JP6955587B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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まず、図1に示すように、冷蔵庫の断熱箱体1は、詳細は後述するが、鋼板製の外箱2と合成樹脂製の内箱3との間の空間部に断熱材を設けた断熱壁で構成されており、内部に複数の貯蔵室が設けられている。貯蔵室としては、具体的には上段から冷蔵室4、野菜室5が設けられ、その下方に製氷室6と小冷凍室7(図2参照)が左右に並べて設けられ、これらの下方に主冷凍室8が設けられている。製氷室6内には、自動製氷装置9が設けられている。
上記した実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
背部壁47の内板となる背板67にあって発泡断熱材71が入る狭い箇所でかつ行き止まりとなる箇所にガス抜き孔81が設けられ、そのガス抜き孔81を、通気性を有するシート82で塞ぐようにした。これにより、発泡断熱材71の発泡充填時にガス抜き孔81からガスを容易に抜くことができて、発泡断熱材71の発泡充填を良好に行うことができる。また、ガス抜き孔81を形成する際に生ずるばりで真空断熱パネル75を傷付けることを防止できる。
上記した実施形態では、断熱箱体1の断熱壁のうち背部壁47において、冷蔵温度帯用背部壁47aと冷凍温度帯用背部壁47bで厚さを異ならせる構成としたが、これに限られず、例えば左側壁43、右側壁44において厚さを異ならせることも可能である。
以上説明したように、本実施形態の冷蔵庫によれば、貯蔵温度帯が異なる複数の貯蔵室を有する断熱箱体を備え、この断熱箱体を構成する断熱壁の断熱材に真空断熱パネルを用いる構成のものにおいて、貯蔵室の貯蔵温度帯に応じた厚さの断熱壁を備え、断熱性能が安定した冷蔵庫を提供することが可能となる。
Claims (31)
- 貯蔵温度帯が異なる複数の貯蔵室を有する断熱箱体を備え、この断熱箱体を構成する断熱壁の断熱材に真空断熱パネルを用いる構成の冷蔵庫において、
前記断熱壁の断熱材に発泡断熱材も用いられ、その発泡断熱材により前記貯蔵室のうち貯蔵温度帯が高い貯蔵室に対応する断熱壁の厚さと貯蔵温度帯が低い貯蔵室に対応する断熱壁の厚さが異なるとともに、
前記貯蔵温度帯が低い貯蔵室に対応する断熱壁であって当該貯蔵室を冷却するための冷却器の背面側の部分では、前記発泡断熱材と前記真空断熱パネルとを併用し、その双方で断熱し、
前記断熱壁のうち発泡断熱材が用いられていない部分において、前記貯蔵室側の内板と前記真空断熱パネルとの間に、当該真空断熱パネルの傷付きを抑制するための部材を設けた冷蔵庫。 - 前記断熱壁のうち発泡断熱材が有る場所と無い場所で当該断熱壁の厚さが異なっている請求項1記載の冷蔵庫。
- 前記断熱壁のうち断熱材に発泡断熱材が用いられていないか若しくは使用量が少ない部分は、前記貯蔵室のうち貯蔵温度帯が高い貯蔵室の断熱壁のみに用いられている請求項1または2記載の冷蔵庫。
- 前記断熱壁のうち断熱材に発泡断熱材が用いられていないか若しくは使用量が少ない部分は、前記貯蔵室の背部壁のみに用いられている請求項1から3のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体において前記貯蔵室側に存する内板に、前記貯蔵室側へ突出する部品取付用の凸部を設けた請求項1から4のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体において前記貯蔵室側に存する内板にあって前記発泡断熱材が入る狭い箇所でかつ行き止まりとなる箇所にガス抜き孔が設けられ、そのガス抜き孔をシートで塞ぐ請求項1から5のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体において前記貯蔵室側に存する内板に、貯蔵室側へ突出する凸部が設けられ、前記凸部は、前記真空断熱パネルの周囲に位置している請求項1から6のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体において前記貯蔵室側に存する内板に、貯蔵室側へ突出する凸部が設けられ、この凸部で囲まれた窪み部を冷気ダクトとする請求項1から7のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記貯蔵室のうち貯蔵温度帯が高い貯蔵室の奥行き寸法は、貯蔵温度帯が低い貯蔵室の奥行き寸法よりも長い請求項1から8のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体の内部に形成される冷気ダクトにおいて、当該冷気ダクトを流れる冷気を前記真空断熱パネルが存しない部位に流さない請求項1から9のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体において前記貯蔵室側に存する内板に、前記断熱壁にあって発泡断熱材が有る場所と無い場所の境界部分に位置させて傾斜部を設けた請求項1から10のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体の断熱壁にあって発泡断熱材が有る場所と無い場所の境界部分において、前記貯蔵室側に存する内板と前記真空断熱パネルとの間に、発泡断熱材の浸入を防止するシートを設けた請求項1から11のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体において前記貯蔵室側に存する内板は補強用成形部を有する請求項1から12のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記補強用成形部を覆うカバーがある請求項13記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体の断熱壁において前記貯蔵室側に存する内板と前記真空断熱パネルは接着剤で接着した請求項1から14のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体の断熱壁において前記貯蔵室側に存する内板と前記真空断熱パネルとの間を接着剤で接着しない部位では、前記貯蔵室側からカバーで覆う請求項1から14のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記真空断熱パネルの周囲を囲うように発泡断熱材が存している請求項1から16のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体のコーナー部は発泡断熱材が厚くなっている請求項1から17のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体において発泡断熱材が厚い部分は、当該発泡断熱材と前記真空断熱パネルがラップしている請求項1から18のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体のコーナー部に、電気配線を収納する電気配線収納ボックスが存している請求項1から19のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記真空断熱パネルに形成された段差部に放熱パイプを配置した請求項1から20のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体において前記貯蔵室側に存する内板に、発泡断熱材の原液の注入時にその原液を前記断熱箱体の側壁へ案内する面取り部を設けた請求項1から21のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体において、発泡断熱材の原液を注入する注入口の注入先に、前記原液を前記断熱箱体の側壁へ案内する案内面を有する案内部材を設けた請求項1から22のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体のコーナー部において、前記貯蔵室側の内板の角度と前記貯蔵室とは反対側の外板の角度を異ならせた請求項1から23のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体のコーナー部において、前記内板の角度を前記外板の角度よりも緩やかに形成した請求項24記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体における前記外板のコーナー部付近に、発泡断熱材の原液を注入する注入口を形成した請求項22または23記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体における前記外板のコーナー部の外側は平坦に形成されていて、その平坦部を利用してねじ止めされている請求項24から26のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体における貯蔵室側の内板と貯蔵室とは反対側の外板との連結部分にソフトテープを設けた請求項1から27のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体の底部の外板を構成する金属製の底板に、金属製の補強板をスポット溶接により固着した請求項1から28のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記貯蔵室のうち貯蔵温度帯が低い貯蔵室の後部に設けられる補強板と、冷却器の除霜水を受ける排水樋と、を備え、
前記補強板を、前記排水樋に係止固定した請求項1から29のいずれか一項記載の冷蔵庫。 - 冷却器の除霜水を受ける排水樋を備え、この排水樋を、固定部を介して前記断熱箱体における左右の側壁に固定した請求項1から30のいずれか一項記載の冷蔵庫。
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