JPH07193963A - 絶縁栓 - Google Patents

絶縁栓

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Publication number
JPH07193963A
JPH07193963A JP5337064A JP33706493A JPH07193963A JP H07193963 A JPH07193963 A JP H07193963A JP 5337064 A JP5337064 A JP 5337064A JP 33706493 A JP33706493 A JP 33706493A JP H07193963 A JPH07193963 A JP H07193963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
metal
boss
metal fitting
receiving port
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5337064A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinko Noguchi
真弘 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication of JPH07193963A publication Critical patent/JPH07193963A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体の形成に成形工数が少なくて済み、か
つ、プラグや導電性接触子のような高価な部品を使用す
る必要のない絶縁栓を提供する。 【構成】 絶縁体部12の受容口13の奥部には、有底
円筒状の埋込金具14が開口部を受容口13側に向けて
絶縁体部12と同心状に埋設されている。有底円筒状の
埋込金具14の底部中心には、先端部が小径とされ、か
つ中心にねじ孔15が穿設されたボス16が突設されて
いる。また、受容口13内には有頭ボルト状のストッパ
ー17が、その軸分先端をねじ孔15に螺着して配設さ
れている。このストッパー17の軸部には、外周には環
状の当て金具18が嵌挿されており、かつ、当て金具1
8とボス16との間に、その一端をボス16の小径先端
部に係止させたコイル状のスプリング19が遊挿されて
いる。当て金具18は、被接続体の導体金具の内径より
若干大きな外径を有するテーパー状大径部20とボス1
6の小径先端部とほぼ同径の小径部21からなり、大径
部20をストッパー17に当接させて係止されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルの屋内などに布設
される分岐付きケーブルの分岐接続部などに使用される
絶縁栓に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビルの屋内などに布設される分
岐付きケーブルにおいては、布設後の増設要求に対応で
きるよう、幹線ケーブルには増設用の分岐接続部が設け
られており、このような分岐接続部においては、増設ケ
ーブル接続用端子に、たとえば図3に示すような絶縁栓
が装着されている。
【0003】図3において、この絶縁栓は、片側に被接
続体を受容するラッパ状の受容口1を開口した絶縁ゴム
からなる絶縁体部2と、その内外周にそれぞれ形成され
た半導電ゴムからなる内部半導電層3および外部半導電
層4と、受容口1奥部の内部半導電層3に埋設され、受
容口1に軸心を一致させて穿設されたねじ孔5を有する
埋込金具6と、この埋込金具6のねじ孔5に螺着された
プラグ7とからなり、このプラグ7の外周には導電性接
触子8が嵌着されている。
【0004】一方、このような絶縁栓が接続される被接
続体9は、エポキシモールド等によって紡錘状に形成さ
れたコーン状絶縁部10の内周に、円筒状の導体金具1
1が埋設されており、上記絶縁栓は、被接続体9のコー
ン状絶縁部10の外周に被嵌され、このとき、絶縁栓の
プラグ7は被接続体9の導体金具11内に挿着されて、
被接続体9の導体金具11と絶縁栓の埋込金具6(内部
半導電層)の同電位が保たれるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の絶縁栓においては、埋込金具6の外周に、半
導電ゴムからなる内部半導電層3、絶縁ゴムからなる絶
縁体部2、および半導電ゴムからなる外部半導電層4
が、3層モールドにより設けられているため、成形工数
が多いという問題があった。しかも、プラグ7や導電性
接触子8などの高価な部品を使用するため製品コストが
高くなるという問題もあった。
【0006】本発明は、これらの問題を解決するために
なされたもので、成形工数が少なくてすみ、しかも、プ
ラグや導電性接触子などの高価な部品を使用する必要が
なく製品コストが低減された絶縁栓を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の絶縁栓は、片側
に被接続体の受容口が設けられた絶縁部と、前記受容口
の奥部に前記被接続体の導体部に対して接触可能に配設
された当て金具と、前記当て金具を中心軸に沿って開口
方向に押圧付勢する弾性体と、前記当て金具の外周を包
囲するように前記絶縁部の内周に埋設された埋込金具
と、前記絶縁部の外周に被覆された外部半導電層とを備
えてなることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の絶縁栓においては、埋込金具が内部半
導電層を兼ねて設けられているので、成形の際には、内
部半導電層を別にモールドする必要がなく、絶縁部と外
部半導電層を順にモールド形成するだけで良い。したが
って、成形工数が減少される。また、内部半導電層成形
のための金型が不要となる。さらに、受容口の奥部に当
て金具が配設され、かつ、スプリングのような弾性体に
より開口方向に押圧付勢されているので、被接続体が前
記受容口に挿入されたとき、その導体端部に当て金具が
確実に当接される。したがって、従来のように、プラグ
や導電性接触子のような高価な部品を使用せずに、安価
な当て金具とスプリング等の使用で、確実に被接続体と
接続することができ、製品コストを低減することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0010】図1は、本発明の絶縁栓の一実施例を示す
縦断面図である。
【0011】図において、12は、EPゴム等の絶縁ゴ
ムからなり、片側に後述する被接続体を受容するラッパ
状の受容口13が形成された絶縁体部を示している。こ
の絶縁体部12の受容口13の奥部には、有底円筒状の
埋込金具14が開口部を受容口13側に向けて絶縁体部
12と同心状に埋設されている。有底円筒状の埋込金具
14の底部中心には、先端部が小径とされ、かつ中心に
ねじ孔15が穿設されたボス16が一体に突設されてい
る。また、受容口13内には有頭ボルト状のストッパー
17が、その軸分先端をねじ孔15に螺着して配設され
ている。このストッパー17の軸部には、外周には環状
の当て金具18が嵌挿されており、かつ、当て金具18
とボス16との間に、その一端をボス16の小径先端部
に係止させたコイル状のスプリング19が遊挿されてい
る。当て金具18は、被接続体の導体金具(図3参照)
の内径より若干大きく、かつストッパー17の頭部外径
より若干大きい外径を有するテーパー状大径部20と、
ボス16の小径先端部とほぼ同径の小径部21からな
り、ストッパー17の頭部により係止されている。な
お、絶縁体部12の外周には、半導電ゴムからなる外部
半導電層20が被覆されており、外部半導電層22上部
には把持体23が取付けられている。なお、図1におい
て、26は検電端子を示している。
【0012】このような構造の絶縁栓を被接続体に装着
するには、図2に示すように、エポキシモールド等によ
って紡錘状に形成されたコーン状絶縁部24の外周に絶
縁体部12を嵌挿させる。このとき、コーン状絶縁部2
4の内周に同心的に埋設された導体金具25の先端周縁
部が、当て金具17のテーパー状大径部20外周面に当
接され、スプリング19の押圧付勢に抗して、当て金具
17を有底円筒状の埋込金具14の底部に向けて押上げ
るので、電気的接続が確実になされる。
【0013】このように、有底円筒状の埋込金具14が
内部半導電層としての機能も果たしており、別に内部半
導電層を設ける必要がないので、絶縁体部12と外部半
導電層22との2層モールドにより絶縁栓本体の成形が
可能である。したがって、成形工数が低減されるうえ、
内部半導電層成形のための金型が不要となる。
【0014】また、有底円筒状の埋込金具14の開口端
縁部が当て金具17の外周を包囲しており、かつ、その
開口端縁部が絶縁体部12を構成する絶縁ゴムにより完
全に覆われているので、絶縁体部12の受容口13と被
接続体との界面への電界の集中を緩和することができ
る。
【0015】さらに、当て金具17とコイル状スプリン
グ19により、被接続体の導体金具25と有底円筒状の
埋込金具14との確実な接続がなされているので、従来
のもののようにプラグや導電性接触子のような高価な部
品を使用する必要がなく、コストダウンが図られる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の絶縁栓にお
いては、成形工数が少なくてすむうえ、プラグや導電性
接触子のような高価な部品を使用する必要もないので、
製品コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の絶縁栓の一実施例を示す縦断面図。
【図2】その実施例の絶縁栓を被接続体に挿着した状態
を示す縦断面図。
【図3】従来の絶縁栓の一例を示す縦断面図。
【符号の説明】
12………絶縁体部 13………受容口 14………有底円筒状の埋込金具 16………ボス 17………ストッパー 18………当て金具 19………コイル状スプリング 22………外部半導電層 24………コーン状絶縁部 25………導体金具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片側に被接続体の受容口が設けられた絶
    縁部と、前記受容口の奥部に前記被接続体の導体部に対
    して接触可能に配設された当て金具と、前記当て金具を
    中心軸に沿って開口方向に押圧付勢する弾性体と、前記
    当て金具の外周を包囲するように前記絶縁部の内周に埋
    設された埋込金具と、前記絶縁部の外周に被覆された外
    部半導電層とを備えてなることを特徴とする絶縁栓。
JP5337064A 1993-12-28 1993-12-28 絶縁栓 Withdrawn JPH07193963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5337064A JPH07193963A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 絶縁栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5337064A JPH07193963A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 絶縁栓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07193963A true JPH07193963A (ja) 1995-07-28

Family

ID=18305094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5337064A Withdrawn JPH07193963A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 絶縁栓

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JP (1) JPH07193963A (ja)

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Legal Events

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