JP6913212B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
図1〜図6により第1の実施形態を説明する。図3および図4は冷蔵庫本体を構成する断熱箱体1を示している。断熱箱体1は、外箱2と内箱3との間に断熱パネルとして後述する真空断熱パネル4を設けて構成され、全体としては前面が開口された直方体の縦長箱状をなし、内部空間を収納空間5としている。
また、サクションパイプ18,19には、低温度の冷媒が流れるが、本実施形態では、これらキャピラリチューブ17、サクションパイプ18,19は断熱材20,21によって覆われているので、結露を防止することができる。
また、断熱箱体1は複数の壁部1a〜1eを組み合わせて構成されるので、キャピラリチューブ17、サクションパイプ18,19を右側壁部1dと奥壁部1eとの結合部分(稜角部)内に収納する作業を比較的容易に行うことができる。左右の壁部1c、1dの壁厚が35mm以下の場合に特に有効であり、本実施形態では、真空断熱パネル4はほぼ20mmで外殻7と内殻8の合計の厚さはほぼ1.5mmで、合計21.5mmであって、左右の壁部1c、1dの厚さは更に有効な25mm以下の厚さで構成されている。
図7は第2の実施形態を示す。この実施形態が前記第1の実施形態と異なるところは、キャピラリチューブ17とサクションパイプ18,19の並べ方にある。つまり、この実施形態では、断面角形の棒状断熱部材20の溝20aは、内箱3の稜角部から外箱2の稜角部に向かって対角線上に形成され、この溝20a内に複数本の配管、本実施形態の場合、2本のキャピラリチューブ17とサクションパイプ18,19の合計4本の配管が並べて設けられている。
図8は第3の実施形態を示す。この実施形態が前記第1の実施形態と異なるところは、サクションパイプ18,19を2つの壁部が交わる稜角部分の内側に配置するのではなく、1つの壁部の端部、具体的には、例えば底壁部1bの前端部内側に配置したところにある。
即ち、底壁部1bの真空断熱パネル4bは、前端が外殻9bの前端に上向きに折り曲げ形成した連結片11(外箱2の端)まで至らず、当該連結片11から後方に離れた内方にあり、その連結片11と真空断熱パネル4の前端との間に棒状断熱部材22が配設されている。そして、この棒状断熱部材22に形成された溝22a内にサクションパイプ18,19がキャピラリチューブ17と共に挿入されている。
図9および図10は第4の実施形態を示す。この実施形態は、キャピラリチューブ17およびサクションパイプ18,19を収納空間5の外、具体的には断熱箱体1の外箱2の外に配置したものである。
即ち、図9に示すように、断熱箱体1の例えば右側後部の稜角部の外側には、覆い部材23が取り付けられている。この覆い部材23は、図10に示すように、2つの面部23a,23bが直角に交わる断面L字状をなし、その2つの面部23a,23bの先端部は内側に湾曲していて各面部23a,23bが断面容器状になっている。
覆い部材23の各面部23a.23bには、上下方向に間欠的に凹部25が形成されている。そして、一方の面部23aの凹部25にセルフタッピングねじ26を通し、当該セルフタッピングねじ26を奥壁部1eの外殻9に形成された通し孔(図示せず)を通じて右側壁部1dの外殻9の連結片11に螺着すると共に、他方の面部23bの凹部25にセルフタッピングねじ26を通し、当該セルフタッピングねじ26を右側壁部1dの外殻9dに螺着することによって覆い部材23は断熱箱体1の右側後部の稜角部外側に固定されている。
これまでにいつくかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
断熱箱体は、予め箱状に形成した外箱と、予め箱状に形成した内箱とを、組み合わせて構成するものであっても良い。この場合、外箱と内箱とを組み合わせる前に、真空断熱パネルを外箱の内面、或いは内箱の外面に貼り付けておくことで外箱と内箱との間に真空断熱パネルを配設する。
配管を壁部1a〜1eの内部に設ける場合、2つの壁部の結合部分を構成する稜角部内側ばかりでなく、例えば図1において、奥壁部1eの真空断熱パネル4eの右端と右側壁部1dの内殻10dとの間の空間内に設けるようにしても良い。
棒状断熱部材20,22は軟質のスポンジ状のものであっても良い。
配管はキャピラリチューブ、サクションパイプに限られない。
すなわち、近年、例えば家庭用の冷蔵庫は、内容積の増加傾向にあり、それを、冷蔵庫本体である断熱箱体の大型化によらず、断熱箱体の周壁の厚さを薄くすることで実現しようとしている。この場合、その薄い周壁でも十分な断熱性能を確保する必要があり、そのために、断熱箱体の周壁には、発泡性断熱材を充填することに加えて、発泡性断熱パネルに比べて断熱性能が高い(熱伝導率が低い)断熱パネルである真空断熱パネルを使用することが行われており、更には断熱箱体の周壁を真空断熱パネルのみで充たすようにしたものもある(例えば特許文献1,2)。
そこで、配管によって断熱箱体の収納空間が狭められることを防止できる冷蔵庫を提供する。
Claims (3)
- 外箱と内箱との間に断熱パネルを設けて構成された断熱箱体と、
前記断熱パネルから離間した状態でかつ周囲を断熱された状態で前記断熱箱体の角部に設けられ、冷蔵庫の構成要素間を接続する部材と、
前記断熱箱体の角部に設けられ前記冷蔵庫の構成要素間を接続する部材を断熱する部材と、
前記断熱パネルと前記冷蔵庫の構成要素間を接続する部材を前記断熱する部材との間に設けられ前記冷蔵庫の構成要素間を接続する部材を前記断熱する部材とは異なる断熱性を有する材料で構成された断熱材と、
を備えている冷蔵庫。 - 前記冷蔵庫の構成要素間を接続する部材は、前記内箱に接して配置されている、
請求項1に記載の冷蔵庫。 - 前記冷蔵庫の構成要素間を接続する部材は、前記断熱箱体の角部に沿って上下方向に延びている、
請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
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JP2019069818A Division JP6721750B2 (ja) | 2019-04-01 | 2019-04-01 | 冷蔵庫 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2020101608A Active JP6913212B2 (ja) | 2019-04-01 | 2020-06-11 | 冷蔵庫 |
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