JP7326829B2 - 鞍乗型車両の車体構造 - Google Patents
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Description
以下、図1~図7に基づき、本発明の一実施例に係る自動二輪車1(鞍乗型車両の一例)の車体構造について説明する。以下、前後、左右、上下等の方向を示す語は、自動二輪車1の運転者から見た方向を基準として用いる。各図に適宜付される矢印Fr、Rr、U、Lo、L、Rは、それぞれ自動二輪車1の前方、後方、上方、下方、左方、右方を示している。
図1、図2を参照して、車体フレーム2は、ヘッドパイプ21と、ヘッドパイプ21から後方に延びて下方に湾曲するメインフレーム22と、ヘッドパイプ21から下方に延びるダウンフレーム23と、メインフレーム22の後端部から左右に分岐しつつ下方に延びる左右一対のボディフレーム24と、メインフレーム22の後部から後方に延びる左右一対のシートレール25と、左右一対のボディフレーム24の上部から後上方に延びる左右一対のシートピラー26と、を備えている。
図1を参照して、ステアリング機構3は、ヘッドパイプ21によって回転可能に支持されている。ステアリング機構3は、左右一対のフロントフォーク31と、左右一対のフロントフォーク31の上端部に接続されるハンドル装置32と、を備えている。左右一対のフロントフォーク31の下端部には、前輪4が回転可能に支持されている。
図1を参照して、左右一対のスイングアーム5の前端部は、左右一対のボディフレーム24にピボット軸33を介して接続されている。これにより、左右一対のスイングアーム5がピボット軸33を中心に揺動可能となっている。左右一対のスイングアーム5の後端部には、後輪6が回転可能に支持されている。
図1を参照して、エンジン7は、クランクケース35と、クランクケース35に上方から連結されるシリンダ36と、シリンダ36に上方から連結されるシリンダヘッド37と、を備えている。シリンダヘッド37の後面には吸気装置(図示せず)が接続されており、シリンダヘッド37の前面には排気装置39が接続されている。エンジン7の上方には、燃料タンク8が配置されている。
図1を参照して、フロントシート9は、自動二輪車1の運転者が座るシートである。フロントシート9は、燃料タンク8とリヤシート10の間に配置されている。フロントシート9は、左右一対のシートレール25に支持されている。
図3、図4を参照して、リヤコンビネーションランプ11は、例えば、テールランプとブレーキランプを一体的に備えている。リヤコンビネーションランプ11は、各シートレール25の後方に配置されている。リヤコンビネーションランプ11の前部は、リヤシート10の後端部の真下に配置されている。
図3~図6を参照して、取付部材12は、シートブリッジ13よりも前方で左右一対のシートレール25のリヤ部25bを橋渡ししている。取付部材12は、各シートレール25のリヤ部25bよりも上方でリヤシート10の前部を支持している。
図3~図6を参照して、シートブリッジ13の全体は、板金によって一体的に形成されている。車両平面視で、シートブリッジ13は、後方に向かって凸となるコ字状を成している。シートブリッジ13は、左右一対のシートレール25のリヤ部25bを橋渡ししている。シートブリッジ13は、各シートレール25のリヤ部25bに対して上方に突出している。
図4~図7を参照して、シートフック14の全体は、棒状の金属材料によって一体的に形成されている。シートフック14は、各シートレール25のリヤ部25bよりも上方且つ後方に配置されている。シートフック14は、シートブリッジ13と共に、各シートレール25のリヤ部25bよりも上方でリヤシート10の後部を支持している。
図3、図5、図6を参照して、左右一対のグラブバー15は、互いに独立して設けられている。言い換えると、左右一対のグラブバー15は、互いに別体に形成されている。
リヤシート10を車体フレーム2に装着する際には、まず、作業者は、リヤシート10の底板41の突起部43をシートフック14の当接部81に当接させながら、シートブリッジ13の接続片72と当接部81とによって囲まれる空間に突起部43を差し込む。次に、作業者は、リヤシート10の底板41の嵌合穴50にロック機構62のケース65の嵌合突起66を嵌合させながら、リヤシート10の底板41の各ロックボス52をロック機構62のケース65の各ロック穴67に挿入する。このように各ロックボス52が各ロック穴67に挿入されると、ロック機構62のロック部材(図示せず)が各ロックボス52に係合することで、各ロック穴67からの各ロックボス52の離脱が規制される。これにより、ロック機構62によってリヤシート10の前部がロックされ、車体フレーム2からのリヤシート10の取り外しが規制される。
本実施例では、左右一対のグラブバー15は、単一の部材であるシートブリッジ13に取り付けられている。このような構成を採用することで、左右一対のグラブバー15の相互位置精度は、各グラブバー15のシートブリッジ13に対する取付精度のみに大きく依存することになる。そのため、左右一対のグラブバー15の相互位置精度を高めて、車両の美観を向上させることができる。
本実施例では、ボルト87を締結部材として用いている。一方で、他の異なる実施例では、リベットやフック形状といった溶接以外のあらゆる構成を締結部材として用いることができる。
10 リヤシート
11 リヤコンビネーションランプ
12 取付部材
13 シートブリッジ
14 シートフック
15 グラブバー
25 シートレール
41 底板
42 クッション
43 突起部
45 救急キット
46 保持構造
74 取付面
75 取付穴(グラブバーのシートブリッジへの取付部の一例)
79 貫通穴
81 当接部
82 延出部
83 挿入部
87 ボルト(締結部材の一例)
L1 取付面からリヤシートの底板の下面までの最短距離
L2 取付面から各シートレールのリヤ部までの最短距離
Claims (10)
- 車両前後方向に延びる左右一対のシートレールと、
前記左右一対のシートレールを橋渡しするシートブリッジと、
互いに独立して設けられ、締結部材によって前記シートブリッジに取り付けられる左右一対のグラブバーと、
リヤシートと、
前記シートブリッジに取り付けられるシートフックと、を備え、
前記リヤシートの後部は、前記シートブリッジ及び前記シートフックを介して前記各シートレールのリヤ部に支持され、
前記シートブリッジは、車両前後方向に延びる左右一対の延出片と、車幅方向に延びて各延出片の後端部を接続する接続片と、を備え、
前記接続片は、前記各シートレールのリヤ部よりも後方に位置し、
前記シートフックは、前記接続片に固定され、該シートフックの当接部は、後方に向かって凸となるコ字状を成し、該当接部は、前記シートブリッジよりも後方に突出し、
前記各グラブバーは、前記各延出片に固定され、
前記各グラブバーは同乗者が手で握るロッド部を備え、
前記ロッド部の後端部は、前記リヤシートよりも後方に突出し、
前記各グラブバーは、その前部のみで片持ち状に支持されることを特徴とする鞍乗型車両の車体構造。 - 前記各シートレールのリヤ部に連結された左右一対のシートピラーと、
前記各シートピラーの後端部を互いに接続する接続ブリッジと、を備え、
前記接続ブリッジは、前記各シートレールのリヤ部および前記各シートピラーの後端部を介して前記シートブリッジの延出片と対向する位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の車体構造。 - 前記リヤシートの後部には、突起部が設けられ、
前記突起部が前記シートフックに当接することで、前記シートフックに対して前記リヤシートが位置決めされることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型車両の車体構造。 - 前記シートブリッジは、前記各グラブバーの取付面を有し、前記取付面は、前記各シートレールに対して上方に突出しており、
車両側面視で、前記取付面から前記リヤシートの下面までの最短距離は、前記取付面から前記各シートレールまでの最短距離よりも短いことを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両の車体構造。 - 前記シートブリッジよりも前方で前記左右一対のシートレールを橋渡しする取付部材を備え、
前記取付部材は、前記各シートレールよりも上方で前記リヤシートの前部を支持しており、
前記シートブリッジと前記シートフックは、前記各シートレールよりも上方で前記リヤシートの後部を支持していることを特徴とする請求項3又は4に記載の鞍乗型車両の車体構造。 - 前記リヤシートの下面には、救急キットを左右両側から挟み込み、前記救急キットを前後両側から挟み込む保持構造が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗型車両の車体構造。
- 前記シートブリッジは、左右一対の貫通穴を備え、
前記シートフックは、
前記当接部から前方に延びる左右一対の延出部と、
前記各延出部の前端部から下方に折り曲げられ、前記各貫通穴に挿入される左右一対の挿入部と、を備えていることを特徴とする請求項3~6のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の車体構造。 - 前記各延出部は、車幅方向に長い偏平形状を成しており、前記シートブリッジの上面に沿うように配置され、前記シートブリッジの前記上面に溶接されていることを特徴とする請求項7に記載の鞍乗型車両の車体構造。
- 前記シートブリッジの上面には、前記各延出部が溶接される溶接面が設けられ、
前記各グラブバーの前記シートブリッジへの取付部は、前記溶接面よりも前方に位置しており、
前記各延出部は、前記各グラブバーの前記シートブリッジへの前記取付部よりも車幅方向内側に位置していることを特徴とする請求項7又は8に記載の鞍乗型車両の車体構造。 - 前記各シートレールの後方に配置されるリヤコンビネーションランプを備え、
前記シートフックは、前記各シートレールよりも上方且つ後方に配置され、
前記リヤコンビネーションランプの少なくとも一部は、前記リヤシートの真下に配置されていることを特徴とする請求項3~9のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の車体構造。
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