JPH049705Y2 - - Google Patents

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JPH049705Y2
JPH049705Y2 JP7299685U JP7299685U JPH049705Y2 JP H049705 Y2 JPH049705 Y2 JP H049705Y2 JP 7299685 U JP7299685 U JP 7299685U JP 7299685 U JP7299685 U JP 7299685U JP H049705 Y2 JPH049705 Y2 JP H049705Y2
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slide
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JP7299685U
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、主装置と2個のスイツチ機構で接続
するツインプツシユスイツチに関し、特に、一個
のケースに各独立したスイツチ機構を構成する二
本のスライドブロツクを摺動自在に内挿し、両ス
ライドブロツクの先端内面側に段付きのハートカ
ムを上下対称に設けると共に、両ハートカムに係
合するロツクピンをケースの略中央へ昇降可能状
態で配設したツインプツシユスイツチに関するも
のである。
ロ 従来の技術 従来、この種のツインプツシユスイツチは、例
えば実開昭59−79929号(実願昭57−174820号)
明細書、図面で示されているように、プツシユス
イツチの動きを規制するロツク部材が「細バネ線
材」で製せられ、かつ、曲線的に形成されてい
た。
ハ 考案が解決しようとする問題点 ツインプツシユスイツチの動きを規制するロツ
ク部材が比較的細い「バネ線材」なので、変形し
て故障が発生し易く、かつ、製造および組立工程
が複雑で製造コストが高くなる欠点があつた。
ニ 問題点を解決するための手段 本考案は上記の欠陥に鑑みなされたものであつ
て、中央に設けた隔壁によりケース内を2個の受
に区分し、この区分した受にスライドブロツクを
摺動自在に内挿したツインプツシユにおいて、各
スライドブロツクの隔壁に面した部分へ段付きの
ハートカムが上下対称に各形成されたカムブロツ
クを設けると共に、両ハートカムに当接するロツ
クピンが水平に軸承されたスライドプレートを隔
壁へ昇降自在に嵌挿したツインプツシユスイツチ
を提供せんとするものである。
ホ 作用 この考案のツインプツシユスイツチでは、2本
のスライドブロツクがケースの隔壁を挾んだ状態
で各独立した状態で配設され、スライドブロツク
復帰用のコイルスプリングの反撥力に抗してロツ
ク位置まで押圧すると、主装置と接続されて
「ON」状態となり、更に、押圧するとロツク状
態が解除されて「OFF」状態となる。
一方のスライドブロツクが「ON」状態で他方
のスライドブロツクを押圧すると、一方のスライ
ドブロツクのロツク状態がロツクピンの動きによ
り解除されて「OFF」となる。したがつて、両
方のスライドブロツクが同時にロツクされない。
ヘ 実施例 以下、図面により本考案の実施例を詳細に説明
する。
1は合成樹脂で稍扁平箱型に成形した透明のケ
ースで、内部両側にスライドブロツク2,2を摺
動自在に内挿する受3,3が形成され、該受3,
3を区分する複数個の隔壁4,4が中央に形成さ
れている。
ケース1の受3,3の各中央にはスプリング受
5,5が立設されている。
ケース1の隔壁4,4間にはランプ穴6が形成
されると共に、ロツクピン7を水平に軸承したス
ライドプレート8が昇降自在に嵌挿可能なガイド
溝4a,4aが対向して開口するよう各切設され
ている。
ケース1の開口上面には基板9が嵌着され、該
基板9にはランプ10および主装置と接続するラ
グ(図示しない)が配設されている。
ケース1の受3,3に内挿される合成樹脂製の
スライドブロツク2,2は、先端部にコ字状のス
イツチ接触子11を縦に嵌合し、中間切欠部12
にバツクスプリング13を介設すると共に、隔壁
4側に面してカムブロツク14を設け、基端に切
欠嵌合部15を形成する。
スライドブロツク2の中間切欠部12に介設し
たバツクスプリング13は、一端を切欠端面に当
接させ、他端をケース1に立設したスプリング受
5に当接させスライドブロツク2を基端側に押圧
する。
ケース1の隔壁4に面して設けられたカムブロ
ツク14は、第3図で示すように略中央へ段付き
のハートカム16が形成されたもので、スライド
ブロツク2,2が「OFF」状態の時にロツクピ
ン7を点aに位置させ、スライドブロツク2を押
圧して「ON」状態の時にハートカム16の傾斜
ガイド面eに沿つてロツクピン7を押下げて逆進
しない点bに位置させ、更に、点b位置よりスラ
イドブロツク2を押圧するか若しくは「ON」側
方向への力を除去すると、コイルスプリング13
の反撥力でロツク位置の点cに到り、ロツクされ
る構造となつている。
このロツク状態でスライドブロツク2を強制的
に引戻すと、第4図1点鎖線で示すようにハート
カム16上を直線的に復帰して「OFF」状態と
なる。
また、ロツクピン7がカムブロツク14のロツ
ク位置の点cにある状態でスライドブロツク2を
更に押圧すると、ロツクピン7が点dに上昇して
ロツクが解除され、スライドブロツク2はバツク
スプリング13の反撥力で「OFF」状態の点a
に復帰する。
更に、第4図で示すように一方のスライドブロ
ツク2が「ON」状態の時に他方のスライドブロ
ツク2を押圧すると、上下対称関係にあるハート
カム16の傾斜ガイド面eにより一方のスライド
ブロツク2側のロツクピン7は点dに押上げら
れ、一方のスライドブロツク2のバツクスプリン
グ13により「ON」状態の点aまで復帰する。
尚、カムブロツク14の自由端側はコイルスプ
リング17で常時隔壁4側に押圧され、ロツクピ
ン7に当接するようになつている。このロツクピ
ン7を軸承したスライドブプレート8は、ロツク
ピン7がハートカム16の各ガイド面に沿つて上
昇または下降するのに応じて昇降するよう、隔壁
4,4間に対向切設されたガイド溝4a,4aに
嵌挿されている。而して、ケース1の底面と基板
9間には上記のスライドブプレート8が昇降する
のに充分な隙間が形成されている。また、ケース
1の隔壁4に形成したランプ穴6には、ランプ1
0が嵌込まれ、該ランプ10はスライドブロツク
2のスイツチ接触子11とラグおよび抵抗(図示
しない)を介して接続される。更に、スライドブ
ロツク2の基端に形成された切欠嵌合部15に
は、角筒状のプツシユボタン18と連結するため
のジヨイントを兼ねるレンズブロツク19が内嵌
され「ON」状態時に明るい点灯が行われるよう
になつている。
ト 考案の効果 以上のように本考案に係るツインプツシユスイ
ツチでは、各スライドブロツク2,2の隔壁4に
面した部分へ上下対称関係にある段付きのハート
カム16,16を設けると共に、このハートカム
16,16に常時当接するロツクピン7が水平に
軸承されたスライドプレート8を、当該ロツクピ
ン7がハートカム16,16の各ガイド面に沿つ
て上昇または下降するのに応じて昇降するよう、
隔壁4へ昇降自在に嵌挿したロツク機構を設けた
ものであるから、構成がシンプルで耐久性に富
み、変形することもなく、しかも、製造および組
立工程が比較的簡単で製品のコストダウンが可能
である等々の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部破断側面図、第2図は基板9を外
した状態の概略平面図、第3図はロツク機構部分
の概略斜視図、第4図は両ハートカム16,16
の位置関係とロツクピン7の関係を示す説明図で
ある。 図中主要符号、1……ケース、2……スライド
ブロツク、3……受、4……隔壁、7……ロツク
ピン、8……スライドプレート、14……カムブ
ロツク、16……ハートカム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央に設けた隔壁4によりケース1を受3,3
    に区分し、各独立したスイツチ機構が接続された
    スライドブロツク2,2を受3,3へ摺動自在に
    内挿したツインプツシユにおいて、各スライドブ
    ロツク2,2の隔壁4に面した部分に段付きのハ
    ートカム16が上下対称に各形成されたカムブロ
    ツク14を設けると共に、両ハートカム16に両
    端が当接するロツクピン7が水平に軸承されたス
    ライドプレート8を隔壁4へ昇降自在に嵌挿した
    ことを特徴とするツインプツシユスイツチ。
JP7299685U 1985-05-17 1985-05-17 Expired JPH049705Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7299685U JPH049705Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7299685U JPH049705Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61189536U JPS61189536U (ja) 1986-11-26
JPH049705Y2 true JPH049705Y2 (ja) 1992-03-11

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ID=30611937

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JP7299685U Expired JPH049705Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

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JPS61189536U (ja) 1986-11-26

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