JPH07204301A - ゴルフクラブヘッドとその製造方法 - Google Patents
ゴルフクラブヘッドとその製造方法Info
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- JPH07204301A JPH07204301A JP6005812A JP581294A JPH07204301A JP H07204301 A JPH07204301 A JP H07204301A JP 6005812 A JP6005812 A JP 6005812A JP 581294 A JP581294 A JP 581294A JP H07204301 A JPH07204301 A JP H07204301A
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- head
- golf club
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- A63B53/04—Heads
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- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
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- A63B53/045—Strengthening ribs
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- A63B53/047—Heads iron-type
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- A63B53/0458—Heads with non-uniform thickness of the impact face plate
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ゴルフクラブヘッドに関し、打球
の方向性の安定を図り、併せて打球感の向上を図ったゴ
ルフクラブヘッドとその製造方法を提供することを目的
とする。 【構成】 請求項1に係るゴルフクラブヘッドは、金属
製のヘッド本体のフェース部にその周縁部を残して凹部
を形成し、当該凹部に、ヘッド本体よりも比重の小さな
材料で成形したフェースプレートを取り付けたゴルフク
ラブヘッドに於て、上記フェースプレートの外周とヘッ
ド本体との間に、当該ヘッド本体よりも比重が大きく且
つフェースプレート及びヘッド本体よりも柔らかな材料
で成形したフレーム体を、フェースプレートの周壁と上
記凹部の周壁とで挾着したものである。
の方向性の安定を図り、併せて打球感の向上を図ったゴ
ルフクラブヘッドとその製造方法を提供することを目的
とする。 【構成】 請求項1に係るゴルフクラブヘッドは、金属
製のヘッド本体のフェース部にその周縁部を残して凹部
を形成し、当該凹部に、ヘッド本体よりも比重の小さな
材料で成形したフェースプレートを取り付けたゴルフク
ラブヘッドに於て、上記フェースプレートの外周とヘッ
ド本体との間に、当該ヘッド本体よりも比重が大きく且
つフェースプレート及びヘッド本体よりも柔らかな材料
で成形したフレーム体を、フェースプレートの周壁と上
記凹部の周壁とで挾着したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、打球の方向性の安定を
図り、併せて打球感の向上を図ったゴルフクラブヘッド
とその製造方法に関する。
図り、併せて打球感の向上を図ったゴルフクラブヘッド
とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アイアンクラブヘッドは、ヘッ
ド本体より比重の小さなフェースプレートをフェース部
に取り付けてヘッド本体の周縁部を重くすることで、慣
性モーメントが大きくなって打球の方向性が安定するこ
とが知られている。
ド本体より比重の小さなフェースプレートをフェース部
に取り付けてヘッド本体の周縁部を重くすることで、慣
性モーメントが大きくなって打球の方向性が安定するこ
とが知られている。
【0003】そこで、従来では、図9及び図10に示す
ように、金属製のヘッド本体1のフェース部3にその周
縁部を残して貫通孔5と凹部7を設け、そして、当該凹
部7にヘッド本体1よりも比重の小さなフェースプレー
ト9を取り付けることで、ヘッド本体1のバック部11
にキャビティ(凹状部)13を形成したアイアンクラブ
ヘッドが知られている(特公平5−61951号公報参
照)。
ように、金属製のヘッド本体1のフェース部3にその周
縁部を残して貫通孔5と凹部7を設け、そして、当該凹
部7にヘッド本体1よりも比重の小さなフェースプレー
ト9を取り付けることで、ヘッド本体1のバック部11
にキャビティ(凹状部)13を形成したアイアンクラブ
ヘッドが知られている(特公平5−61951号公報参
照)。
【0004】而して、斯かるアイアンクラブヘッドによ
れば、バック部11にその周縁部を残してキャビティ1
3を形成し、且つ打球面を比重の小さなフェースプレー
ト9で形成したことで、ヘッド本体1の周縁部に重量が
分散されてスイング時の慣性モーメントが大きくなり打
球の方向性が安定する。
れば、バック部11にその周縁部を残してキャビティ1
3を形成し、且つ打球面を比重の小さなフェースプレー
ト9で形成したことで、ヘッド本体1の周縁部に重量が
分散されてスイング時の慣性モーメントが大きくなり打
球の方向性が安定する。
【0005】一方、実公平3−19398号公報には、
図11及び図12に示すように、ヘッド本体15のバッ
ク部17にその周縁部17aを残してキャビティ19を
設けると共に、当該周縁部17aの外周に亘って設けた
窪み21にリング状の金属製プレート23を取り付ける
ことで、更にヘッド本体15の慣性モーメントを高めた
アイアンクラブヘッドが開示されている。
図11及び図12に示すように、ヘッド本体15のバッ
ク部17にその周縁部17aを残してキャビティ19を
設けると共に、当該周縁部17aの外周に亘って設けた
窪み21にリング状の金属製プレート23を取り付ける
ことで、更にヘッド本体15の慣性モーメントを高めた
アイアンクラブヘッドが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来、この
種のアイアンクラブヘッドは、ヘッド本体が軟鉄やステ
ンレス等によってホーゼル部やソール部,フェース部等
が一体的に成形された金属の塊であるため打球感が硬
く、又、昨今では、図9で述べたゴルフクラブヘッドの
ように、ヘッド本体1のフェース部3にフェースプレー
ト9を装着することによって打球感が向上してはいるも
のの、依然としてウッドのようなソフトな打球感が得ら
れないのが実情であった。
種のアイアンクラブヘッドは、ヘッド本体が軟鉄やステ
ンレス等によってホーゼル部やソール部,フェース部等
が一体的に成形された金属の塊であるため打球感が硬
く、又、昨今では、図9で述べたゴルフクラブヘッドの
ように、ヘッド本体1のフェース部3にフェースプレー
ト9を装着することによって打球感が向上してはいるも
のの、依然としてウッドのようなソフトな打球感が得ら
れないのが実情であった。
【0007】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、打球の方向性の安定を図り、併せて打球感の向上を
図ったゴルフクラブヘッドとその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
で、打球の方向性の安定を図り、併せて打球感の向上を
図ったゴルフクラブヘッドとその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、金属製ヘッド本体のフェー
ス部にその周縁部を残して凹部を形成し、当該凹部に、
ヘッド本体よりも比重の小さな材料で成形したフェース
プレートを取り付けたゴルフクラブヘッドに於て、上記
フェースプレートの外周とヘッド本体との間に、当該ヘ
ッド本体よりも比重が大きく且つフェースプレート及び
ヘッド本体よりも柔らかな材料で成形したフレーム体
を、フェースプレートの周壁と上記凹部の周壁とで挾着
したことを特徴とし、請求項2に係るゴルフクラブヘッ
ドは、金属製ヘッド本体のバック部の周縁部に溝を形成
し、当該溝に、ヘッド本体よりも比重が大きい材料で成
形したフレーム体を装着したものである。
め、請求項1に係る発明は、金属製ヘッド本体のフェー
ス部にその周縁部を残して凹部を形成し、当該凹部に、
ヘッド本体よりも比重の小さな材料で成形したフェース
プレートを取り付けたゴルフクラブヘッドに於て、上記
フェースプレートの外周とヘッド本体との間に、当該ヘ
ッド本体よりも比重が大きく且つフェースプレート及び
ヘッド本体よりも柔らかな材料で成形したフレーム体
を、フェースプレートの周壁と上記凹部の周壁とで挾着
したことを特徴とし、請求項2に係るゴルフクラブヘッ
ドは、金属製ヘッド本体のバック部の周縁部に溝を形成
し、当該溝に、ヘッド本体よりも比重が大きい材料で成
形したフレーム体を装着したものである。
【0009】一方、請求項3に係るゴルフクラブヘッド
の製造方法は、周縁部を残して金属製ヘッド本体のフェ
ース部に設けた凹部に、当該ヘッド本体よりも比重の小
さな材料で成形したフェースプレートと、ヘッド本体よ
りも比重が大きく且つフェースプレート及びヘッド本体
よりも柔らかな材料で成形したフレーム体を当該フェー
スプレートの外周に位置するように配置し、フェースプ
レート及びフレーム体を金型で圧縮,変形させて、凹部
にフェースプレートとフレーム体を取り付けることを特
徴とする。
の製造方法は、周縁部を残して金属製ヘッド本体のフェ
ース部に設けた凹部に、当該ヘッド本体よりも比重の小
さな材料で成形したフェースプレートと、ヘッド本体よ
りも比重が大きく且つフェースプレート及びヘッド本体
よりも柔らかな材料で成形したフレーム体を当該フェー
スプレートの外周に位置するように配置し、フェースプ
レート及びフレーム体を金型で圧縮,変形させて、凹部
にフェースプレートとフレーム体を取り付けることを特
徴とする。
【0010】そして、請求項4の製造方法は、請求項3
に係るゴルフクラブヘッドの製造方法に於て、ヘッド本
体のフェース部に設ける凹部を、フェースプレート取付
用凹部と、その周囲に当該フェースプレート取付用凹部
よりも浅く形成したフレーム体取付用凹部とで構成する
と共に、当該各取付用凹部の周壁をあり面形状とし、フ
レーム体がフェースプレートの外周に位置するようにフ
ェースプレートとフレーム体を、夫々、各取付用凹部に
配置した後、フェースプレートとフレーム体を金型で圧
縮してこれらを各周壁に沿って変形させることにより、
凹部にフェースプレートとフレーム体を取り付けるもの
である。
に係るゴルフクラブヘッドの製造方法に於て、ヘッド本
体のフェース部に設ける凹部を、フェースプレート取付
用凹部と、その周囲に当該フェースプレート取付用凹部
よりも浅く形成したフレーム体取付用凹部とで構成する
と共に、当該各取付用凹部の周壁をあり面形状とし、フ
レーム体がフェースプレートの外周に位置するようにフ
ェースプレートとフレーム体を、夫々、各取付用凹部に
配置した後、フェースプレートとフレーム体を金型で圧
縮してこれらを各周壁に沿って変形させることにより、
凹部にフェースプレートとフレーム体を取り付けるもの
である。
【0011】又、請求項5の製造方法は、請求項3に係
るゴルフクラブヘッドの製造方法に於て、ヘッド本体の
フェース部に設ける凹部の周壁をあり面形状とし、且つ
フェースプレートの周壁に当接するフレーム体の内周壁
を、当該フレーム体の表面側から裏面側に向かって外周
壁方向へ傾斜させると共に、フェースプレートの周壁を
フレーム体の内周壁と一致するように傾斜させて設け、
フレーム体がフェースプレートの外周に位置するように
フェースプレートとフレーム体を凹部に配置した後、フ
ェースプレートとフレーム体を金型で圧縮して当該フレ
ーム体を凹部の周壁に沿って変形させることにより、凹
部にフェースプレートとフレーム体を取り付けることを
特徴とする。
るゴルフクラブヘッドの製造方法に於て、ヘッド本体の
フェース部に設ける凹部の周壁をあり面形状とし、且つ
フェースプレートの周壁に当接するフレーム体の内周壁
を、当該フレーム体の表面側から裏面側に向かって外周
壁方向へ傾斜させると共に、フェースプレートの周壁を
フレーム体の内周壁と一致するように傾斜させて設け、
フレーム体がフェースプレートの外周に位置するように
フェースプレートとフレーム体を凹部に配置した後、フ
ェースプレートとフレーム体を金型で圧縮して当該フレ
ーム体を凹部の周壁に沿って変形させることにより、凹
部にフェースプレートとフレーム体を取り付けることを
特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に係るゴルフクラブヘッドを装着した
ゴルフクラブをスイングすると、フェース部に装着した
比重の大きなフレーム体がヘッド本体の慣性モーメント
を高めるので、ヘッド本体は慣性モーメントによって打
球時にぶれず正確な軌跡を描くこととなる。
ゴルフクラブをスイングすると、フェース部に装着した
比重の大きなフレーム体がヘッド本体の慣性モーメント
を高めるので、ヘッド本体は慣性モーメントによって打
球時にぶれず正確な軌跡を描くこととなる。
【0013】そして、フェースプレートの周壁と凹部の
周壁とで挾着されたフレーム体は、ヘッド本体やフェー
スプレートよりも柔らかな材料で成形されているので、
当該フレーム体が打球時のフェースプレートの硬い打球
感を和らげ、プレイヤーにソフトな打球感を与えること
となる。
周壁とで挾着されたフレーム体は、ヘッド本体やフェー
スプレートよりも柔らかな材料で成形されているので、
当該フレーム体が打球時のフェースプレートの硬い打球
感を和らげ、プレイヤーにソフトな打球感を与えること
となる。
【0014】又、請求項2に係るゴルフクラブヘッドに
よれば、フェース部側のフレーム体と共に、バック部に
装着したフレーム体がヘッド本体の慣性モーメントを更
に高めることとなる。
よれば、フェース部側のフレーム体と共に、バック部に
装着したフレーム体がヘッド本体の慣性モーメントを更
に高めることとなる。
【0015】そして、請求項3乃至請求項5に係る製造
方法によれば、ヘッド本体のフェース部に設けた凹部
に、フレーム体をフェースプレートの外周に位置するよ
うに配置し、フェースプレート及びフレーム体を金型で
圧縮,変形させれば、凹部にフェースプレートとフレー
ム体が同時に取り付くこととなる。
方法によれば、ヘッド本体のフェース部に設けた凹部
に、フレーム体をフェースプレートの外周に位置するよ
うに配置し、フェースプレート及びフレーム体を金型で
圧縮,変形させれば、凹部にフェースプレートとフレー
ム体が同時に取り付くこととなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1乃至図5は請求項1及び請求項2に係る
ゴルフクラブヘッドの一実施例を示し、図中、25はス
テンレスで形成されたアイアンクラブのヘッド本体で、
当該ヘッド本体25には、従来と同様、ホーゼル部27
やソール部29,フェース部31等が一体に成形されて
いる。
説明する。図1乃至図5は請求項1及び請求項2に係る
ゴルフクラブヘッドの一実施例を示し、図中、25はス
テンレスで形成されたアイアンクラブのヘッド本体で、
当該ヘッド本体25には、従来と同様、ホーゼル部27
やソール部29,フェース部31等が一体に成形されて
いる。
【0017】そして、図2乃至図4に示すようにヘッド
本体25のバック部33には、その周縁部33aを残し
て凹状のキャビティ35が設けられ、更に、当該キャビ
ティ35内には、上記周縁部33aのトップ側からソー
ル側に亘って当該周縁部33aよりも肉薄なリブ状の支
持部37が、スイートスポット対応位置P(打球面のス
イートスポットSからヘッド本体25のバック部33側
に下ろした垂線がバック部33と交わる位置)を通って
ヘッド本体25と一体的に設けられている。
本体25のバック部33には、その周縁部33aを残し
て凹状のキャビティ35が設けられ、更に、当該キャビ
ティ35内には、上記周縁部33aのトップ側からソー
ル側に亘って当該周縁部33aよりも肉薄なリブ状の支
持部37が、スイートスポット対応位置P(打球面のス
イートスポットSからヘッド本体25のバック部33側
に下ろした垂線がバック部33と交わる位置)を通って
ヘッド本体25と一体的に設けられている。
【0018】而して、上記キャビティ35は、図3に示
すようにフェース部31の周縁部31aを残して当該フ
ェース部31に貫通孔39を設け、そして、フェース部
31側の貫通孔39の周囲に設けたフェースプレート取
付用凹部41にチタン合金からなる薄肉のフェースプレ
ート43を装着して形成されており、図4に示すように
フェースプレート43のバック側(裏面)43aは上記
支持部37に当接支持されている。
すようにフェース部31の周縁部31aを残して当該フ
ェース部31に貫通孔39を設け、そして、フェース部
31側の貫通孔39の周囲に設けたフェースプレート取
付用凹部41にチタン合金からなる薄肉のフェースプレ
ート43を装着して形成されており、図4に示すように
フェースプレート43のバック側(裏面)43aは上記
支持部37に当接支持されている。
【0019】尚、図2及び図4に示すようにこの支持部
37は、スイートスポット対応位置Pが当該支持部37
の他の部分よりも肉厚に成形されており、斯様にスイー
トスポット対応位置Pに於ける支持部37を肉厚にする
ことで、スイートスポットSに於ける面剛性が大きくな
っている。
37は、スイートスポット対応位置Pが当該支持部37
の他の部分よりも肉厚に成形されており、斯様にスイー
トスポット対応位置Pに於ける支持部37を肉厚にする
ことで、スイートスポットSに於ける面剛性が大きくな
っている。
【0020】又、上述したようにヘッド本体25のフェ
ース部31には、図1の如くフェースプレート43が取
り付けられているが、当該フェースプレート43の外周
とヘッド本体25との間には、更に、ヘッド本体25よ
りも比重が大きく且つフェースプレート43やヘッド本
体25よりも柔らかなベリリウム銅で成形されたリング
状のフレーム体45が取り付けられている。
ース部31には、図1の如くフェースプレート43が取
り付けられているが、当該フェースプレート43の外周
とヘッド本体25との間には、更に、ヘッド本体25よ
りも比重が大きく且つフェースプレート43やヘッド本
体25よりも柔らかなベリリウム銅で成形されたリング
状のフレーム体45が取り付けられている。
【0021】即ち、ヘッド本体25のフェース部31に
は、図3に示すようにその周縁部31aを残して凹部4
7が形成されており、当該凹部47は上述したフェース
プレート取付用凹部41と、その周囲に設けた深さの浅
いフレーム体取付用凹部49とで構成されており、フェ
ースプレート取付用凹部41に上記貫通孔39が開口し
ている。
は、図3に示すようにその周縁部31aを残して凹部4
7が形成されており、当該凹部47は上述したフェース
プレート取付用凹部41と、その周囲に設けた深さの浅
いフレーム体取付用凹部49とで構成されており、フェ
ースプレート取付用凹部41に上記貫通孔39が開口し
ている。
【0022】そして、図5に示すようにフェースプレー
ト取付用凹部41とフレーム体取付用凹部49の内壁4
1a,49aはあり面形状となっており、フェースプレ
ート43とフレーム体45は夫々内壁41a,49aに
沿った形状となっている。そして、フレーム体45がフ
ェースプレート43の周壁43bとフレーム体取付用凹
部49の周壁49aとで挾着されて、凹部47からのフ
ェースプレート43とフレーム体45の抜止めが図られ
ている。
ト取付用凹部41とフレーム体取付用凹部49の内壁4
1a,49aはあり面形状となっており、フェースプレ
ート43とフレーム体45は夫々内壁41a,49aに
沿った形状となっている。そして、フレーム体45がフ
ェースプレート43の周壁43bとフレーム体取付用凹
部49の周壁49aとで挾着されて、凹部47からのフ
ェースプレート43とフレーム体45の抜止めが図られ
ている。
【0023】更に、図2乃至図5に示すようにヘッド本
体25のバック部33の周縁部33aには、周壁51a
があり面形状の溝51が環状に形成されており、当該溝
51内に、上記フレーム体45と同一材料からなるリン
グ状のフレーム体53が圧入,装着されている。
体25のバック部33の周縁部33aには、周壁51a
があり面形状の溝51が環状に形成されており、当該溝
51内に、上記フレーム体45と同一材料からなるリン
グ状のフレーム体53が圧入,装着されている。
【0024】而して、上述した本実施例のアイアンクラ
ブヘッドは、以下に述べる請求項3及び請求項4の発明
方法の一実施例によって製造される。先ず、図示しない
がフレーム体53を、溝51に配置した後、当該フレー
ム体53を金型で圧縮してこれをその周壁51aに沿っ
て変形させることにより、溝51内にフレーム体53を
取り付ける。
ブヘッドは、以下に述べる請求項3及び請求項4の発明
方法の一実施例によって製造される。先ず、図示しない
がフレーム体53を、溝51に配置した後、当該フレー
ム体53を金型で圧縮してこれをその周壁51aに沿っ
て変形させることにより、溝51内にフレーム体53を
取り付ける。
【0025】次に、斯様にバック部33にフレーム体5
3を装着したヘッド本体25を、図6に示すように下金
型55のキャビティ57内にフェース部31を上向きに
して配置すると共に、フェースプレート43の外周にフ
レーム体45を嵌め込んでこれらを各取付用凹部41,
49に配置する。このとき、図7に示すようにフェース
プレート43とフレーム体45は、夫々、各取付用凹部
41,49の深さよりも肉厚に成形してあり、斯様にフ
ェースプレート43とフレーム体45を各取付用凹部4
1,49に配置すると、夫々の表面側がフェース部31
から突出する。
3を装着したヘッド本体25を、図6に示すように下金
型55のキャビティ57内にフェース部31を上向きに
して配置すると共に、フェースプレート43の外周にフ
レーム体45を嵌め込んでこれらを各取付用凹部41,
49に配置する。このとき、図7に示すようにフェース
プレート43とフレーム体45は、夫々、各取付用凹部
41,49の深さよりも肉厚に成形してあり、斯様にフ
ェースプレート43とフレーム体45を各取付用凹部4
1,49に配置すると、夫々の表面側がフェース部31
から突出する。
【0026】尚、フェースプレート43の外周にフレー
ム体45を嵌め込んでこれらを各取付用凹部41,49
に配置する方法に代え、フェースプレート43とフレー
ム体45を、夫々、別途フェースプレート取付用凹部4
1とフレーム体取付用凹部49に配置させてもよい。
ム体45を嵌め込んでこれらを各取付用凹部41,49
に配置する方法に代え、フェースプレート43とフレー
ム体45を、夫々、別途フェースプレート取付用凹部4
1とフレーム体取付用凹部49に配置させてもよい。
【0027】そして、上述の如き作業の完了後、図6に
示すようにフェースプレート43とフレーム体45を上
金型59で圧縮してこれらを各周壁41a,49aに沿
って変形させ、そして、ヘッド本体25をキャビティ5
7から取り出してフェース部31やバック部33を研磨
すれば、図1乃至図5に示すようにフェース部31の凹
部47にフェースプレート43とフレーム体45が装着
さたヘッド本体25が製造されることとなる。
示すようにフェースプレート43とフレーム体45を上
金型59で圧縮してこれらを各周壁41a,49aに沿
って変形させ、そして、ヘッド本体25をキャビティ5
7から取り出してフェース部31やバック部33を研磨
すれば、図1乃至図5に示すようにフェース部31の凹
部47にフェースプレート43とフレーム体45が装着
さたヘッド本体25が製造されることとなる。
【0028】本実施例に係るゴルフクラブヘッドはこの
ように構成されているから、当該ゴルフクラブヘッドを
装着したゴルフクラブをスイングすると、フェース部3
1とバック部33の両周縁部31a,33aに取り付け
た比重の大きなフレーム体45,53がヘッド本体25
の慣性モーメントを高めるので、ヘッド本体25は慣性
モーメントによって打球時にぶれず正確な軌跡を描くこ
ととなる。
ように構成されているから、当該ゴルフクラブヘッドを
装着したゴルフクラブをスイングすると、フェース部3
1とバック部33の両周縁部31a,33aに取り付け
た比重の大きなフレーム体45,53がヘッド本体25
の慣性モーメントを高めるので、ヘッド本体25は慣性
モーメントによって打球時にぶれず正確な軌跡を描くこ
ととなる。
【0029】そして、フェースプレート43の周壁43
bとフレーム体取付用凹部49の周壁49aとで挾着さ
れたフレーム体45は、ヘッド本体25やフェースプレ
ート43よりも柔らかなベリリウム銅で成形されている
ので、当該フレーム体45が打球時のフェースプレート
43の硬い打球感を和らげ、プレイヤーにソフトな打球
感を与えることとなる。
bとフレーム体取付用凹部49の周壁49aとで挾着さ
れたフレーム体45は、ヘッド本体25やフェースプレ
ート43よりも柔らかなベリリウム銅で成形されている
ので、当該フレーム体45が打球時のフェースプレート
43の硬い打球感を和らげ、プレイヤーにソフトな打球
感を与えることとなる。
【0030】又、キャビティ35内に設けた支持部37
は周縁部33aよりも薄肉としてスイートスポット対応
位置Pのみ肉厚とし、然も、上述したように両周縁部3
1a,33aには比重の大きなフレーム体45,53を
装着したので、ヘッド本体25の周縁部に重量を分散さ
せて慣性モーメントを大きくさせるという本願の趣旨を
損なうことはない。そして、当該支持部37がフェース
プレート43を支持,補強してスイートスポットSの面
剛性を高めることとなる。
は周縁部33aよりも薄肉としてスイートスポット対応
位置Pのみ肉厚とし、然も、上述したように両周縁部3
1a,33aには比重の大きなフレーム体45,53を
装着したので、ヘッド本体25の周縁部に重量を分散さ
せて慣性モーメントを大きくさせるという本願の趣旨を
損なうことはない。そして、当該支持部37がフェース
プレート43を支持,補強してスイートスポットSの面
剛性を高めることとなる。
【0031】従って、本実施例に係るゴルフクラブヘッ
ドによれば、フェース部31とバック部33に取り付け
たフレーム体45,53によってヘッド本体25の慣性
モーメントが高まるので、従来に比しスイングの際の打
球の方向性がより安定すると共に、スイートスポットS
の面剛性が高いため打球の飛距離を伸ばすことが可能と
なった。
ドによれば、フェース部31とバック部33に取り付け
たフレーム体45,53によってヘッド本体25の慣性
モーメントが高まるので、従来に比しスイングの際の打
球の方向性がより安定すると共に、スイートスポットS
の面剛性が高いため打球の飛距離を伸ばすことが可能と
なった。
【0032】更に、本実施例によれば、フェースプレー
ト43の周囲に装着したフレーム体45が打球時のフェ
ースプレート43の硬い打球感を和らげるので、従来の
アイアンクラブに比しソフトな打球感を得ることが可能
となった。
ト43の周囲に装着したフレーム体45が打球時のフェ
ースプレート43の硬い打球感を和らげるので、従来の
アイアンクラブに比しソフトな打球感を得ることが可能
となった。
【0033】そして、上述した製造方法によれば、凹部
47へのフェースプレート43の取り付けの際に、フェ
ースプレート43と共にフレーム体45を同時にヘッド
本体25に取り付けることができるので、上述した効果
を有するゴルフクラブヘッドをきわめて容易に製造する
ことが可能となる。
47へのフェースプレート43の取り付けの際に、フェ
ースプレート43と共にフレーム体45を同時にヘッド
本体25に取り付けることができるので、上述した効果
を有するゴルフクラブヘッドをきわめて容易に製造する
ことが可能となる。
【0034】図8は請求項3及び請求項5に係る発明方
法の一実施例で、本実施例は、フェースプレート43′
とフレーム体45′を同じ肉厚として、ヘッド本体2
5′のフェース部31′にこれらを装着する凹部47′
を形成し、そして、その周壁47a′をあり面形状とし
て、フェースプレート43′の周壁43b′に当接する
フレーム体45′の内周壁45a′を、当該フレーム体
45′の表面側から裏面側に向かって外周壁45b′方
向へ傾斜させると共に、フェースプレート43′の周壁
43b′を、フレーム体45′の内周壁45a′と一致
するように傾斜させて設けたものである。
法の一実施例で、本実施例は、フェースプレート43′
とフレーム体45′を同じ肉厚として、ヘッド本体2
5′のフェース部31′にこれらを装着する凹部47′
を形成し、そして、その周壁47a′をあり面形状とし
て、フェースプレート43′の周壁43b′に当接する
フレーム体45′の内周壁45a′を、当該フレーム体
45′の表面側から裏面側に向かって外周壁45b′方
向へ傾斜させると共に、フェースプレート43′の周壁
43b′を、フレーム体45′の内周壁45a′と一致
するように傾斜させて設けたものである。
【0035】そして、本実施例も、上述した製造方法の
実施例と同様、バック部33′の周縁部33a′にフレ
ーム体53を既に装着したヘッド本体25′を、下金型
55のキャビティ57内にフェース部31′を上向きに
して配置した後、フレーム体45′がフェースプレート
43′の外周に位置するようにフェースプレート43′
とフレーム体45′を凹部47′に配置し、フェースプ
レート43′とフレーム体45′を上金型59で圧縮し
てフレーム体45′を凹部47′の周壁47a′に沿っ
て変形させることにより、フェースプレート43′とフ
レーム体45′をヘッド本体25′の凹部47′に同時
に取り付けるものである。
実施例と同様、バック部33′の周縁部33a′にフレ
ーム体53を既に装着したヘッド本体25′を、下金型
55のキャビティ57内にフェース部31′を上向きに
して配置した後、フレーム体45′がフェースプレート
43′の外周に位置するようにフェースプレート43′
とフレーム体45′を凹部47′に配置し、フェースプ
レート43′とフレーム体45′を上金型59で圧縮し
てフレーム体45′を凹部47′の周壁47a′に沿っ
て変形させることにより、フェースプレート43′とフ
レーム体45′をヘッド本体25′の凹部47′に同時
に取り付けるものである。
【0036】而して、本実施例によって製造されたゴル
フクラブヘッドも、図1乃至図5で述べた実施例のゴル
フクラブヘッドと同様、所期の目的を達成することが可
能であり、又、本実施例に係る製造方法によっても、斯
かるゴルフクラブヘッドをきわめて容易に製造すること
が可能である。
フクラブヘッドも、図1乃至図5で述べた実施例のゴル
フクラブヘッドと同様、所期の目的を達成することが可
能であり、又、本実施例に係る製造方法によっても、斯
かるゴルフクラブヘッドをきわめて容易に製造すること
が可能である。
【0037】尚、図1乃至図5に示す実施例は、ヘッド
本体25に貫通孔39を形成すると共に、そのフェース
部31にヘッド本体25よりも比重の軽いフェースプレ
ート43を装着してバック部33にキャビティ35を形
成したものであるが、本発明は係る構造に限定されるも
のではなく、ヘッド本体に貫通孔を設けず、ヘッド本体
のフェース部に設けた凹部にフェースプレートを装着す
るアイアンクラブのゴルフクラブヘッドに適用できるこ
とは勿論である。
本体25に貫通孔39を形成すると共に、そのフェース
部31にヘッド本体25よりも比重の軽いフェースプレ
ート43を装着してバック部33にキャビティ35を形
成したものであるが、本発明は係る構造に限定されるも
のではなく、ヘッド本体に貫通孔を設けず、ヘッド本体
のフェース部に設けた凹部にフェースプレートを装着す
るアイアンクラブのゴルフクラブヘッドに適用できるこ
とは勿論である。
【0038】又、図1乃至図5のゴルフクラブヘッド
は、ヘッド本体25をステンレス、フェースプレート4
3をチタン合金、フレーム体45をベリリウム銅で成形
したが、その他の材料の組合せとしては、例えばヘッド
本体25を軟鉄、フェースプレート43をアルミニウム
合金、そして、フレーム体45を銅で成形してもよく、
これらの構造によっても、上記実施例と同様、所期の目
的を達成することが可能である。
は、ヘッド本体25をステンレス、フェースプレート4
3をチタン合金、フレーム体45をベリリウム銅で成形
したが、その他の材料の組合せとしては、例えばヘッド
本体25を軟鉄、フェースプレート43をアルミニウム
合金、そして、フレーム体45を銅で成形してもよく、
これらの構造によっても、上記実施例と同様、所期の目
的を達成することが可能である。
【0039】更に、上記各実施例では、バック部33、
33′の周縁部33a,33a′に設けた溝51にフレ
ーム体53を装着したが、当該フレーム体53は省略し
てもよいし、又、上記フレーム体53はフレーム体45
と同一材料で成形したが、ヘッド本体25,25′より
も比重の大きい材料で成形すればよい。
33′の周縁部33a,33a′に設けた溝51にフレ
ーム体53を装着したが、当該フレーム体53は省略し
てもよいし、又、上記フレーム体53はフレーム体45
と同一材料で成形したが、ヘッド本体25,25′より
も比重の大きい材料で成形すればよい。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係るゴル
フクラブヘッドによれば、フェース部に装着したフレー
ム体によってヘッド本体の慣性モーメントが高まるの
で、従来に比しスイングの際の打球の方向性がより安定
すると共に、当該フレーム体が打球時のフェースプレー
トの硬い打球感を和らげるので、従来に比しソフトな打
球感を得ることが可能となった。
フクラブヘッドによれば、フェース部に装着したフレー
ム体によってヘッド本体の慣性モーメントが高まるの
で、従来に比しスイングの際の打球の方向性がより安定
すると共に、当該フレーム体が打球時のフェースプレー
トの硬い打球感を和らげるので、従来に比しソフトな打
球感を得ることが可能となった。
【0041】そして、請求項2に係るゴルフクラブヘッ
ドによれば、ヘッド本体のバック部の周縁部にもフレー
ム体が装着されているので、ヘッド本体の慣性モーメン
トがより高まって打球の方向性が更に安定する利点を有
する。
ドによれば、ヘッド本体のバック部の周縁部にもフレー
ム体が装着されているので、ヘッド本体の慣性モーメン
トがより高まって打球の方向性が更に安定する利点を有
する。
【0042】又、請求項3乃至請求項5に係るゴルフク
ラブヘッドの製造方法によれば、ヘッド本体へのフェー
スプレートの取り付けの際に、フェースプレートと共に
フレーム体を同時に凹部に取り付けることができるの
で、上述した効果を有するゴルフクラブヘッドをきわめ
て容易に製造することができる利点を有する。
ラブヘッドの製造方法によれば、ヘッド本体へのフェー
スプレートの取り付けの際に、フェースプレートと共に
フレーム体を同時に凹部に取り付けることができるの
で、上述した効果を有するゴルフクラブヘッドをきわめ
て容易に製造することができる利点を有する。
【図1】請求項1及び請求項2に係るゴルフクラブヘッ
ドの一実施例の正面図である。
ドの一実施例の正面図である。
【図2】図1に示すゴルフクラブヘッドの背面図であ
る。
る。
【図3】図2のIII − III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】図1に示すゴルフクラブヘッドの要部拡大断面
図である。
図である。
【図6】請求項3及び請求項4に係る製造方法の一工程
を示す金型とヘッド本体の断面図である。
を示す金型とヘッド本体の断面図である。
【図7】図6の要部断面図である。
【図8】請求項3及び請求項5に係る製造方法の一工程
を示す金型とヘッド本体の断面図である。
を示す金型とヘッド本体の断面図である。
【図9】従来のゴルフクラブヘッドの分解斜視図であ
る。
る。
【図10】図9に示すゴルフクラブヘッドの断面図であ
る。
る。
【図11】従来のゴルフクラブヘッドの背面図である。
【図12】図11に示すゴルフクラブヘッドの断面図で
ある。
ある。
25,25′ ヘッド本体 31,31′ フェース部 31a,33a,33a′ 周縁部 33,33′ バック部 39 貫通孔 41 フェースプレート取付用凹部 41a,43b,43b′,47a′,49a 周壁 43,43′ フェースプレート 45,53 フレーム体 45a′ 内周壁 45b′ 外周壁 47,47′ 凹部 49 フレーム体取付用凹部 51 溝 55 下金型 59 上金型
Claims (5)
- 【請求項1】 金属製ヘッド本体のフェース部にその周
縁部を残して凹部を形成し、当該凹部に、ヘッド本体よ
りも比重の小さな材料で成形したフェースプレートを取
り付けたゴルフクラブヘッドに於て、上記フェースプレ
ートの外周とヘッド本体との間に、当該ヘッド本体より
も比重が大きく且つフェースプレート及びヘッド本体よ
りも柔らかな材料で成形したフレーム体を、フェースプ
レートの周壁と上記凹部の周壁とで挾着したことを特徴
とするゴルフクラブヘッド。 - 【請求項2】 金属製ヘッド本体のバック部の周縁部に
溝を形成し、当該溝に、ヘッド本体よりも比重が大きい
材料で成形したフレーム体を装着したことを特徴とする
請求項1記載のゴルフクラブヘッド。 - 【請求項3】 周縁部を残して金属製ヘッド本体のフェ
ース部に設けた凹部に、当該ヘッド本体よりも比重の小
さな材料で成形したフェースプレートと、ヘッド本体よ
りも比重が大きく且つフェースプレート及びヘッド本体
よりも柔らかな材料で成形したフレーム体を当該フェー
スプレートの外周に位置するように配置し、フェースプ
レート及びフレーム体を金型で圧縮,変形させて、凹部
にフェースプレートとフレーム体を取り付けることを特
徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。 - 【請求項4】 ヘッド本体のフェース部に設ける凹部
を、フェースプレート取付用凹部と、その周囲に当該フ
ェースプレート取付用凹部よりも浅く形成したフレーム
体取付用凹部とで構成すると共に、当該各取付用凹部の
周壁をあり面形状とし、フレーム体がフェースプレート
の外周に位置するようにフェースプレートとフレーム体
を、夫々、各取付用凹部に配置した後、フェースプレー
トとフレーム体を金型で圧縮してこれらを各周壁に沿っ
て変形させることにより、凹部にフェースプレートとフ
レーム体を取り付けることを特徴とする請求項3記載の
ゴルフクラブヘッドの製造方法。 - 【請求項5】 ヘッド本体のフェース部に設ける凹部の
周壁をあり面形状とし、且つフェースプレートの周壁に
当接するフレーム体の内周壁を、当該フレーム体の表面
側から裏面側に向かって外周壁方向へ傾斜させると共
に、フェースプレートの周壁をフレーム体の内周壁と一
致するように傾斜させて設け、フレーム体がフェースプ
レートの外周に位置するようにフェースプレートとフレ
ーム体を凹部に配置した後、フェースプレートとフレー
ム体を金型で圧縮して当該フレーム体を凹部の周壁に沿
って変形させることにより、凹部にフェースプレートと
フレーム体を取り付けることを特徴とする請求項3記載
のゴルフクラブヘッドの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6005812A JP2888473B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | ゴルフクラブヘッドとその製造方法 |
US08/376,409 US5816936A (en) | 1994-01-24 | 1995-01-23 | Golf club head and method of manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6005812A JP2888473B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | ゴルフクラブヘッドとその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07204301A true JPH07204301A (ja) | 1995-08-08 |
JP2888473B2 JP2888473B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=11621501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6005812A Expired - Fee Related JP2888473B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | ゴルフクラブヘッドとその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5816936A (ja) |
JP (1) | JP2888473B2 (ja) |
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- 1995-01-23 US US08/376,409 patent/US5816936A/en not_active Expired - Fee Related
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