JPH0112386Y2 - - Google Patents

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JPH0112386Y2
JPH0112386Y2 JP1983090531U JP9053183U JPH0112386Y2 JP H0112386 Y2 JPH0112386 Y2 JP H0112386Y2 JP 1983090531 U JP1983090531 U JP 1983090531U JP 9053183 U JP9053183 U JP 9053183U JP H0112386 Y2 JPH0112386 Y2 JP H0112386Y2
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contact
jack
conductor
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external connection
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は2つの筒状導体が同軸配置されたプラ
グに係合するジヤツクに関する。
第1図はこの種のプラグと従来のジヤツクの構
成を示したものである。
ここで、プラグ10は、軸心部に導体の挿入孔
を有する内部導体11に、絶縁ブツシユ12を介
して、外部導体13が同軸配置されている。
これに係合するジヤツク20は、絶縁体でな
り、プラグ嵌挿孔21a、部品を装着するための
開口21bおよび溝21c,21dをそれぞれ形
成したケース21と、このケース21のモールド
成形時にプラグ嵌挿孔21aの中心部に立設され
る棒状導体22と、導電体でなり、外部接続端子
23aを有する固定接触子23と、導電性ばね材
を折り返してその自由端部に可動接点部24b
を、その中間部に接触部24cを、固定端部に外
部接続端子24aをそれぞれ形成した可動接触子
24と、絶縁体でなり、上記棒状導体22の基端
部を貫通させた状態で開口21bを塞ぐ蓋25
と、導電体でなり、上記棒状導体22の基端部に
“カシメ”等により電気的に接続、固定され、且
つ、外部接続端子26aを有するベース板26と
を具えている。
このジヤツク20を構成する固定接触子23お
よび可動接触子24は何れも開口21bを通して
ケース21の内部に装着され、これらの外部接続
端子23aおよび24aはそれぞれ溝21c,2
1dの最深部より外部に導出されている。
しかして、可動接触子24の可動接点部24b
は固定接触子23に圧接されて常閉接点を形成
し、ケース21のプラグ嵌挿孔21aにプラグ1
0を挿着すると、内部導体11と棒状導体22と
が電気的に接続され、同時に、外部導体13に可
動接触子24の接触部24cが圧接されるととも
に可動接点部24bが固定接触子23から離され
る。
この場合、プラグ10の内部導体11、ジヤツ
ク20の棒状導体22およびベース板26は電気
機器のアースに接続され、ベース板26の外部接
続端子26aから離隔した位置に電源電圧が印加
される外部接続端子23aおよび外部接続端子2
4aが突出している。
斯かる従来のジヤツクにおいて、棒状導体22
はケース21のモールド時に、その壁部を貫通す
る状態で一体化が図られているものの、固定接触
子23および可動接触子24は、予め棒状導体2
2を植設したケース21に装着され、しかも、ア
ース側の外部接続端子26aに対して、他の外部
接続端子23aおよび24aは所定の寸法だけ隔
てられることから、溝23a,24aも長目に形
成しなければならなかつた。このため、外部接続
端子23aおよび24aにリード線を半田付けす
る際、半田がケース21の内部に流れ込んでジヤ
ツクの具える正常な動作を果たし得なくなる惧れ
があつた。
本考案は上記事情を考慮してなされたもので、
リード線の接続時に半田が内部に流れ込むことを
未然に防止し得、これによつて信頼性の向上を図
り得るジヤツクの提供を目的とする。
この目的を達成するために、本考案は、軸心部
に導体の挿入孔を有する内部導体、および、絶縁
体を介して前記内部導体に同軸配置される外部導
体を具えるプラグに係合するジヤツクにおいて、
絶縁体でなり、プラグ嵌挿孔を有する箱体および
この箱体とともにケースを形成する蓋と、一端部
が前記プラグ嵌挿孔の中心部で立設し、他端部が
前記ケースの外部に突出する棒状導体と、前記ケ
ースの内部に配置される固定接点部および外部接
続端子を有する固定接触子と、前記ケースの内部
に露呈する接触端部および外部接続端子を有する
接続片と、導電性ばね材でなり、前記箱体と蓋と
の間に挟まれた状態で保持され、且つ、前記接続
片の接触端部に圧接せしめられる圧接部、常時は
前記固定接点部に接触する可動接点部および前記
ジヤツクとの係合時に、このジヤツクの外部導体
に接触するとともに前記可動接点部を前記固定接
点から離す接触部を有する可動接触子とを具備
し、前記棒状導体、固定接触子および接続片を前
記箱体のモールド成形時に、この箱体の壁部を貫
通するように植設したことを特徴とするものであ
る。
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例に
ついて説明する。
先ず、第2図aは本考案に係るジヤツクの縦断
面図で、同図bはそのA−A矢視断面図、第3図
a〜dはこのジヤツクを構成する主要な要素の側
面図または斜視図である。
ここで、ジヤツク30は、プラグ嵌挿孔31a
を有する箱体31と、蓋32とでジヤツクケース
が形成され、箱体31のモールド成形時に第3図
に示す棒状導体33、棒状の固定接触子35およ
び板状の接続片36が植設されており、そのケー
ス内に導電性ばね材でなる可動接触子34が装着
されている。
この場合、棒状導体33は鉤形に折り曲げら
れ、その一端部33bがプラグ10の内部導体1
1に挿入されるように、プラグ嵌挿孔31aの中
心に突出し、且つ、その他端部33aが蓋32に
対向する箱体31の壁部を貫通して外部に導出さ
れている。
また、固定接触子35も棒状導体が用いられ、
その一端部35bがケース内に、他端部35aが
ケース外にそれぞれ突出するように、上記棒状導
体33の他端部33aと略平行にして、箱体31
の壁部を貫通する状態で固定されている。
次に、接続片36は、導電性の板材でなり、外
部接続端子36aと、これに略直角に折り曲げら
れた接触端部36bとを有し、この接触端部36
bがケースの内部に露呈し、且つ、外部接続端子
36aがケース外に突出するように、やはり、蓋
32に対向する箱体31の壁部に植設されてい
る。
一方、ケースの内部に装着される可動接触子3
4は、導電性ばね材でなり、帯状部分を折り返し
てなる可撓性の自由端に可動接点部34cが、そ
の中間部にくの字に折り曲げられた圧接部34d
がそれぞれ形成され、さらに、帯状部分の基端部
にはこれと直角に曲げられ、且つ、横幅方向に延
出する固定端部34aと、圧縮部34bとがそれ
ぞれ形成されている。
なお、可動接触子34の圧縮部34bは上記接
続片36の接触端部36bに圧接せしめられるも
ので、U字形に折り曲げられている。
かくして、箱体31には、そのモールド成形時
に、棒状導体33、固定接触子35および接続片
36が蓋32に対向する壁部を貫通するように植
設せられ、この箱体31の内部に可動接触子34
を装着した後、蓋32を被せると、この可動接触
子34は箱体31と蓋32との間に挟まれた状態
で保持され、圧接部34bは接続片36に、可動
接点部34cは固定接触子35にそれぞれ接触す
ることになる。
なお、蓋32には、可動接触子34を定位置に
保持するべく、固定端部34aを嵌め込む窪み3
2aが形成されている。
ここで、箱体31のプラグ嵌挿孔31aに第1
図で示したプラグ10を挿し込むと、内部導体1
1が棒状導体33に、外部導体13が可動接触子
34の圧接部34dにそれぞれ接触し、これと同
時に可動接触子34の自由端部が撓められること
から可動接点部34cが固定接触子35から離さ
れて、結局、上述した従来のジヤツクと同一機能
のジヤツクが構成される。
なお、上記実施例では固定接触子35として棒
状導体を用いているが、ケースの内部に配置され
る固定接点部、および、外部接続端子を有するも
のであれば、板体を用いてもよいことは言うまで
もない。
以上の説明によつて明らかな如く、本考案のジ
ヤツクによれば、外部接続端子を有する構成要素
が全て、箱体のモールド成形時にその壁部を貫通
するように植設されているので、これらにリード
線を半田付けする際、半田がケースの内部に流れ
込むことがなくなり、半田の流れ込みによる動作
不良等を未然に防ぎ得、これによつて信頼性を著
しく向上させ得ると言う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは筒状導体が同軸配置された一般的な
プラグの構成を部分的に断面で示した側面図、第
1図bおよびcはこのプラグに係合する従来のジ
ヤツクの構成を示す断面図および側面図、第2図
aおよびbは本考案に係るジヤツクの一実施例の
構成を示す断面図、第3図a〜dは同実施例の主
要な構成要素の側面図または斜視図である。 10……プラグ、11……内部導体、12……
絶縁ブツシユ、13……外部導体、20,30…
…ジヤツク、31……ケース、32……蓋、33
……棒状導体、34……可動接触子、35……固
定接触子、36……接続片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軸心部に導体の挿入孔を有する内部導体、お
    よび、絶縁体を介して前記内部導体に同軸配置
    される外部導体を具えるプラグに係合するジヤ
    ツクにおいて、絶縁体でなり、プラグ嵌挿孔を
    有する箱体およびこの箱体とともにケースを形
    成する蓋と、一端部が前記プラグ嵌挿孔の中心
    部で立設し、他端部が前記ケースの外部に突出
    する棒状導体と、前記ケースの内部に配置され
    る固定接点部および外部接続端子を有する固定
    接触子と、前記ケースの内部に露呈する接触端
    部および外部接続端子を有する接続片と、導電
    性ばね材でなり、前記箱体と蓋との間に挟まれ
    た状態で保持され、且つ、前記接続片の接触端
    部に圧接せしめられる圧接部、常時は前記固定
    接点部に接触する可動接点部および前記ジヤツ
    クとの係合時に、このジヤツクの外部導体に接
    触するとともに前記可動接点部を前記固定接点
    から離す接触部を有する可動接触子とを具備
    し、前記棒状導体、固定接触子および接続片を
    前記箱体のモールド成形時に、この箱体の壁部
    を貫通するように植設したことを特徴とするジ
    ヤツク。 (2) 前記棒状導体の他端部、前記固定接触子の外
    部接続端子および前記接続片の外部接続端子
    を、前記蓋に対向する前記箱体の壁部より導出
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のジヤツク。
JP1983090531U 1983-06-15 1983-06-15 ジヤツク Granted JPS59195686U (ja)

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JP1983090531U JPS59195686U (ja) 1983-06-15 1983-06-15 ジヤツク

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JP1983090531U JPS59195686U (ja) 1983-06-15 1983-06-15 ジヤツク

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JPS59195686U JPS59195686U (ja) 1984-12-26
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JPS59195686U (ja) 1984-12-26

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