JPH07215256A - 自動二輪車のリヤボディ構造 - Google Patents

自動二輪車のリヤボディ構造

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JPH07215256A
JPH07215256A JP1343094A JP1343094A JPH07215256A JP H07215256 A JPH07215256 A JP H07215256A JP 1343094 A JP1343094 A JP 1343094A JP 1343094 A JP1343094 A JP 1343094A JP H07215256 A JPH07215256 A JP H07215256A
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JP
Japan
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rear body
flange portions
bracket
seat
body structure
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JP1343094A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ishihara
弘之 石原
Yoshinobu Kimura
吉延 木村
Kazuyoshi Kaneko
和佳 金子
Hisashi Morita
尚志 森田
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リヤボディの剛性を向上できる自動二輪車の
リヤボディ構造を提供する。 【構成】 熱可塑性の繊維強化樹脂からなり、乗員が着
座するシート18部及び接合用アウタフランジ部21を
有するアウタボディ12と、熱可塑性の繊維強化樹脂か
らなり、後輪9の上部を覆うタイヤハウス部22及び接
合用インナフランジ部23を有するインナボディ13と
で、上記両フランジ部21,23同士を結合面が車両前
後方向に延び、かつ略垂直面をなすように熱溶着により
結合して箱型のリヤボディ10を形成し、該リヤボディ
10の前端にブラケットを固定し、該ブラケットを車体
フレームに固定し、リヤボディを片持ち支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車のリヤボデ
ィ構造に関し、詳細には繊維強化樹脂製のいわゆるモノ
コック型のリヤボディ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車のリヤボディ構造として、従
来、メインフレームの後部にシートレールを結合し、該
シートレールの上部にシートを搭載し、このシートの下
方の左,右側部をサイドカウルで囲むとともに、該サイ
ドカウル内に後輪の上部を覆うタイヤハウスを配設した
構造が一般的である。しかしこの種のリヤボディ構造で
は、部品点数が多く、構造が複雑であり、また重量も重
くなるという問題がある。
【0003】そこで上述の問題を解消できるリヤボディ
構造として、本願出願人は、シート部を有する繊維強化
樹脂製アウタボディとタイヤハウス部を有する繊維強化
樹脂製インナボディとを接合してなるいわゆるモノコッ
ク構造のリヤボディ構造を開発している。このリヤボデ
ィ構造では、上記モノコック型のリヤボディの前端部に
金属製ブラケットを固定し、該ブラケットをメインフレ
ームの後部にボルト締め等によって固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記リヤボディ構造
は、リヤボディの前端部のみをリヤフレームに固定する
いわゆる片持ち支持構造であるから、リヤボディ自体に
高い剛性が要求される。特に運転者用シートの後方にタ
ンデムシートを配設する場合は、曲げモーメントがさら
に大きくなるので、リヤボディの剛性をより一層向上す
る必要がある。上記リヤボディ構造は、アウタボディと
インナボディとを接合する構造であるから、例えば上記
アウタ,インナボディの接合部の構造の如何によっては
十分な剛性が確保できない場合が懸念される。
【0005】本発明は上記従来の状況に鑑みてなされた
もので、リヤボディの剛性を向上できる自動二輪車のリ
ヤボディ構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、熱可
塑性の繊維強化樹脂からなり、乗員が着座するシート部
及び接合用アウタフランジ部を有するアウタボディと、
熱可塑性の繊維強化樹脂からなり、後輪の上部を覆うタ
イヤハウス部及び接合用インナフランジ部を有するイン
ナボディとで、上記両フランジ部同士を結合面が車両前
後方向に延び、かつ略垂直面をなすように結合して箱型
のリヤボディを形成し、該リヤボディの前端にブラケッ
トを固定し、該ブラケットを車体フレームに固定し、リ
ヤボディを片持ち支持したことを特徴とする自動二輪車
のリヤボディ構造である。
【0007】請求項2の発明は、上記フランジ部同士を
熱溶着によって結合し、また請求項3の発明は、上記接
合用アウタ,インナフランジ部間に磁性体を含有する熱
可塑性樹脂製のシート材を介在させ、該シート在及び上
記接合用アウタ,インナフランジ部を高周波誘導加熱に
より熱溶着させたことを特徴としており、請求項4の発
明は、上記磁性体入りシート材を補強繊維で強化したこ
とを特徴としている。
【0008】請求項5の発明は、上記タイヤハウス部を
リヤボディの前端部まで連続面をなすよう延長したこと
を特徴とし、また請求項6の発明は、上記タイヤハウス
部の補強用繊維を車両前後方向に配列したことを特徴と
している。
【0009】
【作用】請求項1の発明に係る自動二輪車のリヤボディ
構造によれば、アウタボディとインナボディとのフラン
ジ部同士を接合して箱型モノコック構造のリヤボディを
形成し、該リヤボディの前端をブラケットを介して車体
フレームで片持ち支持したので、上記シートレールを用
いた従来構造に比較して部品点数を削減できるともに構
造を簡素化でき、また軽量化を図ることができる。
【0010】また、アウタボディとインナボディとの2
部品からなるモノコック構造を採用したので、高剛性一
体型リヤボディを支障なく実現することができる。即
ち、本発明で採用する繊維強化樹脂は、ガラス繊維,炭
素繊維,スチール繊維等の長繊維で補強されているので
材料が伸びにくく、深絞り加工は困難である。そこで本
発明では、分割することにより浅絞りとし、かつ2部品
とすることでコストアップ及び強度ダウンを最小限に押
さえたものである。
【0011】また、上記フランジ部同士の結合面が、車
両前後方向に延び、かつ略垂直面をなしているので、乗
員の体重等荷重はこの結合面に対して剪断方向に作用す
ることとなり、それだけ結合強度を向上できる。ちなみ
に上記結合面が、剥離方向に荷重が作用するように形成
されている場合は、結合強度を向上できない。
【0012】また請求項2の発明では、アウタ,インナ
ボディを熱可塑性樹脂製とし、アウタ,インナフランジ
部同士を熱溶着により結合したので、接合強度を向上で
き、リヤボディの剛性を向上できる。また、熱溶着によ
る接合は、上記両フランジ部を加熱,溶融させて接合す
るものであり、これにより接合部の界面をなくすことが
でき、この点からも接合強度を向上できる。その結果、
接着剤,ボルト締結による接合を不要にでき、ひいては
工程簡素化,部品の軽量化,低コスト化が可能となる。
【0013】請求項3の発明では、磁性体を含有した熱
可塑性樹脂製のシート材を上記両フランジ部間に介在さ
せたので、高周波誘導加熱によりフランジ部同士を容易
確実に溶着させることができ、接合強度を向上できると
ともに、上記シート材のみが発熱するので溶着によるボ
ディ形状の崩れを防止でき、外観を向上できる。
【0014】本発明で用いる繊維強化樹脂は、補強繊維
の体積含有率vfが50%以上である場合が多く、溶着
時に接着剤として機能する樹脂量が不足する場合があ
り、場合によっては接合面の強度低下を起こす懸念があ
る。そこで請求項3の発明は、上記アウタボディ,イン
ナボディの接合用フランジ部間に磁性体を含有した熱可
塑性樹脂製のシート材を介在させたものであり、これに
より十分な樹脂量を確保でき、接合強度を向上できる。
【0015】ここで上記シート材として、熱可塑性樹脂
内に磁性体のみを含有させたものとすると、樹脂量は十
分であるものの、該シート材自体の強度が低いことから
接合部の強度が不足するおそれがある。このため上記シ
ート材には、ボディ側母材の補強用繊維と同等の繊維、
例えばガラス繊維,炭素繊維,アラミド繊維等を混入す
るのが望ましく、このようにしたのが請求項4の発明で
ある。これにより接合部分の強度低下を回避して接合強
度の向上を図ることができる。なお上記シート材の熱膨
張係数を母材に合わせることが望ましく、これにより溶
着時の残留応力を小さくでき、この点からも接合強度を
向上できる。
【0016】請求項5の発明では、タイヤハウス部をリ
ヤボディの前端部まで連続面をなすように延長形成した
ので、インナボディの形状急変による応力集中を回避し
て剛性を向上できる。ちなみに、インナボディを、後輪
の上方を覆う円弧状のタイヤハウス部と、ここから略水
平に前方に延びる水平部とで構成した場合は、両者の境
界部において形状が急変し、該部分に応力が集中し易
い。
【0017】また請求項6の発明では、タイヤハウス部
の補強用繊維の配列方向を車両前後方向に向けたので、
繊維により強化方向とリヤボディの曲げモーメントの向
きとが一致するとことなり、この点からもリヤボディの
剛性を向上できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1ないし図7は本発明の一実施例による自動二輪
車のリヤボディ構造を説明するための図である。
【0019】図1において、1は本実施例構造が適用さ
れた自動二輪車であり、これの車体フレーム2の前部に
はエンジン3が懸架支持されており、上部には燃料タン
ク4が搭載されている。上記車体フレーム2の前端には
前フォーク5が枢支されており、このフォーク5の上端
部には操向ハンドル6が、下端部には前輪7がそれぞれ
配設されている。また上記車体フレーム2の後端下部に
は車体後方に延びるリヤアーム8が上下揺動自在に枢支
されており、該リヤアーム8の後端には後輪9が配設さ
れている。
【0020】上記車体フレーム2の後端には略コ字状に
形成された左,右一対の取付けブラケット11,11が
ボルト締め固定されており、該ブラケット11に本実施
例の特徴をなすリヤボディ10の前端部が接着剤で固定
されている。なお、リヤボディ10とブラケット11と
の固定にはボルト,リベット等の締結部材を併用しても
よい。
【0021】上記リヤボディ10は、後述するアウタボ
ディ12とインナボディ13とを結合して閉断面をなす
大略筒状の箱型に形成されており、該リヤボディ10の
前端部のみ上記ブラケット11を介して車体フレーム2
で支持する片持ち構造となっている。また上記各ブラケ
ット11の後端面には上記リヤボディ10の前端開口を
閉塞する蓋板14が配設されている。
【0022】上記各ブラケット11の外面後縁部には段
部11aが段落ち形成されており、この段部11aに上
記リヤボディ10の前端面10aが当接している。この
段部11aによりブラケット11とリヤボディ10とは
段差のない連続面をなしており、これにより外観の向上
を図るとともに、衣類の引っ掛かりを防止している。ま
た上記段部11aを形成したことにより、リヤボディ1
0の取付け作業を効率良く,かつ位置決めを精度良く行
うことができ、しかも圧縮時の剪断荷重による接着剤の
剥離等を回避して接着強度の向上を図ることができる。
【0023】また図3に示すように、上記両ブラケット
11は左,右2分割構造のものであり、従って両ブラケ
ット11,11はその取付け幅wをリヤボディ前端開口
の左,右幅に応じて可変できるようになっている。なお
この取付け幅wを変化させることによりリヤボディの製
造誤差を吸収でき、かつ接着層の厚さ管理を精度良く,
かつ低コストで容易に行うことができる。例えば、構造
用エポキシ系接着剤を採用する場合、該接着層の厚さは
一般に20〜50μm の範囲内に管理するのが最適とさ
れており、上記構造を採用することによって数μm の範
囲内に管理することが可能となる。
【0024】ちなみに上記ブラケットを例えば閉断面ロ
字状の形状とした場合、上記接着層の厚さを上記範囲内
に管理するには、ブラケットとリヤボディとの接着面の
寸法精度を高く維持する必要があるが、このような方法
による接着層の厚さ管理は非常に困難であり、かつ非常
に高コストなものとなる。
【0025】なお、上記構造では、ブラケット11を
左,右2分割としたが、図9に示すように、ブラケット
11を左右に2分割するとともに上下に2分割し、取付
け幅w及び取付け高さhの両方を可変するように構成し
てもよい。この場合は接着層の厚さを全周に渡って精度
良く管理することができる。
【0026】ここで、上記ブラケット11の取付け幅w
を変化させると、図10に示すように、車体フレーム2
への取付け幅pも変わる場合がある。この場合、車体フ
レーム2側の取付幅sは一定であることから、車体フレ
ーム2にブラケット11を取付けるにはp=s+0〜1
mm程度の範囲にするのが適当である。ところが取付け
精度等の如何によっては上記取付け幅pが上記範囲から
外れるおそれがある。
【0027】図11(a),(b)は、このような取付
け幅pが上記範囲から外れた場合にも容易に車体フレー
ムに取り付けることのできるブラケット機構を示す一例
である。これはブラケット本体をM1,M2,M3の3
つ部材に分割し、各M1〜M3部材を回転自在に連結し
て前後X方向,左右Z方向に移動可能とする。また上記
M3部材にN2部材を回転自在に連結し、該N2部材に
N1部材を同じく回転自在に連結し、該N1部材を上記
M1部材と車体フレーム2との間に配設する。この場
合、M2部材とN2部材とは平行にならないように長さ
の異なるダブルリンクとする。この各部材の長さはM2
>N2でもM2<N2でもよい。
【0028】また上記各M1,N1部材は車体フレーム
2に対してX方向に摺動可能となっており、かつボルト
締結用の長孔Mφ,Nφが形成されている。この長孔M
φは寸法Tの変化に伴って車体フレーム2とリヤボディ
10との位置関係が変化するのを吸収し、両者の位置関
係を一定に保持するためのものである。また上記長孔N
φは長孔Mφと寸法Tの変化に伴うM1,N1部材のず
れを吸収するためのもので、長孔Mφより長く設定され
ている。
【0029】さらに上記M1,N1部材をボルト等で車
体フレーム2に共締め固定する。これによりM1部材と
N1部材とのずれを止めることができ、かつ各部材のリ
ンク機構を固定して取付け後のリヤボディ10の動きを
阻止している。
【0030】上記アウタボディ12は、ライダーが着座
する前側シート部18及び該シート部18から上部に段
状に延びる後側シート部19と、各シート部18,19
の左,右側部を囲むサイド部20を有し、該サイド部2
0には左右外方に膨出する収納部20aが形成されてい
る。また上記左右サイド部20の下縁には車両前後方向
に帯状に延びる接合用アウタフランジ部21が一体形成
されている。
【0031】また上記インナボディ13は、上記アウタ
ボディ12の左右アウタフランジ部21間に位置し、上
記後輪9を所定の間隔を設けて覆うタイヤハウス部22
と、上記アウタフランジ部21と同一形状のインナフラ
ンジ部23とを有している。上記インナボディ13のタ
イヤハウス部22は、上記後輪9の外周を囲むよう僅か
に湾曲する円弧部22aと該円弧部22aから前端部近
傍まで連続面をなすように斜め下方に延びる直線部22
bとから構成されている。このようにタイヤハウス部2
2を全体として直線状に形成したので、該インナボディ
ひいてはリヤボディ全体の剛性を向上できる。
【0032】ちなみに、例えば図2に二点鎖線で示すよ
うに、上記インナボディ13を車体前端から後方に水平
に伸びる平面部42aと、該平面部42aから後輪9の
外周に沿って延びる円弧部42bとで構成した場合、こ
の円弧部42bと平面部42aとのコーナ部分42cが
形状的急変することとなり、該部分に応力が集中し、全
体としての剛性が低下するおそれがある。
【0033】また上記インナ,アウタフランジ部23,
21同士は後述する熱溶着により結合されており、これ
により上記アウタボディ12とインナボディ13とで箱
型モノコック構造のリヤボディ10が形成されており、
該リヤボディ10内は後述するように収納スペースとな
っている。また、上記両フランジ部23,21同士の結
合面は車両前後方向に延び(図7参照)、かつ略垂直面
をなしている(図4参照)。なお、上記両フランジ部2
3,21は図2,図7に二点鎖線で示すように該リヤボ
ディ10の後端まで延長しても良く、このようにすれば
フランジ部による泥除け効果が向上する。
【0034】上記アウタボディ12の前,後シート部1
8,19及び後端面にはそれぞれサービスホール25
a,25bが形成されている。またアウタボディ12の
後端面には尾灯26a及びナンバープレート26bが装
着されたブラケット27が取付けられている。
【0035】また上記各シート部18,19には上記サ
ービスホール25a,25bを覆うようにシート28,
29が装着されている。この各シート28,29の下面
には上記ホール25a,25bの開口縁に嵌合し得る凸
部28a,29bが突設されており、これにより上記シ
ート28,29は上記サービスホール25a,25bを
開閉可能となっており、また閉状態での横ずれが防止さ
れている。この各サービスホール25a,25bにより
リヤボディ10内に収納したバッテリ30の取り外し,
メンテナンス等を容易に行うことができるようになって
おり、また荷物,部品等を収納できるようになってい
る。
【0036】上記アウタ,インナフランジ部21,23
には、荷物固定用ゴム紐41a等を係止するための、貫
通孔,あるいは切り欠き凹部からなる係止部41が形成
されている。これにより上記ゴム紐41aのずれ、ひい
ては後部シート29上に搭載した荷物のずれ,脱落を防
止している(図2参照)。
【0037】上記リヤボディ10は熱可塑性の繊維強化
樹脂からなるアウタボディ12とインナボディ13との
フランジ部21,23同士を高周波誘導加熱により加
熱,溶融して接合されている。これは平板状の繊維強化
樹脂シート材を加熱しながら、プレスにより浅絞り加工
してアウタボディ12,インナボディ13を成形し、こ
の後上記フランジ部21,23同士を高周波溶着して製
造されたものである。
【0038】また上記両フランジ部21,23間には、
図3に示すように、熱可塑性の繊維強化樹脂にスチール
ファイバ等の磁性体を含有してなるシート材45が配設
されており、該シート材45を介在させた状態で高周波
溶着されている。これにより界面のない高強度,高剛性
の接合部が形成されている。
【0039】上記リヤボディ10はこれの前部から後部
にかけて板厚が順次薄くなるように形成されている。こ
れは上記平板シートの積層枚数を後部ほど少なくするこ
とによって板厚をコントロールして形成したものであ
る。これにより上記リヤボディ10の前端部を片持ち支
持する場合の荷重に対する強度,剛性を確保しながら、
全体としての軽量化に貢献している。
【0040】さらに、図5,図6に示すように、上記リ
ヤボディ10における補強用繊維の配列方向aは車体進
行方向に対して45度となるように向けられており、こ
れによりリヤボディ10に加わる捩じり力に対する剛性
の向上を図っている。ちなみに走行中、コーナーを曲が
る際の横Gによりリヤボディ10には捩り力が作用し、
特に後部シート29に人を乗せた場合は、該後部シート
部29がリヤボディ10の前端支持部から離れており、
しかもステップに力を入れ難い状態となっていることか
ら、大きな捩じり力が発生し易くなっている。なお、上
記補強用繊維の配列方向aは少なくともリヤボディの後
部シート部分にのみ適用してもよい。
【0041】さらにまた、図6に示すように、上記アウ
タボディ12のサイド部20に膨出形成された収納部2
0aと、上記サイド部20の縦壁部との境界部分におけ
る補強用繊維の配列方向bは、上記境界線と交叉する方
向に向けられている。なお該配列方向bはライダが跨が
った際に大腿部が位置する領域cに適用されている。こ
れにより上記境界部分の強度,剛性の向上を図ってい
る。これは上記アウタボディ12の前側シート部18は
ライダが跨がるため幅寸法を小さくしており、これに対
して収納部20aはスペースを広くとるため幅寸法を大
きくしている。このため両者の境界部分が形状的に急変
していることから剛性上不利となり易く、上記配列方向
bはこの剛性低下を補償するためのものである。
【0042】次に本実施例の作用効果について説明す
る。本実施例によれば、アウタボディ12とインナボデ
ィ13とで箱型のリヤボディ10を形成し、該リヤボデ
ィ10の前端のみを一対のブラケット11を介して車体
フレーム2に固定したので、車体フレームにシートレー
ルを固定するタイプの従来のリヤボディ構造に比較し
て、部品点数の削減,構造の簡素化,及び軽量化を図る
ことができ、また外観を向上できる。
【0043】また本実施例では、熱可塑性の繊維強化樹
脂からなるアウタボディ12とインナボディ13とのフ
ランジ部21,23同士を高周波誘導加熱により熱溶着
して上記リヤボディ10を形成したので、車体フレーム
2に片持ち支持する場合の強度,剛性を向上でき、後部
シート29に人を乗せた場合に必要な剛性を確保でき
る。
【0044】さらに本実施例によれば、上記両フランジ
部21,23間に磁性体を含有してなる繊維強化樹脂シ
ート材45を介在させて溶着したので、高周波誘導加熱
が採用でき、接合強度をさらに向上できるとともに、溶
着によるボディ形状の崩れを防止でき、外観を向上でき
る。この場合に、フランジ部21,23同士の結合面を
車両前後方向に延び、かつ垂直面をなすように形成した
ので、乗員の体重等による荷重は上記結合面に対して剪
断方向に作用するので、結合強度を高く維持できる。ま
た、両フランジ部21,23が下方に向いているので、
上記熱溶着作業において両フランジ部を挾持でき、熱溶
着を容易確実に行うことができる。
【0045】一方、上記フランジ部同士の結合構造につ
いては、図8に示すように、フランジ部21を上方に折
り曲げ形成しても良い。このようにした場合は、フラン
ジ部が車両側方から見た場合に外方に露出することがな
く、それだけ外観を向上できる。
【0046】また上記リヤボディ10のフランジ部2
1,23に荷物固定用の係止部41を形成したので、接
合用フランジ部21,23を有効利用することによって
荷物のずれを防止できる。さらに上記フランジ部21,
23は後輪9の泥よけとしても機能することから、この
点からも有効利用できる。
【0047】さらに本実施例によれば、インナボディ1
3のタイヤハウス部22を後輪9を覆う円弧部22aと
該円弧部22aから前端近傍まで連続して延びる直線部
22bとから構成したので、インナボディ13の形状の
急変による応力集中を回避でき、この点からもリヤボデ
ィの強度,剛性を向上できる。
【0048】ここで、図2に示すように、上記インナボ
ディ13を車体前端から後方に水平に伸びる平面部42
aと、該平面部42aから後輪9の外周に沿って延びる
円弧部42bとで構成する場合、この円弧部42bと平
面部42aとのコーナ部分42cにおける補強用繊維の
配列方向を同図に→印で示すように、車両前後方向に設
定することにより、インナボディの形状急変による強度
低下を補償できる。またこのようにした場合は、リヤボ
ディ10前部の収納スペースをさらに拡大できる。
【0049】また本実施例では、閉空間をなすリヤボデ
ィ全体を収納スペースとして利用することができ、かつ
粉塵,泥水等の該収納スペースへの侵入を確実に防止で
きる。
【0050】なお、上記実施例では、アウタボディ1
2,インナボディ13のフランジ部21,23同士をこ
れの全長にわたって溶着した場合を例にとって説明した
が、この溶着構造としては、図13及び図14に示すよ
うな構造を採用してもよい。
【0051】これは、各ブラケット11の下縁部に補強
片11bを後部に延長形成し、この補強片11bを上記
両フランジ部21,23間に位置させ、該フランジ部2
1,23と補強片11bとを接着剤で接合して構成され
ている。また上記補強片11bは前側シート18の後部
まで延長されており、この補強片11bから後方のフラ
ンジ部21,23同士は熱溶着されている。
【0052】上記構造によれば、着座時の荷重Fに対し
て座屈破壊を起こすおそれのある前側シート部18下方
のフランジ部21,23の補強を効果的に行うことがで
き、またリヤボディ10とブラケット11との接合面積
の増大を図ることによって、接合強度を向上できる。
【0053】ここで図12は、上記リヤボディ10の変
形例を示す図である。これはアウタボディ12内の前部
に隔壁35を一体形成し、該隔壁35とインナボディ1
3,及び蓋板14とで第1収納部36を形成する。また
上記アウタボディ12内の後側シート部19の前部に略
L字状の隔壁37を形成し、該隔壁37と前側シート部
18の縦壁18aとで第2収納部38を形成する。そし
て上記各シート部18,19の第1,第2収納部36,
38に臨む部分に開口を形成し、該開口を開閉する蓋部
材39,40を配設して構成されている。
【0054】上記収納構造によれば、各シート28,2
9に着座した状態で各収納部36,38内の小物を出し
入れすることができ、これにより有料道路,駐車場等の
料金所や検札所において、着座したままでチケット等を
容易に取り出すことができる。
【0055】また図12において、上記シート28を前
方に移動可能に配設するとともに、前側シート部18の
縦壁18aに開口18bを形成し、該開口18bを上記
シート28で開閉するように構成してもよい。この場合
は、着座した状態でライダがシート28とともに前方に
移動することによって上記開口18bから小物を出し入
れすることができ、しかもライダの背中が邪魔になるこ
とはない。
【0056】なお、上記各実施例では、フランジ部同士
を熱溶着する場合に、高周波誘導加熱法を採用したが、
本発明におけるの熱溶着はこれに限るものではなく、例
えばフランジ部同士を外部熱源によって挟持加熱する方
法も採用できる。さらにまた、上記フランジ部同士を接
着剤によって結合しても良く、このようにすれば結合作
業が容易である。
【0057】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明に係る自動
二輪車のリヤボディ構造によれば、アウタボディとイン
ナボディとのフランジ部同士を接合して箱型モノコック
構造のリヤボディを形成し、該リヤボディの前端をブラ
ケットを介して車体フレームにで片持ち支持したので、
部品点数を削減できるともに構造を簡素化でき、また軽
量化を図ることができる効果があり、またアウタボディ
とインナボディとの2部品からなるモノコック構造を採
用したので、コストアップ及び強度ダウンを最小限に押
さえることができる。この場合に、フランジ部同士の結
合面を車両前後方向に延びるようにしたので十分な結合
面積を確保でき、また垂直面をなすようにしたので、荷
重が剪断方向に作用することとなり、結合強度を向上で
きる。
【0058】また請求項2の発明では、アウタ,インナ
ボディを熱可塑性樹脂製とし、アウタ,インナフランジ
部同士を熱溶着により結合したので、接着材による接合
に比較して接合強度を向上でき、リヤボディの剛性を向
上できる。
【0059】請求項3の発明では、磁性体を含有した熱
可塑性樹脂製のシート材を上記両フランジ部間に介在さ
せたので、高周波誘導加熱にによりフランジ部同士を容
易確実に溶着させることができ、接合強度を向上できる
とともに、溶着によるボディ形状の崩れを防止でき、外
観を向上できる効果があり、また請求項4の発明では、
上記シート材として補強用繊維で強化されたものを用い
たので、接合部の強度低下を回避できる。
【0060】請求項5の発明では、タイヤハウス部をリ
ヤボディの前端部まで連続面をなすように延長形成した
ので、インナボディの形状急変による応力集中を回避し
て剛性を向上できる効果がある。
【0061】また請求項6の発明では、タイヤハウス部
の補強用繊維の配列方向を車両前後方向に向けたので、
繊維により強化方向とリヤボディの曲げモーメントの向
きとが一致するとことなり、この点からもリヤボディの
剛性を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動二輪車のリヤボデ
ィを説明するための側面図である。
【図2】上記実施例のリヤボディを示す断面側面図であ
る。
【図3】上記実施例のリヤボディの断面正面図である。
【図4】上記実施例のリヤボディの断面正面図である。
【図5】上記実施例のリヤボディの平面図である。
【図6】上記実施例のリヤボディの側面図である。
【図7】上記実施例のリヤボディの底面図である。
【図8】上記実施例のフランジ部結合面の変形例を示す
断面図である。
【図9】上記実施例の変形例によるブラケットを示す断
面正面図である。
【図10】上記実施例のブラケットの取付け構造を示す
平面図である。
【図11】上記実施例の変形例によるブラケットの取付
け構造を示す図である。
【図12】上記実施例の変形例によるリヤボディの収納
部構造を示す断面図である。
【図13】上記実施例の変形例による接合構造を示す側
面図である。
【図14】上記実施例の変形例による接合構造を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車 2 車体フレーム 9 後輪 10 リヤボディ 11 ブラケット 12 アウタボディ 13 インナボディ 18,19 シート部 21,23 アウタ,インナフランジ部 22 タイヤハウス部 45 シート材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 尚志 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動機 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員が着座するシート部及び接合用アウ
    タフランジ部を有する繊維強化熱可塑性樹脂製のアウタ
    ボディと、後輪の上部を覆うタイヤハウス部及び接合用
    インナフランジ部を有する繊維強化熱可塑性樹脂製のイ
    ンナボディとで、上記両フランジ部同士を結合面が車両
    前後方向に延び、かつ略垂直面をなすように結合して箱
    型のリヤボディを形成し、該リヤボディの前端にブラケ
    ットを固定し、該ブラケットを車体フレームに固定して
    上記リヤボディを片持ち支持したことを特徴とする自動
    二輪車のリヤボディ構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記フランジ部同士
    が熱溶着によって結合していることを特徴とする自動二
    輪車のリヤボディ構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、上記接合用ア
    ウタ,インナフランジ部間に磁性体を含有する熱可塑性
    樹脂製シート材を介在させ、該シート材及び上記アウ
    タ,インナフランジ部を高周波誘導加熱により熱溶着し
    たことを特徴とする自動二輪車のリヤボディ構造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、上記シート材が補強
    用繊維により強化されていることを特徴とする自動二輪
    車のリヤボディ構造。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4の何れかにおいて、上
    記タイヤハウス部をリヤボディの前端部近傍まで連続面
    をなすよう延長したことを特徴とする自動二輪車のリヤ
    ボディ構造。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5の何れかにおいて、上
    記タイヤハウス部の補強用繊維を車両前後方向に配列し
    たことを特徴とする自動二輪車のリヤボディ構造。
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