JPH07192162A - 紙幣識別装置 - Google Patents

紙幣識別装置

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JPH07192162A
JPH07192162A JP5346941A JP34694193A JPH07192162A JP H07192162 A JPH07192162 A JP H07192162A JP 5346941 A JP5346941 A JP 5346941A JP 34694193 A JP34694193 A JP 34694193A JP H07192162 A JPH07192162 A JP H07192162A
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    • G07F1/04Coin chutes
    • G07F1/041Coin chutes with means, other than for testing currency, for dealing with inserted foreign matter, e.g. "stuffing", "stringing" or "salting"
    • G07F1/042Coin chutes with means, other than for testing currency, for dealing with inserted foreign matter, e.g. "stuffing", "stringing" or "salting" the foreign matter being a long flexible member attached to a coin
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    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F7/00Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
    • G07F7/04Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by paper currency

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙幣詰まり等のトラブルを発生させることな
く、テープや紐による紙幣の不正な抜き取り操作をより
確実に検出することのできる紙幣識別装置を提供する。 【構成】 テープや紐等を検出するための手段を紙幣搬
送路14の幅方向に沿って複数の光学センサS2により
構成することにより、孔やスリット等を紙幣搬送路14
内に多数配備する必要をなくし、紙幣詰まり等のトラブ
ルを予防すると共に、腰の弱いテープや紐16等を確実
に検出できるようにする。引き抜き防止レバー13と光
学センサS2とを併設する場合においては、光学センサ
S2の間を補間するようにして引き抜き防止レバー13
を配備し、光学センサS2の検出漏れを引き抜き防止レ
バー13により補償する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙幣識別装置の改良、
特に、紙幣にテープまたは紐を取り付けて行われる不正
操作の検出機能の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】人目の少ない場所に配備された自動販売
機や両替機等においては、テープまたは紐を取り付けた
真正紙幣を紙幣識別装置に挿入して真偽判定に関する処
理を行わせた後、テープまたは紐を引いてこの紙幣を抜
き取り、紙幣の挿入が正常に行われた場合と同様な取り
引きを行おうとするといった不正操作が往々にして見ら
れる。
【0003】従来、この種の不正操作による被害を防止
するためには、紙幣識別装置の紙幣搬送路内に引き抜き
防止レバーを設けることにより対処していた。引き抜き
防止レバーとしては、紙幣先端の当接により紙幣の取り
込み方向にのみ可倒して紙幣の通過を許容したのち閉鎖
位置に自動復帰して紙幣の逆行を禁止するもの、紙幣の
挿入や搬送位置を検出する適当な検出手段を設け、この
検出手段にソレノイド等のアクチュエータを連動させて
紙幣の挿入後所定時間だけ紙幣搬送路を解放するように
したもの等が一般に用いられる。レバーの形状自体とし
ては、紙幣搬送路内に突出した突起状のものと、紙幣搬
送路の全幅に亘って設けられたゲート状のものとがあ
り、更に、引き抜き防止レバーに原位置復帰の検出手段
を設け、紙幣の取り込み完了後に引き抜き防止レバーが
閉鎖位置に復帰したことを確認してから真偽判定の結果
に基く取り引き操作を許容するようにしたものが知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の従来技
術により紙幣の抜き取りを効果的に防止するためには、
突起状の引き抜き防止レバーを紙幣搬送路の幅方向に多
数配備したり、紙幣搬送路の全幅に亘ってゲート状のレ
バーを設けるといった必要があり、紙幣搬送路上に多数
の孔やスリットを穿設しなければならないため、紙幣詰
まり等のトラブルが発生し易くなるといった欠点があ
る。また、引き抜き防止レバーに原位置復帰の検出手段
を設けて引き抜き防止レバーによる紙幣搬送路の閉鎖を
確認してから真偽判定の結果に基く取り引き操作を許容
するようにしたとしても、腰の弱いテープや紐が紙幣に
取り付けられていると、これらのテープや紐を屈曲させ
て引き抜き防止レバーが原位置に復帰し、紙幣にテープ
や紐が取り付けられたままの状態で正常な挿入操作の時
と同様な取り引きが行われる可能性があり、その後にテ
ープや紐で強制的に引き抜き防止レバーが持ち上げられ
て紙幣の抜き取りが行われるといった現象を回避するこ
とはできない。
【0005】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
欠点を解消し、紙幣詰まり等のトラブルを発生させるこ
となく、テープや紐による紙幣の不正な抜き取り操作を
より確実に検出することのできる紙幣識別装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の紙幣識別装置
は、紙幣の挿入を検出する挿入検出センサと紙幣の通過
を検出する通過検出センサとの間に、紙幣搬送路の幅方
向に沿って複数の光学センサを配備すると共に、前記挿
入検出センサからの挿入検出信号が入力されたときに前
記光学センサによって検出されている情報を記憶する第
1の情報記憶手段と、前記通過検出センサからの通過検
出信号を受けて前記光学センサからの情報を記憶する第
2の情報記憶手段と、前記第1の情報記憶手段に記憶さ
れた情報と前記第2の情報記憶手段に記憶された情報と
の差が所定値内のときに正常信号を出力する判別手段と
を設け、前記判別手段からの正常信号を受けて前記紙幣
に関する真券信号を出力可能にすることを特徴とした構
成により前記目的を達成した。
【0007】また、紙幣搬送路中に突出するよう付勢さ
れ、挿入方向への紙幣の移動のみを許容する引き抜き防
止レバーを設け、前記判別手段からの正常信号と該レバ
ーの復帰信号が得られたときにのみ前記真券信号を出力
する構成により、紙幣の不正な抜き取り操作をより確実
に検出できるようにした。光学センサ間に引き抜き防止
レバーを配備することによりテープおよび紐の検出の確
実性は一層向上する。
【0008】光学検出センサにより情報検出手段や通過
検出センサを兼ねさせることができ、装置のコストダウ
ンが図れる。
【0009】
【作用】紙幣の挿入により、紙幣搬送路の幅方向に沿っ
て設けられた複数の光学センサよりも手前に位置する挿
入検出センサが紙幣の先端を検出すると、その時点で光
学センサによって検出されている情報、即ち、紙幣およ
び他の物体が光学センサによって検出されていないとき
の情報が、第1の情報記憶手段に記憶される。
【0010】また、紙幣の搬送が開始されると、情報検
出手段は紙幣搬送路に沿って搬送される紙幣から該紙幣
に固有の情報を逐次検出し、情報検出作業終了後、紙幣
識別装置により前記検出したデータと基準データとが比
較され、紙幣の真偽が判定される。
【0011】そして、光学センサよりも奥に位置する通
過検出センサが紙幣の通過を検出すると、その時点で光
学センサによって検出されている情報が第2の情報記憶
手段に記憶され、第1の情報記憶手段に記憶された情報
と第2の情報記憶手段に記憶された情報との差が所定値
内であるか否かが判別手段により判別される。
【0012】第1の情報記憶手段に記憶された情報は紙
幣および他の物体が光学センサにより何ら検出されてい
ないときの情報、また、第2の情報記憶手段に記憶され
た情報は紙幣が光学センサの位置を通過した後に光学セ
ンサによって検出された情報であるから、これらの情報
の差が所定値内にあれば、紙幣が光学センサの位置を通
過した後も該光学センサに何らの物体も検出されていな
いこと、即ち、搬送された紙幣には、テープも紐も取り
付けられていないことを意味する。
【0013】判別手段は、第1の情報記憶手段に記憶さ
れた情報と第2の情報記憶手段に記憶された情報との差
が所定値内であるとき、即ち、紙幣にテープも紐も取り
付けられていないときに限り正常信号を出力可能とす
る。
【0014】紙幣識別装置は、判別手段からの正常信号
が得られたときに限り紙幣の真偽判定に基いた真券信号
を出力するので、テープや紐を紙幣に取り付けて行った
不正操作のときに真券信号が出力されるのが未然に防止
される。光学センサによりテープや紐を検出するので、
腰の弱いテープや紐が紙幣に取り付けられていた場合で
もこれを検出することができる。
【0015】また、紙幣搬送路中に突出すべく付勢され
て設けられた引き抜き防止レバーは、紙幣挿入方向へと
搬送される紙幣を検知して紙幣搬送路から退避した後、
紙幣の通過に伴って再び紙幣搬送路中の原位置に復帰し
ようとするが、その配備位置にテープや紐が存在すると
原位置への復帰および復帰信号の出力が妨げられる。つ
まり、紙幣の通過後に引き抜き防止レバーからの復帰信
号が検出されなければ、少なくとも、引き抜き防止レバ
ーの配備位置においてテープや紐の存在が確認されたこ
とになる。引き抜き防止レバーは紙幣搬送路の幅方向に
おいて光学センサ間に配備されているので、光学センサ
により検出できなかったテープや紐は該引き抜き防止レ
バーにより検出される。
【0016】紙幣識別装置は、判別手段からの正常信号
と引き抜き防止レバーの復帰信号が得られたときに限り
紙幣の真偽判定に基いた真券信号を出力するので、テー
プや紐を紙幣に取り付けて行った不正操作のときに真券
信号が出力されるのがより確実に防止される。光学セン
サとの組み合わせであるので、多数の引き抜き防止レバ
ーや紙幣搬送路の全幅をカバーするゲート状の引き抜き
防止レバーを設けるといった必要がなく、孔やスリット
の無理な配備を原因とする紙幣詰まり等のトラブルが防
止される。
【0017】更に、光学検出センサにより情報検出手段
や通過検出センサを兼ねさせることにより、装置のコス
トダウンが図れる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明を適用した一実施例の紙幣識別装置
の構成の概略を示す側面図、また、図3は同平面図、図
1は該紙幣識別装置の制御系の概略を示すブロック図で
ある。
【0019】図2および図3に示されるように、紙幣搬
送手段を構成する従動側搬送ローラ10および駆動側搬
送ローラ11の各々は、紙幣搬送路14を挟んで紙幣搬
送路14の四隅の上下に各々回動可能に軸支して設けら
れ、この内、紙幣搬送路14の幅方向両側の各側に設け
られた駆動側搬送ローラ11間には、各々、タイミング
ベルト12が巻回され、図2および図3において左から
右に向かう紙幣挿入方向に対し下流側に位置する2つの
駆動側搬送ローラ11は、マイクロプロセッサ1からの
指令によりモータ駆動回路6を介して駆動されるモータ
Mにより同時同方向に回転されるようになっている。ま
た、従動側搬送ローラ10の各々は従来と同様にスプリ
ング等の付勢手段でタイミングベルト12の外周部に圧
接され、紙幣搬送路14に挿入された紙幣15がタイミ
ングベルト12と従動側搬送ローラ10との間に挟持さ
れて確実に搬送されるようになっている。
【0020】紙幣搬送路14の最上流側に位置する入り
口の両側には、紙幣搬送路14を挟むようにして対向配
備された発光素子S1aおよび受光素子S1bからなる
ダーク・オンタイプの挿入検出センサS1が設けられ、
挿入検出センサS1からの信号は、波形整形回路2を介
してマイクロプロセッサ1にON(S1b遮光=紙幣検
出)/OFF(S1b受光=紙幣非検出)信号として入
力されるようになっている。
【0021】挿入検出センサS1の配設位置から紙幣搬
送路14を紙幣挿入方向に僅かに下った位置には、紙幣
搬送路14を挟むようにして対向配備された発光素子S
2aおよび受光素子S2bからなる光学センサS2が所
定の間隔をあけて紙幣搬送路14の幅方向に沿って複
数、この実施例では、3組配備されている。光学センサ
S2の各々は、紙幣15から固有情報を検出するための
情報検出手段と、該光学センサS2の配設位置を紙幣1
5が通過したことを検出するための通過検出センサとを
兼ねるものであり、紙幣15の固有情報、即ち、紙幣1
5の各部における光の透過率を紙幣上の模様の濃度変化
または色彩変化の点列データとして検出する必要上、増
幅積分回路3およびA/D変換器4を介してマイクロプ
ロセッサ1に信号を入力する。つまり、紙幣の有無のみ
を検出する挿入検出センサS1とは相違し、情報検出手
段として紙幣から情報を検出するため、および、光学セ
ンサとしてテープや紐の有無による光の透過率の微妙な
変化を検出するために増幅積分回路3が必要となるので
あって、通過検出センサを個別に配備する場合、その通
過検出センサに増幅積分回路は必要ない。
【0022】そして、光学センサS2の配設位置から紙
幣搬送路14を紙幣挿入方向に更に下った位置には、バ
ネ等の不正手段により紙幣搬送路14内に突出すべく付
勢され、紙幣挿入方向へ搬送される紙幣15の移動のみ
を許容する桿状の引き抜き防止レバー13が、紙幣搬送
路14の幅方向において光学センサS2間に位置するよ
うに設けられている。実施例では光学センサS2が3組
配備されているので、抜き防止レバー13の必要数は2
組ということになる。但し、ここでいう光学センサS2
間とは、より厳密にいえば、複数の光学センサS2のい
ずれによってもテープや紐を検出することのできない領
域に対応する位置のことであって、紙幣搬送路14の幅
方向の最も外側に配備された光学センサS2とこれに近
接する一側の紙幣搬送路14の側壁17との間の間隙が
相当に大きいような場合では、その間隙に対応する位置
に引き抜き防止レバー13を配備することを制限しな
い。
【0023】桿状の引き抜き防止レバー13は紙幣挿入
方向へ搬送される紙幣15の先端により押圧され、バネ
等の付勢力に抗して図2における時計方向に揺動するこ
とにより紙幣搬送路14から退避して紙幣15の移動を
許容し、紙幣の後端が一端その配設位置を通過するとバ
ネ等の付勢力により図2に示される原位置へと復帰して
紙幣15の逆行を阻止する。引き抜き防止レバー13の
形状は問わないが、紙幣搬送路14を形成する上下のプ
レートに巨大な孔やスリットを穿設しなければ装備でき
ないようなものは紙幣詰まり等の原因となるので好まし
くない。
【0024】各々の引き抜き防止レバー13には、該引
き抜き防止レバー13の原位置復帰を確認するためのレ
バーセンサS3が設けられている。レバーセンサS3の
各々は原位置にある引き抜き防止レバー13の先端を紙
幣搬送路14の幅方向において両側から挟むようにして
各引き抜き防止レバー13毎に対向配備された発光素子
と受光素子とからなるセンサであり、各レバーセンサS
3からの信号は、マイクロプロセッサ1にON(受光素
子受光=レバー13退避=紙幣検出)/OFF(受光素
子遮光=レバー13原位置=紙幣非検出)信号として入
力されるようになっている。
【0025】紙幣識別装置の制御系の主要部を構成する
マイクロプロセッサ1は、紙幣識別装置の駆動および紙
幣判定のための制御プログラム等を記憶したROM、お
よび、検出データの一時記憶等に用いられるRAMによ
り構成されるメモリ5を備える。
【0026】図5はメモリ15に格納された制御プログ
ラムに基いて紙幣識別装置のマイクロプロセッサ1が実
施する処理の概略を示すフローチャート、また、図4は
これに対応して主要な処理の行われるタイミングを示し
たタイミングチャートであり、以下、図5および図4と
前述の構成に基いて実施例の紙幣識別装置の動作を説明
する。
【0027】まず、紙幣識別装置に電源が投入される
と、マイクロプロセッサ1は、挿入検出センサS1から
の紙幣検出信号が入力されるまでの間(ステップa
2)、増幅積分回路3およびA/D変換器4を介してそ
の都度更新入力される光学センサS2からのデータを逐
次読み込み、その値をメモリ5のDATA1レジスタ(第1
の情報記憶手段)に逐次更新記憶して行く(ステップa
1)。
【0028】そして、利用者が紙幣識別装置の紙幣搬送
路14に紙幣15を手動挿入すると、挿入検出センサS
1がこれを検出し、マイクロプロセッサ1は、DATA1レ
ジスタに対する光学センサS2からのデータの書き込み
を中止し、モータMを正転駆動して紙幣の搬送を開始す
る(ステップa3,図4におけるt0のタイミング)。こ
の結果、DATA1レジスタには、紙幣挿入の直前に光学セ
ンサS2によって検出されていた情報が保持されること
になる。いうまでもなく、挿入検出センサS1は光学セ
ンサS2よりも上流側に位置し、DATA1レジスタに記憶
されるのは光学センサS2が紙幣を検出していないとき
のデータである。
【0029】次いで、マイクロプロセッサ1は再び光学
センサS2からのデータの読み込みを開始し、この値が
設定値Lを下回るまで待機する(ステップa4)。な
お、設定値Lは光学センサS2が紙幣15の先端を検出
するときのデータに対応する値であり、この値は予めメ
モリ5に設定記憶されている。
【0030】そして、光学センサS2から読み込まれた
データが設定値Lを下回り、紙幣の先端が光学センサS
2の配設位置に到達したことがステップa4の判別処理
で確認されると(図4におけるt1のタイミング)、マイ
クロプロセッサ1は、光学センサS2からのデータが再
び設定値Lを上回って紙幣15の後端が光学センサS2
の配設位置を通過するまでの間(ステップa6)、光学
センサS2から入力されるデータを逐次読み込み、その
値をメモリ5のDATA2ファイルに逐次追加記憶して、紙
幣15の各部における光の透過率の変化を紙幣上の模様
の濃度変化または色彩変化の点列データとして順次記憶
して行く(ステップa5)。なお、この間に紙幣15の
先端は引き抜き防止レバー13の配設位置へと到達し、
レバーセンサS3からの紙幣検出信号の出力が開始され
る。
【0031】次いで、光学センサS2からのデータが再
び設定値Lを上回り、紙幣15の後端が光学センサS2
の配設位置を通過したことがステップa6の判別処理で
確認されると、マイクロプロセッサ1はDATA2ファイル
に対する光学センサS2からのデータの書き込みを終了
し、モータMの正転駆動を一時停止して紙幣の搬送を停
止し(ステップa7,図4におけるt2のタイミング)、
DATA2ファイルに記憶された点列データと予めメモリ5
に設定記憶されている基準の点列データとを比較し、紙
幣15の真偽および種別を判定する(ステップa8)。
紙幣15の後端が光学センサS2の配設位置を通過した
直後の段階では紙幣15の後端が引き抜き防止レバー1
3の配設位置よりも上流側に位置し、紙幣15の取り込
みおよび返却に関するいずれの運転動作も可能である。
ステップa8の判別処理により紙幣15が偽貨であるこ
とが判明した場合、マイクロプロセッサ1は、モータM
を逆転して従来と同様の処理で紙幣15を返却し(ステ
ップa16)、返却処理終了後、再びステップa1およ
びステップa2で形成される初期の待機状態に戻り、新
規の紙幣挿入に基く挿入検出センサS1の反応を待っ
て、前記と同様の処理を開始する。
【0032】また、紙幣15が正貨であってステップa
8の判別結果が真となった場合、マイクロプロセッサ1
はタイマを作動させて所定時間待機することにより光学
センサS2からのデータを安定させ(ステップa9)、
その後、光学センサS2からのデータを新たに読み込ん
でDATA3レジスタ(第2の情報記憶手段)に格納する
(ステップa10,図4におけるt2+tのタイミング)。
【0033】DATA1レジスタに記憶された情報は紙幣1
5および他の物体が光学センサS2により何ら検出され
ていないときのデータ、また、DATA3レジスタに記憶さ
れた情報は紙幣15が光学センサS2の位置を通過した
後に光学センサS2によって検出されたデータであるか
ら、紙幣15の通過後にテープや紐等の不正な付属物1
6が光学センサS2によって検出されていなければ、DA
TA1レジスタとDATA3レジスタのデータがほぼ一致する
筈であり、また、紙幣15に取り付けられたテープや紐
等の不正な付属物16が光学センサS2によって検出さ
れれば、例え、それが透明ビニールのようなものであっ
たとしても、DATA3レジスタに記憶された値はDATA1レ
ジスタに記憶された値を下回る筈である。
【0034】そこで、マイクロプロセッサ1は、DATA1
レジスタに記憶されたデータに所定の許容値設定係数α
を乗じて不正な付属物16の有無を判定するための判定
基準値α・DATA1を求め、次いで、DATA3レジスタに記
憶された値がα・DATA1を上回っているか否か、即ち、
紙幣15にテープや紐等の不正な付属物16が取り付け
られているか否かを判別することとなる(ステップa1
1)。なお、光学センサS2は透過式の光学センサであ
るから、当然α<1の範囲でαの値を設定するが、αの
値を1に近付ければ近付けるほどテープや紐等16の異
物検出の精度は向上する。係数を用いずに異物検出のた
めの設定値自体を予め固定的に決めてしまうと、光学セ
ンサS2の汚れや焼けによる性能の劣化が異物の有無に
関する判別精度に影響を与えることがあるが、この実施
例では紙幣挿入時点の光学センサS2の状態、即ち、DA
TA1の値に基いて判定基準値を決めるようにしているの
で、光学センサS2自体の性能の変化によって判別異常
が生じることはない。
【0035】ステップa11の判別結果が真となってテ
ープや紐等の不正な付属物16の取り付けがないことが
確認された場合、マイクロプロセッサ1は、再びモータ
Mを正転して紙幣15の取り込みを開始し、経過時間計
測タイマに紙幣の取り込みに必要とされる十分な時間を
設定して計時を開始させ(ステップa12)、経過時間
計測タイマの計時が完了するか、もしくは、レバーセン
サS3からの紙幣検出信号がOFFとなるまでの間、ス
テップ13およびステップa14の判別処理を繰り返し
実行して待機する。
【0036】そして、経過時間計測タイマが作動してい
る間にレバーセンサS3からの紙幣検出信号がOFFと
なれば(ステップa14の判別結果が真)、マイクロプ
ロセッサ1は、紙幣15が正常に取り込まれ、既に抜き
取りが不能となったものと判断し、モータMの正転を停
止してステップa8の判別結果に基いて紙幣15の種別
に対応した真券信号を出力し(ステップa15)、一連
の処理を終了して再びステップa1およびステップa2
で形成される初期の待機状態に戻る。
【0037】また、経過時間計測タイマの作動が完了し
てもレバーセンサS3からの紙幣検出信号がOFFとな
らなければ(ステップa13の判別結果が真)、マイク
ロプロセッサ1は、光学センサS2による異物の検出不
能領域に対応する紙幣15上の位置に取り付けられたテ
ープや紐等16によって不正な抜き取り操作が行われて
いるものと判断し、モータMを逆転して従来と同様の処
理で紙幣15を返却し(ステップa16)、返却処理終
了後、再びステップa1およびステップa2で形成され
る初期の待機状態に戻って前記と同様の処理を開始す
る。
【0038】レバーセンサS3を作動させる引き抜き防
止レバー13は光学センサS2間に対応して設けられて
いるため、テープ等の不正手段16がたまたま光学セン
サS2による異物検出不能領域に取り付けられていたと
しても、これを確実に検出して真券信号の出力をキャン
セルすることができる。
【0039】なお、上記実施例では、挿入検出センサS
1、光学センサS2に透過式のものを使用したが反射式
のもの(反射光を受光するもの)でもよい。また、上記
実施例では、紙幣通過を検出する通過検出センサと紙幣
の真偽、種類を判別するためのデータを検出する情報検
出手段とを光学センサS2で兼ねるようにしたが、通過
検出センサを情報検出手段とは別に設けてもよい。さら
に、通過検出センサを別に設ける場合には、紙幣につけ
られたテープや紐を検出できるように紙幣搬送方向に対
し垂直方向に多数配列するようにする。または、紙幣搬
送路の一方の面(搬送紙幣の表側か裏側に対応する面)
に凹面状の反射板を設け、搬送方向に垂直方向で搬送路
前領域に投光した平行光の上記凹面反射板で反射した光
を1点に集光し該集光した光を受光素子で受光するよう
にして紙幣の検出通過、テープや紐等の検出を行なうよ
うにしてもよい。また、通過検出センサを別に設ける場
合には情報検出手段として、光学センサを必ずしも使用
する必要はなく、磁気的に紙幣から情報を検出するもの
等でもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明の紙幣識別装置は、複数の光学セ
ンサを紙幣搬送路の幅方向に沿って配備してテープや紐
等の不正な抜き取り手段を検知するようにしたので、腰
の弱いテープや紐が紙幣に取り付けられていた場合であ
ってもこれを確実に検知することができ、しかも、紙幣
識別装置に紙幣が挿入される直前に光学センサにより検
出されていた情報と紙幣が光学センサを通過し直後の情
報とを相対的に比較してその差によってテープや紐等の
有無を判別するようにしているので、光学センサの焼け
や汚れといった性能変化に左右されずに、より適確な判
別処理を行うことができる。この結果、テープや紐等の
有無の判別基準となる差をシビアに設定しても判別異常
が生じにくくなり、透明ビニール等のテープに対しても
十分に対処することが可能となり、しかも、孔やスリッ
トを無闇に配備する必要がないので紙幣詰まり等のトラ
ブルも解消される。また、引き抜き防止レバーは光学セ
ンサ間に配備されているので、光学センサに検出漏れが
あった場合でもこれを引き抜き防止レバーで検出するこ
とができ、不正な抜き取り操作をより確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の紙幣識別装置の制御系の概
略を示すブロック図である。
【図2】同実施例の紙幣識別装置の構成の概略を示す側
面図である。
【図3】同実施例の紙幣識別装置の構成の概略を示す平
面図である。
【図4】同実施例の紙幣識別装置の処理動作の概略を示
すタイミングチャートである。
【図5】同実施例の紙幣識別装置の処理の概略を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
S1 挿入検出センサ S2 光学センサ(情報検出手段,通過検出センサ) 1 マイクロプロセッサ(判別手段) 5 メモリ(第1の情報記憶手段,第2の情報記憶手
段) 13 引き抜き防止レバー 14 紙幣搬送路 15 紙幣 16 テープや紐等

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣搬送路に沿って搬送される紙幣から
    情報検出手段を介して該紙幣に固有の情報を検出し、前
    記検出したデータを基準データと比較することによって
    紙幣の真偽を判定する紙幣識別装置において、 紙幣の挿入を検出する挿入検出センサと紙幣の通過を検
    出する通過検出センサとの間に、紙幣搬送路の幅方向に
    沿って複数の光学センサを配備すると共に、 前記挿入検出センサからの挿入検出信号が入力されたと
    きに前記光学センサによって検出されている情報を記憶
    する第1の情報記憶手段と、 前記通過検出センサからの通過検出信号を受けて前記光
    学センサからの情報を記憶する第2の情報記憶手段と、 前記第1の情報記憶手段に記憶された情報と前記第2の
    情報記憶手段に記憶された情報との差が所定値内のとき
    に正常信号を出力する判別手段とを設け、 前記判別手段からの正常信号を受けて前記紙幣に関する
    真券信号を出力可能にすることを特徴とした紙幣識別装
    置。
  2. 【請求項2】 紙幣搬送路中に突出するよう付勢され、
    挿入方向への紙幣の移動のみを許容する引き抜き防止レ
    バーを設け、前記判別手段からの正常信号と該レバーの
    復帰信号が得られたときに前記真券信号を出力する請求
    項1記載の紙幣識別装置。
  3. 【請求項3】 前記引き抜き防止レバーが紙幣搬送路の
    幅方向において前記光学センサ間に配備されていること
    を特徴とする請求項2記載の紙幣識別装置。
  4. 【請求項4】 紙幣搬送路の幅方向に沿って配備された
    複数の光学センサが前記情報検出手段を構成することを
    特徴とした請求項1,請求項2または請求項3記載の紙
    幣識別装置。
  5. 【請求項5】 前記光学センサが前記通過検出センサを
    構成することを特徴とした請求項1,請求項2,請求項
    3または請求項4記載の紙幣識別装置。
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