JP2635508B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

ゴルフクラブヘッド

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JP2635508B2
JP2635508B2 JP6030240A JP3024094A JP2635508B2 JP 2635508 B2 JP2635508 B2 JP 2635508B2 JP 6030240 A JP6030240 A JP 6030240A JP 3024094 A JP3024094 A JP 3024094A JP 2635508 B2 JP2635508 B2 JP 2635508B2
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栄松 遠藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるメタルウッド
などと称せられる中空なゴルフクラブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとして特開平5−3
05162号公報の第2,3欄には、フェース部、上面
部、側周面部、ソール部をチタン、チタン合金等の金属
製殻によって各々形成し、これらをシャフト取付用ホー
ゼル部と一体に結合してゴルフクラブヘッド本体(以下
ヘッド本体という)を形成し、前記ホーゼル部にシャフ
トの先端側を挿着し、さらに前記ソール部に窓孔を形成
すると共に、該窓孔に鉄、ベリユーム銅合金からなる表
示板を設けたゴルフクラブが開示されている。
【0003】そして、従来技術ではソール部に比重の大
きい材質からなる表示板を設けたことにより、表示機能
の他にヘッド本体の重心を下げて、いわゆる低重心化を
図ろうとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、
窓孔に比重の大きい材質からなる表示板を固着したもの
であるが、表示板は比較的小さくそれによる重心位置の
下げ幅は少ないものであった。さらに、窓孔を形成した
ものであるために強度的に弱くなる虞がある。
【0005】そこで、本発明は前記問題を解決してより
ヘッド本体の低重心を一層図り強度も劣る虞がないゴル
フクラブを提供することを目的とする。さらに、本発明
はヒットスルーし易いゴルフクラブを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
フェース部、上面部、側周面部、ソール部を金属製殻に
よって各々形成し、これらをシャフト取付用ホーゼル部
と一体に結合してゴルフクラブヘッド本体を形成し、前
記ホーゼル部にシャフトの先端側を挿着したゴルフクラ
ブにおいて、前記ソール部の外側に凹部を形成すると共
に、該凹部に前記ゴルフクラブヘッド本体の材質より比
重の大きいウエイトを前記ソール部とほぼ同一面に配設
したゴルフクラブヘッドである。
【0007】請求項2記載の発明は、前記ウエイトの底
面に前記ソール部よりやや突設したリブを設けると共
に、該リブはフェース部側から後方に向けて配設された
ゴルフクラブヘッドである。
【0008】
【作用】前記請求項1記載の構成によって、前記凹部に
ウエイトを設けたことによりヘッド本体の重心を大幅に
下げることができると共に、該ウエイトを取付ける部分
はソール部に形成した凹部であるために、強度も劣るこ
とがない。
【0009】前記請求項2記載の構成によって、スイン
グ時にはソール部のリブがグリーンと接触するようにな
るためにヒットスルーし易くなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図4を
参照して説明する。ヘッド本体1は、金属殻からなるフ
ェース部材2、上面部材3、側周面・ソール部材4を、
それらの縁を溶接し一体に形成されるものであり、これ
らは純チタン、チタン合金、ステンレス、鉄などの金属
板を金型を利用してプレス加工によって形成されてい
る。これらの中で特に比重が小さい純チタン(比重略
4.5)、チタン合金が望ましい。このような純チタ
ン、チタン合金を利用することによって規定の重量内で
ヘッド容積を210cc以上に大きくすることができ
る。尚、ヘッド本体1の容積は大きい方が好ましいが、
強度、製造上から概ね300cc以下にすることが好ま
しい。
【0011】前記フェース部材2の前面にはショット面
たるフェース5が形成され、前記側周面・ソール部材4
は、その下部にソール部7が形成されると共に、左右側
面及び後部を覆うように側周面部8が形成されており、
さらに側周面部8の一側にはホーゼル部9を介してシャ
フト10が挿着されている。前記ホーゼル部9は、例えば
鍛造によって製作される純チタン、チタン合金、ステン
レス、鉄製である。特に軽量化のためには純チタン、チ
タン合金が望ましい。尚、11はヘッド1内に充填した発
泡ウレタン等の発泡材である。
【0012】さらに、前記ソール部7には内側へ突設す
る凹部12がプレス等により一体に形成されている。この
凹部12の前端12Aは前記ソール部7におけるフェース5
側に位置し、後端12Bは前記ソール部7における中央部
より後方に位置している。そして前記終端12Bにおける
トップ13側がヒール14側よりやや後方に位置している。
【0013】15はベリリューム銅合金(比重略8.
2)、銅、或いは真鍮、ステンレス等からなる薄板状の
ウエイトであり、このうち特に比重の大きいベリリュー
ム銅合金、銅、真鍮が好ましい。前記ウエイト15は前記
凹部12とほぼ同一形状であって、該凹部12と嵌合してい
ると共に、外側からビス等の螺子15がウエイト15を貫通
し、ソール部7に螺着している。尚、ウエイト15の下面
15Aは前記ソール部7における凹部12以外の箇所とほぼ
同一面に形成されている。
【0014】以上のように、ソール部7に該ソール部7
の内側に突設して凹部12を形成すると共に、該凹部12に
前記ヘッド本体1の材質より比重の大きいウエイト15を
配設したことにより、ヘッド本体1の重心Gを大幅に下
げることができ、この結果該重心Gとフェース5との距
離を大きくでき、フェース5におけるスイートエリヤを
大きくすることができる。また、前記ウエイト15を取付
ける部分は凹部12によって形成されるので、強度が弱ま
ることもない。
【0015】さらに、前記ウエイト15は前記ソール部7
とほぼ同一面状に設けられているので、スイング時にソ
ール部7がグリーンに引掛かるようなことはない。
【0016】しかも、前記ウエイト15はトップ13側がヒ
ール14側よりやや後方に位置しているので、ショット時
にはヘッド本体1の中心軸線Xに対して矢印Yのように
ヘッド本体1が回動し易くなり、スライスの防止に役立
つことができる。これは中心軸線Xに対してウエイト15
の重心による慣性モーメントが矢印Y方向に作用するこ
とに起因する。尚、フックの防止にはウエイト15はヒー
ル14側がトップ13側よりやや後方に位置するようにすれ
ばよい。
【0017】また、ヘッド本体1の容積を210cc以
上で、好ましくは300cc以下とすることにより、ヘ
ッド本体1の大型化を図り、ショット時におけるヘッド
本体1のぶれを防止することができる。
【0018】本発明の第2実施例を図5乃至図8を参照
して説明する。尚、前記第1実施例と同一部分には同一
符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0019】純チタン、チタン合金からなるフェース部
材2、上面部材3、側周面・ソール部材4を一体に形成
し、規定の重量内でヘッド容積を210cc以上に大き
くする。
【0020】さらに、前記ソール部7には内側へ突設す
る凹部12が形成されている。この凹部12の前端12Aは前
記ソール部7におけるフェース5側に位置し、後端12B
は前記ソール部7における中央部より後方に位置してい
る。そして前記終端12Bにおけるトップ13側がヒール14
側よりやや後方に位置している。
【0021】15はベリリューム銅合金(比重略8.
2)、銅、或いは真鍮からなる薄板状のウエイトであ
り、該ウエイト15は前記凹部12とほぼ同一形状であっ
て、該凹部12と嵌合していると共に、外側からビス等の
螺子15Aにより螺着している。ウエイト15の下面15Aは
前記ソール部7における凹部12以外の箇所とほぼ同一面
に形成されている。さらに、前記下面15Aには2本のリ
ブ16が前記ウエイト15と一体に形成されている。このリ
ブ16はその始端16Aをフェース5に配置し間隔をおいて
平行に配設されており、フェース5から後方にかけて円
弧状に形成されている。尚、このリブ16の曲率半径Rは
スイング半径、すなわちゴルファーの腕の長さとシャフ
ト10の長さを加えた長さとほぼ等しいようにすることに
よって、前記リブ16が引掛かることなくスイングするこ
とができる。
【0022】以上のように、前記第2実施例では前記第
1実施例の効果のほかに、ウエイト15にリブ16を形成し
たことによって、グリーンとソール部7、ウエイト15と
の接触を線接触状にすることができ、引掛かりがなくス
イングを行うことができる。特に、前記リブ16の曲率半
径Rをほぼスイング半径とすることによって、一層引掛
かりがなくスイングを行うことができる。
【0023】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば図9に示すように、リブ16の始端16A
をフェース5よりやや後退させてもよく、またリブの数
は3以上にしてもよい。さらに金属殻としてはフェース
部材、上面部材、側周面部材、ソール部材のように4部
材としてもよい等種々の変形が可能である。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載のゴルフクラブヘッドは、
フェース部、上面部、側周面部、ソール部を金属製殻に
よって各々形成し、これらをシャフト取付用ホーゼル部
と一体に結合してゴルフクラブヘッド本体を形成し、前
記ホーゼル部にシャフトの先端側を挿着したゴルフクラ
ブにおいて、前記ソール部に該ソール部の内側に突設し
て凹部を形成すると共に、該凹部に前記ゴルフクラブヘ
ッド本体の材質より比重の大きいウエイトを前記ソール
部とほぼ同一面に配設したことにより、ヘッド本体の重
心を下げてスイートエリヤの拡大を図ることができると
共に、スイング時には引掛かりなくショットすることが
でき、かつ強度が劣るという虞もない。
【0025】請求項2記載のゴルフクラブヘッドは、前
記ウエイトの底面に前記ソール部よりやや突設したリブ
を設けると共に、該リブはフェース部側から後方に向け
て配設されたものであり、前記リブによりグリーンとの
接触面積を少なくしてスイング時には一層引掛かりなく
ショットすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す底面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2実施例を示す底面図である。
【図9】本発明の第3実施例を示す底面図である。
【符号の説明】
1 ヘッド 2 フェース部材 3 上面部材 4 側周面・ソール部材 7 ソール部 10 シャフト 12 凹部 15 ウエイト 16 リブ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェース部、上面部、側周面部、ソール
    部を金属製殻によって各々形成し、これらをシャフト取
    付用ホーゼル部と一体に結合してゴルフクラブヘッド本
    体を形成し、前記ホーゼル部にシャフトの先端側を挿着
    したゴルフクラブにおいて、前記ソール部に該ソール部
    の内側に突設して凹部を形成すると共に、該凹部に前記
    ゴルフクラブヘッド本体の材質より比重の大きいウエイ
    トを前記ソール部とほぼ同一面状に配設したことを特徴
    とするゴルフクラブヘッド。
  2. 【請求項2】 前記ウエイトの底面に前記ソール部より
    外側にやや突設したリブを設けると共に、該リブはフェ
    ース部側から後方に向けて配設されたことを特徴とする
    請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
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TW414722B (en) * 1998-12-14 2000-12-11 Japan Pionics Process and equipment for purifying waste gases
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