JP2861789B2 - ゴルフクラブ - Google Patents
ゴルフクラブInfo
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- JP2861789B2 JP2861789B2 JP6021399A JP2139994A JP2861789B2 JP 2861789 B2 JP2861789 B2 JP 2861789B2 JP 6021399 A JP6021399 A JP 6021399A JP 2139994 A JP2139994 A JP 2139994A JP 2861789 B2 JP2861789 B2 JP 2861789B2
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- Japan
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- head
- gravity
- golf club
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるメタルウッド
クラブなどと称せられるれゴルフクラブに関する。
クラブなどと称せられるれゴルフクラブに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種のゴルフクラブヘッド（以下
ヘッドと称する）は、金属殻からなり中空な構造となっ
ている。この種のウッドクラブヘッドは、例えば、ソー
ル部、フェース部、上面部などの各金属殻をプレスなど
により製造し、これら各金属殻を溶接などにより一体に
接合してなるものである。また、各金属殻は、製造上の
問題から、概ね均一な厚みを有するものである。
ヘッドと称する）は、金属殻からなり中空な構造となっ
ている。この種のウッドクラブヘッドは、例えば、ソー
ル部、フェース部、上面部などの各金属殻をプレスなど
により製造し、これら各金属殻を溶接などにより一体に
接合してなるものである。また、各金属殻は、製造上の
問題から、概ね均一な厚みを有するものである。
【０００３】ところで、ヘッドのスイートエリヤはヘッ
ドの重心深度（ヘッドの重心とフェースとの距離）と比
例するものであり、このため重心深度を大きくするもの
として、例えば特開平５−３０５１６２号公報のゴルフ
クラブヘッドが公知である。このゴルフクラブヘッドは
ソールに窓孔を形成し、該窓孔にヘッドを形成した材料
より比重の大きい材質からなる板材を一体化してヘッド
の重心を下げ重心深度を大きくしてスイートエリヤの拡
大を図るものである。
ドの重心深度（ヘッドの重心とフェースとの距離）と比
例するものであり、このため重心深度を大きくするもの
として、例えば特開平５−３０５１６２号公報のゴルフ
クラブヘッドが公知である。このゴルフクラブヘッドは
ソールに窓孔を形成し、該窓孔にヘッドを形成した材料
より比重の大きい材質からなる板材を一体化してヘッド
の重心を下げ重心深度を大きくしてスイートエリヤの拡
大を図るものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、比重の大きい材質からなる板材が設けられたもので
あるために、ヘッドの重心がヘッド内下方に位置し、シ
ョット時にボールが上がり過ぎる、すなわち飛距離が最
大となるボールの上昇角度は４５度であるが、この場合
にはボールの上昇角度が４５度より大きくなりやすいと
いう問題があった。これはショット時にヘッド重心が低
いためボールを上げようとする作用が働くためである。
は、比重の大きい材質からなる板材が設けられたもので
あるために、ヘッドの重心がヘッド内下方に位置し、シ
ョット時にボールが上がり過ぎる、すなわち飛距離が最
大となるボールの上昇角度は４５度であるが、この場合
にはボールの上昇角度が４５度より大きくなりやすいと
いう問題があった。これはショット時にヘッド重心が低
いためボールを上げようとする作用が働くためである。
【０００５】そこで、本発明はボールの上がりすぎを防
止することができると共にショット時の安定性に優れる
ゴルフクラブを提供することを目的とする。
止することができると共にショット時の安定性に優れる
ゴルフクラブを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のゴルフクラブ
は、シャフトに金属殻からなる中空なヘッドを接続した
ゴルフクラブにおいて、前記ヘッドの重心を調節する錘
体をヘッドの後側上部に設け、該錘体は前記金属殻に形
成した孔に、頭部を有する軸部を挿入すると共に該軸部
の先端を潰して固定され、かつ前記錘体を左右に配設し
たことを特徴とする。
は、シャフトに金属殻からなる中空なヘッドを接続した
ゴルフクラブにおいて、前記ヘッドの重心を調節する錘
体をヘッドの後側上部に設け、該錘体は前記金属殻に形
成した孔に、頭部を有する軸部を挿入すると共に該軸部
の先端を潰して固定され、かつ前記錘体を左右に配設し
たことを特徴とする。
【０００７】
【作用】前記構成によって、重心深度を大きくしてフェ
ースにおけるスイートエリヤを大きくでき、さらにショ
ット時におけるボールの上昇角度を抑えることができ
る。
ースにおけるスイートエリヤを大きくでき、さらにショ
ット時におけるボールの上昇角度を抑えることができ
る。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の第１実施例について、図１及
び図２を参照しながら説明する。ヘッド１は金属製で中
空であり、そして、このヘッド１の本体は、本体部材２
とフェース３Ａを有するフェース部材３と上面部４とか
らなっている。これらの部材２，３，４は、純チタン、
チタン合金、アルミニウム、ステンレス、或いは鋼等の
金属からなり、互いに溶接されている。尚、比重の小さ
い純チタン、チタン合金、特に純チタンを用いることに
よってヘッド容積の大きいヘッドを形成することができ
る。前記本体部材２は、ヘッド１のソール６、ヒール
７、トウ８およびバック９を形成するものである。ま
た、11はパイプ状のシャフト取付け用のホーゼル部で、
このホーゼル部11は、純チタン、チタン合金、アルミニ
ウム、ステンレス、或いは鋼等の金属からなり、比重の
小さい純チタン、チタン合金、特に純チタンを用いるこ
とによってヘッド容積の大きいヘッドを形成することに
寄与することができる。該ホーゼル部11は先端が本体部
材２内の底面におけるヒール７側に溶接されているとと
もに、中間部が本体部材２およびフェース部材３の上縁
部と上面部４の後端部とに溶接されている。そして、ホ
ーゼル部11にはシャフト（図示せず）が接続されるもの
である。
び図２を参照しながら説明する。ヘッド１は金属製で中
空であり、そして、このヘッド１の本体は、本体部材２
とフェース３Ａを有するフェース部材３と上面部４とか
らなっている。これらの部材２，３，４は、純チタン、
チタン合金、アルミニウム、ステンレス、或いは鋼等の
金属からなり、互いに溶接されている。尚、比重の小さ
い純チタン、チタン合金、特に純チタンを用いることに
よってヘッド容積の大きいヘッドを形成することができ
る。前記本体部材２は、ヘッド１のソール６、ヒール
７、トウ８およびバック９を形成するものである。ま
た、11はパイプ状のシャフト取付け用のホーゼル部で、
このホーゼル部11は、純チタン、チタン合金、アルミニ
ウム、ステンレス、或いは鋼等の金属からなり、比重の
小さい純チタン、チタン合金、特に純チタンを用いるこ
とによってヘッド容積の大きいヘッドを形成することに
寄与することができる。該ホーゼル部11は先端が本体部
材２内の底面におけるヒール７側に溶接されているとと
もに、中間部が本体部材２およびフェース部材３の上縁
部と上面部４の後端部とに溶接されている。そして、ホ
ーゼル部11にはシャフト（図示せず）が接続されるもの
である。
【０００９】また、このように形成されたヘッド１の容
積は２１０ｃｃ以上に形成されている。尚、ヘッド容積
は２１０ｃｃ以上であっても、ヘッド重量の規制がある
ために概ね２１０ｃｃ以上３００ｃｃ以下が好ましい。
積は２１０ｃｃ以上に形成されている。尚、ヘッド容積
は２１０ｃｃ以上であっても、ヘッド重量の規制がある
ために概ね２１０ｃｃ以上３００ｃｃ以下が好ましい。
【００１０】さらに、前記本体部材２のバック９の上部
には、比重の小さい純チタン、チタン合金、アルミニウ
ム、比重の大きいステンレス、鋼、銅、ベリリウム銅合
金等銅合金などの金属からなる錘体12が鋲状に複数固定
されている。特に比重の小さい材質を用いた場合には微
妙な調節ができ、一方比重の大きい材質を用いた場合に
は大幅な調節ができる。そして、前記錘体12は頭部12Ａ
に軸部12Ｂが接続しており、そしてバック９に設けられ
た孔13に軸部12Ｂを挿入させ、この後前記軸部12Ｂの先
端を潰して、前記バック９に固定したものである。尚、
前記錘体12を複数左右に配設することによって、フッ
ク、スライスに対応した錘体12による重量配分を行うこ
とができる。尚、前記錘体12の取付けは、該錘体12の重
心の高さＨがソール６の下端６Ａより１３ｍｍ以上の位
置になるように設けられている。
には、比重の小さい純チタン、チタン合金、アルミニウ
ム、比重の大きいステンレス、鋼、銅、ベリリウム銅合
金等銅合金などの金属からなる錘体12が鋲状に複数固定
されている。特に比重の小さい材質を用いた場合には微
妙な調節ができ、一方比重の大きい材質を用いた場合に
は大幅な調節ができる。そして、前記錘体12は頭部12Ａ
に軸部12Ｂが接続しており、そしてバック９に設けられ
た孔13に軸部12Ｂを挿入させ、この後前記軸部12Ｂの先
端を潰して、前記バック９に固定したものである。尚、
前記錘体12を複数左右に配設することによって、フッ
ク、スライスに対応した錘体12による重量配分を行うこ
とができる。尚、前記錘体12の取付けは、該錘体12の重
心の高さＨがソール６の下端６Ａより１３ｍｍ以上の位
置になるように設けられている。
【００１１】さらに、フックぎみのゴルファーの場合に
は、錘体12をトウ８側に偏位して配置する。またスライ
スぎみのゴルファーの場合には、錘体12をヒール７側に
偏位して配置する。尚、偏位長さはフック、スライスの
度合いによって所定位置に設定される。
は、錘体12をトウ８側に偏位して配置する。またスライ
スぎみのゴルファーの場合には、錘体12をヒール７側に
偏位して配置する。尚、偏位長さはフック、スライスの
度合いによって所定位置に設定される。
【００１２】以上のように、前記実施例においてはヘッ
ド１の重心Ａを調節する錘体12をバック９の上部に設け
たことによって、重心深度Ｌを大きくしてフェース３Ａ
におけるスイートエリヤを大きくでき、さらに錘体12を
ヘッド１の上部に設けたことによってヘッド１の重心Ａ
をやや上方に位置させることができ、ショット時におけ
るボールの上昇角度を抑えてほぼ４５度とすることがで
きる。また、錘体12を鋲状に固定したことによって確実
に固定することができる。
ド１の重心Ａを調節する錘体12をバック９の上部に設け
たことによって、重心深度Ｌを大きくしてフェース３Ａ
におけるスイートエリヤを大きくでき、さらに錘体12を
ヘッド１の上部に設けたことによってヘッド１の重心Ａ
をやや上方に位置させることができ、ショット時におけ
るボールの上昇角度を抑えてほぼ４５度とすることがで
きる。また、錘体12を鋲状に固定したことによって確実
に固定することができる。
【００１３】また、錘体12の重心をヘッド１のソール６
の下端６Ａより１３ｍｍ以上としたことによって、ボー
ルにほぼ４５度の上昇角度を与えることができる。
の下端６Ａより１３ｍｍ以上としたことによって、ボー
ルにほぼ４５度の上昇角度を与えることができる。
【００１４】さらに、ヘッド１の容積を２１０ｃｃ以上
としたことにより、ヘッド１の大型化を図り、この結果
ショット時のヘッド１のぶれを防止し、安定性に優れる
ヘッド１を提供することができる。
としたことにより、ヘッド１の大型化を図り、この結果
ショット時のヘッド１のぶれを防止し、安定性に優れる
ヘッド１を提供することができる。
【００１５】しかも、錘体12を複数配設したことによっ
て、その数、取付位置等が自由となりヘッド１の重心Ａ
の位置を精密に設定することができ、ゴルファー各人に
最適なヘッド１を有するゴルフクラブを提供することが
できる。
て、その数、取付位置等が自由となりヘッド１の重心Ａ
の位置を精密に設定することができ、ゴルファー各人に
最適なヘッド１を有するゴルフクラブを提供することが
できる。
【００１６】なお、前記実施例では、ヘッド１の本体を
本体部材２とフェース部材３と上面部４との３分割で構
成していたが、分割はそれに限るものではなく、本体部
材からソール部材をさらに別にするなどしてもよい。そ
のような場合には各部品の製作が容易になる。
本体部材２とフェース部材３と上面部４との３分割で構
成していたが、分割はそれに限るものではなく、本体部
材からソール部材をさらに別にするなどしてもよい。そ
のような場合には各部品の製作が容易になる。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、シャフトに金属殻からなる中
空なヘッドを接続したゴルフクラブにおいて、前記ヘッ
ドの重心を調節する錘体をヘッドの後側上部に設け、該
錘体は前記金属殻に形成した孔に、頭部を有する軸部を
挿入すると共に該軸部の先端を潰して固定されたもので
あり、ショット時におけるボールの上がりすぎを防止す
ることができるゴルフクラブを提供できる。また、錘体
を鋲状に固定したことにより、その数、取付位置等が自
由となりヘッドの重心の位置を精密に設定することがで
き、ゴルファー各人に最適なゴルフクラブを提供するこ
とができる。しかも錘体を左右に配設することによっ
て、フック、スライスに対応した錘体による重量配分を
行うことができる。
空なヘッドを接続したゴルフクラブにおいて、前記ヘッ
ドの重心を調節する錘体をヘッドの後側上部に設け、該
錘体は前記金属殻に形成した孔に、頭部を有する軸部を
挿入すると共に該軸部の先端を潰して固定されたもので
あり、ショット時におけるボールの上がりすぎを防止す
ることができるゴルフクラブを提供できる。また、錘体
を鋲状に固定したことにより、その数、取付位置等が自
由となりヘッドの重心の位置を精密に設定することがで
き、ゴルファー各人に最適なゴルフクラブを提供するこ
とができる。しかも錘体を左右に配設することによっ
て、フック、スライスに対応した錘体による重量配分を
行うことができる。
【図１】本発明のゴルフのウッドクラブヘッドの一実施
例を示す分解斜視図である。
例を示す分解斜視図である。
【図２】同上縦断面図である。
１ ヘッド ６ ソール 12 錘体 12Ａ 頭部 12Ｂ 軸部
Claims (1)
- 【請求項１】 シャフトに金属殻からなる中空なヘッド
を接続したゴルフクラブにおいて、前記ヘッドの重心を
調節する錘体をヘッドの後側上部に設け、該錘体は前記
金属殻に形成した孔に、頭部を有する軸部を挿入すると
共に該軸部の先端を潰して固定され、かつ前記錘体を左
右に配設したことを特徴とするゴルフクラブ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6021399A JP2861789B2 (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | ゴルフクラブ |
| US08/357,108 US5501459A (en) | 1993-05-19 | 1994-12-16 | Hollow club head with weighted sole plate |
| US08/358,193 US5460371A (en) | 1993-05-19 | 1994-12-16 | Golf club wood head |
| US08/359,418 US5556097A (en) | 1993-05-19 | 1994-12-20 | Hollow club head with welded hosel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6021399A JP2861789B2 (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | ゴルフクラブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07227443A JPH07227443A (ja) | 1995-08-29 |
| JP2861789B2 true JP2861789B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=12053982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6021399A Expired - Fee Related JP2861789B2 (ja) | 1993-05-19 | 1994-02-18 | ゴルフクラブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2861789B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4563519B2 (ja) * | 1998-07-03 | 2010-10-13 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ウッドクラブヘッド |
| US7128660B2 (en) * | 2000-05-19 | 2006-10-31 | Elizabeth P. Gillig Revocable Trust | Method of golf club performance enhancement and articles resultant therefrom |
| TW450822B (en) * | 2000-05-31 | 2001-08-21 | Advanced Internatioanl Multite | Method for integrally forming golf club head and its structure |
| US7771291B1 (en) * | 2007-10-12 | 2010-08-10 | Taylor Made Golf Company, Inc. | Golf club head with vertical center of gravity adjustment |
| US8033930B2 (en) * | 2008-07-17 | 2011-10-11 | Nike, Inc. | Weight element for a golf club |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06304271A (ja) * | 1993-04-21 | 1994-11-01 | Bridgestone Sports Kk | ゴルフクラブヘッド |
-
1994
- 1994-02-18 JP JP6021399A patent/JP2861789B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07227443A (ja) | 1995-08-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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