JP2004061014A - 通風ダクト及び冷蔵庫 - Google Patents

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Atsushi Kuroshima
黒島 厚
Kiyotaka Tahira
田平 清隆
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    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
    • F25D2317/067Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by air ducts

Abstract

【課題】マイナスイオンを供給する通風ダクト及び冷蔵庫に関し、簡便な構造で効果的なイオンの発生,供給を図る。
【解決手段】イオンシート42を風路構成用断熱材39の冷却ダクト35側に貼り付けることにより、吐出冷気に効率的にマイナスイオンを放出し、冷蔵室36にマイナスイオンを供給することができる。また、シート材を冷却ダクト35に貼り付けるので、貯蔵室背面構成部材内に無効なスペースを作る必要がなく冷蔵室36の有効内容積を拡大することができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマイナスイオンを発生して脱臭,抗菌作用を行わせるイオンシートを適用した、通風ダクト及び冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、冷蔵庫の庫内の食品の保存性向上あるいは庫内の脱臭、抗菌を目的にマイナスイオンを利用した冷蔵庫が開発されてきている。
【0003】
このような冷蔵庫として、特開平8−145545号公報に示されているものがある。
【0004】
図10は従来のマイナスイオン発生装置を有する冷蔵庫のマイナスイオン発生回路図である。図10に示すように、昇圧回路1により直流高電圧を発生させる高電圧発生部と、昇圧回路の正の出力端子1aを接地すると共に、負の出力端子1bに接続された陰極2をマイナスイオン発生部とするマイナスイオン発生装置Aを、冷蔵庫の貯蔵室内、および貯蔵室外の冷気通路内の少なくとも一方に設置されている。
そして、冷気通路内にて庫内気流(主として空気)をマイナスイオン発生装置Aの陰極2に接触させることにより気流に電子を付与してマイナスイオン(主としてO )を発生させ、これを貯蔵室内に送給する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、マイナスイオン発生装置Aは比較的大きく、庫内の収納スペースを減少させてしまうという問題を有していた。また、マイナスイオン発生装置Aを動作させるための電源が必要となり、消費電力量を増大させてしまうという問題を有していた。
【0006】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、マイナスイオン発生のための電源を必要とせず、消費電力量を低減でき、設置のためのスペースも小さくでき、使い勝手を向上させることができ、マイナスイオンによる脱臭、抗菌作用を有する冷蔵庫を提供することを目的とする。また、マイナスイオン発生のための電極を有しないことにより冷蔵庫の冷媒に可燃性を有する自然冷媒を適用しても、不安全にならない冷蔵庫を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の通風ダクトの発明は、マイナスイオンを発生するイオンシートを内壁面に配設したものであり、通風ダクト内の通風抵抗を妨げず、発生したマイナスイオンを通過する空気により効果的に対象空間に排出し、対象空間の脱臭,抗菌効果を発揮させることができる。また、同時に通風ダクト自体で発生する臭気や黴などに対する脱臭,抗菌効果も発揮できる。
【0008】
請求項2に記載の通風ダクトの発明は、マイナスイオンを発生するイオンシートを内部空間に配置したものであり、マイナスイオンの発生面が増大し、通風ダクト内を通過する空気との接触面積が大きくなり、対象空間や通風ダクト自体の脱臭,抗菌効果を一層高めることができる。
【0009】
請求項3に記載の通風ダクトの発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、イオンシートは柔軟性を有する部材で形成したものであり、通風ダクトの内壁面や内部の形状に沿って効果的な位置に自由度をもって配設することができる。
【0010】
請求項4に記載の通風ダクトの発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、イオンシートはイオン放出材をポリマーに混合した複合体を母材に付加したものであり、母材の選定により付設対象に合わせて多様な形態を実現することができる。
【0011】
請求項5に記載の通風ダクトの発明は、請求項3または請求項4に記載の発明において、イオンシートの表面に粘着材を付加したものであり、通風ダクトの内面構成材に容易に強力に貼り付け固定することができる。
【0012】
請求項6に記載の冷蔵庫の発明は、庫内を冷却する蒸発器と冷却ファンを有し、前記蒸発器と前記庫内を連通する通風ダクト内にイオンシートを備えたものであり、マイナスイオン発生用の電極、電源などの特別な装置を必要とせず、低コストでマイナスイオンを供給することができる。また、イオンシートはシート状である為、マイナスイオン発生装置の収納スペースを取る必要がなく冷却ダクト内の占有スペースを小さくすることができ、その分冷蔵庫の貯蔵室の内容積を大きくすることができる。
【0013】
請求項7に記載の冷蔵庫の発明は、請求項6に記載の発明において、イオンシートを蒸発器の上流側の吐出風路内に備えたものであり、発生したマイナスイオンを空気の吐出流にのせて貯蔵室内の各所へ供給し、貯蔵室内に満遍なく脱臭,抗菌効果を発揮することができる。
【0014】
請求項8に記載の冷蔵庫の発明は、請求項6に記載の発明において、イオンシートを蒸発器の上流側の吸込み風路内に備えたものであり、蒸発器を含む冷却ダクト内へのマイナスイオンの供給ができ、冷却ダクト内にも脱臭,抗菌効果を発揮することができる。
【0015】
請求項9に記載の冷蔵庫の発明は、請求項7に記載の発明において、通風ダクト内に設けるイオンシートは、内箱と風路構成用断熱材と貯蔵室背面構成部材により構成した通風ダクトの、風路構成用断熱材に貼り付けたものであり、冷却ダクトを内箱に組み込む前にイオンシートを取り付け可能となり、作業性が向上する。また、貯蔵室吐出口との配置ばらつきを低減できる。
【0016】
請求項10に記載の冷蔵庫の発明は、請求項7に記載の発明において、吐出風路内に設けるイオンシートは吐出口より50mm以内に位置させたものであり、イオンシートより発生したマイナスイオンの減衰を抑えて貯蔵室に効率よく供給できる。
【0017】
請求項11に記載の冷蔵庫の発明は、請求項10に記載の発明において、吐出風路内に設けるイオンシートは、風路構成用断熱材の冷気シール部から風路部まで貼り付けられ、前記イオンシート端部は冷気シール部で固定されたものであり、イオンシートの剥がれを防止し、信頼性を向上することができる。
【0018】
請求項12に記載の冷蔵庫の発明は、請求項11に記載の発明において、吐出風路内に設けるイオンシートは、内箱に設けられた突起部により、風路構成用断熱材と前記突起部にて固定したものであり、イオンシートの浮き上がりが防止され、風路阻害を起こさなくなる。
【0019】
請求項13に記載の冷蔵庫の発明は、請求項8に記載の発明において、吸込み風路内に設けるイオンシートは、貯蔵室背面構成部材に凹みを設け、凹み部に貫通穴を有し、前記凹み部にイオンシートを配置したものであり、位置決めが確実になるとともに、イオンシートが吸込み風路内に突出して風路を阻害することがない。
【0020】
請求項14に記載の冷蔵庫の発明は、請求項13に記載の発明において、イオンシートを配置した凹み部にカバーを設けたものであり、イオンシートが貯蔵室内側に脱落することがない。
【0021】
請求項15に記載の冷蔵庫の発明は、請求項14に記載の発明において、カバーは略透明材料からなるものであり、カバーを外さずに内部にイオンシートが確実に配置しているかを確認できる。
【0022】
請求項16に記載の冷蔵庫の発明は、請求項8に記載の発明において、吸込み風路内に脱臭触媒とイオンシートを設け、前記脱臭触媒を前記イオンシートの下流側に設けたものであり、マイナスイオンの脱臭、抗菌作用に加え、イオンシートで対処できなかった臭い成分を脱臭触媒で分解し、脱臭効果の相乗効果を得ることができる。
【0023】
請求項17に記載の冷蔵庫の発明は、請求項16に記載の発明において、脱臭触媒とイオンシートを近接して配置したものであり、近接することによりイオンシートで対処できなかった臭い成分を脱臭触媒で効果的に確実に分解できる。
【0024】
請求項18に記載の冷蔵庫の発明は、野菜室を有する冷蔵庫において、前記野菜室にマイナスイオンを発生するイオンシートを設け、前記イオンシートは内箱に配設するとともに前記イオンシートの上方に庇を設けたものであり、野菜室内の脱臭、抗菌作用を高めることができ、かつイオンシートへの水かかりを防止できマイナスイオン発生作用の低下を防止できる。
【0025】
請求項19に記載の冷蔵庫の発明は、請求項16に記載の発明において、庇を内箱で一体に形成したものであり、一体形成による工数低減が図れる。
【0026】
請求項20に記載の冷蔵庫の発明は、請求項18に記載の発明において、イオンシートは丸形状としたものであり、イオンシート貼付時の左右傾斜を考慮する必要がなく、作業性が向上する。
【0027】
請求項21に記載の冷蔵庫の発明は、請求項20に記載の発明において、冷凍サイクルの冷媒に可燃性冷媒を用いたものであり、フロンを用いた冷蔵庫に比べ、地球温暖化防止に貢献できるとともに、庫内の脱臭、抗菌による食品鮮度維持に効果があるマイナスイオンを発生させるのに電源あるいは電極などのスパークが発生しない、つまり庫内での着火源を削減でき、冷蔵庫の冷媒にHCなどの可燃性冷媒を適用した場合の安全性を高めることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の通風ダクト及び冷蔵庫の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0029】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による冷蔵庫の側面断面図である。図2は、同実施の形態の冷蔵庫の正面図である。図3は、同実施の形態の要部分解斜視図である。
【0030】
図1において、30は冷蔵庫本体であって、樹脂製の内箱31と鋼鈑製の外箱32の間に発泡断熱材33を充填し、断熱箱体を形成している。34は蒸発器であり、冷却した空気は送風機(図示せず)により、風量調節装置(図示せず)を介して通風ダクトとしての冷却ダクト35を通り、冷蔵室36、野菜室37に送風される。また、冷凍室38には蒸発器34より庫内に直接送風される。
【0031】
冷却ダクト35は内箱31と風路構成用断熱材39により構成されており、風路構成用断熱材39には冷気シール部40を構成し、貯蔵室背面構成部材41を風路構成用断熱材39を覆いながら内箱31にビス等により固定することによりシール部40を内箱31に密着させ、吐出冷気の冷蔵室36への冷気漏れを防止している。
【0032】
また、マイナスイオンを発生するイオンシート42は、風路構成用断熱材39の冷却ダクト35構成側に貼り付けられている。
【0033】
図2において、42はイオンシートであり、本実施の形態の場合、風路構成用断熱材39の吐出口43の端面より10mmの位置に貼り付けている。
【0034】
図3において、42はイオンシートであり、本実施の形態の場合、風路構成用断熱材39の一端のシール部40から風路部44、そして他端のシール部40まで貼付けている。これによりイオンシート42の端部は、風路構成用断熱材39のシール部40と内箱31との間に挟まれて固定される。
【0035】
また、イオンシート42に相対した内箱31から円筒状の突起部45を形成している。これにより風路部44においてもイオンシート42は風路構成用断熱材39と内箱31からの突起部45により固定される。なお、突起部45は冷却ダクト35の風路部44の風路抵抗にならない程度の大きさとし、形状は円筒状以外でも良い。
【0036】
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
【0037】
イオンシート42は、イオン放出天然鉱石と遠赤外線セラミックをシリコンなどのポリマーに混合させた複合体(例えば世界長社製、商品名:セシオン)を粘着材とともに布地に含浸させシート状に成形したもの、あるいは上記複合体をアルミ等の金属箔の表面に塗付したもので、柔軟性を有しておりマイナスイオンを発生する。そして、マイナスイオンの脱臭、抗菌作用により、冷蔵庫内の食品の鮮度維持向上が可能となるものである。
【0038】
イオンシート42は冷却ダクト35内に貼付けられている為、吐出冷気にマイナスイオンを放出し、冷蔵室内36全体にすばやく行き渡らすことができる。
【0039】
また、マイナスイオンの特性として発生してから到達距離が長くなるほど減衰するため、イオンシート42から吐出口43までの距離が短いほど効率的にマイナスイオンを冷蔵室36に送給できる。本実施の形態では、吐出口43から10mmの位置にイオンシート42を貼り付けている。
【0040】
また、イオンシート42は風路構成用断熱材39に貼り付けられている為、冷蔵庫の製造工程において、冷却ダクト35を内箱31に組み込む前にイオンシート42を取付可能となり、作業性が向上する。また、事前に組み込む作業により冷蔵室吐出口43との配置ばらつきを低減できる。また、成形メーカーから風路構成用断熱材39を納入する際に、イオンシート42を貼付けた状態で納入することも可能となり、工数を低減できる。
【0041】
また、イオンシート42の端部はシール部40により、風路構成用断熱材39と内箱31に機械的に固定されているため、イオンシート42の剥がれを防止でき、信頼性を向上することができる。
【0042】
また、内箱31からの突起部45により風路部44においても、確実に固定されるため、イオンシート42の経年劣化による剥がれ等により冷却ダクト35を塞ぐことなく、冷蔵庫の長期信頼性を確保することができる。また、突起部44を円筒状あるいは楕円状にすることにより、吐出冷気の風路抵抗を減らすことができる。
【0043】
このように、イオンシート42は柔軟性を有する母材で形成されているため、上述の例に限らず冷却ダクト35を形成する内壁面の形状に沿ってさまざまな箇所に貼付けることができ、多少複雑な形状であっても必要な箇所にイオンシート42を効果的に配設することができるため、合理的な適用設計が可能となる。
【0044】
しかし、イオンシート42は柔軟性を持たない母材で形成することも用途に応じては有効であり、形状の固定されたイオンシート42を冷却ダクト35の内壁面に沿わせず配設したほうが設計上または組み立て上簡便に行える場合もあるので適宜母材を選択することが望ましい。
【0045】
また、本実施の形態では冷蔵庫の冷却ダクト35を例に説明したが、どのような機器であっても、通風ダクトを用いて通風対象に空気を循環させる場合であれば、通風対象の脱臭、または抗菌作用の要求に合わせて、通風ダクトの適所に適量のイオンシート42を通風ダクト内壁面の形状に大きな制限を受けることなく付設することができ、多様な機器に対して脱臭、または抗菌機能を簡便な方法で付与できる通風ダクトを提供することができる。
【0046】
このような通風ダクトの例としては、片面は構造物の壁面を利用してこの壁面と対向して中空の空間を形成するカバー上の通風ダクトや他の構造物に依存せずそれのみで通風路を形成する筒上の通風ダクトなどが挙げられ、これらの通風ダクトの内面の一部または大部分に、あるいは一面にまたは複数の面に配設して空気を循環させる対象物の空間にマイナスイオン化された清浄な空気を送り込んで所望の脱臭,抗菌作用を発揮する。対象物は、冷蔵庫をはじめとした食品等の貯蔵機器、あるいは家庭などの居住空間、オフィス,工場などの作業空間,自動車や電車などの乗り物、病院、その他人の集まる空間、動物の存在する空間など脱臭,抗菌作用の要請がある多様な空間への適用,施工が考えられる。
【0047】
さらに、本実施の形態ではイオンシート42を冷却ダクト35内において、風路構成用断熱材39に貼り付けて用いたが、母材の表裏両面にイオン放出材を分布させるような形態のイオンシートとすれば、冷却ダクト35内の内部空間に表裏両面を曝して配置し、両面に沿って通過する空気流に対してイオン放出量を一層増加することができ、脱臭または抗菌効果を高めることができる。この場合は上述のように、イオンシート42の母材は敢えて柔軟性を有さないものを選定する方が取り扱いやすいこともあるので適宜選択することが望ましい。
【0048】
(実施の形態2)
図4は、本実施の形態2による冷蔵庫の側面断面図、図5は、同実施の形態の冷蔵庫の冷蔵室の風路構成用断熱材および貯蔵室背面構成部材を外した状態の外観図、図6は、同実施の形態の冷蔵庫の冷蔵室の風路構成用断熱材および貯蔵室背面構成部材の斜視図、図7は、同実施の形態の冷蔵庫の冷蔵室の風路構成用断熱材および貯蔵室背面構成部材を風路構成側から見た斜視図、図8は、図6のA部拡大分解図、図9は、同実施の形態の冷蔵庫の野菜室のドアおよび貯蔵ケースを外した状態の外観図である。
【0049】
図4において、50は冷蔵庫本体で、鋼板で形成した外箱51と樹脂で成形した内箱52の内部に樹脂発泡したウレタンフォーム53で断熱箱体を形成し前面を開口している。そして断熱仕切壁54により上部貯蔵室と下部貯蔵室に区画している。上部貯蔵室の上方には冷蔵室55、上部貯蔵室の下方には仕切板56を介して野菜室57を有する。また、下部貯蔵室は断熱仕切壁59を介して上下に区画し、上方には切替室58と製氷室(図示せず)、下部貯蔵室の下方には冷凍室60を有している。また冷蔵庫本体50の下部後方には機械室を有し内部に圧縮機(図示せず)を配置している。また、冷凍サイクル内には、イソブタンなどの炭化水素系冷媒を封入している。
【0050】
冷蔵室扉61は冷蔵室55の前面開口部に位置し、一端を支点として回動するヒンジ式の扉である。62、63、64、はそれぞれ、野菜室57、切替室58、冷凍室60の前方開口部に位置する引出し式の扉である。
【0051】
通風ダクトである冷却ダクト65は冷蔵室55の背面の上下方向に形成し、内箱52と風路構成用断熱材66とにより構成される。そして、冷却ダクト65の上方には冷蔵室用蒸発器67、さらにその上部には冷蔵室用ファン68を有している。冷凍室用蒸発器69は冷凍室60の背面に設けられ、冷凍室用蒸発器69の上部には冷凍室用ファン70を配置している。貯蔵室背面構成部材71は冷却ダクト65を構成する風路構成用断熱材66の前方に位置する。また、上部ダクトカバー72は前面に吐出口を有し冷蔵室55の天面に配置され、風路構成用断熱材66の上部で接続されている。
【0052】
図5から図9において、風路構成用断熱材66は、内箱52側にリブ73を有し、上部に冷蔵室用ファン68からの冷気を上部ダクトカバー72に送る通風口75と、冷蔵室用ファン68の側面に形成した通風口76を有する。そして、リブ73により冷蔵室用蒸発器67に向かう吸込み風路と、通風口75、76を通り庫内に冷気を吐出する吐出風路に区画している。そして、風路構成用断熱材66の吐出風路を構成する側には吐出口74を備え、冷蔵室用蒸発器67と冷蔵室用ファン68により冷却された冷気は吐出口74より吐出され冷蔵室55を冷却する。また、冷気の一部は上部ダクトカバー72の前面から吐出される。そして、イオンシート77は吐出風路内の吐出口74近傍に貼付られている。
【0053】
また、貯蔵室背面構成部材71の吸込み風路を形成する部分には吸込み口78を有し、吸込み口78の近傍にもイオンシート79を配置している。吸込み風路側に設けたイオンシート79は、図8に示すように貯蔵室背面構成部材71に凹み部80を設け、その背面に貫通穴81を有する。そして、凹み部80にイオンシート79を配置し、さらにその上から凹み部80に略透明材料からなるカバー82を設けている。カバー82の側面にはツメ82aを有し、凹み部80の側面に設けた切り欠き部80aと嵌合し固定される。
【0054】
また、貯蔵室背面構成部材71の吸込み風路を形成する部分にはハニカム状の低温脱臭触媒83を配置している。低温脱臭触媒83は、貯蔵室背面構成部材71から一体で形成したツメ部(図示せず)で固定され、その配置位置は吸込み口78の近傍でイオンシート79に近接して、イオンシート79配置部より下流側(冷蔵室用蒸発器67に近い側)に設けられている。
【0055】
また、図9に示すように、野菜室57の背面の内箱52に長方形状のイオンシート84を貼り付けている。そして、イオンシート84を配置した上部には山型の突起部である庇85を内箱で一体に成形して設けている。
【0056】
上記構成において、冷蔵庫本体50の冷蔵室55、野菜室57は冷凍サイクルを構成する冷蔵室用蒸発器67、冷蔵室用ファン68の作用により0℃〜5℃に冷却される。また、冷凍室60は、冷凍室用蒸発器69、冷凍室用ファン70の作用により−20℃程度に冷却され、切替室58は使用者の選択により冷凍室から野菜室に適した温度に冷却される。
【0057】
そして、冷蔵室55の冷却ダクト65内には、冷蔵室用蒸発器67の上流側の吸込み風路内にイオンシート79と下流側の吐出風路内にイオンシート77を設けているので、庫内でのマイナスイオンの発生量を高め、マイナスイオンの効果(脱臭、抗菌作用)を高めることができる。
【0058】
また、冷蔵室用蒸発器67を挟んで上流側(吸込み側)と下流側(吐出側)の両側に配置することにより、冷蔵室55内へのマイナスイオンの供給と冷蔵室用蒸発器67を含む冷却ダクト65内へのマイナスイオンの供給ができ、冷却ダクト65を含めた冷蔵室内全体でマイナスイオン効果を発することができる。
【0059】
また、吸込み風路内に設けるイオンシート79は、貯蔵室背面構成部材71に凹み部80を設け、凹み部80に貫通穴81を有し、前記凹み部80にイオンシート79を配置したことにより、マイナスイオンは貫通穴81を通り供給されるとともに、イオンシート79の組込み時の位置決めが確実になる。また、イオンシート79が吸込み風路内に突出して冷却ダクト65を阻害することがない。
【0060】
また、イオンシート79を配置した凹み部80にカバー82を設けたものであり、イオンシート79が冷蔵室55内側に脱落することがなく長期信頼性が確保される。
【0061】
また、カバー82は略透明材料からなるものであり、カバー82を外さずに凹み部80の内部にイオンシート79が確実に配置しているかを一目で確認でき、組立時の欠品防止を図れる。
【0062】
また、貯蔵室背面構成部材71の吸込み風路内にハニカム状の低温脱臭触媒83とイオンシート79を設け、低温脱臭触媒83は吸込み口78の近傍で、イオンシート79配置部より下流側(冷蔵室用蒸発器67に近い側)に設けられているので、マイナスイオンの脱臭、抗菌作用に加え、イオンシート79で対処できなかった臭い成分を低温脱臭触媒83で分解し、脱臭効果の相乗効果を得ることができる。
【0063】
また、イオンシート79に近接して低温脱臭触媒83を配置しているので、近接することによりイオンシート79で対処できなかった臭い成分を低温脱臭触媒83で効果的に確実に分解できる。
【0064】
また、冷蔵室55内にイオンシート77、79を配置したものに、さらに野菜室57にマイナスイオンを発生するイオンシート84を設けたものであり、冷蔵室55に加え野菜室57内の脱臭、抗菌作用を高めることができ、冷蔵温度帯全体の脱臭、食品鮮度保持が可能となる。
【0065】
また、野菜室57の背面の内箱52に長方形状のイオンシート84を貼り付けその上部には庇85を設けているので、内箱の上方より伝ってくる水は山形の突起形状を伝って左右に分岐されてイオンシート84への水かかりを防止でき、水分付着によるマイナスイオン発生作用の低下を防止できる。
【0066】
また、庇85は内箱で一体に成形しているので、製造工程での工数低減が図れる。
【0067】
なお、野菜室57の背面の内箱52に貼り付けるイオンシート84は、丸形状でも良い。この場合、イオンシート84が丸形状のため、貼付時の左右傾斜を考慮する必要がなく、作業性が向上する。
【0068】
また、野菜室57の背面の内箱52に貼り付けるイオンシート84の形状に対応して、内箱52に凹み部を設けても良い。この場合、貼付時の位置決めが容易となり、作業性が向上する。
【0069】
また、野菜室57の背面の内箱52に貼り付けるイオンシート84の上部に設ける庇85は内箱成型が不合理な形状や角度であれば別部品として取付けても良い。
【0070】
なお、本発明は、電源を必要とせずマイナスイオンを発生する物質(イオン放出天然鉱石と遠赤外線セラミックをシリコンなどのポリマーに混合させた複合体)を粘着材とともに布地に含浸させシート状に成形したものを冷蔵庫に用いたところに特徴があり、マイナスイオンを発生する物質を冷蔵庫の構成部材に練り込んだりする場合に比べ、マイナスイオン発生量を多くすることができる。これは樹脂等に練りこむと周囲との接触部分が減るためである。また、練り込む手間が不要であり、コスト低減が可能となる。また、シート状であるため、サービス、あるいは交換時等の取り外しが自由に行なえるという効果がある。また、シート状であるため、自由な大きさに加工ができ、設計自由度が向上する。
【0071】
また、本発明の冷蔵庫は、マイナスイオンを発生させるのに電源あるいは電極などのスパークが発生しない、つまり庫内での着火源を削減でき、冷蔵庫の冷凍サイクル内の冷媒に炭化水素などの可燃性冷媒を適用した場合の安全性を高めることができる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1に記載の通風ダクトの発明は、マイナスイオンを発生するイオンシートを内壁面に配設したので、通風ダクト内の通風抵抗を妨げず、効果的に対象空間及び通風ダクト自体の脱臭,抗菌効果を発揮できる。
【0073】
また、請求項2に記載の通風ダクトの発明は、マイナスイオンを発生するイオンシートを内部空間に配置したので、マイナスイオンの発生面が増大し、通風ダクト内を通過する空気との接触面積が大きくなり、脱臭,抗菌効果を一層高めることができる。
【0074】
また、請求項3に記載の通風ダクトの発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、イオンシートは柔軟性を有する部材で形成したので、通風ダクトの内部形状に沿って、効果的な位置に任意に配設でき、最大限の効果を発揮できる。
【0075】
また、請求項4に記載の通風ダクトの発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、イオンシートはイオン放出材をポリマーに混合した複合体を母材に付加したので、母材の選定により多様な形態を実現でき、適用対象の範囲を広げることができる。
【0076】
また、請求項5に記載の通風ダクトの発明は、請求項3または請求項4に記載の発明において、イオンシートの表面に粘着材を付加したので、通風ダクト内に簡便に貼り付け固定でき、組み立ての作業性や自由度を高めることができる。
【0077】
また、請求項6に記載の冷蔵庫の発明は、蒸発器と庫内を連通する通風ダクト内にイオンシートを備えたので、収納スペースを取らず冷却ダクト内の占有スペースを小さくすることができ、その分貯蔵室の内容積を大きくすることができる。
【0078】
また、請求項7に記載の冷蔵庫の発明は、請求項6に記載の発明において、イオンシートを蒸発器の上流側の吐出風路内に備えたので、マイナスイオンを貯蔵室内の各所へ供給し、満遍なく脱臭,抗菌効果を発揮することができる。
【0079】
また、請求項8に記載の冷蔵庫の発明は、請求項6に記載の発明において、イオンシートを蒸発器の上流側の吸込み風路内に備えたので、蒸発器を含む冷却ダクト内へのマイナスイオンの供給ができ、冷却ダクト内にも脱臭,抗菌効果を発揮することができる。
【0080】
また、請求項9に記載の冷蔵庫の発明は、請求項7に記載の発明において、通風ダクト内に設けるイオンシートは、内箱と風路構成用断熱材と貯蔵室背面構成部材により構成した通風ダクトの、風路構成用断熱材に貼り付けたので、冷却ダクトを内箱に組み込む前にイオンシートを取り付け、作業性が向上する。また、貯蔵室吐出口との配置ばらつきを低減できる。
【0081】
また、請求項10に記載の冷蔵庫の発明は、請求項7に記載の発明において、吐出風路内に設けるイオンシートは吐出口より50mm以内に位置させたので、イオンシートより発生したマイナスイオンの減衰を抑えて貯蔵室に効率よく供給できる。
【0082】
また、請求項11に記載の冷蔵庫の発明は、請求項10に記載の発明において、吐出風路内に設けるイオンシートは、風路構成用断熱材の冷気シール部から風路部まで貼り付けられ、イオンシート端部は冷気シール部で固定されたので、イオンシートの剥がれを防止し、信頼性を向上することができる。
【0083】
また、請求項12に記載の冷蔵庫の発明は、請求項11に記載の発明において、吐出風路内に設けるイオンシートは、内箱に設けられた突起部により、風路構成用断熱材と突起部で固定したので、イオンシートの浮き上がりが防止され、風路阻害を起こさなくなる。
【0084】
また、請求項13に記載の冷蔵庫の発明は、請求項8に記載の発明において、吸込み風路内に設けるイオンシートは、貯蔵室背面構成部材に凹みを設けて配設し、凹み部に貫通穴を有したので、位置決めが確実になるとともに、イオンシートが吸込み風路内に突出して風路を阻害することがない。
【0085】
また、請求項14に記載の冷蔵庫の発明は、請求項13に記載の発明において、イオンシートを配置した凹み部にカバーを設けたので、イオンシートが貯蔵室内側に脱落することがない。
【0086】
また、請求項15に記載の冷蔵庫の発明は、請求項14に記載の発明において、カバーは略透明材料からなるので、カバーを外さずに内部にイオンシートが確実に配置しているかを確認できる。
【0087】
また、請求項16に記載の冷蔵庫の発明は、請求項8に記載の発明において、吸込み風路内に脱臭触媒とイオンシートを設け、脱臭触媒をイオンシートの下流側に設けたので、マイナスイオンの脱臭、抗菌作用に加え、イオンシートで対処できなかった臭い成分を脱臭触媒で分解し、脱臭効果の相乗効果を得ることができる。
【0088】
また、請求項17に記載の冷蔵庫の発明は、請求項16に記載の発明において、脱臭触媒とイオンシートを近接して配置したので、近接することによりイオンシートで対処できなかった臭い成分を脱臭触媒で効果的に確実に分解できる。
【0089】
また、請求項18に記載の冷蔵庫の発明は、野菜室を有する冷蔵庫において、野菜室にマイナスイオンを発生するイオンシートを内箱に配設するとともにイオンシートの上方に庇を設けたので、野菜室内の脱臭、抗菌作用を高めることができ、かつイオンシートへの水かかりを防止できマイナスイオン発生作用の低下を防止できる。
【0090】
また、請求項19に記載の冷蔵庫の発明は、請求項16に記載の発明において、庇を内箱で一体に形成したので、一体形成による工数低減が図れる。
【0091】
また、請求項20に記載の冷蔵庫の発明は、請求項18に記載の発明において、イオンシートは丸形状としたので、イオンシート貼付時の左右傾斜を考慮する必要がなく、作業性が向上する。
【0092】
また、請求項21に記載の冷蔵庫の発明は、請求項20に記載の発明において、冷凍サイクルの冷媒に可燃性冷媒を用いたので、マイナスイオン発生のための電源,電極などのスパークが発生せず、庫内での着火源を削減でき、冷媒に可燃性冷媒を適用した場合の安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫の実施の形態1の側面断面図
【図2】同実施の形態の冷蔵庫の庫内正面図
【図3】同実施の形態の冷蔵庫の要部分解斜視図
【図4】本発明による冷蔵庫の実施の形態2の側面断面図
【図5】同実施の形態の冷蔵庫の冷蔵室の風路構成用断熱材および貯蔵室背面構成部材を外した状態の外観図
【図6】同実施の形態の冷蔵庫の冷蔵室の風路構成用断熱材および貯蔵室背面構成部材の斜視図
【図7】同実施の形態の冷蔵庫の冷蔵室の風路構成用断熱材および貯蔵室背面構成部材を風路構成側から見た斜視図
【図8】図6のA部拡大分解図
【図9】同実施の形態の冷蔵庫の野菜室のドアおよび貯蔵ケースを外した状態の外観図
【図10】従来の冷蔵庫のマイナスイオン発生回路図
【符号の説明】
31、52 内箱
35、65 冷却ダクト(通風ダクト)
36、55 冷蔵室
37、57 野菜室
39、66 風路構成用断熱材
40 シール部
41、71 貯蔵室背面構成部材
42、77,79,84 イオンシート
43、74 吐出口
44 風路部
45 突起部
50 冷蔵庫
67 冷蔵室用蒸発器
68 冷蔵室用ファン
78 吸込み口
80 凹み部
81 貫通穴
82 カバー
83 低温脱臭触媒
85 庇

Claims (21)

  1. マイナスイオンを発生するイオンシートを内壁面に配設した通風ダクト。
  2. マイナスイオンを発生するイオンシートを内部空間に配置した通風ダクト。
  3. イオンシートは柔軟性を有する部材で形成した請求項1または請求項2に記載の通風ダクト。
  4. イオンシートはイオン放出材をポリマーに混合した複合体を母材に付加した請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の通風ダクト。
  5. イオンシートの表面に粘着材を付加した請求項3または請求項4に記載の通風ダクト。
  6. 庫内を冷却する蒸発器と冷却ファンを有し、前記蒸発器と前記庫内を連通する通風ダクト内にイオンシートを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  7. イオンシートを蒸発器の上流側の吐出風路内に備えたことを特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫。
  8. イオンシートを蒸発器の上流側の吸込み風路内に備えたことを特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫。
  9. 通風ダクト内に設けるイオンシートは、内箱と風路構成用断熱材と貯蔵室背面構成部材により構成した通風ダクトの、風路構成用断熱材に貼り付けたことを特徴とする請求項7に記載の冷蔵庫。
  10. 吐出風路内に設けるイオンシートは吐出口より50mm以内に位置させたことを特徴とする請求項7に記載の冷蔵庫。
  11. 吐出風路内に設けるイオンシートは、風路構成用断熱材の冷気シール部から風路部まで貼り付けられ、前記イオンシート端部は冷気シール部で固定されたことを特徴とする請求項10に記載の冷蔵庫。
  12. 吐出風路内に設けるイオンシートは、内箱に設けられた突起部により、風路構成用断熱材と前記突起部にて固定したことを特徴とする請求項11に記載の冷蔵庫。
  13. 吸込み風路内に設けるイオンシートは、貯蔵室背面構成部材に凹みを設け、凹み部に貫通穴を有し、前記凹み部にイオンシートを配置したことを特徴とする請求項8に記載の冷蔵庫。
  14. イオンシートを配置した凹み部にカバーを設けたことを特徴とする請求項13に記載の冷蔵庫。
  15. カバーは略透明材料からなることを特徴とする請求項14に記載の冷蔵庫。
  16. 吸込み風路内に脱臭触媒とイオンシートを設け、前記脱臭触媒を前記イオンシートの下流側に設けたことを特徴とする請求項8に記載の冷蔵庫。
  17. 脱臭触媒とイオンシートを近接して配置したことを特徴とする請求項16に記載の冷蔵庫。
  18. 野菜室を有する冷蔵庫において、前記野菜室にマイナスイオンを発生するイオンシートを設け、前記イオンシートは内箱に配設するとともに前記イオンシートの上方に庇を設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  19. 庇を内箱で一体に形成したことを特徴とする請求項18に記載の冷蔵庫。
  20. イオンシートは丸形状としたことを特徴とする請求項18に記載の冷蔵庫。
  21. 冷凍サイクルの冷媒に可燃性冷媒を用いたことを特徴とする請求項6から請求項20のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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