JP4096745B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP4096745B2
JP4096745B2 JP2003018758A JP2003018758A JP4096745B2 JP 4096745 B2 JP4096745 B2 JP 4096745B2 JP 2003018758 A JP2003018758 A JP 2003018758A JP 2003018758 A JP2003018758 A JP 2003018758A JP 4096745 B2 JP4096745 B2 JP 4096745B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
refrigerator
transparent resin
deodorizing
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003018758A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004232888A (ja
Inventor
博一 福井
和之 吉井
竜也 川崎
晃司 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2003018758A priority Critical patent/JP4096745B2/ja
Priority to CNB2004100390390A priority patent/CN1321306C/zh
Priority to CNB2006100083635A priority patent/CN100371663C/zh
Priority to CN2004200024879U priority patent/CN2722147Y/zh
Priority to CNU2005200113595U priority patent/CN2771771Y/zh
Publication of JP2004232888A publication Critical patent/JP2004232888A/ja
Priority to HK04109259A priority patent/HK1066265A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP4096745B2 publication Critical patent/JP4096745B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
    • F25D2317/066Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply
    • F25D2317/0665Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply from the top
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
    • F25D2317/067Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by air ducts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/18Aesthetic features

Landscapes

  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷蔵庫の庫内を冷却するダクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、生活スタイルの多様化により、意匠性の良し悪しが商品の価値を大きく左右しており、冷蔵室内の見栄えを良くする工夫がなされている(例えば、特許文献1参照)。また、従来から冷蔵庫内の臭いに対しての不満も潜在的に多く、庫内のスペースを確保しながら脱臭性能を高めるため、庫内を冷却するダクト内に脱臭フィルターを設置したものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵庫を説明する。
【0004】
図8は、従来の冷蔵庫の冷蔵室の平面断面図である。
【0005】
図において、1は冷蔵庫本体で内箱2と外箱3との間に断熱材4を充填発泡したものであり、冷蔵室5の背面にはダクト6とダクトカバー7をあらかじめ内箱2の裏側(断熱材側)に固定し、その後、断熱材4を充填発泡する。ダクト6の庫内吐出口に位置する内箱2にはあらかじめ開口部を形成しており、図示しない冷却器、送風ファンにより生成した冷気が、冷蔵室5に吐出される。
【0006】
したがってダクト6とダクトカバー7を、冷蔵室5の内側(庫内側)からビス等で固定する必要がなくなり、冷蔵室5の庫内の見栄えがよくなるというものである。
【0007】
また、図9は従来の冷蔵庫の要部縦断面図である。
【0008】
図において、8は冷蔵庫本体で内部に冷凍室9と冷蔵室10を有し、冷却器11、送風機12により冷凍室9と冷蔵室10が冷却される。そして冷蔵室10からの戻り冷気は冷蔵室戻りダクト13の吸い込み口14から吸い込まれ冷却器11にもどる。このとき、冷蔵室戻りダクト13内には脱臭フィルター15が設けられており、冷蔵室内の脱臭を行うものである。
【0009】
したがって、冷蔵室戻りダクト13内に脱臭フィルター15を設けることで、冷蔵室内の内容積を減らすことなく脱臭作用を得ることができるというものである。
【0010】
【特許文献1】
特開平8−152254号公報
【特許文献2】
特開平5−203336号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に示す従来の構成では冷蔵室5の庫内の背面はスッキリするものの、背面は内箱で構成されているため、表面の光沢、透明感等を意匠的に表現することはできなかった。
【0012】
また、上記特許文献2に示す従来の構成では冷蔵室戻りダクト13内に脱臭フィルター15を全面に亘って配置しているので、風路抵抗が大きくなり、冷蔵室の冷却性能が劣化してしまうという課題を有していた。また、上記課題を考慮して脱臭フィルター15の風路抵抗を小さくするためにフィルターの目を粗くする方法もあるが、そうした場合、接触面積の減少により脱臭性能が低下してしまうという課題が生じる。また、冷却性能劣化を防止する他の方法としては、脱臭フィルター15を冷蔵室戻りダクト13の一部にバイパスして配置する方法もあるが、その場合、風路抵抗の大きい脱臭フィルター15へ流れる冷気の風量が少なく脱臭性能が低下してしまうという課題を有していた。
【0013】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、冷蔵室の庫内の背面のスッキリ感、透明感、光沢を持たせることで意匠性を高めた冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0014】
また、冷蔵室戻りダクト内に脱臭装置を有するものにおいて、脱臭性能を高めた冷蔵庫を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、庫内の背面部に略全面に亘って庫内を冷却するダクトを有する冷蔵庫において、前記ダクトの前面に略全面に亘って透明樹脂カバーを設けるとともに、ダクトの吐出口に対応する透明樹脂カバーに穴を設け、前記穴の裏面周囲にリブを備え、前記リブの外周にシール部材を設けたものであり、透明樹脂カバーのスッキリ感、透明感、高級感、表面の光沢により冷蔵室内の意匠性が高まる。
【0016】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、透明樹脂カバーは複数に分割したものを組み込んだものであり、一体に成形したものに比べ組み込み後の部品交換は必要なものだけで対応でき、安価に且つ容易にできる。
【0017】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、ダクトの一部に庫内灯を有し、透明樹脂カバーは前記庫内灯のカバーを兼用するものであり、部品点数、工数の低減が図れる。また、透明樹脂カバー全体に光が広がることで高級感が高まり冷蔵室内の意匠性が高まる。
【0018】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、庫内灯のカバーを別部品とし、透明樹脂カバーに着脱可能に配設したものであり、庫内灯の交換が容易にできる。
【0020】
請求項に記載の発明は、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の発明において、透明樹脂カバーの裏面を断面凹凸形状としたものであり、透明樹脂層を通る光が断面凹凸部で屈折、反射し、深みのある模様を演出することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による冷蔵庫の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0028】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の概略断面図、図2は同実施の形態の冷蔵庫の冷蔵室背面部品分解斜視図、図3は同実施の形態の冷蔵庫の冷蔵室ダクトの吐出口近傍の断面図、図4は同実施の形態の冷蔵庫の冷蔵室ダクトおよび透明樹脂カバーの平面断面図である。
【0029】
図において、21は冷蔵庫本体で、前面を開口し内部を上下に複数の区画に仕切り上部より冷蔵室22、野菜室23、冷凍室24を形成する断熱箱体25と、冷蔵室扉26、野菜室扉27、冷凍室扉28とよりなる。
【0030】
冷蔵室22の背面には冷蔵室用冷却器29、冷蔵室用ファン30を設け、その前面には樹脂製の背面ダクト31を有する。また、冷蔵室天面には樹脂製の天面ダクト32を設け、天面ダクト32は背面ダクト31の上部で風路を連通している。
【0031】
冷凍室24の背面には図示しないが冷凍室用冷却器を有し、冷凍室24を専用に冷却し、冷蔵室22、野菜室23とは独立した冷却風路を形成している。
【0032】
背面ダクト31および天面ダクト32の前面には、略全面に亘って透明樹脂カバー33を設けている。透明樹脂カバー33は複数に分割されており、背面カバー上34と背面カバー下35と天面カバー36とよりなる。天面ダクト32には天面庫内灯37を備え、背面ダクト31の中央下部には背面庫内灯38を備えている。そして背面庫内灯38の前方には背面カバー下35が配置されている。また、天面ダクト32に備えた天面庫内灯37の前方(下方)に対応して天面カバー36には別部品で透明樹脂で成形した天面庫内灯カバー39が着脱可能に設けられている。また、背面カバー上34と背面カバー下35は図示しないツメで背面ダクト31に固定される。
【0033】
背面ダクト31には庫内の冷気を冷蔵室用冷却器29に戻すための吸い込み口41と冷蔵室用冷却器29からの冷気を庫内に供給する吐出口42を有している。吐出口42に対応する背面カバー上34の吐出口43の近傍には裏面に向かってリブ44を備え、リブ44の外周を囲むようにシール部材45を設けている。シール部材45としてはポリエチフォームなどが用いられる。そして背面ダクト31に背面カバー上34を組み込んだ時、背面ダクト31の吐出口42と背面カバー上34の吐出口43とはシール部材45により圧接しながら確実にシールされる。
【0034】
また、図4は冷蔵室ダクトおよび透明樹脂カバーを組み込んだ時の平面断面図であり、透明樹脂で成形された背面カバー上34の裏面である背面ダクト31側は断面凹凸形状46を形成している。断面凹凸形状46は波状としたり、三角形状、台形状などを選択できる。
【0035】
なお、透明樹脂カバー33は成型時に塗料を配合し半透明としてもよい。
【0036】
上記構成により、背面ダクト31および天面ダクト32の前面に略全面に亘って透明樹脂カバー33を設けたことにより、庫内背面あるいは天面のスッキリ感、透明感、高級感、表面の光沢により冷蔵室内の意匠性が高まる。
【0037】
また、透明樹脂カバー33は複数に分割し、背面カバー上34と背面カバー下35と天面カバー36とよりなるものであり、一体に成形したものに比べ組み込み後の部品交換は必要なものだけで対応でき、安価に且つ容易にできるという効果を有する。また背面カバー上34と背面カバー下35と天面カバー36はツメ等で背面ダクト31および天面ダクト32に固定することで、ビスを用いる必要がなく、組立作業性、見栄えが向上する。
【0038】
また、背面ダクト31の中央下部には背面庫内灯38を備え、前方には透明樹脂製の背面カバー下35を配置し背面庫内灯38のカバーとして兼用しているので、部品点数、工数の低減が図れる。また、冷蔵室扉26開放時、背面庫内灯38の光が透明樹脂カバー33全体に広がり、庫内の保存食品が見やすくなるとともに、高級感が高まり冷蔵室内の意匠性が高まる。また、天面庫内灯37も同時に備えることで、さらに庫内が見やすくなり、背面と天面からの光により透明樹脂カバー33の意匠性もさらに高まる。
【0039】
また、天面ダクト32に備えた天面庫内灯37の前方(下方)に対応して天面カバー36には別部品で透明樹脂で成形した天面庫内灯カバー39が着脱可能に設けたので、天面庫内灯37の交換が容易にできるようになる。
【0040】
また、背面ダクト31には庫内の冷気を冷蔵室用冷却器29に戻すための吸い込み口41と冷蔵室用冷却器29からの冷気を庫内に供給する吐出口42を有し、吐出口42に対応する背面カバー上34の吐出口43の近傍には裏面に向かってリブ44を備え、リブ44の外周を囲むようにシール部材45を設け、背面ダクト31に背面カバー上34を組み込んだ時、背面ダクト31の吐出口42と背面カバー上34の吐出口43とはシール部材45により圧接するようにしているので、背面ダクト31の吐出口からの冷気が確実に透明樹脂カバー33の穴を通り冷蔵室内に吐出され、透明樹脂カバー33の裏面に漏れることがなく、透明樹脂カバー33の結露を防止できる。
【0041】
また、透明樹脂カバー33の裏面を断面凹凸形状46としたものであり、透明樹脂層を通る光が断面凹凸部46で屈折、反射し、深みのある模様を演出することができる。
【0042】
なお、透明樹脂カバー33に配合する塗料は自由に選択でき、透明度(光の透過率)も自由に設定できる。また、抗菌剤などを練り込むことも可能である。
【0043】
参考例
図5は本発明の参考例による冷蔵庫の冷蔵室の背面ダクトを裏側から見た斜視図、図6は同実施の形態による冷蔵庫の冷蔵室の背面ダクトを前面から見た斜視図、図7は同実施の形態による冷蔵庫の冷蔵室の背面ダクト内に設けた脱臭装置の要部断面図である。なお、実施の形態1と同一構成については、同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0044】
図において、背面ダクト31は区画リブ49により、吸い込み風路47と吐出風路48とに区画されている。吸い込み風路47内には脱臭装置50を備え、脱臭装置50は脱臭専用ファン51、脱臭触媒52、53からなる。脱臭専用ファン51は軸流ファンと呼ばれるボックス状のもので、取付スペースを小さくでき、本実施の形態では図7に示すように、垂直状態からやや傾斜させ、背面ダクト31の厚みに対して最大限上方に向くように設置している。
【0045】
脱臭触媒52、53は、マンガン、アルミナ、珪素などの酸化物をコルゲートハニカム状に成型したもので、セル数は200セル/平方インチ程度としている。そして脱臭専用ファン51の下流で、冷気の流れに対して上下に重なるように脱臭専用ファン51の近傍に設置している。また、脱臭触媒52、53は周囲を軟質フォームで囲い、背面ダクト31から一体に成形した固定リブ54に固定されている。また、脱臭専用ファン51と脱臭触媒52、53の両側面には隔壁55を備え、脱臭装置50の専用の風路を形成している。
【0046】
また、背面ダクト31の脱臭専用ファン51取付部の前面部(庫内側)に開口部56を設け、前記開口部56を脱臭専用吸い込み口としている。
【0047】
また、背面ダクト31の前面に略全面に亘って透明樹脂カバー33を設け、前記背面ダクト31の脱臭専用吸い込み口となる開口部56に対応する前記透明樹脂カバー33にも開口部57を設ける。透明樹脂カバー33の開口部57は多数の小孔を円形状に成形したもので、開口部57の表面には不透明な化粧部材としてアルミ光沢58をホットスタンプで施している。
【0048】
また、脱臭装置50とは別に、吸い込み風路47内で脱臭装置50より上流側に位置する冷蔵室冷気戻り口60の近傍に第三の脱臭触媒59を備え、第三の脱臭触媒59の成分、構成は、脱臭触媒52、53と同仕様のものを用いている。
【0049】
また、脱臭装置50の脱臭専用ファン51の運転を制御する脱臭操作スイッチを設け、使用者が、庫内の臭いが気になる時に脱臭操作スイッチを押すことで所定時間、脱臭専用ファン51を運転するものである。
【0050】
上記構成により、背面ダクト31の吸い込み風路47内に、脱臭専用ファン51と脱臭触媒52、53からなる脱臭装置50を一体に設けたことにより、脱臭触媒での通過風量を確実に確保でき、省スペースを維持しながら冷蔵室内の脱臭性能を高めることができる。
【0051】
また、吸い込み風路内に脱臭触媒52、53を複数個、冷気の流れに対して上下に重なるように設けたことにより、上流の脱臭触媒52で吸着しきれなかった臭い成分を下流の脱臭触媒53で吸着でき、冷蔵室内の脱臭性能を高めることができる。また、上流の脱臭触媒52で一度吸着した臭い成分が、長期使用時に脱離する場合もあるが、このとき、下流の脱臭触媒53で再吸着でき、冷蔵室内の脱臭性能を高めることができる。
【0052】
また、背面ダクト31の脱臭専用ファン51取付部の前面部(庫内側)に開口部56を設け、前記開口部56を脱臭専用吸い込み口としたことにより、冷蔵室冷却のための吸い込み風路とは別に脱臭専用吸い込み口を設けることで、風路抵抗をさらに減らすことができ、冷蔵室内の脱臭性能を高めることができる。また、脱臭専用ファン51の吸い込み風向を水平方向に設置できるので、背面ダクト31の奥行きスペースを小さくでき省スペースが可能となる。
【0053】
また、背面ダクト31の前面に略全面に亘って透明樹脂カバー33を設け、前記背面ダクト31の脱臭専用吸い込み口となる開口部56に対応する前記透明樹脂カバー33にも開口部57を設け、透明樹脂カバー33の開口部57は多数の小孔を円形状に成形したもので、開口部57の表面には不透明な化粧部材としてアルミメッキ58を施しているので、脱臭専用ファン51が正面から直接見えなくなり、冷蔵室内のスッキリ感を高めることができる。
【0054】
また、脱臭装置50とは別に、吸い込み風路47内で脱臭装置50より上流側に位置する冷蔵室冷気戻り口60の近傍に第三の脱臭触媒59を設けたものであり、脱臭専用ファン51を運転しない場合は、脱臭装置50より上流側に設けた脱臭触媒59により脱臭され、通常運転時の脱臭効率が向上する。
【0055】
また、脱臭装置50の脱臭専用ファン51の運転を制御する脱臭操作スイッチを設けたものであり、使用者の選択により脱臭をコントロールでき使い勝手の向上が図れる。また、必要な時のみ運転することで、節電が可能となる。
【0056】
なお、本実施の形態では、特に詳しい説明をしなかったが、冷蔵室と冷凍室はそれぞれ独立した冷却器および冷却風路を備えたものである。これにより、冷蔵庫の臭いは保存温度の高い冷蔵室から発生する臭い成分が大半で、それぞれ独立した冷却器および冷却風路とすることで、冷蔵室の臭いが冷凍室の冷凍食品、あるいは製氷室の氷に移ることがなくなるとともに、上記脱臭装置を備えることで、冷蔵室内の優れた脱臭効果を得ることができる。
【0057】
また、本実施の形態では、脱臭触媒52、53は同一成分からなるもので説明したが、それぞれ吸着効果が異なる触媒から構成したものでもよい。これにより、冷蔵室内の臭いを総合的に脱臭できる。
【0058】
また、脱臭装置50の脱臭専用ファン51の運転を制御する脱臭操作スイッチを設けたもので説明したが、臭いセンサにより脱臭専用ファン51の運転を自動的に制御することもできる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明は、庫内の背面部に略全面に亘って庫内を冷却するダクトを有する冷蔵庫において、前記ダクトの前面に略全面に亘って透明樹脂カバーを設けるとともに、ダクトの吐出口に対応する透明樹脂カバーに穴を設け、前記穴の裏面周囲にリブを備え、前記リブの外周にシール部材を設けたものであり、透明樹脂カバーのスッキリ感、透明感、高級感、表面の光沢により冷蔵室内の意匠性が高まるとともに、透明樹脂カバー裏面の結露防止、庫内冷却性能を確保することができる。
【0060】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、透明樹脂カバーは複数に分割したものを組み込んだものであり、一体に成形したものに比べ組み込み後の部品交換は必要なものだけで対応でき、安価に且つ容易にできる。
【0061】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、ダクトの一部に庫内灯を有し、透明樹脂カバーは前記庫内灯のカバーを兼用するものであり、部品点数、工数の低減が図れる。また、透明樹脂カバー全体に光が広がることで高級感が高まり冷蔵室内の意匠性が高まる。
【0062】
また、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、庫内灯のカバーを別部品とし、透明樹脂カバーに着脱可能に配設したものであり、庫内灯の交換が容易にできる。
【0064】
また、請求項に記載の発明は、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の発明において、透明樹脂カバーの裏面を断面凹凸形状としたものであり、透明樹脂層を通る光が断面凹凸部で屈折、反射し、深みのある模様を演出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による冷蔵庫の概略断面図
【図2】同実施の形態の冷蔵庫の冷蔵室背面部品分解斜視図
【図3】同実施の形態の冷蔵庫の冷蔵室ダクトの吐出口近傍の断面図
【図4】同実施の形態の冷蔵庫の冷蔵室ダクトおよび透明樹脂カバーの平面断面図
【図5】本発明の参考例による冷蔵庫の冷蔵室の背面ダクトを裏側から見た斜視図
【図6】同実施の形態による冷蔵庫の冷蔵室の背面ダクトを前面から見た斜視図
【図7】同実施の形態による冷蔵庫の冷蔵室の背面ダクト内に設けた脱臭装置の要部断面図
【図8】従来の冷蔵庫の冷蔵室の平面断面図
【図9】従来の冷蔵庫の要部縦断面図
【符号の説明】
21 冷蔵庫本体
22 冷蔵室
31 背面ダクト
32 天面ダクト
33 透明樹脂カバー
34 背面カバー上
35 背面カバー下
36 天面カバー
37 天面庫内灯
38 背面庫内灯
39 天面庫内灯カバー
42、43 吐出口
45 シール部材
46 断面凹凸形状
47 吸い込み風路
50 脱臭装置
51 脱臭専用ファン
52、53、59 脱臭触媒
56、57 開口部
58 アルミ光沢

Claims (5)

  1. 庫内の背面部に略全面に亘って庫内を冷却するダクトを有する冷蔵庫において、前記ダクトの前面に略全面に亘って透明樹脂カバーを設けるとともに、ダクトの吐出口に対応する透明樹脂カバーに穴を設け、前記穴の裏面周囲にリブを備え、前記リブの外周にシール部材を設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 透明樹脂カバーは複数に分割したものを組み込んだことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. ダクトの一部に庫内灯を有し、透明樹脂カバーは前記庫内灯のカバーを兼用することを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 庫内灯のカバーを別部品とし、透明樹脂カバーに着脱可能に配設したことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  5. 透明樹脂カバーの裏面を断面凹凸形状としたことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
JP2003018758A 2003-01-28 2003-01-28 冷蔵庫 Expired - Fee Related JP4096745B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003018758A JP4096745B2 (ja) 2003-01-28 2003-01-28 冷蔵庫
CNB2004100390390A CN1321306C (zh) 2003-01-28 2004-01-20 冰箱
CNB2006100083635A CN100371663C (zh) 2003-01-28 2004-01-20 具有脱臭装置的冰箱
CN2004200024879U CN2722147Y (zh) 2003-01-28 2004-01-20 冰箱
CNU2005200113595U CN2771771Y (zh) 2003-01-28 2004-01-20 冰箱
HK04109259A HK1066265A1 (en) 2003-01-28 2004-11-24 Refrigerator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003018758A JP4096745B2 (ja) 2003-01-28 2003-01-28 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004232888A JP2004232888A (ja) 2004-08-19
JP4096745B2 true JP4096745B2 (ja) 2008-06-04

Family

ID=32948807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003018758A Expired - Fee Related JP4096745B2 (ja) 2003-01-28 2003-01-28 冷蔵庫

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4096745B2 (ja)
CN (4) CN2722147Y (ja)
HK (1) HK1066265A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4096745B2 (ja) * 2003-01-28 2008-06-04 松下電器産業株式会社 冷蔵庫
JP2007017019A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
BRPI0502706B1 (pt) * 2005-07-12 2015-12-15 Multibrás S A Eletrodomésticos arranjo de insuflamento de ar em um refrigerador combinado
JP5288869B2 (ja) * 2008-04-23 2013-09-11 株式会社東芝 冷蔵庫
JP2011033296A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
JP6157858B2 (ja) * 2013-01-11 2017-07-05 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JP5865407B2 (ja) * 2014-02-26 2016-02-17 シャープ株式会社 冷蔵庫
CN104061736B (zh) * 2014-06-04 2017-08-15 合肥美的电冰箱有限公司 盖体及具有其的用于冰箱的风道罩组件
KR20180080052A (ko) * 2017-01-03 2018-07-11 삼성전자주식회사 냉장고
EP3728969A4 (en) * 2017-12-18 2021-09-01 Whirlpool Corporation APPLIANCE WALL PANEL
CN110044118A (zh) * 2019-05-28 2019-07-23 长虹美菱股份有限公司 一种风冷冰箱用风罩

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1013426B (zh) * 1988-02-22 1991-08-07 东芝株式会社 冰箱的脱臭装置
JPH0384380A (ja) * 1989-08-24 1991-04-09 Matsushita Refrig Co Ltd 食品貯蔵庫
US5291742A (en) * 1991-03-11 1994-03-08 Matsushita Refrigeration Company Deodorizing device for refrigerator
JPH0777380A (ja) * 1993-09-08 1995-03-20 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫
DE69416264T2 (de) * 1993-11-26 1999-08-12 Lg Electronics Inc., Seoul/Soul Kühlschrank mit Desodorisierungsvorrichtung
JP3338218B2 (ja) * 1994-11-28 2002-10-28 三洋電機株式会社 冷凍冷蔵庫
CN1124806C (zh) * 1997-06-20 2003-10-22 中野冷机株式会社 卧型开式陈列柜
JP2000088452A (ja) * 1998-09-18 2000-03-31 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2001021262A (ja) * 1999-07-09 2001-01-26 Sanyo Electric Co Ltd 冷蔵庫
JP2002206846A (ja) * 2001-01-10 2002-07-26 Toshiba Corp 冷蔵庫の冷却器カバー構成
JP2002327979A (ja) * 2002-03-29 2002-11-15 Sanyo Electric Co Ltd 冷蔵庫
JP4096745B2 (ja) * 2003-01-28 2008-06-04 松下電器産業株式会社 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
CN2722147Y (zh) 2005-08-31
JP2004232888A (ja) 2004-08-19
CN1821687A (zh) 2006-08-23
CN1321306C (zh) 2007-06-13
CN2771771Y (zh) 2006-04-12
HK1066265A1 (en) 2005-03-18
CN1517653A (zh) 2004-08-04
CN100371663C (zh) 2008-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4096745B2 (ja) 冷蔵庫
CN110375493B (zh) 冷冻室在冷却室前侧回风的冰箱
TWI411755B (zh) refrigerator
US9217600B2 (en) No-frost refrigeration device
JP4610496B2 (ja) 冷蔵庫
CN212378330U (zh) 在门体上形成储物空间的冰箱
MXPA04009482A (es) Desodorizante para refrigerador.
JPH06159911A (ja) 組合せ冷蔵庫
JP2011247561A (ja) 冷蔵庫
JP2003014365A (ja) 冷蔵庫
JP2001349666A (ja) 冷蔵庫
JP3378649B2 (ja) 冷蔵庫
ES2856412T3 (es) Refrigerador de compresor para vehículos de motor
JP2006234213A (ja) 冷蔵庫
JP2002228332A (ja) 冷蔵庫
KR20070118962A (ko) 냉장고
JPH0979729A (ja) 冷蔵庫
JP6652396B2 (ja) 冷蔵庫
JP2003130526A (ja) 冷蔵庫
JP2005337678A (ja) 冷蔵庫
KR100518817B1 (ko) 냉장고
JP2001021259A (ja) 冷蔵庫
JP2004340511A (ja) 冷蔵庫
KR100307350B1 (ko) 냉장고의탈취제장착구조
KR101180627B1 (ko) 스탠드형 냉장고의 상부 저장실 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060112

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070522

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080303

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140321

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees