JPS587606Y2 - レバ−操作可変抵抗器 - Google Patents

レバ−操作可変抵抗器

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Publication number
JPS587606Y2
JPS587606Y2 JP14261877U JP14261877U JPS587606Y2 JP S587606 Y2 JPS587606 Y2 JP S587606Y2 JP 14261877 U JP14261877 U JP 14261877U JP 14261877 U JP14261877 U JP 14261877U JP S587606 Y2 JPS587606 Y2 JP S587606Y2
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JP
Japan
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outer frame
resistor
frame case
lever
fixed
Prior art date
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Expired
Application number
JP14261877U
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English (en)
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JPS5468142U (ja
Inventor
邦夫 高橋
勇夫 松浦
Original Assignee
帝国通信工業株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5468142U publication Critical patent/JPS5468142U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はオーディオ機器やその他の電子機器、特に電子
オルガン等のキ一部に使用する高信頼性でガタが少なく
、操作性の優れたレバー付可変抵抗器の構造に関するも
のである。
この種の可変抵抗器等のコントロール装置は電子オルガ
ンの普及とともに開発され、鍵板部に、10〜20組程
度が使用されて音色その他の調整が行われている。
これは演奏中に使用されることも多いためフィーリング
の良い節動機構を備え、ラジオ、テレビ等に比べて15
年以上の長期使用に耐えることが必要とされている。
この種の可変抵抗器としては従来実公昭474428号
、あるいは実公昭50−76339号等に記載された考
案がある。
すなわち、第1図に示すように箱状本体の端部にレバー
78を回転できるように固着し、箱状本体の底面に節動
用ディテント凹凸部75と抵抗体部80を並列して弧状
に設け、これらに係合摺動させるためレバ一部にバネ節
動板74及び抵抗体摺動子79を装着した摺動子バネ板
77を固着している。
ところが近年更にレバー操作可変抵抗器の小形化と取付
法の改善が要望され、同時に操作フィーリングやガタの
除去等の点において機械的性能の向上が従来品以上に求
められている。
本考案は小形化及び上記特性の確保のためケ−スの内側
底面に節動部を十分なスペースで設け、可変抵抗器の抵
抗体基板を蓋兼用としてレバー摺動部を挾んで反対側に
なるようにケース外枠にスナップイン固着した構成とな
っている。
又本考案においては、シャーシに対する取付法の改善と
して従来の2ケのネジ等による取付法を改め、この種の
可変抵抗器としては例の無いシャーシの保合矩形孔に側
面スナップインする方法をとっている。
本案レバー操作形可変抵抗器の操作レバーはほぼ外枠ケ
ースの高さの中央に位置しており、その位置が動作上も
安定し、又小形化となり構造的にも簡単である。
ここでレバーの操作部が突出する外枠ケースの窓部を設
けただけではその−L部に隙間を生じ、防塵的にも外観
的にも都合が悪い。
本考案はこの欠点を除くことを目的としている。
以下、図面により本考案の構造の1例を説明する。
第2図は本考案実施例の抵抗体基板を除いた平面組立図
、第3図は同横断面組立図、第4図は同分解部品斜視図
、第5図は同取付図である。
各図において1は上部が開口したほぼ直方体状をなす弾
力性のある熱可塑性樹脂で成形された外枠ケースで、そ
の1対の側壁1イ、1イには、詳細は後述するが取付パ
ネル板47の可変抵抗器取付用の矩形(L48に係合し
てスナップイン固着する側面段部10を設けるとともに
、その狭い方の側壁1イ、1イにほぼ平行してスナップ
係止バネ2,3を形成し、係止バネ2,3の自由端と側
面段部10間で取付パネル43に外枠ケース1をスナッ
プイン固着する。
又、外枠ケース1はその開口部に第3図に示す蓋兼用の
抵抗体基板5を固着させるために一方の壁ここでは前面
板4には抵抗体基板5の突起部40.41を挿入する係
合孔6,7を備え、基板5の保持部を形成し、それに対
する壁(後壁)4′には抵抗体基板5をスナップイン固
着する弾性爪8,9を備えている。
抵抗体基板5には各部品を示す第4図に示すようにほぼ
並列に弧状の集電導電部10、カーボンレジン系等の抵
抗体部11.及び以上と端子導体部12とに接続する銀
ペイント等の導電パターン部13が印刷法等でコーテン
グされている。
基板5の端子部12には金属板よりなる外部端子14が
これと1体の鳩目リベット部15等でこれと係合する端
子孔に導電固着されている。
金属よりなる軸16は外枠ケース1の底面にカシメ等で
外枠ケース1外側の端子17とともに接続固着され、操
作レバー18に固着されたピボット貫通軸受19が回転
可能に枢着されている。
全体としてくの字形状の金属板等でできた操作レバー1
8はその外側の1端のアームが操作部20をなし、第3
図に示すように他の外枠ケース1の内側の1端のアーム
20口にはアーム20口に設けた突起爪部22等を利用
して弾性モールドよりなる摺動子女モールド21がアー
ム20口に係合する係合孔210のストッパ壁23等で
スナップイン固着されている。
摺動子女モールド21の前記操作レバー18のアーム2
0口に係合する係合孔210に沿って矩形孔24、上部
壁25及び上面の突起部26等が設けられ、第2図及び
第3図に示すように摺動子バネ板27の曲げ部28、係
止部29が前記摺動子女モールド21の矩形孔24及び
壁部25に係合し、摺動子女モールド21の上面の突起
部26が摺動子バネ板27の溝30と係合することで摺
動子バネ板27を摺動子女モールド21にスナップイン
固着している。
摺動子バネ板27の弾性バネ先端にはそれぞれ取付孔を
介してカーボン等の摺動接点31.32が固着され、そ
れぞれ抵抗体基板5上の弧状の集電導電部10及び抵抗
体部11と接触し摺動する。
レバー18の係合孔に貫通軸受19を固定するとき節度
用バネ33もカシメ等で゛同時に固定させ、そのバネ先
端に弾性レジンで作られた節度用摺動突起34を固着す
る。
摺動突起34は外枠ケース1の底面に形成した弧状の節
動突起部35上を摺動することにより一定の節度感触を
得るが、通常電子楽器でこの節度機構が使用されるとき
は機械的な節度感触がある一方、節度前は極力少いこと
が望まれている。
36は摺動子女モールド21.摺動子バネ板27を包ん
で弾性固着したリング状のゴムリングであり、相互の固
着及びレバー18の摺動スI・ローフ両端で外枠ケース
の内側壁37 、38に当接する際のショック吸収を兼
ねる弾性ストッパーとなっている。
本考案は全体が外枠ケース1、レバー18組立部、蓋兼
用の抵抗体基板5の3ケのブロックで構成されている。
すなわち、外枠ケース1の固定軸16にレバー18組立
部の回転軸受部19を挿入して止めワッシャー39で回
転可能に固着し、次に外枠ケース1の壁4の側面孔6,
7に抵抗体基板5の突起40.41を挿入し、これと反
対側の抵抗体基板の端子部12.14を適当な力で押込
むことで外枠ケース1の弾性爪8,9で抵抗体基板をス
ナップイン固着している。
第5図はこのレバー操作可変抵抗器をセットの取付パネ
ル板に取付ける実際の取付方法の1例を示す。
すなわち取付パネル板47の矩形の孔48の外枠ケース
1に設けた側面段部10を介してその狭い方の側壁部を
挿入するだけで取付パネル板47の矩形孔48に係合す
る外枠ケース1の側面段部10とスナップバネ2,3に
より取付パネル板47に容易にスナップイン固着可能で
ある。
又、操作レバー18の操作部20と反対側に外部端子1
4群を配置しであるから可変抵抗器はパネル板に固着後
容易に機器の配線プリント板60に接続可能である。
本案レバー操作可変抵抗器は第3図に示すよううに、レ
バー18はほぼ外枠ケース1の高さの中央に位置してい
るが、この位置が動作上も安定し、又小形化となり構造
的にも簡単である。
ここでレバー18の操作部20が突出する外枠ケース1
の窓部51上部の隙間は防塵的にも外観的にも覆うこと
が望ましい。
本案では窓部51の側面壁の片側にヒンジ部52に接続
した舌片状蓋部53を外枠ケースの外側に1体に設ける
とともに、これと反対側の側面壁54に係止凹み部55
を設け、舌片状蓋部53の自由端を外枠ケース内方向に
押込むことで両者を係止してほぼ外枠ケース前面板4と
平行の防塵兼節り板とした。
以上説明したように本考案は矩形箱形の外枠ケースの底
面内側の一端に、かつケースの高さの中央部に操作部を
外部に突出させて設けた操作レバー18に摺動子バネ板
の先端に固着した摺動接点を上向きに設け、蓋兼用とし
た抵抗体基板の抵抗体部及び集電導電部上を摺動させる
とともに、操作レバーの下面に節動バネを下向きに設け
て外枠ケース内底面の節動突起部上を節動させるように
し、抵抗体基板を外枠ケース側壁上の弾性爪等により外
枠ケースにスナップインにより簡単で確実に装着し、又
外枠ケースの両側面に一体に設けたスナップバネ2,3
によりパネル板に同じくスナップインを以て本可変抵抗
器をパネル板に取付けるようにしであるから、動作安定
であるほか構造簡単かつ全体の小型化及び取付の容易化
を実現できるものである。
さらに外枠ケースの操作レバーの操作部突出用窓をケー
スと一体の舌片状蓋部53を以て覆うようにしであるか
ら、防塵及び装飾の両面の効果のあるレバー操作可変抵
抗器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のレバー操作可変抵抗器の1例、第2図は
本考案実施例の抵抗体基板を除いた平面組立図、第3図
は同横断面組立図、第4図は同分解部品斜視図、第5図
は同取付図である。 1:外枠ケース、10:側面段部、2,3ニスナツプ係
止バネ、4:前面板、5:抵抗体基板、6,7:孔、8
゜9:弾性爪、14:外部端子、16:軸、17:端子
、18:操作レバー、21:摺動子女モールド、27:
摺動子バネ板、31.32−:摺動接点、33:節動用
バネ、34:摺動突起、35:節動突起部、36:ゴム
リング、51:窓部、52:ヒンジ部、53:舌片状蓋
部、60:配線プリント板。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)弾性を有する熱可塑性レンジ製のほぼ矩形箱形の
    外枠ケース1の底部内面に固着した回転軸16に操作レ
    バー18を回転可能に枢着し、該操作レバー18の下面
    には前記外枠ケース1底面に上記回転軸と同心円状に形
    成した節動突起35と係合する節動用バネ33を固着し
    、前記外枠ケース1の開口部には外枠ケースの開口部の
    蓋を兼用する抵抗体基板5を固着し、前記抵抗体基板5
    の内面には弧状の抵抗体11を設け、この抵抗体の端部
    に接続して抵抗体基板5には外部端子14を固着し、操
    作レバー18の上面には前記抵抗体基板5の抵抗体と摺
    接する摺動子バネ板27を固着し、前記外枠ケースの操
    作レバー18に係合する窓部51の側面壁の片側にヒン
    ヂ部52とこれに接続した舌片状蓋部53を外枠ケース
    1の外側に1体に設け、窓部のこれと反対側側面壁54
    に設けた係止凹み部55と係合して舌片状蓋部53の自
    由端を外枠ケース方向に押込むことでほは゛外枠ケース
    前面板4と平行の防塵兼飾り板としたレバー操作可変抵
    抗器。
  2. (2)外枠ケース1の開口部の1対の壁面に抵抗体基板
    5を底面とほぼ平行にスナップイン固着する弾性爪8,
    9と保持部を設け、外枠ケース1のl対の側面壁1イ、
    1イにはこれと直角に設けた取付パネル47の矩形孔4
    8にスナップイン固着する側面段部10を設けるととも
    にその狭い方の側壁1イ、1イにほは゛平行してスナッ
    プ係止バネ2,3を形成した実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のレバー操作可変抵抗器。
JP14261877U 1977-10-24 1977-10-24 レバ−操作可変抵抗器 Expired JPS587606Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14261877U JPS587606Y2 (ja) 1977-10-24 1977-10-24 レバ−操作可変抵抗器

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JP14261877U JPS587606Y2 (ja) 1977-10-24 1977-10-24 レバ−操作可変抵抗器

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Publication Number Publication Date
JPS5468142U JPS5468142U (ja) 1979-05-15
JPS587606Y2 true JPS587606Y2 (ja) 1983-02-10

Family

ID=29119528

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JP14261877U Expired JPS587606Y2 (ja) 1977-10-24 1977-10-24 レバ−操作可変抵抗器

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