JP2011163639A - 断熱扉、及び断熱扉の製造方法、及び冷凍冷蔵庫 - Google Patents

断熱扉、及び断熱扉の製造方法、及び冷凍冷蔵庫 Download PDF

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卓人 柴山
Hitoshi Ozaki
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Abstract

【課題】ポリウレタン樹脂の発泡充填時に必要な孔が目に付き難い断熱扉を提供する。
【解決手段】内部に空間を形成する外面材102と内面材103と連結部材とで構成される外郭とこの外郭の前記空間に充填された発泡ポリウレタン樹脂104とを有し断熱箱体の開口部を開閉する断熱扉101であって、外郭は、庫内側となる面と庫外側となる面との厚み方向に略平行な端面の一つに発泡ポリウレタン樹脂104の原料を前記空間に注入可能な注入口106と注入口106から前記空間に発泡ポリウレタン樹脂104の原料を注入して発泡させた場合に空気と発泡により生じるガスは抜けるが発泡ポリウレタン樹脂104は漏れ出ない形状・大きさの少なくとも一つの排出孔107の両方がある断熱扉101である。この構成によれば、注入口106を設けた端面を上側にした状態で注入口106から外郭の内部の空間に発泡ポリウレタン樹脂104の原料を注入することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷凍冷蔵庫等に用いられるの発泡ポリウレタン樹脂を用いた断熱扉と、その断熱扉を適用した冷凍冷蔵庫に関するものである。
近年、冷凍冷蔵庫は食材を冷却保存することはもちろん家具のひとつとしても捉えられ、インテリア性が重要視される風潮が高まっている。扉の開時においても扉の内側の外観性に対する要求も上がってきている。
従来、冷凍冷蔵庫用の扉は、内面材と外面材との間に発泡ポリウレタン樹脂の原料を注入して発泡させ、内面材に設けた空気孔から空気と発泡ポリウレタン樹脂の原料の発泡により生じるガスを排出することにより充填発泡している(例えば、特許文献1参照)。
図6に示すように、上型治具1に内面材2を、下型治具3に外面材4を予め付けて、外面材4に発泡ポリウレタン樹脂の原料を注入した後、上型治具1と下型治具3を合わせて発泡ポリウレタン樹脂の原料を発泡成形することにより断熱扉を製造している。これにより、組立作業を良好にし且つ不良品の発生を防止している。
特開昭60−38573号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来の技術においては、ポリウレタン樹脂の発泡充填時に断熱扉の内面材の各部から空気を抜く必要があり、冷蔵庫の使用時に目に付き易い箇所に空気孔を設ける必要があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、ポリウレタン樹脂の発泡充填時に必要な孔が目に付き難い断熱扉の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の断熱扉は、内部に空間を形成する外郭と前記外郭の前記空間に充填された発泡ポリウレタン樹脂とを有し断熱箱体の開口部を開閉する断熱扉であって、前記外郭は、庫内側となる面と庫外側となる面との厚み方向に略平行な端面の一つに前記発泡ポリウレタン樹脂の原料を前記空間に注入可能な注入口と前記注入口から前記空間に前記発泡ポリウレタン樹脂の原料を注入して発泡させた場合に空気と発泡により生じるガスは抜けるが前記発泡ポリウレタン樹脂は漏れ出ない形状・大きさの少なくとも一つの排出孔の両方がある断熱扉としたのである。
この構成によれば、注入口を設けた端面を上側にした状態で前記注入口から外郭の内部の空間に発泡ポリウレタン樹脂の原料を注入することができ、発泡ポリウレタン樹脂の最終充填部が注入口と排出孔を設けた端面になるので、外郭内の空気及び発泡ポリウレタン樹脂の発泡により生じるガスを外郭の内部空間から外側に排出するための排出孔は端面に設けるだけでよく、必要に応じて注入口は隠し注入口と排出孔を設けた端面を下側にして断熱扉を使用することにより、排出孔が使用時に目に付き難いため外観性が向上した断熱扉を提供することができる。
本発明は、断熱扉の外郭において、厚み方向に略平行な端面の一つに、発泡ポリウレタン樹脂の原料を内部空間に注入可能な注入口と、空気と発泡により生じるガスの排出孔の両方を設けたので、注入口を設けた端面を上側にした状態で前記注入口から外郭の内部の空間に発泡ポリウレタン樹脂の原料を注入することができ、発泡ポリウレタン樹脂の最終充填部が注入口と排出孔を設けた端面になるので、外郭内の空気及び発泡ポリウレタン樹脂の発泡により生じるガスを外郭の内部空間から外側に排出するための排出孔は端面に設けるだけでよく、必要に応じて注入口は隠し注入口と排出孔を設けた端面を下側にして断熱扉を使用することにより、排出孔が使用時に目に付き難いため外観性が向上した断熱扉を実現することができる。
本発明の実施の形態1における断熱扉の長手方向の断面図 本発明の実施の形態1における断熱扉の長手方向の端面図 本発明の実施の形態1における断熱扉の厚み方向の断面図 本発明の実施の形態1における断熱扉の製造装置の概略図 本発明の実施の形態2における冷凍冷蔵庫の概略図 従来の断熱扉の発泡成形前の概略図
第1の発明は、内部に空間を形成する外郭と前記外郭の前記空間に充填された発泡ポリウレタン樹脂とを有し断熱箱体の開口部を開閉する断熱扉であって、前記外郭は、庫内側となる面と庫外側となる面との厚み方向に略平行な端面の一つに前記発泡ポリウレタン樹脂の原料を前記空間に注入可能な注入口と前記注入口から前記空間に前記発泡ポリウレタン樹脂の原料を注入して発泡させた場合に空気と発泡により生じるガスは抜けるが前記発泡ポリウレタン樹脂は漏れ出ない形状・大きさの少なくとも一つの排出孔の両方がある断熱扉である。
この構成によれば、注入口を設けた端面を上側にした状態で前記注入口から外郭の内部の空間に発泡ポリウレタン樹脂の原料を注入することができ、発泡ポリウレタン樹脂の最終充填部が注入口と排出孔を設けた端面になるので、外郭内の空気及び発泡ポリウレタン樹脂の発泡により生じるガスを外郭の内部空間から外側に排出するための排出孔は端面に設けるだけでよく、必要に応じて注入口は隠し注入口と排出孔を設けた端面を下側にして断熱扉を使用することにより、排出孔が使用時に目に付き難いため外観性が向上した断熱扉を提供することができる。
なお、注入口の閉め方を調整することで発泡ポリウレタン樹脂を漏らさずに空気及びガスを排出することができるが、更に排出孔も設けているので発泡ポリウレタン樹脂の未充填の発生を抑制することができる。これにより、外観性がよく断熱性能に優れた断熱扉を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記外郭は、庫内側となる面を構成する内面材と、庫外側となる面を構成する外面材を有し、前記内面材には、前記注入口と前記排出孔の両方がある面に平行な断面を見た場合に両側に庫内側に突出して前記発泡ポリウレタン樹脂が充填される空間を前記厚み方向庫内側に広げる凸部が形成され両側の凸部の高さが異なる断熱扉である。
この構成によれば、注入口を設けた端面を上側にした状態で前記注入口から外郭の内部の空間に発泡ポリウレタン樹脂の原料を注入することができ、その場合、注入口を設けた端面の方向(上向き)にポリウレタン樹脂が発泡充填されるので、内面材の両側の凸部の高さが異なっても、凸部内に発泡ポリウレタン樹脂の未充填が発生することがほとんどなく、且つ、両側の凸部内の発泡ポリウレタン樹脂に密度差が発生することがほとんどなく充填することができる。これにより、両端の凸部の高さを庫内の冷気の漏れ難さや使い易さ等の観点からそれぞれ調整できるので、庫内の冷気の漏れを防ぐことができ、使い易く省エネ性に優れた断熱扉を提供することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、発泡ポリウレタン樹脂が、発泡剤として少なくとも略大気圧で沸点が零度以下の発泡剤を用いて発泡された断熱扉である。
この構成によれば、略大気圧で沸点が零度以下の発泡剤を添加することで発泡しており、常温でも大気圧下にすることで気化して気体となり膨張するため、発泡ポリウレタン樹脂の原料を断熱扉に注入した直後から発泡することができる。従来では原料の発熱反応による熱や外部からの熱等が加わることで発泡剤が気化して発泡が始まるので、発泡ポリウレタン樹脂の原料注入から発泡開始まで時間がかかっており、そのため、同量の体積まで発泡が進んだ時点での硬化度合を比較すると、本発明の方が硬化していない状態にできる。よって、発泡ポリウレタン樹脂の充填性が高くできるので、長手方向に発泡させ発泡距離が長くなっても発泡ポリウレタン樹脂の未充填の発生抑制や密度を均一に充填することができ、外観性に優れた断熱扉を提供することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明において、前記発泡剤に、二酸化炭素を用いた断熱扉である。
この構成によれば、二酸化炭素は略大気圧での沸点が氷点下79℃であり、発泡力が非常に高く、化学的に安定し、耐環境性にも優れた物質である。これを発泡剤として用いることで、環境性に優れた断熱扉を提供することができる。
第5の発明は、特に、第1から第3の発明において、前記外郭が、庫内側となる面を構成する内面材と、庫外側となる面を構成する外面材と、庫内側となる面と庫外側となる面との厚み方向に略平行な端面に配置されて前記内面材と前記外面材とを連結する連結部材とを有し、前記連結部材に前記注入口と前記排出孔の両方が形成されている断熱扉である。
この構成によれば、連結部材を樹脂で構成すれば、注入口の加工が容易で、発泡ポリウレタン樹脂の原料注入後に閉まる仕様にしたり、注入口を別の樹脂部材等で隠したりすることが容易にできる。
第6の発明は、特に、第1から第5の断熱扉の製造方法であって、前記注入口を設けた端面を上側にした状態で前記注入口から発泡ポリウレタン樹脂の原料を注入し、前記原料を上方向に発泡させ、前記空間内の空気及び前記原料の発泡により生じるガスを前記排出孔から排出することで前記発泡ポリウレタン樹脂を前記空間に充填発泡する断熱扉の製造方法である。
この製造方法によれば、断熱扉を立てた方向で発泡ポリウレタン樹脂の充填発泡形成が行えるので、断熱扉の面部を下にして充填発泡形成した場合よりも面積的に少ない用地で行うことができ、製造コストを低減することが可能である。
また、略大気圧で沸点が零度以下の発泡剤を多量に使用すると発泡ポリウレタン樹脂の原料を注入した直後に体積が一気に大きくなるため従来の方法では作製は困難であったが、本発明では外郭が形成された状態で発泡ポリウレタン樹脂の原料を注入しているので発泡ポリウレタン樹脂が漏れることなく、充填することが可能となる。
第7の発明は、重力方向に対して垂直な方向の一方向に開口部を設けた断熱箱体と、前記断熱箱体の開口部を閉じて密閉空間が形成されるように配設した扉と、前記断熱箱体と前記扉とから形成される庫内空間を冷却する冷却装置とからなる冷凍冷蔵庫において、前記扉が第1から第5のいずれかの発明による断熱扉であり、前記断熱扉の前記注入口及び前記排出孔を設けた端面を下側にして配設した冷凍冷蔵庫である。
この構成によれば、断熱扉の注入口及び排出孔を設けた端面が下側であるため、冷凍冷蔵庫の使用時に空気孔が目に付かず外観性の高い扉を使用しているので、外観性の高い冷凍冷蔵庫を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における断熱扉の長手方向の断面図である。図2は本発明の実施の形態1における断熱扉の長手方向の端面図である。図3は本発明の実施の形態1における断熱扉の厚み方向の断面図である。図4は本発明の実施の形態1における断熱扉の製造装置の概略図である。
図1から図3に示すように、本実施の形態の断熱扉101は、断熱扉101を形成する外側の外面材102と、内側の内面材103と、外面材102と内面材103との間の閉ざされた空間に発泡成形された発泡ポリウレタン樹脂104とから構成されており、内面材103の短手方向の両端に外面材102と反対方向に盛り上がる凸部105が設けられている。
凸部105は内面材103の長手方向の端面から端面まで配設されている。また、短手方向の両端の凸部105の高さは異なっている。また、断熱扉101の長手方向の両端面には樹脂からなる部材において外面材102と内面材103を連結している。また、ウレタン樹脂の原料注入用の直径2cm〜8cmの注入口106が断熱扉101の長手方向の一方の端面に設けられている。
本実施の形態では、連結部材に注入口106を設けている。注入口106は発泡ポリウレタン樹脂104の充填前において開閉可能であり、ウレタン樹脂の原料注入後は閉まる仕様になっている。また、ウレタン樹脂の発泡により押し出す外面材102と内面材103との間の閉ざされた空間に存在している空気と、発泡中に生じるガスとを排出するための排出孔107を注入口106と同じ端面に設けている。排出孔107の大きさは、直径で0.1mm以上1mm以下である。これより大きいと発泡充填中に発泡ポリウレタン樹脂104の漏れが発生してしまう。
断熱扉101の製造方法は、まず予め発泡剤であるシクロペンタン108が混合されたポリオール109に発泡剤として液状の二酸化炭素110をスタティックミキサー111により混合する。なお、シクロペンタン108とポリオール109の相溶性が低く分離し易い場合には、スタティックミキサー111の上流側に同様の混合手段を用いて、シクロペンタン108とポリオール109を混合しても構わない。
次に、ミキシングヘッド113において、シクロペンタン108と二酸化炭素110とが混合されたポリオール109にポリイソシアネート112を混合する。
次に、注入口106を設けた端面を上側にして立てられ治具により固定された内面材103と外面材102との間に、注入口106からウレタン樹脂の原料を注入し、シクロペンタン108及び二酸化炭素110が発泡し断熱扉101の長手方向の注入口106が設けられていない端面から注入口106が設けられた端面に向かって充填発泡し、内面材103と外面材102との間の空気及びウレタン樹脂原料の発泡により生じるガスを排出孔107から排出することで充填発泡が完了し、断熱扉101が形成される。
図示しないが、内面材103と外面材102が発泡ポリウレタンの発泡圧で変形しないように、内面材103及び外面材102の発泡ポリウレタンと逆側を発泡治具により固定した状態で発泡成形を行う。ポリオール109には、予めシクロペンタン108以外に水、整泡剤、触媒などが混合されている。なお、二酸化炭素110は超臨界状態、亜臨界状態で混合しても構わない。また、二酸化炭素110をポリイソシアネート112側に混合しても構わない。
ポリオール109には、予めシクロペンタン108以外に水、整泡剤、触媒などが混合されている。なお、二酸化炭素110は超臨界状態、亜臨界状態で混合しても構わない。また、二酸化炭素110をポリイソシアネート112側に混合しても構わない。
以上のように構成された本実施の形態の断熱扉101は、断熱扉101の長手方向の端面にウレタン樹脂の原料が注入できる注入口106があるので、注入口106を設けていない側の端面を底面になるように断熱扉101を立ててウレタン樹脂の原料を注入することができる。これにより、ウレタン樹脂の最終充填部が注入口106と排出孔107を設けた端面になるので、内面材103と外面材102との間の空気及びポリウレタン樹脂の発泡により生じるガスを断熱扉101の内部側から外側に排出するための排出孔107は前記端面に設けるだけでよく、排出孔107が使用時に目に付き難いため外観性が向上した断熱扉101を提供することができる。
また、断熱扉101の長手方向にウレタン樹脂が発泡充填されるので両端の凸部105の高さが異なっても容易に凸部105に発泡ウレタン樹脂の未充填や両側の凸部105に密度差が発生することなく充填することができる。これにより、両端の凸部105の高さを庫内の冷気の漏れ難さや使い易さ等の観点からそれぞれ調整できるので、庫内の冷気の漏れを防ぐことができ、使い易く省エネ性に優れた断熱扉101を提供することができる。
また、略大気圧で沸点が零度以下の発泡剤を添加することで発泡しており、常温でも大気圧下にすることで気化して気体となり膨張するため、発泡ポリウレタン樹脂104の原料を断熱扉101に注入した直後から発泡することができる。しかし、従来では原料の発熱反応による熱や外部からの熱等が加わることで発泡剤が気化して発泡が始まるので、発泡ポリウレタン樹脂104の原料注入から発泡開始まで時間がかかる。このため、同量の体積まで発泡が進んだ時点での硬化度合を比較すると、本発明の発泡ポリウレタン樹脂104の方が硬化していない状態にできる。よって、発泡ポリウレタン樹脂104の充填性が高くできるので、長手方向に発泡させ発泡距離が長くなっても発泡ポリウレタン樹脂104の未充填の発生抑制や密度を均一に充填することができ、外観性に優れた断熱扉101を提供することができる。
また、断熱扉101を立てた方向で発泡ポリウレタンの充填発泡形成が行えるので、断熱扉101を寝かせて充填発泡形成した場合よりも面積的に少ない用地で行うことができ、製造コストを低減することが可能である。
また、二酸化炭素110は略大気圧での沸点が氷点下79℃であり、発泡力が非常に高く、化学的に安定し、耐環境性にも優れた物質である。これを発泡剤として用いることで環境性に優れた断熱扉101を製造することができる。
なお、発泡剤として、二酸化炭素110より気体の熱伝導率が低く非フロン系として広く利用されるシクロペンタン108を併用しているので、二酸化炭素110だけの場合に比べ、発泡ポリウレタン樹脂104の熱伝導率を低くすることができ、断熱性能の高い断熱扉101を提供できる。また、二酸化炭素110の代わりに、略大気圧での沸点が氷点下19℃で、熱伝導率が二酸化炭素110より低いハイドロフルオロオレフィン(HFO)を用いると、断熱扉101の断熱性能をさらに向上できる。
また、略大気圧で沸点が零度以下の発泡剤を多量に使用すると発泡ポリウレタン樹脂104の原料を注入した直後に体積が一気に大きくなるため、従来の方法では上型治具と下型治具を合わせる前に断熱扉101の厚み以上に膨張してしまうので作製が困難であった。しかし、本実施の形態の方法では予め内面材103と外面材102が合わされた状態で原料を注入しているので多量の略大気圧で沸点が零度以下の発泡剤を使用した場合においても充填することが可能となる。多量とは、ウレタン樹脂の原料の重量に対して1.0wt%以上を示す。
以上説明したように本実施の形態の断熱扉101は、内部に空間を形成する外面材102と内面材103と連結部材とで構成される外郭とこの外郭の前記空間に充填された発泡ポリウレタン樹脂104とを有し断熱箱体の開口部を開閉する断熱扉101であって、外郭は、庫内側となる面と庫外側となる面との厚み方向に略平行な端面の一つに発泡ポリウレタン樹脂104の原料を前記空間に注入可能な注入口106と注入口106から前記空間に発泡ポリウレタン樹脂104の原料を注入して発泡させた場合に空気と発泡により生じるガスは抜けるが発泡ポリウレタン樹脂104は漏れ出ない形状・大きさの少なくとも一つの排出孔107の両方がある断熱扉101である。
この構成によれば、注入口106を設けた端面を上側にした状態で注入口106から外郭の内部の空間に発泡ポリウレタン樹脂104の原料を注入することができ、発泡ポリウレタン樹脂104の最終充填部が注入口と106排出孔107を設けた端面になるので、外郭内の空気及び発泡ポリウレタン樹脂104の発泡により生じるガスを外郭の内部空間から外側に排出するための排出孔107は端面に設けるだけでよく、必要に応じて注入口106は隠し注入口106と排出孔107を設けた端面を下側にして断熱扉101を使用することにより、排出孔107が使用時に目に付き難いため外観性が向上した断熱扉101を提供することができる。
なお、注入口106の閉め方を調整することで発泡ポリウレタン樹脂104を漏らさずに空気及びガスを排出することができるが、更に排出孔107も設けているので発泡ポリウレタン樹脂104の未充填の発生を抑制することができる。これにより、外観性がよく断熱性能に優れた断熱扉101を提供することができる。
また、本実施の形態の断熱扉101は、外郭は、庫内側となる面を構成する内面材103と、庫外側となる面を構成する外面材102を有し、内面材103には、注入口106と排出孔107の両方がある面に平行な断面を見た場合に両側に庫内側に突出して発泡ポリウレタン樹脂104が充填される空間を厚み方向庫内側に広げる凸部105が形成され両側の凸部105の高さが異なる断熱扉101である。
この構成によれば、注入口106を設けた端面を上側にした状態で注入口106から外郭の内部の空間に発泡ポリウレタン樹脂104の原料を注入することができ、その場合、注入口106を設けた端面の方向(上向き)にポリウレタン樹脂が発泡充填されるので、内面材103の両側の凸部105の高さが異なっても、凸部105内に発泡ポリウレタン樹脂104の未充填が発生することがほとんどなく、且つ、両側の凸部105内の発泡ポリウレタン樹脂104に密度差が発生することがほとんどなく充填することができる。これにより、両端の凸部105の高さを庫内の冷気の漏れ難さや使い易さ等の観点からそれぞれ調整できるので、庫内の冷気の漏れを防ぐことができ、使い易く省エネ性に優れた断熱扉101を提供することができる。
また、本実施の形態の断熱扉101は、発泡ポリウレタン樹脂104が、発泡剤として少なくとも略大気圧で沸点が零度以下の発泡剤を用いて発泡された断熱扉101である。
この構成によれば、略大気圧で沸点が零度以下の発泡剤を添加することで発泡しており、常温でも大気圧下にすることで気化して気体となり膨張するため、発泡ポリウレタン樹脂104の原料を断熱扉101に注入した直後から発泡することができる。従来では原料の発熱反応による熱や外部からの熱等が加わることで発泡剤が気化して発泡が始まるので、発泡ポリウレタン樹脂104の原料注入から発泡開始まで時間がかかっており、そのため、同量の体積まで発泡が進んだ時点での硬化度合を比較すると、本実施の形態の方が硬化していない状態にできる。よって、発泡ポリウレタン樹脂104の充填性が高くできるので、長手方向に発泡させ発泡距離が長くなっても発泡ポリウレタン樹脂104の未充填の発生抑制や密度を均一に充填することができ、外観性に優れた断熱扉101を提供することができる。
また、本実施の形態の断熱扉101は、発泡ポリウレタン樹脂104の発泡剤に、二酸化炭素を用いた断熱扉101である。
この構成によれば、二酸化炭素は略大気圧での沸点が氷点下79℃であり、発泡力が非常に高く、化学的に安定し、耐環境性にも優れた物質である。これを発泡剤として用いることで、環境性に優れた断熱扉101を提供することができる。
また、本実施の形態の断熱扉101は、外郭が、庫内側となる面を構成する内面材103と、庫外側となる面を構成する外面材102と、庫内側となる面と庫外側となる面との厚み方向に略平行な端面に配置されて内面材103と外面材102とを連結する樹脂製の連結部材とを有し、この連結部材に注入口106と排出孔107の両方が形成されている断熱扉101である。
この構成によれば、注入口の加工が容易で、発泡ポリウレタン樹脂104の原料注入後に閉まる仕様にしたり、注入口を別の樹脂部材等で隠したりすることが容易にできる。
また、本実施の形態の断熱扉101の製造方法は、注入口106を設けた端面を上側にした状態で注入口106から発泡ポリウレタン樹脂104の原料を注入し、発泡ポリウレタン樹脂104の原料を上方向に発泡させ、空間内の空気及び発泡ポリウレタン樹脂104の原料の発泡により生じるガスを排出孔107から排出することで発泡ポリウレタン樹脂104を空間に充填発泡する断熱扉101の製造方法である。
この製造方法によれば、断熱扉101を立てた方向で発泡ポリウレタン樹脂104の充填発泡形成が行えるので、断熱扉101の面部(外面材102)を下にして充填発泡形成した場合よりも面積的に少ない用地で行うことができ、製造コストを低減することが可能である。
また、略大気圧で沸点が零度以下の発泡剤を多量に使用すると発泡ポリウレタン樹脂104の原料を注入した直後に体積が一気に大きくなるため従来の方法では作製は困難であったが、本実施の形態では外郭が形成された状態で発泡ポリウレタン樹脂104の原料を注入しているので発泡ポリウレタン樹脂105が漏れ出ることなく、充填することが可能となる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2における冷凍冷蔵庫の概略図である。
図5に示すように本実施の形態の冷凍冷蔵庫201は、重力方向に対して垂直方向の一方向に開口部を設けた断熱箱体202と、断熱箱体202の複数の開口部を閉じるように配設された断熱扉203a、203b、203c、203dと、断熱箱体202と断熱扉203とから形成される密閉空間を冷却する冷却装置204とから構成されている。断熱箱体202と断熱扉203とから形成される空間は、冷蔵室、野菜室、冷凍室などの収納室205として使用される。冷蔵室用の断熱扉203aに実施の形態1の断熱扉を配設してある。断熱扉203aの製造方法は実施の形態1と同様であるので省略する。なお、冷凍冷蔵庫201の高さ方向より幅方向の方が長い断熱扉203の場合、注入口106および排出孔107は底面側の端面に設ける。
冷却装置204は、圧縮機204aと、凝縮器204bと、膨張手段(図示せず)と、蒸発器204cとから構成されている。凝縮器204bと蒸発器204cとの間には、キャピラリーチューブや膨張弁などの膨張手段が配設されている。圧縮機204a、凝縮器204b、蒸発器204cは配管接続されて冷凍サイクルを構成している。この冷凍サイクルでつくられた冷気が収納部205へ供給して内部を冷却する。
以上のように構成された冷凍冷蔵庫201において、冷凍冷蔵庫201の使用時に空気孔が目に付かず外観性の高い扉を使用しているので、外観性の高い冷凍冷蔵庫201を提供することができる。
本実施の形態の冷凍冷蔵庫201は、重力方向に対して垂直な方向の一方向に開口部を設けた断熱箱体202と、断熱箱体202の開口部を閉じて密閉空間が形成されるように配設した断熱扉203と、断熱箱体202と断熱扉203とから形成される庫内空間を冷却する冷却装置204とからなる冷凍冷蔵庫201において、断熱扉203が実施の形態1と同様の構成の断熱扉204であり、断熱扉204の注入口及び排出孔を設けた端面を下側にして配設した冷凍冷蔵庫201である。
この構成によれば、断熱扉203の注入口及び排出孔を設けた端面が下側であるため、冷凍冷蔵庫201の使用時に空気孔が目に付かず外観性の高い扉を使用しているので、外観性の高い冷凍冷蔵庫201を提供することができる。
本発明は断熱扉の外郭において、厚み方向に略平行な端面の一つに、発泡ポリウレタン樹脂の原料を内部空間に注入可能な注入口と、空気と発泡により生じるガスの排出孔の両方を設けたので、注入口を設けた端面を上側にした状態で前記注入口から外郭の内部の空間に発泡ポリウレタン樹脂の原料を注入することができ、発泡ポリウレタン樹脂の最終充填部が注入口と排出孔を設けた端面になるので、外郭内の空気及び発泡ポリウレタン樹脂の発泡により生じるガスを外郭の内部空間から外側に排出するための排出孔は端面に設けるだけでよく、必要に応じて注入口は隠し注入口と排出孔を設けた端面を下側にして断熱扉を使用することにより、排出孔が使用時に目に付き難いため外観性が向上した断熱扉を実現することができる。そのため、家庭用の冷凍冷蔵庫用の断熱扉だけでなく、業務用冷蔵庫、冷凍庫等などへの適用が可能となる。
101 断熱扉
102 外面材
103 内面材
104 発泡ポリウレタン樹脂
105 凸部
106 注入口
107 排出孔
201 冷凍冷蔵庫
202 断熱箱体
203 断熱扉
204 冷却装置

Claims (7)

  1. 内部に空間を形成する外郭と前記外郭の前記空間に充填された発泡ポリウレタン樹脂とを有し断熱箱体の開口部を開閉する断熱扉であって、前記外郭は、庫内側となる面と庫外側となる面との厚み方向に略平行な端面の一つに前記発泡ポリウレタン樹脂の原料を前記空間に注入可能な注入口と前記注入口から前記空間に前記発泡ポリウレタン樹脂の原料を注入して発泡させた場合に空気と発泡により生じるガスは抜けるが前記発泡ポリウレタン樹脂は漏れ出ない形状・大きさの少なくとも一つの排出孔の両方がある断熱扉。
  2. 前記外郭は、庫内側となる面を構成する内面材と、庫外側となる面を構成する外面材を有し、前記内面材には、前記注入口と前記排出孔の両方がある面に平行な断面を見た場合に両側に庫内側に突出して前記発泡ポリウレタン樹脂が充填される空間を前記厚み方向庫内側に広げる凸部が形成され両側の凸部の高さが異なる請求項1に記載の断熱扉。
  3. 発泡ポリウレタン樹脂が、発泡剤として少なくとも略大気圧で沸点が零度以下の発泡剤を用いて発泡された請求項1または2に記載の断熱扉。
  4. 前記発泡剤は、二酸化炭素である請求項3に記載の断熱扉。
  5. 前記外郭は、庫内側となる面を構成する内面材と、庫外側となる面を構成する外面材と、庫内側となる面と庫外側となる面との厚み方向に略平行な端面に配置されて前記内面材と前記外面材とを連結する連結部材とを有し、前記連結部材に前記注入口と前記排出孔の両方が形成されている請求項1から4のいずれか1項に記載の断熱扉。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の断熱扉の製造方法であって、
    前記注入口を設けた端面を上側にした状態で前記注入口から発泡ポリウレタン樹脂の原料を注入し、
    前記原料を上方向に発泡させ、前記空間内の空気及び前記原料の発泡により生じるガスを前記排出孔から排出することで前記発泡ポリウレタン樹脂を前記空間に充填発泡する断熱扉の製造方法。
  7. 重力方向に対して垂直な方向の一方向に開口部を設けた断熱箱体と、前記断熱箱体の開口部を閉じて密閉空間が形成されるように配設した扉と、前記断熱箱体と前記扉とから形成される庫内空間を冷却する冷却装置とからなる冷凍冷蔵庫において、前記扉が請求項1から5のいずれか1項に記載の断熱扉であり、前記断熱扉の前記注入口及び前記排出孔を設けた端面を下側にして配設した冷凍冷蔵庫。
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