JPH0720734Y2 - ノブの取付け構造 - Google Patents

ノブの取付け構造

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JPH0720734Y2
JPH0720734Y2 JP14618489U JP14618489U JPH0720734Y2 JP H0720734 Y2 JPH0720734 Y2 JP H0720734Y2 JP 14618489 U JP14618489 U JP 14618489U JP 14618489 U JP14618489 U JP 14618489U JP H0720734 Y2 JPH0720734 Y2 JP H0720734Y2
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JP
Japan
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knob
lever
support
support body
mounting structure
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JP14618489U
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JPH0386421U (ja
Inventor
健司 奥原
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動車のコンビネーションスイッチ等に使
用する各種レバーの先端にノブを回動自在に取付けるた
めのノブの取付け構造の改良に関する。
[従来の技術] 従来、この種の技術は実開昭55-159422号公報に開示さ
れたものが存在する。
第3図は上記した従来の技術を示す図面であり、同図に
於いてaはレバー、bは支持体、cはノブ、dはネジ、
eは止め輪、fはシャフト、gはピン、hは可動盤であ
る。
そして、従来の技術は、支持体bをレバーaに固定する
とともに、ノブcに対しネジdを用いてシャフトfを固
着し、前記シャフトfに対しピンgを用いて可動盤hを
固着し、更に前記支持体bに対し止め輪eを用いてシャ
フトfを回動自在に軸着した構造を成していた。
[考案が解決しようとする問題点] このように上記した従来の技術では、ノブcをレバーa
の先端に回動自在に取付けるために多くの構成部品を要
し、その為組付けの作業性が悪いとともに部品の費用が
掛かり価格を低下する場合の阻害要因と成っていた。
[問題点を解決するための手段] この考案は、前記した問題点に対処すべく案出したもの
であり、ノブの外周に枢着溝を設け、支持体に突部を有
する枢着片及び掛止部を設け、レバーの先端に掛止穴を
設け、かつ前記ノブの枢着溝に支持体の突部を嵌合し、
前記支持体の掛止部をレバーの掛止穴に嵌合することに
より部品点数を削減するように改良したノブの取付け構
造を提供することを目的とするものである。
[作用] この考案に係るノブの取付け構造は、前記のごとく構成
することによりノブが支持体に回動自在に支持され、支
持体がレバーに固定される。かくしてレバーの先端でノ
ブを回動自在に操作し得る。
[実施例] 添付した第1図及び第2図は、この考案の好適な実施例
を示した図面であり、第1図は縦断面図、第2図は分解
斜視図をそれぞれ示している。
以下、図面とともに実施例を説明する。
図面に於いて、1はプラスチックにより形成したレバー
であり、該レバー1の先端に掛止穴11及び嵌合溝12を設
けている。
そして、該レバー1はコンビネーションスイッチ本体
(図示せず)に装着し、その操作によってスイッチ(図
示せず)を切換接続するように構成している。
また、2はプラスチックにより形成した支持体である。
該支持体2は小径部2b、大径部2b及び中空部2cから成
り、小径部2aには中空部2cに向けて突出した突部21を有
する枢着片22が対角位置にそれぞれ2ケ所設けられてい
る。また、大径部2bの外周には掛止部23と嵌合突部24を
設け、ノブ3に対向する側にはスプリング25及びスチー
ルボール26を支持する穴27を設けている。
そして、前記枢着片22は外力によって弾性的に撓むよう
に寸法を設定している。
次に、3はプラスチックにより形成したノブである。
該ノブ3は小径部3a及び大径部3bから成り、小径部3aに
は外周に枢着溝31を設け、大径部3bには操作量を示すマ
ーク32を印刷している。そして内部に前記スチールボー
ル26が係合する節度穴33を同一円周上に複数個設けてい
る。
また、4はバネ性を有する金属板をプレス成形した摺動
接片であり、後述する抵抗基板5に摺接するブラシ部41
と該摺動接片4を前記ノブ3に固着するための固着穴42
を設けている。
また、5は抵抗基板であり、ハーネス6を介してコンビ
ネーション本体に電気的接続し、例えば間欠ワイパ装置
のタイマ回路の時定数を可変すべく用いる。
そして、前記ノブ3の小径部3aを支持体2の中空部2cに
挿入してノブ3の枢着溝31に支持体2の突部21を嵌合
し、然る後ノブ3の小径部3aの先端に摺動接片4を固着
する。
そしてノブ3と支持体2の組合わせ部品をレバー1の先
端の開口部1aから圧入すれば、支持体2の掛止部23及び
嵌合突部24がレバー1の掛止穴11及び嵌合溝12に嵌合す
る。これにより、支持体2はレバー1に対して確実に固
定される。
また、支持体2の枢着片22は、レバー1の内壁1bによっ
て外方向から支持されるためノブ3の枢着溝31と支持体
2の突部21との嵌合が外れることはなく、ノブ3は回動
のみが自由と成る。
上述の構成の該実施例は次のように作動する。すなわ
ち、ノブ3を手動によって回転操作すれば、摺動接片4
が抵抗基板5の表面を摺動し、ハーネス6間に於ける抵
抗値を可変する。そして、ノブ3が所定角度回転する毎
にスチールボール26が節度穴33に係合し、ノブ3の操作
に節度感を与えている。
[考案の効果] 以上本考案について詳細説明したように、この考案に係
るノブの取付け構造ではノブの外周に枢着溝を設け、支
持体に突部を有する枢着片及び掛止部を設け、レバーの
先端に掛止穴を設け、かつ前記ノブの枢着溝に支持体の
突部を嵌合することによりノブを支持体に回動自在に支
持し、前記支持体の掛止部をレバーの掛止穴に嵌合する
ことによって支持体をレバーに固定したことに特徴があ
り、これにより部品点数を大幅に削減してノブを取付け
ることができる。例えば、この考案によるノブの取付け
構造では、前記した実開昭55-159422号に開示した操作
ノブの技術に於いてはネジ、止め輪、シャフト、ピン及
び可動盤等の部品を必要とせず、これ等の部品の費用及
び組付け工数を削減することができる。したがって、組
付け時の積み重ね公差も少くすることができ、部品の管
理も容易になり、更に信頼性も向上することができる等
の多くの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の好適な実施例を示す縦断面図、第
2図は第1図に示すものの分解斜視図、第3図は従来の
技術を示す断面図である。 1……ノブ、2……支持体、3……ノブ、4……摺動接
片、5……抵抗基板、11……掛止穴、12……嵌合溝、21
……突部、22……枢着片、23……掛止部、24……嵌合突
部、25……スプリング、26……スチールボール、27……
穴、31……枢着溝、33……節度穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レバー(1)の先端に支持体(2)を用い
    て回動自在に取付けるノブ(3)の取付け構造に於い
    て、前記ノブ(3)の外周に枢着溝(31)を設け、前記
    支持体(2)に突部(21)を有する枢着片(22)及び掛
    止部(23)を設け、前記レバー(1)の先端に掛止穴
    (11)を設け、かつ前記ノブ(3)の枢着溝(31)に支
    持体(2)の突部(21)を嵌合することによりノブ
    (3)を支持体(2)に回動自在に支持し、前記支持体
    (2)の掛止部(23)をレバー(1)の掛止穴(11)に
    嵌合することにより支持体(2)をレバー(1)に固定
    するように構成したことを特徴とするノブの取付け構
    造。
JP14618489U 1989-12-19 1989-12-19 ノブの取付け構造 Expired - Lifetime JPH0720734Y2 (ja)

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JPH0386421U JPH0386421U (ja) 1991-09-02
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JP5789539B2 (ja) * 2012-02-15 2015-10-07 バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフトBayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft 車載用レバースイッチ装置
JP6057256B2 (ja) * 2013-08-08 2017-01-11 アルプス電気株式会社 回転検出装置

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JPH0386421U (ja) 1991-09-02

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