JPH08503572A - ケーブルのプラグ型式結合装置 - Google Patents

ケーブルのプラグ型式結合装置

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JPH08503572A
JPH08503572A JP6512735A JP51273594A JPH08503572A JP H08503572 A JPH08503572 A JP H08503572A JP 6512735 A JP6512735 A JP 6512735A JP 51273594 A JP51273594 A JP 51273594A JP H08503572 A JPH08503572 A JP H08503572A
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ボイエル,ゴットフリート
サンダー,ディーター
ソビーライ,ギュンター
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カルル プフィステラー エレクトロテヒニシェ スペツィアルアルティケル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニ コマンディトゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】 高電圧の電力供給網の電気ケーブルのチップジャック(2)に差し込み可能なケーブルプラグ(1)を有するプラグ型式結合装置において、ケーブルプラグ(1)は、ケーブル(11)の絶縁された端部で締結可能な接触本体(21、22)とケーブルの絶縁体(12)を摺動可能なシリコンゴムの密閉本体(18)を有し、更に接触本体の方向に先細った外側の円錐形を形成する。外側の円錐形は、内側の円錐形のような形状のチップジャック(2)の内側壁の部分に抗して加圧可能であり、電気的及び機械的に漏れの無いことを保証する。シリコンゴムは、好適には25〜30である、20〜35のショアA硬さを有し、チップジャック(2)の内側壁に抗して密閉本体(18)を加圧する圧力は、5〜20N/cm2の間である。

Description

【発明の詳細な説明】 ケーブルのプラグ型式結合装置 本発明は、中電圧又は高電圧の電力供給網の絶縁されたケーブルの、チップジ ャックに差し込み可能なケーブルプラグを有する、プラグ型式結合装置に関する 。 本発明の目的は、この型式の従来のプラグ型式結合装置を改良し、更に経済的 でありかつ操作が容易なプラグ型式結合装置を製造することである。 該様式のプラグ型式結合装置の場合、円錐形の外側の生成された表面を有する ケーブルプラグの一つの密閉本体は、機械的及び電気的の両方で密閉されるよう に、チップジャックを閉鎖しなければならない。ここで“密閉された閉鎖”とは 、チップジャックの接触本体からアースされたケーブルプラグのケーシング又は チップジャックを支持しかつ同様にアースされたケーシングの壁に漏れ電流が発 生し得ないこと、更にこれらの部品の間のフラッシュオーバが確実に防止される ことを示す。しかしながら従来のプラグ型式結合装置の場合、ケーブルプラグが チップジャックに導入され、たとえ絶縁本体の外側の生成された表面の円錐の角 度が、チップジャックの円錐形の内側の生成された表面の円錐の角度よりも小さ くなるように選択され、更に絶縁本体が、直径が小さい端部から直径が大きい端 部の方に、ジャックの内側壁で徐々に隣接する場合にも、絶縁本体の円錐形の外 側に生成された表面とチップジャックの円錐形の内側壁の間でふさがれない。こ の方法でふさがれる空気は部分的に放出され、絶縁本体によって達成される電気 的な密閉の品質は、かなり減少しかねない。本発明のプラグ型式の結合装置の場 合、これらの 部分的な放出はあり得ない。というのは、ケーブルプラグがチップジャックに導 入される際に、たとえ空気が絶縁本体の外側の生成された表面とチップジャック の内側壁の間でふさがれなければならなくても、これは妨害として明らかだから である。というのは、本発明の密閉本体の硬さの場合、絶縁本体の外側の生成さ れた表面がチップジャックの内側壁に抗して加圧される圧力は、密閉本体内側に 侵入する空気に達する。絶縁本体とジャックの内側壁の間の必要な圧力は比較的 小さいため、プラグの長手方向に適用される力もまた、プラグ結合の製造の際に は、まだケーブルプラグを容易に作動させる範囲である。 絶縁本体の外側の生成された表面の円錐の角度及びチップジャックの円錐形の 内側の生成された表面のそれは、好適には請求項2及び/又は3によって選択さ れる。というのはこの方法では、特に絶縁本体の密閉効果、及びケーブルプラグ が操作される際に適用される力に対する適当な割合が、達成されるからである。 本発明のプラグ型式結合装置の効果的な実施例は、更に残りの従属の請求項の 内容を構成する。 本発明は、付図に示される実施例を参照して、以下より詳細に説明される。図 のうち、 図1は、組み立てられた状態の第一の実施例の長手の断面を示し、 図2は、組み立てられた状態の第二の実施例の長手の断面を示し、 図3は、組み立てられた状態の第三の実施例の長手の断面を示し、 図4は、図3に示された実施例の密閉本体の部分的に拡大された長手の断面を 示し、 図5は、変更された実施例の密閉本体の長手の断面を示し、 図6は、圧力に依存し、かつ絶縁本体の材料の硬さに依存する密閉本体を使用 して達成可能な電流強さのグラフを示し、 図7は、本発明のケーブルプラグのチップジャックの第三の実施例の長手の断 面を示し、 図8は、本発明のケーブルプラグのチップジャックの第四の実施例の平面図を 示し、 図9は、図8の線IX−IXに沿った断面を示し、 図10は、図8の線X−Xに沿った断面を示し、 図11は、本発明のプラグ結合装置の第五の実施例の長手の断面を示し、 図12は、図11のチップジャックの変形例のチップジャックの長手の断面を 示し、 図13は、図12のジャックケーシングの正面図を示す。 図1に示される本発明のプラグ型式結合装置の第一の実施例は、1で全体を示 されるケーブルプラグと、ケーブルプラグ1が差し込み可能な、2で全体を示さ れるチップジャックとを有する。チップジャック2は、例えばスイッチ設備であ る電気装置の壁3に固定され、壁3の開口部を通じて装置の内部に突出する。チ ップジャック2は、注型用樹脂又は他の絶縁物質の杯状のジャックケーシング4 を有し、その内側の室には、杯状の接触ジャック5が配置される。ジャックケー シング4と同軸上に配置される接触ジャック5の基部は、接触ジャック5を支持 する結合ピン6によって密閉される方法で貫通されたジャックケーシング4の基 部に結合される。ねじ8の補助と密閉リング9の挿入により、締結リング7は、 壁3に堅く密閉する方法で結合される支持リング10に抗して、壁3の外側に配 置されるジャックケーシング4の端部を加圧する。 例えば300Aの電流強さと例えば10kVの作動電圧で、ケーブルプラグ1 を絶縁された単一のワイヤケーブル11に適合させるために、ケーブルケーシン グは、前もって決められた長さの部分に 除去される。それから、ケーブルコーティングの内側に配置される覆われたワイ ヤは、ケーブルコーティング上に曲げ戻される。更に、プラスチック材料絶縁体 12上に配置される伝導層13は除去され、図1に示されるように、それのみケ ーブルコーティングの端部を越えて少量突出する。最終的に、ケーブル11の伝 導体14の端部片もまた、プラスチック材料絶縁体12からはずされる。 ケーブルプラグ1は、金属のキャップ15と、片側をキャップ15の肩部に逆 側を電気絶縁材料の加圧スリーブ17に支持された螺旋状圧縮ばね16と、絶縁 本体18とから成る。絶縁本体18の材料は、ショアA硬さが25〜30のシリ コンゴムである。更に、ケーブルプラグ1は、金属の加圧リング19と、長手方 向に複数のスリットが設けられかつ伝導体14の絶縁された端部上に押動される 金属の締結スリーブ20と、多数の線の接触要素22を備えた接触支持体21と を有する。 図1に示されるように、締結スリーブ20は、プラスチック材料絶縁体12の 端面に近接する加圧リング19を保持する。接触支持体21は、外側が円錐形の 締結スリーブ20上に加圧され、その結果、この後者は伝導体14上に確実に締 結されかつ接触支持体21は締結スリーブ20上に確実に締結される。 加圧リング19の前に、締結スリーブ20と接触支持体21は配置され、キャ ップ15と螺旋状圧縮ばね16はケーブル上を押動される。電気伝導性のシリコ ンゴムから成るか電気伝導層で覆われた、内部に界磁制御本体23が埋め込まれ た絶縁本体18は、それから押動される。図1に見られるように、中空の円筒形 の絶縁本体18の後端部は、曲げ戻されて覆われたワイヤ上で係合し、更に界磁 制御本体23は、アースされた伝導層13に接触する。更に、絶縁本体18は、 プラスチック材料絶縁体12の外側の生成された表面に 近接しかつ加圧リング19上で支持される。ケーブルプラグが差し込まれる際に はジャックケーシング4に係合する絶縁本体18の端部は、外側の円錐形を形成 し、外側の円錐形は、ケーブルプラグ1が差し込まれる際には、相当する内側の 円錐形を形成するジャックケーシング4の内側壁に抗して、機械的及び電気的に 密閉される方法で加圧される。加圧力は概略18N/cm2〜20N/cm2の範囲内 であり、低い値は小さいケーブルプラグに、大きい値は大きいケーブルプラグに 使用される。円錐形の角度は2°〜3°の範囲内である。 絶縁本体18がジャックケーシング4に圧入されかつその内側壁に抗する力は 、前もって付勢された螺旋状の圧縮ばね16によって生成され、圧縮ばね16は 絶縁本体18の一部分上で係合し、その直径は、外周が円錐形の部分の外径より 小さい。加圧スリーブ17は絶縁本体18の一つの肩部に抗して押動され、そこ からは環状の溝が絶縁本体18に侵入しており、絶縁本体18は、ケーブルの伝 導体14に容量性で結合される環状の電極24を収容する。この環状の電極24 は、電気伝導性のシリコンゴム又は伝導層で覆われたこの材料の環状本体から成 る。環状の電極24は接触リング26に接触され、接触リング26には、キャッ プ15の開口する端部を通じて外に伝導される一つの伝送線25が、はんだ付け される。環状の電極24は、ケーブルの作動電圧に比例する信号を伝達する。 図1に見られるように、キャップ15は環状のフランジ15’を有する。ケー ブルプラグ1はジャックケーシング4に深く導入され、フランジ15’は締結リ ング7上に近接する。プラグ結合の分離が再び必要とされるまで、それはこの位 置にねじ27によって保持される。 図2に示されるプラグ型式結合装置の実施例は、図1に示される実施例とほん の僅かしか異ならない。この理由のため、異なる特徴 のみ以下説明される。 ジャックケーシングは注入型樹脂の厚い壁の本体であり、その中には接触ジャ ック31のみでなくねじ切りされたジャック32がねじ33と係合するために埋 め込まれる。ねじ33によってケーブルプラグ35の金属のキャップ34は、ケ ーブルプラグ35が完全にチップジャック36に差し込まれる際に、ジャックケ ーシング30の端面に近接して保持される。 第一の実施例の加圧スリーブ17の位置には、プラスチック材料の多目的スリ ーブ37が提供され、スリーブ37は螺旋状圧縮ばね39の一端に隣接するため に外側に突出するフランジ38を有する。螺旋状圧縮ばね39に包囲された多目 的ケーシング37の中央部分には、長手方向に複数のスリットを有する端部が長 手の一部分に結合され、そのトロイド自由端は、絶縁本体41の肩部からその中 へ侵入する環状溝の基部に抗して、環状の電極40を加圧する。螺旋状圧縮ばね 39の力は、環状の電極40を介して絶縁本体41の外側の円錐形の端部に付与 される。図1に示される実施例の場合のように、絶縁本体41の外側の円錐形は 、概略2°〜3°の傾斜角度を有する。しかしながら、この角度は大きくするこ ともできる。 多目的スリーブ37の中央部には、反対側に、キャップ34から案内される端 部が結合される。キャップ34の後端部を越えて突出する端部領域はフック型式 の横断面を有し、それは後部のキャップの端部上で係合可能である。この係合の ため、螺旋状圧縮ばね39は張力が損失されるのが防止される。この螺旋状圧縮 ばねは、キャップ34のフランジが引き抜かれる前に、ジャック本体30の端面 に抗する螺旋状圧縮ばね39の力に抗して、ねじ33によって、ケーブルプラグ 35がチップジャック36内にほぼ完全に導入可能な方法で前もって付勢された 、多目的のスリーブ37によって保持さ れる。ケーブルプラグ35は、それゆえ、螺旋状圧縮ばね39の力に勝っている 間に、手でチップジャック36に導入されることが不要であり、ねじ33がねじ 切りされたソケット32内に螺合されるまで、この力によって保持されることが 不要である。 本発明のプラグ型式結合装置の図3に示される実施例の場合、前もって付勢さ れた螺旋状ばね45の圧力は、同様に、プラスチック材料から成る多目的スリー ブ46によって、シリコンゴムの絶縁本体47の、外部の円錐形を形成する一端 部に付与される。前述の実施例の場合のように、シリコンゴムのショアA硬さは 25〜35の間であり、図示されないチップジャックの内側壁に抗して絶縁本体 が加圧される力は、他の実施例の場合のように、プラグのサイズ及びケーブルの 直径に依存して、18N/cm2〜5N/cm2の間である。たとえケーブルプラグ5 0がチップジャックに導入されない場合にも、多目的のスリーブ40は、更に、 キャップ49のフランジの後ろで係合する、半径方向外側に突出する材料部分4 8によって、螺旋状圧縮ばね45が付勢されたままでいるのを防止する。 この実施例では、キャップ49は互いに係合する二つの部分から組み立てられ る。というのは、このキャップ49には、ある距離離れて多目的スリーブ46を 同軸に包囲し、かつ電気信号を発生する電流変換器が配置されるためである。そ の電流変換器は、ケーブルを通じて流れる電流強さの計測器である。 図1及び2によるケーブルプラグの場合、信号がケーブルの作動電圧に比例す る、環状の電極は、アースされた界磁制御電極から分離して絶縁本体に配置され る。しかしながら、図3のケーブルプラグの場合、界磁制御電極52もまた電圧 信号を発生する電極を形成する。既に説明された実施例の場合のように、それは 、電気伝導性のシリコンゴムの本体又はこの本体と絶縁本体の間の伝導層によっ て形成される。界磁制御電極52による界磁制御は、後者はアースされずにケー ブルの作動電圧に依存する高電位になっているという事実によって限定されない 。 図3に示される実施例では、界磁制御電極52に加えて第二電極53が提供さ れ、その第二電極は、絶縁本体47の内側の生成された表面の電気伝導層によっ て形成される。第二電極53は、ケーブル55の伝導層54と接触しかつそれゆ えアースされる。その長手の一部分で、第二電極53は、界磁制御電極52によ って同軸にかつある距離離れて包囲される。界磁制御電極52及び第二電極53 は、それゆえ界磁制御電極52から除去可能な信号電圧のための容量性の電圧デ ィバイダを形成し、分割率及び界磁制御電極52の電位もまた、二つの電極52 及び53の重複部分の測定値に依存する。この理由のために、界磁制御電極52 から取り出し可能な電圧信号の大きさは、この重複部分の測定値の選択によって 影響を受け得る。 図4が示すように、第二電極56もまた形成され、それを形成する伝導層は、 絶縁本体57の内側に提供されるだけでなく、その外側の生成された表面の絶縁 本体57の後端部上に延長する。この結合では、電圧信号の伝達も行う界磁制御 電極58は、第二電極56の内側及び外側部分の間で係合する。この場合、二つ の電極の重複部分の計測値は、同様に、両電極の形成された容量性の電圧ディバ イダの分割率を決定する。 図5に示される本発明のケーブルプラグのためのシリコンゴムの絶縁本体59 の実施例の場合、互いに電気的に絶縁された二つの絶縁体は、同様に絶縁本体5 9に埋め込まれる。その絶縁体は、それぞれ第一の形状の本体62又は第二の形 状の本体63の電気伝導層60及び61によって形成される。両形状の本体は、 シリコンゴムから成る。二つの伝導層60及び61は共に界磁制御電極を形成し 、 伝導層61によって形成される界磁制御電極の部分のみアースされる。この理由 のため、軸方向やや離れて結合されかつホッパー状の方法で広がる伝導層60に よって形成される部分は、信号電極として使用可能である。この構造電極は、良 好な界磁制御を提供しかつ強電圧の信号の発信を可能にし、それゆえ強電圧の信 号は、ケーブルの作動電圧の表示又は計測のための妨害を受けない。 すべての実施例の場合、絶縁本体によって達成可能な電気的な密閉の絶縁強さ は、絶縁本体の構成要素であるシリコンゴムの硬さと、絶縁本体の円錐形の外側 の生成された表面がジャックケーシングの円錐形の内側の生成された表面に抗し て加圧される力とに依存する。図6は、二つの異なるシリコンゴムのショアA硬 さの値の場合の、絶縁強さと加圧力の関係を示す。 図7に示される本発明のプラグ型式結合装置のチップジャックの実施例では、 注型用樹脂から成るジャックケーシング65は、図2の実施例と類似の方法で、 埋め込まれたねじ切りされたジャック66を有し、その結果ジャックケーシング 65は、図示されないねじによって、例えば電気装置のケーシングの壁を形成し かつケーブルプラグに侵入する開口部を有する板67に締結可能である。全体を 68で示されるチップジャックの接触ジャックは、69で示される。ジャックケ ーシング65の内側の円錐形の表面はこの接触ジャック69に結合され、接触ジ ャック69上に、ケーブルプラグの絶縁本体の外側の円錐形は、圧力下で機械的 及び電気的な密閉の目的で隣接し、その際ケーブルプラグはチップジャック68 に完全に付設される。界磁制御の目的のために、ジャックケーシング65には、 接触ジャック69に電気伝導的な方法で結合されかつ内側の円錐形の表面の端部 上でやや離れて係合する、電気伝導性の制御本体70が埋め込まれる。その端部 は接触ジャック69に結合される。 この型式のチップジャックの場合、ねじ切りされたジャック66は信号電極と して作用可能であり、そのねじ切りされたジャックは、結合ねじの収容に明らか に利用不能である。しかしながら、図7に示されるように、少なくともチップジ ャック69の一端を近接して有するジャックケーシング65の外側に信号電極7 1を配置することも可能である。それから信号電極71は、接触ジャック69及 び/又は制御本体に容量性に結合され、それは信号電圧のレベルがケーブルの伝 導体の直径に依存しないという点で効果的である。更に、チップジャック68は 、後の段階でこの型式の信号電極71を付設可能である。 特に効果的なことは、例えばシリコンゴムで構成される絶縁本体72に信号電 極71が完全に埋め込まれることである。一方で、この型式の絶縁本体72は、 ジャックケーシング65の外側の生成された表面への信号電極71の締結を簡単 にする。他方で、絶縁本体72は付加的に信号電極71を絶縁し、通常電気伝導 性でありかつアースされている板67に対する絶縁は、ジャックケーシング65 にだけでなく、更に絶縁本体72に影響される。信号電極71はそれ故二重に絶 縁される。 図7が示すように、信号電極71に結合された結合ケーブル73は、この実施 例では、更に絶縁本体72の材料に埋め込まれる。プラグ74は、結合ケーブル 73に対して着脱可能な結合部を形成する。 明らかに、例えば環状の電流変換器の形状の電流センサは、信号電極71の代 わりに又はそれに加えて提供されることが可能である。 チップジャックのジャックケーシングが注型用樹脂から成る場合、考慮されな ければならないことは、時間の経過中に良好なひび割れがケーシング樹脂に発生 する可能性があることである。図8〜10 に示される実施例の場合のように、信号の箱が好適にはジャックケーシング75 の内側の室に同心に配置される環状の電極の形状である、信号電極76がジャッ クケーシング75に埋め込まれる場合、信号電極に必要な絶縁を達成可能にする ために形成される、付加の絶縁層77に信号電極76を埋め込むことがそれゆえ 効果的である。絶縁本体77まで延長するジャックケーシング75のひび割れで さえ、妨害の原因にならない。金属でなくむしろ半導性の注型用樹脂で信号電極 76を製造することによって熱の圧迫が回避される場合、注型用樹脂は同様に絶 縁本体77に使用される。 図9に示されるように、環状の信号電極76は、好適にはその外周の一つの位 置に、同様に絶縁本体77に埋め込まれかつチップジャック79を備えた、半径 方向突出する延長部分78を有し、その中には結合プラグ80が差し込み可能で あり、本発明のケーブルプラグのような結合プラグ80は、機械的及び電気的に 密閉される方法で、プラグ箱79への通路を閉鎖する。 信号電極76は、好適にはジャックケーシング75内に配置される。その方法 は、それが補助的な電極83に容量性に結合される方法であり、電極83は、接 触ジャック81によって、82で全体を示されるチップジャックを形成するか直 流に結合される。実施例では、同様に絶縁本体77に埋め込まれた補助的な電極 83は、接触ジャック81を包囲するスリーブ84まで、概略軸方向に延長する 腕部を介して結合される電気伝導性のリングによって形成される。この結合では 、補助的な電極83と信号電極76の間の距離は、後者とチップジャック82が 締結された金属のアースされた壁85の間の距離よりも概略小さい。補助的な電 極83の方向の絶縁本体77の厚さは、絶縁本体77が耐えるのに少なくとも十 分な大きさであり、この時点で公称電圧の1.5倍である。 ジャックケーシング75に埋め込まれたねじ切りされたジャック86は結合ね じを収容し、結合ねじによって、ジャックケーシング75は壁85に結合される 。ねじ切りされたジャック86に対して外周方向オフセットして配置されたねじ 切りされたジャック87は、作用してねじ89を収容し、ねじ89によってケー ブルプラグ88は、フランジ91に近接して、壁85及びチップジャック79に 結合可能である。ねじ切りされたジャック87に向けられた貫通穴に加えて、フ ランジ91もまた、これらの貫通穴に対して移動可能であり、更にケーブルプラ グ88に関してねじ切りされた穴90の長手軸に対して対称に配置可能である。 ねじはこれらのねじ切りされたジャック90に螺合可能であり、このねじによっ てフランジ91は壁85から圧迫されることが可能である。その結果、チップジ ャック82からケーブルプラグ88を引き抜くことは、必要な場合に、容易に行 うことができる。 図11に示される本発明のプラグ型式結合装置の実施例は、同様に、92で全 体を示されるケーブルプラグと、93で全体を示されるチップジャックとから成 る。この後者は、図2の実施例のジャックケーシング4と類似形状の、注型用樹 脂の杯状のジャックケーシング94を有する。その開口端部に近接して、半径方 向外側に突出しかつ中にねじ切りされたジャック95が埋め込まれた環状のフラ ンジは、複合体に形成される。ジャックケーシング4の場合、ジャックケーシン グ94と異なり、内側壁は、その長さの概略半分のみ円錐形状であり、円錐形状 は開口端部で始まる。その結合部の円錐形の角度は概略3゜である。円筒形部分 は、この円錐形部分からジャックケーシング94上の床部まで連続する。円筒形 部分は、ジャックケーシング94の基部までこの円錐形の部分に結合される。内 側壁の電気伝導性のコーティングは、内側壁の結合された円錐形の 部分の円筒部分及び環状領域である床部を覆う。 ジャックケーシング94の基部は電気伝導性の結合本体96に侵入し、その平 坦な端面には、ジャックケーシング94の内部に結合本体96が配置され、ポッ ト形状の接触ジャックの基部97は、基部97と共に複合的に形成される、半径 方向の弾性の接触舌部98によって形成される概略円筒形の生成された表面に隣 接する。少し内側に曲がる端部に近接して、接触舌部98は、接触舌部98上で 半径方向内側に向けられた、弾性力を及ぼす前もって付勢された環状のばね99 によって包囲される。ジャックケーシング94の内側の生成された表面からの接 触舌部98の距離は非常に小さく、かつ接触舌部98の厚さもまた小さく、接触 舌部98によって形成される中空本体の内径は、ジャックケーシング94の内径 に対して最大である。電気的に強く圧迫可能な接触舌部98とこれらの舌部によ って形成される接触部の結合部では、チップジャック93が、それゆえ、ケーブ ルプラグの収容に適切であり、ケーブルプラグは、ジャックケーシングの同一の 計測の場合、例えば図1の実施例のケーブルプラグ1よりずっと高い電流を搬送 可能である。 中間位置の弾性ディスク101を備えたねじ100と、中でねじ100が係合 する接触本体96の端面に抗する環状の圧力板102とによって、基部97は加 圧される。 基部97に平行な水平な基部と基部97の反対側に延長する折り返された端部 とを備えたプラスチック材料のキャップ103は、図11に示されるように、ね じ100の頭部及びばねディスク101及び圧力板102上で係合する。半径方 向内側に突出するリブ103’は、ねじ100及びばねディスク101及び圧力 板102に関連してプラスチック材料のキャップ103を中心に配置する。折り 曲げられた端部から外側に突出するフックは、内側に突出する接触 舌部98の鼻部の後ろで係合し、かつ基部97に近接してリブ103’を保持す る。プラスチック材料のキャップ103はねじ100と結合し、ねじの頭部は、 ねじが紛失されないように、基部の中央開口部を通じてばねディスク101に、 及び接触ジャックに対する圧力板102にもアクセス可能であり、結果として、 ねじ100による結合本体96に対する接触ジャックの結合は、実質的に簡素化 される。 例えば図1に見られるチップジャック2のように、チップジャック93は、装 置の壁の開口部に侵入可能であり、固く密閉される方法でこの壁に結合可能であ る。 ケーブルプラグ92は絶縁本体104を有し、絶縁本体104は、シリコンゴ ムから成り、かつ前もって付勢された下で、利用可能にされたプラスチック材料 の絶縁体105上及びプラスチック材料の絶縁体105を包囲する伝導層106 上で近接する。ケーブルの端部の方を指す端部から始まるその全長の一部分で、 絶縁本体104は、ジャックケーシング94の円錐形の内側の生成された表面に 適合され、かつ図11に示されるようにケーブルプラグ92が完全にチップジャ ック93に差し込まれる際に、電気的及び機械的に密閉される方法でジャックケ ーシング94の内側壁に隣接する、円錐形の内側の生成された表面を有する。隣 接するこの部分は、中央部分から成る外側の円筒形の部分であり、その端部はこ の中央部分上に配置される。互いに隣接する中央部分及びその上で係合する端部 の、生成された表面は、電気伝導性に形成され、電位の計測及び表示の目的で、 界磁制御及びケーブルの核への結合の両方に使用される電極を形成する。中央部 分上で端部が係合するのに必要な予めの付勢のために、信号結合部107に対す る電極の電気伝導性の結合部にとって、中央部分と端部の間に信号ケーブルの端 部を配置すること は十分なことである。それからそれは、電極に抗して必要な接触力でに加圧され る。明らかに、伝導層と共に中央部分のみ又は端部のみ提供することもまた十分 である。 絶縁本体104の方に丸くされた金属の加圧ディスク109は、ケーブルの核 の絶縁された端部108上で押動され、その加圧ディスクはプラスチック材料の 絶縁体105の自由端に隣接し、その上では絶縁本体104が支持される。端部 108の自由端の方を指す前端部では、長手方向に数箇所スリットが開けられ、 外側が円錐形で、電気伝導性の締結スリーブ110の一端が隣接し、更にその他 端は、端部108を少し越えて突出しかつプラスチック材料のキャップ103の 基部に接触し、その際ケーブルプラグ92は完全にチップジャック93内に押動 される。内側が円錐形でありかつ外側が円筒形の接触本体111は締結スリーブ 110に加圧され、その接触本体は、一方に、締結スリーブ110の半径方向の 圧力及び高電流の適用に必要なケーブルの核を生成し、他方に、ケーブルプラグ 92の接触表面を形成し、その接触表面は、接触舌部98と協働しかつ高荷重を かけられることが可能である。 不完全に図示されているだけであり、この実施例では金属から成るケーブルプ ラグケーシング112は、その全長の一部分でケーブルを包囲しかつ提供されて おり、その端部ではジャックケーシング94に結合され、結合フランジによって 半径方向外側に突出し、かつその上では環状本体113が係合し、ねじ切りされ たジャック95に螺合されるねじ114によって環状本体113はチップジャッ ク93に結合可能である。 図12及び13に示されかつケーブルプラグを収容するチップジャックのジャ ックケーシング115は、概略チップジャック94のように形成され、更に図1 1の実施例と同様の方法で形成された接 触機構を収容するために提供される。そのため、それがジャックケーシング11 5の基部に結合される内側の生成された表面部分は、円筒形に形成され、更に接 触ジャックの電位でありかつ円錐形部分に延長する伝導層116を有する。 図11の実施例のジャックケーシング94と異なって、二つの中空の円筒形部 分117又は118は、同軸かつ直角に、基部を形成する部分に形成され、そこ には結合本体96に相当する結合本体119の腕部が配置される。同軸の中空の 円筒形の部分117に配置される腕部は、結合部の接触機構120の支持部を形 成する。 図13に示されるように、内部にねじ切りされたジャック121が埋め込まれ たジャックケーシング115のフランジ部分は、互いに反対側に位置しかつ中空 の円筒形部分118に配置された腕部に平行な側部で平坦にされる。その結果、 ジャックケーシング115の空間的必要要件は実質的に減少される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サンダー,ディーター ドイツ連邦共和国,デー―70619 シュト ゥットガルト,マラヒトベーク 12 (72)発明者 ソビーライ,ギュンター ドイツ連邦共和国,デー―70839,ゲルリ ンゲン,ベルクハイマー ベーク 13

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 高電圧の電力供給網の電気ケーブルのチップジャックに差し込み可能なケ ーブルプラグを具備し、該ケーブルプラグが、ケーブルの絶縁された端部に締結 可能な接触本体及びケーブルの絶縁部に押動可能なシリコンゴムの密閉本体とを 有し、かつ該接触本体の方向に先細りする外側の円錐形を形成し、電気的及び機 械的に密閉された方法で、内側の円錐形を形成するチップジャックの内側壁の部 分に抗して押動可能な、プラグ型式結合装置において、該シリコンゴムは、好適 には25〜30の間である、20〜35の間のショアA硬さを有し、更に該密閉 本体(18;41;47;59;104)がチップジャック(2;30;68; 82;94;115)の内側壁に抗して加圧される圧力は、好適には5〜20N /cm2の間である、5〜50N/cm2の間であることを特徴とするプラグ型式結合 装置。 2. 上記密閉本体(18;41;47;59;104)の外側の円錐形は、好 適には2°〜3°の間の範囲内である、2°〜8°の間の範囲内の円錐角度を有 することを特徴とする請求項1に記載のプラグ型式結合装置。 3. 上記チップジャック(2;36;68;82;94;115)の内側壁の 円錐角度(β)及び上記密閉本体(18;41;47;59;104)の円錐形 の外側の生成された表面の円錐角度(α)は、定義 α=β+x に一致し、xの値は、−1°〜+2°の間の範囲内であることを特徴とする請求 項1又は請求項2に記載のプラグ型式結合装置。 4. 上記絶縁本体(104)は、円錐形の外側の生成された表面 を有する部分に結合された外側の円筒形部分を具備し、かつ中央部分及び端部か らなり、後者は、該中央部分と重なりかつ半径方向に前もって付勢されることを 特徴とする請求項1〜3のいずれか一つの項に記載のプラグ型式結合装置。 5. 上記中央部分の外側の表面及び/又は上記重なった端部の内側の表面は電 気伝導性であり、更に単一のケーブル(107)は、接触部を形成する方法で、 該中央部分と該重なった端部の間で結合されることを特徴とする請求項4に記載 のプラグ型式結合装置。 6. ジャック(93)のケーシング(94)は、該ケーシング(94)の内側 の円錐形及び基部を形成する部分の間の円筒形の内側の作成された部分を具備す ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つの項に記載のプラグ型式結合装 置。 7. 上記ケーシング(115)の内側の表面は、上記チップジャック(93) の接触舌部(98)の電位の電気伝導層(116)を有する少なくとも一つの円 筒形の部分を具備することを特徴とする請求項6に記載のプラグ型式結合装置。 8. 内部に上記ケーブルプラグ(92)の接触要素(111)が挿入可能な、 上記チップジャック(93)のケーシング(94)のポット形状の接触スリーブ は、上記半径方向の弾性の接触舌部(98)によって形成される概略円筒形の壁 を具備し、上記接触スリーブは、接触ジャックを包囲する領域の上記チップジャ ックのケーシング(94)の内径よりもほんの僅かに小さい外形を具備すること を特徴とする請求項1〜7のいずれか一つの項に記載のプラグ型式結合装置。 9. 上記接触ジャックは、上記接触舌部(98)の自由端に近接して、前もっ て付勢された環状のリング(99)によって包囲されることを特徴とする請求項 8に記載のプラグ型式結合装置。 10. 上記チップジャック(93)のケーシング(94)の内側壁の円筒形部 分は、上記接触舌部に形成された上記接触ジャックを包囲し、半径方向に計測さ れる該接触舌部(98)の厚さは小さく、該接触ジャックの内径は該チップジャ ック(93)のケーシング(94)の内径に関して最大であることを特徴とする 請求項8又は請求項9に記載のプラグ型式結合装置。 11. 上記ポット形状のチップジャックの基部は、紛失されない方法で上記接 触ジャックに結合されたねじ(100)によって該チップジャック(93)のケ ーシング(94)に確実に結合されることを特徴とする請求項8〜10のいずれ か一つの項に記載のプラグ型式結合装置。 12. 上記ねじ(100)は、該ねじ(100)の頭部上で係合するキャップ (103)によって上記接触ジャックに結合され、更に該キャップ(103)の 折り返された端部は、外側を指しかつ内側に突出する上記接触舌部(98)の鼻 部の後ろで係合するフックを有することを特徴とする請求項11に記載のプラグ 型式結合装置。 13. 上記ケーブルプラグは、前端部に結合フランジを有するケーシング(1 12)を具備し、該フランジは、半径方向外側に突出し、かつプラグ結合部が製 造された際に上記チップジャックのケーシングに接触し、更に該フランジ上では 、該チップジャックに該ケーブルプラグのケーシング(112)を接触させる目 的で、ねじによって該ケーシング(112)に結合可能な環状の要素が係合する ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つの項に記載のプラグ型式結合装 置。 14. 上記チップジャックのケーシング(115)は、互いに逆向きの側部に 、互いに平行に延長する平坦部を備えたフランジを有することを特徴とする請求 項1〜13のいずれか一つの項に記載の プラグ型式結合装置。 15. 上記ケーブルプラグ(88)のケーシングは、侵入するねじ(89)の 開口部を有するフランジ(91)を具備し、該ねじによって、該フランジ(91 )は、上記チップジャック(82)に結合可能でありかつねじ切りされた穴(9 0)を具備し、該穴は、侵入する穴に関してオフセットされかつ作用してねじを 収容し、該ねじによって、該フランジ(91)は該チップジャックのケーシング (82)に近づかないように押しつけ可能であることを特徴とする請求項1〜1 4のいずれか一つの項に記載のプラグ型式結合装置。
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