JPH07190605A - 冷蔵庫の汚気奪取装置 - Google Patents
冷蔵庫の汚気奪取装置Info
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- JPH07190605A JPH07190605A JP6281722A JP28172294A JPH07190605A JP H07190605 A JPH07190605 A JP H07190605A JP 6281722 A JP6281722 A JP 6281722A JP 28172294 A JP28172294 A JP 28172294A JP H07190605 A JPH07190605 A JP H07190605A
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- F25D17/04—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
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- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 冷蔵室冷気吸入口側に設置し、設置費及び維
持費を低廉化し得る簡単な構造の冷蔵庫の汚気奪取装置
を提供する。 【構成】 所定形状に屈曲形成された奪取ケース体５３
０と、該奪取ケース体５３０に取着されるグリル体５１
０と、を備え、従来の送風ファンを省いて構成される。
持費を低廉化し得る簡単な構造の冷蔵庫の汚気奪取装置
を提供する。 【構成】 所定形状に屈曲形成された奪取ケース体５３
０と、該奪取ケース体５３０に取着されるグリル体５１
０と、を備え、従来の送風ファンを省いて構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫の汚気奪取装置
に関し、更に詳細には、冷蔵室の冷気吸入口側に設置
し、冷蔵庫内の臭い及び細菌を奪取し得る簡単な構造の
汚気奪取装置に関する。
に関し、更に詳細には、冷蔵室の冷気吸入口側に設置
し、冷蔵庫内の臭い及び細菌を奪取し得る簡単な構造の
汚気奪取装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の汚気奪取装置を有した冷蔵庫にお
いては、図４に示したように、冷蔵庫ケース１００の内
部上方側には冷凍室２００、内部下方側には、冷蔵室３
００が夫々形成され、該冷凍室２００の後方側壁上部に
送風機２１０が設置され、該送風機２１０は、流入口２
４０を介して冷気を冷凍室２００に送り込む。該送風機
２１０の下方側には、冷蔵庫の冷気発生サイクルにより
冷凍室及び冷蔵室３００内で循環された冷気から熱を交
換し蒸発させる蒸発部２３０が設置される。冷凍室２０
０及び冷蔵室３００の前方側には、夫々冷凍室ドア２２
０及び冷蔵室ドア３２０が開閉自在に配設されている。
冷凍室２００と冷蔵室３００との間には、上部断熱材２
６０及び下部断熱材２７０が配設され、それら上部断熱
材２６０と下部断熱材２７０間には、冷気帰還路２８０
が水平方向に延びるように形成される。該冷気帰還路２
８０は、前方所定部位において上下の冷凍室２００及び
冷蔵室３００側に連通され、冷凍室冷気吸入口２９０と
冷蔵室冷気吸入口３４０とが夫々開口形成される。冷気
帰還路２８０には、冷凍室２００及び冷蔵室３００内を
循環した冷気が吸入され得るように構成されている。前
記蒸発部２３０の後方側には、冷蔵室冷気流路２５０が
形成され、該冷気流路２５０には、前記下部断熱材２７
０を貫通し、冷蔵室冷気流入口３３０を介して冷蔵室３
００と連通し、冷気が冷蔵室３００内に流入される。更
に、該冷蔵室３００の後方側壁上部には送風ファン３１
１及び奪取材３１２を備えた汚気奪取装置３１０が設置
され、冷蔵室３００内の臭い及び細菌を含んだ冷気を奪
取又は殺菌させるようになっていた。
いては、図４に示したように、冷蔵庫ケース１００の内
部上方側には冷凍室２００、内部下方側には、冷蔵室３
００が夫々形成され、該冷凍室２００の後方側壁上部に
送風機２１０が設置され、該送風機２１０は、流入口２
４０を介して冷気を冷凍室２００に送り込む。該送風機
２１０の下方側には、冷蔵庫の冷気発生サイクルにより
冷凍室及び冷蔵室３００内で循環された冷気から熱を交
換し蒸発させる蒸発部２３０が設置される。冷凍室２０
０及び冷蔵室３００の前方側には、夫々冷凍室ドア２２
０及び冷蔵室ドア３２０が開閉自在に配設されている。
冷凍室２００と冷蔵室３００との間には、上部断熱材２
６０及び下部断熱材２７０が配設され、それら上部断熱
材２６０と下部断熱材２７０間には、冷気帰還路２８０
が水平方向に延びるように形成される。該冷気帰還路２
８０は、前方所定部位において上下の冷凍室２００及び
冷蔵室３００側に連通され、冷凍室冷気吸入口２９０と
冷蔵室冷気吸入口３４０とが夫々開口形成される。冷気
帰還路２８０には、冷凍室２００及び冷蔵室３００内を
循環した冷気が吸入され得るように構成されている。前
記蒸発部２３０の後方側には、冷蔵室冷気流路２５０が
形成され、該冷気流路２５０には、前記下部断熱材２７
０を貫通し、冷蔵室冷気流入口３３０を介して冷蔵室３
００と連通し、冷気が冷蔵室３００内に流入される。更
に、該冷蔵室３００の後方側壁上部には送風ファン３１
１及び奪取材３１２を備えた汚気奪取装置３１０が設置
され、冷蔵室３００内の臭い及び細菌を含んだ冷気を奪
取又は殺菌させるようになっていた。
【０００３】このように構成された従来冷蔵庫の汚気奪
取装置の作用を説明する。先ず、冷蔵庫の冷凍サイクル
により冷却された冷気は、送風機２１０により送り出さ
れ、一部が冷凍室冷気流入口２４０を通って冷凍室２０
０内に流入し、循環しながら冷凍室内の熱を奪った後、
冷凍室冷気吸入口２９０及び冷気帰還路２８０を通って
蒸発部２３０に流入する。次いで、該蒸発部２３０で熱
交換が行われ、前記送風機２１０により送風されて上記
の循環作用が反復して行われる。該送風機２１０により
送風された他の冷気は、冷蔵室冷気流路２５０及び冷蔵
室冷気流入口３３０を通って冷蔵室３００内に流入し、
循環しながら冷蔵室３００内の熱を奪った後、冷蔵室冷
気吸入口３４０及び冷気帰還路２８０を通って蒸発部２
３０に流入し、熱交換が行われた後前記送風機２１０に
より送り出され、上記の循環作用が反復継続して行われ
る。冷蔵室３００内で空気が循環される間、該循環空気
は、汚気奪取装置３１０の送風ファン３１１により強制
循環され、該空気中に包含された臭い及び細菌が汚気奪
取装置３１０の奪取材３１２を通過しながら奪取又は殺
菌される。
取装置の作用を説明する。先ず、冷蔵庫の冷凍サイクル
により冷却された冷気は、送風機２１０により送り出さ
れ、一部が冷凍室冷気流入口２４０を通って冷凍室２０
０内に流入し、循環しながら冷凍室内の熱を奪った後、
冷凍室冷気吸入口２９０及び冷気帰還路２８０を通って
蒸発部２３０に流入する。次いで、該蒸発部２３０で熱
交換が行われ、前記送風機２１０により送風されて上記
の循環作用が反復して行われる。該送風機２１０により
送風された他の冷気は、冷蔵室冷気流路２５０及び冷蔵
室冷気流入口３３０を通って冷蔵室３００内に流入し、
循環しながら冷蔵室３００内の熱を奪った後、冷蔵室冷
気吸入口３４０及び冷気帰還路２８０を通って蒸発部２
３０に流入し、熱交換が行われた後前記送風機２１０に
より送り出され、上記の循環作用が反復継続して行われ
る。冷蔵室３００内で空気が循環される間、該循環空気
は、汚気奪取装置３１０の送風ファン３１１により強制
循環され、該空気中に包含された臭い及び細菌が汚気奪
取装置３１０の奪取材３１２を通過しながら奪取又は殺
菌される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このように構
成された従来冷蔵庫の汚気奪取装置においては、送風フ
ァン及び奪取材を備えた汚気奪取装置が冷蔵庫内の後方
側壁に設置されているため、該送風ファンを別途に取付
けるようになって、該送風ファンの設置費及び維持費に
より原価が上昇するという不都合な点があった。また、
汚気奪取装置は臭い及び細菌がついているため度々清掃
をし、所定時間経過後は、奪取材は交換すべきである
が、それら送風ファン及び奪取材が冷蔵室内後方側壁に
設置されているため、清掃及び交換動作が煩雑になると
いう不都合な点があった。
成された従来冷蔵庫の汚気奪取装置においては、送風フ
ァン及び奪取材を備えた汚気奪取装置が冷蔵庫内の後方
側壁に設置されているため、該送風ファンを別途に取付
けるようになって、該送風ファンの設置費及び維持費に
より原価が上昇するという不都合な点があった。また、
汚気奪取装置は臭い及び細菌がついているため度々清掃
をし、所定時間経過後は、奪取材は交換すべきである
が、それら送風ファン及び奪取材が冷蔵室内後方側壁に
設置されているため、清掃及び交換動作が煩雑になると
いう不都合な点があった。
【０００５】そこで、本願発明は、このような問題点を
効果的に解決し得る汚気奪取装置を提供することを目的
とする。
効果的に解決し得る汚気奪取装置を提供することを目的
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、簡単な
構造の汚気奪取装置を冷蔵室冷気吸入口側に設置し、設
置費及び維持費を低廉化し得る冷蔵庫の汚気奪取装置を
提供しようとするものである。本発明の他の目的は、汚
気奪取装置の着脱及び奪取材の取り替えを簡便に行い得
る冷蔵庫の汚気奪取装置を提供しようとするものであ
る。
構造の汚気奪取装置を冷蔵室冷気吸入口側に設置し、設
置費及び維持費を低廉化し得る冷蔵庫の汚気奪取装置を
提供しようとするものである。本発明の他の目的は、汚
気奪取装置の着脱及び奪取材の取り替えを簡便に行い得
る冷蔵庫の汚気奪取装置を提供しようとするものであ
る。
【０００７】このような本発明の目的は、所定形状に屈
曲形成された奪取案内部、該奪取案内部前面に突設され
た掛止突片、該奪取案内部後方支持フレームに立設され
溝部を有した２個の支持部及び該奪取案内部上面に夫々
突設された支持ボスを夫々有した奪取ケース体と、複数
の冷気通孔を有して骨組まれたグリル枠体、該グリル枠
体両方側面上に夫々形成され奪取材の収納される支持ボ
ックス、該グリル枠体前後側所定部位に夫々突設された
固定フック及び支持リブ及び該グリル枠体左右両方側所
定部位に夫々突設された締結ナット部を有したグリル体
と、を備え、前記奪取ケース体にグリル体が取着されて
冷蔵庫の冷蔵室冷気吸入口に係合された後、締結部材に
より冷凍室内部ケースに取着されるように冷蔵庫の汚気
奪取装置を構成することにより達成される。
曲形成された奪取案内部、該奪取案内部前面に突設され
た掛止突片、該奪取案内部後方支持フレームに立設され
溝部を有した２個の支持部及び該奪取案内部上面に夫々
突設された支持ボスを夫々有した奪取ケース体と、複数
の冷気通孔を有して骨組まれたグリル枠体、該グリル枠
体両方側面上に夫々形成され奪取材の収納される支持ボ
ックス、該グリル枠体前後側所定部位に夫々突設された
固定フック及び支持リブ及び該グリル枠体左右両方側所
定部位に夫々突設された締結ナット部を有したグリル体
と、を備え、前記奪取ケース体にグリル体が取着されて
冷蔵庫の冷蔵室冷気吸入口に係合された後、締結部材に
より冷凍室内部ケースに取着されるように冷蔵庫の汚気
奪取装置を構成することにより達成される。
【０００８】
【作用】冷凍庫の冷凍サイクルにより冷蔵室冷気吸入口
を通って臭い及び細菌の包含された冷蔵室の冷気が吸入
され、グリル体の冷気通孔及び汚気奪取材を通過する
間、該奪取材により冷気中の臭い及び細菌が奪取され、
このような奪取作用は冷凍サイクル中反復して行われ
る。
を通って臭い及び細菌の包含された冷蔵室の冷気が吸入
され、グリル体の冷気通孔及び汚気奪取材を通過する
間、該奪取材により冷気中の臭い及び細菌が奪取され、
このような奪取作用は冷凍サイクル中反復して行われ
る。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を用いて
詳細に説明する。図１に示したように、本発明に係る冷
蔵庫の冷蔵庫ケース１００の内部上方側には冷凍室２０
０、内部下方側には冷蔵室３００が夫々形成され、該冷
凍室２００の後方側壁上部に送風機２１０が設置され、
該送風機２１０は、冷気を冷凍室２００に送り込む。流
入口２４０が開設され、該送風機２１０の下方側には、
冷蔵庫の冷気発生サイクルにより冷凍室及び冷蔵室３０
０内で循環された冷気から熱を交換し蒸発させる蒸発部
２３０が設置される。冷凍室２００及び冷蔵室３００の
前方側には、夫々冷凍室ドア２２０及び冷蔵室ドア３２
０が開閉自在に配設されている。それら冷凍室２００と
冷蔵室３００との間には、上部断熱材２６０及び下部断
熱材２７０が配設され、それら上部断熱材２６０と下部
断熱材２７０間には、冷気帰還路２８０が水平方向に延
びるように形成される。該冷気帰還路２８０は、前方所
定部位において上下の冷凍室２００及び冷蔵室３００側
に連通され、冷凍室冷気吸入口２９０と冷蔵室冷気吸入
口３４０とが夫々開口形成される。冷気帰還路２８０に
は、冷凍室２００及び冷蔵室３００内を循環した冷気が
吸入され得るように構成される。前記蒸発部２３０の後
方側には、冷蔵室冷気流路２５０が形成され、該冷気流
路２５０は、前記下部断熱材２７０を貫通し、冷蔵室冷
気流入口３３０を介して冷蔵室３００と連通し、冷気が
冷蔵室３００内に流入される。
詳細に説明する。図１に示したように、本発明に係る冷
蔵庫の冷蔵庫ケース１００の内部上方側には冷凍室２０
０、内部下方側には冷蔵室３００が夫々形成され、該冷
凍室２００の後方側壁上部に送風機２１０が設置され、
該送風機２１０は、冷気を冷凍室２００に送り込む。流
入口２４０が開設され、該送風機２１０の下方側には、
冷蔵庫の冷気発生サイクルにより冷凍室及び冷蔵室３０
０内で循環された冷気から熱を交換し蒸発させる蒸発部
２３０が設置される。冷凍室２００及び冷蔵室３００の
前方側には、夫々冷凍室ドア２２０及び冷蔵室ドア３２
０が開閉自在に配設されている。それら冷凍室２００と
冷蔵室３００との間には、上部断熱材２６０及び下部断
熱材２７０が配設され、それら上部断熱材２６０と下部
断熱材２７０間には、冷気帰還路２８０が水平方向に延
びるように形成される。該冷気帰還路２８０は、前方所
定部位において上下の冷凍室２００及び冷蔵室３００側
に連通され、冷凍室冷気吸入口２９０と冷蔵室冷気吸入
口３４０とが夫々開口形成される。冷気帰還路２８０に
は、冷凍室２００及び冷蔵室３００内を循環した冷気が
吸入され得るように構成される。前記蒸発部２３０の後
方側には、冷蔵室冷気流路２５０が形成され、該冷気流
路２５０は、前記下部断熱材２７０を貫通し、冷蔵室冷
気流入口３３０を介して冷蔵室３００と連通し、冷気が
冷蔵室３００内に流入される。
【００１０】図２及び図３に示したように、本発明に係
る冷蔵庫の汚気奪取装置は、所定形状に屈曲形成された
奪取ケース体５３０と、該奪取ケース体５３０に螺合さ
れるグリル体５１０とにより構成され、該汚気奪取装置
は、前記上部断熱材２６０を貫通するように冷蔵室冷気
吸入口３４０に装入された後、固定板５４０を介して、
締結部材５４１により冷凍室内部ケース６００に固定さ
れる。
る冷蔵庫の汚気奪取装置は、所定形状に屈曲形成された
奪取ケース体５３０と、該奪取ケース体５３０に螺合さ
れるグリル体５１０とにより構成され、該汚気奪取装置
は、前記上部断熱材２６０を貫通するように冷蔵室冷気
吸入口３４０に装入された後、固定板５４０を介して、
締結部材５４１により冷凍室内部ケース６００に固定さ
れる。
【００１１】奪取ケース体５３０は、下方側壁面が開放
され、前後両方側壁面中央部位は、夫々所定形状に切欠
され、中央部が高くなるように左右両方側壁面は、夫々
段部を有し、ほぼ中空６面体状の奪取案内部５３５が屈
曲形成されている。該奪取案内部５３５の前方側壁の切
欠部下方には、掛止突片５３３が突設され、該奪取案内
部５３５の後方側壁の切欠部下方には、支持フレーム５
３４が形成され、該支持フレーム５３４の所定部位は、
２個の挿入孔が穿設され、それら挿入孔に対応するよう
に前記支持フレーム５３４上面には、溝部を具えた支持
部５３１が立設されている。該奪取案内部５３５の上方
側壁面所定部位には、ネジ山を有するナット状の支持ボ
ス５３２が所定間隔を置いて２個突設されている。
され、前後両方側壁面中央部位は、夫々所定形状に切欠
され、中央部が高くなるように左右両方側壁面は、夫々
段部を有し、ほぼ中空６面体状の奪取案内部５３５が屈
曲形成されている。該奪取案内部５３５の前方側壁の切
欠部下方には、掛止突片５３３が突設され、該奪取案内
部５３５の後方側壁の切欠部下方には、支持フレーム５
３４が形成され、該支持フレーム５３４の所定部位は、
２個の挿入孔が穿設され、それら挿入孔に対応するよう
に前記支持フレーム５３４上面には、溝部を具えた支持
部５３１が立設されている。該奪取案内部５３５の上方
側壁面所定部位には、ネジ山を有するナット状の支持ボ
ス５３２が所定間隔を置いて２個突設されている。
【００１２】奪取ケース体５３０の底面に対応するグリ
ル体５１０においては、網状に複数のグリルが前方左右
方向に所定間隔を有して骨組まれて複数の冷気通孔５１
１を有する網状のグリル枠体５１９が形成され、該グリ
ル枠体両側面上には正方形状の奪取材支持ボックス５１
２が夫々形成される。支持ボックス５１２内には、汚気
奪取材５１４が着脱自在に収容される。支持ボックス５
１２の外方側前記グリル枠体５１９の外枠内方側には、
締結ナット部５１７が夫々形成される。それら締結ナッ
ト５１７を通る各締結部材（締結ボルト）５１６によ
り、該グリル枠体５１９が前記奪取ケース体５３０底面
内部に取着される。該グリル枠体５１９の前方側枠所定
部位には、前記奪取ケース体５３０の掛止突片５３３に
掛止される固定フック５１５が突設され、該グリル枠体
５１９の後方側枠所定部位には、前記奪取ケース体５３
０の各支持部５３１の溝部に係合される２個の支持リブ
５１３が立設される。
ル体５１０においては、網状に複数のグリルが前方左右
方向に所定間隔を有して骨組まれて複数の冷気通孔５１
１を有する網状のグリル枠体５１９が形成され、該グリ
ル枠体両側面上には正方形状の奪取材支持ボックス５１
２が夫々形成される。支持ボックス５１２内には、汚気
奪取材５１４が着脱自在に収容される。支持ボックス５
１２の外方側前記グリル枠体５１９の外枠内方側には、
締結ナット部５１７が夫々形成される。それら締結ナッ
ト５１７を通る各締結部材（締結ボルト）５１６によ
り、該グリル枠体５１９が前記奪取ケース体５３０底面
内部に取着される。該グリル枠体５１９の前方側枠所定
部位には、前記奪取ケース体５３０の掛止突片５３３に
掛止される固定フック５１５が突設され、該グリル枠体
５１９の後方側枠所定部位には、前記奪取ケース体５３
０の各支持部５３１の溝部に係合される２個の支持リブ
５１３が立設される。
【００１３】以下、上記構成を有する本実施例の冷蔵庫
の汚気奪取装置の作用を説明する。先ず、冷蔵庫の冷凍
サイクルにより冷却された冷気は、送風機２１０により
送り出され、一部が冷凍室冷気流入口２４０を通って冷
凍室２００内に流入し、循環しながら冷凍室２００内の
熱を奪った後、冷凍室冷気吸入口２９０及び冷気帰還路
２８０を通って蒸発部２３０に流入する。次いで、蒸発
部２３０で熱交換が行われ、前記送風機２１０により送
風されて上記の循環作用が反復される。送風機２１０に
より送風された他の冷気は、冷蔵室冷気流路２５０及び
冷蔵室冷気流入口３３０を通って冷蔵室３００内に流入
し、循環しながら冷蔵室３００内の熱を奪った後、冷蔵
室冷気吸入口３４０及び冷気帰還路２８０を通って蒸発
部２３０に流入し、熱交換が行われた後、前記送風機２
１０により送り出され、上記の循環作用が反復継続され
る。
の汚気奪取装置の作用を説明する。先ず、冷蔵庫の冷凍
サイクルにより冷却された冷気は、送風機２１０により
送り出され、一部が冷凍室冷気流入口２４０を通って冷
凍室２００内に流入し、循環しながら冷凍室２００内の
熱を奪った後、冷凍室冷気吸入口２９０及び冷気帰還路
２８０を通って蒸発部２３０に流入する。次いで、蒸発
部２３０で熱交換が行われ、前記送風機２１０により送
風されて上記の循環作用が反復される。送風機２１０に
より送風された他の冷気は、冷蔵室冷気流路２５０及び
冷蔵室冷気流入口３３０を通って冷蔵室３００内に流入
し、循環しながら冷蔵室３００内の熱を奪った後、冷蔵
室冷気吸入口３４０及び冷気帰還路２８０を通って蒸発
部２３０に流入し、熱交換が行われた後、前記送風機２
１０により送り出され、上記の循環作用が反復継続され
る。
【００１４】この場合、冷蔵室３００内の冷気に包含さ
れた臭い及び細菌が冷蔵室冷気吸入口３４０を通して吸
入され、該冷気がグリル体５１０の冷気通孔５１１及び
奪取材５１４を通過する間に、該冷気中に臭い及び細菌
が奪取材５１４により奪取される。このような冷気中の
臭い及び細菌の奪取作用は、冷凍サイクルに従い反復継
続して行われる。尚、前記奪取材５１４を（所定時間使
用した後）交換する場合、前記グリル体５１０の固定フ
ック５１５を上方側にやや押し上げて前記奪取ケース体
５３０の掛止突片５３３から該グリル体５１０を外せば
よく、これにより該グリル体５１０の支持ボックス５１
２内に収納された奪取材５１４を簡単に新品と取り替え
ることができる。
れた臭い及び細菌が冷蔵室冷気吸入口３４０を通して吸
入され、該冷気がグリル体５１０の冷気通孔５１１及び
奪取材５１４を通過する間に、該冷気中に臭い及び細菌
が奪取材５１４により奪取される。このような冷気中の
臭い及び細菌の奪取作用は、冷凍サイクルに従い反復継
続して行われる。尚、前記奪取材５１４を（所定時間使
用した後）交換する場合、前記グリル体５１０の固定フ
ック５１５を上方側にやや押し上げて前記奪取ケース体
５３０の掛止突片５３３から該グリル体５１０を外せば
よく、これにより該グリル体５１０の支持ボックス５１
２内に収納された奪取材５１４を簡単に新品と取り替え
ることができる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、送風ファンを省いた汚気奪取装置を冷蔵室冷気吸入
口に係合させ、該冷蔵室冷気吸入口から吸入される冷気
中の臭い及び細菌を直接汚気奪取装置により奪取するよ
うに構成しているため、奪取性能を損うことなく汚気奪
取装置の設置費用及び維持補修費用を軽減できる。ま
た、該汚気奪取装置が冷蔵室ドア直ぐ手前の冷蔵室冷気
吸入口に係合されているため、取り替え動作を極めて簡
便に行うことができる。
は、送風ファンを省いた汚気奪取装置を冷蔵室冷気吸入
口に係合させ、該冷蔵室冷気吸入口から吸入される冷気
中の臭い及び細菌を直接汚気奪取装置により奪取するよ
うに構成しているため、奪取性能を損うことなく汚気奪
取装置の設置費用及び維持補修費用を軽減できる。ま
た、該汚気奪取装置が冷蔵室ドア直ぐ手前の冷蔵室冷気
吸入口に係合されているため、取り替え動作を極めて簡
便に行うことができる。
【図１】図１は、本発明に係る汚気奪取装置を有した冷
蔵庫の一実施例の概略断面側面図である。
蔵庫の一実施例の概略断面側面図である。
【図２】図２は、本発明に係る冷蔵庫の汚気奪取装置の
一実施例の分解斜視図である。
一実施例の分解斜視図である。
【図３】図３は、本発明に係る冷蔵庫の汚気奪取装置の
取付状態を略示する要部拡大図である。
取付状態を略示する要部拡大図である。
【図４】図４は、従来の冷蔵庫の構成を示した概略断面
側面図である。
側面図である。
１００…冷蔵庫ケース ２００…冷凍室 ２１０…送風機 ２２０…冷凍室ドア ２３０…蒸発部 ２４０…冷凍室冷気流入口 ２５０…冷蔵室冷気流路 ２６０…上部断熱材 ２７０…下部断熱材 ２８０…冷気帰還路 ２９０…冷凍室冷気吸入口 ３００…冷蔵室 ３１０…奪取材 ３１１…送風ファン ３１２…奪取材 ３２０…冷蔵室ドア ３３０…冷蔵室冷気流入口 ３４０…冷蔵室冷気吸入口 ５１０…グリル体 ５１１…冷気通孔 ５１２…支持ボックス ５１３…支持リブ ５１４…奪取材 ５１５…固定フック ５１６，５４１…締結部材 ５１７…締結ナット部 ５１９…グリル枠体 ５３０…奪取ケース体 ５３１…支持部 ５３２…支持ボス ５３３…掛止突片 ５３４…支持フレーム ５３５…奪取案内部 ５４０…固定板 ５４１…締結部材 ６００…冷凍室内部ケース ７００…冷蔵室内部ケース
Claims (4)
- 【請求項１】 冷蔵庫の冷凍室（２００）と冷蔵室（３
００）との間に配設された上部断熱材（２６０）及び下
部断熱材（２７０）と、それら上部断熱材（２６０）と
下部断熱材（２７０）との間に水平方向に延びるように
形成された冷気帰還路（２８０）と、該冷気帰還路（２
８０）の前方側所定部位に夫々上下方向に設けられた冷
凍室冷気吸入口（２９０）及び冷蔵室冷気吸入口（３４
０）と、冷蔵庫内に冷気を生成し送風する蒸発部（２３
０）及び送風機（２１０）と、冷蔵室（３００）内の冷
気に包含された臭い及び細菌を奪取する汚気奪取装置
と、を備えた冷蔵庫であって、 前記汚気奪取装置は、所定形状に屈曲形成された奪取ケ
ース体（５３０）と、該奪取ケース体（５３０）に取着
されるグリル体（５１０）とにより構成され、該汚気奪
取装置が前記上部断熱材（２６０）を貫通するように前
記冷蔵室冷気吸入口（３４０）に装入された後、固定板
（５４０）を介して、締結部材（５４１）により冷凍室
内部ケース（６００）に取着されることを特徴とする冷
蔵庫の汚気奪取装置。 - 【請求項２】 前記奪取ケース体（５３０）は、下方側
壁面が開放され、前後両方側壁面の中央部位は、夫々所
定形状に切欠され、中央部が高くなるように左右両方側
壁面は、夫々段部を有し、ほぼ中空６面体状の奪取安定
部（５３５）が屈曲形成され、 該奪取案内部（５３５）の前方側壁の切欠部下方には、
掛止突片（５３３）が突設され、該奪取案内部（５３
５）の後方側壁の切欠部下方には、支持フレーム（５３
４）が形成され、該支持フレーム（５３４）の所定部位
には、溝部を具えた２個の支持部（５３１）が所定間隔
を有して夫々立設され、該奪取案内部（５３５）の上方
側壁面上の所定部位には、ナット状の支持ボス（５３
２）が所定間隔を置いて２個突設されてなる請求項１記
載の冷蔵庫の汚気奪取装置。 - 【請求項３】 前記グリル体（５１０）は、複数のグリ
ルが前後左右方向に所定間隔を有して骨組まれて複数の
冷気通孔（５１１）を有する網状のグリル枠体（５１
９）が形成されて成り、該グリル枠体（５１９）の両側
面上には、奪取ボックス（５１２）が夫々形成され、そ
れら奪取ボックス（５１２）内には、奪取材（５１４）
が夫々収容され、該グリル枠体（５１９）の所定部位に
は、所定間隔を有して２個の支持リブ（５１３）が立設
され、該グリル枠体（５１９）の所定部位には、固定フ
ック（５１５）及び締結ナット部（５１７）が夫々形成
され、該固定フック（５１５）によりグリル体（５１
０）が前記奪取ケース体（５３０）の掛止突片（５３
３）に係合され、それら締結ナット部（５１７）を通し
締結部材（５１６）によりグリル体（５１０）が奪取ケ
ース体（５３０）に取着される請求項１記載の冷蔵庫の
汚気奪取装置。 - 【請求項４】 前記奪取ケース体（５３０）の各支持部
（５３１）の溝部は、前記グリル体（５１０）の各支持
リブ（５１３）が着脱可能に係合されるように形成され
る請求項２及び３記載の冷蔵庫の汚気奪取装置。
Applications Claiming Priority (4)
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|---|---|---|---|
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| KR25208/1993 | 1993-11-26 | ||
| KR2019930030992U KR970005936Y1 (ko) | 1993-12-30 | 1993-12-30 | 냉장고의 탈취제 장착구조 |
| KR30992/1993 | 1993-12-30 |
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|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2022184231A1 (en) * | 2021-03-01 | 2022-09-09 | Electrolux Appliances Aktiebolag | Domestic appliance with a filter assemly |
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- 1994-11-08 EP EP94402522A patent/EP0655594B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-11-16 JP JP06281722A patent/JP3045371B2/ja not_active Expired - Fee Related
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