JP5911280B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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本発明の実施形態は、冷蔵庫に関するものである。
従来、キャビネットの各壁の内部に真空断熱板を内蔵し、断熱効果を図っている冷蔵庫が提案されている。
特開平4−260780号公報
しかし、上記のように各壁内部に真空断熱板を内蔵した冷蔵庫において、各壁を合わせてキャビネットを組み立てる作業中に真空断熱板を傷付けたりする問題点があった。
そこで、本実施形態は、上記問題点に鑑み、組み立て作業時に断熱板を傷付けることがない冷蔵庫を提供することを目的とする。
本実施形態は、外板と、内板と、前記外板と前記内板の間に挟まれた断熱板とを有する壁から構成された断熱箱体に関して、前記内板の端部が前記断熱板の端部より突出した位置にあり、2枚の前記壁が合わさる角部分において、一方の前記壁の前記内板が、他方の前記壁の内部に挿入され、前記他方の壁内部の前記断熱板と、前記他方の壁の内部に挿入されている前記一方の壁の前記内板との間の収納空間に管が配管されている、冷蔵庫である。
実施形態1の冷蔵庫の前面から見た斜視図。 キャビネットの分解斜視図。 左側壁の分解斜視図。 左角部材の斜視図。 左側壁と後面壁とが合わさった左角部における第1の横断面図。 同じく第2の断面図。 右側壁と後面壁とが合わさった右角部分の横断面図。 図4のA−A線断面図。 図4のB−B線断面図。 実施形態2の左側壁と後面壁とが合わさった左角部分の横断面図。 実施形態3の左側壁と後面壁とが合わさった左角部分の横断面図。
以下、本実施形態の冷蔵庫1について図面に基づいて説明する。
実施形態1
実施形態1の冷蔵庫1について、図1〜図9に基づいて説明する。
(1)冷蔵庫1の構造
本実施形態の冷蔵庫1の構造について図1に基づいて説明する。
図1に示すように、冷蔵庫1のキャビネット2の内部は、冷蔵室3、野菜室4、製氷室5、冷凍室6に区画され、製氷室5の横には小型冷凍室7が設けられている。冷蔵室3と野菜室4とを仕切るために、上仕切り壁8がキャビネット2内部に水平に設けられ、また、野菜室4と製氷室5、小型冷凍室7とを仕切るために下仕切り壁9がキャビネット2内部に水平に設けらている。キャビネット2の天井の後部、すなわち冷蔵室3の上端部後部には、機械室13が設けられている。この機械室13内部には、冷蔵庫1の冷凍サイクルを構成する不図示の圧縮機などが配置されている。
また、冷蔵室3には観音開き式の扉3a,3bがキャビネット2の前部に設けられ、野菜室4、製氷室5、冷凍室6、小型冷凍室7には、引出し式の扉4a,5a,6a,7aがキャビネット2の前部に設けられている。
(2)キャビネット2の構造
次に、キャビネット2の構造について図2に基づいて説明する。
図2に示すように、キャビネット2は、外箱10と内箱11とが組み合わされた断熱箱体から形成され、外箱10と内箱11の間には断熱部材である真空断熱板(以下、単に「断熱板」という)が内蔵されている。キャビネット2の外箱10はスチール製であり、前面が開口した箱状に形成されている。外箱10は、複数枚の外板を組み合わせて構成されている。内箱11は合成樹脂製であり、前面が開口した箱状に形成され、外箱10の内部に設けられている。内箱11は、複数枚の内板を組み合わせて構成されている。そして、キャビネット2は、別個に形成された上面壁14、底面壁15、左側壁16、右側壁17、後面壁18とを順番に組み合わせて形成されている。
上面壁14は、前後方向で段差状をなし、上記したように外板と内板とから構成され、その間に断熱板が挟持されている。
底面壁15は、外板と内板とから構成され、その間に断熱板が挟持されている。
左側壁16は、左外板20と左内板21とから構成され、その間に左断熱板22が挟持されている。
右側壁17は、左側壁16と同様に、右外板120と右内板121とから構成され、その間に右断熱板122が挟持されている。
後面壁18は、左側壁16と同様に、後外板23と後内板24とから構成され、その間に後断熱板25が挟持されている。
上面壁14、底面壁15、左側壁16、右側壁17及び後面壁18の各内板より内箱11が構成され、上面壁14、底面壁15、左側壁16、右側壁17、後面壁18の各外板より外箱10が構成されている。
左側壁16と後面壁18とが合わさる左角部分の内側には左角部材26が縦方向に取り付けられ、また、右側壁17と後面壁18との合わさる右角部分の内側には右角部材27が縦方向に固定されている。
(3)左断熱板22の構造
次に、左断熱板22の構造について図3に基づいて説明する。
図3に示すように、左断熱板22は、断熱性能に優れたもの、例えばウレタンなどの発泡断熱材やソフトテープなどよりも熱伝導率が低いものであり、具体的には平板状の真空断熱パネルであって、芯材と芯材を収納する外袋体とを備えている。芯材は断熱性の高い材料、例えばグラスウールなどの無機繊維の積層体を、ポリエチレンなどの合成樹脂フィルムからなる図示しない内袋体に収納した後、矩形板状に圧縮硬化して形成したものである。芯材は、この他に例えば抄紙法、加熱圧縮法などで形成してもよい。外袋体はガスバリア性を有する袋であり、ポリエチレンテレフタレートのフィルム、高密度ポリエチレンのフィルム、アルミ蒸着フィルム、アルミ箔シートなどを適宜組み合わせ、積層し袋状に形成したものである。そして、左断熱板22は、芯材を外袋体に収納した状態で当該外袋体内を減圧して、減圧を維持したまま外袋体の開口部を熱溶着などによって密閉することにより形成されている。
図3に示すように、左断熱板22は、平板状の板厚方向の一面が左内板21の外面に接着され、かつ、この面とは反対側の面が左外板20の内面に接着されている。
後断熱板25、右断熱板122、及び、その他の断熱板も、左断熱板22と同様の構造を有している。
(4)左右角部材26,27の構成
まず、左角部材26について図2、図4〜図9に基づいて説明する。図4は左角部材26の斜視図であり、図8は図4のA−A線断面図であり、図9は図4のB−B線断面図である。
図5、図6に示すように、左角部材26は、左側壁16と後面壁18の合わさった左角部分の内側を直角に固定すると共に、この左角部分からの冷気の漏れを防止するための断熱効果も有している。
図4〜図6に示すように、左角部材26は、棒状の三角柱形状を有し、横断面が直角三角形状の三角柱よりなる断熱部材28、この直角三角形状の断熱部材28の二辺を覆う断面直角三角形よりなる固定カバー29、直角三角柱形状の断熱部材28の斜辺を覆う板状の補強部材30とよりなる。
図8、図9に示すように、固定カバー29と補強部材30とは、三角柱形状の断熱部材28を挟むようにネジ32によってネジ止めされている。
図2に示すように、左側壁16と後面壁18からは、所定間隔毎に、かつ、段違いに支持部材34が突出している。図6に示すように、支持部材34の先端部には、ネジ孔36が刻設されている。一方、左角部材26の補強部材30には、これら支持部材34と対応する位置にネジ孔36が開口し、左角部材26を左側壁16と後面壁18が合わさる左角部分に合わせたときに、このネジ孔36の位置に支持部材34が合致して、左角部材26を左側壁16と後面壁18にネジ38によってそれぞれネジ止めできる。
図9に示すように、左角部材26の断熱部材28の角部には縦方向に溝40が設けられ、この溝40に沿ってリード線42が縦方向に配線されている。図4に示すように、溝40は左角部材26の上端部まで延び、リード線42は左角部材26の上端部からさらに延びている。
図4に示すように、左角部材26においては、ドレインホース50の上端部を後面壁18の前方に引き出すための引き出し孔52が固定カバー29の背面側、断熱部材28及び補強部材30を貫通している。
図7に示すように、右角部材27は、右側壁17と後面壁18の合わさった右角部分の内側を直角に固定すると共に、この右角部分からの冷気の漏れを防止するための断熱効果も有している。右角部材27も左角部材26と同様の構成を有し、右角部材27の断熱部材28にも縦方向に溝44が設けられ、この溝44には、2本の管46,48が縦方向に配置されている。
(5)キャビネット2の組み立て方法
次に、冷蔵庫1のキャビネット2の組み立て方法の一例について図2に基づいて簡単に説明する。
まず、底面壁15の上面左右両側に左側壁16と右側壁17を立設する。
次に、後面壁18を後方から左側壁16の後端部と右側壁17の後端部に取り付ける。この組み立て作業について後から詳しく説明する。
次に、キャビネット2の内側の左右両側に左右角部材26,27をネジ止めする。この組み立て作業について後から詳しく説明する。
最後に、上面壁14を左側壁16、右側壁17、後面壁18の上端部に取り付ける。
(5)左角部分の構造と組み立て
次に、左側壁16と後面壁18とが合わさる左角部分の詳しい構造と組み立て方法を図5と図6に基づいて説明する。図5と図6は、この左角部分の横断面図であって、図5はドレインホース50を引き出し部分近傍の横断面図であり、図6はドレインホース50が縦方向に配置されている部分の横断面図である。
上記したように左側壁16は、左外板20と左内板21との間に左断熱板22が挟持されている。左外板20の後端部と左内板21の後端部は、左断熱板22の後端部よりも後方に延長してそれぞれ設けられている。この延長された左外板20の後端部は、内側に直角に折曲され、折曲部52を形成している。また、左内板21の後端部は、真っ直ぐに延長され、その後端部は弾性を有している。
また、上記したように後側壁18は、後外板23と後内板24との間に後断熱板25が挟持されている。後外板23の左端部と後内板24の左端部は、後断熱板25の左端部よりも延長してそれぞれ設けられている。また、後外板23の左端部は、後内板24の左端部よりも長く延長されている。さらに、後内板24の左端部は、弾性を有している。
後面壁18と左側壁16を組み立てる場合には、次のように行う。
まず、上記したように後面壁18の左端部を後方から左側壁16の後端部に嵌め込む。この場合に、後面壁18の後外板23の左端部が、左側壁16の左外板20の折曲部52の外側まで嵌め込み、また、左内板21の後端部が後面壁18内部に挿入する。このとき、左内板21が左断熱板22よりも後方に延設されているため、左断熱板22を傷付けたりすることがない。
次に、上記のように後面壁18を完全に嵌め込むと、後外板23、後断熱板25の左端部、挿入された左内板21との間に縦方向の収納空間54が形成され、また、挿入された左内板21と後内板24の左端部とは離間しており隙間56が形成される。
次に、図5、図6に示すように、収納空間54にドレインホース50を隙間56から縦方向に嵌め込む。このドレインホース50を収納空間54に配置した後、図5に示すように、その上端を前方に折曲し、前記隙間56から引き出す。また、左角部材26を、図6に示すように、隙間56を塞ぐように、後面壁18と左側壁16で形成された左角部分にある支持部材34のネジ孔36にネジ38を螺合してそれぞれ固定する。なお、この固定前に左角部材26の溝40には、リード線42を配線しておく。また、図4に示すように、隙間56から引き出したドレインホース50の上端を、左角部材26の引き出し孔52から引き出し、後面壁18の前方にある不図示の蒸発器に接続する。一方、ドレインホース50の下端は、後面壁18の下部にて蒸発皿に接続する。なお、図8に示すように、左角部材26の固定カバー29にドレインホース50を予め縦方向に予め取り付けていると、ドレインホース50を後面壁18の収納空間54に嵌め込む作業と、左角部材26を固定する作業を同時に行う。さらに、図9に示すように、ドレインホース50が配管されていない部分には、四角柱状のソフトテープ(断熱部材)66を左角部材26の固定カバー29に取り付けておき、ドレインホース50の代わりにソフトテープ66を収納空間54に収納し、収納空間54の断熱効果を保持する。なお、ドレインホース50は、不図示の蒸発器から発生した水を蒸発皿に流すためのホースである。
(6)他の角部分の構造
右側壁17と後面壁18とが合わさる右角部分についても、図7に示すように上記で説明した左角部分と同様の構成及び同様の組み立て作業を行う。
但し、右角部分については、ドレインホース50を収納空間54に配管しないため、後外板23の右端部と後内板24の右端部は、後断熱板25の右端部よりも延長してそれぞれ設けられるだけでなく、後内板24の右端部は右側壁17の右内板12と当接している。これにより、左角部分のような隙間56がなく、また、後断熱板25が長くなって、後断熱板25と右内板120との空間が小さくなるので、より断熱効果を有する。後内板24の右端部は弾性を有しているため、組み立て時に右内板120に当接していても摺動し易い。
また、上面壁14と左側壁16、上面壁14と右側壁17、上面壁14と後面壁18、底面壁15と左側壁16、底面壁15と右側壁17、及び、底面壁15と後面壁18とが合わさる部分についても上記左角部分と同様の構造を有する。
(7)効果
上記実施形態によれば、左側壁16の左内板21の後端部が、左断熱板22の後端部よりも突出した位置にあるため、後面壁18やドレインホース50を嵌め込むときに左断熱板22を傷めたりすることがない。
また、左内板21の後端部が後面壁18内部に挿入されているため、組み立て後に後面壁18内が補強され、また、左内板21の後端部が合成樹脂製であって弾性を有するため後面壁18を嵌め込み易い。
また、左内板21と後内板24との間が離間して隙間56が設けられているため、左断熱板22の厚さにバラつきがあっても、この隙間56の部分によってその厚みのばバラつきが吸収され組み立て易い。
また、ドレインホース50が、後外板23と後内板24の間であって、後断熱板25の厚みの範囲内に配置されているため、後面壁18の厚みが厚くなることなく、特別な空間を作ることなくドレインホース50を配置できる。また、後内板24の左端部も弾性を有するため、ドレインホース50を後内板24の左端部を乗り越えて隙間56から嵌め込み易い。
また、左内板21の後端部が弾性を有するため、この弾性により左断熱板22、後断熱板25の厚さにバラつきがあっても嵌め込みが容易にできる。
また、ドレインホース50が収納されていない収納空間54には、ソフトテープ66などの断熱部材が収納されているため、この収納空間54の断熱性を保持できる。
また、右側壁17と後面壁18とが合わさる右角部分についても左角部分と同様の効果を有する。右角部分は、左角部分のような隙間56がなく、後断熱板25が長くなって、後断熱板25と右内板120との空間が小さいので、より断熱効果を有する。また、後内板24の右端部は弾性を有しているため、組み立て時に右内板120に当接していても摺動し易い。さらに、他の角部分についても同様の効果を有する。
また、左角部材26は、左側壁16と後面壁18の合わさった左角部分の内側を直角に固定して、その固定状態を補強すると共に、この左角部分からの冷気の漏れを防止するための断熱効果も有している。右角部材27も、右側壁17と後面壁18の合わさった右角部分の内側を直角に固定すると共に、この右角部分からの冷気の漏れを防止するための断熱効果も有している。
なお、上記説明及び効果は、左側壁16の厚さが35mm以下という薄い形状で特に有効であり、本実施形態では、左断熱板22の厚さが略20mmで、左外板20と左内板21の合計の厚さが1.5mmであり、全ての合計の厚さが21.5mmである。そのため、左側壁16の厚さはさらに有効な25mm以下の厚さで構成されている。右側壁17も同様である。
実施形態2
次に、実施形態2の冷蔵庫1について図10に基づいて説明する。本実施形態と実施形態1の異なる点は、左角部分の構造にある。
実施形態1においては、左内板21に対し、後内板24は隙間56を介して離間していた。これに代えて、本実施形態では、後内板24と左内板21との間に隙間26が無く、左内板21の端部が内側に折曲されて摺動部58を有し、この摺動部58が、左内板21に沿って摺動する。なお、この摺動部60を有する後内板24の端部は弾性を有している。また、本実施形態では、左側壁16に対し後面壁18を位置決めするために、左内板21から位置決め部60が突出している。なお、この位置決め部60に対応する右角部材27には、凹部62が設けられている。
本実施形態の冷蔵庫1であると、後面壁18を左側壁16に組み込むときに、摺動部58が左内板21に沿って摺動し、位置決め部60の位置において位置決めされて確実に左側壁16と後面壁18とを固定できる。この場合に、後内板24の摺動部58が弾性を有するため、左断熱板22の厚みにバラつきがあっても確実に組み込むことができる。
実施形態3
次に、実施形態3の冷蔵庫1について図11に基づいて説明する。本実施形態と実施形態1の異なる点は、左角部分の構造にある。
実施形態1では、左外板20に折曲部52が設けられ、この折曲部52が後面壁18の後外板23に接触している。しかし、本実施形態では、この折曲部52と後外板23との間にクッション部材64を設けている。
これにより本実施形態の冷蔵庫1であると、後断熱板25の厚みにバラつきがあっても、クッション部材64の弾性によって吸収できる。
実施形態4
次に、実施形態4の冷蔵庫1について説明する。上記実施形態では、断熱箱体であるキャビネット2は、別個に形成された上面壁14、底面壁15、左側壁16、右側壁17、後面壁18とを順番に組み合わせて形成されていたが、本実施形態では、外箱10が一枚の外板を折曲して箱状に形成され、内箱11を形成する内板のみ別個に形成されている。
例えば、左外板20、後外板23、右外板120が一枚の外板を折曲したものであり、左内板21、後内板24、右外板121が別体の場合である。
上記実施形態でも、左側壁16の左内板21が、左断熱板22よりも延長して突出していれば、後面壁18やドレインホース50を嵌め込むときに左断熱板22を傷めたりすることがない。
また、左内板21の後端部が後面壁18内部に挿入されているため、組み立て後に後面壁18内が補強され、また、左内板21の後端部が合成樹脂製であって弾性を有するため後面壁18を嵌め込み易い。
また、左内板21と後内板24との間が離間して隙間56が設けられていれば、左断熱板22の厚さにバラつきがあっても、この隙間56の部分によってその厚みのばバラつきが吸収され組み立て易い。
また、ドレインホース50が、後外板23と後内板24の間であって、後断熱板25の厚みの範囲内に配置されていれば、後面壁18の厚みが厚くなることなく、特別な空間を作ることなくドレインホース50を配置できる。また、後内板24の左端部も弾性を有していれば、ドレインホース50を後内板24の左端部を乗り越えて隙間56から嵌め込み易い。
本実施形態の構造であれば、右角部分も左角部分と同様の効果を有する。
変更例
上記実施形態では、収納空間54にドレインホース50を収納したが、これに代えてその他の配管、リード線、その他の長手の部品を収納してもよい。
上記実施形態では、ドレインホース50の直径rは、後断熱板25の厚みtより小さかったのでが、後外板23と後内板24との間は後断熱板25のみ挟持したが、ドレインホース50の直径rが後断熱板25の厚みtより大きい場合には、後外板23と後断熱板25との間に断熱材(例えば、発泡ウレタン)を充填するか、又は、後内板24と後断熱板25との間に断熱材を充填してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1・・・冷蔵庫、2・・・キャビネット、10・・・外箱、11・・・内箱、12・・・断熱板、14・・・上面壁、15・・・底面壁、16・・・左側壁、17・・・右側壁、18・・・後面壁、20・・・左外板、21・・・左内板、22・・・左断熱板、23・・・後外板、24・・・後内板、25・・・後断熱板、26・・・角部材、50・・・ドレインホース

Claims (3)

  1. 外板と、内板と、前記外板と前記内板の間に挟まれた断熱板とを有する壁から構成された断熱箱体に関して、前記内板の端部が前記断熱板の端部より突出した位置にあり、
    2枚の前記壁が合わさる角部分において、一方の前記壁の前記内板が、他方の前記壁の内部に挿入され、前記他方の壁内部の前記断熱板と、前記他方の壁の内部に挿入されている前記一方の壁の前記内板との間の収納空間に管が配管されている、
    冷蔵庫。
  2. 記一方の壁の前記内板の端部が弾性を有する、
    請求項に記載の冷蔵庫。
  3. 前記管がドレインホースであり、
    前記ドレインホースが、前記他方の壁の前記内板を貫通して前記断熱箱体内部に引き出されている、
    請求項に記載の冷蔵庫。
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