JPH0719418Y2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JPH0719418Y2
JPH0719418Y2 JP1986111176U JP11117686U JPH0719418Y2 JP H0719418 Y2 JPH0719418 Y2 JP H0719418Y2 JP 1986111176 U JP1986111176 U JP 1986111176U JP 11117686 U JP11117686 U JP 11117686U JP H0719418 Y2 JPH0719418 Y2 JP H0719418Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は,オンボタン,オフボタン,オフロックボタ
ン,サブボタンなどの複数のスイッチ操作部材を備えて
いる電気かみそりに関し,スイッチ操作部材の組立作業
性を向上したものである。
〔従来の技術〕
例えば特開昭61−2886号公報や特開昭60−24884号公報
等において,オンボタン,オフボタン,サブ電池切換用
のサブボタン,オフロック用のスライドつまみ等の複数
のスイッチ操作部材を備えた往復動式の電気かみそりが
公知である。通常この種の電気かみそりでは,本体ケー
スが前後二つ割り構造とされており,これら半割りケー
スと回路基板,および頭部ケースなどを組立骨格部材と
してパーツを予備組立し,最後にパーツが組み付けられ
た組立骨格部材どうしを組み立てて電気かみそりを完成
している。
前述のスイッチ操作部材は半割りケースの例えば前ケー
スに組み込まれ,スイッチあるいはスイッチ端子は回路
基板に組み付けられる。必要に応じてスイッチ操作部材
とスイッチとの間にレバーやスライダ等の動作中継部材
が設けられるが,これらは後ケースや回路基板側に組み
付けられる。さらに,スイッチ操作部材に関連して切換
操作状態を保持する節度手段が設けられるが,これも中
継部材と同様に後ケースや基板に設けられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のように,スイッチ操作部材,スイッチ,動作中継
部材,節度手段等が複数の組立骨格部材に分散して配置
されるものでは,最終組み立て時に関連するパーツどう
しの位置合わせを複数箇所で同時に行わねばならない。
とくにスイッチ操作部材の場合は,半割りケースの位置
決めを同時に行いながら他のパーツとの位置合わせを行
うこととなり,組み立て途中にケース内部が半割りケー
スで覆われて目視不能となることも相俟って,組立作業
が困難であった。最終的に組み立てが終わってからでな
いと,スイッチ操作部材の動作や機能のチエックを行え
ない。例えば,半割りケースどうしを組んでからでない
スイッチ操作部材の節度手段が正しく機能しているか否
かの判定を行えない。このため,動作不良が発見された
場合には,分解後再組み立てを行う必要があり,組み立
て作業が繁雑化していた。
〔考案の目的〕
この考案は上記に鑑み提案されたものであって,複数の
スイッチ操作部材,節度手段,動作中継部材等の配置構
造を改善することにより,これら各部材の組立作業性を
向上できるようにすること,複数のスイッチ操作部材の
取扱性と操作性を向上することを主たる目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の電気かみそりは、図示するごとく具体的には本
体ケース1の外殻壁の一部を構成するスイッチ台6を組
立骨格部材とし、これに次の要領で本体ケース1内のス
イッチ10をオンオフ操作するための部材一式を予備組立
するようにしたものである。
組立骨格部材6の前面に枠部63を形成してあり、組立骨
格部材6には、枠部63内に内外貫通状の開口22を形成し
てある。
組立骨格部材6の開口22に前方から挿入されるシーソー
部材24を有し、このシーソー部材24に支軸23を備えてい
る。
前記開口22に形成した軸受け部25に、シーソー部材24の
支軸23を係入支持することにより、組立骨格部材6にシ
ーソー部材24を支軸23まわりにシーソー揺動自在に装着
してある。シーソー部材24の内側に、本体ケース1内の
スイッチ10の操作片10aに係合する操作アーム26を設け
てある。
組立骨格部材6の外側前面には、前記枠部63内にオンボ
タン30とオフボタン40とをそれぞれ前後方向に出没自在
に支持してある。シーソー部材24には、支軸23をはさん
でオンボタン30とオフボタン40とをそれぞれ連係してあ
る。そして、オンボタン30とオフボタン40とを交互に押
し込み操作することにより、シーソー部材24のシーソー
揺動に伴い前記操作アーム26で前記スイッチ操作片10a
がスイッチオン姿勢とスイッチオフ姿勢とに切り換え操
作される。
組立骨格部材6とシーソー部材24との間に、シーソー部
材24をスイッチオン姿勢とスイッチオフ姿勢とに保持す
る節度手段29が設けられている。
組立骨格部材6の外側前面には、オンボタン30およびオ
フボタン40の前方への抜け外れを阻止するためのスイッ
チ枠55が組み付けられている。このスイッチ枠55から突
起56を内向きに突設してあり、この突起56が前記開口22
に係入してシーソー部材24の支軸23に前方から接当し、
該支軸23の前方への抜け止めを図っている。
上記のように本体ケース1を構成する前後ケース1a・1b
とは別にスイッチ台6を設け,これを組立骨格部材とす
ることが好ましいが,場合によっては前後ケース1a・1b
のいずれか一方や他のケース体を組立骨格部材とするこ
ともできる。
〔作用〕 まず、組立骨格部材6の開口22に動作中継部材であるシ
ーソー部材24を前方から挿入し、開口22側の軸受け部25
にシーソー部材24の支軸23を係入支持する。次に、組立
骨格部材6の外側前面の枠部63内にオンボタン30とオフ
ボタン40とを支持し、シーソー部材24にオンボタン30と
オフボタン40とを連係する。最後に、組立骨格部材6の
外側前面にスイッチ枠55を組み付け、スイッチ枠55でオ
ンボタン30およびオフボタン40の前面外方への外れ止め
を図るとともに、スイッチ枠55の突起56を前記開口22に
係入してシーソー部材24の支軸23に前方から接当させ、
該支軸23の前方への抜け外れと位置ずれとを接当規制す
る。かくして、ひとつの組立骨格部材6に本体ケース1
内のスイッチ10をオンオフ操作するための部材一式がユ
ニット化されて相互に位置合わせして確実に作動するよ
う予備組み立てされる。
本体ケース1に組立骨格部材6を本組みしたとき、シー
ソー部材24の内側の操作アーム26がスイッチ10の操作片
10aに係合する。これでオンボタン30とオフボタン40と
を交互に押し込み操作すると、シーソー部材24が揺動操
作されてスイッチオン姿勢とスイッチオフ姿勢とに切り
換わり、その各姿勢に節度手段29で保持される。このシ
ーソー部材24のシーソー揺動により、操作アーム26でス
イッチ10のスイッチ操作片10aをスイッチオン姿勢とス
イッチオフ姿勢とに切り換え操作できる。
〔考案の効果〕
かかる本考案によれば、ひとつの組立骨格部材6に、動
作中継部材としてのシーソー部材24、節度手段29、それ
にオンボタン30およびオフボタン40を含むスイッチ操作
部材を順に組み込み、最後にスイッチ枠55を装着するこ
とで予備組み立てが完了するが、これら部材の組み込み
作業は部材相互の位置合わせを目視で確認しながら容易
に行える。
この予備組み立て時点で、オンボタン30とオフボタン40
とを操作して特にシーソー部材24の動作状況、および節
度手段29の効き目具合の可否チェックが事前に行えるの
で、動作不良が生じたときの修復作業に手間を要しない
利点を有する。
このとき、組立骨格部材6の開口22に前方から挿入した
シーソー部材24は、その支軸23が開口22側の軸受け部25
に係入支持され、かつスイッチ枠55の突起56が該支軸23
に前方から接当係合して該支軸23の前方への抜け外れと
位置ずれとを規制している。しかも、スイッチ枠55でオ
ンボタン30およびオフボタン40の前方外側への抜け止め
が既に図られている。従って、作動不良を招くことを可
及的に防止して作動の可否チェックも完璧を図れる。
その結果、全体の組み付け完了時には、シーソー部材24
の操作アーム26を本体ケース1内のスイッチ10のスイッ
チ操作片10aにこれが正しく作動するよう確実に係合さ
せることができることにもなる。これら相まってスイッ
チ操作系の組み付け作業性が向上するとともに、作動の
確実性を期すことができる。
オンボタン30とオフボタン40とは、組立骨格部材6の前
面の枠部63内に納まっているので、これらボタン30・40
の切り換え操作に際し、指先を大きく動かす必要がな
く、スイッチ10のオンオフ操作が容易に行える。
〔第1実施例〕 以下,本考案を電気かみそりに適用した実施例を第1図
ないし第10図で説明する。
第2図および第5図において,この電気かみそりは横断
面形状が前後に薄い略矩形状に構成された縦長状の本体
ケース1の上部に,左右振動型のかみそりユニット2を
備え,本体ケース1の後面上部にくし刃3を出退自在に
組込んだきわ剃りユニット4を備えている。
本体ケース1は前ケース1aと後ケース1bとからなる前後
二つ割り構造に構成されており,その内部に回路基板5
およびスイッチ台6を有する。これらの各部材を組立骨
格部材として,かみそりユニット2およびきわ剃りユニ
ット4以外の部品が予備組立される。
第3図において,前記基板5にはモータ7,充電式の主電
池8および補助電池9,モータ7と主電池8とを断続する
主スイッチ10,モータ7と補助電池9とを断続するサブ
スイッチ11,充電回路用のトランス12などが予備組立さ
れる。両電池8・9への充電は,本体ケース1の下端一
側にプラグケース13を介して組付けた充電用プラグ14に
交流電源に接続して行う。
第4図においてモータ7の回転動力は、バランス付きの
偏心ピン16とスライダ17,および振動子18を介して左右
方向の往復動作に変換され内刃19に伝わる。また,きわ
剃りケース4を第4図の想像線で示すごとく押し上げ操
作すると,前記スライダ17にくし刃ユニット3が係合し
て,くし刃ユニット3が往復駆動される。かみそりユニ
ット2の全体は前後方向に傾動自在に支持されており,
このユニット2と本体ケース1との間の傾動隙間がベロ
ーズ20で閉塞されている。
上記のような基本構造の電気かみそりにおいて、本考案
はスイッチ台6を組立骨格部材として,これにスイッチ
操作部材とこれ用の節度手段,およびスイッチ操作部材
と主スイッチ10との間に設けられる動作中継部材を集約
配置した点に特徴を有する。
ここで,スイッチ操作部材とはオンボタン30,オフボタ
ン40,オフロックボタン43,サブボタン44を指す。また動
作中継部材とは,シーソー部材24,オフスライダ31を指
す。
第1図および第4図において,前記スイッチ台6の前面
に内外貫通状に形成した上下縦長状の開口22に,横向き
支軸23を備えた側面視形状がほぼT字形のシーソー部材
24を落とし込み挿入し,該開口22の内奥側の中央左右に
形成せる軸受け部25・25に前記支軸23を両持ち状に係入
支持し,シーソー部材24は支軸23を中心にシーソー揺動
可能に支持する。
シーソー部材24の内側には上下中央位置に、前記基板5
上に取付けた主スイッチ10の操作片10aに係合する操作
アーム26を有し,シーソー部材24のシーソー揺動に伴っ
てスイッチ操作片10aが下側のオン位置と上側のオフ位
置とにわたって切換操作される。またシーソー部材24の
下端にU字状の弾性アーム27が連設されており,このア
ーム27とスイッチ台6の裏面から突設した係合アーム28
とで節度手段29が構成されている。アーム27は係合アー
ム28の先端凸部に弾性係合して,シーソー部材24をスイ
ッチオン姿勢とスイッチオフ姿勢に保持する。
スイッチ台6の外側前面には後述する各ボタン30・40・
43・44を集約した状態で収容する円形の枠部3を形成し
てあり、この枠部63内に前記開口22が設けられている。
この枠部63の上下には扇形のオンボタン30とオフスライ
ダ31とが配設され,オンボタン30およびオフスライダ31
の裏面から突設した左右一対の脚32・33が前記開口22の
上下各部位に挿入される。スイッチ台6の裏面には挿入
された各脚32・33が前後摺動自在に内嵌するガイド34・
35を設けてあり,オンボタン30およびオフスライダ31が
前後方向に出没自在に支持される。
前述の各脚32・33の前後中間には,第4図に示すごとく
シーソー部材24の上端および下端に形成した凹部36・37
に係入するピン38・39を備えており,オンボタン30とオ
フスライダ31を相互に押し込み操作することで,シーソ
ー部材24がスイッチオン姿勢とスイッチオフ姿勢に切り
換わる。
オフスライダ31の前面には,下拡がり扇型のオフボタン
40が所定間隔を隔てて前記枠部63内に分離配置され,オ
フボタン40はその内面に固定したリターンばね41でケー
ス表面と面一の姿勢に常に復帰するよう押圧付勢されて
いる。これにより,第4図のスイッチオフ状態と第5図
のスイッチオン状態のいずれにあっても,オフボタン40
は常に非押し込み位置に復元する。つまり、オフボタン
40はリターンばね41およびオフスライダ31を介してシー
ソー部材24の下端輪に連係されている。
リターンばね41で浮動支持されたオフボタン40でシーソ
ー部材24を切り換え操作するために,オフボタン40とシ
ーソー部材24の配置関係を次のように設定する。オンボ
タン30の押し込み操作によって,シーソー部材24がオン
姿勢に切り換わったオン状態を前提として,オフボタン
40の出没ストロークの範囲内に,オフスライダ31の前端
を位置させ,オフボタン40を押し込み操作することによ
り,オフスライダ31を介してシーソー部材24をオフ姿勢
に切り換え操作できるようにする。つまり,オフスライ
ダ31の前後ストロークに変換されたシーソー部材24の揺
動ストロークが,オフボタン40の出没ストロークと重な
るよう設定し,シーソー部材24がオフ状態へ姿勢変更し
てもオフボタン40は動作せず,オフボタン40の没入スト
ロークの範囲内でオフスライダ31をオフ姿勢に押し込み
操作できるものとする。
枠部63の前面左箇所には,オンボタン30のオン操作を牽
制するオフロックボタン43が,また前面の右側箇所には
補助スイッチ11を操作するサブボタン44が,それぞれ後
述するスイッチ枠55に沿って回動自在に配設される。
第1図および第8図において,オフロックボタン43には
二股状の牽制アーム45が突設されていて,ボタン全体を
時計回りに上方に回動操作すると,牽制アーム45の先端
がオンボタン30の裏面に設けた突起46・46の下側に入り
込んでオンボタン30の押し込みが牽制阻止される。この
オフロックボタン43は,これの外側部に連設した円弧上
の弾性アーム47とスイッチ台6に備えたピン48とからな
る節度手段61によってロック解除位置とロック位置とに
保持される。
サブボタン44の裏面には,第9図に示すごとく補助スイ
ッチ11の操作片11aに外嵌係合する操作アーム49が設け
られていて,ボタン全体を反時計回りに上方に回動操作
するとサブスイッチ11がオン操作される。このサブボタ
ン44の下部にはオフスライダ31に連設した牽制ピン50に
係合する係合孔51を設けてあり,オフスライダ31が押し
込まれて主スイッチ10がオフ状態にあるときは,牽制ピ
ン50が係合孔51に係入して補助スイッチ11のオン操作が
牽制阻止される。オンボタン30の押し込み操作で主スイ
ッチ10がオン状態に切り換わり,オフスライダ31が前方
の待機位置に戻されたときに,第9図に示すように牽制
ピン50が係合孔51から外れて,サブボタン44のオン移動
が許される。
このように,主スイッチ10がオン状態にあるときにのみ
補助スイッチ11をオン操作できるように牽制しておくこ
とで,主電池8が放電し切った状態でのみ補助電池9を
使用可能とする。なお,サブボタン44は,第6図に示す
ごとくこれの外側部に連設した円弧状の弾性アーム53と
スイッチ台6に備えたピン54との係合からなる節度手段
62によってスイッチオン・オフ両位置に保持される。
以上のように,スイッチ台6を組立骨格部材として,こ
れにスイッチ操作部材,節度手段,動作中継部材を組み
付けることにより,スイッチ操作系の予備組立が完了す
る。この状態で各ボタン30・40・43・44の動作チエック
と,各節度手段29・61・62の効き具合のチエック等を行
った後,第10図に示すように,スイッチ台6を後ケース
1bに組み付ける。このとき,モータ7の平坦壁7aに沿っ
てスイッチ台6のガイド34・35が組立案内されるので,
スイッチ台6と後ケース1b,およびシーソー部材24の操
作アーム26と主スイッチ10の操作片10a等の位置合わせ
を容易に行うことができる。
スイッチ台6の外側前面にはリング状のスイッチ枠55が
組み付けられ,このスイッチ枠55によって前記各ボタン
30・40、43・44の前方への抜け外れが阻止される。スイ
ッチ枠55の中央部裏面から突設した左右一対の突起56
が,第7図に示すごとくスイッチ台6の開口22の中央部
に係入して,シーソー部材24の支軸23の前方への浮き上
がりを接当阻止する。
スイッチ枠55はスイッチ台6の前部に枠下側が上側より
前方に突出する傾斜姿勢に組み付けられ,前ケース1aに
て前方から覆われる。これにより,第2図に示すごとく
前ケース1aの前面上部に形成した円形開口57からボタン
30・40・43・44が露呈する。
第2図および第4図において,前ケース1aの前面上半部
はスイッチ台6の突出形状に応じて下側ほど前方に突出
する傾斜平面に形成されており,この下端が頂部となる
ように,前ケース1aの主表面から立上がり断部58が形成
されている。この立上がり段部58は,正面から見て下方
に凸曲した半円形状に構成されていて,その頂下端と本
体ケース1の上端との間を,単一の傾斜平面59に形成し
てある。
〔第2実施例〕 第11図はスイッチ操作部材の配置に関する別実施例を示
している。これは,スイッチ台6を組立骨格部材とし
て,その周面壁に四角形の枠部63を形成し,この枠部63
内にプッシュ操作されるオンボタン30およびオフボタン
40と,矢印方向にスライド操作されるオフロックボタン
43およびサブボタン44を配置したものである。このよう
に,枠部63および各ボタン30・40・43・44の形状は必要
に応じて任意形状に設定することができる。
〔別実施態様例〕
また,枠部63内に集約されるスイッチ操作部材の機能に
ついては限定しない。
組立骨格部材は前ケース1aや後ケース1bあるいはこれら
以外のケース体であっても良く,スイッチ台6には限定
しない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本考案に係る電気かみそりの第1
実施例を示しており,第1図はスイッチ操作構造の分解
斜視図,第2図は前方からみた斜視図,第3図は要部を
破断した縦断正面図,第4図はスイッチオフ状態での要
部の縦断側面図,第5図はスイッチオン状態での要部の
縦断側面図,第6図はスイッチ台まわりの正面図,第7
図はスイッチまわりの横断平面図,第8図はオンボタン
に作用するロックつまみの動きを説明する裏側からみた
斜視図,第9図は補助スイッチの作動を牽制する手段を
示す展開側面図。 第10図は組立途中状態を示す横断面図である。 第11図は本考案の第2実施例を示すスイッチ台まわりの
正面図である。 1……本体ケース,6……スイッチ台(組立骨格部材),1
0……スイッチ,24……シーソー部材(動作中継部材),2
9・61・62……節度手段,31……オフスライダ(動作中継
部材),30……オンボタン(スイッチ操作部材),40……
オフボタン(スイッチ操作部材),43……オフロックボ
タン(スイッチ操作部材),44……サブボタン(スイッ
チ操作部材),63……枠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース(1)に、これの内部のスイッ
    チ(10)をオンオフ操作するための部材が予備組み立て
    される組立骨格部材(6)を有する電気かみそりにおい
    て、 組立骨格部材(6)の前面に枠部(63)を形成してある
    こと、 組立骨格部材(6)には、枠部(63)内に内外貫通状の
    開口(22)を形成してあること、 組立骨格部材(6)の開口(22)に前方から挿入される
    シーソー部材(24)を有し、このシーソー部材(24)に
    支軸(23)を備えていること、 前記開口(22)に形成した軸受け部(25)に、シーソー
    部材(24)の支軸(23)を係入支持することにより、組
    立骨格部材(6)にシーソー部材(24)を支軸(23)ま
    わりにシーソー揺動自在に装着してあること、 シーソー部材(24)の内側に、本体ケース(1)内のス
    イッチ(10)の操作片(10a)に係合する操作アーム(2
    6)を設けてあること、 組立骨格部材(6)の外側前面には、前記枠部(63)内
    にオンボタン(30)とオフボタン(40)とをそれぞれ前
    後方向に出没自在に支持してあること、 シーソー部材(24)には、支軸(23)をはさんでオンボ
    タン(30)とオフボタン(40)とをそれぞれ連係してあ
    ること、 オンボタン(30)とオフボタン(40)とを交互に押し込
    み操作することにより、シーソー部材(24)のシーソー
    揺動に伴い前記操作アーム(26)で前記スイッチ操作片
    (10a)がスイッチオン姿勢とスイッチオフ姿勢とに切
    り換え操作されること、 組立骨格部材(6)とシーソー部材(24)との間に、シ
    ーソー部材(24)をスイッチオン姿勢とスイッチオフ姿
    勢とに保持する節度手段(29)が設けられていること、 組立骨格部材(6)の外側前面には、オンボタン(30)
    およびオフボタン(40)の前方への抜け外れを阻止する
    ためのスイッチ枠(55)が組み付けられていること、 スイッチ枠(55)から突起(56)を内向きに突設してあ
    り、この突起(56)が前記開口(22)に係入してシーソ
    ー部材(24)の支軸(23)に前方から接当し、該支軸
    (23)の前方への抜け止めを図っていることを特徴とす
    る電気かみそり。
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