JP2001021259A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2001021259A
JP2001021259A JP19538999A JP19538999A JP2001021259A JP 2001021259 A JP2001021259 A JP 2001021259A JP 19538999 A JP19538999 A JP 19538999A JP 19538999 A JP19538999 A JP 19538999A JP 2001021259 A JP2001021259 A JP 2001021259A
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】冷蔵庫の奥まった位置の冷蔵庫の貯蔵室とは異
なる別室にある冷却器近くに脱臭手段が設けられている
ため、冷蔵室にある貯蔵物から発せられる多量の臭いを
発生源近くで効率よく直接脱臭ができず、また、脱臭手
段までの空気循環路に臭いが付着し、使用者が貯蔵場所
をいくら清掃しても悪臭が取れないという課題がある。 【解決手段】 冷蔵室2の下方に冷蔵室冷気戻り口10
を設け、前記冷蔵室冷気戻り口10またはその近くに脱
臭手段11を設け、前記脱臭手段11の上方には前記脱
臭手段11を覆うように脱臭カバー11aを設けたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵室に脱臭手段
を持つ冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の冷蔵庫は、特開平6−1
1243号公報に開示されているように、冷蔵庫の庫内
の空気循環路中に触媒被覆層を有する脱臭ヒータを設け
てなる冷蔵庫があり、庫内の空気循環における空気流に
対して、冷却器近くの上流に位置するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の冷
蔵庫では、冷蔵庫の奥まった位置の冷蔵庫の貯蔵室とは
異なる別室にある冷却器近くに脱臭手段が設けられてい
るため、冷蔵室にある貯蔵物から発せられる多量の臭い
を発生源近くで効率よく直接脱臭ができず、また、脱臭
手段までの空気循環路に臭いが付着し、使用者が貯蔵場
所をいくら清掃しても悪臭が取れないという課題があ
る。
【0004】しかも、冷蔵室に送り込まれた冷気の少な
くとも一部を異なる貯蔵室に送る冷蔵庫においては、比
較的貯蔵温度の高い冷蔵室にある貯蔵物から発せられる
多量の臭いを発生源近くで直接脱臭できないため、冷蔵
室の臭いが他の部屋の貯蔵物やその部屋までの通路に移
るという課題があり、さらに、上記脱臭手段は冷却器近
くに設けられているため、補修が必要なときは、庫内側
から内部を分解した後上記脱臭手段の補修をする必要が
あり、補修にたいへん時間と手間がかかるという課題も
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は上記の
ような課題を解決したもので、本発明の冷蔵庫は、冷蔵
室の下方に冷蔵室冷気戻り口を設け、前記冷蔵室冷気戻
り口またはその近くに脱臭手段を設け、前記脱臭手段の
上方には前記脱臭手段を覆うように脱臭カバーを設けた
ことを特徴とするものであり、この構成により、冷蔵室
の下方の冷蔵室冷気戻り口またはその近くで冷蔵室にあ
る臭いを脱臭することができるため、比較的貯蔵温度の
高い冷蔵室にある貯蔵物から発せられる多量の臭いを発
生源近くで効率よく直接脱臭でき、冷蔵室の臭いが他に
移りにくい冷蔵庫が得られるとともに、上方に脱臭手段
を覆う脱臭カバーがあり、醤油等の液体をこぼしたと
き、上記脱臭手段に直接かかることが防止でき、しか
も、脱臭手段が冷蔵室の下方前方にあり、上記脱臭カバ
ーの少なくとも一部から上記脱臭手段を見ることができ
ると、上記脱臭手段の劣化等が見られ、上記脱臭手段の
手入れ時期がわかりやすく、さらに、上記脱臭カバーや
脱臭手段が着脱自在であれば冷蔵庫から容易に取り出
せ、脱臭手段の手入れが容易な冷蔵庫が得られる。
【0006】また、本発明の冷蔵庫は、冷蔵室の下に貯
蔵室を設け、前記冷蔵室と貯蔵室の間に仕切部を設け、
上記仕切部に上記貯蔵室に通じる冷蔵室冷気戻り口を設
け、前記冷蔵室冷気戻り口またはその近くに脱臭手段を
設け、前記脱臭手段の上方には前記脱臭手段を覆うよう
に脱臭カバーを設けたことを特徴とするものであり、こ
の構成により、冷蔵室と貯蔵室との間の仕切部にある冷
蔵室冷気戻り口またはその近くで、冷蔵室にある臭いを
脱臭することができるため、比較的貯蔵温度の高い冷蔵
室にある貯蔵物から発せられる多量の臭いを発生源近く
で効率よく直接脱臭でき、上記貯蔵室の貯蔵物に冷蔵室
の臭いが移りにくい冷蔵庫が得られるとともに、上方に
脱臭手段を覆う脱臭カバーがあり、醤油等の液体をこぼ
したとき、上記脱臭手段に直接かかることや冷蔵室の下
にある上記貯蔵室への漏れが防止でき、しかも、脱臭手
段が冷蔵室の下方前方にあり、上記脱臭カバーの少なく
とも一部から上記脱臭手段を見ることができると、上記
脱臭手段の劣化等が見られ、上記脱臭手段の手入れ時期
がわかりやすく、さらに、上記脱臭カバーや脱臭手段が
着脱自在であれば冷蔵庫から容易に取り出せ、脱臭手段
の手入れが容易な冷蔵庫が得られる。
【0007】そして、本発明の冷蔵庫は、上記冷蔵室の
下方には液だまりを設けたことを特徴とするものであ
り、この構成により、冷蔵室の上記脱臭カバー等に醤油
等の液体をこぼしたとき上記液だまりに溜り、他に漏れ
にくい冷蔵庫が得られる。
【0008】そしてまた、本発明の冷蔵庫は、上記仕切
部の少なくとも一部は上記液だまり側へ流れるように徐
々に低くなったことを特徴とするものであり、この構成
により、冷蔵室に醤油等の液体をこぼしたとき、仕切部
上に落ちた上記液体は、上記液だまり側へ流れるため、
仕切部上の液だまりに全て集まり、拭き取りやすい冷蔵
庫が得られる。
【0009】さらに、本発明の冷蔵庫は、上記液だまり
は前方にあり、上記脱臭手段や脱臭カバーは前記液だま
りを避けたところに位置することを特徴とするものであ
り、この構成により、冷蔵室扉を開けたとき、液だまり
が見やすく、液だまりに液体が溜まっていると、すぐに
拭き取ることができ、冷蔵室を清潔に保てる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の冷蔵庫の実施の形
態を図面とともに説明する。
【0011】図1は本発明による冷蔵庫の本体の側面か
ら見た要部断面図、図2は冷蔵室内を正面からみた要部
断面図、図3は図1の隔離室付近を拡大した要部断面
図、図4は冷蔵庫の本体の側面から見た全体の断面図で
ある。
【0012】図1において、1は冷蔵庫本体、2は冷蔵
室、3は冷蔵室2の下にある貯蔵室の野菜室、4は前記
冷蔵室2の下部に設けられた隔離室、5は上記冷蔵室2
と野菜室3との間に設けた仕切部である。6は前面仕切
部、7は隔離室4に納まるケースである。7aは前記ケ
ース7の側面外側に設けられたケースガイドであり点線
で描いている。8は隔離室4の天井の働きをするケース
棚であり、8a・8b・8cはそれぞれ冷蔵室2に設け
られた棚である。
【0013】9aおよび9bは、隔離室側壁9に各々設
けられた側壁ガイドで、ケースガイド7aを上下より挟
み込んでおり、9aは側壁ガイドウエ、9bは側壁ガイ
ドシタで、各々を2点鎖線で描いている。なお、ケース
ガイド7a,側壁ガイドウエ9a,側壁ガイドシタ9b
はケース7を前後方向に移動可能にし、その動きを導い
ている。
【0014】また、10は冷蔵室冷気戻り口である。1
1は前記冷蔵室冷気戻り口10の上方に設けられた脱臭
手段としての脱臭組品であり、脱臭カバー11aはその
さらに上方に脱臭組品11を覆うように設けられてい
る。12は野菜室3に冷気を吐き出すための野菜室冷気
吐き出し口、13はケース7内に冷気を吐き出すための
ケース冷気吐き出し口、14は冷蔵室内に冷気を吐き出
すための冷蔵室冷気吐き出し口である。
【0015】15は冷気量を制御する切り換え手段であ
るダンパーを備えた冷気分配室で点線で描いている。1
6は冷気分配室15から吐き出された冷気を冷蔵室2お
よび隔離室4に送るための冷蔵室冷気分配通路16aと
断熱のための通路断熱16bと保護カバーの通路カバー
16cをもつ冷蔵室通路組品で、ケース冷気吐き出し口
13、および冷蔵室冷気吐き出し口14をもっている。
【0016】17は冷蔵室通路組品16の上部中央につ
ながる前方用冷気通路の一つである天井側冷気通路で、
天井側冷気通路17の各所に天井側冷気吐き出し口17
aおよび左右冷気吐き出し口17bをもっている。な
お、天井側冷気通路17は冷蔵室冷気分配通路16aを
通る冷気の一部を冷蔵室冷気分配通路16aの上部中央
から冷蔵室天井側の前方へ送るためのものである。
【0017】18は冷蔵室扉であり、冷蔵室扉18の扉
背面部19にドアポケット20・20a・20b・20
cをもっている。21は野菜室扉、22は野菜ケースで
ドアアングル(図示せず)にて野菜室扉21に取り付け
られている。23は小物ケースで、野菜ケース22の上
部に取り付けられている。24は野菜室カバーで、野菜
ケース22および小物ケース23の上方に位置し、野菜
ケース22および小物ケース23を所定の湿度に保つよ
うに配慮されている。
【0018】なお、25は冷却器、26はファン27を
もつ送風機組品で、28は冷気分配室15に通じる圧力
室である。また、29は冷蔵庫を作動さすための電気回
路組品29aを収納し外部に蓋をもつ電装ボックス組品
である。
【0019】そして、冷却器25で冷却された冷気は、
送風機26のファン27で圧力室28に送られる。その
後、圧力室28から冷凍室(図示せず)に冷気が送り込
まれる。また、冷蔵室2に設けられた温度感知部(図示
せず)にて冷蔵室2の室温を感知し、室温が所定の温度
より高くなったとき冷気分配室15のダンパー(図示せ
ず)が開き、圧力室28から冷気分配室15へ入った冷
気は冷蔵室冷気分配通路16aへ送られる。
【0020】その後、冷気は冷蔵室冷気分配通路16a
内を上方へのぼり、一部の冷気は冷蔵室冷気分配通路1
6aの上部中央から天井側冷気通路17へ流れ込む。天
井側冷気通路17へ流れ込んだ冷気は、天井側冷気通路
17内を通り左右方向に広がりながら前方へ送られ、各
所の天井側冷気吐き出し口17aや左右冷気吐き出し口
17bから天井側である冷蔵室2の上方全体に均一に吐
き出され冷蔵室2の冷却効率を上げている。
【0021】そして、冷気は冷蔵室冷気分配通路16a
の上端から下方へ方向をかえ、冷蔵室冷気分配通路16
aを通りながら複数個の冷蔵室冷気吐き出し口14から
冷蔵室2に吐き出される。なお、冷蔵室冷気分配通路1
6aを通る残りの冷気は、ケース冷気吐き出し口13か
ら隔離室4内のケース7に送り込まれる。
【0022】ケース7に送り込まれた冷気はケース7内
の貯蔵物を冷却し、その前方上端とケース棚8との間の
隙間から冷蔵室2へ流れ出す。その後、前記隙間から流
れ出た冷気は冷蔵室2の上方から降りて来る比較的暖か
い冷気と混ざり合い、隔離室4の前方付近に設けられた
脱臭手段である脱臭組品11を通り、この部で隔離室4
や冷蔵室2の貯蔵物から発生した臭いを脱臭し、冷蔵室
冷気戻り口10へ導かれる。そして、冷蔵室冷気戻り口
10を通った冷気は野菜室冷気吐き出し口12から野菜
室3に送り出される。
【0023】なお、ケース冷気吐き出し口13からケー
ス7に送り込まれる冷気の量は、ケース7内の温度が冷
蔵室2より低い温度に保たれるように、各々の吐き出し
口の開口面積等で調整されている。
【0024】また、脱臭組品11や冷蔵室冷気戻り口1
0が冷蔵室2の下方前方にあるため、ケース冷気吐き出
し口13や冷蔵室冷気吐き出し口14から吐き出された
冷気は、直接冷蔵室冷気戻り口10へ流れ込むことはな
く、上記隔離室4内や冷蔵室2内を循環し貯蔵物を冷却
した後に戻り冷気を、冷蔵室2の下方前方付近に設けら
れた脱臭組品11の広い領域から冷蔵室冷気戻り口10
へ吸い込むことができ、より均一な冷蔵室2内の冷気流
が得られ、冷却効率の向上した冷蔵庫が得られる。
【0025】さらに、上記隔離室4内や冷蔵室2内を循
環し貯蔵物を冷却した後の戻り冷気は脱臭組品11を通
過するため、上記隔離室4内や冷蔵室2内の貯蔵物から
発せられる臭いは上記脱臭組品11にて脱臭される。そ
のため、上記隔離室4に入れる魚等の強い臭いを発しや
すい貯蔵物の臭いを早期に脱臭でき、また、比較的貯蔵
温度の高い上記冷蔵室2にある貯蔵物から発せられる多
量の臭いを発生源近くで効率よく直接脱臭でき、上記隔
離室4や冷蔵室2の臭いが他に移りにくい冷蔵庫が得ら
れる。
【0026】しかも、上記脱臭組品11は隔離室4の前
方付近の広い空間に位置するため、脱臭組品11は比較
的広い領域にとれ、脱臭量も多くなり、脱臭効率がより
向上したものになる。さらに、上記脱臭カバー11aや
脱臭組品11が隔離室4の前方付近で冷蔵室2の下方前
方付近にあるため、脱臭カバー11aを透明樹脂で形成
するか、その一部から脱臭組品11が見えるようにして
おくと、上記脱臭組品11が見やすく、その状態を冷蔵
室扉18を開くたびに見ることができ、しかも、冷蔵室
2の下側手前にあるため上記脱臭組品11の手入れが容
易となり、特に、上記脱臭カバー11aや脱臭組品11
が着脱自在であれば冷蔵室2から容易に取り出せ、脱臭
カバー11aや脱臭組品11の手入れが容易な冷蔵庫が
得られる。
【0027】そして、野菜室冷気吐き出し口12を通り
野菜室3に流れ込んだ冷気の一部は仕切部5と野菜室カ
バー24で形成された冷気通路を前方へ流れ、残りの冷
気は仕切部5と野菜室カバー24で形成された冷気通路
を後方へ流れる。前方へ流れた上記冷気は、野菜ケース
22や小物ケース23の上方の開口部をさけた位置に設
けられた、前方冷気通過部24aを通り、野菜ケース2
2と野菜室扉21の扉背面との間を通った後、野菜ケー
ス22の底面外側へ達する。その後冷気は野菜ケース2
2の底面外側を通り野菜室3からダクト(図示せず)に
て冷却器25の下方へ戻る。
【0028】また、後方へ流れた上記冷気は、野菜ケー
ス22や小物ケース23の上方の開口部をさけた位置に
設けられた、後方冷気通過部22bを通り、野菜ケース
22と野菜室3の背壁との間を通った後、ダクト(図示
せず)にて冷却器25の下方へ戻る。
【0029】そのため、野菜室冷気吐き出し口10を通
り野菜室3に流れ込んだ冷気は野菜室カバー24上部の
全域に冷気が流れるようになり、野菜ケース22の上
方、前方、下方、後方での冷気流による効率の良い間接
冷却が可能な野菜室3をもつ冷蔵庫となっている。ま
た、上記野菜室カバー24上部での隔離室4付近の冷気
流は、隔離室4が冷蔵室2より低温である場合、隔離室
4による野菜室3への局部冷却を軽減することになる。
なお、図中矢印は冷気の流れをあらわす。
【0030】また、野菜室3に流れ込む冷気は冷蔵室2
からの戻り冷気であるが、脱臭組品11にて臭いは脱臭
されているため、野菜室3の貯蔵物にはそのいやな臭い
の付着はない。
【0031】そして、室内温度にあまり差のない冷蔵室
2と野菜室3が上下に隣り合って設けられているため、
仕切部5の断熱層の厚さは薄くてもよく、室内容積の有
効利用のため仕切部5は上に凹の形状にしてある。
【0032】また、上記脱臭組品11を通過した冷気
は、すぐさま冷蔵室2の下の貯蔵室である野菜室3に流
れ込むため、上記野菜室3までの冷気通路が短く、脱臭
組品11や冷気通路周辺のシールが容易に確実にでき、
しかも、上記冷気通路による通風抵抗も減り、脱臭効率
が向上した冷蔵庫が得られる。
【0033】そして、冷気分配室15の通路はダンパー
の大きさの関係から、左右方向の巾はあまり大きくとれ
ず、通風面積を確保するため前後方向で大きく巾を取っ
ている。そのため、冷気分配室15から出た直後の冷蔵
室冷気分配通路16aも通風効率を下げないために、前
後方向で同様の巾を取る必要があり、冷蔵室冷気分配通
路16aの前面は前方へ出た所に位置することになる。
【0034】また、ケース冷気吐き出し口13は冷気分
配室15から離れた所の冷蔵室冷気分配通路16aにあ
り、その付近の冷蔵室冷気分配通路16aは左右方向の
通路巾が大きくとれ、前後方向には巾が少なくてもよ
く、ケース冷気吐き出し口13は後方に位置でき、冷蔵
室冷気分配通路16aのこの冷気分配室15付近からケ
ース冷気吐き出し口13付近までは上方にいくほど後方
へ退くように傾斜している。そのため冷蔵室2の多くの
部分の容積効率は良好となっている。
【0035】また、本図では冷蔵室通路組品16の冷蔵
室冷気分配通路16aの上部中央につながる天井側冷気
通路17のみを設けてあるが、冷蔵室冷気分配通路16
aから左右へ広がり冷蔵室2の前方に伸びる前方用冷気
通路を適当な位置(例えば冷蔵室2の各の棚8a・8b
・8cの間の中央)に設け、その前方用冷気通路に冷気
吐き出し口を設けると、いっそう冷蔵室2内の貯蔵物に
均一に冷気が送られ冷却効率が向上することは明らかで
ある。
【0036】なお、本図は、送風機26に設けられたフ
ァン27の回転中心を切断し、ケース冷気吐き出し口1
3および冷蔵室冷気吐き出し口14を切断し、その後、
天井側冷気通路17の中央付近を切断したものである。
【0037】図2において、冷気分配室15から冷蔵室
冷気分配通路16a(点線にて表示)の下方に送られた
冷気は送風機26のファン27によって生じた圧力によ
り左右の2つの通路に分かれ冷蔵室冷気分配通路16a
内を上方に押し上げられる。その後、左右の2つの通路
を冷蔵室2の上端近くまで押し上げられた冷気の一部
は、冷蔵室冷気分配通路16a上部中央から天井側冷気
通路17へ流れ込み、天井側冷気通路17内を通り左右
方向に広がりながら前方へ送られ、各所の天井側冷気吐
き出し口17aや左右冷気吐き出し口17bから天井側
である冷蔵室2の上方全体に均一に吐き出され、冷蔵室
2の冷却効率をいっそう上げることになる。
【0038】また、残りの冷気は左右に反転する通路に
導かれ冷蔵室冷気分配通路16a内を通り冷蔵室2の下
方に下がり冷蔵室冷気分配通路16aの最後にあるケー
ス冷気吐き出し口13まで降りてくる。この間、冷気は
各々の冷蔵室冷気吐き出し口14から冷蔵室2へ送り出
された後、残りの冷気はケース冷気吐き出し口13から
ケース7へ送り出される。
【0039】なお、図中矢印は冷蔵室冷気分配通路16
a内の冷気流をあらわしている。また、冷気の流れを解
り易くするため隔離室4内のケース7や仕切部5やケー
ス棚8や棚8a・8b・8cは取り除いた状態にしてい
る。
【0040】通路カバー16cの冷蔵室冷気吐き出し口
14に相当する開口部は内部に貯蔵物等が入り込まない
ようにスリット状にしてある。また、通路カバー16c
には冷蔵室2内の室温を感知する温度感知部30が設け
られており、その上方の冷蔵室冷気吐き出し口14から
の冷気が温度感知部30に直接当たらないようにリブ状
のひさし31が設けられている。また、32はランプカ
バーで、その裏側には冷蔵室2内を照らすランプ(図示
せず)が設けられている。
【0041】図3において、冷蔵室2の下方前方付近で
隔離室4の前方付近にある冷蔵室冷気戻り口10の上面
には脱臭組品11がシール部材10a(例えば、独立発
泡体からなるスポンジ状のシール部材)を介してビスや
爪等で着脱自在に取り付けられており、脱臭カバー11
aはそのさらに上方に脱臭組品11を覆うように設けら
れ、上記冷蔵室冷気戻り口10周辺に着脱自在にビスや
爪等で取り付けられている。
【0042】そのため、上記脱臭組品11の上方で醤油
等の液体を誤ってこぼしても、上記脱臭カバー11aが
あるため脱臭組品11にかからず、さらに、ビン等の上
方からの落下物の保護にもなっている。
【0043】また、ケース7の底面外側と上記脱臭カバ
ー11aの間の空間には、隔離室4からケース7を引き
出すときケース7の底面外側に触れない程度の隙間をあ
けて脱臭カバー11aが設けられている。
【0044】そして、ケース7の底面外側の前方には、
後方へ行くほど上方に上がる傾斜面7bをもつ突起が設
けられている。また、上記傾斜面7bに対向する仕切部
5の突起部5a天面にケース底シール5b(例えば、独
立発泡体からなるスポンジ状のシール)が取り付けられ
ている。傾斜面7bとケース底シール5bは、ケース7
が隔離室4に完全に収納されたとき、たがいに接触また
は押し気味に接触するようになっており、傾斜面7bと
ケース底シール5bとでケース7と突起部5aの間の空
間の冷気流を遮断する遮断構造となっている。なお、5
cはケース底シール5bを突起部5aの天面に取り付け
るときの位置決めのための位置決め用リブである。
【0045】そして、上記傾斜面7bをもつ突起がケー
ス7の底面外側の前方にあり、ケース7を隔離室4に収
納のとき、収納完了直前に初めて突起部5aの天面に上
記突起が近づくため、上記突起が他に引っ掛かる恐れは
少なく、その収納の動作を阻害する恐れはない。また、
後方へ行くほど上方に上がる傾斜面7bをケース7の底
面外側にもつため、ケース7を隔離室4に水平に押し込
むだけでケース底シール5bのシール面に押し付けるこ
とができシール性をいっそう向上させる。なお、上記ケ
ース底シール5bは上記ケース7の自重で完全に押さえ
つけられる程度の反発力をもつ柔らかさの材料が使用さ
れている。
【0046】また、ケースガイド7aの前方にある突起
7cと側壁ガイドシタ9bの前方にある突起の側壁突起
9cとでケース7が前方へずれないように掛かりを設け
ており、上記シール性を維持している。なお、上記ケー
ス7を前方に引き出す場合は、ケース取っ手7dをすこ
し上方に引き上げ突起7cと側壁突起9cの引っ掛かり
をはずした後、手前に引くことになる。
【0047】また、ケース7を隔離室4から取り出した
後に、冷蔵室冷気戻り口10から上記脱臭カバー11a
や脱臭組品11が取り外せるため、仕切部5や冷蔵室冷
気戻り口10や脱臭組品11や脱臭カバー11aの清掃
や交換も可能になり清潔に保てる。
【0048】なお、上記脱臭カバー11aや脱臭組品1
1の前後方向の奥行きが短く、ケース7の底面外側には
あまり重ならず、隔離室4の前方にある場合は、脱臭組
品11の脱臭能力は少し落ちるが、ケース7を隔離室4
から取り出さなくても、上記同様の効果が得られること
は明白である。
【0049】次に冷気の流れを説明すると、ケース冷気
吐き出し口13から吐き出された冷気はケース7に送り
込まれる。そして、冷気はケース7内の貯蔵物を冷却
し、前方上端とケース棚8との間の隙間から冷蔵室2へ
流れ出す。上記隙間から流れ出た冷気は冷蔵室2の上方
から降りて来る比較的暖かい冷気と混ざり合い、上記脱
臭カバー11aの開口部を通り、左右に広がる上記脱臭
組品11の上面から下面にぬけ、野菜室冷気吐き出し口
12から野菜室3に送り出される。
【0050】そして、脱臭組品11がケース7の巾に近
い左右に広がる巾をもつ冷蔵室冷気戻り口10の開口部
に設けられており、前後左右に広がる巾の広い脱臭組品
11の上面側全体から均一に脱臭組品11を通り抜け、
上記脱臭組品11の下面側から野菜室3に冷蔵室2内の
戻り冷気が流れ込むことになる。
【0051】そのため、冷蔵室2内の冷気流はいっそう
均一になり、冷蔵室2内の貯蔵物全体を均一に効率よく
冷却し、戻り冷気を前後左右に広がる巾の広い脱臭組品
11全体で効率よく脱臭し、上記脱臭組品11の上下面
全体を通るため通風面積も広くとれ、その通風抵抗も低
い状態で脱臭することになる。そして、脱臭組品11上
面の全体からほぼ均一に戻り冷気が流れ込むため、その
流入速度はゆるやかになり、冷気の通過音は低減され
る。
【0052】なお、本図においては、上記脱臭カバー1
1aの開口部は脱臭カバー11aの側面のみに設けられ
ているが、脱臭カバー11aの上面にヒサシで覆われた
開口部を追加して設けると、いっそう脱臭組品11の上
面上方の冷気流は均一になり、さらに脱臭組品11を冷
気が均一に通過することは明白である。
【0053】さらに、野菜室冷気吐き出し口12を通り
野菜室3に流れ込んだ冷気の一部は仕切部5と野菜室カ
バー24で形成された冷気通路を前方へ流れ、残りの冷
気は仕切部5と野菜室カバー24で形成された冷気通路
を後方へ流れるため、脱臭組品11から流れ出る冷気は
前後に分散され、脱臭組品11上面から流れ込む冷蔵室
2内からの戻り冷気はいっそう均一なものとなる。
【0054】また、上記脱臭組品11は、通気性をもつ
入れ物(例えば布状の袋や不織繊維からなる容器等)
に、粒状の活性炭を適量入れ脱臭体11bとし、脱臭下
ケース11cに前記脱臭体11bを入れ脱臭上ケース1
1dで覆い、上記脱臭上ケース11dと脱臭下ケース1
1cを接着したものである。
【0055】なお、上記脱臭体11bには活性炭ととも
に抗菌フィルターを入れて抗菌作用を付加してもよく、
粒状の活性炭のかわりに炭素繊維を用いてもよい。ま
た、脱臭体11bの入れ物や上記脱臭上ケース11dや
脱臭下ケース11cに抗菌繊維や抗菌樹脂を用いてもよ
い。
【0056】さらに、上記脱臭体11bには遷移金属キ
ーレート化合物を通気性をもつ化学繊維や前記繊維によ
るフィルターやハニカム状や角状やスリット状等の穴を
もつ化学樹脂(例えば多孔質性ナイロン繊維や樹脂)に
定着させた物を用いてもよく、上記脱臭組品11を取り
出して水洗い可能としておくと長期間使用が可能とな
る。
【0057】また、上記脱臭体11bや脱臭上ケース1
1dや脱臭下ケース11cをビス止めや爪嵌合等で個々
に分解や再組立てが可能にしておくと、さらに交換や水
洗いが容易になりより清潔に脱臭効果の維持ができる。
【0058】しかも、上記脱臭組品11の少なくとも上
面の一部の見える位置に、臭気ガスの吸収や分解に応じ
て変色する(例えば、メチルレッドや硫酸第二銅や硫酸
第一鉄や硫酸コバルト、等)物質を含んだものや前記物
質を含んだものに適度の膜圧で合成樹脂をコーテイング
したものを表示部として設けておくと、脱臭組品11の
使用期間に応じて前記表示部が変色し、脱臭手段の脱臭
組品11の使用期間や劣化や交換時期が一目で解り、脱
臭手段の手入れや交換が適切な時期にでき、常に脱臭効
率のよい状態が維持できる冷蔵庫が得られる。
【0059】なお、上記表示部は少なくとも一部に通気
性をもつ透明カバーで覆われ、上記脱臭組品11から着
脱自在とし、上記脱臭手段の手入れや交換がおこなわれ
たとき、同時に、上記表示部を新規のものに交換するよ
うにしておくとよい。また、上記脱臭体11bに上記と
同様の表示部を設けてもよい。
【0060】なお、上記脱臭手段に絶縁手段をもつオゾ
ン発生装置利用によるオゾン脱臭方式を用いてもよい。
【0061】また、仕切部5の冷蔵室冷気戻り口10周
辺は、冷蔵室2内に生じた水滴や冷蔵室2内に誤ってこ
ぼした醤油等の液体が下方の野菜室3側に漏れないよう
に高くなっている。
【0062】さらに、上記仕切部5の前方には液だまり
5dが設けられており、上記脱臭手段である脱臭組品1
1や脱臭カバー11aは上記液だまり5dを避けたとこ
ろに位置している。しかも、上記仕切部5の少なくとも
一部は上記液だまり側5bへ流れるように徐々に低くな
っているため、仕切部5や脱臭カバー11aの上にこぼ
れた醤油等の液体は、仕切部5の前方の上記液だまり5
dに溜まるため、液体がこぼれた場合、その発見が容易
であり、拭き取りやすい。
【0063】また、上記液だまり5dの底のコーナー部
は大きなコーナーR(例えば半径8mm)が取られてい
るため、さらに拭き取りやすくなっている。なお、図中
矢印は冷気の流れをあらわす。
【0064】図4において、冷却器25で冷却された冷
気は送風機26にて圧力室28に送られ、圧力室28か
ら冷凍室冷気分配通路30を通り冷凍室31に送り込ま
れる。その後、冷気は冷凍室31内の貯蔵物を冷却し冷
却器25の下方に戻る。
【0065】また、冷蔵室2に設けられた温度感知部
(図示せず)にて冷蔵室2の室温を感知し、室温が所定
の温度より高くなったとき冷気分配室15(点線で表
示)のダンパー(図示せず)が開き、圧力室28から冷
気分配室15へ入った冷気は冷蔵室冷気分配通路16a
や天井側冷気通路17を通り冷蔵室2や隔離室4に送り
込まれる。
【0066】その後、冷気は冷蔵室2や隔離室4の貯蔵
物を冷却し脱臭組品11を通り冷蔵室2や隔離室4で発
生した臭いを脱臭し野菜室3へ送り込まれる。そして、
脱臭組品11で脱臭された冷気は野菜室3内の貯蔵物を
冷却しダクト(図示せず)にて冷却器25の下方に戻
る。
【0067】野菜室3や冷凍室31から冷却器25の下
方に戻った冷気中の臭いは、冷却器25の下方にある触
媒皮膜層をもつ脱臭ヒータ32にて脱臭される。
【0068】上記のように冷蔵室2や隔離室4の冷気は
脱臭組品11を通るため、隔離室4にある魚等の強い臭
いを発しやすい貯蔵物の臭いを脱臭組品11にて早期に
脱臭でき、また、比較的貯蔵温度の高い上記冷蔵室2に
ある貯蔵物から発せられる多量の臭いを発生源近くで効
率よく脱臭組品11にて直接脱臭でき、冷却器25の下
方にある脱臭ヒータ32のみの場合に比べ、上記隔離室
4や冷蔵室2の臭いが野菜室3の貯蔵物やダクト等に移
りにくい冷蔵庫が得られる。なお、図中矢印は冷気の流
れをあらわす。
【0069】また、上記は冷却器25が冷蔵室2や隔離
室4や野菜室3や冷凍室31等の各貯蔵室の冷却に共用
される場合に付いての例であるが、一台の冷蔵庫に複数
の冷却器がある(例えば、冷蔵室や隔離室や野菜室用と
冷凍室用にそれぞれに対応する冷却器が備えられてい
る。)場合においても、上記脱臭組品11の同様の設置
により、上記同様の脱臭効果は得られる。
【0070】また、上記で左右方向とは、冷蔵庫を正面
から見て左右の方向を意味し、前後方向とは、冷蔵庫を
正面から見て前後の方向を意味する。さらに、本図にお
いて、板厚などの薄い断面を示す部分に対するハッチン
グは省略している。
【0071】
【発明の効果】本発明の冷蔵庫は上記のような構成であ
るから、冷蔵室の下方の冷蔵室冷気戻り口またはその近
くで冷蔵室にある臭いを脱臭することができるため、比
較的貯蔵温度の高い冷蔵室にある貯蔵物から発せられる
多量の臭いを発生源近くで効率よく直接脱臭でき、冷蔵
室の臭いが他に移りにくい冷蔵庫が得られるとともに、
上方に脱臭手段を覆う脱臭カバーがあり、醤油等の液体
をこぼしたとき、上記脱臭手段に直接かかることが防止
でき、しかも、脱臭手段が冷蔵室の下方前方にあり、上
記脱臭カバーの少なくとも一部から上記脱臭手段を見る
ことができると、上記脱臭手段の劣化等が見られ、上記
脱臭手段の手入れ時期がわかりやすく、さらに、上記脱
臭カバーや脱臭手段が着脱自在であれば冷蔵庫から容易
に取り出せ、脱臭手段の手入れが容易な冷蔵庫が得られ
る。
【0072】また、冷蔵室と貯蔵室との間の仕切部にあ
る冷蔵室冷気戻り口またはその近くで、冷蔵室にある臭
いを脱臭することができるため、比較的貯蔵温度の高い
冷蔵室にある貯蔵物から発せられる多量の臭いを発生源
近くで効率よく直接脱臭でき、上記貯蔵室の貯蔵物に冷
蔵室の臭いが移りにくい冷蔵庫が得られるとともに、上
方に脱臭手段を覆う脱臭カバーがあり、醤油等の液体を
こぼしたとき、上記脱臭手段に直接かかることや冷蔵室
の下にある上記貯蔵室への漏れが防止でき、しかも、脱
臭手段が冷蔵室の下方前方にあり、上記脱臭カバーの少
なくとも一部から上記脱臭手段を見ることができると、
上記脱臭手段の劣化等が見られ、上記脱臭手段の手入れ
時期がわかりやすく、さらに、上記脱臭カバーや脱臭手
段が着脱自在であれば冷蔵庫から容易に取り出せ、脱臭
手段の手入れが容易な冷蔵庫が得られる。
【0073】そして、冷蔵室の上記脱臭カバー等に醤油
等の液体をこぼしたとき上記液だまりに溜り、他に漏れ
にくい冷蔵庫が得られる。
【0074】そしてまた、冷蔵室に醤油等の液体をこぼ
したとき、仕切部上に落ちた上記液体は、上記液だまり
側へ流れるため、仕切部上の液だまりに全て集まり、拭
き取りやすい冷蔵庫が得られる。
【0075】さらに、冷蔵室扉を開けたとき、液だまり
が見やすく、液だまりに液体が溜まっていると、すぐに
拭き取ることができ、冷蔵室を清潔に保てる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫の実施の形態を示す冷蔵庫の本
体の側面から見た要部断面図である。
【図2】本発明の冷蔵庫の実施の形態を示す冷蔵室内を
正面からみた要部断面図である。
【図3】図1の隔離室付近を拡大した要部断面図であ
る。
【図4】本発明の冷蔵庫の実施の形態を示す冷蔵庫の本
体の側面から見た全体の断面図である。
【符号の説明】
2 冷蔵室 3 野菜室(貯蔵室) 5 仕切部 5d 液だまり 10 冷蔵室冷気戻り口 11 脱臭組品(脱臭手段) 11a 脱臭カバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵室の下方に冷蔵室冷気戻り口を設
    け、前記冷蔵室冷気戻り口またはその近くに脱臭手段を
    設け、前記脱臭手段の上方には前記脱臭手段を覆うよう
    に脱臭カバーを設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷蔵室の下に貯蔵室を設け、前記冷蔵室
    と貯蔵室の間に仕切部を設け、上記仕切部に上記貯蔵室
    に通じる冷蔵室冷気戻り口を設け、前記冷蔵室冷気戻り
    口またはその近くに脱臭手段を設け、前記脱臭手段の上
    方には前記脱臭手段を覆うように脱臭カバーを設けたこ
    とを特徴とする冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 上記冷蔵室の下方には液だまりを設けた
    ことを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載の冷蔵
    庫。
  4. 【請求項4】 上記仕切部の少なくとも一部は上記液だ
    まり側へ流れるように徐々に低くなったことを特徴とす
    る請求項3記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 上記液だまりは前方にあり、上記脱臭手
    段や脱臭カバーは前記液だまりを避けたところに位置す
    ることを特徴とする請求項3若しくは請求項4記載の冷
    蔵庫。
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WO2022110418A1 (zh) * 2020-11-30 2022-06-02 合肥美的电冰箱有限公司 挥发装置和储物装置

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