JP6303149B2 - 断熱箱体 - Google Patents
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Description
(第1実施形態)
第1実施形態について図1〜図5を参照して説明する。まず、図1には、冷蔵庫の断熱箱体1の外観が示されている。この断熱箱体1は、左側壁2と、右側壁3と、後部壁4と、底部壁5と、天井壁6とを備え、全体として前面が開口し上下方向に長い矩形箱状をなしている。それら左側壁2、右側壁3、後部壁4、底部壁5、および天井壁6は、それぞれ断熱壁を構成している。これら各壁2〜6の内面は内箱7により構成され、外面は外箱8により構成されている。
(第2実施形態)
図6および図7は第2実施形態を示す。この第2実施形態は、上記した第1実施形態とは次の点が異なっている。断熱壁体1における左右の側壁2,3において、発泡断熱材11の断面積増大部を構成する複数本の凸部16は、それぞれ後端部16aは後部壁4まで到達しているが、前端部16bは側壁2,3の前端部まで到達しておらず、側壁2,3の前端部よりも後ろ側で止まっている。このような構成の第2実施形態においても、基本的に第1実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
図8および図9は第3実施形態を示す。この第3実施形態は、上記した第1実施形態とは次の点が異なっている。断熱壁体1における左右の側壁2,3において、発泡断熱材11の断面積を増大する断面積増大部を構成する厚肉部形成用凸部17は、各側壁2,3の上下方向の中央部の1箇所にのみ設けられている。各厚肉部形成用凸部17は、上下方向の幅寸法が、第1実施形態の凸部12および第2実施形態の凸部16よりも大きく設定されている。各凸部17は、第1実施形態の凸部12と同様に、後端部17aは後部壁4まで到達しているとともに、前端部17bは側壁2,3の前端部にまでほぼ到達している。各厚肉部形成用凸部17の内部にも、前記凸部12と同様に発泡断熱材11が充填されている。各厚肉部形成用凸部17部分の発泡断熱材11の厚さは、10mm以上、この場合約28mmに設定されていて、左側壁2および右側壁3の他の部分よりも発泡断熱材11の厚さが厚くなっている。このような構成の第3実施形態においても、基本的に第1実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
(第4実施形態)
図13は第5実施形態を示す。この第5実施形態は、上記した第1実施形態とは次の点が異なっている。断熱箱体1における例えば左側壁2において、外箱8と真空断熱パネル10との間に、冷凍サイクルの放熱パイプ22が配設されている。放熱パイプ22は、左側壁2の外箱8側に設けられている。真空断熱パネル10には、放熱パイプ22を収容する凹部23が形成されている。この場合、アルミ箔などを利用して放熱パイプ22の熱が外箱8側に伝導し易くしておくことが好ましい。なお、図示はしないが、右側壁3にも、左側壁2と同様にして放熱パイプ22が配設されている。
図14〜図16は第6実施形態を示す。この第6実施形態は、上記した第3実施形態とは次の点が異なっている。左側壁部2および右側壁部3の両厚肉部形成用凸部17の上部と下部に、第4実施形態の中間断熱仕切部18と同様な構成の中間断熱仕切部24,25を設けている。これにより、収納空間9は、上段の中間断熱仕切部24の上方の第1収納室26と、上段の中間断熱仕切部24と下段の中間断熱仕切部25との間に形成された第2収納室27と、下段の中間断熱仕切部25の下方の第3収納室28とに分けられている。各中間断熱仕切部24,25の内部にも発泡断熱材11が充填されており、これら中間断熱仕切部24,25も、発泡断熱材11の断面積を増大させる断面積増大部を構成する。各中間断熱仕切部24,25の上下方向の厚さt5(図15参照)は、15mm以上、この場合約28mmに設定されている。
図17および図18は第7実施形態を示す。この第7実施形態は、上記した第6実施形態とは次の点が異なっている。この場合、断熱箱体1において、発泡断熱材11の原液を注入する注入口13は、外箱8の背面にあって左側壁2および右側壁3に対応する位置に形成されていて、底部壁5および天井壁6は、注入口13に対応する断熱壁とは別の断熱壁となっている。これら底部壁5および天井壁6は、注入口13から注入された発泡断熱材11が、左側壁2および右側壁3に比べて充填され難くなる事情がある。そこで、本実施形態においては、内箱7において、それら底部壁5および天井壁6の内面を形成する部分に、発泡断熱材11の厚さを大きくするための厚肉部形成部31をそれぞれ設け、底部壁5および天井壁6の厚さを第5実施形態の場合よりも厚く形成している。それら底部壁5および天井壁6の発泡断熱材11の厚さは、15mm以上、この場合28mmに設定している。
図19は第8実施形態を示す。この第8実施形態は、上記した第1実施形態とは次の点が異なっている。断熱箱体1の背面において、発泡断熱材11の原液を注入するための注入口13は、左側壁2および右側壁3に対応する2箇所に加え、底部壁5および天井壁6に対応する2箇所にも設けられており、合計で4箇所設けられている。このような構成とした場合には、底部壁5および天井壁6にも発泡断熱材11が一層充填されやすくできる。
断熱箱体1の断熱壁である左右両側壁2,3、後部壁4、底部壁5、天井壁6は、断熱材として真空断熱パネル10と発泡断熱材11とを併用した例を示したが、例えば底部壁5および天井壁6は、真空断熱パネル10を使用せず、発泡断熱材11のみとすることもできる。
Claims (2)
- 矩形箱状に形成されて一面が開口している内箱と、矩形箱状に形成されて一面が開口している外箱との間に予め形成された断熱パネルおよび現場発泡により充填される発泡断熱材を設けて構成される断熱壁を備え、前面が開口し上下方向に長い矩形箱状をなす断熱箱体であって、
前記断熱パネルの厚さが前記発泡断熱材より厚くなるように設定され、かつ局部的に前記発泡断熱材の断面積を大きくした断面積増大部が設けられており、前記断面積増大部の前記開口側の端部が前記断熱壁のうち前記開口の周縁部を構成する側壁の前記開口側の端部まで到達しないとともに、前記断面積増大部の前記開口とは逆側の端部が、前記側壁部に設けられている前記断熱パネルの存しない、前記断熱壁のうち前記開口とは逆側に位置する後部壁まで到達していることを特徴とする断熱箱体。 - 前記断面積増大部は、前記断熱パネルが存する部位において当該断熱箱体の上下方向に複数段が平行状態に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の断熱箱体。
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