JPH0720762Y2 - 手動プリンタ - Google Patents

手動プリンタ

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JPH0720762Y2
JPH0720762Y2 JP1988171585U JP17158588U JPH0720762Y2 JP H0720762 Y2 JPH0720762 Y2 JP H0720762Y2 JP 1988171585 U JP1988171585 U JP 1988171585U JP 17158588 U JP17158588 U JP 17158588U JP H0720762 Y2 JPH0720762 Y2 JP H0720762Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、装置本体を記録紙上で手動により移動させる
ことで副走査を得、ワードプロセッサ等により作成され
たデータのプリントを行なう手動プリンタに関する。
[従来技術とその問題点] 従来の手動プリンタとしては、例えば小型のワードプロ
セッサのように、プリンタ本体そのものにデータ入力部
を有するものや、ワードプロセッサ等からデータケーブ
ルを介して転送されるプリントデータを順次印字するプ
リンタ部のみ有するものが実用化されている。
ここで、上記プリンタ本体にデータ入力部が備わるもの
は、このデータ入力部の大きさによりプリンタ全体の大
きさが左右されるため小型化に限界がある。
また、上記データ作成機器本体にケーブルを接続してプ
リント行なうものは、ケーブルがしばしば印字操作の妨
げになるという不具合がある。
[考案の目的] 本考案は上記のような問題点に鑑みなされたもので、小
型でしかも印字操作の行ない易い手動プリンタを提供す
ることを目的とする。
[考案の要点] すなわち、本考案に係わる手動プリンタは、装置本体
と、この装置本体をプリント媒体に当接させて移動させ
ることで該プリント媒体に対しプリント動作を行なうプ
リント手段と、外部装置と接続され該外部装置から送ら
れてくるデータ及びこのデータがキャラクタデータであ
るかイメージデータであるかを示す制御コードが入力さ
れるデータ入力手段と、このデータ入力手段により入力
されたデータ及び制御コードを記憶する記憶手段と、こ
の記憶手段に記憶されたデータ及び制御コードを順次読
出しこの読出したデータがキャラクタデータであるかイ
メージデータであるか前記制御コードによって判断する
判断手段と、この判断手段によりキャラクタデータであ
ると判断された場合にはキャラクタジェネレータを介し
て発生されるデータを上記プリント手段に転送し、イメ
ージデータであると判断された場合にはこのデータを上
記プリント手段の駆動信号として直接上記プリント手段
に転送するプリントデータ転送手段とを備え、プリント
データを一旦記憶して印字出力し、しかも、該プリント
データにキャラクタデータとイメージデータとが混在し
ても、連続して確実に印字するよう構成したものであ
る。
[考案の実施例] 以下図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第1図は本考案を実施した手動プリンタの外観構成を示
すもので、このプリンタ本体11は、ユーザの手で充分把
持できる程度の大きさで構成される。まず、プリンタ本
体11の移動後方側面上部には、モード切換えスイッチ12
が設けられる。このモード切換えスイッチ12は、電源の
オン/オフ、及びデータ入力モードIN、データ出力モー
ドOUT、プリントモードPRIの切換を行なうもので、デー
タの入,出力モードIN,OUT又はプリントモードPRIを指
定した際に電源がオンされる。さらに、プリンタ本体11
の移動後方側面中央には、プリント/スタートキー13が
設けられ、また、移動後方側面下部にはプリント確認窓
14が形成される。そして、プリンタ本体11の下面には、
例えば1ライン48ドットのライン型のサーマルヘッド
が、そのライン方向をプリンタ本体11の幅方向に向けて
備えた印字ヘッド部HAが設けられる。
一方、プリンタ本体11の上面にはコネクタ部15が設けら
れ、このコネクタ部15には、必要によりデータ入出力バ
ス16が接続され、パーソナルコンピュータ17やワードプ
ロセッサ18等が接続される。
すなわち、例えばワードプロセッサ18により所望の文書
を作成し、この作成された文書データを印字するには、
該ワードプロセッサ18のデータ出力端子とプリンタ本体
11のコネクタ部15とをデータ入出力バス16を介して接続
し、モード切換えスイッチ12をデータ入力モードINにセ
ットする。そして、プリント/スタートキー13を押圧
し、ワードプロセッサ18からプリンタ本体11の内部メモ
リに対する文書データやイメージデータの転送を行なわ
せる。そして、上記プリント/スタートキー13を離し、
データ入出力バス16を外すと共に、モード切換えスイッ
チ12をプリントモードPRIにセットした後、印字ヘッド
部HAを記録紙Aに接触させ、プリント/スタートキー13
を押しながらプリンタ本体11を矢印Xで示す方向に移動
させる。これにより、プリンタ本体11の内部メモリに予
め転送記憶させた文書データが読出され、ヘッド部HAか
ら記録紙Aに対して順次転写プリントされる。この場
合、プリンタ本体11による記録紙A上でのプリント位置
は、プリント確認窓14を通して定めることができる。
第2図は上記手動プリンタ内に構成されるプリント部20
を示すもので、同図において、21はインク・リボン・カ
セットであり、このカセット21はプリント部20に対し精
度よく着脱可能なコンパクト形状に構成される。インク
・リボン・カセット21には、2本のリボンスプール22a,
22bが設けられ、それぞれが熱転写インク・リボン23の
繰出しスプール,巻取りスプールとなる。熱転写インク
・リボン23は、そのリボン・カセット21の下端部におい
て一部範囲露出してセットされる。上記プリント部20の
印字ヘッド部HAには、その略中央にヘッド面を手動プリ
ンタ14本体の下面からやや突出させてサーマルヘッド24
が配置される。このサーマルヘッド24は、その下端平面
部にライン形の発熱体を備え、ヘッド取付部材25に対し
微少上下動可能して設けられる。そして、サーマルヘッ
ド24は、ヘッド取付け部材25との間に介装される弾性部
材(図示せず)の作用により常時下方向への印字圧力が
保持される。また、上記ヘッド取付け部材25に対して
は、サーマルヘッド24の印字移動方向Xの後側近傍で平
行に位置されるインク・リボン・ガイド26、及びこのガ
イド26の両端に離間して下方に延び印字操作の際に記録
紙Aに当接する当接部27a,27bが一体的に設けられる。
ここで、上記インク・リボン・カセット21とインク・リ
ボン・ガイド26とは、独立して構成されるので、プリン
タ部20におけるインク・リボン・カセット21の装着範囲
は、サーマルヘッド24の近傍にまで及ぶことなく、カセ
ット21の着脱を容易にし、手動プリンタ14本体の小型化
が図られる。
上記ヘッド取付け部材25には、フレキシブル・プリント
基板28が沿って配設され、サーマルヘッド24に対する印
字制御信号が与えられる。さらに、上記サーマルヘッド
24の配置された手動プリンタ14本体の下面側には、該サ
ーマルヘッド24の印字移動方向Xに対する前方側にゴム
ローラ29がL字フレーム30に取付けられて配置される。
このゴムローラ29は、プリント操作の際に手動プリンタ
14本体を矢印Xで示す方向に移動させると、前記記録紙
Aに接して回転するもので、このゴムローラ29には、そ
の側部に同軸的に歯車31が固着される。この歯車31は、
ゴムローラ29より小径に形成され、歯車32,33,34a,34b,
35を介してエンコーダ・ディスク36が連結される。ここ
で、ゴムローラ29の回転は、先ずエンコーダ・ディスク
36に伝わる構成となる。このエンコーダ・ディスク36に
は、複数のスリット36a,36b,…が一定間隔を保って放射
状に形成され、このエンコーダ・ディスク36のスリット
形成部を間に介して相対向する位置に、それぞれ隣接し
てLED37及びフォトセンサ38が配置される。この場合、L
ED37からの投射光は、エンコーダ・ディスク36のスリッ
ト36a,36b,…を通ってフォトセンサ38に入射するもの
で、手動プリンタ14本体のX方向への移動によりエンコ
ーダ・ディスク36が回転すると、LED37からフォトセン
サ38に入射する光がその移動速度に応じて断続される。
つまり、エンコーダ・ディスク36、LED37、フォトセン
サ38等によりエンコーダ39が構成される。
一方、上記エンコーダ・ディスク36の歯車35は、さらに
歯車40を介して巻取り歯車41に連結される。ここで、上
記ゴムローラ29の回転は、上記エンコーダ・ディスク36
に伝わった後、さらに巻取り歯車41に伝わる構成とな
る。この巻取り歯車41には、同軸上にリボン巻取り軸42
が立設され、この巻取り軸42の基部には、上記巻取り歯
車41に圧接するストッパアーム43が取付けられる。この
ストッパアーム43は、巻取り歯車41との圧接力により、
歯車41の回転する方向に回動するもので、このアーム43
の先端には、巻取り歯車41に噛合するストッパギア44が
設けられる。ここで、巻取り歯車41がリボン巻取り方向
(正転)に回転した場合には、ストッパアーム43は同一
方向に所定角度回動して止まり、また、逆方向に回転し
た場合には、上記アーム43はその先端のストッパギア44
が歯車40に噛合するまで回動して止まる。つまり、上記
歯車40,41、ストッパアーム43、ストッパギア44によ
り、逆転阻止機構が構成されることになる。ここで、上
記エンコーダ・ディスク36とリボン巻取り軸42とは、前
記ローラ29に対し同一の歯車系を介し回転駆動されるの
で、このプリント部20における同機構の占有スペースは
最少限に抑えられ、手動プリンタ14本体の小型化が図ら
れる。
そして、このプリント部20に対しては、リボン巻取り軸
42を支持軸としてインク・リボン・カセット21が装着さ
れる。この場合、リボン・カセット21の下端部で一部範
囲露出する熱転写インク・リボン23は、手動プリンタ14
本体のヘッド部HAに配置されたインク・リボン・ガイド
26にガイドされ、サーマルヘッド24のヘッド面に当接し
てセットされる。ここで、上記インク・リボン23をサー
マルヘッド24のヘッド面に対し精度良く導くためのイン
ク・リボン・ガイド26は、サーマルヘッド24の近傍にヘ
ッド取付け部材25に一体にして設けられるので、リボン
・カセット21が同様のガイド部を備える必要はなく、リ
ボン・カセット21の小型化により手動プリンタ14本体の
小型化が図られる。
第3図は上記手動プリンタ内に形成される電子回路の構
成を示すもので、同図において51は制御部であり、この
制御部51には、モード切換えスイッチ12及びプリント/
スタートキー13からのキー入力操作信号、及びエンコー
ダ39からのプリンタ本体11の移動量に応じたパルス信
号、つまり、移動量検出信号が入力される。そして、制
御部51は、上記キー及びスイッチ12,13からの各操作信
号に応じて、シリアル/パラレル変換部52、データ記憶
部53、制御コード判断部54、転送切替部55、プリンタ部
56を制御する。また、制御部51には、コネクタ部15に接
続されたデータ機器に対してデータ入出力制御信号を出
力するデータ転送機能が備えられる。
シリアル/パラレル変換部52は、コネクタ部15を介して
転送入力されたデータを8ビット毎のパラレル信号に変
換するもので、このパラレル変換された入力データはデ
ータ記憶部53に書込まれる。そして、データ記憶部53
は、上記入力されたパーソナルコンピュータ17やワード
プロセッサ18等からの文書データ,イメージデータ等を
記憶するもので、この記憶データはプリント時において
順次読出され制御コード判断部54に送られると共に転送
切替部55に送られる。ここで、上記データ記憶部53で記
憶されるデータは3bytel unitの構成とされ、この3byte
中2byteにキャラクタコードやイメージパターン等のデ
ータが、残り1byteにそのデータの内容を示す制御コー
ドが格納される。
上記制御コード判断部54は、記憶部53から読出される1u
nit毎のデータの制御コードに基づき、その内容がキャ
ラクタコードであるかイメージパターンであるか、ま
た、文字修飾情報や印字停止コード等を識別判断するも
ので、この制御コード判断部54からの判断データは制御
部51に出力される。この場合、制御部51は上記制御コー
ド判断部54からの判断データに基づき転送切替部55を制
御し、キャラクタコードはキャラクタジェネレータ57
へ、イメージパターンは直接プリンタ部56へ転送させ
る。そして、プリンタ部56には、制御部51から印字制御
信号が出力された状態でエンコーダ39からのエンコーダ
パルスが入力され、このエンコーダパルスに同期して上
記キャラクタジェネレータ57により呼出されたキャラク
タデータあるいは上記転送切替部55を介し直接転送され
たパターンデータを、1ライン毎にサーマルヘッド24に
転送する。この場合、サーマルヘッド24の分解能は48ド
ットであるので、上記イメージパターンは3unit1組とし
て転送切替部55を介しプリンタ部56に転送され印字出力
される。
次に、上記構成の手動プリンタの印字動作について説明
する。
例えばワードプロセッサ18により作成された文書データ
を印字するには、まず、プリンタ本体11のコネクタ部15
に該ワードプロセッサ18からのデータ入出力バス16を接
続し、モード切換えキー12をデータ入力モードINにセッ
トする。そして、プリント/スタートキー13を押圧操作
すると、ワードプロセッサ18において予め作成格納され
た文書データがデータ入出力バス16を介して順次プリン
タ本体11側に入力され、シリアル/パラレル変換部52に
てパラレルデータに変換された後データ記憶部53に転送
記憶される。ここで、上記ワードプロセッサ18により作
成された文書データは、その全データが一旦プリンタ本
体11のデータ記憶部53に転送記憶されたことになる。
ここで、モード切換えスイッチ12によりプリントモード
PRIを指定すると、制御部51はプリントモードにセット
され、記憶部53は転送された文書データの読出し状態
に、また、プリンタ部56は、エンコーダ39からのエンコ
ーダパルスの入力待ち状態となる。この状態で、ユーザ
は第1図で示すように、印字ヘッド部HAを記録紙Aに接
触させ、プリント/スタートキー13を押しながらプリン
タ本体11を矢印Xの方向に移動させる。この場合、プリ
ンタ本体11の印字移動方向Xの後側側面に形成したプリ
ント確認窓14を通し、サーマルヘッド24及びインク・リ
ボン23によるプリント位置を視認することで、例えば記
録紙A上の罫線等に正確に対応させたプリント領域を定
めることができる。
上記プリンタ本体11の移動に伴い当接部27a,27bが記録
紙Aに接すると共に、ゴムローラ29が回転し、その回転
が第2図における歯車31,32,33,34a,34b,35に伝達され
る。そして、この歯車35の回転に伴ってエンコーダ・デ
ィスク36が回転し、このエンコーダ・ディスク36の回転
によりLED37からスリット36a,36b,…を介して対応する
フォトセンサ38に送られる光が断続制御される。この場
合、プリンタ本体11のX方向への移動に伴い、エンコー
ダ・ディスク36は正転状態にあるので、フォトセンサ38
から出力されるパルス信号がエンコーダ39の出力とな
り、プリンタ本体11に対する移動量検出信号として制御
部51及びプリンタ部56に送られる。また、上記エンコー
ダ・ディスク36を回転させる歯車35の回転は、さらに歯
車40を介して巻取り歯車41及びリボン巻取り軸42に伝達
され、インク・リボン・カセット21内の巻取りスプール
22bに伝えらる。これにより、リボン巻取りスプール22b
が回転し、リボン繰出しスプール22aからヘッド部HAに
おけるサーマルヘッド24のヘッド面及びインク・リボン
・ガイド26を通り案内されてきた熱転写インク・リボン
23を巻取る。この場合、上記リボン巻取り軸42は、手動
プリンタ14本体の移動に伴い、記録紙Aとインク・リボ
ン23との間に滑りを生じさせないよう手動プリンタ14本
体の移動量に合わせて回転し、また、インク・リボン23
は、ヘッド取付け部材25との間に介装した弾性部材(図
示せず)の作用による常時下方向への印字圧力を有する
サーマルヘッド24により記録紙Aに軽く押し当てられ
る。この場合、サーマルヘッド24の記録紙Aに対する安
定接触状態は、その一方側に設けられたローラ29、及び
他方側に離間して設けられた当接部27a,27bそれぞれの
接紙状態により保持される。ここで、プリンタ本体11の
X方向への印字移動時には、巻取り歯車41は正転状態に
あり、ストッパアーム43は所定の角度に回動保持され
る。
また、第4図はこの手動プリンタにおける印字処理を示
すフローチャートであり、上記フォトセンサ48からエン
コーダパルスとして出力される移動量検出信号は、上記
したようにエンコーダ39の出力信号として制御部51及び
プリンタ部56に送られる。すると、制御部51は、エンコ
ーダ39からの移動量検出信号に応じて記憶部53のメモリ
アドレスを順次指定し、そこに記憶されている文書デー
タを読出し、その制御コードを制御コード判断部54に送
る(ステップS1)。ここで、上記記憶部53より読出され
た文書データが制御コード判断部54においてキャラクタ
コードであると判断されると、その判断データが制御部
51に出力され、この制御部51からの切換え制御信号によ
り転送切替部55がキャラクタジェネレータ57側に切替え
られる(ステップS2)。すると、上記読出された文書デ
ータがプリントデータとしてキャラクタジェネレータ57
に送られそのキャラクタパターンがプリンタ部56に出力
される(ステップS3,S4)。このプリンタ部56は、上記
エンコーダ39からの移動量検出信号に同期して、つまり
制御部51による文書データの読出しタイミングに同期し
てサーマルヘッド24を駆動する。このサーマルヘッド24
の駆動により、文書データがインク・リボン23を介して
記録紙A上に熱転写される(ステップS5)。ここで、キ
ャラクタパターン1文字分の印字が終了するまで、キャ
ラクタジェネレータ57からプリンタ部56に対する1ライ
ン毎のパターンデータの転送が繰返され印字動作が行な
われる(ステップS4〜S6)。この場合、プリンタ本体11
の移動に伴い、インク・リボン・カセット21の繰出しス
プール22aからインク・リボン23の未使用部分が送出さ
れ、上記サーマルヘッド24により熱転写された後の使用
済み部分がインク・リボン・ガイド26を通り同カセット
21内の巻取りスプール22bに順次巻取られる。
一方、例えば上記データ記憶部53から読出される文書デ
ータ内にイメージパターンが存在し、その制御コード判
断データが制御コード判断部54より制御部51に対し出力
されると、転送切替部55はプリンタ部56側に切替えら
れ、イメージパターンは3unit1組となってプリンタ部56
に送られる(ステップS1,S2→S7)。これにより、プリ
ンタ部56は、上記同様エンコーダ39からの移動量検出信
号に同期してサーマルヘッド24を駆動する。このサーマ
ルヘッド24の駆動により、上記イメージパターンがイン
ク・リボン23を介して記録紙A上に熱転写される(ステ
ップS8)。
すなわち、上記のようにしてプリンタ本体11をX方向に
移動操作することにより、記憶部53に記憶されている作
成文書データが記録紙Aに順次プリントされる。この場
合、文書データ中のキャラクタパターン、及びイメージ
パターンは、それぞれ制御コード判断部54において識別
判断され、キャラクタパターンであれば転送切替部55か
らキャラクタジェネレータ57を介してプリンタ部56に出
力され、イメージパターンであれば印字1ライン分に相
当する3unit(48ビット)のデータが直接プリント部56
に出力される。よって、キャラクタパターンとイメージ
パターンとが同一のプリントデータ中に混在しても、容
易に連続して印字出力することが可能になる。また、小
型なプリンタ本体11自身をケーブル等との係わりなく移
動させて記録紙A上にプリントを行なうため、用紙サイ
ズに関係なく、あらゆる記録紙Aに対し容易にプリント
処理を行なうことができる。
したがって、上記構成の手動プリンタによれば、プリン
トデータの全てを一旦プリンタ本体11内部のデータ記憶
部53に記憶させ、この後、データ記憶部53に記憶された
プリントデータを印字出力するので、該プリンタ本体11
を単独操作することで容易に所望のプリントデータを印
字することが可能になる。また、プリントデータの個々
の印字制御コードを判断して、キャラクタパターンであ
ればキャラクタジェネレータ57より読出して印字、イメ
ージパターンであれば直接印字させるので、各パターン
が連続して混在しても、無駄なく確実に印字処理を行な
うことが可能になる。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、装置本体と、この装置本
体をプリント媒体に当接させて移動させることで該プリ
ント媒体に対しプリント動作を行なうプリント手段と、
外部装置と接続され該外部装置から送られてくるデータ
及びこのデータがキャラクタデータであるかイメージデ
ータであるかを示す制御コードが入力されるデータ入力
手段と、このデータ入力手段により入力されたデータ及
び制御コードを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記
憶されたデータ及び制御コードを順次読出しこの読出し
たデータがキャラクタデータであるかイメージデータで
あるか前記制御コードによって判断する判断手段と、こ
の判断手段によりキャラクタデータであると判断された
場合にはキャラクタジェネレータを介して発生されるデ
ータを上記プリント手段に転送し、イメージデータであ
ると判断された場合にはこのデータを上記プリント手段
の駆動信号として直接上記プリント手段に転送するプリ
ントデータ転送手段とを備え、プリントデータを一旦記
憶して印字出力し、しかも、該プリントデータにキャラ
クタデータとイメージデータとが混在しても、連続して
確実に印字するよう構成したので、小型でしかも印字操
作の行ない易い手動プリンタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係わる手動プリンタを示す
外観構成図、第2図は上記手動プリンタのプリント部を
示す構成図、第3図は上記手動プリンタの電子回路を示
すブロック構成図、第4図は上記手動プリンタによる印
字処理動作を示すフローチャートである。 11……プリンタ本体、12……モード切換えスイッチ、13
……プリント/スタートキー、14……プリント確認窓、
15……コネクタ部、16……データ入出力バス、17……パ
ーソナルコンピュータ、18……ワードプロセッサ、20…
…プリント部、21……インク・リボン・カセット、22a
……繰出しスプール、22b……巻取りスプール、23……
熱転写インク・リボン、24……サーマルヘッド、25……
ヘッド取付け部材、26……インク・リボン・ガイド、27
a,27b……当接部、28……フレキシブル・プリント基
板、29……ゴムローラ、30……L字フレーム、31,32,3
3,34a,34b,35,40……歯車、36……エンコーダ・ディス
ク、37……LED、38……フォトセンサ、39……エンコー
ダ、41……巻取り歯車、42……リボン巻取り軸、43……
ストッパアーム、44……ストッパギア、51……制御部、
52……シリアル/パラレル変換部、53……データ記憶
部、54……制御コード判断部、55……転送切替部、56…
…プリンタ部、57……キャラクタジェネレータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体と、 この装置本体をプリント媒体に当接させて移動させるこ
    とで該プリント媒体に対しプリント動作を行なうプリン
    ト手段と、 外部装置と接続され該外部装置から送られてくるデータ
    及びこのデータがキャラクタデータであるかイメージデ
    ータであるかを示す制御コードが入力されるデータ入力
    手段と、 このデータ入力手段により入力されたデータ及び制御コ
    ードを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されたデータ及び制御コードを順次
    読出しこの読出したデータがキャラクタデータであるか
    イメージデータであるか前記制御コードによって判断す
    る判断手段と、 この判断手段によりキャラクタデータであると判断され
    た場合にはキャラクタジェネレータを介して発生される
    データを上記プリント手段に転送し、イメージデータで
    あると判断された場合にはこのデータを上記プリント手
    段の駆動信号として直接上記プリント手段に転送するプ
    リントデータ転送手段と を具備したことを特徴とする手動プリンタ。
JP1988171585U 1988-12-28 1988-12-28 手動プリンタ Expired - Lifetime JPH0720762Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988171585U JPH0720762Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 手動プリンタ
US07/452,244 US4949283A (en) 1988-12-28 1989-12-15 Manually sweepable printing apparatus
KR1019890019941A KR920006771B1 (ko) 1988-12-28 1989-12-28 수동주사 프린팅 장치 및 시스템
EP89124101A EP0376326B1 (en) 1988-12-28 1989-12-28 A manually sweepable printing apparatus
DE68926568T DE68926568T2 (de) 1988-12-28 1989-12-28 Drucker für manuelle Abtastung

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