JP3111571B2 - 車両用燃料ポンプ - Google Patents

車両用燃料ポンプ

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    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
    • F04C2/08Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C2/10Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
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  • Rotary Pumps (AREA)
  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用燃料ポンプに関
し、特に吐出側圧力脈動の減衰構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、特開昭60─156
988号公報に記載されているものがある。この燃料ポ
ンプは歯数の相違するアウタロータおよびインナロータ
とを備え、両ロータの隣りあう歯間および端板によって
容積室を形成している。また、この容積室内へ導かれる
燃料が通る吸入ポートと、容積室内から吐出された燃料
が通る吐出ポートとが設けられている。この吸入ポート
は、容積室の容積が漸増していくところで連通され、一
方、吐出ポートは、容積室の容積が縮小していくところ
で連通されている。このような構成のもと、両ロータの
回転に伴って吸入ポートに面している容積室の容積が漸
増していくため、燃料は容積室へ吸い込まれる。この容
積室内へ吸い込まれた燃料は、両ロータの回転により吐
出ポートに面しているところへ移動される。この時、容
積室の容積が吐出ポートへ近づくにしたがって縮小して
いくことにより、容積室内の燃料は吐出ポートから圧送
される。そして、燃料ポンプ内に設けられた燃料通路を
通って燃料ポンプ外部へ吐出される。
【0003】また、「膨張空洞形油圧脈動吸収器の減衰
特性に関する研究」小嶋英一・品田正昭(油圧と空気圧
vol,7(1976,3))によると、ポンプの吐出
流量の脈動に起因する高周波圧力脈動を、効果的に減衰
させる脈動吸収器について記載されていて、この脈動吸
収器である膨張室形状が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような車両用燃
料ポンプは、吐出圧力脈動によって配管を振動させた
り、あるいはタンク内に搭載される形式のものにおいて
はタンク自身を振動させ、騒音を発生させるという問題
があった。また、上述の脈動吸収器である膨張室形状を
車両用燃料ポンプに適用させると、燃料ポンプの大型化
を招き、車両用に求められる小型化に相反してしまうと
いう不具合が生じてしまう。
【0005】本発明は上記問題に鑑み、吐出圧力脈動を
減衰させることによって、燃料ポンプから発生する振動
を抑制し車室内へ伝わる騒音を減少させることで、車室
内の静粛性が向上され、かつコンパクトに構成された車
両用燃料ポンプを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、外郭を形成するハウジングと、前記ハウジ
ング内に収容され、前記ハウジング外部から吸入した燃
料を前記ハウジング内へ圧送するポンプ部と、前記ハウ
ジング内で回転するアーマチャを備えるモータ部と、
アーマチャを回転支持する軸受を備えるベアリングホル
ダとフレームエンドを有するとともに、前記ハウジング
内に形成される燃料通路を通過した燃料を、前記ハウジ
ング外部へ吐出させる吐出口と、を備えた燃料ポンプに
おいて、前記ハウジング内に形成され、前記燃料通路の
断面積を拡大した複数の膨張室と、前記複数の膨張室の
うち、少なくとも1つの膨張室の入口および出口の少な
くともどちらか一方に形成され、この膨張室へ所定量突
出される連結管と、を備え、前記ベアリングホルダは前
記アーマチャへ通電するブラシを収容する空洞部が形成
され、複数の膨張室の内下流側膨張室は、前記ベアリン
グホルダとフレームエンドにより形成されていることを
特徴とする燃料ポンプという技術的手段を採用するもの
である。
【0007】
【作用】本発明の構成によると、ポンプ部から吐出圧力
脈動をもって圧送される燃料は、ハウジング内に形成さ
れた燃料通路に流入し、この燃料通路に形成された複数
の膨張室を順次通って燃料ポンプ外部へ吐出される。こ
の複数の膨張室の少なくとも1つに設けられる入口側お
よび出口側の連結管の少なくともどちらか一方は、この
膨張室へ所定量突出して連結されている。これら複数の
膨張室は多段式膨張空洞形ダンパとして作用し、高周波
の脈動を減衰させる。また膨張室に連結管を所定量突出
させたことで高周波の脈動減衰効果は、複数の膨張室を
形成させたことによる効果よりもさらに大きくなる。
【0008】また、この高周波脈動減衰効果が優れてい
ることにより、高周波吐出圧力脈動が大きい燃料ポンプ
に対して、上述の脈動吸収器を小型化できる。このた
め、本発明の燃料ポンプによると燃料の吐出側圧力脈動
が効果的に減衰され、しかも脈動減衰構造がハウジング
内に一体化され、全体がコンパクトに構成される。さら
には、下流側膨張室を形成するベアリングホルダがブラ
シを収容する空洞部が形成されているので吐出圧力脈動
により容易に変形でき、効果的に脈動を減衰することが
できる。
【0009】
【実施例】図1、図2に基づいて本発明の実施例の構成
を説明する。図1は本実施例の燃料ポンプ1の縦断面図
である。なお、図1の連結管24は図2のB─B線によ
る断面で示され、連結管27はB−B’線による断面で
示される。
【0010】図2は図1のA─A矢視断面図である。た
だし連結管27は、連結管24との位置関係を示すため
仮想線で描かれている。本実施例の燃料ポンプ1はポン
プ部2と、モータ部3と、吐出部4とによって構成され
ている。
【0011】ハウジング5の一端に設けられているポン
プ部2は、ケ−シング8と、スペ−サ9と、アウタロー
タ10と、インナロータ11と、ケ−シング7およびポ
ンプカバー6とを有する。これらは圧入等によってハウ
ジング5に固定されている。
【0012】ケーシング8中央に形成された孔には、モ
ータ部3のアーマチャ16の回転軸17を支持する軸受
12と、ブッシュ13とが圧入されている。また、ケー
シング8には所定範囲にわたって弧状の吐出ポート20
が形成され、同じくケーシング8に形成される連結通路
21へ連通している。この連結通路21はハウジング5
内へ開口している。
【0013】円筒形状のスペーサ9の内周面は、その内
周中心を所定量偏心させて形成されている。このスペー
サ9の内周面に、アウタロータ10が回転可能に収納さ
れる。アウタロータ10は円形の外周面とトロコイド歯
形の内周面とを有している。このアウタロータ10内に
インナロータ11が、回転可能に収容される。インナロ
ータ11はトロコイド歯形の外周面と円形の内周面とを
有している。このインナロータ11の内周面には、軸受
14が圧入されている。この軸受14はブッシュ13に
対して回転可能に嵌合される。
【0014】中空円板状のケーシング7には、所定範囲
にわたって弧状の吸入ポート19が形成されている。ポ
ンプカバー6には、吸入口18が形成され、この吸入口
18はケーシング7に形成された吸入ポート19へ連通
している。
【0015】回転軸17は軸受12によって回転支持さ
れ、ポンプカバー6に設けられるスラスト軸受によっ
て、回転軸17のスラスト面が支持される。回転軸17
端部には、所定量の平面部が形成されている。この平面
部に、カップリング15が嵌合する。このカップリング
15が、インナロータ11に係合することによって、回
転軸17の回転をインナロータ11へ伝達する。
【0016】内周面中心が所定量偏心されているスペー
サ9内に、アウタロータ10が収納されているため、ア
ウタロータ10とインナロータ11とは所定量偏心され
た状態に組付けられる。このため、アウタロータ10の
内歯とインナロータ11の外歯との間には、容積の異な
る複数の容積室が形成される。
【0017】次に、ハウジング5中央部には、DCモー
タから成るモータ部3が形成されている。モータ部3は
アーマチャ16等を有し、このアーマチャ16はハウジ
ング5のほぼ中央部に備えられている。
【0018】さらに、ハウジング5他端に設けられてい
る吐出部4は、ベアリングホルダ22とフレームエンド
25とから構成される。ベアリングホルダ22は、ハウ
ジング5の他端からハウジング5内に圧入固定される。
ベアリングホルダ22には、中央に孔が形成され、さら
に連結管24と、空洞部33、空洞部34とが形成され
ている。上記孔には軸受31が圧入され、回転軸17の
他端を回転支持する。さらに、図2に示す如く、空洞部
33には、アーマチャ16の面形整流子に接触されてい
る図示しない2つのブラシが収納されている。また空洞
部34には、モータ部3で発生する雑音を抑制する図示
しない2つのチョークコイルが収納されている。
【0019】ここでアーマチャ16と、ハウジング5
と、ケーシング8と、ベアリングホルダ22とによって
空間部23が形成されている。フレームエンド25は、
ベアリングホルダ22に続いてハウジング内へ挿入され
た後、ハウジング5端部がかしめられることによって固
定される。フレームエンド25には、給電端子32が設
けられ、加圧された燃料が吐出される吐出口29が設け
られている。この吐出口29へ通じる通路内にはチェッ
クバルブ30が設けられている。このチェックバルブ3
0は、燃料ポンプ1停止中(エンジン停止中)、エンジ
ンと燃料ポンプ間の配管中の燃圧を保つため、段付部で
あるシート部28と協働して通路を閉じる。さらにこの
シート部28と連なっている連結管27が形成されてい
る。
【0020】また図1、図2に示すように、ベアリング
ホルダ22とフレームエンド25とによって空間部26
が形成されている。この空間部26へベアリングホルダ
22に形成された連結管24が所定量突出されている。
同様に、フレームエンド25に形成された連結管27
も、空間部26へ、所定量突出されている。さらに、こ
の2つの連結管24、27の軸心は離間するように形成
されている。
【0021】また、連結管24と空間部26、および連
結管27と空間部26との流路面積比は、圧力損失等の
許容範囲内でできるかぎり大きくとる。次に、本実施例
の燃料ポンプ1の作動を説明する。
【0022】給電端子32に電圧が印加されることで、
図示しないブラシを介してアーマチャ16内の図示しな
いコイルに電流が流れ、回転軸17は回転する。この回
転軸17の回転によりポンプ部2のインナロータ11が
回転し、インナロータ11と噛み合っているアウタロー
タ10も追従して回転する。このインナロータ11およ
びアウタロータ10が回転するに従い、インナロータ1
1とアウタロータ10との間にできている複数の容積室
は、容積を増減させながら移動する。容積室の容積が増
大していくとき、容積室内で負圧が発生する。この負圧
によって燃料は吸入口18を通り、吸入ポート19から
容積室内へ吸入される。次に、容積室の容積が縮小して
いくと、容積室内に吸入された燃料は吐出ポート20か
ら圧送される。
【0023】容積室から圧送された燃料は吐出ポート2
0を通り、連結通路21を経て空間部23へと流入す
る。次に、この空間部23を通過して連結管24を通
り、空間部26へと流入する。そして空間部26から連
結管27を通過し、吐出口29から燃料ポンプ1外部へ
吐出される。
【0024】次に、燃料ポンプ1の吐出側燃料通路の模
式図を図3に示す。2つの空間部23、26は、吐出側
圧力脈動を減衰させる膨張空洞形ダンパとして作用する
膨張室である。このうち空間部26の下流側膨張室は、
ブラシを収容する空洞部33が形成されたベアリングホ
ルダ22とフレームエンド25により形成されているの
で、吐出圧力脈動により容易に変形でき、効果的に脈動
を減衰することができる。 また、ベアリングホルダ22
にはチョ−クコイルを収容する空洞部34も形成されて
いるので吐出圧力脈動により容易に変形でき、さらに効
果的に脈動を減衰することができる。 さらには、ベアリ
ングホルダ22はフレームエンド25とアーマチャ16
で形成される空間を、図2のごとく空間部26(下流側
膨張室)とその反対側に形成される残余空間に仕切って
設けられているので、空間部26の吐出圧力脈動により
この残余空間側にベアリングホルダが変形可能であり、
これによっても効果的に脈動を減衰することができる。
【0025】ここで、従来の燃料ポンプには空間部23
が設けられていて、この空間部23が膨張室となり1段
膨張空洞形ダンパとして作用していたものがみられる。
この1段膨張空洞形ダンパを有する燃料ポンプでは、そ
の特性ゲイン(吐出口29の脈動/吐出ポート20の脈
動)は脈動周波数に対して、初めは単調に減少しその後
は緩やかに増加する。
【0026】これに対して、2つの膨張室が2段膨張空
洞形ダンパとして作用する燃料ポンプでは、その特性ゲ
インは比較的脈動周波数が低い領域で共振点が1つあら
われるものの、その共振点を越えると急激に減少する。
さらに、連結管24、27が空間部26へ所定量突出し
て連結される2段膨張空洞形ダンパを有する本実施例の
燃料ポンプの特性ゲインは、上述の2段膨張空洞形ダン
パと同様な挙動を示すものの、共振点がより低い脈動周
波数であらわれる。また、2つの連結管24、27の軸
心が離間するように形成されている。これによって連結
管24を通過する脈動をもった燃料が、そのまま脈動を
もって連結管27を通過していくことを防止する。した
がってトロコイド形式の燃料ポンプのような一般に高い
脈動周波数をもつものでは、本実施例の構成による2段
膨張空洞形ダンパを採用すると脈動減衰効果が高くな
る。
【0027】図2で示される空間部26は、従来の燃料
ポンプの、ベアリングホルダ22とフレームエンド25
との2つの部材の接合部分にできる隙間を転用したもの
である。また、連結管24、27は、各々の2つの部材
の接合面に形成できるため、空間部26内へ所定量突出
させるように設けることは容易である。したがって本実
施例の燃料ポンプは、従来の燃料ポンプをそのまま使っ
て吐出圧力脈動を減衰させる2段膨張空洞形ダンパと、
上記のような構成の連結管とを備えたコンパクトな構造
となる。
【0028】さらに、連結管24と連結管27とが、ベ
アリングホルダ22とフレームエンド25との各々の部
材と一体成形で設けられているため、低コストで実施す
ることができる。
【0029】なお、本実施例の燃料ポンプは膨張室が2
つである。しかしながら、脈動減衰特性の効果が得られ
るのであれば、3つ以上の膨張室とし、これを膨張空洞
形ダンパとして使用してもよい。
【0030】また、本発明のポンプ18はトロコイド形
式であるが、吐出圧力脈動の周波数がこれに匹敵する高
周波をもつトロコイド形式以外のポンプにも適用でき
る。さらに連結管24と連結管27とをパイプ状の部材
として、ベアリングホルダ22、フレームエンド25各
々の部材へ圧入固定してもよい。また、本実施例で使用
したモータ部のモータには、ブラシレスモータを使用し
てもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によると、燃料ポン
プの吐出圧力脈動は減衰され、燃料ポンプから発生する
振動は抑制される。また高周波吐出圧力脈動に対する脈
動減衰効果が優れているため、本発明の構成は小型化す
ることが可能となる。したがって車室内へ伝わる騒音が
減少され、車室内の静粛性を向上させることができ、か
つハウジングと一体化されてコンパクトに構成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のA─A矢視断面図である
【図3】本発明の実施例の吐出側燃料通路の模式図であ
る。
【符号の説明】
2 ポンプ部 5 ハウジング 10 アウタロータ 11 インナロータ 17 回転軸 18 吸入口 19 吸入ポート 20 吐出ポート 22 ベアリングホルダ 23 空間部 24 連結管 25 フレームエンド 26 空間部 27 連結管 29 吐出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04C 11/00 - 15/04 321 F04C 2/08 - 2/352 F04C 23/00 - 29/10 331 F04B 21/00,23/14 F02M 37/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外郭を形成するハウジングと、 前記ハウジング内に収容され、前記ハウジング外部から
    吸入した燃料を前記ハウジング内へ圧送するポンプ部
    と、前記ハウジング内で回転するアーマチャを備えるモータ
    部と、 該アーマチャを回転支持する軸受を備えるベアリングホ
    ルダとフレームエンドを有するとともに、 前記ハウジング内に形成される燃料通路を通過した燃料
    を、前記ハウジング外部へ吐出させる吐出口と、を備え
    た燃料ポンプにおいて、 前記ハウジング内に形成され、前記燃料通路の断面積を
    拡大した複数の膨張室と、 前記複数の膨張室のうち、少なくとも1つの膨張室の入
    口および出口の少なくともどちらか一方に形成され、こ
    の膨張室へ所定量突出される連結管と、を備え、前記ベアリングホルダは前記アーマチャへ通電するブラ
    シを収容する空洞部が形成され、複数の膨張室の内下流
    側膨張室は、前記ベアリングホルダとフレームエンドに
    より形成されている ことを特徴とする燃料ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記ベアリングホルダは前記モータ部で
    発生する雑音を抑制するチョークコイルを収容する空洞
    部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の燃
    料ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記連結管は膨張室の入口および出口の
    両方に形成され、この膨張室へ所定量突出され、前記入
    口側の連結管と前記出口側の連結管はその軸心が離間す
    るように形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の燃料ポンプ。
  4. 【請求項4】 前記ポンプ部はトロコイド式ポンプであ
    ることを特徴とする請求項1記載の燃料ポンプ。
  5. 【請求項5】 前記ベアリングホルダは前記フレームエ
    ンドと前記アーマチャで形成される空間を前記下流側膨
    張室とその反対側に形成される残余空間に仕切って設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の燃料ポン
    プ。
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