JP2008070081A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2008070081A
JP2008070081A JP2006251077A JP2006251077A JP2008070081A JP 2008070081 A JP2008070081 A JP 2008070081A JP 2006251077 A JP2006251077 A JP 2006251077A JP 2006251077 A JP2006251077 A JP 2006251077A JP 2008070081 A JP2008070081 A JP 2008070081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition
chamber
storage chamber
storage
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006251077A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Nakanishi
和也 中西
Kazuyuki Hamada
和幸 濱田
Michio Fukuda
道雄 福田
Kiyotaka Tahira
清隆 田平
Hirokuni Imada
寛訓 今田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2006251077A priority Critical patent/JP2008070081A/ja
Publication of JP2008070081A publication Critical patent/JP2008070081A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】温度差の大きい貯蔵室間を仕切る仕切部の構成と組立て順序により、品質向上とコスト削減を図れる冷蔵庫を提供すること。
【解決手段】断熱箱体101内に最上部から冷蔵室104、野菜室105、冷凍室106を区画形成し、野菜室105と冷凍室106を仕切る第二の仕切り118と野菜室105背面に設けられた第二の風路115を予め一体化し、断熱箱体101の内箱103に取り付けた後ウレタン発泡することにより、第二の仕切り118と第二の風路115のシール部材を削減することができ、品質の安定化とコスト削減を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷気の風路と貯蔵室間の仕切り部品の構成と組立て順序によりシール箇所の削減を図る冷蔵庫に関するものである。
近年、冷蔵庫は地球環境保護の観点から更なる省エネルギー化が進むと共に、その使い勝手や収納性の向上が求められている。
従来この種の冷蔵庫は、断熱箱体の外箱と内箱の間に断熱材であるポリウレタン等の断熱材を発泡充填して形成され、庫内を複数の温度帯で仕切って各食品の温度に適した複数の貯蔵室を設けている(例えば、特許文献1参照)。
また、断熱箱体最上部の貯蔵室の上壁後部が下がるように窪ませて冷却ユニットの高圧機器収納凹所を設けることにより、最上部の貯蔵室上奥部の使用性の向上と最下部の貯蔵室の収納容積アップを図っているものもある(例えば、特許文献2参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫の縦断面図である。
図6に示すように、断熱箱体1は上から順に、冷蔵室2、冷凍温度帯から冷蔵、野菜、チルド等の温度帯に切り替え可能な切替室3と切替室3に並列に設けられた貯氷室4、野菜室5、冷凍室6で構成され、冷気を生成する冷却器7と、冷気を各貯蔵室に供給するファン8が冷却室9に収納されている。
冷蔵室2は切替室3および貯氷室4と第一の仕切部10で仕切られ、第一の仕切部10の下側後方に各貯蔵室を冷却するための冷気用送風路と帰還風路が構成された冷却室9を区画する第二の仕切部11、切替室3と貯氷室4と野菜室5を区画する逆T字型の第三仕切部12、野菜室5と冷凍室6を区画する第四の仕切部13、冷蔵室2の背面には冷蔵室2を冷却するための冷気用送風路と帰還風路で構成された第五の仕切部14が設けられ、各貯蔵室が区画されている。
次に、各仕切部の取付構造について説明する。第一の仕切部10は、内箱15と一体成形され成型時の熱で成形断熱材16を内箱15と接着することで冷気や水漏れが無いよう取り付けられている。第二の仕切部11は冷却室9と区画するために外周にシール材が設けられ、さらに第一の仕切部10後方部に配設された冷蔵室2を冷却するための冷気用送風路と帰還風路を接合するためのシール材が第一の仕切部10との接合面に設けられている。第三仕切部12、第四の仕切部13は共に冷気、水漏れが無いようにそれぞれ外周にシール材が設けられている。また第五の仕切部14には、第一の仕切部10後方部に配設された冷蔵室2を冷却するための冷気用送風路を接合するためのシール材が設けられている。第二の仕切部11、第三仕切部12、第四の仕切部13、第五の仕切部14は断熱箱体1がポリウレタン等の断熱材で充填発泡され後取り付けられる。
これにより、冷蔵庫内を各食品の温度に適した複数の貯蔵室に区画し使い勝手や収納性を向上させながら、部品点数を削減し組立作業性を向上させることができるものである。
特開平11−325691号公報 特開2001−99552号公報
しかしながら、上記従来の構成では、野菜室5と冷凍室6を仕切る第四の仕切部13は、断熱箱体1をポリウレタン等の断熱材で充填発泡され後取り付けられるため、冷気や水漏れを防止するために第四の仕切部13の外周にシール材が設けられている。このため相当のシール材が必要となり、さらには温度差の大きい貯蔵室間を仕切るため製造上のばらつきを考慮するとシール材の幅長さも大きくなりコストアップとなる。また、第四の仕切部13はポリウレタンより熱伝導率が高いポリスチレン等の成形断熱材で構成されているために、冷凍室6の影響により野菜室5内の表面に結露したり、例えば冷蔵庫の周囲温度が低い条件で運転される場合には野菜室5内の温度が設定温度以下となるために、温度補償用ヒータを野菜室5内に配設する必要が生じ、コストアップのみならず消費電力量も増加する。温度差の大きい貯蔵室間を仕切る仕切部は熱伝導率が低いポリウレタン等を断熱材とすることがコスト面、消費電力量面において望ましい。
第三仕切部12、第五の仕切部14も温度差の大きい貯蔵室間を仕切る仕切部であるため第四の仕切部13と同様のことが言える。
また、第一の仕切部10後方部に配設された冷蔵室2を冷却するための冷気用送風路のように仕切部を介して冷気用送風路を構成する場合には、第一の仕切部10後方部の下面は第二の仕切部11と接合され、第一の仕切部10後方部の上面は第五の仕切部14と接合されるために、第一の仕切部10後方部の上面と下面の量両方に冷蔵室2用の冷気も漏れを防ぐシール材が必要となりコストアップしてしまう。
また、収納性の向上という面においては、図示はされていないが、冷蔵庫の設置スペースが限られた中で如何に庫内容積を拡大させ容積効率を高めるかが重要であり、近年、熱伝導率がポリウレタンの約1/10のである断熱性能の高い真空断熱材を断熱箱体1の側面や底面に配設し、断熱性能を維持したまま壁の厚みを削減することにより庫内容積を拡大させるものもある。また、図示はされていないが、手が届きにくい等により使い勝手の悪い断熱箱体1最上部の貯蔵室の上壁後部が下がるように窪ませて冷却ユニットの高圧機器収納凹所を設けることにより、使い勝手の良い最下部の貯蔵室の収納容積アップを図り、使い勝手を向上させたものもある。このような冷蔵庫は、断熱箱体1の壁の厚みが薄いことや、比較的重量のある冷却ユニットの高圧機器が断熱箱体最上部にあることにより、食品が収納された状態で断熱箱体1が歪まないように箱体強度が必要となる。そのためには補強板等により箱体強度を確保する必要があるが、鉄などによる補強板ではコストアップのみならず熱伝導性の良い鉄の影響により消費電力量の増加を招いてしまう。
以上のように、上記従来の構成では冷蔵庫内を各食品の温度に適した複数の貯蔵室に区画し使い勝手や収納性を向上させながら、部品点数を削減し組立作業性を向上させることができるものであるが、温度差の大きい貯蔵室間を仕切る仕切部や冷却室を仕切る仕切部の構成と組立て順序によりシール材を必要とする貯蔵室間や冷気風路の接合箇所や接合面が増加してしまい、冷気漏れ等の品質面の課題とコスト面での課題を有するものであった。
また、冷蔵庫本体の箱体強度を強くする効果のある、内箱と一体成形され断熱性能の高いポリウレタンを断熱材とした仕切構造部が少ないため、箱体強度不足は当然ながら、各貯蔵室の所定の温度を補償し、貯蔵室内の結露や凍結を防止するための温度補償用ヒータが必要となりコストアップのみならず、消費電力量の増加となる。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、複数の貯蔵室を有する冷蔵庫において、貯蔵室間や冷却室の仕切部の構成と組立て順序を改善することにより、品質の安定化と製造コストを軽減した冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、断熱箱体内に複数の貯蔵室を区画形成し、冷気を生成する冷却器と、前記冷気を各室に供給する冷却ファンとを有する冷却室と、前記冷却室と前記冷却室の前面に位置する第一の貯蔵室を仕切る第一の風路を含んだ第一の仕切りと、前記第一の貯蔵室と前記第一の貯蔵室の上部に位置する第二の貯蔵室を仕切る第二の仕切りと、前記第二の貯蔵室の背面に前記第二の貯蔵室と前記断熱箱体最上部に位置する第三の貯蔵室を冷却するための冷気が流れる第二の風路で構成され、前記第二の仕切りと前記第二の風路を一体化し、前記断熱箱体の内箱に取り付けた後ウレタン発泡を行うものである。
これにより、第一の仕切りと第二の仕切りと第二の風路の接合面が一箇所削減でき、接合面に使われるシール材が不要となりコストを低減することができる。また接合箇所が無くなることにより第二の貯蔵室への冷気漏れがなくなり品質の安定化を図ることができる。
本発明の冷蔵庫は、使い勝手と収納性を高めつつ、仕切り部と風路間の接合面を低減し、コスト削減と品質安定化、更には消費電力量の低減を図ることができる。
請求項1に記載の発明は、断熱箱体内に複数の貯蔵室を区画形成し、冷気を生成する冷却器と、前記冷気を各室に供給する冷却ファンとを有する冷却室と、前記冷却室と前記冷却室の前面に位置する第一の貯蔵室を仕切る第一の風路を含んだ第一の仕切りと、前記第一の貯蔵室と前記第一の貯蔵室の上部に位置する第二の貯蔵室を仕切る第二の仕切りと、前記第二の貯蔵室の背面に前記第二の貯蔵室と前記断熱箱体最上部に位置する第三の貯蔵室を冷却するための冷気が流れる第二の風路で構成され、前記第二の仕切りと前記第二の風路を一体化し、前記断熱箱体の内箱に取り付けた後ウレタン発泡を行うものであり、第一の仕切りと第二の仕切りと第二の風路の接合面が一箇所削減でき、接合面に使われるシール材が不要となりコストを低減することができる。また接合箇所が無くなることにより第二の貯蔵室への冷気漏れがなくなり品質の安定化を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、断熱箱体内に複数の貯蔵室を区画形成し、冷気を生成する冷却器と、前記冷気を各室に供給する冷却ファンとを有する冷却室と、前記冷却室と前記冷却室の前面に位置する第一の貯蔵室と第二の貯蔵室を仕切る第一の風路を含んだ第一の仕切りと、前記第一の貯蔵室と前記第二の貯蔵室を仕切る第二の仕切りと、前記断熱箱体最上部に位置する第三の貯蔵室と前記第二の貯蔵室との間に位置する第四の貯蔵室の背面に前記第三の貯蔵室と前記第四の貯蔵室を冷却するための冷気が流れる第二の風路と、前記第二の貯蔵室と前記第四の貯蔵室を仕切る第三の仕切りと、前記第三の貯蔵室と前記第四の貯蔵室を仕切る第四の仕切りで構成され、前記第二の風路と前記第三の仕切りと前記第四の仕切りを一体化し、前記断熱箱体の内箱に取り付けた後ウレタン発泡を行うことにより、第二の風路と第三の仕切りの接合面と、第二の風路と第四の仕切りの接合面を削減し、接合面に使われるシール材が不要となりコストを低減することができる。また接合箇所が無くなることにより第四の貯蔵室への冷気漏れがなくなり品質の安定化を図ることができる。また、貯蔵室間を仕切る仕切り構成として、第三の仕切りと第四の仕切りを内箱と一体成形され断熱性能の高いポリウレタンを断熱材とした仕切構造としたことにより、箱体強度を強くし、温度差の大きい貯蔵室間の断熱性能を高められることにより各貯蔵室の所定の温度を補償し、貯蔵室内の結露や凍結を防止するための温度補償用ヒータが不必要となりコストアップのみならず、消費電力量の低減効果を得ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記第二の風路内に設けられたダンパーを前記第三の貯蔵室から組み込むものであり、第三の貯蔵室の位置が高いため、かがまずにダンパーを取り付けられ作業性が改善する。また、サービス面においてもダンパー交換時にはダンパーが取り外しやすいためサービス性が向上する。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記ダンパーの結線部を前記第三の貯蔵室内で収納するものであり、結線部を収納する収納部が温度が高く湿度が比較的低い第三の貯蔵室内にあるために、結線部の結露を防止するためのシール材を結線部に用いる必要性がなくなり、コスト低減と安全性の確保が図れる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成について同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図を示すものである。また図2は本発明の実施の形態1における第二の仕切りと第二の風路部付近の断面図である。
図1において、断熱箱体101は外箱102と内箱103で構成され、内部には例えば硬質発泡ウレタンなどの断熱材が充填され周囲と断熱され、複数の貯蔵室に区分されている。最上部に第三の貯蔵室としての冷蔵室104、その冷蔵室104の下部に第二の貯蔵室としての野菜室105、そして最下部に第一の貯蔵室としての冷凍室106が配置される構成となっている。
冷蔵室104は冷蔵保存のために凍らない温度を下限に通常1℃〜5℃で設定されている。また、野菜室105は冷蔵室104と同等もしくは若干高い温度設定の2℃〜7℃とすることが多い。低温にするほど葉野菜の鮮度を長期間維持することが可能である。
冷凍室106は冷凍温度帯に設定されており、冷凍保存のために通常−22℃〜−18℃で設定されているが、冷凍保存状態の向上のために、例えば−30℃や−25℃の低温で設定されることもある。
断熱箱体101の下部背面に圧縮機107、水分除去を行うドライヤ(図示せず)等の冷凍サイクルの構成部品が収納されている。
冷凍室106の背面には冷却室108が設けられ、冷却室108は断熱性能を有する第一の仕切り109により冷凍室106と仕切られている。冷却室108内には、代表的なものとしてフィンアンドチューブ式の冷却器110が配設されており、冷却器110の上部空間には強制対流方式により冷却器110で冷却した冷気を冷蔵室104、野菜室105、冷凍室106に送風する冷却ファン111が配置され、冷却器110の下部空間には冷却時に冷却器110や冷却ファン111に付着する霜を除霜する除霜装置としてのガラス管製のラジアントヒータ112が設けられている。
第一の仕切り109には、冷凍室106と冷蔵室104に冷気を送風するための第一の風路113が構成されており、冷蔵室104への冷気の流れを調節するダンパー114が配設されている。また第一の仕切り109の外周には冷気、水漏れがないようにシール材が貼り付けられ、さらに冷蔵室104を冷却するための冷気が送風される第二の風路115との接合面にもシール材が貼り付けられている。冷凍室106と野菜室105を仕切る第二の仕切り118は側面断面から見てL字形の第二の仕切り上板116と第二の仕切り下板117で構成され、第二の仕切り118の内部は硬質発泡ウレタンなどの断熱材で充填されている。L字形の第二の仕切り上板116の背面は、ポリスチレン等の断熱材で成形され、冷蔵室104を冷却するための冷気が送風される第二の風路115で構成されている。冷蔵室104と野菜室105は第三の仕切りで119で仕切られ、冷蔵室104と野菜室105は温度差が小さいため断熱の必要がなく、第三の仕切り119はポリプロピレン等で成形された板状のものである。冷蔵室104の背面には冷蔵室104の庫内に冷気を送風するための第三の風路120が取り付けられており、第三の風路120と第二の風路115の接合面には冷気、水漏れがないようにシール材が貼り付けられている。また、第一の仕切り109と第三の風路120は取り外しが可能であるが、第二の仕切り118と第二の風路115は断熱箱体101をウレタン発泡前に取り付けられたものであるため、取り外しができず断熱箱体101と強固に接合している。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷凍サイクルの動作について説明する。庫内の設定された温度に応じて制御基板(図示せず)からの信号により冷凍サイクルが動作して冷却運転が行われる。圧縮機107の動作により吐出された高温高圧の冷媒は、凝縮器(図示せず)にて放熱して凝縮液化し、キャピラリーチューブ(図示せず)に至る。その後、キャピラリーチューブでは圧縮機107への吸入管(図示せず)と熱交換しながら減圧されて低温低圧の液冷媒となって冷却器110に至る。冷却ファン111の動作により、各貯蔵室内の空気と熱交換されて冷却器110内の冷媒は蒸発気化し低温の冷気となる。低温の冷気は冷却ファン111から第一の風路113に送られ、冷気の一部は冷凍室106に送風される。また残りの冷気はダンパー114、第二の風路115、第三の風路120を経由し冷蔵室104に送風され、ダンパー114等で冷気の供給を制御することで所望の冷却を行う。冷却器110を出た冷媒は吸入管を経て圧縮機107へと吸い込まれる。
野菜室105と冷凍室106は温度差が大きいため、第二の仕切り118は断熱性能が優れている硬質発泡ウレタンなどの断熱材で構成しなければ、野菜室105内の温度、特に野菜室105内下部温度を所望の温度にコントロールするための温度補償用ヒータが必要となったり、消費電力量が増加する要因となるため、第二の仕切り118を構成する第二の仕切り上板116をL字形とし、第二の仕切り上板116と第二の仕切り下板117とポリスチレン等の断熱材で成形され第二の風路115を予め一体化し、内箱103に取り付けた後断熱箱体101をウレタン発泡することにより、第二の仕切り118と第二の風路115の接合面でのシール材が不要となり、コストダウンを図れ、さらには野菜室105内での冷気風路の接合面が削減されることにより冷気漏れの可能性がなくなり品質の安定化を図ることができる。
なお、第二の仕切り118を構成する第二の仕切り上板116をL字形とし、第二の仕切り上板116と第二の仕切り下板117とポリスチレン等の断熱材で成形された第二の風路115と第三の仕切り119を予め一体化し、内箱103に取り付けた後断熱箱体101をウレタン発泡しても同じ効果を得ることができる。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の縦断面図を示すものである。また図4は本発明の実施の形態2における第三の仕切りと第四の仕切りと第二の風路部付近の断面図である。
図3において、断熱箱体201は外箱202と内箱203で構成され、内部には例えば硬質発泡ウレタンなどの断熱材が充填され周囲と断熱され、複数の貯蔵室に区分されている。最上部に第三の貯蔵室としての冷蔵室204、その冷蔵室204の下部に第四の貯蔵室としての切換室205と製氷室206が横並びに設けられ、その切換室205と製氷室206の下部に第三の貯蔵室としての野菜室207、そして最下部に第一の貯蔵室としての冷凍室208が配置される構成となっている。
冷蔵室204は冷蔵保存のために凍らない温度を下限に通常1℃〜5℃としている。また、野菜室207は冷蔵室204と同等もしくは若干高い温度設定の2℃〜7℃とすることが多い。低温にするほど葉野菜の鮮度を長期間維持することが可能である。冷凍室208は冷凍温度帯に設定されており、冷凍保存のために通常−22℃〜−18℃で設定されているが、冷凍保存状態の向上のために、例えば−30℃や−25℃の低温で設定されることもある。切換室205は、冷蔵温度帯から冷凍温度帯の間で予め設定された温度帯に切り換えることができる。例えば、1℃〜5℃で設定される冷蔵、2℃〜7℃で設定される野菜、約0℃で設定されるチルドのような0℃以上の温度帯や、肉や魚などを微凍結状態にして長期保存を行う約−3℃のパーシャル、冷凍保存用の冷凍のような0℃以下の温度帯で設定される。製氷室206は、冷蔵室204内の貯水タンク(図示せず)から送られた水で製氷室206内に設けられた自動製氷機(図示せず)で氷を作り、貯蔵しておくスペースである。
また冷蔵室204は、冷蔵室204の庫内だけでなく冷蔵室204のドア部に収納された比較的重みのあるペットボトル飲料や牛乳パック等を女性や子供でも取り出し易いように底面を低くしてある。
断熱箱体201の天面部は冷蔵庫の背面方向に向かって階段状に凹みを設けた形状であり、この階段状の凹部に圧縮機209、水分除去を行うドライヤ(図示せず)等の冷凍サイクル高圧側の構成部品が収納されている。すなわち、圧縮機209を配設する凹部は、冷蔵室204内の最上部の後方領域に食い込んで形成されることになる。手が届きにくくデッドスペースとなっていた断熱箱体101の最上部の貯蔵室の後方領域に圧縮機209を配置することにより、誰もが使いやすい断熱箱体101の最下部の貯蔵室容量を大きくすることが出できる。なお、従来一般的であった断熱箱体101の最下部の貯蔵室の後方領域に圧縮機209を配置してもよい。
野菜室206と冷凍室207の背面には冷却室210が設けられ、冷却室210は断熱性能を有する第一の仕切り211により野菜室207と冷凍室208を仕切っている。冷却室210内には、代表的なものとしてフィンアンドチューブ式の冷却器212が配設されており、冷却器212の上部空間には強制対流方式により冷却器212で冷却した冷気を冷蔵室204、切換室205、製氷室206、野菜室207、冷凍室208に送風する冷却ファン213が配置され、冷却器212の下部空間には冷却時に冷却器212や冷却ファン213に付着する霜を除霜する装置としてのガラス管製のラジアントヒータ214が設けられている。
第一の仕切り211には、冷凍室208と冷蔵室204、切換室205、製氷室206、野菜室207に冷気を送風するための第一の風路215が構成されている。また第一の仕切り211の外周には冷気、水漏れがないようにシール材が貼り付けられ、さらに冷蔵室204、切換室205、製氷室206、野菜室207を冷却するための冷気が送風される第二の風路216との接合面にもシール材が貼り付けられている。冷凍室208と野菜室207を仕切る第二の仕切り217はポリスチレン等の断熱材で成形され取り外し可能である。切換室205、製氷室206と野菜室207を仕切る第三の仕切り218は側面断面から見てL字形の第三の仕切り上板219と第三の仕切り下板220で構成され、第三の仕切り218の内部は硬質発泡ウレタンなどの断熱材で充填されている。L字形の第三の仕切り上板219の背面は、ポリスチレン等の断熱材で成形され、冷蔵室204と切換室205、製氷室206を冷却するための冷気が送風される第二の風路216で構成され、内部には冷蔵室204と切換室205の冷気の流れをそれぞれ調節するツインダンパー221が設けられており、冷蔵室204と切換室205の冷気の流れをそれぞれ調節するダンパーをツインダンパー化することによりコスト削減を図っている。冷蔵室204と切換室205、製氷室206を仕切る第四の仕切り222は側面断面から見てL字形の第四の仕切り下板223と第四の仕切り上板224で構成され、第四の仕切り222の内部は硬質発泡ウレタンなどの断熱材で充填されている。冷蔵室204の背面には冷蔵室204の庫内に冷気を送風するための第三の風路225が取り付けられており、第三の風路225と第二の風路216の接合面には冷気、水漏れがないようにシール材が貼り付けられている。また、第一の仕切り211と第二の仕切り217と第三の風路225は取り外しが可能であるが、第三の仕切り218と第二の風路216と第四の仕切り222は断熱箱体201をウレタン発泡前に取り付けられたものであるため、取り外しができず断熱箱体201と強固に接合されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷凍サイクルの動作について説明する。庫内の設定された温度に応じて制御基板(図示せず)からの信号により冷凍サイクルが動作して冷却運転が行われる。圧縮機209の動作により吐出された高温高圧の冷媒は、凝縮器(図示せず)にて放熱して凝縮液化し、キャピラリーチューブ(図示せず)に至る。その後、キャピラリーチューブでは圧縮機209への吸入管(図示せず)と熱交換しながら減圧されて低温低圧の液冷媒となって冷却器212に至る。冷却ファン213の動作により、各貯蔵室内の空気と熱交換されて冷却器212内の冷媒は蒸発気化し低温の冷気となる。低温の冷気は冷却ファン213から第一の風路215に送られ、冷気の一部は冷凍室208に送風される。また残りの冷気は第二の風路216に導かれツインダンパー221を経由し切換室205に送風され、さらに残りの冷気は第三の風路225を経由し冷蔵室204に送風され、所望の冷却を行う。冷却器212を出た冷媒は吸入管を経て圧縮機209へと吸い込まれる。
貯蔵室間の仕切り構造は、冷凍と冷蔵のような貯蔵室間の温度差が大きい場合、ポリスチレン等の断熱材より断熱性能が優れている例えば硬質発泡ウレタンなどを用いると、所定の貯蔵室温度を確保し易く、貯蔵室内の結露の発生といった品質も向上でき、さらに温度補償用ヒータも不要となり、コスト低減と消費電力量低減を図ることができる。第三の仕切り218を構成する第三の仕切り上板219と第四の仕切り222を構成する第四の仕切り下板223をL字形とし、第三の仕切り上板219と第三の仕切り下板220、第四の仕切り下板223、第四の仕切り上板224、ポリスチレン等の断熱材で成形され第二の風路216を予め一体化し、内箱103に取り付けた後断熱箱体101をウレタン発泡することにより、第三の仕切り218と第二の風路216の接合面、第四の仕切り222と第二の風路216の接合面でのシール材が不要となり、コストダウンを図れ、さらには切換室205内での冷気風路の接合面が削減されることにより冷気漏れの可能性がなくなり品質の安定化を図ることができる。
また、貯蔵室間の仕切り構造として第三の仕切り218と第四の仕切り222が硬質発泡ウレタンで充填されたものであり取り外しができず断熱箱体201と強固に接合しているため、貯蔵室間での冷気漏れがなくなり、品質の安定化につながる。さらに、断熱箱体201内が第三の仕切り218と第四の仕切り222により二枚のウレタンで充填された仕切り構造となるために、冷蔵庫本体の箱体強度を強くすることができ、冷蔵庫扉に収納された食品の荷重による冷蔵庫本体の歪みを抑制できる。
また、硬質発泡ウレタンで発泡された取り外しができない第三の仕切り218と第四の仕切り222で挟まれた切換室205と製氷室206は貯蔵室の高さが低いため、断熱箱体201をウレタン発泡した後第二の風路216を切換室205と製氷室206の奥部に取り付けるとなると作業性が非常に悪く、第二の風路216をウレタン発泡前に取り付けたことにより作業性を良くすることができる。
(実施の形態3)
図5は本発明の実施の形態3における冷蔵庫の正面断面図である。なお、実施の形態2と同一構成については同一符号を付して説明を省略する。
図5において、切換室205の背面に位置する第二の風路215内に設けられたツインダンパー220の上部に、取り外し可能な第四の風路231が設置されておりツインダンパー220を経由した冷気が冷蔵室204に導かれている。冷蔵室204の底面奥部にはツインダンパー220などのハーネスを結線するコネクタ収納部232が設けられている。
ツインダンパー220の上部に第四の風路231を設けツインダンパー220を冷蔵室204から取り外せるようにしたことにより、屈まずにダンパーを取り外すことができ作業性、サービス性を向上が図れる。また、ツインダンパー220などのハーネスを結線するコネクタ収納部232を冷蔵温度帯である冷蔵室204内に設けたことにより結露、凍結を防止することができ、さらにコネクタ収納部232内をシールするためのシール材が不要になるために、品質確保とコスト削減を図ることができる。
また、硬質発泡ウレタンで発泡された取り外しができない第三の仕切り218と第四の仕切り222で挟まれた切換室205と製氷室206は貯蔵室の高さが低いため、狭い空間でのダンパーや庫内温度センサーのコネクタを繋ぐ作業がし難く、冷蔵室204内の広い空間でのコネクタ結線作業により、作業性とサービス性を向上させることができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、硬質発泡ウレタンで構成された仕切りと隣接する冷気風路を予め一体化し、断熱箱体の内箱に取り付けた後ウレタン発泡を行うことによりシール面を削減し品質安定化とコスト削減を図ることができ、多様な貯蔵室を複数有する冷蔵庫や冷凍庫等の用途に広く適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の側面断面図 本発明の実施の形態1における仕切り部の構成を示す側面断面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の側面断面図 本発明の実施の形態2における仕切り部の構成を示す側面断面図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫の正面断面図 従来の冷蔵庫の縦断面図
符号の説明
101,201 断熱箱体
103,203 内箱
104,204 冷蔵室(第三の貯蔵室)
105,207 野菜室(第二の貯蔵室)
205 切換室(第四の貯蔵室)
106,208 冷凍室(第一の貯蔵室)
108,210 冷却室
109,211 第一の仕切り
110,212 冷却器
111,213 冷却ファン
114,221 ダンパー(ツインダンパー)
115,216 第二の風路
118,217 第二の仕切り
218 第三の仕切り
222 第四の仕切り

Claims (4)

  1. 断熱箱体内に複数の貯蔵室を区画形成し、冷気を生成する冷却器と、前記冷気を各室に供給する冷却ファンとを有する冷却室と、前記冷却室と前記冷却室の前面に位置する第一の貯蔵室を仕切る第一の風路を含んだ第一の仕切りと、前記第一の貯蔵室と前記第一の貯蔵室の上部に位置する第二の貯蔵室を仕切る第二の仕切りと、前記第二の貯蔵室の背面に前記第二の貯蔵室と前記断熱箱体最上部に位置する第三の貯蔵室を冷却するための冷気が流れる第二の風路で構成され、前記第二の仕切りと前記第二の風路を一体化し、前記断熱箱体の内箱に取り付けた後ウレタン発泡を行うことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 断熱箱体内に複数の貯蔵室を区画形成し、冷気を生成する冷却器と、前記冷気を各室に供給する冷却ファンとを有する冷却室と、前記冷却室と前記冷却室の前面に位置する第一の貯蔵室と第二の貯蔵室を仕切る第一の風路を含んだ第一の仕切りと、前記第一の貯蔵室と前記第二の貯蔵室を仕切る第二の仕切りと、前記断熱箱体最上部に位置する第三の貯蔵室と前記第二の貯蔵室との間に位置する第四の貯蔵室の背面に前記第三の貯蔵室と前記第四の貯蔵室を冷却するための冷気が流れる第二の風路と、前記第二の貯蔵室と前記第四の貯蔵室を仕切る第三の仕切りと、前記第三の貯蔵室と前記第四の貯蔵室を仕切る第四の仕切りで構成され、前記第二の風路と前記第三の仕切りと前記第四の仕切りを一体化し、前記断熱箱体の内箱に取り付けた後ウレタン発泡を行うことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 前記第二の風路内に設けられたダンパーを前記第三の貯蔵室から組み込むことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記ダンパーの結線部を前記第三の貯蔵室内で収納することを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
JP2006251077A 2006-09-15 2006-09-15 冷蔵庫 Pending JP2008070081A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006251077A JP2008070081A (ja) 2006-09-15 2006-09-15 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006251077A JP2008070081A (ja) 2006-09-15 2006-09-15 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008070081A true JP2008070081A (ja) 2008-03-27

Family

ID=39291812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006251077A Pending JP2008070081A (ja) 2006-09-15 2006-09-15 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008070081A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020101301A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 冷蔵庫

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07218119A (ja) * 1994-01-24 1995-08-18 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫
JPH0849965A (ja) * 1994-08-08 1996-02-20 Fujitsu General Ltd 冷蔵庫
JPH11211339A (ja) * 1998-01-30 1999-08-06 Toshiba Corp 冷蔵庫
JPH11325691A (ja) * 1997-11-07 1999-11-26 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫及びその製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07218119A (ja) * 1994-01-24 1995-08-18 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫
JPH0849965A (ja) * 1994-08-08 1996-02-20 Fujitsu General Ltd 冷蔵庫
JPH11325691A (ja) * 1997-11-07 1999-11-26 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫及びその製造方法
JPH11211339A (ja) * 1998-01-30 1999-08-06 Toshiba Corp 冷蔵庫

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020101301A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 冷蔵庫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10935301B2 (en) Refrigerator
JP2008190815A (ja) 冷却庫
JP5872143B2 (ja) 冷蔵庫
JP5050464B2 (ja) 冷蔵庫
CN105318632B (zh) 冰箱
JP2007010174A (ja) 冷蔵庫
JP4802954B2 (ja) 冷蔵庫
JP2008298360A (ja) 冷却庫の断熱筐体
WO2011114656A1 (ja) 冷蔵庫
JP2008075934A (ja) 冷蔵庫
JP2007078264A (ja) 冷凍冷蔵庫
JP2001012841A (ja) 冷蔵庫
JP2008070081A (ja) 冷蔵庫
JP4488977B2 (ja) 冷蔵庫
JP2012098010A (ja) 冷却貯蔵庫
JP3966358B1 (ja) 冷蔵庫
JP4967558B2 (ja) 冷蔵庫
JP2013057470A (ja) 冷蔵庫
JP2007113800A (ja) 冷蔵庫
JP2008070078A (ja) 冷蔵庫
JP2007078282A (ja) 冷蔵庫
JP2005221144A (ja) 冷蔵庫
JP5182408B2 (ja) 冷蔵庫
JP5990731B2 (ja) 冷蔵庫
JP2019032158A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090615

RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20090714

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A977 Report on retrieval

Effective date: 20100825

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101029

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110125

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110628