JP2002206846A - 冷蔵庫の冷却器カバー構成 - Google Patents

冷蔵庫の冷却器カバー構成

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JP2002206846A
JP2002206846A JP2001003011A JP2001003011A JP2002206846A JP 2002206846 A JP2002206846 A JP 2002206846A JP 2001003011 A JP2001003011 A JP 2001003011A JP 2001003011 A JP2001003011 A JP 2001003011A JP 2002206846 A JP2002206846 A JP 2002206846A
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cooler cover
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Hikari Nonaka
光 野中
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    • F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D19/00—Arrangement or mounting of refrigeration units with respect to devices or objects to be refrigerated, e.g. infrared detectors
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F25D23/00—General constructional features
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵室内を断熱区分する中仕切壁の背部に
おける冷却器カバーを、特に固定具などを用いずに簡単
な構造で固定でき、しかも確実エアシールができる冷蔵
庫の冷却器カバー構成を提供する。 【解決手段】 断熱された中仕切壁により庫内を上下の
貯蔵室に区分し、庫内背面に冷却器室を配置した冷蔵庫
において、内箱背壁に沿って配設した冷却器および冷却
ファンモータの前面を覆い、庫内前方へ延びる突出ボス
を形成した冷却器カバーを設けるとともに、この冷却器
カバーの前面に位置する前記中仕切壁のダクト形成面を
前記突出ボスで押圧シールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は冷気強制循環式冷蔵
庫に係り、特に冷蔵庫内背面に配設した冷却器室のカバ
ー構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、冷蔵庫における冷却器および冷気
を循環する冷却ファン装置は、庫内背面に設けた冷却器
室に集中して配設されており、その前部に冷却器カバー
を配設して冷却器室と貯蔵室とを断熱区分し、また冷気
ダクトを形成していた。
【０００３】しかしながら、近年庫内を冷凍、冷蔵、野
菜保存用など種々の温度に区画制御する冷蔵庫が多くな
っており、庫内を断熱された中仕切壁により各貯蔵温度
室に区画する構造においては、大型化とも相俟ってひと
つの貯蔵室の背面空間のみに冷却器や冷却ファン装置を
集中配置することはスペース的に困難となっており、必
然的に中仕切壁を跨いで配設する構造となっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この場合、各室の背面
に対応する冷却器カバーは庫内側からファスナーなどで
軟質スポンジテープを介して内箱に固定することでエア
シールとともに取付けができるが、中仕切壁の背部にお
ける冷却器カバーは固定がきわめて煩雑であり、隙間か
らの冷気洩れを防ぐことが困難であった。
【０００５】本発明は、中仕切壁の背部における冷却器
カバーを、固定具などの使用最小にして簡単な構造で固
定でき、しかも確実にエアシールができる冷蔵庫の冷却
器カバー構成を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１記載の発明は、断熱された中仕切壁により
庫内を上下の貯蔵室に区分し、庫内背面に冷却器室を配
置した冷蔵庫において、内箱背壁に沿って配設した冷却
器および冷却ファンモータの前面を覆い、庫内前方へ延
びる突出ボスを形成した冷却器カバーを設けるととも
に、この冷却器カバーの前面に位置する前記中仕切壁の
ダクト形成面を前記突出ボスで押圧シールしたことを特
徴とするものである。
【０００７】この構成により、中仕切壁の背部に対応す
る冷却器カバーは、その突出ボスが中仕切壁のダクト形
成面を押圧することで軟質シール材を庫内奥方へ圧縮
し、内箱面と冷却器カバーとの隙間を確実にエアシール
して固定することができる。
【０００８】請求項２記載の発明は、冷却器カバーと内
箱面とは軟質シール材を介して固定具により固定すると
ともに、中仕切壁のダクト形成部の背部における冷却器
カバー部は傾斜面に形成した突出ボスによる背面への押
圧で内箱面側にシール固定したものである。
【０００９】この構成により、冷却器カバーの冷却器室
前面への挿入によって、傾斜面の作用で突出ボスが中仕
切壁のダクト形成面を押圧することになり、軟質シール
材を庫内奥方へ圧縮し、これまで押圧固定が困難であっ
た部分を確実にエアシールして固定することができる。
【００１０】請求項３記載の発明は、冷却器室および冷
却器室カバーは中仕切壁で区分された上下貯蔵室に跨っ
て配設されていることを特徴とする請求項１および２記
載の冷蔵庫の冷却器カバー構成であり、この構成によっ
て、中仕切壁の背部に対応する冷却器カバーは、その組
立て時に中仕切壁の上部室の前面開口部から冷却器と冷
却ファンモータの前面を覆うように挿入するだけで、突
出ボスが中仕切壁のダクト形成面を押圧することで軟質
シール材を庫内奥方へ圧縮し、確実にエアシールして固
定することができる。
【００１１】請求項４記載の発明は、冷却ファンモータ
は野菜室の後部に、冷却器は冷凍室の後部に配置されて
いることを特徴とする請求項１、２および３記載の冷蔵
庫の冷却器カバー構成であり、冷却ファン装置および冷
却器を集中配置せずとも中仕切壁を境として冷却器はそ
の近似温度である冷凍室の後部に配置でき、冷却ファン
も必然的にデッドスペースとなる引き出し式野菜室の後
部に位置させることができるため、温度的、スペース的
効率を良好にした配置とすることができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、図１〜４に基づき本発明の
１実施形態について説明する。図２は冷蔵庫の側部縦断
面図で、上部冷蔵室１の下部に野菜室２を配置し、本体
最下部に冷凍室３を設けるとともに、それぞれの室の前
面開口部には扉１５を設けたものである。
【００１３】前記野菜室２と冷凍室３とは断熱された中
仕切壁４で区画されており、その詳細を図１に示すよう
に、この中仕切壁４の後端４ａからわずかに間隙５を形
成して、冷凍室３の背面に冷却器６、野菜室２の背面に
は冷気（矢印）を各室１，２，３内に循環する冷却ファ
ン７ａとそのモータ７を設置した冷却器室８を設け、冷
却器室８の前面には、冷却器６の前面を覆うとともに冷
却ファン７ａのベルマウス９ａを形成した樹脂成形体の
冷却器カバー９が取付けられている。
【００１４】この冷却器カバー９の前面には前記間隙５
を介して、冷却ファン７ａから吹出した冷気を各室に分
流送風するダクトを形成するファンダクト１０および吹
出ダクト１１が前記中仕切壁４の上下に配置されてい
る。
【００１５】冷却器カバー９の前面における冷却器６、
冷却ファンモータ７間の後部断熱材１２前面に対応する
傾斜面９ｂには、図３に示すように前記間隙５内に突出
し、中仕切壁の後端面４ａに対向してこれに当接する複
数の突出ボス１３が一体に設けられている。
【００１６】しかして、冷蔵庫の製造時における冷却器
室８の組立ての際は、中仕切壁４の背部空間における冷
却器室８内の所定位置に冷却器６と冷却ファンモータ７
とを取付けた後、野菜室２の前面開口側から前記後部断
熱材１２の前面傾斜面に沿うようにして冷却器カバー９
を冷却器６、冷却ファンモータ７の前面に上方から挿入
する。この冷却器カバー９の挿入によって、冷却器カバ
ーの傾斜面９ｂに設けた前記突出ボス１３は断熱仕切壁
１２の後端面に接触しながら傾斜面９ｂに沿って間隙５
内に侵入していき、所定位置においては、図４に示すよ
うに前記中仕切壁４の後端４ａを押圧することによっ
て、奥方向への押圧力が得られ、軟質シール材１４を圧
縮することで冷却器カバー９と後部断熱壁面１２とを確
実にエアシールして固定される。
【００１７】なお、上記実施形態においては、野菜室２
と冷凍室３との間に設置した中仕切壁４について説明し
たが、これに限らず仕切壁４は、冷蔵室１など他の室と
冷凍室３とを区分する断熱壁であってもよい。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の冷蔵庫
の冷却器カバー構成によれば、中仕切壁の背部に対応す
る冷却器カバーは、その突出ボスが中仕切壁のダクト形
成面を押圧することで軟質シール材を庫内奥方へ圧縮
し、内箱面と冷却器カバーとの隙間を確実にエアシール
して固定することができる。
【００１９】請求項２記載の発明によれば、冷却器カバ
ーと内箱面とは軟質シール材を介して固定具により固定
するとともに、中仕切壁のダクト形成部の背部における
冷却器カバー部は傾斜面に形成した突出ボスによる背面
への押圧で内箱面側にシール固定したものであり、突出
ボスが傾斜面の作用で中仕切壁のダクト形成面を押圧す
ることで、軟質シール材を庫内奥方へ圧縮し、必要なダ
クト空間を確保するとともに、これまで押圧固定が困難
であった部分を固定具を使用することなく確実にエアシ
ールして固定することができる。
【００２０】請求項３記載の発明によれば、冷却器室お
よび冷却器室カバーは中仕切壁で区分された上下貯蔵室
に跨って配設されたものであり、この構成によって、中
仕切壁の背部に対応する冷却器カバーは、その組立て時
に中仕切壁の上部室の前面開口部から冷却器と冷却ファ
ンモータの前面を覆うように挿入するだけで、突出ボス
が中仕切壁のダクト形成面を押圧することで軟質シール
材を庫内奥方へ圧縮し、確実にエアシールして固定する
ことができる。
【００２１】請求項４記載の発明によれば、冷却ファン
は野菜室の後部に、冷却器は冷凍室の後部に配置したで
あり、冷却ファン・冷却器を集中配置せずとも中仕切壁
を境として冷却器はその近似温度である冷凍室の後部に
配置でき、冷却ファンも必然的にデッドスペースとなる
引き出し式野菜室の後部に位置させることができるた
め、温度的、スペース的効率を良好にした配置とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の１実施形態を示す冷蔵庫要部の側断面
図である。
【図２】本発明における冷蔵庫の全体を示す縦断面図で
ある。
【図３】本発明の冷却器カバーを示す斜視図である。
【図４】本発明の要部を示す側断面図である。
【符号の説明】
１ 冷蔵室 ２ 野菜室 １ 冷凍室 ４ 中仕切壁 ５ 間隙 ６ 冷却器 ７ 冷却ファンモータ ８ 冷却器室 ９ 冷却器カバー ９ｂ傾斜面 １０ ファンダクト １１ 吹出しダクト １２ 後部断熱材 １３ 突出ボス １４ 軟質シール材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 断熱された中仕切壁により庫内を上下の
    貯蔵室に区分し、庫内背面に冷却器室を配置した冷蔵庫
    において、内箱背壁に沿って配設した冷却器および冷却
    ファンモータの前面を覆い、庫内前方へ延びる突出ボス
    を形成した冷却器カバーを設けるとともに、この冷却器
    カバーの前面に位置する前記中仕切壁のダクト形成面を
    前記突出ボスで押圧したことを特徴とする冷蔵庫の冷却
    器カバー構成。
  2. 【請求項２】 冷却器カバーと内箱面とは軟質シール材
    を介して固定具により固定するとともに、中仕切壁のダ
    クト形成部の背部における冷却器カバー部は傾斜面に形
    成した突出ボスによる背面への押圧で内箱面側にシール
    固定したことを特徴とする請求項１記載の冷蔵庫の冷却
    器カバー構成。
  3. 【請求項３】 冷却器室および冷却器室カバーは中仕切
    壁で区分された上下貯蔵室に跨って配設されていること
    を特徴とする請求項１および２記載の冷蔵庫の冷却器カ
    バー構成。
  4. 【請求項４】 冷却ファンモータは野菜室の後部に、冷
    却器は冷凍室の後部に配置されていることを特徴とする
    請求項１、２および３記載の冷蔵庫の冷却器カバー構
    成。
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