JP3689253B2 - 断熱箱体の組立構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は断熱箱体の組立構造に関し、更に詳細には、別々に製作した複数の断熱パネルを相互に連結して組立てる断熱箱体の組立構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
業務用の大型冷蔵庫や店頭に設置される冷凍ショーケース等の貯蔵庫の本体は、外側ケーシングとしての外箱と庫内を画成する内箱との間に、断熱材を充填発泡等の手段で介在させることにより断熱箱体として構成されている。この断熱箱体は、外箱の内側に所要の隙間を存して内箱を配置し、内箱の内側および外箱の外側に断熱材の発泡圧力を受けるための発泡成形型を夫々配置した状態で、前記隙間に断熱材を充填して発泡させることで製作される。しかるに、予め箱形に形成された外箱と内箱とを用いて断熱箱体を製作する場合は、前記発泡成形型が大形でコストが嵩むと共に、寸法の異なる断熱箱体毎に対応する発泡成形型が必要で汎用性に乏しく、コストが高騰する原因となっている。
【0003】
そこで、断熱箱体を構成する上下、左右および後の各断熱パネルを別々に製作し、各断熱パネルを相互に連結することで断熱箱体を製作することが行なわれている。この場合は、各断熱パネルを製作するのに必要となる発泡成形型を共通化することができ、型費を低減することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の断熱パネルは、所定間隔離間した外板と内板との間に画成した隙間に断熱材を充填発泡させているだけであるため、パネル単体としての剛性が劣り、組立て時に断熱パネルが変形するおそれがある。また各断熱パネルの連結は、対応する外板同士および内板同士をボルトやリベット等を用いて固定しているだけであるので、連結部での強度不足が指摘される。しかも、各断熱パネルを相互に位置決めする手段は殊に設けられておらず、その位置決め作業が煩雑となる難点もあった。
【0005】
前記複数の断熱パネルを相互に連結する場合は、その連結部での断熱性を確保するために、前記外板および内板により画成される連結部の空間に断熱材を充填発泡させる必要がある。しかし、外板および内板のみでは断熱材の発泡圧力に耐えることはできず、該連結部での断熱材の発泡圧力を受ける治具が必要となり、この治具費により製作コストの上昇を招く欠点があった。
【0006】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、断熱パネルおよび連結部での強度を確保すると共に、組立てが容易で製作コストを低減し得る断熱箱体の組立構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る断熱箱体の組立構造は、
複数の断熱パネルを相互に連結することで構成される断熱箱体において、
前記各断熱パネルは、枠体に外板と内板とが配設されると共に、両板の間に画成される隙間に断熱材を充填発泡して構成され、
前記枠体には、外板と内板とで挟持されて前記隙間を画成する封止部材が、該枠体を構成する枠材における枠体内側に向けて折曲された辺で位置決めされるよう配設され、
前記相互に連結される一方の断熱パネルにおける枠体の連結端部に位置決め手段が配設されると共に、
前記相互に連結される他方の断熱パネルにおける枠体の連結端部に、前記位置決め手段に位置決め連結される被位置決め手段が配設され、
前記位置決め手段に被位置決め手段を位置決め連結した状態で、両パネルの連結部に画成される連結空間に断熱材が充填発泡されると共に、
前記位置決め手段には連結空間に臨む補強材が配設されて、該補強材が被位置決め手段に固定されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る断熱箱体の組立構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお実施例では、断熱箱体として、収納品の出入れ用の開口部を前側にのみ開設した形態を例に挙げて説明するが、本願はこれに限定されるものでなく、前側および後側に開口部を開設し、収納品を前側および後側の何れの方向からでも出入れし得る形態であってもよい。また、実施例の説明において、「前後」,「左右」,「上下」および「内外」とは、図2に示す断熱箱体の開口部を開閉自在に閉成する扉の配設側を前側とした関係で指称する。
【0009】
図2に示す実施例に係る冷蔵庫やショーケース等に用いられる断熱箱体10は、左側面パネル(断熱パネル)11、右側面パネル(断熱パネル)12、上面パネル(断熱パネル)13、下面パネル(断熱パネル)14および後面パネル(断熱パネル)15とから基本的に構成される。そして、断熱箱体10の前方に開放する開口部10aは、該箱体10に回動自在に枢支された扉16,16により開閉自在に閉成されるようになっている。左側面パネル11と右側面パネル12の構造、および上面パネル13と下面パネル14の構造は夫々略対称であるので、左側面パネル11および下面パネル14の構造につき説明し、対応する右側面パネル12および上面パネル13の同一部材には同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0010】
(左側面パネルについて)
前記左側面パネル11は、図1および図3に示す如く、前後方向に所定間隔離間する一対の縦枠材17,18と、両縦枠材17,18の上部および下部間に架設された一対の横枠材19,20、および縦枠材17,18の上下方向略中央に架設された連結枠材21とから構成された矩形状の枠体22を備える。各枠材17,18,19,20,21は、長手方向の端面がL型に形成された型鋼(山型鋼)であって、一対の縦枠材17,18は、その内角面側を対向した姿勢で配置されると共に、一対の横枠材19,20は内角面側が相反する方向を向く姿勢で配置される。各横枠材19,20における両縦枠材17,18間に水平に臨む水平辺19a,20aの対向面側(下面および上面)には、両縦枠材17,18間の全長に亘って延在する横封止部材23が夫々位置決めされている。また、前縦枠材17より後側および後縦枠材18より前側には、各縦枠材17,18に沿って縦封止部材24が夫々配置される(図9に後側の縦封止部材24のみ図示)。そして、前記枠体22の外側および内側には、前記全ての封止部材23,24を挟持する状態で外板25と内板26とが配設され、両板25,26と全ての封止部材23,24とで画成される隙間27に、断熱材28が充填発泡されている。
【0011】
前記下側に位置する下横枠材20の外板25に平行当接する垂直辺20bには、長手方向の端面がL型に形成された型鋼(山型鋼)からなる下補強材29が、その垂直辺29aを介して配設固定されると共に、該垂直辺29aの下端に連設される水平辺29bは、前記内板26の下端より下方において内方に所定長さだけ延出している。また下補強材29における水平辺29bの下面(枠体22の連結端部)には、位置決め手段または被位置決め手段としての下位置決め部材30が配設される。この下位置決め部材30は、断面L字状に形成された本体30aの前後端に側板30b,30bを配設して下方および内側に開放するよう構成され、該下位置決め部材30を介して前記下面パネル14が位置決め連結されるようになっている。
【0012】
前記左側面パネル11の上側の構造は、基本的には下側の構造と対称であって、各部材の寸法が異なっているだけである。すなわち、上横枠材19の垂直辺19bに、垂直辺31aを介して上補強材31が配設固定されると共に、該上補強材31における垂直辺31aの上端に連設される水平辺31bが、前記内板26の上端より上方において内方に所定長さだけ延出している。また上補強材31における水平辺31bの上面(枠体22の連結端部)に、断面L字状に形成された本体32aの前後に側板32b,32bが配設されて上方および内側に開放する位置決め手段または被位置決め手段としての上位置決め部材32が配設され、該上位置決め部材32を介して前記上面パネル13が位置決め連結されるよう構成される。
【0013】
前記左側面パネル11を構成する外板25の上下端部は、図3に示す如く、夫々内側に向けて直角に折曲形成されており、上折曲部25aが上位置決め部材32の上側に当接すると共に、下折曲部25bが下位置決め部材30の下側に当接するよう構成される。また外板25の後端部は、図9に示す如く、前記後縦枠材18より後方に延出する位置で内側に向けて直角に折曲形成され、該後折曲部25cが前記後面パネル15の外板62(後述)にリベット等を介して連結されるようになっている。左側面パネル11を構成する前記内板26の上下端部には、図3に示す如く、断面略コ字状に折曲された上受部26aおよび下受部26bが形成され、前記上面パネル13および下面パネル14の後述する内板45における左被受部45a,45aが、各上受部26aおよび下受部26bに対向して位置決めされるよう構成される(図7,図8参照)。また内板26の後端部には、図9に示す如く、断面略コ字状に折曲された後受部26cが形成され、前記後面パネル15の後述する内板63における左被受部63cが、該後受部26cに対向して位置決めされるよう構成される。なお、後受部26cは、前記後側に位置する縦封止部材24を位置決めする機能も有する。
【0014】
(下面パネルについて)
前記下面パネル14は、図1および図4に示す如く、前後方向に離間する前枠材33,後枠材34と、両枠材33,34の左端部近傍および右端部近傍間に架設された左枠材35,右枠材36、および前後の枠材33,34の左右方向略中央に架設された連結枠材37とから構成された矩形状の枠体38を備える。左枠材35には、前後方向に離間して複数(実施例では2つ)の左連結部材39が配設され、各連結部材39は、その開放端(左端)が前後の枠材33,34の左開放端と整列する位置まで延出している。そして、左連結部材39,39および前後の枠材33,34の左端部33a,34aが、その上面を前記左側面パネル11における下位置決め部材30の本体下面に当接した状態で位置決めされて、複数のボルト40を介して固定される(図7参照)。また、右枠材36にも同様に複数の右連結部材41が配設され、右連結部材41,41および前後の枠材33,34の右端部33b,34bが、その上面を前記右側面パネル12における下位置決め部材30の本体下面に当接した状態で位置決めされて、複数のボルト40を介して固定されるようになっている。すなわち、下面パネル14における左右の連結部材39,41および前後の枠材33,34の左右の端部33a,34a,33b,34bが、前記枠体38の連結端部に設けられる被位置決め手段または位置決め手段として機能するよう構成される。
【0015】
前記左右の枠材35,36は、図4に示す如く、長手方向の端面において垂直辺35a,36aの上下端部(内外の端部)に、相互に離間する方向に水平に延出する内水平辺35b,36bおよび外水平辺35c,36cが形成され、両枠材35,36は、外水平辺35c,36cが対向する姿勢で配設される。両枠材35,36における外水平辺35c,36cと垂直辺35a,36aに、前後の枠材33,34間の全長に亘って延在する第1封止部材42が夫々位置決めされている。また、前後の枠材33,34の上面に、各枠材33,34に沿って第2封止部材43が夫々配置される(図10に後側の第2封止部材43のみ図示)。そして、前記枠体38の外側(下側)および内側(上側)には、前記全ての封止部材42,43を挟持する状態で外板44と内板45とが配設され、両板44,45と全ての封止部材42,43とで画成される隙間46に、断熱材47が充填発泡されている。
【0016】
前記下面パネル14を構成する外板44の左右方向の寸法は、左右の枠材35,36における垂直辺35a,36a間の離間寸法より短かく設定され、前記前後の枠材33,34における左右の端部33a,33b,34a,34bおよび左右の連結部材39,41の下方を開放するよう構成される。そして、左右の端部33a,33b,34a,34bおよび左右の連結部材39,41を、前記対応する左側面パネル11および右側面パネル12の下位置決め部材30,30に位置決めした状態で下方に開放する開口部48を、蓋板49で夫々閉成するよう構成される。なお蓋板49は、対応する外板25の下折曲部25bと枠材35,36の外水平片35c,36cに、複数のリベット50を介して固定されている(図7参照)。また外板44の後端は、図10に示す如く、後枠材34より後方に所定長さで延出し、この後延出部44aが、前記後面パネル15における後述する外板62の下折曲部62bにリベット等を介して固定されるよう構成される。
【0017】
前記下面パネル14を構成する内板45の左右の端部には、略L字形状に折曲された被受部45a,45bが形成され、当該下面パネル14を前記左右の側面パネル11,12に対して位置決めした際に、左右の被受部45a,45bが対応する受部26b,26bに対してラビリンス構造となる状態で位置決めされるようになっている。また被受部45a,45bと受部26b,26bとの間にコーキング材51が夫々充填され、左右の側面パネル11,12と下面パネル14との連結部に内部画成される連結空間52に充填発泡される連結断熱材53の漏洩を防止するよう構成してある(図7参照)。更に、内板45の後端部には、図10に示す如く、略L字形状に折曲された後被受部45cが形成され、前記後面パネル15の後述する内板63における下受部63bに対して該後被受部45cが対向して位置決めされるよう構成される。なお、図5に示す上面パネル13における内板45の左右の端部および後端部は、下面パネル14の内板45とは異なって直線状に延在し、この端部が被受部45a,45b,45cとして機能するよう構成してある。
【0018】
(後面パネルについて)
前記後面パネル15は、図1および図6に示す如く、左右方向に所定間隔離間する一対の縦枠材54,55と、両縦枠材54,55の上端および下端間に架設された一対の横枠材56,57、および縦枠材54,55の上下方向略中央に架設された連結枠材58とから構成された矩形状の枠体59を備える。各枠材54,55,56,57,58は、長手方向の端面がL型に形成された型鋼(山型鋼)であって、一対の縦枠材54,55および一対の横枠材56,57は、その内角面側を対向した姿勢で夫々配置される。各縦枠材54,55における両横枠材56,57間に垂直に臨む垂直辺54a,55aの対向面側に、上横枠材56と連結枠材58間、および連結枠材58と下横枠材57間に亘って延在する縦封止部材60が夫々位置決めされている。また各横枠材56,57における両縦枠材54,55間に水平に臨む水平辺56a,57aの対向面側には、両縦枠材54,55間の全長に亘って延在する横封止部材61が夫々位置決めしてある(図10参照)。そして、前記枠体59の外側および内側には、前記全ての封止部材60,61を挟持する状態で外板62と内板63とが配設され、両板62,63と全ての封止部材60,61で画成される隙間64に、断熱材65が充填発泡されている。
【0019】
前記後面パネル15を構成する外板62の上下端部は、図10に示す如く、上下の横枠材56,57より上方または下方に延出した部位で内側に向けて直角に形成され、この上下の折曲部62a,62bが、前記上面および下面パネル13,14における外板44,44の後延出部44a,44aに当接した状態で、リベット等を介して固定されるよう構成される。また外板62の左右端部は、図6に示す如く、左右の枠材54,55より外方に延出し、この左右の延出部62a,62bが、前記左右の側面パネル11,12における外板25,25の後折曲部25c,25cに当接した状態で、リベット等を介して固定されるよう構成される(図9参照)。
【0020】
前記後面パネル15を構成する内板63の上下端部には、図10に示す如く、断面略コ字状に折曲された上受部63aおよび下受部63bが形成され、当該後面パネル15に前記上下のパネル13,14を位置決めした際に、各受部63a,63bに対して対応するパネル13,14の内板45,45における後被受部45c,45cがラビリンス構造となる状態で位置決めされるようになっている。また各受部63a,63bと後被受部45c,45cとの間にコーキング材51が充填され、上下のパネル13,14と後面パネル15との連結部に内部画成される連結空間66に充填発泡される連結断熱材67の漏洩を防止するよう構成してある。更に、前記内板45の左右端部には、断面略L字状に折曲された左右の被受部63c,63dが形成され、当該後面パネル15に前記左右の側面パネル11,12を位置決めした際に、各被受部63c,63dが、対応する側面パネル11,12の内板26,26における後受部26c,26cに対してラビリンス構造となる状態で位置決めされるようになっている(図9参照)。また各被受部63c,63dと後受部26c,26cとの間にコーキング材51が夫々充填され、左右の側面パネル11,12と後面パネル15との連結部に内部画成される連結空間68に充填発泡される連結断熱材69の漏洩を防止するよう構成してある。
【0021】
【実施例の作用】
次に、実施例に係る断熱箱体の組立構造の作用につき以下説明する。なお、上面パネル13,下面パネル14および後面パネル15に対する左右の側面パネル11,12の連結構造は同一であるので、上面パネル13,下面パネル14および後面パネル15と左側面パネル11との連結構造についてのみ説明することとする。
【0022】
(左側面パネルと下面パネルとの連結について)
前記左側面パネル11の下位置決め部材30に対し、図7に示すように、前記下面パネル14の前後の枠材33,34の左端部33a,34aおよび左連結部材39を、その上面が下位置決め部材30の本体下面に当接するようにして位置決めする。このとき、左端部33a,34aおよび左連結部材39の開放端が、下位置決め部材30の本体垂直面に当接すると共に、前枠材33の左端部33aの前面および後枠材34の左端部34aの後面が夫々対応する側板30b,30bに当接し、左側面パネル11と下面パネル14とは前後、左右および上下方向の位置決めがなされる。そして、下方に開放する開口部48を介して、左端部33a,34aおよび左連結部材39を下位置決め部材30に複数のボルト40を介して固定する。
【0023】
前記両パネル11,14の固定状態では、下面パネル14の内板45における左被受部45aが、左側面パネル11の内板26における下受部26bに対してラビリンス構造となるよう対向するので、両者の間にコーキング材51を充填する。また、前記開口部48を蓋板49で閉成した後に、両パネル11,14の連結部で画成される連結空間52に連結断熱材53を充填発泡することで、両パネル11,14の連結が完了する。この連結断熱材53の発泡圧力は、前記下横枠材20および下補強材29で受けることができ、治具を用いることなく発泡を行ない得る。なお、下補強材29および下位置決め部材30を挟んで上下に位置する連結空間52は、該下補強材29および下位置決め部材30に穿設された通孔(図示せず)を介して連通されており、全ての連結空間52に連結断熱材53が充填されて断熱性が確保される。
【0024】
前記左側面パネル11と下面パネル14とを固定するボルト40は、連結断熱材53に埋もれ、下面パネル14の下面には蓋板49を固定するためのリベット50の頭部が僅かに臨むだけであり、下面パネル14と設置床面との間の隙間を小さくすることができる。従って、例えば収納品を収容したワゴン自体を断熱箱体10に収納する場合等に、設置床面と下面パネル上面との段差を小さくして、ワゴンの円滑な出入れが可能となる。なお、内板26,45側には補強材等はないが、断熱箱体10の内面は露出しない部分であるから、内板26,45が僅かに変形しても製品価値が損なわれることはない。
【0025】
(左側面パネルと上面パネルとの連結について)
前記左側面パネル11と上面パネル13との連結は、前述した左側面パネル11と下面パネル14との連結の場合と同一であって、左側面パネル11の上位置決め部材32に対し、図8に示すように、上面パネル13の前後の枠材33,34の左端部33a,34aおよび左連結部材39を、その上面が上位置決め部材32の本体下面に当接するようにして位置決めする。そして、上方に開放する開口部48を介して、左端部33a,34aおよび左連結部材39を上位置決め部材32に複数のボルト40を介して固定する。
【0026】
前記上面パネル13の内板45における左被受部45aと、左側面パネル11の内板26における上受部26aとの間にコーキング材51を充填すると共に、開口部48を蓋板49で閉成した後に、両パネル11,13の連結部に画成される連結空間52に連結断熱材53を充填発泡することで、両パネル11,13の連結が完了する。この連結断熱材53の発泡圧力は、前記上横枠材19および上補強材31で受けることができ、治具を用いることなく発泡を行ない得る。また、左側面パネル11と上面パネル13とを固定するボルト40は、該上面パネル13の上面には露出しないので、前記断熱箱体10の見栄えが著しく損なわれることはない。
【0027】
(左側面パネルと後面パネルとの連結について)
図9に示すように、前記左側面パネル11の外板25における後折曲部25cに対し、前記後面パネル15の外板62における左延出部62cを外側から当接すると共に、左側面パネル11の内板26における後受部26cに、後面パネル15の内板63における左被受部63cをラビリンス構造となるよう対向させた状態で、後折曲部25cと左延出部62cとをリベット等で固定する。また後受部26cと左被受部63cとの間にコーキング材51を充填して目止めを行なった状態で、両パネル11,15の連結部に画成される連結空間68に連結断熱材69を充填発泡することで、両パネル11,15の連結が完了する。前記連結空間68を画成する外板25,62の一部は、縦枠材18,54で支持されているから、連結断熱材69の発泡圧力を両縦枠材18,54で受けることができ、治具を用いることなく発泡を行ない得る。
【0028】
(後面パネルと下面パネルとの連結について)
図10に示すように、前記後面パネル15の外板62における下折曲部62bに対し、前記下面パネル14の外板44における後延出部44aを外側から当接すると共に、後面パネル15の内板63における下受部63bに、下面パネル14の内板45における後被受部45cをラビリンス構造となるよう対向させた状態で、下折曲部62bと後延出部44aとをリベット等で固定する。また下受部63bと後被受部45cとの間にコーキング材51を充填して目止めを行なった状態で、両パネル14,15の連結部に画成される連結空間66に連結断熱材67を充填発泡することで、両パネル14,15の連結が完了する。前記連結空間66を画成する外板44,62の一部は、後枠材34および下横枠材57で支持されているから、連結断熱材67の発泡圧力を両枠材34,57で受けることができ、治具を用いることなく発泡を行ない得る。
【0029】
(後面パネルと上面パネルとの連結について)
前記後面パネル15と上面パネル13との連結は、前述した後面パネル15と下面パネル14との連結の場合と同一であって、図10に示すように、後面パネル15の外板62における上折曲部62aに対し、前記上面パネル13の外板44における後延出部44aを外側から当接すると共に、後面パネル15の内板63における上受部63aに上面パネル13の内板45における後被受部45cを対向させる。上折曲部62aと後延出部44とをリベット等で固定すると共に、上受部63aと後被受部45cとの間にコーキング材51を充填して目止めを行なった状態で、両パネル13,15の連結部に画成される連結空間66に連結断熱材67を充填発泡することで、両パネル13,15の連結が完了する。この場合においても、前記連結空間66を画成する外板44,62の一部は、後枠材34および上横枠材56で支持されているから、連結断熱材67の発泡圧力を両枠材34,56で受けることができ、治具を用いることなく発泡を行ない得る。
【0030】
すなわち、実施例の断熱箱体10では、該箱体10を構成する各パネル11,12,13,14,15を、枠体22,22,38,38,59に対して外板25,25,44,44,62および内板26,26,45,45,63を配設して構成したので、各パネル自体の剛性は高く、断熱箱体10の強度が向上する。しかも、各パネル11,12,13,14の連結端部には、位置決め手段または被位置決め手段として機能する下位置決め部材30,上位置決め部材32,左端部33a,右端部33b,左端部34a,右端部34b,左連結部材39および右連結部材41が設けられているから、対応するパネル同士の連結を簡単かつ確実に行ない得る。更には、左右の側面パネル11,12には、連結空間52に臨む補強材29,31が配設されているので、連結部での強度を向上することができる。また、各パネルの連結部の発泡は治具を用いることなく行ない得るから、断熱箱体10が大型で運搬が困難な場合には、現場での組立発泡を簡単に行ない得る。更に、前記各パネル11,12,13,14,15の連結部における外面にはリベット50等の頭部が僅かに露出するだけであるので、断熱箱体10の外観の見栄えが損なわれることはない。
【0031】
なお、前記枠体22に封止部材23を位置決めするよう構成したので、断熱材28の発泡に際して該封止部材23が移動して断熱材28が漏洩するのは防止される。また、実施例のように複数のパネルを別々に製作する構成では、各パネルを製作するのに必要となる発泡成形型を共通化し得ると共に、各パネルの寸法変更にも対応し得るので、製作コストを低減することが可能である。
【0032】
実施例では、各パネルの連結部に臨む内板には補強材等を配設していないが、断熱箱体の内部での変形を確実に防止するために、該内板に別途補強材を裏貼りするようにしてもよい。なお、連結部における内板に形成される受部と被受部との関係は相対的なものであって、実施例における受部と被受部とが逆の関係であってもよい。また実施例では、側面パネルの横枠材に配設される補強材と位置決め部材とを別体で構成したが、一体に構成したものも採用可能である。
【0033】
【別実施例について】
図11〜図13は、別実施例を示すものであって、前述した実施例とは異なる部分についてのみ説明する。前述した組立構造により左側面パネル11、右側面パネル12、上面パネル13、下面パネル14および後面パネル15を組立てて構成した断熱箱体10の開口部10aに、十字形状の仕切体70を配設することで、該開口部10aを4つに仕切るよう構成してある。そして、仕切体70で仕切られた各小開口部10bは、該箱体10に回動自在に枢支された扉(図示せず)により夫々開閉自在に閉成されるようになっている。また図11において右上側の小開口部10bに対応する箱内には、仕切体70の横仕切材70aおよび縦仕切材70bと後面パネル15との間に亘って仕切壁71,71が配設され、例えば該仕切壁71,71により仕切られた室を冷凍室として使用し、他の室を冷蔵室として使用し得るよう構成されている。なお、前記仕切体70を構成する横仕切材70aおよび縦仕切材70bは、何れも断面ロ字状に形成される。
【0034】
前記左側面パネル11における一対の縦枠材17,18の上下方向の略中央部に、前述した実施例の連結枠材21に代えて、断面L型に形成された一対の中横枠材72,72が、その水平部72a,72aを対向する姿勢で上下に離間して架設される。図12に示す如く、前記内板26における両中横枠材72,72の間に臨む部位には、前記仕切体70における横仕切材70aとの連結部に矩形状の開口部73が形成され、該開口部73を取囲むロ字状に形成された第1中封止部材74が、上下の中横枠材72,72における水平部72a,72aの間に位置決めされている。そして、前記隙間27における第1中封止部材74の内側を除く部分に、前記断熱材28が充填発泡されている。なお、両中横枠材72,72の垂直部72b,72bは、前記外板25に平行に当接している。また、右側面パネル12の横仕切材70aとの連結部の構造は、左側面パネル11の対応部位の構造と同じである。
【0035】
前記左右の側面パネル11,12に連結される前記横仕切材70aの内部には、図12に示す如く、その両開放端(左右の側面パネル11,12との連結端)から所定長さ内方に、図示しない規制部材を介して封止部材75が夫々位置決めされ、両封止部材75,75の間に断熱材76が充填発泡されている。また横仕切材70aの両開放端には、図示しない位置決め部材が配設され、該位置決め部材を介して該横仕切材70aは、左右の側面パネル11,12における内板26,26の対応個所に連結固定されるようになっている。
【0036】
前記右側面パネル12における内板26には、図13に示す如く、両中横枠材72,72の間に臨む部位に、前後方向に延在する開口部78が形成され、該開口部78の上側および下側に位置する上下の中横枠材72,72における水平部72a,72aに、第2中封止部材79,79が全長に亘って位置決めされている。そして、前記隙間27における第2中封止部材79,79の対向部内を除く部分に、前記断熱材28が充填発泡されている。なお、前記後面パネル15における水平な仕切壁71との連結部位は、右側面パネル12の対応する部位の構造と同様に、左右の縦枠材54,55の間に、上下に離間して一対の中横枠材が配設され、該中横枠材に位置決めされた一対の中封止部材の間に臨む内板63の右半分に開口部が形成される。
【0037】
また、前記垂直な仕切壁71が連結される上面パネル13または後面パネル15の連結部位の構造は、前述したと同様に、枠材や封止部材が対応的に配設されると共に、内板45,63に開口部が対応して形成される。
【0038】
前記水平な仕切壁71は、図示しない枠体と一対の板材80,80とから構成され、両板材80,80における4つの開放端から所定長さ内方に、その全長に亘って封止部材81が夫々配設され、4つの封止部材81および一対の板材80,80により画成される空間に断熱材82が充填発泡されて、当該仕切壁71が構成される。また仕切壁71の各開放端には図示しない位置決め部材が配設され、各位置決め部材を介して仕切壁71は、右側面パネル12の内板26、後面パネル15の内板63、横仕切材70aおよび垂直な仕切壁71の対応個所に連結固定されるようになっている。
【0039】
前述した左右の側面パネル11,12と仕切体70における横仕切材70aとの連結に際しては、左側面パネル11および右側面パネル12の内板26,26に対し、図12に示すように、仕切体70における横仕切材70aの両開放端を、位置決め部材を介して内板26,26の開口部73,73を取囲むようにして位置決め固定する。そして、左右の側面パネル11,12と横仕切材70aとの連結部に画成される連結空間77,77に、連結断熱材を充填発泡することで、両側面パネル11,12に対する横仕切材70aの連結が完了する。この場合においても、前記連結空間77を画成する外板25は、上下の中横枠材72,72で支持されているから、連結断熱材の発泡圧力を両枠材72,72で受けることができ、治具を用いることなく発泡を行ない得る。なお、前記仕切体70における縦仕切材70bと上下のパネル13,14の連結部の構造は、前述した横仕切材70aと左右の側面パネル11,12の連結部の構造と同一である。
【0040】
次に、前述した水平な仕切壁71と右側面パネル11または後面パネル15との連結については、仕切壁71と右側面パネル11とを連結する場合で説明する。すなわち、右側面パネル12の内板26に対し、図13に示すように、仕切壁71の対応する開放端を、位置決め部材を介して内板26の開口部78を上下から挟むようにして位置決め固定する。そして、右側面パネル12と仕切壁71との連結部に画成される連結空間83に、連結断熱材を充填発泡することで、右側面パネル12に対する仕切壁71の連結が完了する。この場合においても、前記連結空間83を画成する外板25は、上下の中横枠材72,72で支持されているから、連結断熱材の発泡圧力を両枠材72,72で受けることができ、治具を用いることなく発泡を行ない得る。なお、前記水平な仕切壁71と後面パネル15との連結、あるいは垂直な仕切壁71と後面パネル15および上面パネル13との連結も同様にして行ない得る。更には、両仕切壁71,71同士の連結、各仕切壁71と横仕切材70aあるいは縦仕切材70bの連結についても、仕切壁71と右側面パネル12と同様な構造により連結される。
【0041】
すなわち、別実施例に示すように断熱箱体10に仕切体70や仕切壁71を組付ける構造であっても、寸法の異なる仕切体70や仕切壁71を製作するのに必要となる発泡成形型を共通化して製作コストを低減し得ると共に、現場での組立発泡を簡単に行ない得る。なお、図13の例では、第2中封止部材79を中横枠材72の水平部72aにおける連結空間83側に位置させたが、連結空間83とは反対側(隙間27側)に位置決めするようにしてもよく、この場合には隙間27に充填される断熱材28の発泡に際して該封止部材79が移動して断熱材28が漏洩するのが好適に防止される。
【0042】
【発明の効果】
以上に述べた如く、本発明に係る断熱箱体の組立構造によれば、断熱箱体を構成する各断熱パネルを、枠体に対して外板および内板を配設して構成したので、各断熱パネル自体の剛性は高く、断熱箱体の強度を向上することができる。しかも、各断熱パネルの連結端部には、位置決め手段または被位置決め手段を配設してあるから、対応する断熱パネル同士の連結を簡単かつ確実に行ない得る。更には、断熱パネルの枠体に、連結空間に臨む補強材を配設したので、連結部での強度を向上することができる。また、複数の断熱パネルを連結して断熱箱体を組立てる構成では、各断熱パネルを製作するのに必要となる発泡成形型を共通化し得ると共に、各パネルの寸法変更にも対応し得るので、製作コストを低減し得る。なお、枠体に封止部材を位置決めするよう構成したことで、断熱材の発泡に際して該封止部材が移動して断熱材が漏洩するのを防止し得る利点もある。
更にまた、一方の断熱パネルにおける内板に形成された受部と、他方の断熱パネルにおける内板に形成された被受部とをラビリンス構造となる状態で位置決めすると共に、受部と被受部との間にコーキング材を充填することで、両パネルの連結部に画成される連結空間に充填発泡される断熱材の漏洩を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る断熱箱体の組立構造における各パネルの枠体を示す概略斜視図である。
【図2】 実施例に係る断熱箱体を示す概略斜視図である。
【図3】 実施例に係る左側面パネルの縦断正面図である。
【図4】 実施例に係る下面パネルの縦断正面図である。
【図5】 実施例に係る上面パネルの縦断正面図である。
【図6】 実施例に係る後面パネルの横断平面図である。
【図7】 実施例に係る左側面パネルと下面パネルとの連結部を示す要部断面図である。
【図8】 実施例に係る左側面パネルと上面パネルとの連結部を示す要部断面図である。
【図9】 実施例に係る左側面パネルと後面パネルとの連結部を示す要部断面図である。
【図10】 実施例に係る後面パネルと上下のパネルとの連結部を示す要部断面図である。
【図11】 別実施例に係る断熱箱体を示す概略斜視図である。
【図12】 別実施例に係る左側面パネルと横仕切材との連結部を示す要部断面図である。
【図13】 別実施例に係る右側面パネルと仕切壁との連結部を示す要部断面図である。
【符号の説明】
11 左側面パネル(断熱パネル),12 右側面パネル(断熱パネル)
13 上面パネル(断熱パネル),14 下面パネル(断熱パネル)
19 横枠材 ( 枠材 ) ,19a 水平辺 ( 辺 ) ,20 横枠材 ( 枠材 )
20a 水平辺 ( 辺 ) ,22 枠体,23 横封止部材,25 外枠,26 内枠
26a 受部,26b 受部,27 隙間,28 断熱材,29 下補強材
30 下位置決め部材(位置決め手段,被位置決め手段),31 上補強材
32 上位置決め部材(位置決め手段,被位置決め手段)
33a 左端部(被位置決め手段,位置決め手段)
33b 右端部(被位置決め手段,位置決め手段)
34a 左端部(被位置決め手段,位置決め手段)
34b 右端部(被位置決め手段,位置決め手段),35 左枠材 ( 枠材 )
35a 垂直辺 ( 辺 ) ,36 右枠材 ( 枠材 ) ,36a 垂直辺 ( 辺 ),38 枠体
39 左連結部材(被位置決め手段,位置決め手段)
41 右連結部材(被位置決め手段,位置決め手段),44 外板,45 内板
45a 被受部,45b 被受部,46 隙間,47 断熱材
51 コーキング材,52 連結空間,53 連結断熱材
Claims (2)
- 複数の断熱パネル(11,12,13,14)を相互に連結することで構成される断熱箱体において、
前記各断熱パネル(11,12,13,14)は、枠体(22,38)に外板(25,44)と内板(26,45)とが配設されると共に、両板(25,26/44,45)の間に画成される隙間(27,46)に断熱材(28,47)を充填発泡して構成され、
前記枠体 (22,38) には、外板 (25,44) と内板 (26,45) とで挟持されて前記隙間 (27,46) を画成する封止部材 (23,42) が、該枠体 (22,38) を構成する枠材 (19,20,35,36) における枠体内側に向けて折曲された辺 (19a,20a,35a,36a) で位置決めされるよう配設され、
前記相互に連結される一方の断熱パネル(11,12)における枠体(22)の連結端部に位置決め手段(30,32)が配設されると共に、
前記相互に連結される他方の断熱パネル(13,14)における枠体(38)の連結端部に、前記位置決め手段(30,32)に位置決め連結される被位置決め手段(33a,34a,39,33b,34b,41)が配設され、
前記位置決め手段(30,32)に被位置決め手段(33a,34a,39,33b,34b,41)を位置決め連結した状態で、両パネル(11,12,13,14)の連結部に画成される連結空間(52)に断熱材(53)が充填発泡されると共に、
前記位置決め手段 (30,32) には連結空間 (52) に臨む補強材 (29,31) が配設されて、該補強材 (29,31) が被位置決め手段 (33a,34a,39,33b,34b,41) に固定されている
ことを特徴とする断熱箱体の組立構造。 - 前記相互に連結される一方の断熱パネル (11,12) における内板 (26) の連結端部に受部 (26a,26b) が形成されると共に、前記相互に連結される他方の断熱パネル (13,14) における内板 (45) の連結端部に、前記受部 (26a,26b) に対してラビリンス構造となる状態で位置決めされる被受部 (45a,45b) が形成され、前記受部 (26a,26b) と被受部 (45a,45b) との間にコーキング材 (51) が充填されている請求項1記載の断熱箱体の組立構造。
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