−タを記憶する模様デ−タ記憶手段と、複数の模様の表示デ−タを記憶する表示デ−タ記憶手段と、該表示デ−タを記憶手段に記憶された模様を選択可能に表示するための模様群表示手段と、該模様群表示手段より所望の模様を選択するための模様選択手段と、該模様選択手段により選択された模様を一時記憶する選択模様記憶手段と、選択された模様を配置位置に表示する選択模様表示手段と、前記模様選択手段により選択された模様を前記選択模様表示手段上のタッチパネルの所望箇所を押圧することで指定されて模様の配置位置を検知する模様配置検知手段と、該模様配置検知手段にて検知された押圧位置に選択された模様を配置するための位置座標を演算する演算手段と、該演算手段の演算結果に基づいて、選択された模様を指定された模様を前記選択模様表示手段の配置位置に表示すると共に、模様配置後に、前記選択模様表示手段に表示された模様から所望の模様について、所望の模様を押圧することで指定して、前記配置位置を検知する模様配置検知手段により、選択配置された模様の移動機能を備えた位置変更指令手段の指令に対して、前記選択された模様について、選択指定された模様を表示した状態で、前記選択模様表示手段の新たに移動させる変更位置を押圧指定することにより移動した位置に選択した模様を表示する演算手段を備え、位置確定後配置位置に選択された模様を形成するようにしたことを特徴とする刺しゅう機能付きミシン。
- 請求項1において、回転方向指令手段を備え、該回転方向指令手段の操作にて選択された模様を回転して模様の配置位置で回転表示するようにしたことを特微とする刺しゅう機能付きミシン。
- 複数の縫い目デ−タ等の模様デ−タを記憶する模様デ−タ記憶手段と、複数の模様の表示デ−タを記憶する表示デ−タ記憶手段と、該表示デ−タを記憶手段に記憶された模様を選択可能に表示するための模様群表示手段と、該模様群表示手段より所望の模様を選択するための模様選択手段と、該模様選択手段により選択された模様を一時記憶する選択模様記憶手段と、選択された模様を配置位置に表示する選択模様表示手段と、前記模様選択手段により選択された模様を前記選択模様表示手段上のタッチパネルの所望箇所を押圧することで指定されて模様の配置位置を検知する模様配置検知手段と、該模様配置検知手段にて検知された押圧位置に選択された模様を配置するための位置座標を演算する演算手段と、該演算手段の演算結果に基づいて、選択された模様を指定された模様を前記選択模様表示手段の配置位置に表示すると共に、模様配置後に、前記選択模様表示手段に表示された模様について、選択された模様について当該模様と同一模様を複写するための複写指令手段とを備え、選択された模様の模様表示デ−タと位置座標とに基き、押圧された位置に選択された模様を表示すると共に、前記複写指令手段に応じて、選択した模様と同一なものが再記憶され、選択指定された模様を表示した状態で、新たに複写する位置を指定することにより複写する位置に選択した模様と同一な模様を表示し、位置確定後配置位置に選択された模様及び複写された模様を形成するようにしたことを特徴とする刺しゅう機能付きミシン。
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