JP4967558B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫、特に、断熱箱体と一体に断熱材が充填される仕切りの構造などに関する。
近年、冷蔵庫は地球環境保護の観点から更なる省エネルギー化が進むと共に、その使い勝手や収納性の向上が求められている。
従来この種の冷蔵庫は、最も大きな外側の断熱箱体の内空間に断熱性を備えた仕切板を挿入して複数の部屋が形成される構造が採用されている。そして、複数の部屋はそれぞれの目的に応じて異なる温度を実現できるように相互に断熱されている。具体的には、断熱箱体は、金属製の外箱と樹脂製の内箱の二重構造とし、これら外箱と内箱との間に断熱材であるポリウレタン等の断熱材を発泡充填して形成されている。また、断熱箱体の庫内を複数の温度帯で仕切って保存する各食品に適した温度の貯蔵室とするため、断熱性の仕切りを庫内に設けている(例えば、特許文献1参照)。
また、断熱箱体最上部の貯蔵室の上壁後部を下がるように窪ませて冷却ユニットの高圧機器収納凹所を設けることにより、最上部の貯蔵室上奥部の使用性の向上と最下部の貯蔵室の収納容積アップを図っているものもある(例えば、特許文献2参照)。
図12は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫の縦断面図である。
同図に示すように、断熱箱体1は、上から順に、冷蔵室2、冷凍温度帯から冷蔵、野菜、チルド等の温度帯に切り替え可能な切替室3と、切替室3に並列に設けられた貯氷室4、野菜室5、冷凍室6に区画されている。さらに、冷気を生成する冷却器7と、冷気を各貯蔵室に供給するファン8とを収納する冷却室9を断熱箱体1の下側奥部に備えている。
各貯蔵室の区画は、次のようにしてなされている。すなわち、冷蔵室2と切替室3および貯氷室4とは、第一の仕切部10で上下方向に仕切られている。第一の仕切部10の下側後方は、各貯蔵室と冷却室9とを奥行き方向に仕切る第二の仕切部11で仕切られている。この第二の仕切部11は、各貯蔵室を冷却するための冷気用送風路と帰還風路を備えている。第三の仕切部12は切替室3および貯氷室4と野菜室5とを上下方向に仕切っている。この第三の仕切部12は、さらに、切替室3と貯氷室4とを左右方向に区画する仕切りが取り付けられているため、第三の仕切部12は正面視逆T字型となっている。野菜室5と冷凍室6とは第四の仕切部13でしきられている。また、冷蔵室2の背面には冷蔵室2を冷却するための冷気用送風路と帰還風路で構成された第五の仕切部14が設けられている。
次に、各仕切部の取付構造について説明する。
第一の仕切部10は、内箱15と一体成形され成型時の熱で成形断熱材16を内箱15と接着することで冷気や水漏れが無いよう取り付けられている。
第二の仕切部11は冷却室9と区画するために外周にシール材が設けられ、さらに第一の仕切部10後方部に配設された冷蔵室2を冷却するための冷気用送風路と帰還風路を接合するためのシール材が第一の仕切部10との接合面に設けられている。
第三の仕切部12、第四の仕切部13は共に冷気、水漏れが無いようにそれぞれ外周にシール材が設けられている。また第五の仕切部14には、第一の仕切部10後方部に配設された冷蔵室2を冷却するための冷気用送風路を接合するためのシール材が設けられている。第二の仕切部11、第三仕切部12、第四の仕切部13、第五の仕切部14は断熱箱体1がポリウレタン等の断熱材で充填発泡された後、取り付けられる。
これにより、冷蔵庫内を各食品の温度に適した複数の貯蔵室に区画し使い勝手や収納性を向上させながら、部品点数を削減し組立作業性を向上させることができるものである。
特開平11−325691号公報 特開2001−99552号公報
しかしながら、上記従来の構成では、野菜室5と冷凍室6を仕切る第四の仕切部13は、断熱箱体1をポリウレタン等の断熱材で充填発泡された後に取り付けられるため、冷気や水漏れを防止するために第四の仕切部13の外周にシール材が設けられている。このため相当のシール材が必要となり、さらには温度差の大きい貯蔵室間を仕切るため製造上のばらつきを考慮するとシール材の幅長さも大きくなりコストアップとなる。
また、第四の仕切部13はポリウレタンより熱伝導率が高いポリスチレン等の成形断熱材で構成されているために、冷凍室6の影響により野菜室5内の表面に結露することがある。また、冷凍室6の影響により野菜室5内の温度が設定温度以下となってしまうため、やむなく温度補償用ヒータを野菜室5内に配設し、当該ヒータで野菜室5を加温して設定温度に維持する必要が生じ、ヒータを設置するためのコストアップのみならずヒータで加熱するための消費電力量も増加する。
第三仕切部12、第五の仕切部14,縦仕切り120も温度差の大きい貯蔵室間を仕切る仕切部であるため第四の仕切部13と同様のことが言える。
また、第一の仕切部10後方部に配設された冷蔵室2を冷却するための冷気用送風路のように仕切部を介して冷気用送風路を構成する場合には、第一の仕切部10後方部の下面は第二の仕切部11と接合され、第一の仕切部10後方部の上面は第五の仕切部14と接合されるために、第一の仕切部10後方部の上面と下面の両方に冷蔵室2用の冷気も漏れを防ぐシール材が必要となりコストアップしてしまう。
また、収納性の向上という面においては、図示はされていないが、冷蔵庫の設置スペースが限られた中で如何に庫内容積を拡大させ容積効率を高めるかが重要であり、近年、熱伝導率がポリウレタンの約1/10のである断熱性能の高い真空断熱材を断熱箱体1の側面や底面に配設し、断熱性能を維持したまま壁の厚みを削減することにより庫内容積を拡大させるものもある。
また、図示はされていないが、手が届きにくい等により使い勝手の悪い断熱箱体1最上部の貯蔵室の上壁後部が下がるように窪ませて冷却ユニットの高圧機器収納凹所を設けることにより、使い勝手の良い最下部の貯蔵室の収納容積アップを図り、使い勝手を向上させたものもある。
このような冷蔵庫は、断熱箱体1の壁の厚みが薄いことや、比較的重量のある冷却ユニットの高圧機器が断熱箱体最上部にあることにより、食品が収納された状態で断熱箱体1が歪まないように箱体強度が必要となる。そのためには補強板等により箱体強度を確保す
る必要があるが、鉄などによる補強板ではコストアップのみならず熱伝導性の良い鉄の影響により消費電力量の増加を招いてしまう。
以上のように、温度差の大きい貯蔵室間を仕切る仕切部を断熱箱体形成後に挿入して取り付けるためには断熱箱体などと仕切部との間に多量に存在する接合面をシール材でシールする必要があるため必要なシール材が増加してしまい、しかも冷気漏れ等の品質面をクリアするため、良質のシール材を必要とし、コスト面での課題を有するものであった。
また、断熱箱体の梁となって構造的強度向上に寄与するはずの仕切部がシール材により接着されているだけであり、十分な強度を確保することができない。
各貯蔵室の所定の温度を補償し、貯蔵室内の結露や凍結を防止するための温度補償用ヒータが必要となりコストアップのみならず、消費電力量の増加となる。
そこで、上記従来の課題を解決するものとして、断熱材を充填する前の断熱箱体に中空の仕切部を配置した後、断熱箱体と共に仕切部の中空部まで断熱材を充填することで、多量のシール材を用いることなく仕切部における断熱性能を向上させると共に、強度向上も可能とする冷蔵庫に関する発明を別途出願している。
ところが、上述のように断熱箱体と共に仕切部の中空部まで断熱材を充填すると、充填時に仕切りと断熱箱体との隙間から充填剤が漏れだしてしまう問題が発生している。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、断熱箱体と共に仕切部の中空部まで断熱材を充填する際に発生する断熱材の漏れ出しを防止し美観を向上させた冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、外壁を構成する断熱箱体と、前記断熱箱体に取付けられ、前記断熱箱体の内空間を仕切る仕切りと、前記断熱箱体の内部、及び、前記仕切りの内部に一体に充填される断熱材とを備える冷蔵庫であって、前記仕切りは、前記断熱箱体の内壁面に沿い周縁部から延設されるフランジを備え、前記フランジは前記仕切りに隣接する仕切りに備えられたフランジに当接することを特徴とする。
これにより、断熱箱体と仕切りとの間から漏出する断熱材がフランジと断熱箱体の隙間にも充填されるため、断熱効果を高めることが可能となる。また、フランジにより断熱材の漏出源からの距離を長くして、断熱材の漏出の限界をフランジ内に留めることができ、フランジが漏出した断熱材を覆い隠すことが可能となるとともに、冷気が接合部分から逃げ出しにくくなり、高い断熱効果を奏しやすくなる。
本発明の冷蔵庫は、使い勝手と収納性を高めつつ、仕切り部と風路間の接合面を低減し、コスト削減と品質安定化、更には消費電力量の低減を図ることができる。また、冷蔵庫内部の美観を向上させることができる。
請求項1に記載の発明は、外壁を構成する断熱箱体と、前記断熱箱体に取付けられ、前記断熱箱体の内空間を仕切る仕切りと、前記断熱箱体の内部、及び、前記仕切りの内部に一体に充填される断熱材とを備える冷蔵庫であって、前記仕切りは、前記断熱箱体の内壁面に沿い周縁部から延設されるフランジを備え、前記フランジは前記仕切りに隣接する仕切りに備えられたフランジに当接することを特徴とする冷蔵庫である。これにより、仕切
りと断熱箱体との接合面に必要なシール材を削減し、コストを低減することができる。また接合箇所の隙間に断熱材が充填され、しかも、漏出した断熱材もフランジと断熱箱体の間に存在するため、貯蔵室への冷気漏れがなくなり冷蔵庫としての品質の安定化を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、フランジにダクトの前面などを覆う部分を設けたものである。これにより、断熱材の充填時に発生する発泡圧力により背部から押圧されるダクトを前面や側面からフランジのダクト押さえ部が支承して、ダクトの破損や変形を回避することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、隣接する仕切りも同様のフランジを備え、両側から延びるフランジでダクトを支承するものである。これにより、どちらか一方のフランジでダクトを支承する場合より、より強固にダクトを支承することが可能となる。さらに、フランジの長さを相対的に短くでき、仕切りを成形する時の金型ストロークを短くでき、その結果成型サイクルも短くできる。さらに組立前の部品として仕切りの集積時のスペースも小さく済み、部品コストのアップを抑制できる。さらにフランジの成型時にそりや歪みのリスクも減らすことができ、品質の安定化に繋がる。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、ダクトを覆うフランジにダクトに対応して庫内への冷気吐出用の穴を設けその周縁近傍に、ダクトに強制嵌入可能な先端の尖ったリブを設けたものである。これによって、フランジとダクトの前壁との密着度が向上し、ダクトから吐出された冷気がフランジの裏側に洩れるのを防ぐことができ安定した風量の確保ができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、仕切りに設けられるフランジがフランジの奥面と両側面とにわたり一体となされたものである。これにより、仕切りから延設されるフランジ全体の強度を向上させることができると共に、当該フランジがリブとなって仕切り全体の強度向上に寄与する。従って、フランジにダクト押さえ部がある場合、より強固にダクトを押さえることができ、ダクトの破損や変形を有効に抑止することができる。また、断熱材の発泡圧力による仕切り自体の変形を有効に抑止することが可能となる。さらに、奥面のフランジが発泡圧で手前に変形しようとした場合に、両側面のフランジが前記変形に抗しようとするため、奥面のフランジの剛性の向上が図れる。そして、奥面のフランジの剛性をアップさせると、奥面フランジの平面度が向上し、例えば、冷気吐出口部で、フランジとダクトの前壁との密着度が向上し、フランジとダクトとの間への冷気の洩れを防ぐことができ安定した風量の確保ができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記奥面のフランジの両側部が奥行き方向に手前に向かって広がるラッパ状に構成したものである。これによって、前記奥面フランジの両側面も発泡治具で押さえることができ、第二の風路が発泡圧力で変形し貯蔵室側に膨らむのを防止することができる。また奥面フランジの剛性アップを図れ、剛性をアップさせると、奥面フランジの平面度が向上し、第四の貯蔵室への冷気吐出口部で、奥面フランジと第二の風路の前壁との密着度が向上し、前記2部品間への冷気の洩れを防ぐことができ安定した風量の確保ができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成について同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図を示すものである。
同図に示すように、冷蔵庫200は断熱箱体201と断熱箱体201の開口部を覆う扉300とを備えている。
断熱箱体201は、外箱202と内箱203とで構成され、外箱202と内箱203との間に例えば硬質発泡ウレタンなどの断熱材が充填され周囲と庫内とを断熱する略直方体形状の箱体である。また、断熱箱体201の庫内は、後述する仕切により複数の貯蔵室に区分されている。また、断熱箱体201は、その最も面積の広い一面が開口しており、当該開口部は、ヒンジを介して取り付けられる扉300や引き出しの前面などにより開閉自在に封止できるものとなされている。
断熱箱体201庫内の最上部には、第一の貯蔵室としての冷蔵室204が配置され、その冷蔵室204の下部に第四の貯蔵室としての切替室205と製氷室206とが横並びに設けられている。また、その切替室205と製氷室206の下部に第二の貯蔵室としての野菜室207が配置され、そして断熱箱体201内部の最下部に第三の貯蔵室としての冷凍室208が配置される。本実施の形態に係る冷蔵庫200は、以上の構成となっている。
冷蔵室204は、物品を凍らせること無く冷蔵保存するための貯蔵室である。従って、冷蔵室204の温度は、物品が凍らない温度範囲の下限である1℃〜5℃の範囲で維持される。
野菜室207は、冷蔵室204と同等もしくは若干高い温度である2℃〜7℃の範囲で維持されることが多い。なお、低温にするほど葉野菜の鮮度を長期間維持することが可能である。
冷凍室208は、冷凍温度帯に維持されており、具体的には、−22℃〜−18℃で維持される。また、冷凍保存状態の向上のために、例えば−30℃や−25℃の低温で維持されることもある。
切替室205は、冷蔵温度帯から冷凍温度帯の間で予め設定された温度帯に切り換えることができる貯蔵室である。例えば、1℃〜5℃で設定されれば冷蔵室として機能し、2℃〜7℃で設定されれば野菜室と同様に機能し、約0℃で設定されればチルド室として機能し、約−3℃で設定されれば、肉や魚などを微凍結状態にして長期保存を行うパーシャル室として機能し、0℃以下の温度帯で設定されれば、冷凍保存用の冷凍室のように機能する。
製氷室206は、冷蔵室204内の貯水タンク(図示せず)から送られた水で製氷室206内に設けられた自動製氷機(図示せず)で氷を作り、貯蔵しておくスペースである。
また冷蔵室204は、冷蔵室204の室内底面と冷蔵室204のドア部の底面を、比較的重みのある鍋類やペットボトル飲料や牛乳パック等を女性や子供でも取り出し易いように低くしてある。
断熱箱体201の天面部は、冷蔵室204の背面方向に向かって階段状に凹みを設けた形状であり、この階段状の凹部に圧縮機209、水分除去を行うドライヤ(図示せず)等の冷凍サイクル高圧側の構成部品が収納されている。すなわち、圧縮機209を配設する凹部は、冷蔵室204内の最上部の後方領域に食い込んで形成されることになる。
以上の構成を採用することにより、手が届きにくくデッドスペースとなっていた断熱箱
体201の最上部の貯蔵室の後方領域に圧縮機209を配置することができ、誰もが使いやすい断熱箱体201の最下部の貯蔵室容量を大きくすることができる。
なお、本発明にかかる冷蔵庫としては、従来一般的であった断熱箱体201の最下部の貯蔵室の後方領域に圧縮機209を配置してもよい。
冷却室210は、野菜室207と冷凍室208との背面に設けられている。この冷却室210は、断熱性能を有する第一の仕切り211により野菜室207と冷凍室208から仕切られている。
冷却室210内には、代表的なものとしてフィンアンドチューブ式の冷却器(図示せず)が配設されており、前記冷却器の上部空間には強制対流方式により冷却器で冷却した冷気を冷蔵室204、切替室205、製氷室206、野菜室207、冷凍室208に送風する冷却ファン(図示せず)が配置され、冷却器の下部空間には冷却時に冷却器や冷却ファンに付着する霜を除霜する装置としてのガラス管製のラジアントヒータ(図示せず)が設けられている。
冷却室210から送風される冷気は、後述の風路215、216、215aを経由して各貯蔵室に供給される。また、各貯蔵室の温度は、後述のダンパーによる冷気の供給量により調整される。
第一の仕切り211は、冷却室210と冷凍室208および野菜室207とを仕切る仕切りである。また、第1の仕切り211は、その内部に第一の風路215を備えている。この第一の風路215は、冷凍室208と冷蔵室204、切替室205、製氷室206、野菜室207に冷気を送風するための風路である。
この第1の仕切り211は、内箱203の内部奥壁に取り付けられるユニットであり、冷却室210から冷凍室208や野菜室207に冷気や水が漏れ出さないように内箱203等と第1の仕切り211の接合部分はシール材により気密性、断熱性を確保しつつ貼り付けられている。
また、第一の仕切り211の上面は、冷蔵室204、切替室205、製氷室206、野菜室207を冷却するための冷気が送風される第二の風路216と接合されるため、当該接合面もシール材により貼り付けられている。
第二の仕切り217は、冷凍室208と野菜室207とを仕切りであり、ポリスチレン等の断熱材で構成されている。この第二の仕切り217は、断熱材充填後の内箱203に挿入配置して取り付けられるものであり、内箱203や第一の仕切り211との接合面はシール材により接合されている。
なお、第一の仕切り211や第二の仕切り217は、これらを接合しているシール材が引き離す方向に力を加えることで乖離するものであるため、取り外し可能である。
図2は、本発明にかかる仕切りである第三の仕切りと当該第三の仕切りの奥部に取り付けられるダクトとしての第二の風路を示す斜視図、図3は、本実施の形態における仕切りの構成を示す縦断面図、図4は、本実施の形態における第三の仕切り近傍を分解した状態で示す斜視図、図5は、本実施の形態における第二の風路を第三の仕切りに取り付けた状態を示す平面図、図6は、本実施の形態における吐出孔近傍を拡大して示す断面図、図7は、本実施の形態における第四の仕切りを分解して示す斜視図、図8は、本実施の形態におけるフランジの突き合わせ状態のバリエーションを示す断面図、図9は、本実施の形態
におけるフランジの突き合わせ状態の他のバリエーションを示す断面図、図10は、本実施の形態におけるフランジの作用効果の一つを示す断面図である。
図2および図1に示すように、第三の仕切り218は、切替室205、製氷室206と野菜室207とを上下に仕切る仕切りである。また、図4に示すように、第三の仕切り218は、上面板219と下面板220とを備えている。当該上面板219と下面板220との間、つまり第三の仕切り218の内部は、断熱箱体201の外箱202と内箱203との間と一体となって硬質発泡ウレタンなどの断熱材が充填される空間となされている。
ここで、便宜上第三の仕切り218の平板部分を、仕切り板301と称する。仕切板301は、図5に示すように、平面視略矩形となされているが、奥端部は第二の風路216の外部形状に適合した凹陥部を備えている。そして、図2に示すように、仕切板301の前端以外の、両側端縁と凹陥部を含む奥端縁には当該形状に沿った起立状のフランジ226が一体に立設されている。
フランジ226は、第三の仕切り218を断熱箱体201に取り付けた際に、断熱箱体201の内法、または、第二の風路216の外周に当接状態で沿う形状となされている。また、フランジ226の高さは、第四の仕切り222が同様に備えるフランジの端部と係合しうる高さを備えている。
特に、フランジ226のダクト押さえ部304は、図2に示すように、平面断面から見て奥の方向に向かって開口するコ字形状となっており、第二の風路216を抱え込むものとなされている。また、フランジ226のダクト押さえ部304を当該形状とすることにより、図5に示すように、内箱203の側面との間に空間228を創出している。
一方、隣接する仕切りとしての第四の仕切り222は、冷蔵室204と切替室205、及び、製氷室206とを上下に仕切る仕切りであり、図3に示すように、第四の仕切り222の前縁以外の周縁には垂れ下がったフランジ225が延設されている。さらに、図7に示すように、第四の仕切り222も第三の仕切り218と同様に、下面板223と上面板224とを備えている。当該下面板223と上面板224との間、つまり第四の仕切り222の内部は、第三の仕切り218と同様、断熱箱体201と同時期に硬質発泡ウレタンなどの断熱材が充填される空間が形成される。
また、フランジ225は上記第三の仕切り218と同様ダクト押さえ部304を備え、当該ダクト押さえ部304は、上記と同様平面断面から見て第二の風路216を抱え込むコ字形状となっており、内箱203の側面との間に空間228を創出している。
図3に示すように、第三の仕切り218のフランジ226と第四の仕切り222のフランジとは、第三の仕切り218と第四の仕切り222とを断熱箱体に取り付けた状態で、つきあわせ状態となる高さに設定されている。
これにより第三の仕切り218と第四の仕切り222とに挟まれる空間、つまり切替室205、製氷室206は、前面を除き二つの仕切り218、222及びそれらに一体に設けられるフランジ225、226のみで囲われることになる。つまり、前面を除きフランジ225、226が突き合わせ状態となっている接合部分が存在することとなる。
このため、切替室205や製氷室206に導入された冷気が接合部分から逃げ出しにくくなり、高い断熱効果を奏しやすくなる。つまり、断熱箱体201の庫内をフランジを持たない単なる板状の2枚の仕切り板で仕切った場合、それぞれの仕切り板にそれぞれ接合箇所が存在するため、接合箇所が2箇所となり、冷気の流通可能箇所が2倍に増えて高い
断熱効果が奏し難くなる。
また、図3に示すように、一方のフランジ226の先端部にはかぎ爪が設けられており、他方のフランジ225の先端には、前記かぎ爪に係合する孔が設けられている。そして、かぎ爪と孔が係合した状態でフランジ225とフランジ226とが突き合わせ状態で固定できるものとなっている。
これによって、フランジ225、226の成型時の1から2mm程度のそりが発生した場合でも、当該係合構造によってフランジの隙を抑えることができる。
なお、図8に示すように、フランジの前記ツメに相対する位置に上下左右に傾斜面形状を設けても構わない。
これによって、製造工程での第三の仕切り218のフランジ225と第四の仕切り222のフランジ226との接合時の両部品の位置ずれを補いながら、前記ツメを勘合することができる。
さらに、図9に示すように、かぎ爪などの係合構造を採用せず、一方のフランジの背面に他方のフランジまで達するオーバーラップ部305を備えるものでもよい。
これにより、フランジ225、226の寸法に誤差が生じたり、歪みが生じたりした場合でも、大きな隙間が発生するのを防止することが可能となる。
また、図2に示すように、仕切板301は、内箱203と接合される側面に、仕切板301の内部に充填された断熱材が吐出される断熱材吐出口302が設けられている。この吐出口302は、内箱203の所定の位置から導出され仕切板301の内部に充填される断熱材が漏出する出口である。そして、当該度出口302から漏出した断熱材は、仕切板301やフランジ226と内箱203や第二の風路216との隙間に充填され、当該隙間を介しての冷気の行き来を遮断し、仕切板301で区画された貯蔵室間を断熱する。
図2、図3に示すように、第三の仕切り218と第四の仕切り222の奥部背面の中間部には、本発明に関連するダクトとしての第二の風路216が配置されている。第二の風路216は、ポリスチレン等の断熱材で成型された風路であり、同図に示すように、内箱203の幅(内法)よりも狭い部分を備え、また、第三の仕切り218や第四の仕切り222の幅よりも狭い。従って、第三の仕切り218と第四の仕切り222、第二の風路216を内箱203内部に取り付けた状態において、第二の風路216を介することなく内箱203を押圧できる面を備える空間228を創出することが可能となる。
また、第二の風路216は、図2に示すように、第三の仕切り218から隣接する第四の仕切り222にわたる長さ(高さ)を備えている。
そして、第二の風路216の前側壁には、第三の仕切り218と第四の仕切り222とで区画された貯蔵室に冷気を吐出する吐出孔306が設けられている。
図6は、前記吐出孔近傍を拡大して示す断面図である。
同図に示すように、第四の仕切り222が備えるフランジ225は、第二の風路216に設けられる吐出孔306に対応する位置に開口部307が設けられている。そして、開口部307の周縁には、先端の尖った嵌入リブ308が第二の風路216に向かって設けられており、第二の風路216の吐出孔306周縁の側壁に嵌入リブ308を強制嵌入(
約1mm)することで、第二の風路216とフランジ225とをシールするものとなっている。
また、フランジ226のダクト押さえ部304の前面側には、図2に示すように、仕切り板301に接合されるリブ303が二箇所設けられている。
このリブ303によって、フランジ226のダクト押さえ部の剛性、特に仕切板301側に倒れる方向の剛性のアップを図れる。当該部分の剛性をアップさせると、ダクト押さえ部の平面度など形状安定性が向上し、フランジ226のダクト押さえ部と第二の風路216の前壁などとの密着度が向上し、フランジ226と第二の風路216との隙間への冷気の洩れを防ぐことができ安定した風量の確保ができる。
次に、本発明に係る冷蔵庫の製造工程を一部説明する。
まず、図2に示すように、事前に第三の仕切り218の奥部に第二の風路216を取り付けておく。当該取付は、図3に示すように、第三の仕切り218の奥端部から奥方向に突出したくさび形状の取り付けリブ251を第二の風路216に強制嵌入することにより行われる。
このように第三の仕切り218に第二の風路216を取り付けてユニット化しておくことで、第三の仕切り218と第二の風路216との合わせ部を目視しながら組み立てることができ、確実に位置あわせなどができているか確認できることで、シール不良等の冷気洩れを防止することが可能となる。さらに、第3の仕切り218と第二の風路216との位置決めが一体化により確実にできるので、内箱203への取り付け時に、第一の風路215等との合わせがスムーズにかつ確実にでき、シール切れを防止することができる。さらに、先に第二の風路216を内箱203に取り付ける場合、第二の風路216を位置決めするための部品や、固定する部品等が必要となってコスト高になるが、先にユニット化すれば、当該部品も不要となり、部品及び組み立て時の工数低減につながる。
次に、図4に示すように、外箱202の内側に内箱203を配置し、当該内箱203に前記ユニット化された第三の仕切り218と第二の風路216とを仮取り付けする。次に第四の仕切り222を内箱203内に仮取り付けする。この際、第四の仕切り222のフランジ225と第三の仕切り218のフランジ226とを図3に示すように上下方向に係合させておく。
以上により、第二の風路216は、断熱箱体201の庫内の所定の位置に配置される。なお、第二の風路216と上下方向に接続される他の風路215、215aなどとはシール材で接合面などが貼り付けられる。
また、第三の仕切り218の側面には断熱材を導入する導入口が備えられており、第三の仕切り218を取り付けた状態での内箱203の対応部分には断熱材を導出口が備えられている。そして、第三の仕切り218が取り付けられた状態において、前記導入口と導出口の周囲はシール材が貼り付けられ導出口から導入口へ流出する断熱材が漏れ出さないものとなされている。さらに、第三の仕切り218の側面には、導入口から第三の仕切り218内部に導入された断熱材が第三の仕切り218の外部に吐出する吐出口302が設けられている。この吐出口302は内箱203に面して設けられている。また、図10に示すように、吐出口302の近傍には漏出した断熱材を堰き止める堤309が設けられている。当該構造は第四の仕切り222にも同様に採用されている。
なお、第三の仕切り218の仮取り付けの前後に必要な部品などは内箱203等に取り
付けられる。
次に、断熱材を注入する際に内箱203等を支持する治具をセットする。当該治具は第三の仕切り218の両脇に存在する面をも支持する構造となっている。
次に、断熱材を注入する。注入する断熱材としては硬質の発泡ウレタンが採用されている。断熱材は内箱203と外箱202との間に充填されると共に、内箱203に設けられる導出口から第三の仕切り218や第四の仕切り222に設けられる導入口を介して仕切りの内部に充填される。さらに断熱材は、吐出口302から漏れだして、堤309で囲われた仕切り218や仕切り222と内箱203との間に充填される。
しかしながら、第三の仕切り218は樹脂成型品であり、当接する内箱202も成型品であるため、寸法誤差や歪みのために、堤309によっては断熱材を封止しきれない場合も生じる。この場合、図10に示すように、内箱202に沿って延びるフランジ226が断熱材の漏れを覆い隠すため、冷蔵庫200の内部を通常覗いただけでは断熱材が見えることはない。また、フランジ226は、断熱材の流出源から遠ざかる方向に存在し、内箱202等との隙間も狭いため、断熱材の漏れを抑止する効果も併有している。
次に、断熱箱体201の内部や第三の仕切り218、第四の仕切り222の内部に断熱材が充填される。
断熱材の発泡時(例えばウレタン発泡時)には、外箱202や内箱203や第三の仕切218や第四の仕切222から第二の風路216に対して発泡圧力がかかる。第二の風路216の第三の仕切218や第四の仕切222と当接していない部分については背面の内箱203からのみ発泡圧力がかかるため、第二の風路216が第三の仕切218と第四の仕切222と当接する部分を支点とし、弧を描いて膨出するおそれがある。しかし、第三の仕切218と第四の仕切222から立ち上がりまた垂れ下がるフランジ225とフランジ226が第二の風路216の前面と側面とを支え、さらには、フランジ同士が重なり合いかぎ爪で当接状態に固定されているため、第二の風路216が背面から受ける発泡圧力をフランジ225、226が十分受け止めることができ、第二の風路216を発泡圧力による変形から守ることができる。
また、ウレタン発泡時には圧力を受け止める樹脂等で構成されたウレタン治具が各室内に配置される。もちろん空間228内にもウレタン治具が配置される。これにより、第二の風路216の側面、前面がウレタン治具で押さえられることになり、発泡圧力による変形を防止することができる。特に、支持面が当該治具により支持されるため、当該治具が内箱203からの発泡圧力の一部を支えることができ、第二の風路216が発泡圧力により受ける負担が軽減される。
また、貯蔵室間の仕切り構造として第三の仕切り218と第四の仕切り222が硬質発泡ウレタンで充填されたものであり取り外しができず断熱箱体201と強固に接合しているため、貯蔵室間での冷気漏れがなくなり、品質の安定化につながる。さらに、断熱箱体201内が第三の仕切り218と第四の仕切り222により二枚のウレタンで充填された仕切り構造となるために、冷蔵庫本体の箱体強度を強くすることができ、冷蔵庫扉に収納された食品の荷重による冷蔵庫本体の歪みを抑制できる。
また、硬質発泡ウレタンで発泡された取り外しができない第三の仕切り218と第四の仕切り222で挟まれた切替室205と製氷室206は貯蔵室の高さが低いため、断熱箱体201をウレタン発泡した後第二の風路216を切替室205と製氷室206の奥部に取り付けるとなると作業性が非常に悪く、第二の風路216をウレタン発泡前に取り付け
たことにより作業性を良くすることができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。本実施の形態は、上記実施の形態1に他の構造を付加したものである。
図11は、本発明の実施の形態2における第三の仕切りおよび第二の風路を示す斜視図である。
同図に示すように、第三の仕切り218は、幅方向中間部に奥行き方向に延びて突出する突出壁321が設けられている。当該突出壁321は、第三の仕切り218と第四の仕切り222とに挟まれた空間をさらに左右に区画する壁の一部を構成するものである。
また、第三の仕切り218は、第二の風路216の両脇の位置に、仕切り板301に垂直に開口する戻り口322を備えている。また、この戻り口322は、仕切り板301に直接設けられる他、フランジ226のダクト押さえ部の側面から仕切り板に向かって斜めに延びる傾斜面にも設けられている。この戻り口322は、庫内に吐出された冷気を冷却室210に戻すための風路の開口端として機能するものである。
以上の構成により次のような作用効果を奏することができる。つまり、フランジ226に直接、戻り口322を設けようとした場合、第三の仕切り218を製造するための金型は、スライドコア方式の金型を採用する必要がある。しかし、このスライドコア方式を採用すると成型工程が複雑となり、成型用金型費が割高になるという問題点がある。しかし、仕切り板301と垂直方向に戻り口を設けると、単純な上下抜き用の金型を用いて容易に成型でき、製造コストや成型用金型のコストアップを抑制することができる。また仕切り板301に直接戻り口322を設けるほか、フランジ226から仕切り板301に延びる傾斜面323を設け、そこに戻り口322を穿設することで、戻り口322に基づく仕切り板301の剛性低下を抑止すると共に、戻り口近傍のフランジ226の剛性アップが図れ、フランジ226と第二の風路216との隙間への冷気の洩れを防ぐことができ安定した風量の確保ができる。
また、突出壁321とフランジ226との中間部には、吐出孔306と戻り口322とを分けるように奥行き方向に延びて起立する仕切りリブ324が一体に設けられている。当該仕切りリブは、図示しない貯氷箱を製氷室206に配置した場合に当該貯氷箱の底部及び奥壁の外形に沿う形状となされている。
これにより、仕切りリブと貯氷箱とで冷気の通風路を構成することができ、吐出孔306から吐出された冷気がすぐに戻り口322から吸い込まれるのではなく、冷気が製氷室206に配置される貯氷箱の下部を大きく迂回して通過することになり、庫内の適正温度を効率よく確保できる。また、製氷室206を開けたときでも、直接冷気が冷蔵庫200の外に吹き出さないため、製氷室206の開閉に伴う温度上昇も抑止することが可能となる。
以上、本発明にかかる実施の形態を説明してきたが、本発明は上記実施の形態にのみ限定されるものではない。
例えば、第二の仕切り217を構成する材料としてポリスチレンを挙示したが、他の材料でも構わない。
本発明は冷蔵庫、特に断熱箱体と、庫内を仕切る仕切りとに一体に断熱材を充填して形成される冷蔵庫に適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図 同実施の形態におけるユニット化された第三の仕切り及び第二の風路を示す斜視図 同実施の形態における仕切りの構成を示す縦断面図 同実施の形態における第三の仕切り近傍を分解した状態で示す斜視図 同実施の形態における第二の風路を第三の仕切りに取り付けた状態を示す平面図 同実施の形態における吐出孔近傍を拡大して示す断面図 同実施の形態における第四の仕切りを分解して示す斜視図 同実施の形態におけるフランジの突き合わせ状態のバリエーションを示す断面図 同実施の形態におけるフランジの突き合わせ状態の他のバリエーションを示す断面図 同実施の形態におけるフランジの作用効果の一つを示す断面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の第三の仕切り及び第二の風路示す斜視図 従来の冷蔵庫を示す縦断面図
201 断熱箱体
203 内箱
204 冷蔵室(第一の貯蔵室)
205 切替室(第四の貯蔵室)
207 野菜室(第二の貯蔵室)
208 冷凍室(第三の貯蔵室)
210 冷却室
211 第一の仕切り
215 第一の風路
216 第二の風路
217 第二の仕切り
218 第三の仕切り
222 第四の仕切り
225 フランジ
226 フランジ
228 空間
301 仕切り板
302 吐出口
303 リブ
304 ダクト押さえ部
305 オーバーラップ部
306 吐出孔
307 開口部
308 嵌入リブ
309 堤
321 突出壁
322 戻り口
323 傾斜面
324 仕切りリブ

Claims (6)

  1. 外壁を構成する断熱箱体と、前記断熱箱体に取付けられ、前記断熱箱体の庫内を仕切る仕切りと、前記断熱箱体の内部、及び、前記仕切りの内部に一体に充填される断熱材とを備える冷蔵庫であって、前記仕切りは、前記断熱箱体の内壁面に沿い周縁部から延設されるフランジを備え、前記フランジは前記仕切りに隣接する仕切りに備えられたフランジに当接することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 当該冷蔵庫はさらに、前記仕切りの奥端と前記断熱箱体との間に配置され、前記断熱箱体の内法の幅よりも狭い幅の部分と、前記仕切りに隣接する仕切りにまで到達する長さとを有する冷気送風用のダクトを備え、前記フランジは、前記ダクトの前面及び側面を覆うダクト押さえ部を備えることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記隣接する仕切りは、前記断熱箱体の内壁面に沿い周縁部から延設されるフランジを備え、隣接する前記仕切りのフランジの先端部に当該フランジ同士を係合可能な係合部を備える請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記ダクトは、隣接する前記仕切りの間に冷気を吐出する吐出孔を備え、前記フランジは、前記吐出孔に対応する位置に配置される開口部と、前記開口部周縁に配置され、前記ダクトに強制嵌入可能な先端の尖った嵌入リブとを備える請求項2または3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記フランジは、前記ダクトの周りと前記断熱箱体の内壁の奥面と両側面とにわたり一体に成型される請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記フランジは、コーナー部分に奥面から徐々に側面に至るような面取り部を備える請求項5に記載の冷蔵庫。
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