JPH04334618A - 脱臭芳香装置 - Google Patents

脱臭芳香装置

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Publication number
JPH04334618A
JPH04334618A JP3135453A JP13545391A JPH04334618A JP H04334618 A JPH04334618 A JP H04334618A JP 3135453 A JP3135453 A JP 3135453A JP 13545391 A JP13545391 A JP 13545391A JP H04334618 A JPH04334618 A JP H04334618A
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JP
Japan
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deodorizing
fragrance
aroma
deodorizer
switch
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Application number
JP3135453A
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English (en)
Inventor
Shinichi Hara
慎一 原
Toshio Harada
利雄 原田
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Publication of JPH04334618A publication Critical patent/JPH04334618A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱臭器と芳香器とを組
み合わせた脱臭芳香装置に係り、特に車載用として好適
な脱臭芳香装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、車両に脱臭器や芳香器を搭載して
車内を快適な環境に保つ試みがなされている。この場合
、従来では脱臭器と芳香器とは全く別々のものとして構
成されており、互いに関連をもたせて制御できるように
は構成されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来では
脱臭器と芳香器を別々に取り扱わなくてはならず使い勝
手が悪い。また、設置スペースが2つ分必要である。さ
らに、脱臭と芳香の動作を連携させることができない、
等の不具合があった。
【0004】本発明は、上記の不具合を解消することの
できる脱臭芳香装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の脱臭芳香装置は
、上記課題を解決するものであって、ケース上面に凹部
を有する平型の電子制御式脱臭器と、上記凹部に着脱自
在に収容され収容された状態で同凹部を埋める平型の電
子制御式芳香器とからなり、上記脱臭器と芳香器には、
上記凹部に芳香器を収容した際互いに接触して両者間で
の電気的信号の送受を可能にする接点が設けられている
ことを特徴としている。この場合、上記電気的信号とし
ては、例えば脱臭器と芳香器を連携動作させるための制
御信号がある。
【0006】
【作用】本発明の脱臭芳香装置の使用形態としては、脱
臭器の凹部に芳香器を収容した状態で使用する場合と、
それぞれを切り離して使用する場合とがある。両者を組
み合わせた場合は、脱臭器の凹部にすっぽりと芳香器が
収まる。したがって、一体化したひとつの装置として取
り扱うことができる。また、両者を組み合わせた場合、
脱臭器と芳香器とが接点により電気的に接続される。し
たがって、脱臭動作と芳香発散動作とを連携させること
もできる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明の一実施例の脱臭芳香装置
の外観を示している。この脱臭芳香装置は、車のダッシ
ュボード上やリヤトレイ上などに安定的に載置し得るよ
うに構成されたものである。この図において符号1で示
すものは脱臭器、2で示すものは芳香器である。脱臭器
1及び芳香器2はいずれも平型をなし、次のように構成
されている。
【0008】脱臭器1は、高さの低い四角い箱形のケー
ス1Aの内部に図2の(b)に示す本体1Bを収容した
もので、ケース1Aの上面には、正面から見て右側前部
に四角い凹部3、左側前部に空気吹出口4、左側後部に
空気取入口5がそれぞれ形成されている。また、ケース
1Aの前面にはリセットスイッチ51、脱臭作動スイッ
チ52、イジェクトボタン53、表示ランプ54が設け
られ、ケース1Aの側面には車載バッテリーに接続する
ためのDC12V電源接続端子55が設けられている。
【0009】一方、芳香器2は、脱臭器1と同様に高さ
の低い四角い箱形のケース2Aの内部に図2の(a)に
示す本体2Bを収容したもので、ケース2Aの上面には
、正面から見て左側前部に空気吹出口6、右側後部に空
気取入口7がそれぞれ形成されている。また、ケース2
Aの前面には芳香作動スイッチ61、オート/マニュア
ル切換スイッチ62、芳香選択スイッチ63、風量切換
スイッチ64が設けられ、それらスイッチの上側には表
示ランプ65が設けられている。
【0010】脱臭器ケース1Aの上面の凹部3の深さは
ケース1Aの全高の約半分程度に設定され、凹部5の前
端はケース1Aの前方まで突き抜けている。この凹部3
は、ちょうど芳香器2がすっぽりと入り込む大きさに形
成されており、芳香器2を同凹部3に嵌合した際凹部3
から芳香器2が容易に脱落しないようになっている。ま
た、凹部3の底面の後端部付近には接点10が設けられ
ている。この接点10は、芳香器2を脱臭器1の凹部3
に組み込んだ際、芳香器2の底面に配置した接点(図示
略)と接触し、それにより芳香器2と脱臭器1との間で
電気信号の送受を可能にするものである。
【0011】脱臭器1の本体1Bは図2の(b)に示す
ように構成されている。すなわち、ケース1Aの上面の
凹部3のちょうど下側に脱臭制御基板11が配置され、
図1に示した空気取入口5から空気吹出口4の間に順番
にオゾン発生器12、オゾン分解触媒13、ファン14
が配置されている。そして、ファン14を駆動すること
により、空気取入口5から取り入れた空気をオゾン発生
器12、オゾン分解触媒13を経由して空気吹出口4か
ら吹き出すようになっている。この場合、オゾン発生器
12の作り出すオゾン雰囲気中を空気が通ることにより
脱臭が行われ、ついでオゾン分解触媒13を通ることに
よりオゾンの無害化が行われる。なお、この脱臭器本体
1B中にはその他に、電源接続端子55からの電源電圧
を調整して制御基板11に給電するトランス15と、ブ
ザー(図示略)が備わっている。
【0012】一方、芳香器2の本体2Bは図2の(a)
に示すように構成されている。すなわち、ケース2Aの
右側前部に芳香制御基板21が配置され、図1に示した
空気取入口7の下側に芳香選択機構22が設けられ、空
気取入口7と空気吹出口6との間の空気通路にファン2
3が配置され、ファン23を駆動することにより、空気
取入口7から取り入れた空気に、芳香選択機構22で選
択した芳香を付与して空気吹出口6から吹き出すように
なっている。
【0013】上記の芳香選択機構22は、複数種類(こ
の場合3種類)の芳香の中から任意の芳香を選択するも
のであり、次のように構成されている。すなわち、芳香
器ケース2Aの後面には、ケース2Aの高さ方向と直交
する方向に長い蓋31が開閉自在に設けられている。こ
の蓋31の内面(裏面)には、その長さ方向に沿って円
形の3つの芳香剤収納部32A、32B、32Cが配列
され、各芳香剤収納部32A、32B、32Cには、そ
れぞれ液状の芳香剤を吸収させたコイン状芳香体33A
、33B、33Cが収納されている。コイン状芳香体3
3A〜33Cは多孔質円板からなるものであり、この場
合の各コイン状芳香体33A〜33Cには種類の異なる
芳香剤が吸収されている。ここでは、芳香剤の種類とし
て、覚醒作用を及ぼすもの、鎮静作用を及ぼすもの、利
用者の好み(嗜好)で用意したものがある。
【0014】各芳香剤収納部32A、32B、32Cは
、ケース2Aの内方を向いた面が開放しており、ここか
ら香りが発散される。各開口部の前面にはマスク板34
A、34B、34Cが配置されている。各マスク板34
A、34B、34Cは、マスク板毎に設けられたソレノ
イド35A、35B、35Cの可動部に連結されており
、ソレノイド35A〜35Cが非通電状態にあるとき開
口部を閉じ、ソレノイド35A〜35Cが通電状態にさ
れたとき開口部を開く。この芳香選択機構22によれば
、ケース2Aの後面の蓋31を取り外して、図3に示す
ようにコイン状芳香体33A〜33Cに新たに芳香剤P
を滴下すれば、芳香剤の補充あるいは交換ができる。 また、別に用意した蓋31と取り換えることもできる。 また、コイン状芳香体33A〜33Cを両面テープ38
などで収納部32A〜32Cに止めておけば、コイン状
芳香体33A〜33Cを交換することにより芳香の種類
を変えることもできる。なお、芳香器2の本体2Bの中
には、以上に上げた要素の他に、電池24とブザー(図
示略)が設けられている。
【0015】次に、実施例の脱臭芳香装置の電気回路構
成について図4を参照しながら説明する。脱臭器1側に
ついて述べると、脱臭制御基板11は2つのマイクロコ
ンピュータM1、M2を備えており、制御基板11は電
源接続端子55を介して車載電源56に接続される。制
御基板11は、脱臭作動スイッチ52、リセットスイッ
チ51の入力信号を受けてオゾン発生器12、ファン1
4、表示ランプ54、ブザー57を駆動制御する。
【0016】また、芳香器2側について述べると、芳香
制御基板21は2つのマイクロコンピュータM3、M4
を備えており、脱臭器側の接点10及び芳香器側の接点
70を介して脱臭制御基板11側から給電を受ける。あ
るいは内蔵電池24から給電を受ける。内蔵電池24は
脱臭制御基板11からの給電を受けて充電される。芳香
制御基板21は、脱臭制御基板11からの給電がストッ
プした場合、給電を受ける対象を内部電池24側に切り
替える機能を有している。芳香制御基板21は、芳香作
動スイッチ61、オート/マニュアル切換スイッチ(A
/M切換スイッチ)62、芳香選択スイッチ63、風量
切換スイッチ64の入力信号を受けてファン23、芳香
選択ソレノイド35A〜35C、表示ランプ65、ブザ
ー66を駆動制御する。
【0017】また、脱臭器1上面の凹部3(図1参照)
に芳香器2を嵌め入れて両者を組み合わせたときには、
脱臭器1側の接点10と芳香器2側の接点70が接触し
、脱臭制御基板11と芳香制御基板12とが電気的に接
続される。そして、脱臭制御基板11から芳香制御基板
21に給電が行われるようになる。また、脱臭制御基板
11側から芳香制御基板21側にリセット信号を含む信
号SRが入力されるようになる。さらに、芳香制御基板
21側から脱臭制御基板11側に同期信号を含む信号S
Dが入力されるようになる。
【0018】次に、上記実施例の脱臭芳香装置の作動内
容を、図4〜図8を参照しながら説明する。最初に、脱
臭器1の凹部3に芳香器2を嵌め込んで使用する場合、
つまり脱臭器1と芳香器2とを接点10、70を用いて
電気的に接続した状態で使用する場合について説明する
。この実施例においては、各マイクロコンピュータM1
〜M4がそれぞれ図5〜図8に示すルーチンA〜Dの内
容を実行する。
【0019】脱臭器1の電源接続端子55を車載電源5
6に接続すると、脱臭器1内に装備されたメイン制御用
マイクロコンピュータM1が自動的に起動し、図5に示
すルーチンAの作業を実行する。動作がスタートすると
、最初のステップ101で、脱臭作動スイッチ52がO
N操作されたかどうかを判断する。YESの場合は、ス
テップ102でブザー57を鳴らし、ステップ103で
芳香器2側の芳香制御用マイクロコンピュータM3を起
動させ、ついで、ステップ104で脱臭器1側の脱臭制
御用マイクロコンピュータM2を起動させる。
【0020】メイン制御用マイクロコンピュータM1は
、次にステップ105及び107で、脱臭作動スイッチ
52と芳香作動スイッチ61の状態を監視する。脱臭作
動スイッチ52がOFFされた場合は、ステップ106
に進んで脱臭制御用マイクロコンピュータM2による脱
臭制御動作を停止させ、スタートステップに戻る。OF
Fでない場合はステップ107で芳香作動スイッチ61
がOFFされたか否かを判断する。芳香作動スイッチ6
1がOFFされた場合は、ステップ108で芳香制御用
マイクロコンピュータM3による芳香制御動作を停止さ
せ、スタートステップに戻る。また、芳香作動スイッチ
61がOFFでない場合はステップ105に戻り、ステ
ップ105、107で脱臭作動スイッチ52と芳香作動
スイッチ61の状態を監視し続ける。
【0021】一方、最初から脱臭作動スイッチ52がO
FFの場合は、最初のステップ101の判断がNOとな
り、ステップ109に進み芳香作動スイッチ61がON
操作されたかどうかを判断する。芳香作動スイッチ61
がONされている場合はステップ110に進み、ONさ
れていない場合はスタートステップに戻る。ステップ1
10では、脱臭作動スイッチ52がONされていないの
で、給電を受ける対象を内蔵電池24(図4参照)に切
り替える。ついで、ステップ111でブザー66を鳴ら
し、ステップ112で芳香制御用マイクロコンピュータ
M3を起動させ、ステップ113に進む。
【0022】このステップ113では脱臭作動スイッチ
52がONされたかどうかを確認し、ONされていない
場合はステップ114で芳香作動スイッチがOFFされ
たかどうかを判断する。脱臭作動スイッチがONされな
いまま、芳香作動スイッチ61のみがON状態にあると
きは、ステップ114からステップ113に戻り、両ス
イッチの状態を監視し続ける。そして、脱臭作動スイッ
チ52がONされたらスタートステップに戻り、芳香作
動スイッチ61がOFFされたらステップ115に進む
。そして、このステップ115で芳香制御用マイクロコ
ンピュータM3による芳香制御動作を停止させ、スター
トステップに戻る。
【0023】次に脱臭制御の内容を説明する。上記のメ
イン制御用マイクロコンピュータM1の動作により、脱
臭制御用マイクロコンピュータM2が起動されると、マ
イクロコンピュータM2は図6に示すルーチンBの作業
を実行する。動作がスタートすると、最初のステップ2
01で脱臭作動スイッチ52がONされているかどうか
を判断する。ONされていない場合はそのまま処理を終
了する。ONされている場合はステップ202に進み、
動作時間を計るためのタイマーをONする。そして、ス
テップ203でオゾン発生器12及びファン14を駆動
する。これを30分間継続し、30分経過したらステッ
プ207に進む。
【0024】ステップ207では停止時間を計るための
タイマーをONし、ステップ208でオゾン発生器12
及びファン14の駆動を停止する。この停止状態を30
分間継続し、30分経過したらステップ202に戻る。 なお、この制御ではリセットスイッチ51の状態を判断
するステップ204、206、208、210が設けら
れており、途中でリセットスイッチ51がONされたと
きは、無条件にステップ202に戻る。この脱臭のサイ
クルは図9に示すように、30分毎にON、OFFを繰
り返す形になる。
【0025】次に、芳香制御の内容を説明する。上記の
メイン制御用マイクロコンピュータM1の動作により、
芳香制御用マイクロコンピュータM3が起動されると、
マイクロコンピュータM3は図7に示すルーチンCの作
業を実行する。動作がスタートすると、最初のステップ
301で芳香作動スイッチ61がONされているかどう
かを判断する。ONされていない場合は、ONされるま
で同判断を繰り返して待機する。ONされている場合は
ステップ302でブザーを鳴らし、ステップ303で初
期設定を行い風量をLOWにする。ついで、ステップ3
04で芳香オート制御用マイクロコンピュータM4を起
動し、ついでステップ305、306にて芳香作動スイ
ッチ61とオート/マニュアル切換スイッチ62の状態
を監視する。
【0026】そして、芳香作動スイッチ61がOFFさ
れた場合は再びステップ301に戻る。またマニュアル
モードが選択されたときはステップ307に進んでブザ
ーを鳴らし、ステップ308でオート制御動作を停止さ
せる。ついで、芳香選択スイッチ63が操作されたかど
うかをチェックし、芳香選択操作が行われた場合はステ
ップ310でブザーを鳴らし、ステップ311で芳香切
替操作を行う。つまり、選択された芳香を発散させるべ
く、該当するソレノイド35A〜35Cに通電してマス
ク板34A〜34Cを開く。芳香選択操作が行われなか
った場合はステップ310、311の処理は省略する。
【0027】ついで、ステップ312でファン23を駆
動し、風量切換操作が行われた場合はブザー66を鳴ら
して風量切換を行い(ステップ313、314、315
)、芳香作動スイッチ61がOFFされない限り、5分
間だけ芳香発散動作を継続する(ステップ316、31
7)。途中で芳香作動スイッチ61がOFFされた場合
は、ステップ319に進んでファン23を停止すると共
にソレノイドへの通電を停止してステップ301に戻る
。また、芳香発散を5分間行った後はステップ318で
ファン23を停止するとともにソレノイイドへの通電を
停止して、処理を終了する。
【0028】次に、芳香オート制御の内容を説明する。 上記の芳香制御用マイクロコンピュータM3の動作によ
り、芳香オート制御用マイクロコンピュータM4が起動
されると、マイクロコンピュータM4は図8に示すルー
チンDの作業を実行する。動作がスタートすると、最初
のステップ401で利用者の好みで用意した芳香を選択
し、ステップ402でファン23を駆動し、同芳香の発
散を5分間継続する(ステップ403)。そして、5分
間好みの芳香の発散を行ったら、ステップ404でファ
ン23を停止してマスク板を閉じ、25分間芳香停止状
態を維持する(ステップ405)。
【0029】その後は、覚醒作用をもつ芳香を選択し、
同じように5分間芳香を発散させて25分間休止する(
ステップ406〜410)。次いで、鎮静作用をもつ芳
香を選択して、同様に5分間芳香を発散させて25分間
休止する(ステップ411〜415)。そして、ここま
での1時間30分間の処理を終えたら、再度覚醒作用を
もつ芳香を選択し、5分間芳香を発生させたら25分間
休止するというサイクルを3回実行し、3回実行したら
処理を終える(ステップ416〜422)。すなわち、
時間経過に従い図9に示すように芳香発散を行うのであ
る。
【0030】このように実施例の脱臭芳香装置によれば
、脱臭作動スイッチ52をONすると、その後は所定の
サイクルで間欠的に脱臭動作が行われる。また、芳香作
動スイッチ61をONすると、その後は経過時間に従っ
て予め決められた順番及び間隔で種類の異なる芳香が間
欠的に発散される。特に、スイッチをONしてから1時
間半たった後は覚醒作用をもつ芳香のみが間欠的に発散
される。よって、車を運転して眠気が生じた場合の眠気
払いに有効である。
【0031】次に、脱臭器1と芳香器2を切り離して別
々に使用する場合を説明する。
【0032】芳香器2を切り離しても、ベースとなる脱
臭器1については、上記と同様の動作をする。すなわち
、マイクロコンピュータM1がルーチンAの内容を実行
し、マイクロコンピュータM2がルーチンBの内容を実
行する。そして、それにより脱臭が行われる。
【0033】また、芳香器2については、脱臭器1の凹
部3から芳香器2を取り外した段階で、給電を受ける対
象が内蔵電池24に切り替わる。そして、それに応答し
てマイクロコンピュータM3が起動してルーチンCの内
容を実行し、オート制御の場合はマイクロコンピュータ
M4がルーチンDの内容を実行する。それにより芳香が
発散される。
【0034】なお、上記の制御において、脱臭間隔、脱
臭時間、また発散させる芳香の順番、発散時間、発散間
隔などは任意に変更可能である。
【0035】次に、図10〜図12を用いて脱臭芳香制
御の他の例を説明する。この例は、脱臭作動スイッチを
ONした状態で芳香作動スイッチをONした場合に、脱
臭制御と芳香制御とを同期させるようにしたものである
。この制御では、脱臭制御用マイクロコンピュータM2
が図10に示すルーチンB’の作業を実行する。また、
芳香オート制御用マイクロコンピュータM4が図11に
示すルーチンD’を実行する。それ以外は先に説明した
制御例と全く同じである。
【0036】ルーチンB’では、ルーチンBでリセット
スイッチ51の状態をチェックしていたステップ204
、206、208、210の内容を、次のように置き換
えている。すなわち、置き換えた各ステップ204’、
206’、208’、210’の内容は、「リセットス
イッチ51がONまたは芳香作動スイッチ61がONか
、否かを判断する」というものである。それ以外は、動
作設定時間を30分→20分、休止時間を30分→10
分に変更した点を除いて、ルーチンBの内容と同じであ
る。このようなルーチンB’を実行することにより、芳
香作動スイッチ61がONされた段階で、脱臭動作を芳
香動作に同期させるため無条件にステップ202に戻る
。つまり、脱臭サイクルの開始点に戻る。
【0037】また、ルーチンD’では、ルーチンDにお
ける最初のステップ401の前にステップ400ー1と
400ー2の処理を加えたことを特徴としている。した
がって、ルーチンDの処理動作がスタートすると、まず
、ステップ400ー1で脱臭作動スイッチ52がONさ
れているか否かを判断し、脱臭作動スイッチ52がON
された場合には、脱臭動作と芳香動作を同期させるべく
ステップ400ー2で20分間待つ。そして20分経過
したら、ルーチンDと同じステップ401に進む。以降
の処理内容はルーチンDと全く同じである。
【0038】このように処理が行われることにより、脱
臭と芳香が図12に示すように行われる。すなわち、2
0分の脱臭が行われて新鮮な環境になったところへ、新
たな芳香が発散されるようになる。よって、この連携制
御が行なわれることで車内がより快適な環境に保たれる
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の脱臭芳香
装置によれば、脱臭器と芳香器とを別々に切り離して使
用することができるのは勿論のこと、組み合わせること
で一体の装置として使用することができる。したがって
、使い勝手が良く、設置スペースも省略できる。また、
組み合わせた際には相互に制御信号を送受することによ
り互いに連携した動作をさせることもできる、等の優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】同実施例の内部構造を示すもので、(a)は芳
香器2の本体2Bの構成を示す平面図、(b)は脱臭器
1の本体1Bの構成を示す平面図である。
【図3】同実施例における芳香器の裏蓋に収納されたコ
イン状芳香体に芳香剤を補充している状態を示す図であ
る。
【図4】同実施例の脱臭芳香装置の電気系統図である。
【図5】同実施例の装置に装備されたマイクロコンピュ
ータM1の制御内容を示すフローチャートである。
【図6】同実施例の装置に装備されたマイクロコンピュ
ータM2の制御内容を示すフローチャートである。
【図7】同実施例の装置に装備されたマイクロコンピュ
ータM3の制御内容を示すフローチャートである。
【図8】同実施例の装置に装備されたマイクロコンピュ
ータM4の制御内容を示すフローチャートである。
【図9】同実施例の装置による脱臭動作と芳香発散動作
の内容を示すタイムチャートである。
【図10】同実施例の装置に装備されたマイクロコンピ
ュータM2の他の制御例を示すフローチャートである。
【図11】同実施例の装置に装備されたマイクロコンピ
ュータM4の他の制御例を示すフローチャートである。
【図12】同他の制御例における脱臭動作と芳香発散動
作の関係を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1  …  脱臭器 1A…  脱臭器ケース 2  …  芳香器 3  …  凹部 10  …  接点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ケース上面に凹部を有する平型の電子
    制御式脱臭器と、上記凹部に着脱自在に収容され収容さ
    れた状態で同凹部を埋める平型の電子制御式芳香器とか
    らなり、上記脱臭器と芳香器には、上記凹部に芳香器を
    収容した際互いに接触して両者間での電気的信号の送受
    を可能にする接点が設けられていることを特徴とする脱
    臭芳香装置。
  2. 【請求項2】  上記電気的信号は、脱臭器と芳香器を
    連携動作させるための制御信号である請求項1記載の脱
    臭芳香装置。
JP3135453A 1991-05-10 1991-05-10 脱臭芳香装置 Pending JPH04334618A (ja)

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JP3135453A JPH04334618A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 脱臭芳香装置

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JP (1) JPH04334618A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5568730A (en) * 1993-11-26 1996-10-29 Goldstar Co., Ltd. Deodorizing device for refrigerator
JP2003129994A (ja) * 2001-08-10 2003-05-08 Denso Corp 車両用送風装置

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