JP6270308B2 - 断熱箱体 - Google Patents
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Description
(第1実施形態)
まず第1実施形態について図1〜図7を参照して説明する。断熱箱体1の外殻は、図3〜図5に示すように、鋼板製の外箱2と合成樹脂製の内箱3とを組み合わせて構成されていて、これら外箱2と内箱3との間には空間部4が形成されている。その空間部4には、後述するように真空断熱パネル5および現場発泡により充填される発泡断熱材6が設けられている。内箱3の内部には前面に開口部7を有した収納空間8が形成されている。収納空間8の開口部7側を前面側とした場合、断熱箱体1としては、天井壁10と、左側部壁11と、右側部壁12と、後部壁13と、底部壁14とを備えている。これら各壁10〜14は、内部に真空断熱パネル5と発泡断熱材6が設けられた断熱壁とされている。
断熱箱体1の後部壁13に配置される真空断熱パネル5は、当該後部壁13の四隅部に対応する角部20をカットしたカット部18を有する形状に形成し、後部壁13における外箱2の四隅部に、発泡断熱材6の原液を注入するための注入口19を設けた。そして、各注入口19は、それぞれの少なくとも一部が後部壁13の真空断熱パネル5において前記カット部18を形成しない場合の角部20の領域内に入るように配置した。このような構成とすることで、後部壁13の背面に注入口19を設けた構成でありながら、後部壁13に配置される真空断熱パネル5の形状をできるだけ大きくすることが可能になり、ひいては後部壁13における真空断熱パネル5の使用割合を大きくできて、断熱性能の一層の向上を図ることができる。
次に第2実施形態について図8〜図11を参照して説明する。この第2実施形態は、上記した第1実施形態とは次の点が異なっている。
断熱箱体1における後部壁13の背面となる外箱2には、後方へ突出する凸部25が設けられていて、この凸部25の内面側に真空断熱パネル5が配置されている。凸部25は、第1実施形態における後部壁13の真空断熱パネル5の形状と同様に四隅部にカット部26を有した形状となっている。この凸部25の内面側に配置された真空断熱パネル5は、第1実施形態における後部壁13の真空断熱パネル5の形状と同様に四隅部にカット部18を有した形状となっている。後部壁13の外箱2において、凸部25の外側には平坦部27が枠状に形成されていて、四隅部の各注入口19は、この平坦部27に形成されている。この場合、凸部25は、内箱3の後面部3a全体を覆う大きさの形状に設定されている。
次に第3実施形態について図12および図13を参照して説明する。この第3実施形態は、上記した第1実施形態とは次の点が異なっている。
断熱壁体1において、天井壁10の後部にコンプレッサ配置用の凹状段部30を設けている。なお、底部壁14側には第1実施形態の機械室15は設けられておらず、底部壁14としては単純な平板状をなしている。後部壁13の下端部は、底部壁14まで延びている。後部壁13には、第1実施形態と同様に四隅部に注入口19が設けられ、また、後部壁13の真空断熱パネル5は四隅部にカット部18を有していて、後部壁13としては、基本的に第1実施形態の後部壁13と同様な構成となっている。
上記した各実施形態では、断熱箱体1の天井壁10、左側部壁11、右側部壁12、後部壁13、および底部壁14はすべて真空断熱パネル5と発泡断熱材6とを併用した構成としているが、これに限られず、少なくとも後部壁13が真空断熱パネル5と発泡断熱材6との併用で、他の壁10,11,12,14は真空断熱パネル5を使用せず、発泡断熱材6のみで構成するようにしてもよい。
Claims (6)
- 外箱と内箱との間に形成される空間部に真空断熱パネルおよび現場発泡により充填される発泡断熱材を設けて構成される断熱壁を有するとともに、前記内箱の内部に前面が開口した収納空間を形成する断熱箱体において、
前記断熱壁のうち前記収納空間の後方に位置する後部壁に配置される真空断熱パネルは、前記内箱の後面部より外側へ張り出しているとともに角部をカットしたカット部を有する形状に形成され、
前記外箱は、前記発泡断熱材の原液を前記空間部に注入するための注入口が前記後部壁に設けられ、
前記注入口は、前記内箱の後端側に形成されている斜面状の部位に当該断熱箱体を後方から見た状態において少なくともその一部が掛かるように対向するとともに、当該注入口の中心が当該斜面状の部位の中心よりも外側となる状態で、少なくともその一部が前記後部壁の真空断熱パネルにおいて前記カット部を形成しない場合の角部の領域内に入るものが1つ以上配置されており、
前記発泡断熱材は、前記真空断熱パネルと前記斜面状の部位以外の前記内箱との間、および、前記真空断熱パネルと前記斜面状の部位との間にそれぞれ充填されていることを特徴とする断熱箱体。 - 前記真空断熱パネルは、前記カット部を除いた部位が前記内箱の後面部より外側へ張り出していることを特徴とする請求項1に記載の断熱箱体。
- 前記後部壁に配置された真空断熱パネルの左右両端部と、前記断熱壁のうちの左右の側部壁に配置された真空断熱パネルとは、前方から見てラップしていることを特徴とする請求項1または2に記載の断熱箱体。
- 前記後部壁において前記外箱には後方へ突出する凸部が設けられていて、その凸部の内面側に前記真空断熱パネルが配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の断熱箱体。
- 前記後部壁において前記外箱には前記凸部の外側に位置させて平坦部が形成されていて、前記注入口は、前記平坦部に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の断熱箱体。
- 前記断熱壁のうち天井壁の後部にはコンプレッサ配置用の凹状段部が設けられていて、前記断熱壁のうち左右の側部壁における真空断熱パネルは、上端部が前記凹状段部の底面より上に位置することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の断熱箱体。
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