JPH07208290A - 騒音抑制型燃料ポンプ - Google Patents

騒音抑制型燃料ポンプ

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JPH07208290A
JPH07208290A JP6304585A JP30458594A JPH07208290A JP H07208290 A JPH07208290 A JP H07208290A JP 6304585 A JP6304585 A JP 6304585A JP 30458594 A JP30458594 A JP 30458594A JP H07208290 A JPH07208290 A JP H07208290A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンプの性能を高めながら、燃料の圧力脈動
や荒れた流れによって生じるポンプ騒音と構成部品の磨
耗を減少させた、コンパクトな一体構造で、耐久性があ
り、簡単な設計で低コストで製造でき、そして組立や使
用が簡単な歯車ロータ燃料ポンプを提供する。 【構成】 出口端キャップと入口端キャップを備えるハ
ウジングを有する歯車ロータ燃料ポンプで、該ポンプは
電機子によって電動機に運転可能に接続され、該電機子
は一方の端部のシャフトが、該入口端キャップ内に嵌装
された片持ちばり型の軸受内部に支えられ回転できるよ
うになっており、逆側の端部は支持されていない。該入
口端キャップにべローズ型の圧力脈動調整器が設けられ
る。さらに、該入口端キャップの外殻が少なくとも一つ
の空洞を有して、該空洞に圧縮可能ガスを引き込むよう
になっている。さらに、該入口端キャップには該ハウジ
ングの入口端部に収容されるように位置ぎめ面と位置ぎ
め溝とが機械加工される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料ポンプに関し、特
に自動車などにおける燃料システムの騒音抑制構造の一
体化したポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】供給タンクからエンジン付き車の内燃エ
ンジンに燃料を供給するために、電気駆動式であり自己
内包式のタンク内歯車ロータ燃料ポンプが使用されてき
た。この種のポンプは、サージングがない安定した高圧
の燃料の流れを生じ、最近の燃料噴射システムに使用す
るのに理想的といえる。また設計上でも個々の燃料噴射
器の急激開閉につきものの燃料供給ラインの圧力変化を
広く許容できる。
【0003】これらのポンプは一般的には、電機子を備
えた電動機を有するハウジングを具備し、この電機子は
回転できるように、一対の端キャップ間において軸受内
に支えられ、歯車ロータポンプ装置に固定されている。
この電機子はシャフトで支えられ、このシャフトの一方
の端部は一方の端キャップの軸受に嵌装され、シャフト
の他方の端部は他方の端キャップの軸受に嵌装されてい
る。このようなポンプは本願と同じ譲受人に譲渡された
米国特許5、122、039号に開示されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】このようなポンプの問題点としては、ポン
プの運転中、車に乗っている者にとって不快な騒音をた
てやすいということである。たとえば、ポンプの運転中
にハウジング内の可動部品が機械的に相互作用し、ポン
プの好ましくない騒音をおこすおそれもある。さらに悪
いことには、端キャップがハウジングに組み込まれたと
きに軸受の配置がずれていると、電機子がその回転軸に
関して動的にバランスが取れなくなったり、ハウジング
内で歯車ロータ装置が半径方向および/または軸方向の
配置が多少異なるようになり、ポンプの騒音を大幅に増
加させることになる。
【0005】軸受の配置がずれていると、ポンプの騒音
を引き起こすだけでなく、性能にも悪影響を与える。た
とえば、電機子が電動機の固定子に対して配置がずれて
いると、電機子と固定子の間隔が好ましくなく変わり、
モータの性能には有害である。同様に、配置のずれが、
歯車ロータポンプ装置と入口端キャップの内部面との間
の間隔に影響すると、ポンプ装置の最大容積流量が減少
してしまう。軸受の配置のずれにより、これら二つの問
題が同時におこると、ポンプの性能の等級を大きく落と
す。困ったことに、この構造の多数のポンプを繰り返し
て製造するときに、いつもすべてが適切に配置されたモ
ータ装置を得ることは困難であり、これら配置のずれは
頻繁に発生する問題となっている。
【0006】これらの燃料ポンプに関わる別の問題は、
高圧下でポンプ装置から排出された燃料によって生じる
圧力脈動とポンプ入口に入る燃料流れの乱れを原因とす
る騒音である。前記の特許に開示された歯車ロータ型燃
料ポンプの圧力脈動のダンパは、とくに燃料圧力脈動を
減衰することによって、かなり市場に受け入れられ、燃
料ポンプの騒音減少に成功をおさめている。しかし、そ
れでもなお改良が必要とされている状態である。このよ
うなダンパを利用しているポンプでは、ポンプ内の歯車
ロータポンプ装置の下流側に空洞が必要であり、ポンプ
の長さや部品の数を増加させることになる。また、これ
らの柔軟で塑性を有するダンパの信頼度と有効寿命はそ
の設計上の形状寸法や周期的な負荷に大きく依存し、使
用寿命が長く信頼度の高いダンパを得るためには、部品
の形状寸法と品質に対して入念な設計や調整が要求され
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の歯車ロータポン
プは、出口端キャップと入口端キャップとを有するハウ
ジングを具備する。このポンプはハウジング内に収容さ
れた歯車ロータポンプ装置を有し、電機子によって電動
機に運転可能に接続されている。またこの電機子は一方
の端部が、入口端キャップ内に嵌装された片持ちばり型
の軸受内に支えられ回転できるようになっており、逆側
の端部は支持されることなく回転可能になっていて、ポ
ンプの性能を高めながら、軸受の配置のずれやずれから
生ずる磨耗やポンプの騒音を防止している。べローズ型
の圧力脈動調整器が、入口端キャップを囲むようにハウ
ジングに取付けられた入口カバー内に収容されて、端キ
ャップとカバーの間のばねによって留められ、ポンプ装
置から入口端キャップ内の連通通路を介してベローズま
で伝達された燃料圧力脈動の振幅を減少し、ポンプの騒
音を減少させるようになっていると好ましい。さらにポ
ンプの騒音を減少させるためには、入口端キャップの外
殻内に少なくとも一つの空洞を有して、各空洞に圧縮可
能ガスを閉じ込めるようにして、残存した燃料圧力脈動
の振幅をさらに減少させながら、端キャップ内の入口に
入る荒れた燃料流によって引き起こされた騒音を吸収す
るようになっていると好ましい。
【0008】片持軸受は入口端キャップ内の穿孔内に嵌
装されており、電機子から延長して設けられたシャフト
を回転可能に軸受で軸の略全長に沿って支えていると、
電機子の両方の端部で支持させる必要がなく軸受の配置
のずれが防げて、好ましい。入口端キャップは、その内
部面の周囲に位置ぎめ溝を有し、ポンプハウジング内の
対応する内筒に嵌入されるようになっている。電機子と
ポンプ装置を正確にハウジング内に軸方向にそろえ半径
方向に位置づけて、ポンプの性能や信頼度を高めなが
ら、損耗や騒音を減少させるために、入口端キャップの
内側の面と位置ぎめ溝の端面が片持軸受の長手方向の軸
に対して十分に垂直で、位置ぎめ溝の周面が軸受の軸に
十分に平行であるのが好ましい。入口端キャップを製造
するときには、片持軸受をまず穿孔内に挿入し、その軸
受を基準に用いて、端キャップの内部面と位置ぎめ溝の
各表面を機械加工して、端キャップと軸受が一体構造に
なって大量生産操業において精度を高度に繰り返せるよ
うになっていると好ましい。
【0009】ポンプハウジング組み立ての際、内部端キ
ャップ面は位置ぎめ面として機能し、ポンプ装置は片持
軸受に取り付けられたとき、ポンプの性能を高め機械の
騒音を減少させるために、摺動可能かつ回転可能にその
面に平に収受されるようにしている。入口端キャップの
溝の端面は、入口端キャップのポンプハウジングへの挿
入深さを限定し、ポンプ装置と電機子をハウジング内で
軸方向に適切に位置づけようとするものである。溝の周
面は、ハウジングの内側周面に密封して摩擦によって支
えられ、ポンプ装置と電機子をハウジング内で半径方向
に正確に位置づけるようになっていると、好ましい。
【0010】本発明の目的と特徴ならびに利点は、ポン
プの性能を高めながら軸受の配置のずれをなくしポンプ
騒音と構成部品の磨耗を減少させるために、ポンプ電動
機の電機子の一方の端部だけでの軸受支持を必須とし、
より円滑に運転できてポンプの騒音を減少させ信頼度を
高め、組立ラインにおいて大量一貫生産が可能となるよ
うに高度に繰り返し製造可能な装置がもたらされるよう
に、歯車ロータポンプ装置と電機子をポンプハウジング
内で軸方向に並べ半径方向に位置づける端キャップ構造
を提供し、ポンプ装置から加圧され排出されてきた燃料
によって伝達された圧力脈動によって生じるポンプ騒音
を減少させ、ポンプ入口に入ってくる荒れた燃料流によ
って生じる騒音を減少させ、そして、コンパクトな構造
で、一体構造で、丈夫で、耐久性があり、簡単な設計
で、低コストで製造でき、そして組立や使用が簡単な歯
車ロータ燃料ポンプを提供することである。
【0011】本発明のこれらのそして他の目的や特徴お
よび利点は、実施例、図面から明らかにあるいはより明
白になる。
【0012】
【実施例】図1から4は供給タンクから内燃エンジンに
高圧下で燃料を供給するための一体構造となった歯車ロ
ータ燃料ポンプ10を図示したものである。燃料ポンプ
10は、歯車ロータポンプ装置12と、電機子16を備
えた電動機14を有する。一般的には円筒状で中空の片
持ちばり型軸受18が、ポンプ10に固定された入口端
キャップ20から延びている。電機子16は、回転でき
るようにこの軸受18内部で支えられている。またこの
軸受18が本発明を特徴づけ、軸受の配置ずれを事実上
除くことによって、ポンプの騒音を防止している。入口
端キャップ20が、運転中ポンプ装置12から加圧され
排出された燃料によって伝達される圧力脈動を調整し吸
収できるようにポンプ装置12と連通している圧力脈動
調整器22を保持し、騒音を減少させていると好まし
い。そして、入口端キャップ20の外殻24が少なくと
も一つの空洞26を有して、圧縮可能なガスをその中に
収容し、ポンプの騒音を吸収しさらに減少させるように
なっていると好ましく、空洞26が複数個あればなお好
ましい。
【0013】図1をより詳細に参照すると、ポンプ10
は一般的には円筒状のハウジング28を有して、このハ
ウジングの一方の端部は出口端キャップ30、逆側の端
部は入口端キャップ20となっている。ハウジングの入
口端部に取付けられて入口端キャップ20にかぶさるよ
うに入口カバー32が取付けられ、この入口カバーはフ
ィルタ34を備えている。このフィルタは入口開口部3
6に収容され、微粒体がポンプ10に入ってポンプに損
傷を与えないようにしている。出口端キャップ30は、
そこから外側に延長する出口ニップル38と一体構造に
なって、ポンプハウジング28の内部と連通して、ポン
プ装置12からポンプ10の外側に排出される燃料が通
過するようになっている。電動機の電機子16に電力を
供給するために、出口端キャップ30は間隔をおいて設
けられた一対の電極40および42を有する。
【0014】ポンプの電動機14は、一般的に固定子4
4によって囲まれている電機子16を備えて、ハウジン
グ28内に収容されている。電機子16は、一方の端部
から軸方向外側に延長するシャフト46を有している。
シャフトは、中空の片持軸受18内に嵌装され、その軸
受は電機子16を回転可能に支持しているが、その逆側
の端部では軸受支持を行っていない。こうして、ポンプ
装置12および電動機装置14の信頼度を高めながら、
軸受の配置のずれとずれから生ずるポンプの騒音を防止
する。中空でほぼ円筒状の駆動管48が電機子16から
延長し片持軸受18を囲むように収容され、電機子シャ
フト46と同心になっている。駆動管48は、自由端側
に間隔をおいて設けられた一対の腕あるいはつかみ部材
50を有しており、ポンプの運転中、回転可能にポンプ
装置12を駆動できるように、腕あるいはつかみ部材5
0はポンプ装置12と運転可能に連通している。運転
中、駆動管48と片持軸受18の間に間隙があるよう
に、駆動管48の内周面が軸受18の外周面から半径方
向で外側に離れ、両者のあいだに円周上の隙間52があ
ると好ましい。この隙間52に汚染物質が入らないよう
に、シール座金54が、片持軸受18を囲むように収容
され、駆動管48の外側脇淵部とポンプ装置12の間に
できた、駆動管48の円周上溝56に配置されている。
【0015】さらに、図2および3を参照すると、ポン
プ装置12は、駆動管48のつかみ部材50を囲むよう
に収容されたシーリングディスク62と、ほぼ円筒状で
中空のカムリング58とによって成されたポンプ室を有
する。このカムリング58は、入口端キャップ20の内
部位置ぎめ面60に固定され、これによりカムリング5
8の外側脇面が密封される。通常は軸受18の長手方向
の軸と偏心しているカムリング58を適切に位置づける
ために、リング58は、一方の端部から軸方向外側に延
長する取付けフランジ64を有する。このフランジは、
端キャップ20の内部面60と対応する溝66に収容さ
れている。カムリング58を端キャップ20に固定する
ために、取付けフランジ64を端キャップ20に超音波
溶接すると好ましい。この二つの構成部品20と58の
合体に対して、ポンプ装置12の耐久性を高めながら騒
音を減らすために、機械的な固定具を使用してこの二つ
の構成部品を固定させることもできる。フランジ64
を、カムリング58の周囲で、端キャップ20に連続的
に溶接して、リング58と端キャップ20間での燃料漏
れを防止し、燃料ポンプ10の性能を向上させることが
望ましい。
【0016】図2により明瞭に示されているように、内
側歯車ロータ68とこれと対応する外側歯車ロータ70
は噛み合う歯を有し、ポンプ室内のカムリング58に囲
まれ、これらのロータ68と70間に、拡大ポンプ室7
2と縮小ポンプ室74を円周上に形成している。内側歯
車ロータ68はその中心に孔76を有して、この孔76
を通して摺動可能、回転可能に軸受18を嵌入し、内側
ロータ68と外側ロータ70をカムリング58内で半径
方向で位置づけ、さらにカムリング58によって外側ロ
ータ70を内側ロータ68と噛み合わせている。内側歯
車ロータ68を電動機14に運転可能に接続させ、電機
子16と一体的に回転させるために、ロータ68は一対
の間隔をおいて設けられた孔78を有する。各孔78は
その中に駆動管48のつかみ部材50を嵌装している。
電機子16はポンプの運転中は回転しているので、内側
ロータ68と外側歯車ロータ70もまた回転し、液体燃
料が供給タンクから拡大ポンプ室72に吸引され、加圧
さてれ縮小ポンプ室74から排出され、そいて液体燃料
はポンプハウジング28を通過して出口ニップル38か
ら流出する。
【0017】図3および4にさらに明瞭に示されている
ように、入口端キャップ20はその内部面60に曲線流
路80を有し、流路80の一方の端部の入口孔82はキ
ャップ20を貫通して供給タンクと連通し、燃料がポン
プ運転中に拡大ポンプ室72に入るようにしている。入
口孔82と離れて流路80の逆側の端部に、端キャップ
20は通常は半径方向の外側に延長した出口孔84を有
し、縮小ポンプ室74(図2)から排出された燃料をポ
ンプハウジング28内の空隙86に移動させる。ポンプ
ハウジング28では、燃料は電機子16の周りを通過
し、出口ニップル38から排出される。入口端キャップ
20が、出口孔84付近で流路80に向かって開口して
いる貫通通路90を有して、燃料がある脈動の仕方で縮
小ポンプ室74から排出されているとき、燃料によって
伝達された圧力脈動を圧力脈動調整器22に送り、これ
らの脈動を減衰しポンプの騒音を減少するようになって
いると好ましい。連通口90をほぼ覆うように脈動調整
器22を位置づけ維持するために、端キャップ20は円
筒状の凹部88を有して、その中に調整器22の一方の
端部を嵌装している。
【0018】入口孔82に入る燃料の乱れによって生ず
るポンプの騒音を減らし、また残存している圧力脈動の
振幅を減少するために、入口端キャップ20の外殻24
の空洞26が、キャップ20の円周に間隔をおいて設け
られていると好ましい。各空洞26は、空気および/ま
たは燃料蒸発ガスなどのような、供給タンクから引き込
まれた液体燃料によって封じこめられた圧縮可能な気体
を含有し、入口孔82で液体流れの乱れによって生じた
騒音および、連通通路90を通過して調整器22によっ
て完全に減衰できないまま伝達された燃料圧力脈動を、
圧縮性により吸収するのが好ましい。
【0019】片持軸受18は、入口端キャップ20の中
央に位置する孔92に嵌装されている。孔92は、キャ
ップ20と軸受18間に締まりばめができるような直径
であると、軸受18をキャップ20に確実に固定し、キ
ャップ20と軸受18が一体構造となり好ましい。軸受
18はほぼ円筒状の中空構造で内部に電機子シャフト4
6を嵌装するようになっており、高炭素鋼であると好ま
しく、耐久性をもち寿命が長くそして耐摩耗性も十分と
なるように熱処理されているとなお好ましい。
【0020】図1に示されているように、軸受18は少
なくともほぼ、電機子16から軸方向で外側に延長して
いる電機子シャフト46にあたる長さであると、軸方向
のほぼ全長に沿ってシャフト46に対して回転軸受支持
が行うこができ、米国特許5、122、039号に開示
されたような従来構造の歯車ロータ燃料ポンプの場合と
は異なり、電機子16の軸受を両方の端部の設ける必要
がなく好ましい。電機子の両端部での軸受による支持を
不要とするような片持軸受18を用いれば、従来の歯車
ロータポンプでは大抵発生していた軸受の配置のずれの
問題がなくなり、電機子16が運転中に高速度回転して
いるときに動的にバランスを失うことも防げるようにな
り、ポンプの騒音を劇的に減少させながら、運転の円滑
さと信頼性を顕著に高めることができる。
【0021】入口端キャップ20は、ポンプハウジング
28の入口端部内で対応する座ぐり94に収容されるよ
うに、断面がほぼ円形の構造になっている。端キャップ
20をハウジング28内に、軸方向にも半径方向にも正
確に位置付けるために、端キャップ20の内部面60
は、その円周上に位置ぎめ肩部もしくは溝96を有し
て、キャップ20がポンプハウジング28に組みつけら
れたとき、相互に係合できるようになっている。位置ぎ
め肩部もしくは溝96が、片持軸受18の長手方向の軸
に実質的に垂直な脇面98を有していると、それと対応
する座ぐり94の脇面に対してじかに脇面98が接して
挿入深さが限定でき、さらに軸受18、歯車ロータ68
と70、そして電機子16を、ポンプハウジング28内
に軸方向に正確に位置づけることができ、好ましい。端
キャップ20をハウジング28と同軸に正確に位置づけ
て、軸受18、カムリング58、歯車ロータ68と7
0、そして電機子16を、ハウジング28内に半径方向
に適切に位置づけるために、肩部もしくは溝96は、軸
受18の長手方向の軸に十分に平行な周面100を有し
ている。端キャップ20の外殻24もまた、オーリング
104(図1)を収容するためにその円周上に肩部もし
くは溝102を有して、キャップ20がハウジング28
に収容されハウジング28の入口端部が組立中に端キャ
ップ20のまわりに合うように形づけられたとき、端キ
ャップ20とハウジング28の間に、流体が漏れないよ
うな密封がなされる。面100および105もまた、軸
受18の軸と同軸であることが必須である。
【0022】再び図1を参照すると、脈動調整器22
は、入口カバー32内に収容されたベローズ106を有
して、その一方の端部は一般的に軸受18を囲むように
同軸的に収容され、端カバー20内の凹部88内に収め
られ、調整器22が通路90と連通しポンプ装置12か
ら排出された燃料から伝達された圧力脈動を吸収し減衰
しようとするものである。ベローズ106は、入口カバ
ー32とベローズの逆側の端部との間に配置されたコイ
ルバネ108によって入口カバー32内に留められ、端
キャップ20に向けて片寄せられて、圧力脈動を吸収し
減衰している。ベローズ106は、少なくとも二つの畳
むことのできる折り目110を有し、運転中ベローズ1
06が圧力脈動を吸収するようにして、さらにベローズ
は、耐久性があり柔軟で弾力に富みガソリンやアセテル
(Acetel)のようなアルコールを通さない材質で製造さ
れ、脈動の振幅を減少させそれによってポンプの騒音を
減少させていると好ましい。
【0023】入口端キャップ20を形成製造するとき
は、孔92は端キャップ20を貫通して穿孔され、キャ
ップ20内の片持軸受18を正確に中央に位置づけ、軸
受18がその孔92に挿入できるようにすると好まし
い。しかし、もし必要であれば、孔92は端キャップ2
0内に一体的に成型されてもよい。軸受18を基準と
し、キャップ20の内部位置ぎめ面60が、軸受18の
長手方向の軸に十分に垂直に加工されていると、内側ロ
ータ68が組立中に軸受18を囲むように収容されたと
き、歯車ロータ68と70が内部端キャップ面60と直
に接するようになり、拡大ポンプ室72および縮小ポン
プ室74と端キャップ20の間の密封度を高めて、ポン
プの性能や効率を向上できるので好ましい。さらに、軸
受18を基準にして、位置ぎめ溝96の脇面98が軸受
18の長手方向の軸に十分に垂直に加工され、溝96の
周面100と面105が軸受18の長手方向の軸に十分
平行に加工されているのも好ましい。以上のような方法
で、入口端キャップ20と軸受18は一体組立され、電
機子16、カムリング58および歯車ロータ68と70
が、それぞれのハウジング28内に軸方向および半径方
向ともに正確に配置されたポンプ10を、組立ラインで
大量に高度な正確さで繰り返して製造し、ポンプが一貫
したポンプ性能を保持しポンプの騒音を減少させること
ができる。
【0024】使用に際しては、ポンプ10は燃料供給タ
ンクの中のタンク内燃料ポンプモジュール(図示せず)
に収容されている。ポンプ10はポンプモジュール内で
垂設され、入口開口部36と入口孔82が共にモジュー
ル内の液体燃料に沈められて、圧縮可能ガスが燃料によ
って端キャップ20内の空洞26内に封じ込まれている
と好ましい。
【0025】その作用において、ポンプ電動機14が発
動されると、電機子16は回転し始め、歯車ロータ68
と70により燃料が入口孔82を介してポンプ10に引
き込まれ、燃料はポンプ出口38から排出されるように
なる。入口端キャップ20と片持軸受18を組立てるこ
とにより、ポンプハウジング28の可動構成部品、つま
り電機子16、カムリング58および歯車ロータ68と
70の正確な位置づけができるようになり、その結果、
これらの構成部品の機械相互作用によって引き起こされ
ていたポンプの騒音が大幅に減少する。
【0026】各拡大ポンプ室72に引き込まれる燃料
は、ロータ68と70により円周移動して、各歯車ロー
タの歯の隙間が回転中に狭くなるのにしたがって、強制
的に縮小室74から排出され、これによりこの加圧され
た燃料は入口端キャップ20の出口孔84を介してポン
プハウジング28の空隙86内に脈動して流れる。従来
においてはポンプ10を介してポンプの外側に広がって
騒音を引き起こしていた圧力脈動におけるかなりの量の
エネルギーが、端キャップの出口孔84から連通通路9
0を介して連通している減衰用ベローズ106により消
散する。これらの脈動がベローズ106に入ると、ベロ
ーズ106の折り目110とコイルばね108は弾力的
に撓み、それ以上の脈動の広がりを抑えて吸収減衰を行
い、脈動振幅を大幅に減少させる。
【0027】これらの脈動の残存するエネルギーは、ポ
ンプの入口孔82に入る燃料の乱流によって作り出され
た圧力変動と同様に、エネルギーを吸収しさらにポンプ
の騒音を減少させる緩衝として機能する端キャップ空洞
26内の圧縮可能ガスによって、かなり消散する。結
局、ポンプの騒音は劇的に減少し、ポンプ10が車に乗
っている者のそばの燃料供給タンク内に配置されても、
乗っている者を害するようなポンプの騒音はなくなる。
【0028】
【発明の効果】本発明の歯車ロータ燃料ポンプは、ポン
プの性能を高めながら軸受の配置のずれをなくしポンプ
騒音と構成部品の磨耗を減少させる。また、スムースに
運転でき、信頼度を高め、組立ラインにおいて大量一貫
生産が可能となる。更に、ポンプ装置から加圧され排出
されてきた燃料によって伝達された圧力脈動によって生
じるポンプ騒音を減少させ、また、ポンプ入口に入って
くる荒れた燃料流によって生じる騒音を減少さる。更
に、コンパクトな構造であり、一体構造で、丈夫で、耐
久性があり、簡単な設計で、低コストで製造でき、組立
や使用が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現時点で好適な実施例による、片持軸
受に回転可能に支えられた電機子を有する自己内包式燃
料ポンプの一部断面を示す側面図である。
【図2】図1の線2−2にほぼ沿った断面図である。
【図3】図1の線3−3にほぼ沿った断面図である。
【図4】図1の入口と片持軸受の中心線にほぼ沿った部
分断面図である。
【符号の説明】
10 歯車ロータ燃料ポンプ 12 歯車ロータポンプ装置 14 電動機 16 電機子 18 片持軸受 20 入口端キャップ 22 圧力脈動調整器 26 空洞 28 ハウジング 30 出口端キャップ 34 フィルタ 36 入口開口部 38 出口ニップル 44 固定子 46 シャフト 48 駆動管 54 シール座金 58 カムリング 62 シーリングディスク 64 取付けフランジ 68 内側歯車ロータ 70 外側歯車ロータ 72 拡大ポンプ室 74 縮小ポンプ室 86 空隙 104 オーリング 106 ベローズ 108 コイルばね
フロントページの続き (72)発明者 ロナルド ビー・ クェンズリ アメリカ合衆国 ミシガン 48729、デフ ォード、エス・ セミタリイ ロード 675 (72)発明者 チャールズ エッチ・ タッキイ アメリカ合衆国 ミシガン 48726、カス シティ、シュウェグラー ロード 4681

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周上に配置された拡大ポンプ室および
    縮小ポンプ室を成す、噛み合う歯を有する内側歯車ロー
    タおよび外側歯車ロータと、前記両ロータ間で前記拡大
    ポンプ室および前記縮小ポンプ室内にそれぞれ開口して
    いる、間隔をおいて設けられた流体入口孔と出口孔とを
    有するポンプの端キャップと、ポンプの前記端キャップ
    に嵌装された片持軸受と、電機子を有する電動機とを具
    備し、前記電機子は、回転のため前記片持軸受で支えら
    れるシャフトを有し、一方の端部だけが前記片持軸受に
    よって前記シャフトで前記電機子を回転可能に支えら
    れ、前記両歯車ロータの少なくとも一つに接続されて前
    記両歯車ロータを回転させる歯車ロータ燃料ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記シャフトが前記電機子から延長し前
    記片持軸受に収容され、前記片持軸受は前記電機子から
    延長している前記シャフトの略長さ全体に沿って回転可
    能に前記電機子を支えている請求項1記載の歯車ロータ
    燃料ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記片持軸受が中空でほぼ円筒状の構造
    であり、前記電機子の前記シャフトを前記片持軸受内に
    嵌装し、焼入鋼で製造されている請求項2記載の歯車ロ
    ータ燃料ポンプ。
  4. 【請求項4】 ポンプの前記端キャップによって支えら
    れ、ばねと協調するベローズを有する圧力脈動調整器を
    さらに具備し、前記ベローズがポンプの前記端キャップ
    の前記出口孔と連通し、燃料が前記両歯車ロータの前記
    縮小ポンプ室から排出される際に、燃料によって伝達さ
    れる圧力脈動を調整し減衰して、ポンプの騒音を減少さ
    せる請求項1記載の歯車ロータ燃料ポンプ。
  5. 【請求項5】 前記圧力脈動を前記ロータから排出され
    ている燃料から前記ベローズに伝達するために、ポンプ
    の前記端キャップ中に、前記出口孔と前記ベローズとを
    連通する通路をさらに具備し、ポンプ騒音を減少させる
    請求項4記載の歯車ロータ燃料ポンプ。
  6. 【請求項6】 前記内側歯車ロータと前記外側歯車ロー
    タを嵌装するために、ポンプの前記端キャップによって
    支えられたカムリングをさらに具備し、前記外側歯車ロ
    ータを前記内側歯車ロータと噛み合い係合させ、前記カ
    ムリングをポンプの前記端キャップに超音波溶接するこ
    とによって前記カムリングとポンプの前記端キャップを
    結合させ、前記カムリングと前記端キャップの両者間が
    密封された一体構造を成す請求項1記載の歯車ロータ燃
    料ポンプ。
  7. 【請求項7】 前記電機子に支えられ前記片持軸受を囲
    むように設けられた中空の駆動管をさらに具備し、前記
    駆動管が前記内側歯車ロータと駆動可能に接続されて、
    前記電機子と一体的に前記内側歯車ロータを回転させ、
    前記駆動管の内側表面を前記片持軸受の外側表面から間
    隔をおいて設けることにより両者間に隙間を設け、さら
    に前記駆動シャフトと前記片持軸受の間にシールを設け
    前記隙間に汚染物が入らないようにした請求項1記載の
    歯車ロータ燃料ポンプ。
  8. 【請求項8】 ポンプの前記端キャップ内に、圧縮可能
    ガスを収容するための少なくとも一つの空洞をさらに有
    し、前記空洞付近の液体燃料中の圧力変動を吸収し減衰
    して、ポンプ騒音を減少させる請求項1記載の歯車ロー
    タ燃料ポンプ。
  9. 【請求項9】 ハウシングと端キャップと軸受と内側歯
    車ロータおよび外側歯車ロータと電動機とを設け、 前記ハウジングは入口端部を有し、 前記端キャップは前記ハウジングの前記入口端部に収容
    されるように位置ぎめ面と位置ぎめ溝を有し、前記ハウ
    ジング内で軸方向および半径方向に前記端キャップを位
    置づけるために前記位置ぎめ面が前記ハウジング内に配
    設され、前記ハウジングが前記位置ぎめ溝に収容され、 前記軸受は前記端キャップ内に嵌装されそして前記端キ
    ャップから前記ハウジング内に延長して設けられ、 前記内側歯車ロータと前記外側歯車ロータは噛み合う歯
    を有して円周上に配置された拡大ポンプ室と縮小ポンプ
    室を形成し、前記内側歯車は貫通する孔を有して前記内
    側歯車ロータの回転軸とするためにその孔を貫通して前
    記軸受を摺動可能および回転可能に収容し、前記両歯車
    ロータを前記ハウジング内で軸方向に位置づけるために
    前記両歯車ロータは前記端キャップの前記位置ぎめ面に
    接しており、 前記電動機は電機子を有して、前記電機子は回転できる
    ように前記電機子から延長したシャフトにより前記軸受
    で支えられおり、 さらに、 (イ)前記端キャップ内に穿孔を機械加工し、 (ロ)前記軸受をその穿孔内に挿入し、 (ハ)前記軸受を位置づけし、 (ニ)前記端キャップの内側面を前記軸受の長手方向の
    軸に対して十分に垂直に加工して前記位置ぎめ面にする
    こととを、 含む歯車ロータ燃料ポンプの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記軸受が前記孔に挿入され、前記端
    キャップと締まりばめとする請求項9記載の方法。
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