JPS6330122Y2 - - Google Patents

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JPS6330122Y2
JPS6330122Y2 JP1980109009U JP10900980U JPS6330122Y2 JP S6330122 Y2 JPS6330122 Y2 JP S6330122Y2 JP 1980109009 U JP1980109009 U JP 1980109009U JP 10900980 U JP10900980 U JP 10900980U JP S6330122 Y2 JPS6330122 Y2 JP S6330122Y2
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JP
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JP1980109009U
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JPS5750975U (ja
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えばスイツチ等に使用され、所謂
ピラー端子と称されるリード線抜け防止構造付き
端子装置の改良に関する。
第1図は従来のリード線抜け防止構造付き端子
装置である。即ち、11は端子であり、この端子
11には図示せぬリード線が挿入される透孔12
が設けられている。また、端子11には透孔12
と連通されたねじ穴13が設けられ、このねじ穴
13にはねじ14が螺合される。一方、15は導
電性を有する板ばねであり、この板ばね15の一
端部には例えばスイツチ等の接点となる接点部材
16の一端部がカシメ固定されている。このよう
な構成において、組立て状態においては第2図に
示すように端子11の透孔12内に前記板ばね1
5の他端部が挿通される。また、端子11と接点
部材16の位置関係は図示せぬスイツチのケース
によつて規定される。しかして、ねじ14がねじ
込まれると板ばね15はねじ14の先端部により
駆動され、図示せぬリード線が板ばね15によつ
て固着される。尚、第2図において、第1図と同
一部分には同一符号を付す。
上記構成において、板ばね15はリード線と接
点部材16とを電気的に接続するとともに、リー
ド線を固定する目的に使用される。ここで、板ば
ね15と接点部材16との接続部は接触面積が小
さく、導体抵抗が大きいため温度が上昇し易いも
のである。また、接触面積が小さいため十分な強
度が得られないものである。さらに、板ばね15
は所定の長さがないと十分な弾性力が得られない
ため、端子11と板ばね15および接点部材16
との一体化が困難であり、どうしても端子11と
板ばね15とが別体構造となつてしまうものであ
つた。したがつて、組立て精度の向上および端子
の小型化が難しかつた。
この考案は上記事情に基づいてなされたもの
で、端子に板ばねおよび接点部材を一体的に面接
触させ、これらの接触部における温度上昇を抑え
得るとともに取着強度が十分得られ、且つ端子の
収容部と連通して凹部を設け、この凹部を通して
板ばねを配設することにより、板ばねの弾性力が
十分得られるとともに組立て精度が向上し小型化
を図り得る端子装置を提供しようとするものであ
る。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
第3図、第4図において、31は端子である。
この端子31には長手方向に沿つて図示せぬリー
ド線が挿入される収容部32が設けられ、一端部
周面にはこの収容部32と連通された凹部33が
設けられている。また、端子31の他端部には前
記収容部32に連通されたねじ穴34が設けら
れ、このねじ穴34にはねじ35が螺合される。
一方、端子31の一端部端面には突起36が設け
られ、この突起36には弾性部材例えば板ばね3
7および接点部材38のそれぞれ一端部が装着さ
れる。即ち、板ばね37および接点部材38の一
端部はほぼ端子31の端面形状と一致されてお
り、中央部に前記突起36に嵌挿される透孔3
9,40がそれぞれ穿設されている。また、接点
部材38の他端部には接点41が設けられ、板ば
ね37の他端部は略L字状に折曲されている。し
かして、板ばね37の他端部が前記凹部33を通
して収容部32内に設けられ、板ばね37および
接点部材38の一端部が突起36に装着される。
この状態において突起36の先端部が第4図に示
す如くカシメられ、板ばね37の一端部は端子1
1の端面部および接点部材38の一端部により挟
持固定される。また、板ばね37の他端部はねじ
35によつて駆動可能となつている。
上記構成によれば、端子11および板ばね3
7、接点部材38を面接触させている。したがつ
て、接触面積が大きいため接続強度が十分得られ
る。しかも、リード線と接点部材38との電気的
導通は端子31と接点部材38とで主に行ない、
板ばね37はリード線の保持を主に行なうため、
従来に比べて板ばね37と接点部材38の接触部
における温度上昇を抑えることが可能である。
また、端子11の収容部32と連通する凹部3
3を設け、この凹部33を通して板ばね37を収
容部32内に配設している。したがつて、板ばね
15の長さが十分得られ、必要な弾性力を得るこ
とができるとともに、端子11と板ばね37、接
点部材38を一体構造とすることができるため、
組立て精度を向上し得るとともに、端子の小型化
を図り得る。
次に、この考案の他の実施例について説明す
る。尚、第3図、第4図と同一部分には同一符号
を付し説明は省略する。
第5図、第6図において、第3図、第4図と異
なるのは端子11の端面形状および板ばね37の
一端の形状である。即ち、端子11の端面には板
ばね37の板厚とほぼ等しい高さを有する突部5
1が設けられ、この突部51に前記突起36が設
けられる。また、端子11の端面には円弧状の係
合溝52が設けられる。一方、板ばね37の一端
は前記突部51の側面に当接するよう寸法が規定
され、且つ幅方向両端部には係合爪53,54が
折曲形成されている。
上記構成において、組立てる場合は、先ず接点
部材38を突起36によつて端子11の端面にカ
シメ固定する。この状態において、ばね37の他
端部を凹部33を通して収容部32内に設け、一
端部を端子11の端面および接点部材38によつ
て形成された隙間に圧入する。こうすることによ
り、板ばね37に設けられた係合爪53,54が
係合溝52に係合され、第6図に示す如く板ばね
37が抜け止め保持される。
このような構成によつても前記実施例と同様の
効果が得られる。また、接点部材38のみをカシ
メるため、カシメ作業を簡単化することが可能で
ある。
以上、詳述したようにこの考案によれば、端子
に板ばねおよび接点部材を一体的に面接触させ、
これらの接触部における温度上昇を抑え得るとと
もに取着強度が十分得られ、且つ端子の収容部と
連通して凹部を設け、この凹部を通して板ばねを
配設することにより、板ばねの弾性力が十分得ら
れるとともに組立て精度が向上し小型化を図り得
る端子装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の端子装置の一例を示す分解斜視
図、第2図は第1図の組立て状態を示す一部切除
した側面図、第3図はこの考案に係わる端子装置
の一実施例を示す分解斜視図、第4図は第3図の
組立て状態を示す一部切除した側面図、第5図は
この考案の他の実施例を示す分解斜視図、第6図
は第5図の組立て状態を示す一部切除した側面図
である。 31……端子、32……収容部、33……凹
部、37……板ばね、38……接点部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部側面部に凹部が設けられ、他端部端面に
    前記凹部と連通し、リード線が挿入される収容部
    が設けられた端子と、この端子の一端部端面に取
    着される接点部材と、一端部がこの接点部材と前
    記端子の一端部端面に挟持され他端部が前記凹部
    を通つて前記収容部内に設けられる板状弾性部材
    と、前記端子の他端部側面部に螺合され前記弾性
    部材の他端部を駆動するねじとを具備したことを
    特徴とする端子装置。
JP1980109009U 1980-07-31 1980-07-31 Expired JPS6330122Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980109009U JPS6330122Y2 (ja) 1980-07-31 1980-07-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980109009U JPS6330122Y2 (ja) 1980-07-31 1980-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5750975U JPS5750975U (ja) 1982-03-24
JPS6330122Y2 true JPS6330122Y2 (ja) 1988-08-12

Family

ID=29470219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980109009U Expired JPS6330122Y2 (ja) 1980-07-31 1980-07-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6330122Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5047186A (ja) * 1973-08-31 1975-04-26
JPS5047187A (ja) * 1973-08-31 1975-04-26
JPS50103692A (ja) * 1974-01-23 1975-08-15

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5047186A (ja) * 1973-08-31 1975-04-26
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JPS50103692A (ja) * 1974-01-23 1975-08-15

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Publication number Publication date
JPS5750975U (ja) 1982-03-24

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