JPH0350576Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0350576Y2
JPH0350576Y2 JP10004286U JP10004286U JPH0350576Y2 JP H0350576 Y2 JPH0350576 Y2 JP H0350576Y2 JP 10004286 U JP10004286 U JP 10004286U JP 10004286 U JP10004286 U JP 10004286U JP H0350576 Y2 JPH0350576 Y2 JP H0350576Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
push button
button switch
movable
knobs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10004286U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS636636U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10004286U priority Critical patent/JPH0350576Y2/ja
Publication of JPS636636U publication Critical patent/JPS636636U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0350576Y2 publication Critical patent/JPH0350576Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、連動盤とスプリングを着脱し、組付
けることにより、二連動押釦スイツチと非連動押
釦スイツチに変換することが可能な押釦スイツチ
の極盤の構造に関する。
従来の技術 従来から二連押釦スイツチの技術は、実公昭55
−24748号公報に開示されているように、2つの
押釦を揺動する1つの転換子に連結することによ
り、2つの押釦を連動させている。2つの押釦
は、転換子の作動により、いずれか一方の押釦が
上昇すると共に他方の押釦が下降する。板状可動
接片は、転換子の作動によりシーソー運動する構
造となつている。従来から、二連押釦スイツチ
は、連動専用のスイツチであり、通常の押釦スイ
ツチは、非連動式のスイツチ機能しか備えてな
い。
考案が解決しようとする問題点 前述した縦来の二連押釦スイツチは、二つの押
釦が連動する連動専用の押釦スイツチであり例え
ば、転換子等の部品を着脱することにより非連動
式の押釦スイツチに変換することができない。ま
た、二連押釦スイツチの極盤に相当するケースを
はじめ各部品は、非連動式の押釦スイツチに共用
することはできない。従つて、従来の二連押釦ス
イツチ、及び非連動押釦スイツチは、スイツチの
作動形態、使用範囲が限定され、複合スイツチと
しては、十全な機能を果すことができない。
問題点を解決するための手段 本考案に係る押釦スイツチの極盤の構造は、複
数のスイツチノブを具備した押釦スイツチのスイ
ツチケースに軸支し、かつ両端に各々スイツチノ
ブを係止した転換子と、前記スイツチノブに係合
され、かつ節度部材を側部に挿装した可動盤と、
該可動盤あるいはスイツチノブを上方に付勢する
ためのスプリングとを具備し、前記転換子及びス
プリングを着脱し組付けることによりスイツチを
二連動押釦スイツチあるいは非連動押釦スイツチ
に変換することが可能な押釦スイツチにおいて、
前記二連動押釦スイツチ及び非連動押釦スイツチ
に併用でき、かつ前記節度部材に押圧されて揺動
する可動接片を側壁に保持した極盤を配備するこ
とにより、二連動押釦スイツチと非連動押釦スイ
ツチに併用することができる押釦スイツチの極盤
を提供するものである。
作 用 転換子をスイツチケースに軸支し、該転換子の
両端を各々スイツチノブに係止し、可動盤あるい
はスイツチノブを付勢するためのスプリングを離
脱している場合は、節度用のスプリングにより転
換子が左右のいずれかに傾倒している。そのた
め、一方のスイツチノブ及び可動盤が上昇すれば
他方のスイツチノブ及び可動盤が下降する。極盤
に垂直に保持された可動接片は、可動盤に挿設さ
れた節度用のスチールボールに押圧され、かつス
イツチノブ、及び可動盤に連動し、傾倒する。二
つの可動接片は、互に、常に逆方向に傾倒してい
る。上昇した一方のスイツチノブを押圧すると該
スイツチノブ、可動盤及び節度部材が下降し、可
動接片が逆方向に傾倒する。そして、隣接された
他方のスイツチノブは、係止している転換子の揺
動により上昇する。該スイツチノブが上昇すれ
ば、スイツチノブに係合された可動盤及び節度部
材が上昇し、可動接片が逆方向に傾倒する。すな
わち、2つのスイツチノブは、転換子を配設した
ことにより、常に上昇位置と下降位置の逆の位置
に存在する。
転換子をスイツチケースから排除し、可動盤あ
るいはスイツチノブを付勢するためのスプリング
を前述した極盤と同一極盤上に配設した場合は、
二つのスイツチノブは、連動せず、各々単独に作
動する。例えば、スイツチノブを押圧すると、該
スイツチノブ、可動盤及び節度部材が下降し、可
動接片がスチールボールの下降移動により逆方向
に傾倒する。隣接されたスイツチノブは、転換子
が連設してないため、連動せず、静止状態にあ
る。極盤は、スイツチノブを連動式及び非連動式
にしても同一のものを使用できる。
実施例 添付図面に基づき、本考案に係る押釦スイツチ
の一実施例を詳述する。
1,2は、スイツチケース3に挿嵌されるスイ
ツチノブであり、上部がスイツチケース3から突
出している。1a,2aは、スイツチノブ1,2
の四側端部に形成された円柱状凸部であり、上
昇、下降するスイツチノブ1,2とスイツチケー
ス3との滑動状態を良好にするために形成した部
分である。1b,2bは、転換子4の端部4a,
4bに係合する係止凸部であり、スイツチノブ1
の背面下端部に突出形成される。1c,2cは、
可動盤5,6をスイツチノブ1,2に係合するた
めの挿入孔である。1d,2dは、可動盤5,6
に嵌合する溝である。スイツチケース3は、極盤
7と嵌合することにより、箱体を形成する。3a
は、スイツチケース3の内側中央に突設された転
換子4の軸棒である。3b,3cはスイツチノブ
1,2の円柱状凸部1a,2aに摺接するレール
部分である。3dは、極盤7の嵌合突起7aに嵌
合する嵌合孔である。3eは、極盤7の挿入突起
7bに嵌合する挿入溝である。転換子4は、中央
に軸棒3aに嵌合する軸穴4cを有し、一方の端
部4aをスイツチノブ1の係止凸部1bと、可動
盤5の挿通突起5aとの間に係止し、他方の端部
4bをスイツチノブ2の係止凸部2bと可動盤6
の挿通突起6aとの間に係止している。可動盤
5,6は、スイツチノブ1,2に嵌合し、該スイ
ツチノブ1,2と一体に上昇、下降する部材であ
り、節度部材であるスプリング8,9及びスチー
ルボール10,11を挿入するための盲孔5b,
6bを穿設している。5c,6cは、スプリング
24,25のスプリング受け部である。極盤7
は、下部にコネクター部7c、上部内側面に固定
接点12,13,14,15を有し、中央部に照
明ランプ16を配備している。7d,7eは、ス
プリング24,25の受座である固定接点12,
14は、極盤7の内側壁に設けられた固定接点板
17に溶着される。固定接点13,15は、極盤
7の内側壁に設けられた固定接点板18に溶着さ
れた接点である。19は可動接片21を保持する
ために、固定接点12と固定接点13との間に突
設された保持部材であり、導電性部材から成り、
コネクター部7cの端子23に接続されている。
20は、可動接片22を保持するために、固定接
点14と固定接点15との間に突設された保持部
材であり、導電性部材から成り、コネクター部7
cの端子23に接続される。
本考案に係る押釦スイツチは、以上のような構
成であり、次に転換子4をスイツチケース3の軸
棒3aに配設し、スプリング24,25をスイツ
チケース3内から離脱したときの本考案の作用を
詳述する。
スイツチノブ1とスイツチノブ2は、スイツチ
ケース4の軸棒3aに挿嵌され、揺動する転換子
4に連結しているため、一方のスイツチノブ1,
2が上昇位置にあり、他方のスイツチノブ1,2
が下降位置にある。可動盤5及び6はスイツチノ
ブ1及び2に挿通突起5a及び5bを挿嵌してい
るため、スイツチノブ1及び2と同一に上昇、下
降をする。スチールボール10及び11は、可動
盤5及び6の上昇、下降により、同一上昇、下降
をし、極盤7の側壁に突設された保持部材19及
び20に保持された可動接片21及び22上を押
圧移動する。このため、可動接片21及び22
は、スイツチノブ1及び2が上昇、下降すると、
スチールボール10及び11が上昇、下降し、該
スチールボール10及び11に押圧されて、保持
された保持部材19及び20を中心に揺動し、切
換わる。スイツチノブ1及び2は、傾倒した可動
接片21及び22の傾斜面をスプリング8及び9
により付勢されたスチールボール10及び11に
より押圧することにより係止している。
次に転換子4をスイツチケース3から離脱し、
スプリング24及び25を可動盤5及び6と極盤
7の間に介在させた場合の本考案の作用について
詳述する。
スイツチノブ1及び2を押圧しない場合、該ス
イツチノブ1及び2は、可動盤5がスプリング2
4により押上げられているため、上昇した位置に
ある。
スイツチノブ1を押圧すると、該スイツチノブ
1及び可動盤5及びスチールボール10等が下降
する。スプリング24は、可動盤5に押圧されて
圧縮する。スチールボール10は、可動接片21
上を摺動下降する。このため、可動接片21が逆
方向に傾倒し、接点が切換わる。スイツチノブ2
は、転換子4を離脱したため、スイツチノブ1に
連動せず、上昇した状態に静止している。そし
て、指をスイツチノブ1から放すと、スイツチノ
ブ1、可動盤5及びスチールボール10等は、ス
プリング24に付勢されて上昇し、元の位置に戻
る。スイツチノブ2は、スイツチノブ1同様に単
独にスイツチ作動する。
極盤7は、第1実施例及び第2実施例におい
て、同一な部品を使用することができ、便利であ
る。
考案の効果 本考案に係る押釦スイツチの極盤の構造は、転
換子及びスプリングを着脱し、各部品を組付ける
ことにより、連動式押釦スイツチと非連動式押釦
スイツチに変換することができ、スイツチの機能
を向上することができ、かつ利用範囲を広げるこ
とができる。極盤は、連動式押釦スイツチ及び非
連動式押釦スイツチに併用できるため利用度が高
く、スイツチのコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図及び第4図は、本考案
に係る押釦スイツチの極盤の構造の一実施例を示
す図面であり、第1図は分解斜視図、第2図は断
面図、第3図は断面図、第4図は可動を組付けた
ときのスイツチノブの斜視図である。 1,2……スイツチノブ、3……スイツチケー
ス、4……転換子、5,6……可動盤、7……極
盤、8,9,24,25……スプリング、10,
11……スチールボール、21,22……可動接
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のスイツチノブを具備した押釦スイツチの
    スイツチケースに軸支され、かつ両端に各々スイ
    ツチノブを係止した転換子と、前記スイツチノブ
    に係合され、かつ節度部材を側部に挿装した可動
    盤と、該可動盤あるいはスイツチノブを上方に付
    勢するためのスプリングとを具備し前記転換子及
    びスプリングを着脱し組付けることによりスイツ
    チを二連動押釦スイツチあるいは非連動押釦スイ
    ツチに変換することができる押釦スイツチの極盤
    において、前記二連動押釦スイツチ及び非連動押
    釦スイツチに併用でき、かつ前記節度部材に押圧
    されて揺動する可動接片を側壁に保持したことを
    特徴とする押釦スイツチの極盤の構造。
JP10004286U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0350576Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10004286U JPH0350576Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10004286U JPH0350576Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS636636U JPS636636U (ja) 1988-01-18
JPH0350576Y2 true JPH0350576Y2 (ja) 1991-10-29

Family

ID=30969484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10004286U Expired JPH0350576Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0350576Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS636636U (ja) 1988-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02244520A (ja) 押釦スイッチのインターロック装置
JPH0350576Y2 (ja)
JPH0142897Y2 (ja)
US4792649A (en) Multiple push-button switch arrangement
JPH0935574A (ja) 押釦スイッチ
JPH0528671Y2 (ja)
JPH0648697Y2 (ja) 小形スイッチ
JPS6144352Y2 (ja)
JPH0419700Y2 (ja)
JPS6230254Y2 (ja)
JPS6328812Y2 (ja)
JPS6336899Y2 (ja)
JPH0235145Y2 (ja)
JP2528369Y2 (ja) 押釦スイッチ
JP2548307Y2 (ja) 押釦スイッチ
JPS6022520Y2 (ja) スイツチ機構
JPH037855Y2 (ja)
JPS6342423Y2 (ja)
JPH0319144Y2 (ja)
JPS5937949Y2 (ja) 多連押釦スイツチ
JPH0128605Y2 (ja)
JP2530295Y2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JPH0441551Y2 (ja)
JPH049705Y2 (ja)
JPH037851Y2 (ja)