JPH06215813A - プラグ連結装置 - Google Patents

プラグ連結装置

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JPH06215813A
JPH06215813A JP5036723A JP3672393A JPH06215813A JP H06215813 A JPH06215813 A JP H06215813A JP 5036723 A JP5036723 A JP 5036723A JP 3672393 A JP3672393 A JP 3672393A JP H06215813 A JPH06215813 A JP H06215813A
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JP
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socket
plug
contact
cable
housing
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Pending
Application number
JP5036723A
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English (en)
Inventor
Gottfried Baeuerle
ボイエルレ ゴットフリド
Dieter Sander
ザンデル データー
Guenter Sobieray
ソビーライ ギュンター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Karl Pfisterer Elektrorechnische Spezialartikel GmbH and Co KG
Original Assignee
Karl Pfisterer Elektrorechnische Spezialartikel GmbH and Co KG
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Publication date
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Application filed by Karl Pfisterer Elektrorechnische Spezialartikel GmbH and Co KG filed Critical Karl Pfisterer Elektrorechnische Spezialartikel GmbH and Co KG
Publication of JPH06215813A publication Critical patent/JPH06215813A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/02Cable terminations
    • H02G15/06Cable terminating boxes, frames or other structures
    • H02G15/064Cable terminating boxes, frames or other structures with devices for relieving electrical stress
    • H02G15/068Cable terminating boxes, frames or other structures with devices for relieving electrical stress connected to the cable shield only
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/53Bases or cases for heavy duty; Bases or cases for high voltage with means for preventing corona or arcing
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/08Cable junctions
    • H02G15/10Cable junctions protected by boxes, e.g. by distribution, connection or junction boxes
    • H02G15/103Cable junctions protected by boxes, e.g. by distribution, connection or junction boxes with devices for relieving electrical stress

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結部を容易に作りまた破ることのできるプ
ラグ連結装置を提供する。 【構成】 本発明のプラグ連結装置は、ケーブルプラグ
1が、ケーブル11のむき出し端部部分14上に固定す
ることのできる接触子要素20,21,22と、ケーブ
ル絶縁体12の上に摺動可能なシリコンゴムで作られた
シール要素18とを有し、該シール要素が接触子要素2
0,21,22に向かって先細となる外側テーパーを形
成し、また電気的及び機械的にシールするよう対応の内
側テーパーを形成するソケット2の内壁の部分に押しつ
けられるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、媒体又は高電圧を担持
するエネルギ供給装置の絶縁されたケーブルのための、
ソケットの中に挿入することのできるケーブルプラグを
有するプラグ連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなケーブルのための公知の連
結装置は連結部を作りまた破壊することが複雑となると
いう欠点を免れない。例えば、ケーブルの端部と連結装
置の少なくとも一部とは外装を設けなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基本的な目的
は、連結部を容易に作りまた破ることができしかも経済
的なプラグ連結装置を創造することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、ケーブル
のむき出し端部部分上に締結することができる接触要素
と、ケーブル絶縁体上に摺動することができ接触要素に
向かって先細となる外側テーパーを形成するシリコンゴ
ムで作られたシール要素とを有する、ソケットの中に挿
入することのできる、ケーブルプラグを備えたプラグ連
結装置によって、達成される。この外側テーパーは押圧
され、対応の内側テーパーを形成するソケットの内壁の
部分に対して電気的及び機械的にシールするようになっ
ている。
【0005】
【実施例】本発明は添付図面に示された典型的な実施態
様を参照して以下に詳細に説明される。
【0006】図1に示されるプラグ連結装置の第1の実
施態様は、全体が1で示されるケーブルプラグと、ケー
ブルプラグ1を挿入することのできる全体が2で示され
るソケットとを有している。ソケット2は電気器具例え
ばスイッチ装置の壁3上に締めつけ固定され壁の開口を
貫通して装置の中に突入している。ソケット2は成形樹
脂又はその他の絶縁体で作られたカップ形状のソケット
ハウジング4を有し、ソケットハウジング4の内部にカ
ップ形状の接触子ブッシュ5が配設されている。ソケッ
トハウジング4と同軸に配された接触子ブッシュ5の底
部はソケットハウジング4の底部に接合し、ソケットハ
ウジング4を貫通して、接触子ブッシュ5を担持する取
付けボルト6がシールするよう突出している。ねじ8に
より固定用リング7が、壁3の外側にシールリング9を
介在して恒久的にシールされるように取付けられた支持
リング10に当接して位置するソケットハウジング4の
リムを押圧する。
【0007】ケーブルプラグ1を例えば300アンペア
の電流と例えば10KVの作動電圧とのための絶縁され
た単一良導体ケーブル11に取付けるため、ケーブルシ
ースが所定の長さの部分から取除かれる。ついでケーブ
ルシースの内部に位置するシールド線がケーブルシース
の上に折り曲げられる。プラスチック絶縁体12上に配
された良導体層13がまた、図1に示されるようにケー
ブルシースの端部を越えて短い距離だけ突出する程度に
取除かれる。最後に、プラスチック絶縁体12がケーブ
ル11の良導体14のもう1つの端部部分から取除かれ
る。
【0008】ケーブルプラグは、金属キャップ15と、
一端がキャップ15の肩部に当接し他端が電気絶縁材料
で作られた圧縮スリーブ17に当接するらせん圧縮スプ
リング16と、絶縁要素18とからなっている。絶縁要
素18の材料は25と30の間のシヨアA硬度を有する
シリコンゴムである。さらにケーブルプラグ1に属する
ものとして、金属圧縮リング19と、良導体14のむき
出し端部上に摺動される複数の長さ方向の切れ目をもっ
た金属の固定用スリーブ20と、複数回線接触子要素2
2を有する接触子受け金21とがある。
【0009】図1に示すように、固定用スリーブ20は
プラスチック絶縁体12の端部表面と接触して圧縮リン
グ19を保持する。接触子受け金21は外側にテーパー
のつけられた固定用スリーブ20に押圧され、スリーブ
20を良導体14に堅く締めつけ固定し、また接触子受
け金21を固定用スリーブ20に締めつけ固定する。
【0010】圧縮リング19と固定用リング20と接触
子受け金21とが取付けられる前に、キャップ15とら
せん圧縮スプリング16がケーブルの上を摺動される。
次に絶縁要素18─この中に電気的良導性シリコンゴム
で作られるか電気的良導性層で被覆された界磁制御要素
23が埋め込まれている─が摺動される。図1に示すよ
うに、中空円筒状絶縁要素18の後端が折り返されたシ
ールド線に重なり、そして界磁制御要素23が、大地電
位にある良導体層13との接点を構成する。
【0011】さらに、絶縁要素18がプラスチック絶縁
体12の外側被包表面に堅く嵌まり、圧縮リング19に
当接される。ケーブルプラグが挿入された時ソケットハ
ウジング4の中に突出する絶縁要素18の端部部分が、
ケーブルプラグ1が差し込みに接続された時に、対応の
内側テーパーを形成するソケットハウジング4の内壁に
機械的及び電気的にシールされるよう押しつけられる外
側テーパーを形成する。加えられる圧力はおおよそ18
N/mm2 と20N/mm2 との間の範囲にあり、低い方の
値は小さなケーブルプラグに用いられ、高い方の値は大
きなケーブルプラグに用いられる。このテーパー角度は
2度と3度との間の範囲である。
【0012】絶縁要素18がソケットハウジング4に、
したがってその内壁に向かって押し込まれる力は、その
直径が外側テーパー部分の外側直径より小さい絶縁要素
18の部分と重なる予め負荷のかけられたらせん圧縮ス
プリング16によって生じる。圧縮スリーブ17が絶縁
要素18の肩部に押しつけられ、この肩部からケーブル
の良導体14に容量的に連続される環状電極24を収容
する環状溝が絶縁要素18の中に突入している。
【0013】この環状電極24は電気的良導性シリコン
ゴム又は良導性層で被覆されたこの材料の環状要素から
なっている。キャップ15の開放端部を通って導き出さ
れる信号伝達回線25が半田づけされた接触子リング2
6により環状電極との接点が形成される。環状電極24
はケーブルの作動電圧に比例した信号を送る。
【0014】図1に示すように、キャップ15には環状
フランジ15′が設けられる。ケーブルプラグ1がソケ
ットハウジング4の中に、フランジ15′が固定用リン
グ7と接触するような深さに導入される。キャップはこ
の位置にねじ27によって、プラグの連結が再び分離さ
れるのが必要となるまで保持される。
【0015】図2に示される本発明のプラグ連結装置の
典型的な実施態様は図1のものとほんの少ししか異なっ
ていない。したがって相違する特徴が以下に記載され
る。
【0016】ソケットハウジングは成形樹脂で作られた
厚壁が設けられた要素であり、中に接触子ハウジング3
1だけでなくねじの切られたブッシュ32が埋込まれ、
ねじ付きブッシュ32はねじ33に螺合しねじ33によ
りケーブルプラグ35の金属キャップ34が、ケーブル
プラグ35がソケット36に完全に挿入された時ソケッ
トハウジング30の端部表面と接触して保持される。
【0017】第1の実施態様の圧縮スリーブ17に代え
てプラスチックで作られた多目的スリーブ37が設けら
れ、このスリーブ37はらせん圧縮スプリング39の一
端と接触するための外側に突出するフランジ38を有し
ている。らせん圧縮スプリング39によって取巻かれる
多目的スリーブ37の中央部分に隣接して、その長さの
一部にわたって複数の長手方向の切り込みを有する端部
部分があり、その自由のドーナツ形の端部が環状電極4
0をその肩部から始まる絶縁要素41の中に突出する環
状溝の底部に押しつける。環状電極40はらせん圧縮ス
プリング39の力を絶縁要素41の外側テーパー端部部
分に伝達する。図1の実施態様におけるように、絶縁要
素41の外側テーパーは約2度から3度のテーパー角度
を有している。しかしこの角度はまたこれより大きくす
ることもできる。
【0018】多目的スリーブ37の中央部分の他端に隣
接してキャップ34から外側に延出する端部部分があ
る。キャップ34の後端を越えて突出する端部部分42
はこの後方キャップ端部に重なるようにフック状断面を
有している。この重なりはらせん圧縮スプリング39が
緩むのを阻止する。このスプリングは多目的スリーブ3
7により予め負荷されそれによりケーブルプラグ35
が、キャップ34のフランジがねじ33によりらせん圧
縮スプリング39の力に抗してソケット本体30の端部
表面上に引張られる前に、ソケット36の中に殆ど完全
に導入できるようにする。したがってケーブルプラグ3
5はらせん圧縮スプリング39の力に打勝ってソケット
36の中に手で挿入する必要がなく、ねじ33がねじ付
きブッシュ32に螺着されるまでこの力により保持され
る。
【0019】図3に示される本発明のプラグ連結装置の
典型的な実施態様においては、予め負荷のかけられたら
せんスプリング45の圧力がプラスチックで作られた多
目的スリーブ46によって、外側テーパーを形成するシ
リコンゴムの絶縁要素47の端部部分に伝達される。他
の典型的な実施態様のように、このシリコンゴムのショ
アA硬度は25と35の間であり、絶縁要素47がソケ
ット(図示しない)の内壁に押しつけられる力は、他の
典型的な実施態様のようにプラグの寸法とケーブルの直
径とに依存して18N/mm2 と50N/mm2 との間であ
る。多目的スリーブ40はさらに、キャップ49のフラ
ンジの後側に係合する半径方向外側へ突出する材料48
の部分により、らせん圧縮スプリング45が、ケーブル
プラグ50がソケットの中に挿入される時でも負荷がか
けられたままであるのを阻止する。
【0020】この典型的な実施態様では、キャップ49
が相互に重なる2つの部分で構成されるが、その理由は
キャップ49に多目的スリーブ46と同中心に、ある距
離をおいてケーブルを通って流れる電流の強さの表示で
ある電気信号を発生する変流器51が設けられているか
らである。
【0021】図1及び2のケーブルプラグにおいては、
その信号がケーブルの作動電圧に比例する環状電極が、
大地電位にある界磁制御電極から隔離されて絶縁要素に
配設されている。しかし図3のケーブルプラグでは、界
磁制御電極52がまた電圧信号を発生する電極を構成す
る。すでに記載された典型的な実施態様におけるよう
に、この電極は電気良導性シリコンゴムで作られた要素
又はこの要素と絶縁要素との間の良導性層からなってい
る。界磁制御電極52によって与えられる界磁制御はこ
の電極が大地電位にないという事実によってはもたらさ
れず、むしろケーブルの作動電圧に依存する高い電位に
あって、もたらされる。
【0022】図3に示される典型的な実施態様では、界
磁制御電極52に加えて、絶縁要素47の内側被包表面
上の電気良導性層からなる第2の電極53が存在する。
この第2の電極53はケーブル55の良導性層54と接
触しており、そしてそのため大地電位にある。その長さ
の一部にわたって、第2の電極53は同中心にまたある
距離をおいて界磁制御電極52によって重ねられる。界
磁電極52と第2の電極53はしたがって、界磁制御電
極52から接続することができ、分割比率を有しまた2
つの電極52と53が重なっている長さに依存して界磁
制御電極52の電位を有して、信号電圧のための容量性
電圧分割器を構成する。界磁制御電極52から接続する
ことのできる電圧信号の大きさはそのため、この重なり
部の大きさを選択することにより左右される。
【0023】図4に示すように、第2の電極56はま
た、これを構成する良導性層が絶縁要素47の内側に設
けられるのみでなくまたその外側の重なっている表面上
で絶縁要素57の後端を越えて延びるように、構成する
ことができる。この場合電圧信号を提供する界磁制御電
極58が第2の電極56の内側部分と外側部分との間を
突き抜ける。ここでもまた、2つの電極が重なる長さ
が、2つの電極によって形成された容量性電圧分割器の
分割比率を決定する。
【0024】図5に示される本発明のケーブルプラグの
ためのシリコンゴム絶縁要素59の典型的実施態様にお
いては、相互に電気的に絶縁された2つの電極─それぞ
れが第1の成形要素62と第2の成形要素63の電気的
良導性層60と61からなっている─が絶縁要素59の
中に埋込まれ、これら2つの成形要素はシリコンゴムで
作られている。この2つの良導性層60と61は共に、
良導性層61によって形成された部分だけが大地電位に
ある界磁制御電極を構成する。この結果、軸方向に距離
をおいて接合し漏斗形に外側に向かって張り出す良導性
層60からなる部分を信号電極として用いることができ
る。この電極の構造は非常に良好な界磁制御を保証し、
そしてケーブルの作動電圧を表示し又は測定するため、
強力のしたがって干渉−抵抗性の電圧信号を送ることが
可能となる。
【0025】全ての典型的実施態様において、絶縁要素
で達成できる電気的シールの絶縁耐力は、絶縁要素が作
られるシリコンゴムの硬度と、絶縁要素のテーパーつき
外側被包表面がソケットのソケットハウジングのテーパ
ーつき内側被包表面に押しつけられる力とによって、決
まる。図6は異なったシヨアA硬度の値の2つのシリコ
ンゴムについての、絶縁耐力と加えた圧力との間の関係
を示している。
【0026】図7に示される本発明のプラグ連結装置の
ソケットの典型的実施態様では、成形−樹脂ソケットハ
ウジング65に図2の典型的実施態様と同様に埋込まれ
たねじ付きブッシュ66が設けられ、それによりソケッ
トハウジング65がねじ(図示しない)により、例えば
電気器具のハウジング壁を構成しケーブルプラグのため
の貫通開口が設けられたプレート67に、締めつけ固定
されるようにする。全体が68で示されるソケットの接
触子ブッシュが69で示されている。
【0027】この接触子ブッシュ69に隣接してソケッ
トハウジング65の内側テーパー表面があり、このテー
パー表面にケーブルプラグの絶縁要素の外側テーパー
が、ケーブルプラグがソケット68の中に完全に挿入さ
れた時機械的及び電気的シール目的で、押圧される。界
磁制御の目的で、ソケットハウジング65の中に電気良
導性制御要素70が埋込まれ、この制御要素70は、接
触子ブッシュ69に電気的に連結されまたある距離をお
いて、接触子ブッシュ69に接合する内側テーパー表面
の端部部分に重なる。
【0028】この種のソケットでは、ねじ付きブッシュ
66の1つは信号電極として作用し、したがってこれは
勿論取付けねじを受け入れるよう利用することはできな
くなる。しかし図7に示すように、接触子ハウジング6
9の少なくとも一端部分を取り囲む領域においてソケッ
トハウジング65の外側に信号電極71を配設すること
がまた可能である。この信号電極71は容量的に接触子
ハウジング69及び/又は制御要素70に連結され、信
号電圧のレベルがケーブル導体の直径に依存しないとい
う利点をもたらす。さらに、ソケットハウジング68が
この型式の信号電極71を取付けることができる。
【0029】信号電極71を、例えばシリコンゴムで作
られた絶縁要素72に完全に埋込むことが特に有利であ
る。この種の絶縁要素72は一方において信号電極71
をソケットハウジング65の外側被包表面上に締めつけ
固定するのを簡単にする。他方において、絶縁要素72
はさらに信号電極71を絶縁し、それによりプレート6
7─一般に電気良導性でまた大地電位にある─に対する
絶縁がソケットハウジング65によるだけでなく絶縁要
素72によっても、もたらされるようにする。信号電極
71はしたがって二重に絶縁される。
【0030】図7に示すように、この典型的な実施態様
では、信号電極71に取付けられた接続線73がまた絶
縁要素72の材料の中に埋込まれる。プラグ74がこの
接続線73に対する取外し自在の連結部を形成する。
【0031】例えば環状変流器の形式の電流センサを勿
論、信号電極71の代わりに又はこれに加えて設けるこ
とができる。
【0032】ソケットのソケットハウジングが成形樹脂
で作られている時は、微細な割れ目が時間が経過すると
成形樹脂に生じることを予期しなければならない。図8
から10に示される典型的な実施態様のように、好まし
くはソケットハウジング75の内部と同中心に配された
リング電極の形式をとる信号電極76が、ソケットハウ
ジング75の中に埋込まれた場合は、信号電極76を、
これに必要な絶縁を単独でもたらすように構成された追
加の絶縁要素77に埋込むのが有利である。絶縁体77
に達するソケットハウジング75の割れ目でさえも何ら
問題を生じない。熱応力が金属からでなく半導体成形樹
脂で作ることにより阻止されるならば、成形樹脂はまた
絶縁要素77にも用いることができる。
【0033】図9に示すように、環状信号電極76が好
ましくはその周面上の一点に半径方向に突出する延出部
78を有し、この延出部78もまた絶縁要素77に埋込
まれソケット79が設けられ、ソケット79の中に本発
明のケーブルプラグと同様に機械的及び電気的にシール
されるように、ソケット79に接近するのを阻止する連
結プラグ80を挿入することができる。
【0034】好ましくは信号電極76はソケットハウジ
ング75に配設され、それにより信号電極が、全体を8
2で示すソケットの接触子ブッシュにより形成された、
又はこれに直流電気的に接続された、補助電極83に容
量的に連結されるようにする。典型的な実施態様では、
これもまた絶縁要素77に埋込まれた補助電極83が、
本質的に軸方向に走行するアームによって接触子ブッシ
ュ81を取巻くスリーブ84に連結される電気的良導性
リングからなっている。
【0035】補助電極83と信号電極76との間の距離
は、信号電極と、大地電位にありソケット82が締めつ
け固定される金属壁との間より、著しく小さくなってい
る。補助電極83の近くで絶縁要素77は少なくとも十
分な厚さを有しそれにより絶縁要素77が定格電圧の
1.5倍に耐えることができるようにする。
【0036】ソケットハウジング75に埋込まれたねじ
付きブッシュ86が、ソケットハウジング75を壁85
に取付ける取付けねじを収容する。ねじ付きブッシュ8
6から周方向に偏倚しているねじ付きブッシュ87がケ
ーブルプラグ88をそのフランジ91の領域で壁85と
ソケット79に取付けることのできるねじ89を収容す
る。ねじ付きブッシュ87と整列した貫通孔に加えて、
フランジ91は、前記貫通孔に対し偏倚しケーブルプラ
グ88の長手方向軸線に関し対称に配置されたねじ付き
孔90が設けられる。これらのねじ孔90にフランジ9
1を壁85から押圧して離すことのできるねじが螺合さ
れる。これはケーブルプラグを必要な時にソケット82
から引き出すのをさらに容易にする。
【0037】図11に示される本発明のプラグ連結装置
の典型的実施態様もまた、全体が92で示されるケーブ
ルプラグと全体が93で示されるソケットとからなって
いる。ソケット93はカップ形状の成形樹脂で作られた
ソケットハウジング94を有し、この形状は図2の典型
的実施態様のソケットハウジング4の形状と同じであ
る。その開放端部の領域に半径方向外側に突出する環状
フランジが形成され、これにねじ付きブッシュ95が埋
込まれている。ソケットハウジング4と異なり、ソケッ
トハウジング94では内壁はその開放端部から始まりそ
の長さのほぼ半分にわたってのみ円錐形に形成され、そ
の傾斜角は約3度となっている。この円錐形部分からソ
ケットハウジング94の底部まで円筒形部分が続く。内
壁の電気良導性被膜が、内壁の底部と円筒形部分と隣接
円錐形部分の環状領域とを被覆する。
【0038】ソケットハウジング94の底部を貫通し
て、良好な電気良導性を有する連結要素96が設けら
れ、この連結要素96の平坦な端面に、ソケットハウジ
ング94の内側に位置するポット形状の接触子ブッシュ
の底部97が当接し、このポット形接触子ブッシュの実
質的に円筒形の被包表面は、底部97と共に一部材とし
て形成された半径方向に弾性の接触子舌片98によって
形成されている。これらのわずかに内側に曲げられた端
部部分の領域において、接触子舌片98は予め張力がか
けられた環状スプリング99によって取巻かれ、このス
プリング99が接触子舌片上に半径方向内側に向けられ
るばね力を生じる。
【0039】接触子舌片98とソケットハウジング94
の内側被包表面との間の距離は非常に小さく、また接触
子舌片98の厚さも小さく、そのため接触子舌片98に
よって形成された中空要素の内径はソケットハウジング
94の内径に対し最大となる。高い電気的負荷を担持す
ることのできる接触子舌片98とこれにより形成された
接触子とに関連して、ソケット93はそのためソケット
ハウジングにとって同じ寸法が与えられる、例えば図1
の典型的実施態様のケーブルプラグ1よりも著しく高い
電流を担持することのできるケーブルプラグを受け入れ
るのに適している。
【0040】底部97は、スプリングワッシャー101
と環状圧力プレート102とを介してねじ100によ
り、ねじ100が係合する連結要素96の端面に押しつ
けられる。
【0041】底部97に平行に位置する平らな底と底部
97に対面する立上りリムとを有するプラスチックのキ
ャップ103が図11に示すように、ねじ100の頭部
とスプリングワッシャ101と圧力プレート102とに
重なり、半径方向内側に突出するリブ103′がプラス
チックキャップ103をねじ100とスプリングワッシ
ャ101と圧力プレート102とに対して中心に置くよ
うにする。立上りリムから外側に突出するフックが接触
子舌片98の内側に突出する突起の背後で係合し、それ
によりリブ103′を底部97と接触して保持する。プ
ラスチックキャップ103は、頭部が底の中央孔を通し
て接近できるねじ100とスプリングワッシャ101と
圧力プレート102とを損失のないように接触子ブッシ
ュに連結し、それにより接触子ブッシュの連結要素への
ねじ100による連結を著しく簡単にすることができ
る。
【0042】ソケット93は例えば図1に示されるソケ
ット2のように、器具の壁の開口を貫通しそして堅くか
つシール状に前記壁に連結される。
【0043】ケーブルプラグ92は、予め張力がかけら
れて露出プラスチック絶縁体105とプラスチック絶縁
体105を取巻く良導性層106とに接触している、シ
リコンゴムで作られた絶縁要素104を有している。そ
の長さの一部にわたりケーブル端部と反対側の端部から
始まって、絶縁要素104はソケットハウジング94の
円錐形内側被包表面に適合する円錐形外側被包表面を有
し、図11に示されるようにケーブルプラグ92がソケ
ット93の中に完全に挿入された時この円錐形外側表面
がソケットハウジング94の内壁に電気的及び機械的に
シールされるように当接する。この外側円錐形部分に隣
接して、中央部分とこれの上に置かれた端部部分とから
なる外側円筒形部分がある。
【0044】中央部分とこれに重なる端部部分との相互
に接触する被包表面が電気的良導性であるように構成さ
れ、電圧測定又は電圧表示の目的で界磁制御とケーブル
の芯への容量性連結との両方をもたらす電極を形成す
る。端部部分が中央部分に重なるようにする予めの張力
のため、この電極は、中央部分と端部部分との間に信号
回線107の端部を簡単に配置することにより信号回線
107に電気的良導性をもって連結することができる。
信号回線は必要な接触力をもって電極に押しつけられ
る。勿論、中央部分又は端部部分だけに良導性層を設け
ることで十分である。
【0045】ケーブルの芯のむき出し端部部分108の
上を金属の圧力ディスク109が摺動され、このディス
ク109は、絶縁要素104に向かって丸くされプラス
チック絶縁体105の自由端と接触されまた絶縁要素1
04が当接される。端部部分108の自由端に対面する
端部表面に固定用スリーブ110の一端が接触し、固定
用スリーブ110は多数の長手方向の切り込みを有し外
側が円錐形で良好な電気的良導性を有し、その他方の端
部は端部部分108を若干越えて延び、ケーブルプラグ
92がソケット93の中に完全に挿入された時プラスチ
ックキャップ103の底部に当接するようになってい
る。固定用スリーブ110上に内側が円錐形で外側が円
筒形の接触子要素111が押圧され、この接触子要素1
11は一方において固定用スリーブ110と高い電流担
持能力が必要とされるケーブル芯とに半径方向の圧力を
発生し、他方において接触子舌片98と相互に作用する
ケーブルプラグ92の高能力接触表面を構成する。
【0046】ケーブルプラグハウジング112─一部だ
けが図示されまた典型的実施態様における金属で作られ
ている─がケーブルをその長さの一部にわたって取巻
き、そしてその端部に設けられソケットハウジング94
と接触するようにされ、半径方向外側に突出する連結フ
ランジを有し、このフランジがねじ付きブッシュ95に
係合するねじ114によってソケット93に連結される
環状要素113に重なる。
【0047】図12及び13に示されるように、ケーブ
ルプラグを受け入れるソケットのソケットハウジング1
15がソケットハウジング94と全く同様に構成され、
図11の典型的実施態様と同じ様に構成された接触装置
を受け入れるようになっている。したがってソケットハ
ウジング115の底部に隣接するその内側被包表面の部
分が円筒形に形成され、そして接触子ブッシュの電位に
ありかつ円錐形部分の中に延出する良導性層116が設
けられている。
【0048】図11の典型的実施態様のソケットハウジ
ング94と異なり、そのアームに連結具要素96に対応
する連結具要素119が配設されている2つの中空円筒
形部分117と118が、底部を構成する部分上に同軸
にまた直角に形成されている。同軸の中空円筒形部分1
17に位置するアームはプラグ連結部の接触子装置12
0のための支持体を構成する。
【0049】図13に示すように、ねじ付きハウジング
121が埋込まれたソケットハウジングのフランジ部分
が中空円筒形部分118に位置するアームに平行な直径
方向反対側の両位置で平らになっており、そのためソケ
ットハウジング115にとって必要とされる空間を著し
く減少させるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施態様の組立て後の縦断面図である。
【図2】第2の実施態様の組立て後の縦断面図である。
【図3】第3の実施態様の組立て後の縦断面図である。
【図4】図3の典型的実施態様のためのシール要素の、
拡大した一部の縦断面図である。
【図5】変更した典型的実施態様のシール要素の縦断面
図である。
【図6】シール要素で達成される絶縁耐力を加えた力の
関数と絶縁要素の材料の硬度の関数として表わしたグラ
フである。
【図7】本発明のケーブルプラグのためのソケットの第
3の実施態様の縦断面図である。
【図8】本発明のケーブルプラグのためのソケットの第
4の実施態様の頂面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿った断面図である。
【図10】図8のX−X線に沿った断面図である。
【図11】本発明のプラグ連結装置の第5の実施態様の
縦断面図である。
【図12】図11のソケットの変更例のソケットハウジ
ングの縦断面図である。
【図13】図12のソケットハウジングの前面図であ
る。
【符号の説明】
1…ケーブルプラグ 2…ソケット 3…壁 4…ソケットハウジング 5…接触子ブッシュ 12…絶縁体 14…良導体 18…絶縁要素 20…固定用スリーブ 21…受け金 22…接触子要素 24…電極
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】さらに、絶縁要素18がプラスチック絶縁
体12の外側被包表面に堅く嵌まり、圧縮リング19に
当接される。ケーブルプラグが挿入された時ソケットハ
ウジング4の中に突出する絶縁要素18の端部部分が、
ケーブルプラグ1が差し込みに接続された時に、対応の
内側テーパーを形成するソケットハウジング4の内壁に
機械的及び電気的にシールされるよう押しつけられる外
側テーパーを形成する。加えられる圧力はおおよそ18
N/cm2 と20N/cm2 との間の範囲にあり、低い方の
値は小さなケーブルプラグに用いられ、高い方の値は大
きなケーブルプラグに用いられる。このテーパー角度は
2度と3度との間の範囲である。
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項14】 ソケットハウジング(115)が、直
径方向対向側が平らにされたフランジ部分を有している
ことを特徴とする請求項1から12のうちの1項に記載
のプラグ連結装置。
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項15】 ケーブルプラグ(88)のハウジング
が、ねじ(89)のための貫通孔が設けられたフランジ
(91)を有し、フランジ(91)が該ねじ(89)に
よりソケット(82)に連結され、フランジ(91)に
は、前記貫通孔に対し偏倚され、フランジ(91)をソ
ケット(82)から離れるよう押圧するねじのために設
けられた、ねじ付き孔(90)が設けられていることを
特徴とする請求項1から14のうちの1項に記載のプラ
グ連結装置。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項2】 シリコンゴムが20と35、好ましくは
25と30との間のショアA硬度を有し、シール要素
(18;41;47;59;104)をソケット(2;
30;68;82;94;115)の内壁に対しケーブ
ルの軸線と直角方向に押しつける圧力が5と50N/cm
2 の間、好ましくは5と20N/cm2 の間であることを
特徴とする請求項1に記載のプラグ連結装置。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 プラグ連結装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、媒体又は高電圧を担持
するエネルギ供給装置の絶縁ケーブルのための、ソケッ
ト内に挿入され得るケーブルプラグを具えるプラグ連結
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなケーブルのための公知の連
結装置は連結部を作りまた破壊することが複雑となると
いう欠点を免れない。例えば、ケーブルの端部と連結装
置の少なくとも一部とは、外装が設けられねばならな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基本的な目的
は、連結部を容易に作りまた破ることができしかも経済
的なプラグ連結装置を創造することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、ケーブル
のむき出し端部部分上に締結することができる接触要素
と、ケーブル絶縁体上に摺動することができ接触要素に
向かって先細となる外側テーパーを形成するシリコンゴ
ムで作られたシール要素とを有する、ソケット内に挿入
され得る、ケーブルプラグを備えたプラグ連結装置によ
って、達成される。この外側テーパーは押圧され、対応
の内側テーパーを形成するソケットの内壁の部分に対し
て電気的及び機械的にシールするようになっている。
【0005】
【実施例】本発明は、添付図面に示された典型的な実施
態様を参照して以下に詳細に説明される。
【0006】図1に示されるプラグ連結装置の第1の実
施態様は、全体が1で示されるケーブルプラグと、ケー
ブルプラグ1を挿入することのできる全体が2で示され
るソケットとを有している。ソケット2は、電気器具例
えばスイッチ装置の壁3上に締めつけ固定され壁の開口
を貫通して装置の中に突入している。ソケット2は、成
形樹脂又はその他の絶縁体で作られたカップ形状のソケ
ットハウジング4を有し、ソケットハウジング4の内部
には、カップ形状の接触子ブッシュ5が配設されてい
る。ソケットハウジング4と同軸に配置された接触子ブ
ッシュ5の底部は、ソケットハウジング4の底部に隣接
し、ソケットハウジング4を貫通して、接触子ブッシュ
5を担持する取付けボルト6がシールするよう突出して
いる。ねじ8により固定用リング7は、シールリング9
を介在させて、恒久的にシールされるように壁3に取付
けられた支持リング10に対して、壁3の外側にあるソ
ケットハウジング4のリムを押圧する。
【0007】ケーブルプラグ1を、例えば300アンペ
アの電流と例えば10KVの作動電圧とのための絶縁さ
れた単一良導体ケーブル11に取付けるため、ケーブル
シースが所定の長さの部分から取除かれる。ついでケー
ブルシースの内部に位置するシールド線がケーブルシー
スの上に折り曲げられる。プラスチック絶縁体12上に
配置された良導体層13がまた、図1に示されるように
ケーブルシースの端部を越えて短い距離だけ突出する程
度に取除かれる。最後に、プラスチック絶縁体12がケ
ーブル11の良導体14のもう1つの端部部分から取除
かれる。
【0008】ケーブルプラグは、金属キャップ15と、
一端がキャップ15の肩部に当接し他端が電気絶縁材料
で作られた圧縮スリーブ17に当接するらせん圧縮スプ
リング16と、絶縁要素18とからなっている。絶縁要
素18の材料は、25と35の間のシヨアA硬度を有す
るシリコンゴムである。さらにケーブルプラグ1に属す
るものとしては、金属圧縮リング19と、良導体14の
むき出し端部上に摺動される複数の長さ方向の切れ目を
もった金属の固定用スリーブ20と、複数回線接触子要
素22を有する接触子受け金21とがある。
【0009】図1に示すように、固定用スリーブ20
は、プラスチック絶縁体12の端部表面に接触するよう
に圧縮リング19を保持する。接触子受け金21は、外
側にテーパーのつけられた固定用スリーブ20に押圧さ
れ、スリーブ20を良導体14に堅く締めつけ固定し、
また接触子受け金21を固定用スリーブ20に締めつけ
固定する。
【0010】圧縮リング19と固定用リング20と接触
子受け金21とが取付けられる前に、キャップ15とら
せん圧縮スプリング16がケーブルの上を摺動される。
次に絶縁要素18(この中に電気的良導性シリコンゴム
で作られるか電気的良導性層で被覆された電界制御要素
23が埋め込まれている)が摺動される。図1に示すよ
うに、中空円筒状絶縁要素18の後端が折り返されたシ
ールド線に重なり、そして電界制御要素23が、グラン
ド電位にある良導体層13との接点を構成する。
【0011】さらに、絶縁要素18がプラスチック絶縁
体12の外側被包表面に堅く嵌まり、圧縮リング19に
当接される。ケーブルプラグが挿入された時ソケットハ
ウジング4の中に突出する絶縁要素18の端部部分が、
ケーブルプラグ1が差し込みに接続された時に、対応の
内側テーパーを形成するソケットハウジング4の内壁に
機械的及び電気的にシールされるよう押しつけられる外
側テーパーを形成する。加えられる圧力は、おおよそ5
N/cm2 と20N/cm2 との間の範囲にあり、低い方の
値は、小さなケーブルプラグに用いられ、高い方の値
は、大きなケーブルプラグに用いられる。このテーパー
角度は、2度と3度との間の範囲である。
【0012】絶縁要素18がソケットハウジング4に、
したがってその内壁に向かって押し込まれる力は、その
直径が外側テーパー部分の外側直径より小さい絶縁要素
18の部分と重なる予め負荷のかけられたらせん圧縮ス
プリング16によって生じる。圧縮スリーブ17が絶縁
要素18の肩部に押しつけられ、この肩部からケーブル
の良導体14に容量的に連続される環状電極24を収容
する環状溝が絶縁要素18の中に突入している。
【0013】この環状電極24は、電気的良導性シリコ
ンゴム又は良導性層で被覆されたこの材料の環状要素か
らなっている。キャップ15の開放端部を通って導き出
される信号伝達回線25が半田づけされた接触子リング
26により、環状電極との接点が形成される。環状電極
24は、ケーブルの作動電圧に比例した信号を送出す
る。
【0014】図1に示すように、キャップ15は、環状
フランジ15′を具備する。ケーブルプラグ1は、ソケ
ットハウジング4の中に、フランジ15′が固定用リン
グ7と接触するような深さまで導入される。ケーブルプ
ラグは、この位置にねじ27によって、プラグの連結の
再分離が必要となるまで保持される。
【0015】図2に示される本発明のプラグ連結装置の
典型的な実施態様は図1のものとほんの少ししか異なっ
ていないので、相違する特徴のみが以下に記載される。
【0016】ソケットハウジングは成形樹脂で作られた
厚壁が設けられた要素であり、中に接触子ハウジング3
1だけでなくねじの切られたブッシュ32が埋込まれ、
ねじ付きブッシュ32はねじ33に螺合しねじ33によ
りケーブルプラグ35の金属キャップ34が、ケーブル
プラグ35がソケット36に完全に挿入された時ソケッ
トハウジング30の端部表面と接触して保持される。
【0017】第1の実施態様の圧縮スリーブ17の代わ
りに設けられるのは、プラスチックで作られた多目的ス
リーブ37であり、このスリーブ37は、らせん圧縮ス
プリング39の一端と接触するための外側に突出するフ
ランジ38を有している。らせん圧縮スプリング39に
よって取巻かれる多目的スリーブ37の中央部分に隣接
して、その長さの一部にわたって複数の長手方向の切り
込みを有する端部部分があり、そのドーナツ形の自由端
部は、その肩部から始まる絶縁要素41の中に突出する
環状溝の底部に環状電極40を押しつける。環状電極4
0は、らせん圧縮スプリング39の力を絶縁要素41の
外側テーパー端部部分に伝達する。図1の実施態様にお
けるように、絶縁要素41の外側テーパーは、約2度か
ら3度のテーパー角度を有している。しかし、この角度
はまたこれより大きくすることもできる。
【0018】多目的スリーブ37の中央部分の他端に隣
接してキャップ34から外側に延出する端部部分があ
る。キャップ34の後端を越えて突出する端部部分42
は、この後方キャップ端部に重なるようにフック状断面
を有している。この重なりは、らせん圧縮スプリング3
9が緩むのを阻止する。このスプリングは、多目的スリ
ーブ37により予め負荷され、それによりケーブルプラ
グ35が、キャップ34のフランジがねじ33によりら
せん圧縮スプリング39の力に抗してソケット本体30
の端部表面上に引張られる前に、ソケット36の中に殆
ど完全に導入できるようにする。したがってケーブルプ
ラグ35は、らせん圧縮スプリング39の力に打勝って
ソケット36の中に手で挿入する必要がなく、ねじ33
がねじ付きブッシュ32に螺着されるまでこの力により
保持される。
【0019】図3に示される本発明のプラグ連結装置の
典型的な実施態様においては、予め負荷のかけられたら
せんスプリング45の圧力がプラスチックで作られた多
目的スリーブ46によって、外側テーパーを形成するシ
リコンゴムの絶縁要素47の端部部分に伝達される。他
の典型的な実施態様のように、このシリコンゴムのショ
アA硬度は25と35の間であり、絶縁要素47がソケ
ット(図示しない)の内壁に押しつけられる力は、他の
典型的な実施態様のようにプラグの寸法とケーブルの直
径とに依存してほぼ5N/cm2 と20N/cm2 との間で
ある。多目的スリーブ46の、キャップ49のフランジ
の後側に係合する半径方向外側へ突出する材料48の部
分は、ケーブルプラグ50がソケットの中に挿入されて
いない時でもらせん圧縮スプリング45に負荷がかけら
れた状態であるのを阻止する。
【0020】この典型的な実施態様では、キャップ49
が相互に重なる2つの部分で構成されるが、その理由は
キャップ49に多目的スリーブ46と同中心に、ある距
離をおいてケーブルを通って流れる電流の強さの表示で
ある電気信号を発生する変流器51が設けられているか
らである。
【0021】図1及び2のケーブルプラグにおいては、
その信号がケーブルの作動電圧に比例する環状電極が、
グランド電位にある電界制御電極から隔離されて絶縁要
素に配設されている。しかし図3のケーブルプラグで
は、電界制御電極52がまた電圧信号を発生する電極を
構成する。すでに記載された典型的な実施態様における
ように、この電極は、電気良導性シリコンゴムで作られ
た要素又はこの要素と絶縁要素との間の良導性層からな
っている。電界制御電極52によって与えられる電界制
御は、この電極がグランド電位にないということより
も、むしろケーブルの作動電圧に依存する高い電位にあ
るという事実によってもたらされる。
【0022】図3に示される典型的な実施態様では、電
界制御電極52に加えて、絶縁要素47の内側被包表面
上の電気良導性層からなる第2の電極53が存在する。
この第2の電極53は、ケーブル55の良導性層54と
接触しており、そのためにグランド電位にある。その長
さの一部にわたって、第2の電極53は同中心にまたあ
る距離をおいて電界制御電極52によって重ねられる。
電界制御電極52と第2の電極53は、電界制御電極5
2から傍受され得る、分割比率を有しまた2つの電極5
2,53の重なっている長さに依存して電界制御電極5
2の電位を有する、信号電圧のための容量性電圧分割器
を構成する。電界制御電極52から接続することのでき
る電圧信号の大きさは、この重なり部の大きさを選択す
ることにより左右され得る。
【0023】図4に示すように、第2の電極56はま
た、これを構成する良導性層が絶縁要素47の内側に設
けられるのみでなくまたその外側の重なっている表面上
で絶縁要素47の後端を越えて延びるように、構成する
ことができる。この場合、電圧信号を提供する電界制御
電極58が第2の電極56の内側部分と外側部分との間
を突き抜ける。ここでもまた、2つの電極が重なる長さ
が、2つの電極によって形成された容量性電圧分割器の
分割比率を決定する。
【0024】図5に示される本発明のケーブルプラグの
ためのシリコンゴム絶縁要素59の典型的実施態様にお
いては、相互に電気的に絶縁された2つの電極(それぞ
れが第1の成形要素62と第2の成形要素63の電気的
良導性層60と61からなっている)が絶縁要素59の
中に埋込まれ、これら2つの成形要素は、シリコンゴム
で作られている。この2つの良導性層60と61は共
に、良導性層61によって形成された部分だけがグラン
ド電位にある電界制御電極を構成する。この結果、軸方
向に距離をおいて接合し漏斗形に外側に向かって張り出
す良導性層60からなる部分を信号電極として用いるこ
とができる。この電極の構造は、非常に良好な電界制御
を保証し、そしてケーブルの作動電圧を表示し又は測定
するため、強力のしたがって干渉−抵抗性の電圧信号を
送ることが可能となる。
【0025】全ての典型的実施態様において、絶縁要素
で達成され得る電気的シールの絶縁耐力は、絶縁要素が
作られるシリコンゴムの硬度と、絶縁要素のテーパーつ
き外側被包表面がソケットのソケットハウジングのテー
パーつき内側被包表面に押しつけられる力とによって、
決まる。図6は、異なったシヨアA硬度の値の2つのシ
リコンゴムについての、絶縁耐力と加えた圧力との間の
関係を示している。
【0026】図7に示される本発明のプラグ連結装置の
ソケットの典型的実施態様においては、成形−樹脂ソケ
ットハウジング65には、図2の典型的実施態様と同様
に埋込まれたねじ付きブッシュ66が設けられ、それに
よりソケットハウジング65がねじ(図示しない)によ
り、例えば電気器具のハウジング壁を構成しケーブルプ
ラグのための貫通開口が設けられたプレート67に、締
めつけ固定されるようにする。全体が68で示されるソ
ケットの接触子ブッシュが69で示されている。
【0027】この接触子ブッシュ69に隣接してソケッ
トハウジング65の内側テーパー表面があり、このテー
パー表面にケーブルプラグの絶縁要素の外側テーパー
が、ケーブルプラグがソケット68の中に完全に挿入さ
れた時機械的及び電気的シールの目的で、押圧される。
電界制御の目的で、ソケットハウジング65の中に電気
良導性制御要素70が埋込まれ、この制御要素70は、
接触子ブッシュ69に電気的に連結されまたある距離を
おいて、接触子ブッシュ69に接合する内側テーパー表
面の端部部分に重なる。
【0028】この種のソケットでは、ねじ付きブッシュ
66の1つは、信号電極として機能し得る。したがっ
て、取付けねじを受容することは、採用され得ない。し
かし図7に示すように、接触子ハウジング69の少なく
とも一端部分を取り囲む領域において、ソケットハウジ
ング65の外側に信号電極71を配設することがまた可
能である。この信号電極71は、容量的に接触子ハウジ
ング69及び/又は制御要素70に連結され、信号電圧
のレベルがケーブル導体の直径に依存しないという利点
をもたらす。さらに、ソケットハウジング68は、この
タイプの信号電極71を具備し得る。
【0029】信号電極71を、例えばシリコンゴムで作
られた絶縁要素72に完全に埋込むことが特に有利であ
る。この種の絶縁要素72は、一方において、信号電極
71をソケットハウジング65の外側被包表面上に締め
つけ固定するのを簡単にする。他方において、絶縁要素
72はさらに信号電極71を絶縁し、それによりプレー
ト67(一般に電気良導性でまたグランド電位にある)
に対する絶縁がソケットハウジング65によるだけでな
く絶縁要素72によっても、もたらされるようにする。
信号電極71は、したがって二重に絶縁される。
【0030】図7に示すように、この典型的な実施態様
では、信号電極71に取付けられた接続線73は、絶縁
要素72の材料の中に埋込まれる。プラグ74は、この
接続線73に対する取外し自在の連結部を形成する。
【0031】勿論例えば環状変流器の形式の電流センサ
が、信号電極71の代わりに又はこれに加えて設けられ
得る。
【0032】ソケットのソケットハウジングが成形樹脂
で作られている場合、微細な割れ目が時間の経過により
成形樹脂に生じることが予期されねばならない。図8か
ら10に示される典型的な実施態様のように、好ましく
はソケットハウジング75の内部と同心的に配置された
リング電極の形式をとる信号電極76が、ソケットハウ
ジング75の中に埋込まれるならば、信号電極76に必
要な絶縁を単独でもたらし得るように構成された追加の
絶縁要素77に信号電極76を埋込むことは、有益であ
る。絶縁体77に達するソケットハウジング75の割れ
目でさえ、何ら問題を生じさせない。金属でなく半導体
成形樹脂で信号電極を形成することにより熱応力が阻止
されるならば、成形樹脂はまた、絶縁要素77用に用い
られ得る。
【0033】図9に示すように、環状信号電極76は、
好ましくはその周面上の一点に半径方向に突出する延出
部78を有し、この延出部78もまた絶縁要素77に埋
込まれソケット79が設けられ、ソケット79の中に本
発明のケーブルプラグと同様に機械的及び電気的にシー
ルされるように、ソケット79に接近するのを阻止する
連結プラグ80を挿入することができる。
【0034】好ましくは信号電極76は、ソケットハウ
ジング75に配設され、それにより信号電極が、全体を
82で示すソケットの接触子ブッシュにより形成された
か又はこれに直流電気的に接続された、補助電極83に
容量的に連結されるようにする。典型的な実施態様で
は、これもまた絶縁要素77に埋込まれた補助電極83
が、本質的に軸方向に走行するアームによって接触子ブ
ッシュ81を取巻くスリーブ84に連結される電気的良
導性リングからなっている。
【0035】補助電極83と信号電極76との間の距離
は、信号電極と、グランド電位にありソケット82が締
めつけ固定される金属壁との間より、著しく小さくなっ
ている。補助電極83の近くで絶縁要素77は、少なく
とも十分な厚さを有し、それにより絶縁要素77が定格
電圧の1.5倍に耐えることができるようにする。
【0036】ソケットハウジング75に埋込まれたねじ
付きブッシュ86は、ソケットハウジング75を壁85
に取付ける取付けねじを収容する。ねじ付きブッシュ8
6から周方向に偏倚しているねじ付きブッシュ87は、
ケーブルプラグ88をそのフランジ91の領域で壁85
とソケット79に取付けることのできるねじ89を収容
する。ねじ付きブッシュ87と整列した貫通孔に加え
て、フランジ91は、前記貫通孔に対し偏倚しケーブル
プラグ88の長手方向軸線に関し対称に配置されたねじ
付き孔90を具備し得る。これらのねじ孔90には、フ
ランジ91を壁85から押圧して離すことのできるねじ
が螺合され得る。これは、ケーブルプラグを必要な時に
ソケット82から引き出すのをさらに容易にする。
【0037】図11に示される本発明のプラグ連結装置
の典型的実施態様もまた、全体が92で示されるケーブ
ルプラグと全体が93で示されるソケットとからなって
いる。ソケット93は、カップ形状の成形樹脂で作られ
たソケットハウジング94を有し、この形状は、図2の
典型的実施態様のソケットハウジング4の形状と同じで
ある。その開放端部の領域には、半径方向外側に突出す
る環状フランジが形成され、これには、ねじ付きブッシ
ュ95が埋込まれている。ソケットハウジング4と異な
り、ソケットハウジング94では、内壁は、その開放端
部から始まりその長さのほぼ半分にわたってのみ円錐形
に形成され、その傾斜角は、約3度である。この円錐形
部分からソケットハウジング94の底部まで円筒形部分
が続く。内壁の電気良導性被膜は、内壁の底部と円筒形
部分と隣接円錐形部分の環状領域とを被覆する。
【0038】ソケットハウジング94の底部を貫通する
のは、良好な電気良導性を有する連結要素96であり、
この連結要素96の平坦な端面に対して、ソケットハウ
ジング94の内側に位置するポット形状の接触子ブッシ
ュの底部97が当接し、このポット形接触子ブッシュの
実質的に円筒形の被包表面は、底部97と共に単一片と
して構成された半径方向に弾性の接触子舌片98によっ
て形成されている。これらのわずかに内側に曲げられた
端部部分の領域において、接触子舌片98は、予め張力
がかけられた環状スプリング99によって取巻かれ、こ
のスプリング99は、接触子舌片上に、半径方向内側に
向けられるばね力を生じさせる。
【0039】接触子舌片98とソケットハウジング94
の内側被包表面との間の距離は、非常に小さく、また接
触子舌片98の厚さも小さく、そのため接触子舌片98
によって形成された中空要素の内径は、ソケットハウジ
ング94の内径に対し最大となる。高い電気的負荷を担
持することのできる接触子舌片98とこれにより形成さ
れた接触子とに関連して、ソケット93は、そのために
ソケットハウジングにとって同じ寸法が与えられる、例
えば図1の典型的実施態様のケーブルプラグ1よりも著
しく高い電流を担持することのできるケーブルプラグを
受け入れるのに適している。
【0040】底部97は、スプリングワッシャー101
と環状圧力プレート102とを介してねじ100によ
り、ねじ100が係合する連結要素96の端面に押しつ
けられる。
【0041】底部97に平行に位置する平らな底と底部
97に対面する立上りリムとを具えるプラスチックのキ
ャップ103は、図11に示すように、ねじ100の頭
部とスプリングワッシャ101と圧力プレート102と
に重なり、半径方向内側に突出するリブ103′がプラ
スチックキャップ103をねじ100とスプリングワッ
シャ101と圧力プレート102とに対して中心に置く
ようにする。立上りリムから外側に突出するフックが接
触子舌片98の内側に突出する突起の背後で係合し、そ
れによりリブ103′を底部97と接触して保持する。
プラスチックキャップ103は、頭部が底の中央孔を通
して接近できるねじ100とスプリングワッシャ101
と圧力プレート102とを損失のないように接触子ブッ
シュに連結し、それによりねじ100による接触子ブッ
シュの連結要素への連結が、相当に簡素化される。
【0042】ソケット93は、例えば図1に示されるソ
ケット2のように、器具の壁の開口を貫通しそして堅く
かつシール状に前記壁に連結される。
【0043】ケーブルプラグ92は、露出プラスチック
絶縁体105とプラスチック絶縁体105を取巻く良導
性層106とに予め張力がかけられて接触している、シ
リコンゴムで作られた絶縁要素104を有している。ケ
ーブル端部と反対側の端部から始まるその長さの一部に
わたり、絶縁要素104は、ソケットハウジング94の
円錐形内側被包表面に適合する円錐形外側被包表面を有
し、それは、図11に示されるように、ケーブルプラグ
92がソケット93の中に完全に挿入された時に、ソケ
ットハウジング94の内壁に対して電気的及び機械的に
シールするように当接する。この外側円錐形部分に隣接
して、中央部分とこれの上に置かれた端部部分とからな
る外側円筒形部分がある。
【0044】中央部分とこれに重なる端部部分との相互
に接触する被包表面は、電気的良導性であるように構成
され、電圧測定又は電圧表示の目的のケーブルの芯への
容量性連結と電界制御との両方を実現する電極を形成す
る。端部部分が中央部分に重なるようにする予張力のた
め、この電極は、中央部分と端部部分との間に信号回線
107の端部を単に配置することにより、信号回線10
7に電気的良導性をもって連結することができる。信号
回線は必要な接触力をもって電極に押しつけられる。勿
論、中央部分又は端部部分だけに良導性層を設けること
で十分である。
【0045】ケーブルの芯のむき出し端部部分108の
上を金属の圧力ディスク109が摺動され、このディス
ク109は、絶縁要素104に向かって丸くされ、プラ
スチック絶縁体105の自由端と接触され、それには、
絶縁要素104が当接される。端部部分108の自由端
に対面する端部表面に固定用スリーブ110の一端が接
触し、固定用スリーブ110は、多数の長手方向の切り
込みを有し外側が円錐形で良好な電気的良導性を有し、
その他方の端部は端部部分108を若干越えて延び、ケ
ーブルプラグ92がソケット93の中に完全に挿入され
た時プラスチックキャップ103の底部に当接するよう
になっている。固定用スリーブ110上には、内側が円
錐形で外側が円筒形の接触子要素111が押圧され、こ
の接触子要素111は、一方において、固定用スリーブ
110と高い電流担持能力が必要とされるケーブル芯と
に半径方向の圧力を発生し、他方において、接触子舌片
98と相互に作用するケーブルプラグ92の高能力接触
表面を構成する。
【0046】ケーブルプラグハウジング112(一部だ
けが図示されまた典型的実施態様における金属で作られ
ている)は、ケーブルをその長さの一部にわたって取巻
き、その端部には、ソケットハウジング94と接触する
ように、半径方向外側に突出する連結フランジを具え、
このフランジは、ねじ付きブッシュ95に係合するねじ
114によってソケット93に連結され得る環状要素1
13に重なる。
【0047】図12及び13に示されるように、ケーブ
ルプラグを受け入れるソケットのソケットハウジング1
15は、ソケットハウジング94と全く同様に構成さ
れ、図11の典型的実施態様と同じ様に構成された接触
装置を受容するようになっている。したがって、ソケッ
トハウジング115の底部に隣接するその内側被包表面
の部分は、円筒形に形成され、接触子ブッシュの電位に
ありかつ円錐形部分の中に延出する良導性層116を具
備する。
【0048】図11の典型的実施態様のソケットハウジ
ング94と異なり、そのアームに連結具要素96に対応
する連結具要素119が配設されている2つの中空円筒
形部分117と118は、底部を構成する部分上に同軸
にまた直角に形成されている。同軸の中空円筒形部分1
17に位置するアームは、プラグ連結部の接触子装置1
20のための支持体を構成する。
【0049】図13に示すように、ねじ付きハウジング
121が埋込まれたソケットハウジングのフランジ部分
は、中空円筒形部分118に位置するアームに平行な直
径方向反対側の両位置で平らになっており、ソケットハ
ウジング115にとって必要とされる空間を著しく減少
させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施態様の組立て後の縦断面図である。
【図2】第2の実施態様の組立て後の縦断面図である。
【図3】第3の実施態様の組立て後の縦断面図である。
【図4】図3の典型的実施態様のためのシール要素の、
拡大した一部の縦断面図である。
【図5】変更した典型的実施態様のシール要素の縦断面
図である。
【図6】シール要素で達成される絶縁耐力を加えた力の
関数と絶縁要素の材料の硬度の関数として表わしたグラ
フである。
【図7】本発明のケーブルプラグのためのソケットの第
3の実施態様の縦断面図である。
【図8】本発明のケーブルプラグのためのソケットの第
4の実施態様の頂面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿った断面図である。
【図10】図8のX−X線に沿った断面図である。
【図11】本発明のプラグ連結装置の第5の実施態様の
縦断面図である。
【図12】図11のソケットの変更例のソケットハウジ
ングの縦断面図である。
【図13】図12のソケットハウジングの前面図であ
る。
【符号の説明】 1…ケーブルプラグ 2…ソケット 3…壁 4…ソケットハウジング 5…接触子ブッシュ 12…絶縁体 14…良導体 18…絶縁要素 20…固定用スリーブ 21…受け金 22…接触子要素 24…電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 データー ザンデル ドイツ連邦共和国,7000 シュトゥットガ ルト 75,マラヒトベーク 12 (72)発明者 ギュンター ソビーライ ドイツ連邦共和国,7250 レオンベルク 7,ストックフォーフシュトラーセ 26

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧エネルギ供給装置の電気ケーブル
    のための、ソケットに挿入可能な、ケーブルプラグを有
    するプラグ連結装置において、 ケーブルプラグ(1;35;50;88;92)が、ケ
    ーブル(11;55)のむき出し端部部分(14;10
    8)上に固定することのできる接触子要素(20,2
    1,22;110;111)と、ケーブル絶縁体(1
    2;105)の上に摺動可能なシリコンゴムで作られた
    シール要素(18;41;47;59;104)とを有
    し、該シール要素が接触子要素(20,21,22;1
    10,111)に向かって先細となる外側テーパーを形
    成し、また電気的及び機械的にシールするよう対応の内
    側テーパーを形成するソケット(2;36;68;8
    2;94;115)の内壁の部分に押しつけられるよう
    にしていることを特徴とするプラグ連結装置。
  2. 【請求項2】 シリコンゴムが20と35、好ましくは
    25と30との間のショアA硬度を有し、シール要素
    (18;41;47;59;104)をソケット(2;
    30;68;82;94;115)の内壁に当接する圧
    力が5と50N/mm2 の間であることを特徴とする請求
    項1に記載のプラグ連結装置。
  3. 【請求項3】 シール要素(18;41;47;59;
    104)の外側テーパーが2と8度の間の範囲、好まし
    くは2と3度の間の範囲のテーパー角度であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載のプラグ連結装置。
  4. 【請求項4】 シール要素(104)が外側テーパーを
    形成する部分に隣接する外側円筒形部分を有し、前記外
    側円筒形部分が、中央部分と該中央部分に重なり予め張
    力がかけられた端部部分とからなっていることを特徴と
    する請求項1から3のうちの1項に記載のプラグ連結装
    置。
  5. 【請求項5】 中央部分の外面と重なる端部部分の内面
    との少なくとも一方が電気的良導性でありまた単一回線
    (107)が中央部分と重なる端部部分との間に締めつ
    け固定されることにより接触されていることを特徴とす
    る請求項4に記載のプラグ連結装置。
  6. 【請求項6】 ソケット(93)のハウジング(94)
    が外側テーパーを形成する部分とハウジング(94)の
    底部との間に円筒形内壁部分を有していることを特徴と
    する請求項1から5のうちの1項に記載のプラグ連結装
    置。
  7. 【請求項7】 ハウジング(94)の内面は、少なくと
    も円筒形部分にソケット(93)の接触子手段(98)
    の電位にある良導性層(116)が設けられていること
    を特徴とする請求項6に記載のプラグ連結装置。
  8. 【請求項8】 ケーブルプラグ(92)の接触子要素
    (111)が挿入できる、ソケット(93)のハウジン
    グ(94)のポット形接触子ブッシュが、半径方向に弾
    性の接触子舌片(98)によって形成された実質的に円
    筒形の壁を有し、該ブッシュがソケット(93)の内径
    よりわずかに小さい外径を有し、さらに、接触子要素が
    半径方向の弾性でない本体(111)であることを特徴
    とする請求項1から7のうちの1項に記載のプラグ連結
    装置。
  9. 【請求項9】 ブッシュが予め張力のかけられた環状ス
    プリング(99)によって接触子舌片(98)の自由端
    の領域で取巻かれていることを特徴とする請求項8に記
    載のプラグ連結装置。
  10. 【請求項10】 接触子舌片(98)がソケット(9
    3)のハウジング(94)の内壁の円筒形部分によって
    取巻かれ、接触子舌片(98)の半径方向の厚さが、ハ
    ウジングの内径がソケットハウジング(94)の内径に
    対して最大であるように小さくなっていることを特徴と
    する請求項8又は9に記載のプラグ連結装置。
  11. 【請求項11】 ポット形の接触子ブッシュの底部が、
    ねじ(100)によりソケット(93)のハウジング
    (94)に固定され、該ねじ(100)がブッシュに損
    失のないように連結されていることを特徴とする請求項
    8から10のうちの1項に記載のプラグ連結装置。
  12. 【請求項12】 ねじ(100)が、ねじ(100)の
    頭部に重なるキャップ(103)によりブッシュに連結
    され、前記キャップ(103)の立上りリムには外側に
    突出し接触子舌片(98)の内側に突出する突起の背後
    で係合するフックが設けられていることを特徴とするプ
    ラグ連結装置。
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