JP2550985Y2 - 往復式電気かみそり - Google Patents
往復式電気かみそりInfo
- Publication number
- JP2550985Y2 JP2550985Y2 JP1989095227U JP9522789U JP2550985Y2 JP 2550985 Y2 JP2550985 Y2 JP 2550985Y2 JP 1989095227 U JP1989095227 U JP 1989095227U JP 9522789 U JP9522789 U JP 9522789U JP 2550985 Y2 JP2550985 Y2 JP 2550985Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- body case
- contact piece
- main body
- movable contact
- housing portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
- Slide Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はスライドスイッチに関するものである。
(ロ)従来の技術 従来の電気機器に用いられるスライドスイッチは例え
ば実開昭58−2828号公報に開示されているように、本体
ケース表面にスイッチ基板を摺動自在に設けると共に、
本体ケース裏面に前記スイッチ基板と連動してケース裏
面を摺動する支持板に可動接片をかしめ固着しまた、同
一ケース裏面に前記可動接片が摺動する固定接片を設け
て成るものがあった。この場合、可動接片を固着するか
しめが不十分である時に長時間の使用により可動接片の
固定接片に対する圧接力が弱くなり接触不良を招くこと
があった。
ば実開昭58−2828号公報に開示されているように、本体
ケース表面にスイッチ基板を摺動自在に設けると共に、
本体ケース裏面に前記スイッチ基板と連動してケース裏
面を摺動する支持板に可動接片をかしめ固着しまた、同
一ケース裏面に前記可動接片が摺動する固定接片を設け
て成るものがあった。この場合、可動接片を固着するか
しめが不十分である時に長時間の使用により可動接片の
固定接片に対する圧接力が弱くなり接触不良を招くこと
があった。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案はかかる点に鑑みて、可動接片を固着するかし
めが不十分である場合にも、常時可動接片の固定接片に
対する圧接力を充分に保持させ、長期間の使用による接
触不良等のスイッチ性能の劣化を防止しようとするもの
である。
めが不十分である場合にも、常時可動接片の固定接片に
対する圧接力を充分に保持させ、長期間の使用による接
触不良等のスイッチ性能の劣化を防止しようとするもの
である。
(ニ)課題を解決するための手段 2分割された第1の本体ケース1及び第2の本体ケー
ス2と、本体ケース1,2のヘッド部分に配設された往復
式の刃部とによって外郭が構成されて、前記第1の本体
ケース1は、表面上を摺動するスイッチ基板7と、該ス
イッチ基板7と連動して裏面上を摺動する稼働接片15と
を有し、一方、第2の本体ケース2は、表面側に電池収
納部4及び内面側にモータ収納部を並設して設けて断面
が略S字状に形成され、該電池収納部4の底面裏側に前
記可動接片15と接離する固定接片17を有し、前記第1の
本体ケース1と第2の本体ケース2との突き合わせによ
って、第1の本体ケース1の裏側と、第2の本体ケース
2の電池収納部4の底面裏側とが、背中合わせで互いに
接近して配置され、前記可動接片15が前記電池収納部4
の裏面に常時圧接する位置関係に結合されることを特徴
とする。
ス2と、本体ケース1,2のヘッド部分に配設された往復
式の刃部とによって外郭が構成されて、前記第1の本体
ケース1は、表面上を摺動するスイッチ基板7と、該ス
イッチ基板7と連動して裏面上を摺動する稼働接片15と
を有し、一方、第2の本体ケース2は、表面側に電池収
納部4及び内面側にモータ収納部を並設して設けて断面
が略S字状に形成され、該電池収納部4の底面裏側に前
記可動接片15と接離する固定接片17を有し、前記第1の
本体ケース1と第2の本体ケース2との突き合わせによ
って、第1の本体ケース1の裏側と、第2の本体ケース
2の電池収納部4の底面裏側とが、背中合わせで互いに
接近して配置され、前記可動接片15が前記電池収納部4
の裏面に常時圧接する位置関係に結合されることを特徴
とする。
(ホ)作用 本考案によれば、次の様に作用する。
i.第1の本体ケース1と第2の本体ケース2との結合時
に、可動接片15が前記電池収納部4の底面裏側に圧接す
るようになっている。即ち、両ケースを結合するだけ
で、可動接片15と固定接片17とが圧接した状態でスライ
ド動作を行うことができる ii.第2のケースが断面略S字状に形成されているの
で、うまい具合に2つの空間を並べて作ることができ
て、表面側に電池収納部、内面側にモータ収納部を設け
ることができる。
に、可動接片15が前記電池収納部4の底面裏側に圧接す
るようになっている。即ち、両ケースを結合するだけ
で、可動接片15と固定接片17とが圧接した状態でスライ
ド動作を行うことができる ii.第2のケースが断面略S字状に形成されているの
で、うまい具合に2つの空間を並べて作ることができ
て、表面側に電池収納部、内面側にモータ収納部を設け
ることができる。
iii.電池収納部とモータ収納部が横に並設されることに
よって、モータ端子と、電池の電極への接触片との距離
が近くなって配線が楽に行える。
よって、モータ端子と、電池の電極への接触片との距離
が近くなって配線が楽に行える。
iv.電池収納部とモータ収納部が横に並設されることに
よって、これらを合わせた長さ分まで本体ケースの全幅
を確保でき、ヘッド部分に設けられた往復式電気かみそ
りの刃部の全長を長くすることができる。
よって、これらを合わせた長さ分まで本体ケースの全幅
を確保でき、ヘッド部分に設けられた往復式電気かみそ
りの刃部の全長を長くすることができる。
(ヘ)実施例 以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図乃至第2図は本考案を用いた乾電池式電気かみ
そりの要部分解斜視図であり、(1)は乾電池式電気か
みそりの第1の本体ケース、(2)は第2の本体ケー
ス、また(3)は電池収納蓋である。而して、第1の本
体ケース(1)に第2の本体ケース(2)が嵌合され、
第2の本体ケース(2)の表面に設けられた電池収納部
(4)に電池収納蓋(3)が覆着されて外装ケースが組
み立てられる。第1の本体ケース(1)の内部にはモー
タ(5)を備えると共に、上端部には内刃体(6)を備
え、また、表面には該ケース(1)表面に対して摺動自
在に設けられたスイッチ基板(7)を備えている。一
方、第2の本体ケース(2)の電池収納部(4)に図示
しない電池を収納し、前記スイッチ基板(7)の摺動操
作によりモータ(5)を回転させ内刃体(6)を駆動さ
せるようになっている。
そりの要部分解斜視図であり、(1)は乾電池式電気か
みそりの第1の本体ケース、(2)は第2の本体ケー
ス、また(3)は電池収納蓋である。而して、第1の本
体ケース(1)に第2の本体ケース(2)が嵌合され、
第2の本体ケース(2)の表面に設けられた電池収納部
(4)に電池収納蓋(3)が覆着されて外装ケースが組
み立てられる。第1の本体ケース(1)の内部にはモー
タ(5)を備えると共に、上端部には内刃体(6)を備
え、また、表面には該ケース(1)表面に対して摺動自
在に設けられたスイッチ基板(7)を備えている。一
方、第2の本体ケース(2)の電池収納部(4)に図示
しない電池を収納し、前記スイッチ基板(7)の摺動操
作によりモータ(5)を回転させ内刃体(6)を駆動さ
せるようになっている。
さて、前記スイッチ基板(7)の第1の本体ケース
(1)の表面における摺動面には貫通孔(8)が設けら
れてあり、該貫通孔(8)にスイッチ基板(7)に設け
られた係止片(9)が貫通し、該係止片(9)は支持板
(10)に設けられた孔部(11)に係止されている。ま
た、支持板(10)の下方には二又状弾性脚片(12)が設
けられてあり、第1の本体ケース(1)の裏面に立設さ
れた節動用ボス(13)に該脚片(12)が節同する。さら
に、支持板(10)の側方には枝片(14)が設けられてあ
り、該枝片(14)に可動接片(15)がかしめにより固定
されている。従って、スイッチ基板(7)の摺動操作に
より支持板(10)が第1の本体ケース(1)の裏面を摺
動し、可動接片(15)が上下に移動する。
(1)の表面における摺動面には貫通孔(8)が設けら
れてあり、該貫通孔(8)にスイッチ基板(7)に設け
られた係止片(9)が貫通し、該係止片(9)は支持板
(10)に設けられた孔部(11)に係止されている。ま
た、支持板(10)の下方には二又状弾性脚片(12)が設
けられてあり、第1の本体ケース(1)の裏面に立設さ
れた節動用ボス(13)に該脚片(12)が節同する。さら
に、支持板(10)の側方には枝片(14)が設けられてあ
り、該枝片(14)に可動接片(15)がかしめにより固定
されている。従って、スイッチ基板(7)の摺動操作に
より支持板(10)が第1の本体ケース(1)の裏面を摺
動し、可動接片(15)が上下に移動する。
一方、第2の本体ケース(2)の表面に設けられた電
池収納部(4)の下端にはモータ(5)の端子に接続さ
れた一対の電池接片(16)が設けられていると共に、上
端には一対の固定接片(17)が設けられている。該固定
接片(17)は第2の本体ケース(2)に設けられた挿通
孔(18)を介して第2の本体ケース(2)の裏面まで延
長され、前記電池収納部(4)の裏面上で、該電池収納
部(4)の裏面に設けられた図示しない保持リブに固定
接片(17)に設けられた位置決め突起(19)が係止され
ている。
池収納部(4)の下端にはモータ(5)の端子に接続さ
れた一対の電池接片(16)が設けられていると共に、上
端には一対の固定接片(17)が設けられている。該固定
接片(17)は第2の本体ケース(2)に設けられた挿通
孔(18)を介して第2の本体ケース(2)の裏面まで延
長され、前記電池収納部(4)の裏面上で、該電池収納
部(4)の裏面に設けられた図示しない保持リブに固定
接片(17)に設けられた位置決め突起(19)が係止され
ている。
ここで、両本体ケース(1)(2)を嵌合させること
により前記可動接片(15)は前記電池収納部(4)の裏
面に常時圧接され、従って、可動接片(15)は一定の圧
接力で固定接片(17)上を摺動する。
により前記可動接片(15)は前記電池収納部(4)の裏
面に常時圧接され、従って、可動接片(15)は一定の圧
接力で固定接片(17)上を摺動する。
(ト)考案の効果 本考案によれば、次の様の効果を奏する。
i.第1の本体ケース1と第2の本体ケース2との結合時
に、可動接片15が前記電池収納部4の底面裏側に圧接す
るようになっている。即ち、両ケースを結合するだけ
で、可動接片15と固定接片17とが圧接した状態でスライ
ド動作を行うことができる。スライドスイッチにおい
て、各接片が圧接した状態でスライド動作を行うと、各
接片間の接触圧が安定して接触不良をなくし、スイッチ
の信頼性を向上させることができる。
に、可動接片15が前記電池収納部4の底面裏側に圧接す
るようになっている。即ち、両ケースを結合するだけ
で、可動接片15と固定接片17とが圧接した状態でスライ
ド動作を行うことができる。スライドスイッチにおい
て、各接片が圧接した状態でスライド動作を行うと、各
接片間の接触圧が安定して接触不良をなくし、スイッチ
の信頼性を向上させることができる。
ii.第2のケースが断面略S字状に形成されているの
で、うまい具合に2つの空間を並べて作ることができ
て、表面側に電池収納部、内面側にモータ収納部を設け
ることができる。従って、一つのケースの形状を工夫す
るだけで、交換の不要なモータを本体ケースの内部に収
納し、交換の必要な電池を本体ケースの外部に収納する
ことができる。
で、うまい具合に2つの空間を並べて作ることができ
て、表面側に電池収納部、内面側にモータ収納部を設け
ることができる。従って、一つのケースの形状を工夫す
るだけで、交換の不要なモータを本体ケースの内部に収
納し、交換の必要な電池を本体ケースの外部に収納する
ことができる。
iii.電池収納部とモータ収納部が横に並設されることに
よって、モータ端子と、電池の電極への接触片との距離
が近くなって配線が楽に行える。
よって、モータ端子と、電池の電極への接触片との距離
が近くなって配線が楽に行える。
iv.電池収納部とモータ収納部が横に並設されることに
よって、これらを合わせた長さ分まで本体ケースの全幅
を確保でき、ヘッド部分に設けられた往復式電気かみそ
りの刃部の全長を長くすることができる。刃部が長い
と、肌との接触面積が大きくなって速剃りができるよう
になる。
よって、これらを合わせた長さ分まで本体ケースの全幅
を確保でき、ヘッド部分に設けられた往復式電気かみそ
りの刃部の全長を長くすることができる。刃部が長い
と、肌との接触面積が大きくなって速剃りができるよう
になる。
第1図は本考案を用いた乾電池式電気かみそりの分解斜
視図、第2図(イ)は第2の本体ケース斜視図、第2図
(ロ)は第2の本体ケース要部斜視図である。 (1)…第1の本体ケース、(2)…第2の本体ケー
ス、(4)…電池収納部、(7)…スイッチ基板、(1
0)…支持板、(15)…可動接片、(16)…電池接片、
(17)…固定接片。
視図、第2図(イ)は第2の本体ケース斜視図、第2図
(ロ)は第2の本体ケース要部斜視図である。 (1)…第1の本体ケース、(2)…第2の本体ケー
ス、(4)…電池収納部、(7)…スイッチ基板、(1
0)…支持板、(15)…可動接片、(16)…電池接片、
(17)…固定接片。
Claims (1)
- 【請求項1】2分割された第1の本体ケース1及び第2
の本体ケース2と、本体ケース1,2のヘッド部分に配設
された往復式の刃部とによって外郭が構成されて、前記
第1の本体ケース1は、表面上を摺動するスイッチ基板
7と、該スイッチ基板7と連動して裏面上を摺動する可
動接片15とを有し、一方、第2の本体ケース2は、表面
側に電池収納部4及び内面側にモータ収納部を並設して
設けて断面が略S字状に形成され、該電池収納部4の底
面裏側に前記可動接片15と接離する固定接片17を有し、
前記第1の本体ケース1と第2の本体ケース2との突き
合わせによって、第1の本体ケース1の裏側と、第2の
本体ケース2の電池収納部4の底面裏側とが、背中合わ
せで互いに接近して配置され、前記可動接片15が前記電
池収納部4の裏面に常時圧接する位置関係に結合される
ことを特徴とする往復式電気かみそり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989095227U JP2550985Y2 (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 往復式電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989095227U JP2550985Y2 (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 往復式電気かみそり |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0333924U JPH0333924U (ja) | 1991-04-03 |
JP2550985Y2 true JP2550985Y2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=31644504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989095227U Expired - Lifetime JP2550985Y2 (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 往復式電気かみそり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550985Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5624057Y2 (ja) * | 1975-10-20 | 1981-06-05 | ||
JPS58107529U (ja) * | 1982-01-19 | 1983-07-22 | セイコーエプソン株式会社 | 電気かみそりのスイツチ構造 |
JPS61292827A (ja) * | 1985-06-20 | 1986-12-23 | 松下電器産業株式会社 | スライドスイツチ |
-
1989
- 1989-08-10 JP JP1989095227U patent/JP2550985Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0333924U (ja) | 1991-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2549849Y2 (ja) | 電池工具の電極端子保持具 | |
JP2550985Y2 (ja) | 往復式電気かみそり | |
JP2605891Y2 (ja) | ブラシアッセンブリの取付構造 | |
JPH0243059Y2 (ja) | ||
JPH0417018B2 (ja) | ||
JP4428546B2 (ja) | 電気機器のスイッチ構造 | |
JPS5931020Y2 (ja) | 電源プラグ | |
JPS6217978Y2 (ja) | ||
JPH0343673Y2 (ja) | ||
JPS6210949Y2 (ja) | ||
JPH0410985U (ja) | ||
JPH0327300Y2 (ja) | ||
JPS6010301Y2 (ja) | プリント基板用コネクタ− | |
JP2545822Y2 (ja) | 可倒式acプラグの構造 | |
JP2556643Y2 (ja) | 小型電気機器のスイッチ | |
JPS6363930U (ja) | ||
JPH0539024Y2 (ja) | ||
JPH0719096Y2 (ja) | 電池充電器のプラグ構造 | |
JP3850630B2 (ja) | ランプソケットおよび照明器具 | |
JPS6330122Y2 (ja) | ||
JPS5824341Y2 (ja) | スライドスイツチ | |
JPH0123417Y2 (ja) | ||
JPS6038464Y2 (ja) | 電気カミソリ | |
JPH0123412Y2 (ja) | ||
JPH0346441Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |