JPH09166275A - 断熱壁面に対する真空断熱パネルの取付け構造及び真空断熱パネル - Google Patents
断熱壁面に対する真空断熱パネルの取付け構造及び真空断熱パネルInfo
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- JPH09166275A JPH09166275A JP7347896A JP34789695A JPH09166275A JP H09166275 A JPH09166275 A JP H09166275A JP 7347896 A JP7347896 A JP 7347896A JP 34789695 A JP34789695 A JP 34789695A JP H09166275 A JPH09166275 A JP H09166275A
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- Japan
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- heat insulating
- panel
- wall surface
- vacuum
- vacuum heat
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L59/00—Thermal insulation in general
- F16L59/12—Arrangements for supporting insulation from the wall or body insulated, e.g. by means of spacers between pipe and heat-insulating material; Arrangements specially adapted for supporting insulated bodies
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16L59/065—Arrangements using an air layer or vacuum using vacuum
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 断熱壁面に感圧性接着剤を介して真空断
熱パネルを固定してなることを特徴とする断熱壁面に対
する真空断熱パネルの取付け構造。 【効果】 本発明によれば、真空断熱パネルを電気冷蔵
庫等の壁面に容易に固定することができ、その固定位置
から外れてズレが生じた場合でも、所定の固定位置に修
整することができ、その取付け作業が安全である。
熱パネルを固定してなることを特徴とする断熱壁面に対
する真空断熱パネルの取付け構造。 【効果】 本発明によれば、真空断熱パネルを電気冷蔵
庫等の壁面に容易に固定することができ、その固定位置
から外れてズレが生じた場合でも、所定の固定位置に修
整することができ、その取付け作業が安全である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気冷蔵庫等の保
冷、断熱壁面に対する真空パネルの取付け構造及びこれ
に用いる真空断熱パネルに関する。
冷、断熱壁面に対する真空パネルの取付け構造及びこれ
に用いる真空断熱パネルに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、電気冷蔵庫用の断熱材としては、硬質ウレタンフォ
ームが広く使われていたが、断熱壁面となる空間にフォ
ームを形成するために、発泡剤としてクロロフロロカー
ボン(CFC)やハイドロクロロフロロカーボン(HC
FC)等が使用されている。しかし、最近ではフロンの
使用に伴うオゾン層の破壊、地球温暖化原因説による温
度上昇の危険性により、フロンの使用、製造においては
地球レベルで大きな制約を受けており、フロンを使用し
て形成される硬質ウレタンフォームに代わる断熱材とし
て真空断熱パネルが開発されている。
り、電気冷蔵庫用の断熱材としては、硬質ウレタンフォ
ームが広く使われていたが、断熱壁面となる空間にフォ
ームを形成するために、発泡剤としてクロロフロロカー
ボン(CFC)やハイドロクロロフロロカーボン(HC
FC)等が使用されている。しかし、最近ではフロンの
使用に伴うオゾン層の破壊、地球温暖化原因説による温
度上昇の危険性により、フロンの使用、製造においては
地球レベルで大きな制約を受けており、フロンを使用し
て形成される硬質ウレタンフォームに代わる断熱材とし
て真空断熱パネルが開発されている。
【0003】上記真空断熱パネルの一つとしては、特開
昭58−50394号公報(断熱板の製造方法)に示さ
れているように、通気性の包装袋に粉末を充填し、これ
を表面材と裏面材とからなる外装袋に入れ、真空状態で
封入シールしたものが知られているが、このような真空
断熱パネルはパネル形状であるため、断熱壁面空間で発
泡層を形成させる硬質ウレタンフォームとは異なり、該
真空断熱パネルを電気冷蔵庫等の壁面に取り付けて固定
する必要があり、その取付け方法としては、両部材の間
にホットメルト接着剤による接着方法が一般に採用され
ている。
昭58−50394号公報(断熱板の製造方法)に示さ
れているように、通気性の包装袋に粉末を充填し、これ
を表面材と裏面材とからなる外装袋に入れ、真空状態で
封入シールしたものが知られているが、このような真空
断熱パネルはパネル形状であるため、断熱壁面空間で発
泡層を形成させる硬質ウレタンフォームとは異なり、該
真空断熱パネルを電気冷蔵庫等の壁面に取り付けて固定
する必要があり、その取付け方法としては、両部材の間
にホットメルト接着剤による接着方法が一般に採用され
ている。
【0004】しかしながら、上記接着方法においては、
ホットメルト接着剤がわずか数秒間で固化接着するた
め、一旦真空断熱パネルをホットメルト接着剤で接着し
た時に、該真空断熱パネルが所定の固定位置から外れて
固定された場合、該真空断熱パネルを正確な固定位置に
修整することができなくなり、更にこの状態で正確な固
定位置に修整しようとしても、真空断熱パネルに過剰な
力が加わることにより真空断熱パネルが破損してしまう
場合があった。
ホットメルト接着剤がわずか数秒間で固化接着するた
め、一旦真空断熱パネルをホットメルト接着剤で接着し
た時に、該真空断熱パネルが所定の固定位置から外れて
固定された場合、該真空断熱パネルを正確な固定位置に
修整することができなくなり、更にこの状態で正確な固
定位置に修整しようとしても、真空断熱パネルに過剰な
力が加わることにより真空断熱パネルが破損してしまう
場合があった。
【0005】また、上記接着方法は、接着時に80〜1
50℃の溶融させたホットメルト接着剤を使用するた
め、該ホットメルト接着剤が皮膚に付着して火傷する危
険性があり、取扱面にも問題があった。
50℃の溶融させたホットメルト接着剤を使用するた
め、該ホットメルト接着剤が皮膚に付着して火傷する危
険性があり、取扱面にも問題があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、真空断熱パネルを電気冷蔵庫等の壁面に容易に固定
することができ、真空断熱パネルの所定の固定位置に修
整することができる断熱壁面に対する真空断熱パネルの
取付け構造及びこれに用いる真空断熱パネルを提供する
ことを目的とする。
で、真空断熱パネルを電気冷蔵庫等の壁面に容易に固定
することができ、真空断熱パネルの所定の固定位置に修
整することができる断熱壁面に対する真空断熱パネルの
取付け構造及びこれに用いる真空断熱パネルを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、断熱壁面に感圧性接着剤を介して真空断熱パ
ネルを固定してなることを特徴とする断熱壁面に対する
真空断熱パネルの取付け構造を提供する。
するため、断熱壁面に感圧性接着剤を介して真空断熱パ
ネルを固定してなることを特徴とする断熱壁面に対する
真空断熱パネルの取付け構造を提供する。
【0008】また、本発明は、かかる構造を達成するた
めに用いる真空断熱パネルとして、密封袋内に断熱材が
真空充容されてなる真空断熱パネルにおいて、このパネ
ルが固定される断熱壁面と対向する側の面に感圧性接着
剤層を形成したことを特徴とする真空断熱パネルを提供
する。
めに用いる真空断熱パネルとして、密封袋内に断熱材が
真空充容されてなる真空断熱パネルにおいて、このパネ
ルが固定される断熱壁面と対向する側の面に感圧性接着
剤層を形成したことを特徴とする真空断熱パネルを提供
する。
【0009】このようなパネルを使用することにより、
断熱壁面のパネル固定位置にこのパネルの感圧性接着剤
層を押しつけることにより、パネルを簡単に固定するこ
とができると共に、ホットメルト接着剤を用いた場合と
比較してパネルをその固定位置から剥離し、所定位置に
貼着し直すことが容易で、固定位置の修整が容易である
上、作業性もよく、安全性が高いものである。
断熱壁面のパネル固定位置にこのパネルの感圧性接着剤
層を押しつけることにより、パネルを簡単に固定するこ
とができると共に、ホットメルト接着剤を用いた場合と
比較してパネルをその固定位置から剥離し、所定位置に
貼着し直すことが容易で、固定位置の修整が容易である
上、作業性もよく、安全性が高いものである。
【0010】また、予めパネルを固定すべき断熱壁面の
所定位置に感圧性接着剤層を形成しておき、これに感圧
性接着剤層未形成の真空断熱パネルを貼着、固定しても
よく、これによっても上記と同様の目的を達成できる。
所定位置に感圧性接着剤層を形成しておき、これに感圧
性接着剤層未形成の真空断熱パネルを貼着、固定しても
よく、これによっても上記と同様の目的を達成できる。
【0011】なお、本発明は、更に感圧性接着剤層とパ
ネルとの間にガスバリア金属層を介装した真空断熱パネ
ルを提供する。このパネルによれば、ガスバリア性が与
えられ、密封袋内の真空度維持に有効である。
ネルとの間にガスバリア金属層を介装した真空断熱パネ
ルを提供する。このパネルによれば、ガスバリア性が与
えられ、密封袋内の真空度維持に有効である。
【0012】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、本発明の実施例
につき図面を参照して説明する。
につき図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例にかかる真空断熱
パネルを示す。図中1は真空断熱パネルで、このパネル
1は、2枚の熱接着性合成樹脂(例えばポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル等)製のシート
2,3の四周縁部を熱接着してなる密封袋4を具備し、
この密封袋4内にはシリカ、パーライト粉末等の断熱材
(芯材)Pが真空充容されている。上記一方のシート
(後述する断熱壁面側に配置されるシート)2の表面に
は感圧性接着剤層5が形成され、これを覆って剥離材6
が積層されたものである。
パネルを示す。図中1は真空断熱パネルで、このパネル
1は、2枚の熱接着性合成樹脂(例えばポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル等)製のシート
2,3の四周縁部を熱接着してなる密封袋4を具備し、
この密封袋4内にはシリカ、パーライト粉末等の断熱材
(芯材)Pが真空充容されている。上記一方のシート
(後述する断熱壁面側に配置されるシート)2の表面に
は感圧性接着剤層5が形成され、これを覆って剥離材6
が積層されたものである。
【0014】また、図2は本発明の他の実施例にかかる
真空断熱パネルで、この真空断熱パネル1は、上記一方
のシート2の表面に接着剤層7を介してアルミニウム
箔、アルミニウム蒸着膜等のガスバリア金属層8が形成
され、その上に感圧性接着剤層5及びこれを覆って剥離
材6が積層されていると共に、他方のシート3の表面ほ
ぼ全面には接着剤層9を介して上記と同様のガスバリア
金属層10が形成され、更に接着剤層11を介して表面
保護層12が積層されたものである。
真空断熱パネルで、この真空断熱パネル1は、上記一方
のシート2の表面に接着剤層7を介してアルミニウム
箔、アルミニウム蒸着膜等のガスバリア金属層8が形成
され、その上に感圧性接着剤層5及びこれを覆って剥離
材6が積層されていると共に、他方のシート3の表面ほ
ぼ全面には接着剤層9を介して上記と同様のガスバリア
金属層10が形成され、更に接着剤層11を介して表面
保護層12が積層されたものである。
【0015】なお、上記感圧性接着剤としては公知のも
のでよく、150〜300g/15mm程度の接着力を
与えればよい。また、上記表面保護層12としてはポリ
エステル、ポリプロピレン等の合成樹脂にて形成され、
上記各フィルム、各層の厚さは適宜選定される。
のでよく、150〜300g/15mm程度の接着力を
与えればよい。また、上記表面保護層12としてはポリ
エステル、ポリプロピレン等の合成樹脂にて形成され、
上記各フィルム、各層の厚さは適宜選定される。
【0016】上記真空断熱パネル1を冷蔵庫等の保冷・
断熱壁面13に固定する場合は、図3に示したように、
パネル1の剥離材6を剥離除去した後、感圧性接着剤層
5を壁面13の所用位置に押し付け、貼着してパネル1
を壁面13に固定するものである。
断熱壁面13に固定する場合は、図3に示したように、
パネル1の剥離材6を剥離除去した後、感圧性接着剤層
5を壁面13の所用位置に押し付け、貼着してパネル1
を壁面13に固定するものである。
【0017】このようにパネル1を壁面13に固定した
後は、図3に示すようにこの壁面13とパネル1が固定
されないプラスチック樹脂壁面14との間の空隙に硬質
ウレタンフォーム原料を注入、発泡させて、これら空隙
を発泡体15にて埋めることができる。
後は、図3に示すようにこの壁面13とパネル1が固定
されないプラスチック樹脂壁面14との間の空隙に硬質
ウレタンフォーム原料を注入、発泡させて、これら空隙
を発泡体15にて埋めることができる。
【0018】上述した方法によれば、真空断熱パネル1
を断熱壁面13に簡単に固定することができると共に、
固定位置を容易に修整することができる。
を断熱壁面13に簡単に固定することができると共に、
固定位置を容易に修整することができる。
【0019】また、図2に示すガスバリア金属層8,1
0を形成したパネル1においては、それぞれそのガスバ
リア性により密封袋4内へのガス浸透が可及的に防止さ
れ、密封袋4内の真空度が長期に亘り維持されると共
に、これらガスバリア金属層8,10は互いに連絡して
いないので直接熱伝達することがないので、パネル周辺
部分からの熱の反対面の移動が少なく、このため良好な
断熱性を与えるものである。
0を形成したパネル1においては、それぞれそのガスバ
リア性により密封袋4内へのガス浸透が可及的に防止さ
れ、密封袋4内の真空度が長期に亘り維持されると共
に、これらガスバリア金属層8,10は互いに連絡して
いないので直接熱伝達することがないので、パネル周辺
部分からの熱の反対面の移動が少なく、このため良好な
断熱性を与えるものである。
【0020】なお、本発明のパネルの断熱壁面への取付
け態様は上記の実施例に限定されるものではなく、例え
ば、断熱壁面の所用パネル取付け位置に予め感圧性接着
剤層を形成し、これに通常の感圧性接着剤層が形成され
ていない真空断熱パネルを貼着、固定することもでき
る。
け態様は上記の実施例に限定されるものではなく、例え
ば、断熱壁面の所用パネル取付け位置に予め感圧性接着
剤層を形成し、これに通常の感圧性接着剤層が形成され
ていない真空断熱パネルを貼着、固定することもでき
る。
【0021】更に、真空断熱パネルの構成も上記実施例
に限定されず、例えば一方のシート2上に接着剤層を介
してガスバリア金属層を積層し、更に接着剤層を介して
表面保護層を形成するという図2のパネルにおいて他方
のシート3に対すると同様の積層態様とすることがで
き、この表面保護層上に感圧性接着剤層を形成すること
ができる。この場合、このガスバリア金属層の代わりに
エチレン−酢酸ビニル共重合ケン化樹脂、ポリ塩化ビニ
リデン樹脂、酸化珪素蒸着フィルム等を形成することも
できる。次に、具体例を示す。
に限定されず、例えば一方のシート2上に接着剤層を介
してガスバリア金属層を積層し、更に接着剤層を介して
表面保護層を形成するという図2のパネルにおいて他方
のシート3に対すると同様の積層態様とすることがで
き、この表面保護層上に感圧性接着剤層を形成すること
ができる。この場合、このガスバリア金属層の代わりに
エチレン−酢酸ビニル共重合ケン化樹脂、ポリ塩化ビニ
リデン樹脂、酸化珪素蒸着フィルム等を形成することも
できる。次に、具体例を示す。
【0022】〔具体例〕表面保護層として12μmのポ
リエチレンテレフタレートフィルム、ガスバリア金属層
として9μmのアルミニウム箔、熱接着性シートとして
60μmの未延伸ポリプロピレンフィルムを接着剤にて
順次積層した積層体Aを作成した。また、12μmのポ
リエチレンテレフタレートフィルム、15μmのエチレ
ン−酢酸ビニル共重合ケン化樹脂、60μmの未延伸ポ
リプロピレンフィルムを接着剤にて積層した積層体Bを
作成した。
リエチレンテレフタレートフィルム、ガスバリア金属層
として9μmのアルミニウム箔、熱接着性シートとして
60μmの未延伸ポリプロピレンフィルムを接着剤にて
順次積層した積層体Aを作成した。また、12μmのポ
リエチレンテレフタレートフィルム、15μmのエチレ
ン−酢酸ビニル共重合ケン化樹脂、60μmの未延伸ポ
リプロピレンフィルムを接着剤にて積層した積層体Bを
作成した。
【0023】次に、上記積層体Aの2枚の周縁部を熱接
着し、30cm角の密封袋No.1を作成し、また積層
体Aと積層体Bの周縁部を熱接着し、同様に30cm角
の密封袋No.2を作成した。この際、断熱材として平
均粒径が50μmのシリカ粉末をこれら袋内に0.1m
mHgまで減圧して真空充填した。密封袋No.1の一
方の積層体A上にはシリコーン塗布剥離紙/感圧性接着
剤層(アクリル系)10μmの構成の25cm角シート
を貼合し、真空断熱パネルNo.1を作成し、密封袋N
o.2の積層体B上にはシリコーン塗布剥離紙/感圧性
接着剤層(アクリル系)10μm/アルミニウム箔9μ
m/感圧性接着剤層(アクリル系)10μmの構成の2
5cm角シートを貼合し、真空断熱パネルNo.2を作
成した。
着し、30cm角の密封袋No.1を作成し、また積層
体Aと積層体Bの周縁部を熱接着し、同様に30cm角
の密封袋No.2を作成した。この際、断熱材として平
均粒径が50μmのシリカ粉末をこれら袋内に0.1m
mHgまで減圧して真空充填した。密封袋No.1の一
方の積層体A上にはシリコーン塗布剥離紙/感圧性接着
剤層(アクリル系)10μmの構成の25cm角シート
を貼合し、真空断熱パネルNo.1を作成し、密封袋N
o.2の積層体B上にはシリコーン塗布剥離紙/感圧性
接着剤層(アクリル系)10μm/アルミニウム箔9μ
m/感圧性接着剤層(アクリル系)10μmの構成の2
5cm角シートを貼合し、真空断熱パネルNo.2を作
成した。
【0024】これらパネルNo.1、No.2は、いず
れも剥離紙を除去して感圧性接着剤層を冷蔵庫の断熱壁
面に貼着することにより、断熱壁面に簡単に固定するこ
とができ、また、固定後に剥離、再貼着して固定位置修
整することが容易であった。
れも剥離紙を除去して感圧性接着剤層を冷蔵庫の断熱壁
面に貼着することにより、断熱壁面に簡単に固定するこ
とができ、また、固定後に剥離、再貼着して固定位置修
整することが容易であった。
【0025】また、これらNo.1、No.2の23℃
における熱伝導率を測定した結果は下記に示す通りであ
った。 [熱伝導率] パネルNo.1 0.0073(kcal/m・hr,℃) パネルNo.2 0.0064( 〃 )
における熱伝導率を測定した結果は下記に示す通りであ
った。 [熱伝導率] パネルNo.1 0.0073(kcal/m・hr,℃) パネルNo.2 0.0064( 〃 )
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、真空断熱パネルを電気
冷蔵庫等の壁面に容易に固定することができ、その固定
位置から外れてズレが生じた場合でも、所定の固定位置
に修整することができ、その取付け作業が安全である。
冷蔵庫等の壁面に容易に固定することができ、その固定
位置から外れてズレが生じた場合でも、所定の固定位置
に修整することができ、その取付け作業が安全である。
【図1】本発明の一実施例に係る真空断熱パネルの断面
図である。
図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る真空断熱パネルの断
面図である。
面図である。
【図3】本発明の真空断熱パネルの断熱壁面への固定態
様の一例を示す断面図である。
様の一例を示す断面図である。
1 真空断熱パネル 2 シート 3 シート 4 密封袋 5 感圧性接着剤層 6 剥離材 7 接着剤層 8 ガスバリア金属層 9 接着剤層 10 ガスバリア金属層 11 接着剤層 12 表面保護層 13 断熱壁面 14 プラスチック樹脂壁面 15 発泡体 P 断熱材(芯材)
Claims (3)
- 【請求項1】 断熱壁面に感圧性接着剤を介して真空断
熱パネルを固定してなることを特徴とする断熱壁面に対
する真空断熱パネルの取付け構造。 - 【請求項2】 密封袋内に断熱材が真空充容されてなる
真空断熱パネルにおいて、このパネルが固定される断熱
壁面と対向する側の面に感圧性接着剤層を形成したこと
を特徴とする真空断熱パネル。 - 【請求項3】 感圧性接着剤層とパネルとの間にガスバ
リア金属層を介装した請求項2記載の真空断熱パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7347896A JPH09166275A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 断熱壁面に対する真空断熱パネルの取付け構造及び真空断熱パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7347896A JPH09166275A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 断熱壁面に対する真空断熱パネルの取付け構造及び真空断熱パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09166275A true JPH09166275A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18393342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7347896A Pending JPH09166275A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 断熱壁面に対する真空断熱パネルの取付け構造及び真空断熱パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09166275A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11159694A (ja) * | 1997-11-28 | 1999-06-15 | Mitsubishi Electric Corp | 真空断熱パネル及びその製造方法並びにそれを用いた断熱箱体 |
JP2011153721A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Hitachi Appliances Inc | 冷蔵庫 |
CN104180128A (zh) * | 2013-05-23 | 2014-12-03 | 苏州维艾普新材料股份有限公司 | 一种压敏胶粘结的真空绝热板 |
JP2020051744A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-04-02 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
CN111295545A (zh) * | 2017-08-22 | 2020-06-16 | 哈金森公司 | 一种具有增强隔离效果的组件 |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP7347896A patent/JPH09166275A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11159694A (ja) * | 1997-11-28 | 1999-06-15 | Mitsubishi Electric Corp | 真空断熱パネル及びその製造方法並びにそれを用いた断熱箱体 |
JP2011153721A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Hitachi Appliances Inc | 冷蔵庫 |
CN104180128A (zh) * | 2013-05-23 | 2014-12-03 | 苏州维艾普新材料股份有限公司 | 一种压敏胶粘结的真空绝热板 |
CN111295545A (zh) * | 2017-08-22 | 2020-06-16 | 哈金森公司 | 一种具有增强隔离效果的组件 |
CN111295545B (zh) * | 2017-08-22 | 2021-12-17 | 哈金森公司 | 一种具有增强隔离效果的组件 |
JP2020051744A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-04-02 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
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