JPH08104270A - 小型車両のシートおよびテールカバー取付構造 - Google Patents

小型車両のシートおよびテールカバー取付構造

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JPH08104270A
JPH08104270A JP6241501A JP24150194A JPH08104270A JP H08104270 A JPH08104270 A JP H08104270A JP 6241501 A JP6241501 A JP 6241501A JP 24150194 A JP24150194 A JP 24150194A JP H08104270 A JPH08104270 A JP H08104270A
Authority
JP
Japan
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seat
tail cover
bottom plate
vehicle
body frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP6241501A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyuki Nagayama
訓之 長山
Toshimi Shinba
敏巳 榛葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数や組付工程数の削減ができ、かつ外観
が向上した小型車両のシートおよびテールカバー取付構
造を提供するにある。 【構成】シート14(14b)の下方にテールカバー1
9が配置された小型車両において、上記シート14(1
4b)の下部にはボトムプレート20が上記シート14
(14b)と一体的に設けられ、このボトムプレート2
0を上記テールカバー19に固定して一体化すると共
に、上記ボトムプレート20を車体フレーム2(12)
に取付けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型車両のシートおよび
テールカバー取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】小型車両の例えば自動二輪車に用いられ
るシートには前後に二分割されたものがあり、その前部
は運転者が着座するフロントシート、そして後部は同乗
車が着座するピリオンシートとなっている。また、ピリ
オンシートの下方にはテールカバーが配置されているも
のがある。そして、ピリオンシートおよびテールカバー
はそれぞれ別個に車体フレームの例えばシートレールに
固着されている。
【0003】さらに、テールカバー内に整備手帳等を収
納した収納ボックスが収納可能な物品収納スペースを設
けたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ピリオ
ンシートおよびテールカバーをそれぞれ別個にシートレ
ールに固着する場合、部品点数や組付工程数が増えてし
まいコストアップに繋がる。また、ピリオンシートとテ
ールカバーとの間に隙間が生じやすく、外観上好ましく
ない。
【0005】さらに、テールカバー内に物品収納スペー
スを設けた場合、収納ボックスがピリオンシートに干渉
して出し入れが困難になるといった不都合が発生する。
【0006】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、部品点数や組付工程数の削減ができ、かつ外観
が向上した小型車両のシートおよびテールカバー取付構
造を提供することを目的とする。
【0007】この発明の他の目的は、収納ボックスの出
し入れが容易な小型車両のシートおよびテールカバー取
付構造を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る小型車両の
シートおよびテールカバー取付構造は、上述した課題を
解決するために、請求項1に記載したように、シートの
下方にテールカバーが配置された小型車両において、上
記シートの下部にはボトムプレートが上記シートと一体
的に設けられ、このボトムプレートを上記テールカバー
に固定して一体化すると共に、上記ボトムプレートを車
体フレームに取付けたものである。
【0009】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、上記テールカバー上面または
上記ボトムプレート下面の少なくともいずれか一方に凹
陥部を設け、この凹陥部を物品収納スペースとしたもの
である。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、シート
の下方にテールカバーが配置された小型車両の上記シー
トの下部にはボトムプレートが上記シートと一体的に設
けられ、このボトムプレートを上記テールカバーに固定
して一体化すると共に、上記ボトムプレートを車体フレ
ームに取付けたため、従来のように上記シートおよび上
記テールカバーを別個に上記車体フレームに取付ける必
要がなく、部品点数や組付工程数の削減ができると共
に、上記シートと上記テールカバーとの間の隙間も均一
となり外観が向上する。
【0011】さらに、上記テールカバー上面または上記
ボトムプレート下面の少なくともいずれか一方に凹陥部
を設け、この凹陥部を物品収納スペースとしたため、収
納ボックスの出し入れ時に上記シートに干渉せず、収納
ボックスの出し入れが容易になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は、この発明を適用した小型車両であ
る自動二輪車の一例を示す左側面図である。図1におい
て、この自動二輪車1は車体フレーム2を有し、この車
体フレーム2の前方下部にエンジン3が搭載される。車
体フレーム2の前方にはヘッドパイプ4が設けられ、こ
のヘッドパイプ4にはステアリング機構5が設けられ
る。このステアリング機構5には、前輪6を回動自在に
支持するフロントフォーク7が備えられる。
【0014】フロントフォーク7は、前輪6を挟み込む
ようにステアリング機構5のアッパーブラケット8aと
ロアーブラケット8bに固定される。また、ステアリン
グ機構5にはハンドルバー9やフロントフェンダ10等
が取り付けられ、フロントフォーク7と共に左右に回動
自在に枢着される。
【0015】ところで、本実施例の自動二輪車1に用い
られる車体フレーム2は、エンジン3を強度部材、すな
わち車体フレーム2の一部として使用するダイヤモンド
型フレームである。また、この車体フレーム2は、例え
ばツインチューブ型のもので、主にヘッドパイプ4の直
後で左右方向に拡開された後、互いに平行に斜下後方に
延びる左右一対のメインフレーム11と、このメインフ
レーム11の後部寄り付近から斜上後方に延設される左
右一対のシートレール12とから構成される。そして、
メインフレーム11上には燃料タンク13が、また、シ
ートレール12上にはシート14がそれぞれ設置され
る。
【0016】一方、メインフレーム11の後方下部には
ピボット軸15が架設される。ピボット軸15にはスイ
ングアーム16がピボット軸15廻りにスイング自在に
枢着され、このスイングアーム16の後端に後輪17が
回動自在に支持される。
【0017】図2は、シート14の縦断面図であり、図
3は図2のIII −III 線に沿う断面図、そして、図4は
図2のIV−IV線に沿う断面図である。図1および図
2に示すように、本実施例の自動二輪車1に用いられる
シート14は前後に二分割されたものであり、その前部
は運転者が着座するフロントシート14a、そして後部
は同乗車が着座するピリオンシート14bとなってい
る。
【0018】フロントシート14aは、シートレール1
2に着脱自在となっており、図2に示す符号18はシー
トロック用の係止フックである。一方、ピリオンシート
14bは、後に詳細に説明するが、シートレール12に
固定される。また、ピリオンシート14bの下方にはテ
ールカバー19が配置される。
【0019】図2〜図4に示すように、両シート14
a,14bは樹脂または金属板製のボトムプレート20
上にスポンジ等のクッション材21を配置し、その外表
面を表皮材22で覆ったものである。また、クッション
材21および表皮材22は、図2および図3に示すよう
に、ボトムプレート20の縁部を巻き込むように形成さ
れ、一体化される。
【0020】図3に示すように、ボトムプレート20に
は取付ボス23が形成され、この取付ボス23を介して
ボトムプレート20をボルト24等でテールカバー19
に固着することによりピリオンシート14bはテールカ
バー19と一体化される。また、取付ボス23下面とテ
ールカバー19上面との間には予め隙間Sが設けられ、
ボルト24を締め付けることによりボトムプレート20
の縁部に巻き込まれたクッション材21および表皮材2
2がテールカバー19上面に圧着される。
【0021】さらに、テールカバー19と一体化された
ピリオンシート14bは、図4に示すように、シートレ
ール12に固定される。固定方法としては、例えばテー
ルカバー19上面に貫通孔25を形成すると共にボトム
プレート20下面に取付ステー26を延設し、この取付
ステー26を貫通孔25に貫通させてシートレール12
に設けられた取付ブラケット27にボルト28等で固着
する。
【0022】ところで、テールカバー19上面には凹陥
部29が形成され、ボトムプレート20との間に物品収
納スペース30を形成する。この物品収納スペース30
は、図2に示すように、前下がりに形成され、その前端
は開口される。そして、この開口に対応する前記フロン
トシート14aのボトムプレート20の部位にはスポン
ジ等のストッパ材31が設けられる。
【0023】物品収納スペース30には、例えば図示し
ない整備手帳等を収納した液密の収納ボックス32が収
納される。なお、凹陥部29をボトムプレート20下面
に設け、テールカバー19上面との間に物品収納スペー
ス30を形成してもよい。また、テールカバー19上面
とボトムプレート20下面との両方に凹陥部29を形成
して物品収納スペース30を形成してもよい。
【0024】次に、本実施例の作用について説明する。
【0025】ピリオンシート14bとテールカバー19
とを一体化することにより、従来のようにシートレール
12に別個に取付けなくてもよいため、ピリオンシート
14bやテールカバー19に必要なシートレール12へ
の取付ステー26の数やシートレール12に必要な取付
ブラケット27の数が減り、部品点数や組付工程数が減
ってコストダウンできる。
【0026】また、ピリオンシート14bとテールカバ
ー19とを一体化することによりボトムプレート20の
縁部に巻き込まれたクッション材21および表皮材22
がテールカバー19上面に圧着され、ピリオンシート1
4bとテールカバー19との間に隙間が生じにくく、外
観が向上する。
【0027】さらに、テールカバー19上面またはボト
ムプレート20下面の少なくともいずれか一方に凹陥部
29を設け、この凹陥部29を物品収納スペース30と
したため、車体側に物品収納スペース30を確保する必
要がなく、部品点数や組付工程数が削減でき、また、収
納ボックス32がピリオンシート14bに干渉すること
もないため、収納ボックス32の出し入れが容易にな
る。
【0028】なお、上述した実施例においては本発明を
自動二輪車1に適用した例を示したが、不整地走行車両
等の小型三・四輪車両にも適用できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る小型
車両のシートおよびテールカバー取付構造によれば、シ
ートの下方にテールカバーが配置された小型車両におい
て、上記シートの下部にはボトムプレートが上記シート
と一体的に設けられ、このボトムプレートを上記テール
カバーに固定して一体化すると共に、上記ボトムプレー
トを車体フレームに取付けたため、従来のように上記シ
ートおよび上記テールカバーを別個に上記車体フレーム
に取付ける必要がなく、部品点数や組付工程数の削減が
できると共に、上記シートと上記テールカバーとの間の
隙間も均一となり外観が向上する。
【0030】さらに、上記テールカバー上面または上記
ボトムプレート下面の少なくともいずれか一方に凹陥部
を設け、この凹陥部を物品収納スペースとしたため、収
納ボックスが上記シートに干渉せず、収納ボックスの出
し入れが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る小型車両のシートおよびテールカ
バー取付構造の一実施例を示す自動二輪車の左側面図。
【図2】シートの縦断面図。
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面図。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 自動二輪車(小型車両) 2 車体フレーム 12 シートレール(車体フレーム) 14 シート 14a フロントシート 14b ピリオンシート 19 テールカバー 20 ボトムプレート 21 クッション材 22 表皮材 29 凹陥部 30 物品収納スペース 32 収納ボックス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの下方にテールカバーが配置され
    た小型車両において、上記シートの下部にはボトムプレ
    ートが上記シートと一体的に設けられ、このボトムプレ
    ートを上記テールカバーに固定して一体化すると共に、
    上記ボトムプレートを車体フレームに取付けたことを特
    徴とする小型車両のシートおよびテールカバー取付構
    造。
  2. 【請求項2】 上記テールカバー上面または上記ボトム
    プレート下面の少なくともいずれか一方に凹陥部を設
    け、この凹陥部を物品収納スペースとした請求項1記載
    の小型車両のシートおよびテールカバー取付構造。
JP6241501A 1994-10-05 1994-10-05 小型車両のシートおよびテールカバー取付構造 Pending JPH08104270A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003104068A1 (ja) * 2002-06-10 2003-12-18 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型車両におけるシート支持構造
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DE102021125610A1 (de) 2021-10-04 2023-04-06 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Für ein Kraftrad vorgesehene Sitzanlage mit einem Polsterkörper sowie Sortiment von Wechselpolsterkörpern

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