JP2526530B2 - 金属製ゴルフクラブヘッド - Google Patents

金属製ゴルフクラブヘッド

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JP2526530B2
JP2526530B2 JP5088861A JP8886193A JP2526530B2 JP 2526530 B2 JP2526530 B2 JP 2526530B2 JP 5088861 A JP5088861 A JP 5088861A JP 8886193 A JP8886193 A JP 8886193A JP 2526530 B2 JP2526530 B2 JP 2526530B2
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健治 小林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属製ゴルフクラブヘ
ッドに関し、特に1番乃至6番の中空アイアンゴルフク
ラブヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のゴルフクラブヘッド(以
下ヘッドと称する)として特開昭60−36074号公
報には、金属板をプレス加工してフェース部材と、上面
部材、側周面部材、ソール部材を金属製殻によって各々
形成し、これら各金属製殻を一体に結合した中空のヘッ
ドが開示されている。また特開昭63−154186号
公報には、金属板をプレス加工してフェース部材と、上
面部材および側周面部材の上半分、ソール部材と側周面
部材の下半分を金属製殻によって各々形成し、これら各
金属製殻を一体に結合した中空のヘッドが開示されてい
る。
【0003】従来技術は主として、いわゆるメタルウッ
ドと称せられるヘッドであるが、近年においては1番乃
至6番のアイアンゴルフクラブのヘッドも、中空メタル
アイアンが用いられている。これは中空メタルアイアン
では、容積がありそのためにショット時に安定感が得ら
れるためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ヘッドにおいてはフェ
−スのスイ−トエリアの拡大を図るために、ヘッドの重
心をフェ−スより離し、かつ該重心を下げることが重要
である。このために例えば、ヘッドの殻の厚みを上部で
は薄く、下部及び後部では厚くしてヘッドの重心を後方
かつ下方に配置することが行われているが、このような
手段では重心位置の配置に限界があった。
【0005】そこで、本発明はスイ−トエリアの拡大を
図るためにヘッドの重心をフェ−スより可及的に離し、
かつ該重心を下げることができる金属製ゴルフクラブヘ
ッドを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、フェースの後
方に中空部を介して配設される後殻に窓孔を形成したヘ
ッド本体と、前記窓孔にかしめて固着されると共に前記
ヘッド本体より比重の大きい金属材料からなる重錘とか
らなる金属製ゴルフクラブヘッドである。
【0007】また、本発明は前記ヘッド本体が純チタン
またはチタン合金からなり、前記重錘がベリユ−ム銅合
金からなる金属製ゴルフクラブヘッドである。
【0008】
【作用】前記構成によって、ヘッドの重心を可及的に後
部に配置してフェースと重心との距離を大きくしてフェ
ースのスイ−トエリアの拡大を著しく図ることができ
る。
【0009】また、ヘッド本体と重錘の各々の比重差に
より、ヘッドの重心を一層後部に配置することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を参照して説明
する。ヘッド本体1は一側にシャフト2を連結するため
のネック3を一体に設けたフェース部材4と、該フェー
ス部材4の後方を中空部5を介して覆いソ−ル部6を有
する後殻7とからなる。前記フェース部材4の前面には
フェース4Aが形成されている。前記ヘッド本体1は純
チタン(比重略4.5)、或いはチタン合金を鋳造した
ものであり、また前記後殻7は純チタン(比重略4.
5)、或いはチタン合金を鋳造或いは板材をプレス加工
したものであり、所定のフェース角Aとなるように前記
フェース部材4の縁に前記後殻7の縁が溶着されてい
る。尚、前記中空部5の断面は楕円を半割りにした形状
であって、その容積としては45立方cm〜65立方c
m、好ましくは略53立方cmである。
【0011】前記後殻7の後部のやや下部には横長な窓
孔8が形成されており、該窓孔8には重錘9がかしめに
より固着されている。前記重錘9はベリユ−ム銅合金
(比重略9)からなり、図4に示すように、球面部10の
内側に突部11を一体に設けた重錘本体9Aを、前記窓孔
8に挿入して後殻7をプレス装置の下型12にセットす
る。そして上型13を押圧することによって、前記突部11
を押し潰してかしめて固着されるものである。この後に
前記フェース部材4の縁に前記後殻7の縁が溶着される
ものである。前記重錘9とヘッド14全体との重量比は、
おおよそ1/2以下であって、好ましくは1/2〜1/
3、さらに好ましくは5/12程度である。そしてヘッ
ド14は所定の番数による重量、大きさに形成されてい
る。尚、Gはヘッド14の重心を示している。
【0012】以上のように構成されたヘッド14において
は、純チタン或いはチタン合金からなるヘッド本体1の
後殻7に窓孔8を形成し、前記窓孔8にベリユ−ム銅合
金等からなる重錘9を固着したことによって、ヘッド14
の重心Gを可及的に後部に配置すると共に、下部にも配
置してフェース4Aと重心Gとの距離を大きくすること
ができ、この結果前記フェース4Aのスイ−トエリアの
拡大を著しく図ることができる。しかも、重錘9の後部
は外側にあらわれるために該重錘9自体の重心(図示せ
ず)を後部に配置でき、一層ヘッド14の重心Gを後部に
配置することができる。
【0013】また、前記重錘9は窓孔8にかしめて固着
することによって、強固に重錘本体9Aをヘッド本体1
の固着でき、重錘9が離脱するようなことはなく、安心
して使用することができる。
【0014】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えばヘッド本体はフェース部材と後殻から
なる2分割のものを示したが、中空な一体物、あるいは
3分割されたものを一体化するなど種々の変形が可能で
ある。またヘッド本体と重錘の金属材料は前記実施例に
限定されず、各種の組合せが可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明は、後殻に窓孔を形成したヘッド
本体と、前記窓孔にかしめて固着されると共に前記ヘッ
ド本体より比重の大きい金属材料からなる重錘とからな
り、ヘッドの重心を可及的に後部に配置してフェースと
重心との距離を大きくしてフェースのスイ−トエリアの
拡大を著しく図ることができる。
【0016】また、本発明は前記ヘッド本体が純チタン
またはチタン合金からなり、前記重錘がベリユ−ム銅合
金からなることによって、前記ヘッド本体と重錘の各々
の比重差により、ヘッドの重心を一層後部に配置するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の−実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の−実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の−実施例を示す背面図である。
【図4】本発明の−実施例を示す重錘をかしめする際の
断面図である。
【符号の説明】
1 ヘッド本体 4A フェース 5 中空部 7 後殻 8 窓孔 9 重錘 G 重心

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェースの後方に中空部を介して配設さ
    れる後殻に窓孔を形成したヘッド本体と、前記窓孔にか
    しめて固着されると共に前記ヘッド本体より比重の大き
    い金属材料からなる重錘とからなることを特徴とする金
    属製ゴルフクラブヘッド。
  2. 【請求項2】 前記ヘッド本体が純チタンまたはチタン
    合金からなり、前記重錘がベリユ−ム銅合金からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の金属製ゴルフクラブヘッ
    ド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8182362B2 (en) 2001-12-17 2012-05-22 Fu Sheng Industrial Co., Ltd. Golf club head

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US8235844B2 (en) 2010-06-01 2012-08-07 Adams Golf Ip, Lp Hollow golf club head
JP2005334648A (ja) 2004-04-21 2005-12-08 Acushnet Co 変移する中空タイプのゴルフクラブ
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