JPH07195378A - 化粧板用賦形型の製造方法およびその方法に使用するマスクフィルム - Google Patents

化粧板用賦形型の製造方法およびその方法に使用するマスクフィルム

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JPH07195378A
JPH07195378A JP12894A JP12894A JPH07195378A JP H07195378 A JPH07195378 A JP H07195378A JP 12894 A JP12894 A JP 12894A JP 12894 A JP12894 A JP 12894A JP H07195378 A JPH07195378 A JP H07195378A
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convex
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JP12894A
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Sachiko Haba
幸子 羽場
Kenshiro Chihara
憲四郎 千原
Hitoshi Nakagawa
均 中川
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 深い部分と浅い部分とよりなる天然導管にほ
ぼ正確に対応する凸版部を有する化粧板用賦形型の製造
方法、及びその露光工程において用いるマスクフィルム
を提供する。 【構成】この製造方法は、露光工程と、現像工程と、エ
ッチング工程とを含んでいる。露光工程において用いら
れるマスクフィルム2は天然導管の深度の浅い部分から
深い部分に対応して濃度が濃から淡に変化する導管陰影
部2aを有している。導管陰影部2aの周囲である地部2
cの濃度は濃にしている。このマスクフィルム2を通し
て光硬化層に露光すれば、マスクフィルム2の濃淡に対
応して露光される。つまり、導管陰影部2aに対応する
光硬化部は導管の断面形状に対応した凸形状を有するこ
とになる。このようにして作られた光硬化層を用いてエ
ッチング工程により基板を腐食させることにより、天然
導管に正確に対応したプロフィールを有する導管対応凸
状部を備えた賦形型が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧板用賦形型の製造
方法およびその方法に使用するマスクフィルムに関し、
詳しくは、木材の木目や石材の地紋等の模様が人工的に
賦形され、かつ、紙や合成樹脂等の材料よりなる化粧板
のプレス工程において使用される賦形型の製造方法、お
よびその方法における露光工程で使用されるマスクフィ
ルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば木目模様を有する化粧板
の場合、木目を形成する導管の模様、すなわち凹状の無
数の線模様が一般に形成される。したがって、このよう
な化粧板を形成するための賦形型には木目(導管)に対応
した無数の凹状線模様が形成されることになる。従来、
このような賦形型を形成する方法として、図1に示した
ような天然の木材の木目(導管1)を写真フィルムに撮影
し、この写真フィルムを原版として、基板上に形成した
感光性樹脂膜に焼き付けを行い、その後ケミカルエッチ
ング手法を用いて導管に対応する部分を凸部として形成
する方法が知られている。
【0003】従来の製造方法は、このように、目的とす
る木目等の模様に対応して凹凸模様を形成するものであ
るが、従来方法によっては、写真階調のごとき階調のあ
る化粧板を作るための賦形型は実現不可能であった。
【0004】このような写真階調のごとき階調のある化
粧板を作るための賦形型は、化粧板に天然の導管とほぼ
同一の凹凸模様を賦形することがもっとも良い解決方法
であることは言うまでもない。すなわち、天然木材の導
管は図2,3に示されるように、浅い部分と深い部分と
を有しており、このような形状に対応した凸型を賦形型
に形成する必要があるのである。
【0005】図2,3について説明すれば、図2は天然
木材を示し、その木材表面に模式的に示した三角状の導
管1が無数に表れている。図においてA−B,C−Dは
各線分を含む平面で切断することを示している。この断
面状態を図3に示している。導管は樹体内の水分の通路
の働きをなすものであり、長いパイプ状のものである。
そして、切断された木材の表面には図2に示したような
導管切断端部が表れるのである。図3(I)では切断線A
−Bにおいては導管1が斜め方向に切断されている状態
が明らかである。また、(II)および(III)に示すよ
うに断面C−Dにおいては、導管1の上部あるいは上半
分程度が切断された状態が示されている。このように、
導管そのものは本来パイプ状のものであるため、木材表
面に表われる導管の切断部は周辺浅部1aとその中心側
の深部1bとで形成されているのである。そしてその深
さ変化は徐々に変化しているのである。
【0006】従来の賦形型製造方法において使用される
原版としての写真フィルムにはこのような導管の深さに
対応した階調は到底得られず、導管部全体がフィルムに
陰影部として撮影されるため(ポジフィルムの場合)、そ
のマスクフィルムを使用して製造した賦形型は必然的に
天然木材の導管の形状に正確には対応していなかったの
である。
【0007】そこで、本発明者等は、写真階調のごとき
階調のある化粧板を製作できる賦形型の製造方法、すな
わち、深い部分と浅い部分とで形成される天然導管にほ
ぼ正確に対応する凸版部を有する賦形型を製造する方法
を提供するとともに、その方法における製造方法の露光
工程において使用されるマスクフィルムを既に提供して
いる(特開平05-247670号公報)。
【0008】この製造方法は、露光工程と、現像工程
と、第1および第2のエッチング工程を含んでいる。露
光工程ではマスクフィルムが用いられるが、このマスク
フィルムは、天然導管の深度の浅い部分から深い部分に
対応して濃度が濃から淡に変化する導管陰影部を有しか
つ導管陰影部以外の地部をほぼ透明としたものである。
露光工程では、このマスクフィルムを通してカーボンテ
ィッシュの光硬化層に露光して、地部に対応する部分を
十分光硬化させて周囲硬化部を形成すると共に、導管陰
影部に対応する部分をその濃度に対応したプロフィール
の深さで光硬化させて周囲硬化部に囲まれた凸状硬化部
を形成する。
【0009】次の現像工程では、露光済の光硬化層を金
属基板に貼合せて温湯にて光硬化層の凸状硬化部に隣接
する未硬化部を除去する。
【0010】次の第1エッチング工程では、光硬化層の
上から腐食液を浸透させるとともに、その下方の金属基
板に光硬化層の厚み形状に対応したプロフィールの深さ
に腐食液を浸透させて金属基板の上層を腐食・除去する
ことにより、光硬化層の凹凸形状に対応する凹凸形状を
転写して、光硬化層の周囲硬化部に対応する周囲凸部と
該周囲凸部に囲まれる凸版部とを形成する。
【0011】次の第2エッチング工程では、第1エッチ
ング工程で作られた金属基板の周囲凸部に囲まれかつ凸
版部上部に位置する空間に非浸透性詰物を充填した上
で、金属基板にその上方より腐食液を浸透させて周囲凸
部を腐食・除去して凸版部より低い平坦部を形成する。
【0012】上記従来の製造方法によれば、2回のエッ
チング工程が必要となる。その理由は次の通りである。
すなわち、深い部分と浅い部分とで形成される天然導管
にほぼ正確に対応する凸版部を有する賦形型を製造する
ためには、腐食液の浸透度をその厚みによりコントロー
ルできるカーボンティッシュのような層が必要である
が、このような層を木目導管のように幅が狭くて小寸の
ものだけを凸版部として残して形成しようとすると、腐
食が進行するにつれて金属基板とこの層との間に腐食液
が浸透するので、凸版部が剥がれることとなり、結果と
して階調を有する賦形型を作製することは不可能であっ
たのである。しかし、1回のエッチング工程で賦形型を
製造できることが好ましいことは言うまでもない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
解決すべき技術的課題は、エッチング工程は基本的に1
回で十分であり、それにより形状良好な凸版部を形成で
きる化粧板用賦形型の製造方法およびその方法に用いる
マスクフィルムを提供するにある。
【0014】
【課題を解決するための手段・作用・効果】上記技術的
課題を解決するために、本発明によれば、以下の構成の
化粧板用賦形型の製造方法およびマスクフィルムが提供
される。
【0015】すなわち、この方法は、露光工程と、現像
工程と、エッチング工程とを含んでいるが、露光工程で
は特殊なマスクフィルムを用いる。このマスクフィルム
は、天然導管の深度の浅い部分から深い部分に対応して
濃度が濃から淡に変化する導管陰影部を有しかつ導管陰
影部以外の地部の濃度が濃であるものである。そしてこ
の露光工程では、そのマスクフィルムを通して光硬化層
に露光して、導管陰影部に対応する部分をその濃度に対
応したプロフィールの深さで光硬化させて凸状硬化部を
形成する一方、地部に対応する部分は未硬化とする。
【0016】次の現像工程では、露光済の光硬化層を金
属基板に、有機質材料と無機質材料の両者に接着性を有
する水溶性接着剤で接着した上で、光硬化層の凸状硬化
部以外の未硬化部を水溶性接着剤とともに除去する。
【0017】次のエッチング工程では、光硬化層の凸状
硬化部上から腐食液を供給して、凸状硬化部の下方の金
属基板の上層部分に凸状硬化部の厚み形状に対応したプ
ロフィールの深さに腐食液を浸透させるとともに、凸状
硬化部以外の光硬化層除去部に対応する金属基板の上層
部分に均一に腐食液を浸透させて、腐食液浸透部分を腐
食・除去することにより、凸状硬化部のプロフィールに
対応する形状を転写して凸状硬化部に対応する凸版部を
形成するとともに、該凸版部より低い平坦部を該凸版部
周囲に形成する。これにより、平坦部より上方に突出し
た凸版部、すなわち導管対応突状部を形成することがで
きる。そして、この導管対応突状部は山形をなしてお
り、この突状部を有する賦形型により化粧板をプレス成
形すれば、天然木目に近似した木目叉は導管を形成でき
る。
【0018】上記製造方法によれば、現像工程で光硬化
層の未硬化部を除去して、小面積の凸状硬化部のみが金
属基板上に残るとしても、その凸状硬化部は接着剤で強
固に金属基板に固着しているので、次のエッチング工程
では、凸状硬化部と金属基板との界面に腐食液が浸透す
ることが効果的に防止される。そのため、凸状硬化部の
プロフィールに対応して、腐食液が金属基板に浸透で
き、その結果、凸状硬化部のプロフィールにほぼ正確に
対応した凸版部、すなわち導管対応突状部を得ることが
できる。
【0019】本発明における上記光硬化層としては、通
常カーボンティシュが好ましい。この場合は、温湯で容
易に現像を行うことができる。尤も、カーボンティシュ
に限定されるものではなく、マスクフィルムの陰影の濃
淡に対応して光硬化する特性を有する光硬化材料であれ
ばよい。
【0020】また、上記水溶性接着剤としては、通常シ
ランカップリング剤を用いる。このシランカップリング
剤は、通常有機質材料である光硬化材料と無機質材料で
ある金属基板との両者に対して強固な接着性を有してい
るので、本発明の目的に好適である。
【0021】
【実施例】以下に、図4〜9に従って、上記技術的課題
を解決するための本発明にかかる製造方法ならびにその
方法に使用するマスクフィルムの実施例について詳細に
説明する。
【0022】図4〜9は本発明にかかる化粧板用賦形型
の製造方法を図解している。この製造方法においては本
発明にかかるマスクフィルム2が使用される。図4に従
ってこのマスクフィルム2についてまず説明する。
【0023】このマスクフィルム2は、天然導管1の深
度の浅い部分から深い部分に対応して濃度が濃から淡に
変化する導管陰影部2aを有し、かつ導管陰影部2a以外
の地部2cの濃度が濃に形成されてなる。図4におい
て、符号2bの部分は導管陰影部2a及び地部2cの濃淡
分布を示している。すなわち、天然導管1の周辺浅部1
aに対応する部分(1a)の濃度は濃く、一方天然導管1の
深部1bに対応する中央部分(1b)は薄くなっている。そ
して、地部2cの濃度も深部1aの濃度と等しい濃い濃度
となっている。
【0024】このマスクフィルムは、写真技術を利用し
て形成することもできようが、もっとも原始的方法とし
ては、導管の深部1bから周辺浅部1aに向かって濃度を
次第に濃くし、かつ導管の周囲すなわち導管の背景部の
濃度も濃くした手書き原稿をポジフィルムに撮影するこ
とにより作ることができる。
【0025】本発明方法においては、まず始めに上記マ
スクフィルム2を用いた露光工程が行なわれる。この露
光工程を図5に示している。図5に示されるように、マ
スクフィルム2を通して光硬化層3aに光Lを露光し
て、地部2cに対応する部分3eを未硬化とするととも
に、導管陰影部2aに対応する部分をその濃度に対応し
たプロフィールの深さで光硬化させて凸状硬化部3cを
形成する。光硬化した部分を斜線で示している。図示の
実施例においては、カーボンティッシュ3が使用されて
いる。このカーボンティッシュ3自体は公知のものであ
って、光硬化層3aとベース紙3bより形成されている。
図5に光Lの光線を矢印で示している。これより明らか
なように、マスクフィルム2の地部2cの濃度は濃いの
で、光Lは光硬化層3aの地部対応部3eに対しては浸透
せず、一方、マスクフィルム2の導管陰影部2aの部分
については、その濃淡に応じた量(距離)だけ光Lが浸透
する。すなわち導管陰影部2aの周囲部分は濃い陰影と
なっているため光Lの浸透深さが小さく、一方導管陰影
部2aの中心部分は濃度が薄くなっているので周辺部分
より深く光が達している。したがって、凸状硬化部3c
は天然導管1に対応する断面形状を呈している。なお、
図において3dは、部分3eと同様に、光Lが達していな
い部分すなわち未硬化部を示している。
【0026】次いで、露光済のカーボンティッシュの光
硬化層3aを基板4、例えば銅板、に貼りつけた上でベ
ース紙3bを剥し(図6)、温湯にて現像することによ
り未硬化部3d,3eを除去して、基板4の表面にエッチ
ング用の光硬化膜を形成する(図7)。カーボンティシ
ュは水溶性であるので、水を金属板4の状面に塗布する
ことにより容易に接着できるが、本発明においては、有
機質材料である光硬化層に対しても、また、無機質材料
である金属板に対しても共に接着性の良好な接着剤、例
えばシランカップリング剤、を介してカーボンティシュ
を金属板に強固に接着している。したがって、現像した
結果凸状硬化部3cの周囲が溶解除去されても、また、
凸状硬化部3cが小面積であっても、その凸状硬化部3
cは金属基板4に強固に接着している。
【0027】図8は次工程としてのエッチング工程を示
している。この工程では光硬化層3aの上から腐食液Q
を供給する。腐食液の浸透部分を点模様で示している。
そしてこれにより、基板4に、光硬化層3aの厚み形状
に対応したプロフィールの深さに、腐食液Qを浸透させ
て金属基板4の上層を腐食すると共にその腐食部分を除
去する。このとき、凸状硬化部3c以外の部分に対応す
る金属板の部分4dも当然腐食される。すなわち、腐食
液Qは光硬化層3aの中を上から下に浸透していくわけ
であるが、その厚みの厚い部分は浸透に時間がかかる一
方その厚みが薄い部分はその浸透時間が速いことにな
る。したがって、予め定められた時間が経過したとき、
このエッチング工程を停止して腐食部分を洗浄すると、
金属基板4の上面、すなわち平坦面、から突状硬化部3
cが上方に突出した形状とほぼ同一の形状が金属基板4
に転写されることになる。すなわち、光硬化層3aの凸
状硬化部3cと同形状の凸版部4cすなわち導管対応凸状
部4eが形成され、その周囲は平坦面4hになる。この
ようにして形成された基板を図9に示している。ところ
で、凸状硬化部3cは金属板4上に強固に接着している
ので、エッチング工程でも、腐食液Qで容易に剥離する
ことはない。したがって、導管対応凸状部4eの形状は
頗る良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 導管模様を有する天然木材の表面を示す平面
図である。
【図2】 図1の天然木材の導管を模式的に示す図であ
る。
【図3】 図1,2の天然導管の断面を示す説明図であ
る。
【図4】 本発明にかかるマスクフィルムの側面図であ
る。
【図5】 本発明にかかる露光工程を示す断面図であ
る。
【図6】 図5の露光工程を経た硬化層を金属基盤上に
接着した状態を示す断面図である。
【図7】 図6の次の工程である現像工程を示す断面図
である。
【図8】 図7の次の工程であるエッチング工程を示す
断面図である。
【図9】 図8のエッチング工程の結果成形された賦形
型の断面図である。
【符号の説明】
1 導管 1a 周辺浅部 1b 深部 2 マスクフィルム 2a 導管陰影部 2b 濃淡分布 2c 地部 3 カーボンティッ
シュ 3a 光硬化層 3b ベース紙 3c 凸状硬化部 3d 未硬化部 3e 未硬化部 4 金属基板 4c 凸版部 4d 周囲部分 4e 導管対応凸状部 4h 平坦部 L 光 Q 腐食液

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然導管(1)の深度の浅い部分から深い
    部分に対応して濃度が濃から淡に変化する導管陰影部
    (2a)を有しかつ導管陰影部(2a)以外の地部(2c)の濃
    度が濃であるマスクフィルム(2)を通して光硬化層(3
    a)に露光し、導管陰影部(2a)に対応する部分をその濃
    度に対応したプロフィールの深さで光硬化させて凸状硬
    化部(3c)を形成する一方、地部(2c)に対応する部分
    (3e)は未硬化とする露光工程と、 次いで、露光済の光硬化層(3a)を金属基板(4)に、有
    機質材料と無機質材料の両者に接着性を有する水溶性接
    着剤(7)で接着した上で、光硬化層(3a)の凸状硬化部
    (3c)以外の未硬化部(3d,3e)を水溶性接着剤(7)とと
    もに除去する現像工程と、 次いで、光硬化層(3a)の凸状硬化部(3c)の上から
    腐食液(Q)を供給して、凸状硬化部(3c)の下方の金属
    基板(4)の上層部分に凸状硬化部(3c)の厚み形状に対
    応したプロフィールの深さに腐食液(Q)を浸透させると
    ともに、凸状硬化部(3c)以外の光硬化層除去部に対応
    する金属基板(4)の上層部分に均一に腐食液(Q)を浸透
    させて、腐食液浸透部分を腐食・除去することにより、
    凸状硬化部(3c)のプロフィールに対応する形状を転写
    して凸状硬化部(3c)に対応する凸版部(4c)を形成する
    とともに、該凸版部(4c)より低い平坦部(4h)を該凸
    版部(4c)の周囲に形成するエッチング工程とを含むこ
    とを特徴とする化粧板用賦形型の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記光硬化層(3c)はカーボンティシュ
    であることを特徴とする請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記水溶性接着剤(7)はシランカップリ
    ング剤であることを特徴とする請求項1記載の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 天然導管(1)の深部の浅い部分から深い
    部分に対応して濃度が濃から淡に変化する導管陰影部
    (2a)を有し、かつ、導管陰影部(2a)以外の地部(2c)
    の濃度が濃であることを特徴とするマスクフィルム。
JP12894A 1994-01-05 1994-01-05 化粧板用賦形型の製造方法およびその方法に使用するマスクフィルム Pending JPH07195378A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014172281A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Ricoh Co Ltd 液滴吐出ヘッド及びその製造方法、液体カートリッジ並びに画像形成装置

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