JPH06191441A - フードヒンジの取り付け部構造 - Google Patents

フードヒンジの取り付け部構造

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JPH06191441A
JPH06191441A JP34474392A JP34474392A JPH06191441A JP H06191441 A JPH06191441 A JP H06191441A JP 34474392 A JP34474392 A JP 34474392A JP 34474392 A JP34474392 A JP 34474392A JP H06191441 A JPH06191441 A JP H06191441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
hinge
hood hinge
shelf
cowl
Prior art date
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Pending
Application number
JP34474392A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Naruse
俊彦 成瀬
Hisashi Ogawa
久 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH06191441A publication Critical patent/JPH06191441A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フードとフロントフェンダとの建て付け精度
を向上する。 【構成】 サイドメンバアウタ40のフロントピラー下
部42の側壁部42Aには、フロントフェンダ16の取
り付け部16Aが固定されており、フロントフェンダ1
6の取り付け部16Aの下方には、フロントドア18の
ヒンジ20が固定されている。サイドメンバアウタ40
のフロントピラー下部42の上端部には、車幅方向内側
へ延びる棚部52が形成されており、この棚部52は、
カウルインナ22及びカウルトップサイドパネル28と
の溶接面とされている。また、棚部52にはフードヒン
ジ14のフランジ14Aの後部が、ボルト60によって
固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフードヒンジの取り付け
部構造に係り、特に自動車のフードをカウル側を中心に
上下に揺動可能に支持するフードヒンジの取り付け部構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のフードを支持するフード
ヒンジの取り付け部構造においては、実開平1−126
882号等に示される様な構造が知られている。
【0003】図4に示される如く、これらのフードヒン
ジの取り付け部構造では、フードヒンジ70がカウルト
ップサイド72にボルト74によって、取り付けられて
いる。また、フロントドアヒンジ76及びフロントフェ
ンダ78は、ボルト75、77によって、サイドメンバ
アウタ80のフロントピラー下部80Aに取り付けられ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
なフードヒンジの取り付け部構造では、フードヒンジ7
0が固定されたカウルトップサイド72を、フロントド
アヒンジ76及びフロントフェンダ78が固定されたサ
イドメンバアウタ80に結合し、結合部をブレース82
で補強している。
【0005】従って、カウルトップサイド72とサイド
メンバアウタ80との組み付け誤差、部品寸法誤差によ
って、フードとフロントフェンダとの建て付け精度が低
下するという不具合があった。
【0006】本発明は係る事実を考慮し、フードとフロ
ントフェンダとの建て付け精度を向上することができる
フードヒンジの取り付け部構造を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
のフードヒンジの取り付け部構造は、フロントフェンダ
及びフロントドアヒンジが固定されたサイドメンバアウ
タと、このサイドメンバアウタのカウルとの溶接面に設
けられた棚部と、この棚部に固定されたフードヒンジ
と、を備えたことを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1に記載の本発明のフードヒンジの取り
付け部構造では、フロントフェンダ及びフロントドアヒ
ンジが固定されたサイドメンバアウタのカウルとの溶接
面に設けられた棚部に、フードヒンジを固定するため、
フロントフェンダ、フロントドア及び、フードの全て
を、サイドメンバアウタを基準として位置決めできる。
【0009】従って、フードとフロントフェンダとの建
て付け精度を向上することができる。
【0010】
【実施例】本発明に係るフードヒンジの取り付け部構造
の一実施例を図1〜図3に従って説明する。
【0011】なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢
印UPは車体上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
【0012】図3に示される如く、車体10のフロント
ボデー10Aの上面部には、フード12が配設されてお
り、このフード12は左右後端部に設けられたフードヒ
ンジ14によって、車体10に上下方向(図3の矢印A
方向)へ揺動可能に取り付けられている。また、フロン
トボデー10Aの両側部には、フロントフェンダ16が
設けられており、フロントフェンダ16の後側には、フ
ロントドア18が前端部に設けられたヒンジ20によっ
て、開閉可能に支持されている。
【0013】図2に示される如く、カウルインナ22は
車幅方向に沿って配設されている。このカウルインナ2
2には水平面22Aの車体前後方向後側端から立ち上が
る後側立ち上がり面22Bと、水平面22Aの車体前後
方向前側端から立ち上がる前側立ち上がり面22Cと、
が形成されている。後側立ち上がり面22Bの上端部か
らは後方へ向けてフランジ22Cが形成されており、前
側立ち上がり面22Cの上端部からは前方へ向けてフラ
ンジ22Dが形成されている。
【0014】水平面22Aは、車幅方向の端部が車幅方
向外方へ向かって下り傾斜の傾斜部24とされており、
この傾斜部24と水平面22Aとの境には、車体前後方
向に延びる車体上下方向の縦壁部26が形成されてい
る。また、傾斜部24の周囲には、前フランジ24A、
横フランジ24B、後フランジ24Cが形成されてお
り、前フランジ24Aとフランジ22Dとは、縦フラン
ジ22Eで連結されている。また、後側立ち上がり面2
2Bの車幅方向外側端下部には、前方へ向けて平面視で
台形状の凸部23が形成されており、この凸部23の頂
部には、車体前方を向いた平面23Aが形成されてい
る。
【0015】図1に示される如く、カウルインナ22の
傾斜部24の上方には、カウルトップサイドパネル28
が配設されており、このカウルトップサイドパネル28
は、水平面28Aの車幅方向内側端が下方へ延設され垂
直面28Bとされている。垂直面28Bの後部の下端縁
部には、下フランジ28Cが形成されており、この下フ
ランジ28Cは、カウルインナ22の縦壁部26に溶着
されている。また、垂直面28Bには、カウルインナ2
2の縦フランジ22Eが溶着されている。
【0016】図2に示される如く、カウルトップサイド
パネル28の垂直面28Bの後端部には、車幅方向内側
へ向けて突出部30が形成されており、突出部30の後
壁面30Aがカウルインナ22の平面23Aに溶着され
ている。カウルトップサイドパネル28の水平面28A
の後端部近傍には、貫通孔32が穿設されており、水平
面28Aの下面には、貫通孔32と同軸的に座金34と
ウエルドナット36が溶着されている。
【0017】サイドメンバアウタ40のフロントピラー
下部42の側壁部42Aには、フロントフェンダ16
(図3参照)の取り付け部16Aが、ボルト44とウエ
ルドナット46とで固定されている。また、フロントフ
ェンダ16の取り付け部16Aの下方の側壁部42Aの
部位には、フロントドア18(図3参照)のヒンジ20
がボルト48とウエルドナット50とで固定されてい
る。
【0018】サイドメンバアウタ40のフロントピラー
下部42の上端部には、車幅方向内側へ延びる棚部52
が形成されており、この棚部52は、カウルインナ22
の凸部23の水平面23B及びカウルトップサイドパネ
ル28の水平面28Aとの溶接面とされている。また、
棚部52にはフードヒンジ取り付け用の貫通孔54が穿
設されており、棚部52の下面には貫通孔54と同軸的
に座金56とウエルドナット58が溶着されている。
【0019】図1に示される如く、棚部52にはフード
ヒンジ14のフランジ14Aの後部が、ボルト60とウ
エルドナット58(図2参照)とによって固定されてお
り、カウルトップサイドパネル28の水平面28Aに
は、フードヒンジ14の取り付けフランジ14Aの前端
部が、ボルト62とウエルドナット36(図2参照)と
によって固定されている。
【0020】図2に示される如く、棚部52の前側に
は、棚部52より低い段部64が形成されており、この
段部64の上面は車幅方向内方へ向かって上り傾斜の傾
斜部66とされている。この傾斜部66の後端部66A
には、カウルインナ22の傾斜部24の後フランジ24
Cが溶着されている。傾斜部66の上端部には上方に向
けてフランジ66Bが形成されており、このフランジ6
6Bにカウルインナ22の縦壁部26が溶着されてい
る。さらに、傾斜部24の中央部24Dが、傾斜部66
の前部外側端66Cに溶着されている。
【0021】図1に示される如く、カウルトップサイド
パネル28の車幅方向外側には、カウルトップサイドア
ウタ68が配設されている。
【0022】図2に示される如く、カウルトップサイド
アウタ68の上端縁部には、車幅方向外側へ向けてフラ
ンジ68Aが形成されており、このフランジ68Aは、
カウルトップサイドパネル28の水平面28Aの車幅方
向外側縁部下面に溶着されている。また、カウルトップ
サイドアウタ68の下端縁部には、車幅方向外側へ向け
てフランジ68Bが形成されており、このフランジ68
Bは、傾斜部24の横フランジ24Bの上面に溶着され
ている。
【0023】次に、本実施例の作用を説明する。本実施
例のフードヒンジの取り付け部構造では、フロントフェ
ンダ16の取り付け部16A及びフロントドア18のヒ
ンジ20が固定されたサイドメンバアウタ40の、カウ
ルインナ22との溶接面に設けられた棚部52に、フー
ドヒンジ14を固定するため、フロントフェンダ16、
フロントドア18及び、フード12の全てを、サイドメ
ンバアウタ40を基準として位置決めできる。
【0024】従って、フード12とフロントフェンダ1
6との建て付け精度を向上することができる。
【0025】また、本実施例では、棚部52の前側に段
部64を形成し、この段部64の傾斜部66の前部外側
端66Cに、カウルインナ22の傾斜部24の中央部2
4Dを溶着したので、従来構造(図4参照)の様な補強
用ブレース82の廃止が可能となる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るフードヒンジの取り付け部
構造は、フロントフェンダ及びフロントドアヒンジが固
定されたサイドメンバアウタと、このサイドメンバアウ
タのカウルとの溶接面に設けられた棚部と、この棚部に
固定されたフードヒンジと、を備えた構成としたので、
フードとフロントフェンダとの建て付け精度を向上する
ことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフードヒンジの取り付
け部構造を示す車体外側斜め前方から見た斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例に係るフードヒンジの取り付
け部構造を示す車体外側斜め前方から見た分解斜視図で
ある。
【図3】本発明の一実施例に係るフードヒンジの取り付
け部構造が適用された車体の斜め前方から見た斜視図で
ある。
【図4】従来例に係るフードヒンジの取り付け部構造を
示す車体外側斜め前方から見た分解斜視図である。
【符号の説明】
10 車体 12 フード 14 フードヒンジ 16 フロントフェンダ 16A 取り付け部 18 フロントドア 20 ヒンジ 22 カウルインナ 28 カウルトップサイドパネル 52 棚部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントフェンダ及びフロントドアヒン
    ジが固定されたサイドメンバアウタと、このサイドメン
    バアウタのカウルとの溶接面に設けられた棚部と、この
    棚部に固定されたフードヒンジと、を備えたことを特徴
    とするフードヒンジの取り付け部構造。
JP34474392A 1992-12-24 1992-12-24 フードヒンジの取り付け部構造 Pending JPH06191441A (ja)

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Cited By (6)

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