JP2003042652A - 断熱箱体およびこの断熱箱体を備えた冷蔵庫 - Google Patents

断熱箱体およびこの断熱箱体を備えた冷蔵庫

Info

Publication number
JP2003042652A
JP2003042652A JP2001225940A JP2001225940A JP2003042652A JP 2003042652 A JP2003042652 A JP 2003042652A JP 2001225940 A JP2001225940 A JP 2001225940A JP 2001225940 A JP2001225940 A JP 2001225940A JP 2003042652 A JP2003042652 A JP 2003042652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
heat insulating
urethane foam
insulating material
vacuum heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001225940A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Takushima
司 宅島
Yoshiyuki Tsuda
善之 津田
Kazuya Higami
和也 樋上
Masato Sasaki
正人 佐々木
Kenji Takaichi
健二 高市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP2001225940A priority Critical patent/JP2003042652A/ja
Publication of JP2003042652A publication Critical patent/JP2003042652A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空断熱材を適用した断熱箱体に関し、箱体
強度を確保した高断熱性能の断熱箱体を提供する。 【解決手段】 外箱3と内箱2の間に硬質ウレタンフォ
ーム5と真空断熱材6とを備え、前記硬質ウレタンフォ
ーム5は、全密度とコア密度の比が1.2以下であり、
密度が60kg/m3以下としたものであり、断熱箱体強
度として問題が生じず、かつ高断熱性能の断熱箱体を提
供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬質ウレタンフォ
ームと真空断熱材からなる断熱箱体およびこの断熱箱体
を備えた冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境保護の視点から省エネル
ギーや省資源に対して、様々な取り組みがなされてい
る。
【0003】省エネルギーの観点では、真空断熱材を断
熱箱体の内箱と外箱の間に配設し、硬質ウレタンフォー
ムで一体発泡して高断熱性能の箱体を形成する技術が特
開昭57−96852号公報に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、省エネ
ルギーの要請が高まるにつれて、真空断熱材の使用面
積、すなわち外箱表面に対する真空断熱材の被覆率を大
きくして断熱性能を向上させていくことが必要となって
きた。
【0005】従来のように被覆率が30%から40%程
度であれば問題はないが、それ以上に被覆率を高める
と、構造体としての断熱箱体の強度が著しく低下すると
いう問題があった。すなわち、冷蔵庫の断熱箱体は、硬
質ウレタンフォームによって外箱と内箱を接着し一体化
しているため、断熱箱体としての剛性強度は保たれてい
る。しかし、真空断熱材を用いた断熱箱体では、特性の
異なる真空断熱材が断熱壁層の広い部分を占有し、かつ
硬質ウレタンフォーム自身の厚みが薄くなるため、硬質
ウレタンフォームだけの剛性強度では断熱箱体が歪んだ
り、変形するという現象が起こる。
【0006】このため、一般的には硬質ウレタンフォー
ムの密度を大幅に高くして、剛性を表す曲げ弾性率を大
きくする方法があるが、密度を大幅に高めると固体熱伝
導の悪影響により、硬質ウレタンフォームの断熱性能が
極端に低下して本来の狙いである断熱箱体の高断熱性能
が得られないという重大な問題が起こる。
【0007】また、真空断熱材の被覆率を高めるにつれ
て断熱箱体の吸熱量は低減し、省エネルギー化に繋がる
が、当然その効果の度合いは飽和曲線を描いて小さくな
り、投資コストと効果の費用対効果の面で合理性が損な
われる結果となる。
【0008】また、必要以上に被覆率を高めようとする
と、標準を外れた大きさ、形状の真空断熱材が必要とな
ったり、製造工程上配設しにくい箇所までにも配設する
必要が生じて真空断熱材のコストや製造コストが大幅に
上昇するという問題点があった。
【0009】また、硬質ウレタンフォームと真空断熱材
の複層断熱部においては、硬質ウレタンフォームの充填
される壁厚が十分に確保できないと、発泡時のウレタン
の流動性が低下し、フォームが荒れたり充填不良が発生
してウレタン部分の断熱性能が低下する。このため、複
層断熱材としての断熱性能が設計どおりに発揮できない
場合や、かえって断熱性能を低下させてしまう場合があ
り、真空断熱材の被覆率を大幅に高めるものにおいて
は、断熱箱体の大部分が流動しにくいウレタン層となる
ためその傾向が増大しやすいという問題点があった。
【0010】さらに、真空断熱材自体の断熱性能が十分
なものでない場合には、上述の複層断熱層のウレタン部
分の断熱性能低下と相まって、真空断熱材の被覆率を十
分に高めても大きな省エネルギー効果を得ることが困難
になるという問題点もあった。
【0011】本発明は、上記課題に鑑み、真空断熱材を
多く使用しても、断熱箱体強度として問題が生じず、か
つ高断熱性能の断熱箱体を提供し、使用済み断熱箱体の
材料リサイクル率を向上し、再資源化の貢献を図るため
の断熱箱体、および冷蔵庫を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、外箱と内箱の間に硬質ウレタンフォームと真
空断熱材とを備え、前記硬質ウレタンフォームは、全体
密度とコア密度の比が1.2以下であり、全体密度が6
0kg/m3以下としたものであり、具体的には、断熱箱
体に使用する硬質ウレタンフォームが、トリレンジイソ
シアネート組成物からなるイソシアネート成分と、ポリ
オール、整泡剤、触媒、発泡剤からなるプレミックス成
分を混合反応させて得るものであり、これらの成分やそ
の構造を変化させることにより、特に硬質ウレタンフォ
ームの原料としてトリレンジイソシアネートを使用する
ため、芳香環を介しての反応基が近接し弾性率の高い樹
脂が得られる。さらに、発泡剤として水を併用すること
により、イソシアネートとの反応により炭酸ガスを生成
し発泡に供すると同時に、分子量が小さいために強固な
反応結合を樹脂分子構造中に形成する。そして、全体密
度を60kg/m3以下としているため、極端な密度アップ
は必要なく、固体熱伝導の悪影響を受けず、優れた断熱
性能を保持することができる。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、外箱と
内箱の間に硬質ウレタンフォームと真空断熱材とを備
え、前記硬質ウレタンフォームは、発泡時のクリームタ
イムとゲルタイムの差が25秒以上となるような硬質ウ
レタンフォームを使用したものであり、このような特性
を付与した硬質ウレタンフォームの原料は、流動速度及
び増粘速度が緩やかであるため流動性に優れ、真空断熱
材を配した断熱壁厚の薄い空間でも容易にかつ広範に流
れる。そこで発泡固化しゲルと成り、最終的に硬質ウレ
タンフォームとなる。本発明ではこのクリームタイムと
ゲルタイムの差を25秒以上とする原料処方にすること
によって、薄い空間でも容易にかつ広範に流れさせるこ
とができ、断熱性や剛性などの材料特性の均質な、また
未充填の少ない断熱箱体を得ることができる。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載の発明において、硬質ウレタン
フォームの発泡剤がイソペンタン、またはノルマルペン
タン、またはイソペンタンとノルマルペンタンの混合物
としたものであり、イソペンタン及びノルマルペンタン
の沸点は、シクロペンタンの沸点よりも低いため、通常
使用環境である室温付近ででは、必然的にイソペンタン
及びノルマルペンタンのガス圧が高くなる。そのため硬
質ウレタンフォームの圧縮強度が高く保持でき、結果的
に断熱箱体強度の値を高くでき剛性の向上が図れる。
【0015】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、
外箱を形成する背面パネルの両端部にウレタン注入口に
近接して、ガス抜き穴を設けたので、硬質ウレタン発泡
時の発泡剤のガスや発泡前から存在する空気や反応によ
って生じる炭酸ガス等のガスが、すみやかに放出される
ため、硬質ウレタンフォームの未充填部分が生じない。
そのため、きわめて剛性の高いまた断熱性能が高い断熱
箱体が得られ、真空断熱材を多量に使用しても断熱箱体
の品質として問題なく、優れた断熱性能によって省エネ
ルギー化を実現できる。
【0016】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、
冷蔵庫内箱にガス抜き穴を設けたので、真空断熱材適用
により、箱体の背面パネル中央にガス抜き穴を設けるこ
とが出来ない場合においても、硬質ウレタン発泡時の発
泡剤のガスや発泡前から存在する空気等のガスが、すみ
やかに放出されるため、硬質ウレタンフォームの未充填
部分が生じない。その結果きわめて剛性の高いまた断熱
性能が高い断熱箱体が得られ、真空断熱材を多量に使用
しても断熱箱体の品質として問題なく、優れた断熱性能
によって省エネルギー化を実現できる。
【0017】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
4または5に記載の発明において、ガス抜き穴の硬質ウ
レタンフォームに接する側に連通フォームからなるシー
ル部材を設けたので、高流動性の硬質ウレタンフォーム
であるにも関わらず硬化しフォーム化する前のクリーム
状、ゲル状ウレタンの漏れを防ぎ、概観品質を保つこと
ができる。
【0018】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1から請求項6のいずれか一項に記載の発明において、
真空断熱材の被覆率が外箱表面積の50%を超えて80
%以下としたものであり、真空断熱材の被覆率が外箱表
面積の50%を超えることによって省エネルギー効果を
高めることができる。そして、被覆率を80%以下にと
どめることによって、真空断熱材を多量に使用していく
ことによる効果が飽和せず、標準外の形態の真空断熱材
の使用や作業効率の悪い部分への配設作業で投資効果が
著しく低下することを防止できる。
【0019】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
1から請求項7のいずれか一項に記載の発明において、
真空断熱材を外箱と内箱から離間して配置し、外箱と内
箱の間に硬質ウレタンフォームを充填したものであり、
真空断熱材の全外表面が硬質ウレタンフォームと密着
し、断熱箱体としての強度を高められる。そして、実質
的な真空断熱材の被覆率を合理的に高めることできる。
さらに、外箱側面と真空断熱材は直接接触しないため、
外箱と真空断熱材の隙間に硬質ウレタンフォームの発泡
剤が凝集し、環境温度の変化によって膨張,収縮して外
箱を変形させることを防げる。
【0020】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
1から請求項7のいずれか一項に記載の発明において、
真空断熱材を外箱に接して配置し、外箱と内箱の間に硬
質ウレタンフォームを充填したものであり、真空断熱材
を適用した断熱箱体の限られた壁厚において、硬質ウレ
タンフォームの充填される空間を確保することができる
ので硬質ウレタンフォームの充填性が向上し、高い断熱
性能と箱体強度を確保できる。
【0021】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項1から請求項7のいずれか一項に記載の発明におい
て、真空断熱材を冷蔵庫内箱の庫内側に配置し、庫内側
に配置された真空断熱材が直接、人体や保存される物品
と接触しないカバーや入り子構造を設けたので、取り外
した真空断熱材の一部もしくは全部を再使用できるため
廃棄物量の大幅な削減と、再利用による省資源、省エネ
ルギー化を図ることができる。
【0022】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項1から請求項10のいずれか一項に記載の発明におい
て、真空断熱材の厚みを10〜20mmとしたものであ
り、壁厚の比較的薄い箇所にも硬質ウレタンフォームの
流動性を維持しながら真空断熱材が配設でき、被覆率を
有効に高めることができる。
【0023】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項1から請求項11のいずれか一項に記載の断熱箱体
と、前記断熱箱体内に形成される冷却室と、前記冷却室
を冷却する冷却装置とよりなる冷蔵庫であり、省エネル
ギー効果の高い冷蔵庫を提供できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明による断熱箱体およ
びこの断熱箱体を用いた冷蔵庫の実施の形態について、
図面を参照しながら説明する。
【0025】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による断熱箱体の側面断面図、図2は、同実施の
形態の断熱箱体の背面パネルの正面図、図3は、同実施
の形態の断熱箱体の内箱の正面図、図4は、同実施の形
態の断熱箱体のガス抜き穴の要部拡大図、図5は、同実
施の形態の断熱箱体を用いた冷蔵庫の側面断面図であ
る。
【0026】図において、1は断熱箱体で、合成樹脂か
らなる内箱2と金属からなる外箱3とから形成される空
間4に硬質ウレタンフォーム5と真空断熱材6が複層構
造で配設されている。断熱箱体1の製造にあたっては、
真空断熱材6をあらかじめ外箱3に接着固定し、硬質ウ
レタンフォーム5の原料を注入して一体発泡を行う。
【0027】具体的には、硬質ウレタンフォーム5の原
料は、水酸基価360mgKOH/gのポリエーテル1
00重量部に触媒3重量部、整泡剤3重量部、水からな
る発泡剤1.5重量部、シクロペンタンからなる発泡剤
15重量部を添加混合したプレミックスを予め準備し、
この後、トリレンジイソシアネート組成物からなるイソ
シアネートと機械混合し、硬質ウレタンフォーム10を
生成する。なお、発泡時の冶具温度は40℃に保たれて
いる。
【0028】この時の原料組成を(表1)に示す。
【0029】
【表1】
【0030】また、硬質ウレタンフォーム5の反応性
は、ウレタン原液20℃で、クリームタイムとゲルタイ
ムの差が25秒以上としている。そして、硬質ウレタン
フォーム5の発泡剤は、イソペンタンか、若しくはノル
マルペンタンか、若しくはイソペンタンとノルマルペン
タンの混合物としている。
【0031】そして、外箱3を形成する背面パネル7の
両端部にウレタン注入口9に近接して、ガス抜き穴8を
設けている。また、冷蔵庫内箱2にもガス抜き穴10を
設けている。
【0032】また、ガス抜き穴8,10の硬質ウレタン
フォーム5に接する側に連通フォームからなるシール部
材11を設けている。
【0033】また、真空断熱材6の被覆率は外箱表面積
の50%を超えて80%以下としている。
【0034】また、真空断熱材6は、外箱3に接して配
置し、外箱3と内箱2の間に硬質ウレタンフォーム5を
充填している。
【0035】そして、真空断熱材6の厚みは10〜20
mmとしている。
【0036】また、1aは、断熱箱体1に冷却装置を配
設した冷蔵庫で、内部に冷蔵室12、野菜室13、冷凍
室14を有している。15は冷蔵用冷却器、16は冷蔵
用送風機で、ダクトカバー17で、冷蔵室12、野菜室
13と区画されている。18は冷凍用冷却器、19は冷
凍用送風機で、ダクトカバー20で、冷凍室14と区画
されている。21は圧縮機で、図示しない凝縮器、減圧
装置とともに構成される冷却装置により、冷蔵室12、
野菜室13、冷凍室14を所定の温度に冷却される。
【0037】以上のような構成において、筐体強度に大
きく影響する断熱箱体1の側面の硬質ウレタンフォーム
のコア密度は、31kg/m3で、曲げ弾性率は8.5M
Paであった。このときの硬質ウレタンフォームの熱伝
導率は、0.021W/mKであった。この物性値は、
従来の硬質ウレタンフォームに比べて、曲げ弾性率で
1.3倍、熱伝導率はほぼ同等であった。
【0038】また、全体密度を55kg/m3まで高める
と、曲げ弾性率は10.0MPa、熱伝導率は、0.0
23W/mKとなり、さらに全体密度を70kg/m3
で大幅に高めると、曲げ弾性率は13.0MPa、熱伝
導率は、0.026W/mKとなり、断熱性能が大きく
劣化した。
【0039】以上の結果を(表2)に示す。
【0040】
【表2】
【0041】発泡後、断熱箱体1に収納棚などの部品
(図示せず)や冷却システム(図示せず)を組み込んで
冷蔵庫(図示せず)を完成させるが、冷却テストによる
箱体の歪みや収納棚に食品を収納させたときの加重、繰
り返してのドア開閉テストでも、変形やドア部とフラン
ジとの隙間は発生せず、問題のない箱体品質を確保して
いることがわかった。
【0042】また、硬質ウレタンフォームの原料は、水
酸基価360mgKOH/gのポリエーテル100重量
部に触媒3重量部、整泡剤3重量部、水からなる発泡剤
1.5重量部、シクロペンタンからなる発泡剤15重量
部を添加混合したプレミックスを予め準備し、この後、
トリレンジイソシアネート組成物からなるイソシアネー
トと機械混合し、硬質ウレタンフォーム10を生成する
ので、硬質ウレタンフォームの原料は、流動速度及び増
減速度が緩やかであるため流動性に優れ、真空断熱材を
配した断熱壁厚の薄い空間でも容易にかつ広範に流れ
る。そして、発泡固化しゲルと成り、最終的に硬質ウレ
タンフォームとなる。
【0043】また、硬質ウレタンフォームの反応性は、
クリームタイムとゲルタイムの差が25秒以上としたの
で、薄い空間でも容易にかつ広範に流れさせることがで
き、断熱性や剛性などの材料特性の均質な、また未充填
の少ない断熱箱体を得ることができる。
【0044】また、硬質ウレタンフォームの発泡剤がイ
ソペンタンであるか、若しくはノルマルペンタンである
か、若しくはイソペンタンとノルマルペンタンの混合物
としたので、イソペンタン及びノルマルペンタンの沸点
は、シクロペンタンの沸点よりも低いため、通常使用環
境である室温付近では、必然的にイソペンタン及びノル
マルペンタンのガス圧が高くなる。そのため硬質ウレタ
ンフォームの圧縮強度が高く保持でき、結果的に断熱箱
体強度の値を高くでき剛性の向上が図れる。
【0045】なお、発泡剤としてシクロペンタンとイソ
ペンタンの混合物、シクロペンタンとノルマルペンタン
の混合物を使用してもよい。このとき、剛性はやや低下
するが、熱伝導率の低減効果が得られる。
【0046】また、ガス抜き穴8は、金属からなる外箱
3の冷蔵庫箱体背面パネル7のサイド部分に設けたの
で、硬質ウレタン発泡時の発泡剤のガスや発泡前から存
在する空気や反応によって生じる炭酸ガス等のガスが、
すみやかに放出されるため、硬質ウレタンフォームの未
充填部分が生じない。その結果、きわめて剛性の高いま
た断熱性能が高い断熱箱体が得られ、真空断熱材を多量
に使用しても断熱箱体の品質として問題なく、優れた断
熱性能によって省エネルギー化を実現できる。
【0047】また、ガス抜き穴9は、合成樹脂からなる
内箱2の中央部分に設けたので、真空断熱材適用によ
り、箱体の背面パネル中央にガス抜き穴を設けることが
出来ない場合においても、硬質ウレタン発泡時の発泡剤
のガスや発泡前から存在する空気等のガスが、すみやか
に放出されるため、硬質ウレタンフォームの未充填部分
が生じない。その結果、きわめて剛性の高い、また断熱
性能が高い断熱箱体が得られ、真空断熱材を多量に使用
しても断熱箱体の品質として問題なく、優れた断熱性能
によって省エネルギー化を実現できる。
【0048】また、ガス抜き穴8の硬質ウレタンフォー
ム5に接する側に連通フォームからなるシール部材11
を設けたので、高流動性の硬質ウレタンフォームである
にも関わらず硬化しフォーム化する前のクリーム状、ゲ
ル状ウレタンの漏れを防ぎ、概観品質を保つことができ
る。
【0049】また、真空断熱材6の被覆率が外箱表面積
の50%を超えて80%以下としたので、真空断熱材の
被覆率が外箱表面積の50%を超えることによって省エ
ネルギー効果を高めることができる。そして、被覆率を
80%以下にとどめることによって、真空断熱材を多量
に使用していくことによる効果が飽和せず、標準外の形
態の真空断熱材の使用や作業効率の悪い部分への配設作
業で投資効果が著しく低下することを防止できる。
【0050】また、真空断熱材6を外箱3に接して配置
し、外箱3と内箱2の間に硬質ウレタンフォーム5を充
填したので、真空断熱材6を適用した断熱箱体の限られ
た壁厚において、硬質ウレタンフォーム5の充填される
空間を確保することができて硬質ウレタンフォーム5の
充填性が向上し、高い断熱性能と箱体強度を確保でき
る。
【0051】また、真空断熱材6の厚みを10〜20m
mとしたことにより、壁厚の比較的薄い箇所にも硬質ウ
レタンフォーム5の流動性を維持しながら真空断熱材6
が配設でき、被覆率を有効に高めることができ、高い断
熱性能を有する冷蔵庫を得ることができる。
【0052】(実施の形態2)図6は、本発明の実施の
形態2による断熱箱体の正面断面図である。なお、実施
の形態1と同じ構成についてはその説明を省略し、異な
る点についてのみ説明する。
【0053】図において、真空断熱材108は、断熱箱
体101の外箱103と内箱102からそれぞれ一定の
間隔をおいて離した状態で固定、配置し、外箱103と
内箱102の間に硬質ウレタンフォーム104を充填し
ている。
【0054】以上のような構成において、真空断熱材1
08の外表面は硬質ウレタンフォーム104と密着する
ため、外箱103や内箱102と真空断熱材を直接接触
させる場合などに比べて剥離による断熱箱体101の強
度の低下が少ない。
【0055】また、真空断熱材108は、断熱箱体10
1の外側と内側間の熱通過投影面積をより内側で効果的
に覆うことができ、使用面積が同じでも実質的な被覆率
を高めることができる。
【0056】また、断熱箱体101の側面では、外箱1
03の側面と真空断熱材108が直接接触しないため、
外箱103と真空断熱材108の隙間に硬質ウレタンフ
ォーム104の発泡剤が凝集し、環境温度の変化によっ
て膨張,収縮して外箱103を変形させることがない。
このため、外から目立ちやすい断熱箱体101の側面の
外観を損ねて、冷蔵庫の品位や価値が低下することを防
止できる。
【0057】(実施の形態3)図7は、本発明の実施の
形態3による断熱箱体の正面断面図である。
【0058】図において、断熱箱体201の内箱202
と外箱203の間に硬質ウレタンフォーム204を充填
している。断熱箱体201の下部には冷凍室205を、
上部には冷蔵室206、野菜室207を配している。そ
して、真空断熱材208は、内箱202の庫内側に取り
外し可能に固定、配置され、人体や保存される物品と接
触しないようにカバー209で保護されている。
【0059】以上のような構成において、真空断熱材2
08の一部もしくは全部を冷蔵庫内箱202の庫内側に
配置し、庫内側に配置された真空断熱材が直接、人体や
保存される物品と接触しないカバー209や入り子構造
としているので、真空断熱材を使用した冷蔵庫を廃棄時
する場合にも、その一部または全部の真空断熱材が取り
外し可能としたものである。したがって、取り外した真
空断熱材の一部もしくは全部を再使用できるため廃棄物
量の大幅な削減と、再利用による省資源、省エネルギー
化が可能となる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、外箱と内箱の間に硬質ウレタンフォームと真空断
熱材とを備え、前記硬質ウレタンフォームは、全体密度
とコア密度の比が1.2以下であり、全体密度が60k
g/m3以下としたものであり、断熱箱体強度として問題
が生じず、かつ高断熱性能の断熱箱体を提供できる。
【0061】また、請求項2に記載の発明は、クリーム
タイムとゲルタイムの差が25秒以上である硬質ウレタ
ンフォームを使用したものであり、薄い空間でも容易に
かつ広範に流れさせることができ、断熱性や剛性などの
材料特性の均質な、また未充填の少ない断熱箱体を得る
ことができる。
【0062】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の発明において、硬質ウレタンフ
ォームの発泡剤をイソペンタン、またはノルマルペンタ
ン、またはイソペンタンとノルマルペンタンの混合物と
したものであり、硬質ウレタンフォームの圧縮強度が高
く保持でき、結果的に断熱箱体強度の値を高くでき剛性
の向上が図れる。
【0063】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、外
箱を形成する背面パネルの両端部にウレタン注入口に近
接して、ガス抜き穴を設けたので、すみやかにウレタン
発泡時のガスを放出でき、きわめて剛性の高いまた断熱
性能が高い断熱箱体が得られ、真空断熱材を多量に使用
しても断熱箱体の品質として問題なく、優れた断熱性能
によって省エネルギー化を実現できる。
【0064】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、冷
蔵庫内箱にガス抜き穴を設けたので、真空断熱材適用に
より、箱体の背面パネル中央にガス抜き穴を設けること
が出来ない場合においても、すみやかにウレタン発泡時
のガスを放出でき、きわめて剛性の高いまた断熱性能が
高い断熱箱体が得られ、真空断熱材を多量に使用しても
断熱箱体の品質として問題なく、優れた断熱性能によっ
て省エネルギー化を実現できる。
【0065】また、請求項6に記載の発明は、請求項4
または5に記載の発明において、ガス抜き穴の硬質ウレ
タンフォームに接する側に連通フォームからなるシール
部材を設けたので、高流動性の硬質ウレタンフォームで
あるにも関わらず硬化しフォーム化する前のクリーム
状、ゲル状ウレタンの漏れを防ぎ、概観品質を保つこと
ができる。
【0066】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
から請求項6のいずれか一項に記載の発明において、真
空断熱材の被覆率が外箱表面積の50%を超えて80%
以下としたものであり、真空断熱材の被覆率が外箱表面
積の50%を超えることによって省エネルギー効果を高
めることができる。そして、被覆率を80%以下にとど
めることによって、真空断熱材を多量に使用していくこ
とによる効果が飽和せず、標準外の形態の真空断熱材の
使用や作業効率の悪い部分への配設作業で投資効果が著
しく低下することを防止できる。
【0067】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
から請求項7のいずれか一項に記載の発明において、真
空断熱材を外箱と内箱から浮かせて配置し、外箱と内箱
の間に硬質ウレタンフォームを充填したものであり、真
空断熱材の全外表面が硬質ウレタンフォームと密着し、
断熱箱体としての強度を高められる。そして、実質的な
真空断熱材の被覆率を合理的に高めることできる。さら
に、外箱側面と真空断熱材は直接接触しないため、外箱
と真空断熱材の隙間に硬質ウレタンフォームの発泡剤が
凝集し、環境温度の変化によって膨張,収縮して外箱を
変形させることを防げる。
【0068】また、請求項9に記載の発明は、請求項1
から請求項7のいずれか一項に記載の発明において、真
空断熱材を外箱に接して配置し、外箱と内箱の間に硬質
ウレタンフォームを充填したものであり、真空断熱材を
適用した断熱箱体の限られた壁厚において、硬質ウレタ
ンフォームの充填される空間を確保することができるの
で硬質ウレタンフォームの充填性が向上し、高い断熱性
能と箱体強度を確保できる。
【0069】また、請求項10に記載の発明は、請求項
1から請求項7のいずれか一項に記載の発明において、
真空断熱材を冷蔵庫内箱の庫内側に配置し、庫内側に配
置された真空断熱材が直接、人体や保存される物品と接
触しないカバーや入り子構造を設けたので、取り外した
真空断熱材の一部もしくは全部を再使用できるため廃棄
物量の大幅な削減と、再利用による省資源、省エネルギ
ー化を図ることができる。
【0070】また、請求項11に記載の発明は、請求項
1から請求項10のいずれか一項に記載の発明におい
て、真空断熱材の厚みを10〜20mmとしたものであ
り、壁厚の比較的薄い箇所にも硬質ウレタンフォームの
流動性を維持しながら真空断熱材が配設でき、被覆率を
有効に高めることができる。
【0071】また、請求項12に記載の発明は、請求項
1から請求項11のいずれか一項に記載の断熱箱体と、
前記断熱箱体内に形成される冷却室と、前記冷却室を冷
却する冷却装置とよりなる冷蔵庫であり、省エネルギー
効果の高い冷蔵庫を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による断熱箱体の実施の形態1の側面断
面図
【図2】同実施の形態の断熱箱体の背面パネルの正面図
【図3】同実施の形態の断熱箱体の内箱の正面図
【図4】同実施の形態の断熱箱体のガス抜き穴の要部拡
大図
【図5】同実施の形態の断熱箱体を用いた冷蔵庫の側面
断面図
【図6】本発明による断熱箱体の実施の形態2の正面断
面図
【図7】本発明による断熱箱体の実施の形態3の正面断
面図
【符号の説明】
1、101、201 断熱箱体 1a 冷蔵庫 2、102、202 内箱 3、103、203 外箱 5、104、204 硬質ウレタンフォーム 6、108、208 真空断熱材 7 背面パネル 8、10 ガス抜き穴 9 ウレタン注入口 11 連通フォーム 12、206 冷蔵室 13、207 野菜室 14、205 冷凍室 209 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25D 23/06 F25D 23/06 W // C08J 9/14 C08J 9/14 (72)発明者 樋上 和也 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 佐々木 正人 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 高市 健二 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3H036 AA08 AB18 AB25 AD09 3L102 JA01 LB31 MA01 MA02 MA07 MB05 MB10 MB17 MB27 4F074 AA78 BA39 DA32

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱と内箱の間に硬質ウレタンフォーム
    と真空断熱材とを備え、前記硬質ウレタンフォームは、
    全体密度とコア密度の比が1.2以下であり、全体密度
    が60kg/m3以下としたことを特徴とする断熱箱体。
  2. 【請求項2】 外箱と内箱の間に硬質ウレタンフォーム
    と真空断熱材とを備え、前記硬質ウレタンフォームは、
    発泡時のクリームタイムとゲルタイムの差が25秒以上
    となるような硬質ウレタンフォームを使用したことを特
    徴とする断熱箱体。
  3. 【請求項3】 硬質ウレタンフォームの発泡剤をイソペ
    ンタン、またはノルマルペンタン、またはイソペンタン
    とノルマルペンタンの混合物としたことを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の断熱箱体。
  4. 【請求項4】 外箱を形成する背面パネルの両端部にウ
    レタン注入口に近接して、ガス抜き穴を設けたことを特
    徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の
    断熱箱体。
  5. 【請求項5】 冷蔵庫内箱にガス抜き穴を設けたことを
    特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載
    の断熱箱体。
  6. 【請求項6】 ガス抜き穴の硬質ウレタンフォームに接
    する側に連通フォームからなるシール部材を設けたこと
    を特徴とする請求項4または5に記載の断熱箱体。
  7. 【請求項7】 真空断熱材の被覆率が外箱表面積の50
    %を超えて80%以下とした請求項1から請求項6のい
    ずれか一項に記載の断熱箱体。
  8. 【請求項8】 真空断熱材を外箱と内箱から離間して配
    置し、外箱と内箱の間に硬質ウレタンフォームを充填し
    たことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一
    項に記載の断熱箱体。
  9. 【請求項9】 真空断熱材を外箱に接して配置し、外箱
    と内箱の間に硬質ウレタンフォームを充填したことを特
    徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の
    断熱箱体。
  10. 【請求項10】 真空断熱材を冷蔵庫内箱の庫内側に配
    置し、庫内側に配置された真空断熱材が直接、人体や保
    存される物品と接触しないカバーや入り子構造を設けた
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項
    に記載の断熱箱体。
  11. 【請求項11】 真空断熱材の厚みを10〜20mmと
    したことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれ
    か一項に記載の断熱箱体。
  12. 【請求項12】請求項1から請求項11のいずれか一項
    に記載の断熱箱体と、前記断熱箱体内に形成される冷却
    室と、前記冷却室を冷却する冷却装置とよりなる冷蔵
    庫。
JP2001225940A 2001-07-26 2001-07-26 断熱箱体およびこの断熱箱体を備えた冷蔵庫 Pending JP2003042652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001225940A JP2003042652A (ja) 2001-07-26 2001-07-26 断熱箱体およびこの断熱箱体を備えた冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001225940A JP2003042652A (ja) 2001-07-26 2001-07-26 断熱箱体およびこの断熱箱体を備えた冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003042652A true JP2003042652A (ja) 2003-02-13

Family

ID=19058850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001225940A Pending JP2003042652A (ja) 2001-07-26 2001-07-26 断熱箱体およびこの断熱箱体を備えた冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003042652A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005040664A1 (ja) * 2003-10-23 2005-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 真空断熱材と、それを用いた冷凍機器及び冷温機器
JP2005172306A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2006300123A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Kurabo Ind Ltd 断熱筐体又は断熱パネル及びそれらの製造方法
JP2011237072A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Mitsubishi Electric Corp 貯湯タンクユニット
CN103363764A (zh) * 2012-03-26 2013-10-23 三菱电机株式会社 隔热箱体、具有该隔热箱体的冰箱及热水存储装置
JP2015059689A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 株式会社東芝 冷蔵庫及び冷蔵庫の製造方法
JP2015114055A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 株式会社東芝 冷蔵庫
JP2015227762A (ja) * 2014-06-02 2015-12-17 株式会社東芝 冷蔵庫
JP2017003183A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 東芝ライフスタイル株式会社 断熱箱体
JPWO2014196609A1 (ja) * 2013-06-07 2017-02-23 三菱電機株式会社 断熱箱体及び冷蔵庫
JP2017194271A (ja) * 2013-06-07 2017-10-26 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JP2019039665A (ja) * 2018-10-30 2019-03-14 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JP2020051744A (ja) * 2018-10-30 2020-04-02 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005127409A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 真空断熱材、並びに真空断熱材を用いた冷凍機器及び冷温機器
CN100383453C (zh) * 2003-10-23 2008-04-23 松下电器产业株式会社 真空隔热材料、使用该真空隔热材料的冷冻设备及低温设备
WO2005040664A1 (ja) * 2003-10-23 2005-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 真空断熱材と、それを用いた冷凍機器及び冷温機器
JP2005172306A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2006300123A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Kurabo Ind Ltd 断熱筐体又は断熱パネル及びそれらの製造方法
JP2011237072A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Mitsubishi Electric Corp 貯湯タンクユニット
CN103363764A (zh) * 2012-03-26 2013-10-23 三菱电机株式会社 隔热箱体、具有该隔热箱体的冰箱及热水存储装置
JPWO2013146286A1 (ja) * 2012-03-26 2015-12-10 三菱電機株式会社 断熱箱体、及びこの断熱箱体を備えた冷蔵庫及び貯湯装置
CN103363764B (zh) * 2012-03-26 2016-07-06 三菱电机株式会社 隔热箱体、具有该隔热箱体的冰箱及热水存储装置
JPWO2014196609A1 (ja) * 2013-06-07 2017-02-23 三菱電機株式会社 断熱箱体及び冷蔵庫
JP2017194271A (ja) * 2013-06-07 2017-10-26 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JP2015059689A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 株式会社東芝 冷蔵庫及び冷蔵庫の製造方法
JP2015114055A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 株式会社東芝 冷蔵庫
JP2015227762A (ja) * 2014-06-02 2015-12-17 株式会社東芝 冷蔵庫
JP2017003183A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 東芝ライフスタイル株式会社 断熱箱体
JP2019039665A (ja) * 2018-10-30 2019-03-14 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JP2020051744A (ja) * 2018-10-30 2020-04-02 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI471516B (zh) Insulation, insulation box, insulated doors and frozen storage
JP3781598B2 (ja) 真空断熱材の変形方法、真空断熱材の固定方法、冷凍・冷蔵容器及び断熱箱体
JP2003042652A (ja) 断熱箱体およびこの断熱箱体を備えた冷蔵庫
US6336693B2 (en) Full vacuum heat insulation box body and method for producing and disassembling the same
JP2010236770A (ja) 断熱箱体、及び冷凍冷蔵庫
JP2011241988A (ja) 断熱箱体および冷蔵庫
JP3213454B2 (ja) 断熱箱体
US5765379A (en) Thermal insulation system of the vacuum type
JP2653884B2 (ja) 硬質ポリウレタンフォーム及びその製造方法と断熱材並びにそれを用いた冷蔵庫
JPH06213561A (ja) 断熱材及びそれを用いた冷蔵庫
JP2011163639A (ja) 断熱扉、及び断熱扉の製造方法、及び冷凍冷蔵庫
JP2000171148A (ja) 保冷装置
JP5891106B2 (ja) 硬質ウレタンフォーム、硬質ウレタンフォームを用いた冷蔵庫の断熱扉及び断熱箱体、硬質ウレタンフォーム製造用プレミックスポリオール並びに断熱箱体又は断熱扉の製造方法
CN207180153U (zh) 冰箱
JP2001181365A (ja) 真空断熱パネル充填材用連続気泡硬質ポリウレタンフォームの製造方法
JP2004333124A (ja) 冷蔵庫
JPH10238691A (ja) 真空断熱パネル及びその製造方法並びにこの真空断熱パネルを用いた冷蔵庫
KR100356540B1 (ko) 진공단열판넬
JP2011153719A (ja) 冷凍冷蔵庫
JPH08303940A (ja) 断熱箱体およびそれを用いた冷蔵庫
JPH0796528A (ja) 断熱箱体の製造方法
JPS62147275A (ja) 断熱体の製造方法
JPH05200760A (ja) 断熱材の製造方法
WO2018159430A1 (ja) 断熱体、断熱箱体、断熱扉及び冷凍冷蔵庫
JPH04320784A (ja) 断熱構造体

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080425