JPH0243059Y2 - - Google Patents

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JPH0243059Y2
JPH0243059Y2 JP6338583U JP6338583U JPH0243059Y2 JP H0243059 Y2 JPH0243059 Y2 JP H0243059Y2 JP 6338583 U JP6338583 U JP 6338583U JP 6338583 U JP6338583 U JP 6338583U JP H0243059 Y2 JPH0243059 Y2 JP H0243059Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気かみそりのスイツチ構造に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の電気かみそりのスイツチ構造は、回路を
構成するのにリード線を用い、又、スイツチ構造
は、回路基板等を設けてスイツチングを成し、モ
ーターはねじにて固定されていた。
〔本考案が解決しようとする問題点〕
しかし前述の従来技術では組込時には大巾な工
数を要し組込不良等も生じていた。組込に要する
治工具等も多数必要とされていた。更にリード線
又、回路基板が必要とされた為に閉回路時の導通
抵抗が大きくなりモーター回転の消費電流が大き
く電池の寿命が短かかつたという問題点を有す
る。そこで本考案はこのような問題点を解決しよ
うとするものでその目的とするところは、スイツ
チ動作の確実性,信頼性,耐久性をより一層向上
させ品質の安定化と組込性の優れた電気かみそり
を提供するところにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の電気かみそりは、外側面が電極となる
端子2と端子3とから構成され底面には該各
端子を係止する該各端子と一体の切り起し4が配
設されるモーター1と、上方に外刃枠9が螺合し
内側壁中央部にスイツチボタン嵌合穴13が貫設
されると共に内側壁下方に複数個の凹部16を設
けその下方には下ケース11が螺合される本体ケ
ース10と、前記スイツチボタン嵌合穴13に嵌
合され前記本体ケース10の中央部外側壁に配設
されているスイツチボタン12と、上面に前記凹
部16に係止される底板係止リブ17が複数個配
設されると共に前記モーター1の外周下面が当接
して係止される傾斜面19を形成している係止リ
ブ18が複数個配設され、且つ側面にはヒンジ部
20を介してスイツチボタンの内方に形成された
クリツクピン26と係合してクリツク力を発生さ
せるクリツク凸21,21′が複数個配設される
底板15と、一端は前記底板15の裏面中央部に
固着されると共に電池30の端子35と当接さ
れ他端には前記モーター1における端子2の切
り起し4に圧接される弾性片23,23′が形成
されている接点バネ22と、一端は前記底板1
5の裏面外周近傍に固着されると共に前記電池3
0の端子36と当接している電池バネ29に圧
接され他端には先端形状が略L字状の接点部2
5,25′を形成し、且つ該接点部25,25′の
先端部には接点となる角部34が形成され該角部
34が前記スイツチボタン12の脚部27に当接
されると共に該脚部27のスライドにより前記モ
ーター1の端子3と接離される接点バネ24
とを有することを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面により詳細に説
明する。
第1図,第2図は本考案の主要断面図であり、
第3図は第2図のA−A断面図を示し第4図はモ
ーター底部であり、第5図,第6図は底板に
接点ばねが配設された図で、第8図に本考案の回
路図、第7図に接点部の拡大図を示す。
先ず構成より述べる。1はモーターであり、第
4図に示す様に外部が端子2と端子3とから
成り底面には該端子を係止する為の切り起し4が
配設される。該モーター1のシヤフトにはモータ
ージヨイント5が固着され、内刃6を係合する内
刃支持具7が嵌合し、内刃6と外刃8が圧接摺動
する。外刃8は外刃枠9に固着されて該外刃枠9
は本体ケース10に螺合する。本体ケース10の
下方には下ケース11と螺合するねじ部を配設
し、内方に凹部16を設け、側面にスイツチボタ
ン12が係合するスイツチボタン嵌合穴13が設
けられる。上部にはモーター案内穴14を有す
る。底板15は、前記の本体ケース内方凹部16
に係止する底板係止リブ17が3本配設され、モ
ーター1の係止リブ18が傾斜面19を有して4
本備えられる。一方向にヒンジ部20を有してス
イツチのクリツク力を発生させるクリツク凸2
1,21′が2カ所配設される。裏面には底板1
5の中央部に〓マークを打刻した接点ばね22が
カシメ等により固着されて成る。カシメの高サで
電池の逆接を防止する。該接点ばな22の弾性
片23,23′は組込時にモーターの端子2の
切り起し4に圧接される様な形状と位置を持つて
一体に形成される。同じく底板15に固着される
接点ばね24は接点ばね22の外周に位置し
て、第6図の様に、θ角に弾性を有した接点部2
5,25′を2本設け、モーター1の端子3に
当接出来る様な形状で構成される。この場合、接
点部25,25′の先端形状は、略L字状になつ
ておりスイツチのスライドにより該略L字状の角
部34がモーター1の端子3に当接する様にな
つている。スイツチボタン12は中心にクリツク
ピン26とサイドに接点部25,25′と当接す
るスイツチボタンの脚部27を設ける。該スイツ
チボタンの脚部27には、スイツチボタン嵌合用
の嵌合凸28を弾性的に有することでスイツチボ
タン12を本体ケース10り係合している。下ケ
ース11の内方には電池ばね29が組込まれ電池
30を保持すると共に電池の端子と当接して導
通している。
次に組込み状態を述べる。
接点ばね22と接点ばね24とは、はり3
1で連なつた一体部品であり底板15への固着
(カシメ)と同時にはり31を切り離して、2部
品を構成する。本体ケース10のモーター案内穴
14に、モーター1の上面を案内してセツトし、
この状態で,接点ばねの取付いた底板15を
押込んで、モーター係止リブ18の傾斜をモータ
ー1の底面に当接させ、底板係止リブ17を凹部
16に係合する様にセツトする。
この時底板15のヒンジ部20を直角に内方へ
折り曲げて本体ケース10内に位置させる。又、
弾性片23,23′をモーターの端子2の切り
起し4に当接させる。次にスイツチボタン嵌合穴
13へスイツチボタン12を押込むとスイツチボ
タン嵌合凸28が本体ケース10に喰いついて、
スイツチボタン12が摺動性を持つてセツトされ
る。次に内刃支持具7と外刃枠9をセツトし、切
れ味及び消費電流等の特性をチエツクした後、電
池30及び電池ばね29の入つた下ケース11を
螺合によりセツトする。この時、下ケース11の
段32で底板15の外周に当接する様な寸法関係
でセツトし、底板15を確実に本体ケース10に
固定している。
次に回路構成について述べる。
電池の端子に当接する接点ばね22から弾
性片23,23′を介してモーター1の切り起し
4へ当接して導通される。又電池の端子より電
池ばね29を介して接点ばね24に導通して、
接点部25,25′をスイツチボタンの脚部27
でスライドすると同時にモーター1の端子3と
接点部25,25′の角部34が圧接して回路が
閉回路を成す。スイツチボタン12の操作の時ス
イツチボタン12のクリツクピン26がクリツク
凸21,21′を乗り越える際にクリツク感を持
たせている。又スイツチ接点は常にスイツチボタ
ンの脚部27に当接し、付勢しているため、スイ
ツチがオフのはぎれが良いと共に、スイツチの耐
久性にも優れている。尚第7図の様に、略L字状
の形状をした接点の先端を更にモーター側に曲げ
た曲げ部35を設ければ、スイツチオフ時に接点
の先端が引つかからず、又、スイツチボタンの脚
部36の様に当接部を面取すればより一層安定し
たスイツチ構造が得られる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、モーター1
はその外側面が電極となる端子2と端子3と
から構成され、底板15には接点ばね22と
接点ばね24とが配設され、前記接点バネには
先端形状が略L字状の接点部25,25′が形成
されその接点部25,25′の先端には前記端
子3に接離する角部34が設けられており、該角
部34は前記端子3の位置とは離れる方向に付
勢力をもつてスイツチボタン12の脚部27に当
接されていることにより前記モーター1の端子
3とは常に一定距離を保つ事ができてOFF状態
が確保される。またスイツチON時にはスイツチ
ボタン12の操作によりクリツクピン26がクリ
ツク凸21,21′を乗り越えて係止されると共
に前記スイツチボタン12の脚部27のスライド
により前記接点ばね24の角部34をモーター
1の端子3に当接させてONとする為、スムー
ズに、且つ確実にスイツチ動作ができる。
また底板15に配設した接点ばね22と接
点ばね24とにより回路構成を簡単にし、モータ
ー外側面を電極端子としたことにより、リード線
等の余分な抵抗要素がなく、又接点ばね24を
直接モーター1の外側面の端子3に当接するの
で回路抵抗が小さくて電流損失がなく電池寿命が
延長できる。
また接点バネ22は一端が前記底板15の裏
面に固着され、他端は前記モーター1の端子2の
切り起し4に係止され、接点バネ24は一端が
前記底板15の裏面外周近傍に固着されることに
より、接点部のハズレ等の接点不良をさけること
ができる。またモーター1はモーター係止リブ1
8の傾斜面19を前記モーター1の底面に当接さ
せ、底板係止リブ17を本体ケース10の凹部1
6に取着していることにより確実に本体ケース1
0に固定できる。また底板15のヒンジ部20は
この部分を直角に内方へ折り曲げて本体ケース1
0内に位置させることができる。又、組込みを考
えた時には、ねじが不要で半田作業がなく容易に
組込可能である。底板に配設された接点ばね及
び接点ばねは一体のものをカシメと同時に別部
品にする等の合理化も成せる。更に、モーターと
当接する接点部は、略L字状になつているため金
属部品の抜き時に生じるバリや、鋭いエツジ部が
接触しないので、モーター端子の削れ、又、接触
不良をも防ぐことが出来、スムーズなスイツチ作
動が得られ、スイツチの耐久性、信頼性も向上さ
せることが出来るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は本考案の主要断面図を示し、
第2図にスイツチ部を図示した。第3図は第2図
のA−A断面を示し、モーターの底面を第4図と
示した。第5図,第6図に底板と,接点ばね
形状を示した。第8図には本考案の回路図を略図
で図示した。第7図とは本考案の別実施例の接点
部拡大図を示した。 1……モーター、2……端子、3……端
子、4……切り起し、9……外刃枠、10……本
体ケース、11……下ケース、12……スイツチ
ボタン、13……スイツチボタン嵌合穴、15…
…底板、16……凹部、17……底板係止リブ、
18……モーター係止リブ、19……傾斜面、2
0……ヒンジ部、21,21′……クリツク凸、
22……接点ばね、23,23′……弾性片、
24……接点ばね、25,25′……接点部、
26……クリツクピン、27……スイツチボタン
の脚部、29……電池ばね、30……電池、34
……角部、35……曲げ部、36……スイツチボ
タンの脚部(面取部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外側面が電極となる端子2と端子3とから
    構成され底面には該各端子を係止する該各端子と
    一体の切り起し4が配設されるモーター1と、上
    方に外刃枠9が螺合し内側壁中央部にスイツチボ
    タン嵌合穴13が貫設されると共に内側壁下方に
    複数個の凹部16を設けその下方には下ケース1
    1が螺合される本体ケース10と、前記スイツチ
    ボタン嵌合穴13に嵌合され前記本体ケース10
    の中央部外側壁に配設されているスイツチボタン
    12と、上面に前記凹部16に係止される底板係
    止リブ17が複数個配設されると共に前記モータ
    ー1の外周下面が当接して係止される傾斜面19
    を形成している係止リブ18が複数個配設され、
    且つ側面にはヒンジ部20を介してスイツチボタ
    ンの内方に形成されたクリツクピン26と係合し
    てクリツク力を発生させるクリツク凸21,2
    1′が複数個配設される底板15と、一端は前記
    底板15の裏面中央部に固着されると共に電池3
    0の端子35と当接され他端には前記モーター
    1における端子2の切り起し4に圧接される弾
    性片23,23′が形成されている接点バネ2
    2と、一端は前記底板15の裏面外周近傍に固着
    されると共に前記電池30の端子36と当接し
    ている電池バネ29に圧接され他端には先端形状
    が略L字状の接点部25,25′を形成し、且つ
    該接点部25,25′の先端部には接点となる角
    部34が形成され該角部34が前記スイツチボタ
    ン12の脚部27に当接されると共に該脚部27
    のスライドにより前記モーター1の端子3と接
    離される接点バネ24とを有することを特徴と
    する電気かみそり。
JP6338583U 1983-04-27 1983-04-27 電気かみそり Granted JPS59168926U (ja)

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JP6338583U JPS59168926U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 電気かみそり

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JPS59168926U JPS59168926U (ja) 1984-11-12
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