JP2002362436A - 後部車体構造 - Google Patents
後部車体構造Info
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- JP2002362436A JP2002362436A JP2001177648A JP2001177648A JP2002362436A JP 2002362436 A JP2002362436 A JP 2002362436A JP 2001177648 A JP2001177648 A JP 2001177648A JP 2001177648 A JP2001177648 A JP 2001177648A JP 2002362436 A JP2002362436 A JP 2002362436A
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- floor
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D43/00—Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements
- B62D43/06—Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements within the vehicle body
- B62D43/10—Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements within the vehicle body and arranged substantially horizontally
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
壁36を補強するとともに、この前壁補強部材41でス
ペアタイヤ65を前壁36へガイドするようにした。 【効果】 スペアタイヤをスムーズに前壁に導くことが
でき、更に、前壁を前壁補強部材で補強することで、ス
ペアタイヤが前壁に当たったときに、前壁の変形を抑え
ることができるため、スペアタイヤを前壁の傾斜によっ
て前壁上部に確実に移動させることができる。
Description
を大きくできる後部車体構造に関する。
る断面図であり、リヤフロアパネル100の後部を低く
して、リヤフロアパネル100に斜面101及びスペア
タイヤ102を載せるスペアタイヤ載置部103を形成
し、斜面101の下方及び前方に燃料タンク104を配
置し、斜面101の上部にリヤフロアアッパクロスメン
バ105を取付けた状態を示す。
102が車体後方から外力を受けて、スペアタイヤ載置
部103から前方へ移動して斜面101に当った場合、
斜面101はスペアタイヤ102の水平方向の押圧力で
変形し、燃料タンク104側に接近することになる。こ
の時、斜面101が燃料タンク104に干渉しないよう
に、斜面101と燃料タンク102とのクリアランスC
1を大きく設定する。このように、クリアランスC1を
大きく設定すれば、燃料タンク102の容量は小さくな
り、満タンにして走行可能な距離が短くなる。
改良することで、斜面の変形を抑え、斜面と燃料タンク
との距離を小さくして燃料タンクの容量を大きくするこ
とにある。
に請求項1は、車室寄りのフロアに対してスペアタイヤ
載置部側フロアを低くし、これらのフロア同士を後方へ
下降する斜面で連結し、斜面の下方から車室寄りのフロ
アの下方にかけて燃料タンクを配置し、仮にスペアタイ
ヤが前方に移動するときには、斜面の作用により斜面上
部へ導くようにした後部車体構造において、斜面に補強
用斜板を載せて斜面を補強するとともに、この補強用斜
板でスペアタイヤを斜面へガイドするようにしたことを
特徴とする。
することで、スペアタイヤをスムーズに斜面に導くこと
ができ、更に、斜面を補強用斜板で補強することで、ス
ペアタイヤが斜面に当たったときに、斜面の変形を抑え
ることができるため、スペアタイヤを斜面の傾斜によっ
て斜面上部に確実に移動させることができるとともに、
燃料タンクと斜面との距離を小さくすることができる。
従って、燃料タンクの容量を大きくすることができる。
の間に、補強用斜板との摩擦係数が、スペアタイヤのタ
イヤ部分との摩擦係数よりも小さいシート状部材を設け
たことを特徴とする。スペアタイヤがシート状部材に載
った状態で補強用斜板上を滑りやすくなり、スペアタイ
ヤをより一層スムーズに移動させることができる。
ンバを付設し、且つこのクロスメンバに補強材を内蔵し
たことを特徴とする。車室寄りのフロアにクロスメンバ
を付設し、且つこのクロスメンバに補強材を内蔵したこ
とで、スペアタイヤがクロスメンバに当ったときにクロ
スメンバの変形を抑えることができ、スペアタイヤをク
ロスメンバに阻止されずにスムーズに移動させることが
できる。
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る後部車体構造を備えた
車体の斜視図であり、車体10は、エンジン室を形成す
ることでエンジンを支持するとともにフロントサスペン
ションからの入力を支えるフロントボデー11と、この
フロントボデー11の後方に乗員室及び荷物室の床面を
形成するとともに燃料タンク、スペアタイヤ等を格納
し、更にリヤサスペンションからの入力を支えるアンダ
ボデー12と、このアンダボデー12の両側部から立上
げることで乗員室の側面を形成するサイドボデー13,
14と、これらのサイドボデー13,14の上部に渡す
ことで乗員室の屋根を形成するルーフ15と、アンダボ
デー12の後部に荷物室を形成するリヤボデー16とか
らなる骨格構造とした部材である。
フロントフロアパネル21と、後席シートを支持すると
ともに荷物室の床面になるリヤフロアパネル22と、こ
れらのフロントフロアパネル21及びリヤフロアパネル
22のそれぞれの結合部近傍に取付けたミドルフロアク
ロスメンバスチフナ23(図示せぬミドルフロアクロス
メンバを補強する部材である。)とからなる。
ントピラー26と、ボデー剛性を高めるためにアンダボ
デー12の側部に取付けたシル27と、ドア後端の保持
とドアロックのための部品を取付けるセンタピラー28
とを備える。サイドボデー14は、サイドボデー13と
同様なシル31及びセンタピラー32を備える。
る斜視図であり、アンダボデー12の後部におけるリヤ
フロアパネル22にスペアタイヤを収納するスペアタイ
ヤ収納凹部35を設け、このスペアタイヤ収納凹部35
の斜面としての前壁36の上方にリヤフロアアッパクロ
スメンバ37(請求項3に記載したクロスメンバであ
る。)を設け、スペアタイヤ収納凹部35の底部38
(請求項1に記載したスペアタイヤ載置部側フロアであ
り、第1底部38aと、この第1底部38aの周囲を高
くした第2底部38bとからなる。)から前壁36に亘
って、スペアタイヤが車体後方(図中の白抜き矢印(r
ear)は車体後方を表わす。また、白抜き矢印(fr
ont)は車体前方を表わす。以下同様。)から外力を
受けたときに、スペアタイヤが前壁36側へ移動しやす
いようにスペアタイヤをガイドするガイド部材を兼ねる
とともに前壁36を補強する補強用斜板としての前壁補
強部材41を取付けたことを示す。
ンバ37の中央部を補強するためにリヤフロアアッパク
ロスメンバ37の内側に取付けた補強材としてのリイン
フォースメント、44はリヤフロアパネル22の前部側
から延長させたシート状部材としてのフロアカーペッ
ト、45はスペアタイヤ収納凹部35の下面に設けたリ
ヤフロアクロスメンバ,46,47はリヤホイールハウ
ス、48,51は後輪用ダンパの上部を取付けるダンパ
取付部、52は後席用シート載置部である。
部材41は、鋼板をプレス成形した部材であり、スペア
タイヤ収納凹部35の第1底部38aに当てた後部端部
54と、この後部端部54から前上がりに形成した第1
傾斜部55と、この第1傾斜部55の前端から第2底部
38bに沿わせて前方へ延ばした水平部56と、この水
平部56の前端から前壁36に沿わせて前方上方へ延ば
した第2傾斜部57とからなり、前後方向に延びる2本
の前後凸部58,61を車幅方向に並べて形成した部材
である。前後凸部58,61は、スペアタイヤの移動を
スムーズにするレールの役目と、前壁補強部材41自体
の剛性を高める役目を有する部分である。
補強部材41の上にフロアカーペット44を敷く状態を
示す。なお、63,63は前部補強部材41の前部凸部
58,61にフロアカーペット44を固定するための固
定部材である。
アカーペット44を実線で描き、スペアタイヤ65を追
加した。スペアタイヤ65は、スペアタイヤ収納凹部3
5の底部38にブラケット66を取付け、このブラケッ
ト66にナット67を溶接し、このナット67に、スペ
アタイヤ65のホイール68を押えるホイール押え部材
71を介してつまみ付きボルト72をねじ結合すること
で、スペアタイヤ収納凹部35に固定したものであり、
前部65a(タイヤ73の前部)をフロアカーペット4
4を介して前部補強部材41に載せ、後部を底部38に
載せた状態で水平線74に対してホイール68のリム幅
の中央に引いたリム中心線75を前上がりに角度θだけ
傾けてスペアタイヤ収納凹部35に固定した。上記した
ブラケット66、ナット67、ホイール押え部材71、
つまみ付きボルト72は、スペアタイヤ固定部材を構成
する部品である。
へ移動するときに、前壁補強部材41の第2傾斜部57
を上方へより移動しやすいように設けたものである。図
中の符号76は燃料タンクであり、リヤフロアパネル2
2の前壁36とのクリアランスをC2とし、このクリア
ランスC2を図10に示したクリアランスC1よりも小
さくした。なお、符号77は燃料タンク76の後部上方
に位置するとともに左右のダンパ取付部48,51(図
2参照)間のリヤフロアパネル22に形成した平面部で
あり、請求項1に記載した車室寄りのフロアである。
明する。図6は本発明に係る後部車体構造の作用を説明
する第1作用図である。なお、スペアタイヤ65をスペ
アタイヤ収納凹部35に固定するスペアタイヤ固定部材
は省略した(以下同様)。例えば、車体後方からリヤボ
デー後壁78を介してスペアタイヤ65に白抜き矢印B
のように外力が加わった場合、図示せぬスペアタイヤ固
定部材が破損するとともにスペアタイヤ65は矢印のよ
うに車体前方へ移動し始める。
説明する第2作用図である。図6の状態から図7に示す
ように、スペアタイヤ65が車体前方に移動すると、タ
イヤ73とフロアカーペット44との摩擦係数が、フロ
アカーペット44と前壁補強部材41との摩擦係数より
も大きいために、フロアカーペット44は、スペアタイ
ヤ65と共に前方へ移動する。
1に固定したフロアカーペット44の後端部分は引きち
ぎられ、スペアタイヤ65よりも前方のフロアカーペッ
ト44は前側に送られるとともに前壁補強部材41から
離れて浮いた状態になる。この場合、フロアカーペット
44の固定部材63を、破損しやすくしたり、前壁補強
部材41から外れやすくしておけば、フロアカーペット
44をスペアタイヤ65と共に容易に移動させることが
できる。
が前壁補強部材41の第1傾斜部55に当たる。これに
より、スペアタイヤ65の前部65aは、第1傾斜部5
5の傾斜によって、押し上げられながら車体前方へ移動
する、即ち、スペアタイヤ65のホイール68は矢印の
ように前壁補強部材41の第1傾斜部55に沿って車体
前方へと進む。この場合、スペアタイヤ65を角度θだ
け前上がりにしているので、第1傾斜部55をより上方
へ移動しやすくすることができる。
説明する第3作用図である。図7の状態から図8では、
スペアタイヤ65のホイール68は第1傾斜部55の上
部に達する。このときに、タイヤ73は、フロアカーペ
ット44を介して前壁補強部材41の第2傾斜部57に
当たった状態にあり、この状態でスペアタイヤ65は、
第2傾斜部57に沿ってフロアカーペット44と共に更
に上昇する。
で、スペアタイヤ65から前壁36に押付け力が作用し
ても、前壁36の変形を抑えることができる。従って、
スペアタイヤ65を前壁36に沿って確実に且つスムー
ズに移動させることができる。
説明する第4作用図である。図8の状態から更にスペア
タイヤ65が車体前方且つ上方へ移動すると、図9にお
いて、スペアタイヤ65の前部65aはリヤフロアアッ
パクロスメンバ37の側方に達する。このときに、スペ
アタイヤ65からリヤフロアアッパクロスメンバ37へ
押圧力が作用するが、リヤフロアアッパクロスメンバ3
7内にリインフォースメント43を設けたので、リヤフ
ロアアッパクロスメンバ37の変形は抑えられ、スペア
タイヤ65は上方へスムーズに移動を続けることができ
る。
発明は第1に、車室寄りのフロアである平面部77(図
5参照)に対してスペアタイヤ載置部側フロアである底
部38を低くし、これらの平面部77及び底部38同士
を後方へ下降する前壁36で連結し、前壁36の下方か
ら平面部77の下方にかけて燃料タンク76を配置し、
仮にスペアタイヤ65が前方に移動するときには、前壁
36の作用により前壁36上部へ導くようにした後部車
体構造において、前壁36に前壁補強部材41を載せて
前壁36を補強するとともに、この前壁補強部材41で
スペアタイヤ65を前壁36へガイドするようにしたこ
とを特徴とする。
壁36へガイドすることで、スペアタイヤ65をスムー
ズに前壁36に導くことができ、更に、前壁36を前壁
補強部材41で補強することで、スペアタイヤ65が前
壁補強部材41及びフロアカーペット44を介して前壁
36に当たったときに、前壁36の変形を抑えることが
できるため、スペアタイヤ65を前壁36の傾斜によっ
て前壁36上部に確実に移動させることができるととも
に燃料タンク76と前壁36とのクリアランスC2を小
さくすることができる、即ち従来の燃料タンクと前壁と
のクリアランスC1よりも本発明のクリアランスC2を
小さくすることができる。従って、燃料タンク76の容
量を従来よりも大きくすることができる。
ッパクロスメンバ37とリヤフロアクロスメンバ45と
に渡した(リヤフロアクロスメンバ45側には、リヤフ
ロアパネル22を介して前壁補強部材41を渡した。)
ので、前壁補強部材41は、リヤフロアパネル22の剛
性の高い部分に載るため、スペアタイヤ65が前壁補強
部材41の第2傾斜部57に当たった場合に、前壁補強
部材41全体がリヤフロアパネル22の変形によってず
れたりする心配がない。
アタイヤ65との間に、前壁補強部材41との摩擦係数
が、スペアタイヤ65のタイヤ73部分との摩擦係数よ
りも小さいフロアカーペット44を設けたことを特徴と
する。スペアタイヤ65がフロアカーペット44に載っ
た状態で前壁補強部材41上を滑りやすくなり、スペア
タイヤ65をより一層スムーズに移動させることができ
る。
アッパクロスメンバ37を付設し、且つこのリヤフロア
アッパクロスメンバ37にリインフォースメント43を
内蔵したことを特徴とする。
バ37を付設し、且つこのリアフロアアッパクロスメン
バ37にリインフォースメント43を内蔵したことで、
スペアタイヤ65がフロアカーペット44を介してリヤ
フロアアッパクロスメンバ37に当ったときにリヤフロ
アアッパクロスメンバ37の変形を抑えることができ、
スペアタイヤ65をリヤフロアアッパクロスメンバ37
に阻止されずにスムーズに移動させることができる。
ては、フロアカーペットに限らず、例えば、樹脂(例え
ば、四ふっ化エチレン樹脂等のふっ素樹脂)製シート、
布(例えば、絹、麻、化学繊維)製シートでもよい。
する。請求項1の後部車体構造は、斜面に補強用斜板を
載せて斜面を補強するとともに、この補強用斜板でスペ
アタイヤを斜面へガイドするようにしたので、スペアタ
イヤをスムーズに斜面に導くことができ、更に、斜面を
補強用斜板で補強することで、スペアタイヤが斜面に当
たったときに、斜面の変形を抑えることができるため、
スペアタイヤを斜面の傾斜によって斜面上部に確実に移
動させることができるとともに、燃料タンクと斜面との
距離を小さくすることができる。従って、燃料タンクの
容量を大きくすることができる。
スペアタイヤとの間に、補強用斜板との摩擦係数が、ス
ペアタイヤのタイヤ部分との摩擦係数よりも小さいシー
ト状部材を設けたので、スペアタイヤがシート状部材に
載った状態で補強用斜板上を滑りやすくなり、スペアタ
イヤをより一層スムーズに移動させることができる。
ロアにクロスメンバを付設し、且つこのクロスメンバに
補強材を内蔵したので、スペアタイヤがクロスメンバに
当ったときにクロスメンバの変形を抑えることができ、
スペアタイヤをクロスメンバに阻止されずにスムーズに
移動させることができる。
図
1作用図
2作用図
3作用図
4作用図
ッパクロスメンバ)、38…スペアタイヤ載置部側のフ
ロア(底部)、41…補強用斜板(前壁補強部材)、4
3…補強材(リインフォースメント)、44…シート状
部材(フロアカーペット)、65…スペアタイヤ、76
…燃料タンク、77…車室寄りのフロア(平面部)。
Claims (3)
- 【請求項1】 車室寄りのフロアに対してスペアタイヤ
載置部側フロアを低くし、これらのフロア同士を後方へ
下降する斜面で連結し、斜面の下方から車室寄りのフロ
アの下方にかけて燃料タンクを配置し、仮にスペアタイ
ヤが前方に移動するときには、斜面の作用により斜面上
部へ導くようにした後部車体構造において、前記斜面に
補強用斜板を載せて斜面を補強するとともに、この補強
用斜板でスペアタイヤを斜面へガイドするようにしたこ
とを特徴とする後部車体構造。 - 【請求項2】 前記補強用斜板と前記スペアタイヤとの
間に、補強用斜板との摩擦係数が、スペアタイヤのタイ
ヤ部分との摩擦係数よりも小さいシート状部材を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の後部車体構造。 - 【請求項3】 前記車室寄りのフロアにクロスメンバを
付設し、且つこのクロスメンバに補強材を内蔵したこと
を特徴とする請求項1又は請求項2記載の後部車体構
造。
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