JPH0814484A - 断熱構造体 - Google Patents

断熱構造体

Info

Publication number
JPH0814484A
JPH0814484A JP6170304A JP17030494A JPH0814484A JP H0814484 A JPH0814484 A JP H0814484A JP 6170304 A JP6170304 A JP 6170304A JP 17030494 A JP17030494 A JP 17030494A JP H0814484 A JPH0814484 A JP H0814484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
insulating material
vacuum heat
vacuum
fixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6170304A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Takemasa
一夫 竹政
Takayuki Shimizu
隆幸 清水
Yasushi Sakata
康 坂田
Kazuji Yamaoka
和司 山岡
Sadami Hagiguchi
定美 萩口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6170304A priority Critical patent/JPH0814484A/ja
Priority to US08/492,631 priority patent/US5857307A/en
Publication of JPH0814484A publication Critical patent/JPH0814484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/12Arrangements for supporting insulation from the wall or body insulated, e.g. by means of spacers between pipe and heat-insulating material; Arrangements specially adapted for supporting insulated bodies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被取付面に真空断熱材を固定する際の作業性
を改善した断熱構造体を提供する。 【構成】 真空断熱材1の縁部を保持する固定具11を
設け、この固定具11を側壁外板4に取り付けることに
より、真空断熱材1を側壁外板4に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被取付面に真空断熱材
を固定して構成された断熱構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より保冷・若しくは保温用の断熱材
としては、ガラス繊維等の無機材料や発泡ポリウレタン
等の有機材料が使用されている。前記ガラス繊維等は耐
熱性が良好であるものの、その熱伝導率は0.03〜
0.05Kcal/mh℃と高く、断熱効果は良くな
い。また、前記発泡ポリウレタンの場合には0.015
Kcal/mh℃程の熱伝導率が達成できるものの、庫
内を超低温(例えば−90℃以下)とする冷凍機の断熱
箱体として用いる場合に、所定の断熱性能を得るために
は依然その熱伝導率は高く、そのため断熱壁の厚みを著
しく大きくしなければならなくなる。
【0003】そこで、近年では例えば特公昭61−17
263号公報(B32B5/18)や特公昭63−35
911号公報(F25D23/06)、或いは特公平2
−54479号公報(F16L59/06)に示される
ような真空断熱材が用いられるようになって来た。
【0004】この真空断熱材は、ガスの透過を阻止する
多層ラミネート構造のフィルム(ガスバリアフィルム)
から成る袋内に、シリカ、パーライト等の微粉末、或い
は連続気泡の発泡ポリウレタン等から成る断熱材を封入
した後、袋内のガス(空気)を排気し、真空状態として
密封したものである。係る真空断熱材によれば、0.0
05〜0.010Kcal/mh℃の熱伝導率が達成さ
れるので、冷凍機の断熱壁の厚みを薄くして設置スペー
スを縮小し、若しくは庫内容積を拡大し、或いは冷却装
置の消費電力を削減することが可能となる。
【0005】一方、係る真空断熱材を前記冷凍機の壁面
等に固定する場合、従来では図7に示すような構造とさ
れていた。即ち、図7において、1は上述の真空断熱材
であり、例えば内側からポリエチレン若しくはポリプロ
ピレン等から成る熱溶着層とアルミニウム層及び表面保
護層をラミネート(特公平2−54479)した上述の
如き2枚のガスバリアフィルム2間に、例えば連続気泡
の発泡ポリウレタン断熱材5を挿入し、所定の真空排気
装置内において内部を真空とした後、ガスバリアフィル
ム2の周縁部を加熱して前記熱溶着層を相互に溶着さ
せ、密封したものである。
【0006】そして、この真空断熱材1の表面(表面保
護層の表面)に接着材シート100を貼り付け、或いは
被取付面となる冷凍庫の例えば側壁外板4等の表面に接
着材(同じく100で示す)を予め塗布して置き、係る
側壁外板4上に真空断熱材1を一枚一枚貼り付けてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
真空断熱材は上述の如く内部を真空引きするため、その
表面は平坦とならずにどうしても微少な凹凸が発生す
る。そのため、前述の如き接着材にて貼り付ける際に
も、被取付面との密着性を確保し難い。また、接着する
際にガスバリアフィルム2が破れる危険性もあり、総じ
て真空断熱材の取付作業性が著しく煩雑となる問題があ
った。
【0008】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、被取付面に真空断熱材を固
定する際の作業性を改善した断熱構造体を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の断熱構造体は、
真空断熱材の縁部を保持する固定具を設け、この固定具
を被取付面に取り付けることにより、真空断熱材を被取
付面に固定したものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、固定具に真空断熱材の縁部を
保持させ、この固定具を被取付面に取り付けるようにし
たので、固定具の表面を平坦面として置くことにより、
被取付面との密着性を向上させて、真空断熱材を被取付
面に強固に取り付けることができるようになると共に、
真空断熱材の破損等も防止でき、総じて真空断熱材の取
付作業性が著しく向上する。
【0011】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。尚、各図において図7と同一符号で示すものは同一
とする。図1は本発明の断熱構造体の実施例としての側
壁27の側壁外板4隅角部の拡大縦断側面図、図2は真
空断熱材1と固定具11の縦断斜視図である。
【0012】真空断熱材1は、同じく内側からポリエチ
レン若しくはポリプロピレン等から成る熱溶着層とアル
ミニウム層及び表面保護層をラミネートした2枚のガス
バリアフィルム2間に、連続気泡の発泡ポリウレタン断
熱材5を挿入し、所定の真空排気装置内において内部を
真空とした後、ガスバリアフィルム2の周縁部を加熱し
て前記熱溶着層を相互に溶着させ、密封したものであ
る。
【0013】この真空断熱材1の縁部には図2の如く固
定具11を嵌め込む。この固定具11は、プラスチック
の押出成形によって断面略コ字状に形成されており、そ
の表面は平坦面とされている。また、固定具11内に構
成されて両側及び一方に開放する保持部11Aの寸法
は、前記真空断熱材1の厚みに略合致しており、それに
よって、固定具11の保持部11Aは前記ガスバリアフ
ィルム2を破かないように真空断熱材1の縁部を保持す
る。更に、固定具11の一面(例えば前面)には接着材
テープ12が長手方向に渡って設けられている。
【0014】そして、前記真空断熱材1を塗装鋼板若し
くはステンレス鋼板から成る被取付面としての側壁外板
4に固定する際には、図1に示す如く側壁外板4内面の
所定の位置に真空断熱材1を配置し、固定具11の接着
材テープ12を側壁外板4の内面に貼り付けて固定す
る。
【0015】このとき、固定具11の表面は平坦面とさ
れているから、側壁外板4との密着性を十分確保でき
る。従って、真空断熱材1を側壁外板4に強固に取り付
けることができると共に、その取付作業性も著しく向上
する。尚、真空断熱材1を固定した側壁外板4には図示
しない側壁内板が組み合わされ、両板間の空間の前記真
空断熱材1以外の部分には図示しない発泡ポリウレタン
断熱材が現場発泡方式にて充填されて断熱構造体として
の後述する側壁27が完成される。
【0016】ここで、前記固定具11は図1の如き断面
略コ字状のものに限らず、図3に示す如き断面略H字状
であっても差し支えない。この場合も固定具11は、プ
ラスチックの押出成形によって形成されており、その表
面は平坦面とされる。また、固定具11内には相互に反
対方向に開放する一対の保持部11A、11Aが構成さ
れ、各保持部11A、11Aには二枚の真空断熱材1、
1の縁部をそれぞれ保持することができる。
【0017】そして、この固定具11の一面(例えば前
面)にも接着材テープ12が長手方向に渡って設けられ
ている。従って、この場合の固定具11によれば二枚の
真空断熱材1、1を同一平面上で連結し、前記接着材テ
ープ12を被取付面に貼り付けることにより、二枚の真
空断熱材1、1を平坦な被取付面(前記側板外板4等)
に同時に固定することができる。
【0018】また、図4は略直角を成す方向にそれぞれ
開放した保持部11A、11Aを内部に構成した場合の
固定具11の断面図を示している。尚、この場合も固定
具11は、プラスチックの押出成形によって形成されて
おり、その表面は平坦面とされる。また、固定具11の
二面(例えば後面と下面)には接着材テープ12、12
が長手方向に渡って設けられる。
【0019】係る固定具11によれば、各保持部11
A、11Aに二枚の真空断熱材1、1の縁部をそれぞれ
保持させることにより、二枚の真空断熱材1、1を略直
角に連結し、前記接着材テープ12、12を被取付面に
貼り付けることにより、二枚の真空断熱材1、1を直角
に交わる被取付面に同時に固定することができる。
【0020】図5に係る真空断熱材1により構成される
断熱箱体21の分解斜視図を示す。断熱箱体21は例え
ば超低温冷凍庫の本体を構成するものであり、天壁2
2、背壁23及び底壁24から成る断熱壁本体26と、
この断熱壁本体26の両側に取り付けられる二枚の前記
側壁27、27から成る。この場合、側壁27内には前
述の図3に示す固定具11により、二枚の真空断熱材
1、1が同一平面上で連結されて取り付けられている。
また、天壁22と背壁23との連結部分、及び背壁23
と底壁24との連結部分には前述の図4に示す固定具1
1により、二枚の真空断熱材1、1が略直角に連結され
て取り付けられている。
【0021】次に、図6は真空断熱材1の取付構造の他
の実施例を示している。尚、図中において図1乃至図5
と同一符号のものは同一とする。この場合真空断熱材1
の縁部には断面略H字状で枠状の固定具11が嵌め込ま
れて、固定具11は真空断熱材1を保持している。一
方、前記断熱壁本体26の外箱28内面には一対のレー
ル29、29を予め上下に取り付けて置く。そして、こ
れらレール29、29間に引き戸の如く前記真空断熱材
1の固定具11を差し込んで嵌め込むことにより、真空
断熱材1を外箱28内面に固定するものである。
【0022】係る構造によれば、上述の如き接着材テー
プを用いること無く真空断熱材1を取り付けることがで
きるので、真空断熱材1の取付作業を一層円滑に行うこ
とができるようになる。尚、上記各実施例では内部に連
続気泡の発泡ポリウレタンを封入した真空断熱材を用い
たが、それに限らず、一般的なシリカやパーライトの微
粉末を用いた真空断熱材でも差し支えない。
【0023】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、固定
具に真空断熱材の縁部を保持させ、この固定具を被取付
面に取り付けるようにしたので、真空断熱材を被取付面
に強固に取り付けることができるようになると共に、真
空断熱材の破損等を未然に防止することができるように
なり、総じてその取付作業性が著しく向上するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断熱構造体の実施例としての側壁の側
壁外板隅角部の拡大縦断側面図である。
【図2】本発明の断熱構造体を構成する真空断熱材と固
定具の縦断斜視図である。
【図3】固定具の他の実施例を示す本発明の断熱構造体
の真空断熱材と固定具の縦断斜視図である。
【図4】固定具の更に他の実施例を示す本発明の断熱構
造体の真空断熱材と固定具の縦断斜視図である。
【図5】本発明を適用して構成された断熱箱体の分解斜
視図である。
【図6】本発明の断熱構造体を構成する真空断熱材の他
の取付構造を説明するための外箱の縦断側面図である。
【図7】従来の真空断熱材の取付構造を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 真空断熱材 2 ガスバリアフィルム 4 側壁外板(被取付面) 5 発泡ポリウレタン断熱材 11 固定具 11A 保持部 12 接着材テープ 27 側壁(断熱構造体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岡 和司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 萩口 定美 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空断熱材の縁部を保持する固定具を設
    け、この固定具を被取付面に取り付けることにより、前
    記真空断熱材を前記被取付面に固定したことを特徴とす
    る断熱構造体。
JP6170304A 1994-06-29 1994-06-29 断熱構造体 Pending JPH0814484A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6170304A JPH0814484A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 断熱構造体
US08/492,631 US5857307A (en) 1994-06-29 1995-06-20 Heat insulating structure and production process thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6170304A JPH0814484A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 断熱構造体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0814484A true JPH0814484A (ja) 1996-01-16

Family

ID=15902493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6170304A Pending JPH0814484A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 断熱構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0814484A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012154473A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Mag Isover Kk 断熱構造体
CN102748558A (zh) * 2012-07-16 2012-10-24 苏州宏久航空防热材料科技有限公司 一种圆弧形真空绝热复合板及其制作方法
WO2013084656A1 (ja) * 2011-12-07 2013-06-13 株式会社 東芝 冷蔵庫
CN103407263A (zh) * 2013-08-30 2013-11-27 合肥美的电冰箱有限公司 合金复合板材及其用途
CN107208417A (zh) * 2014-11-28 2017-09-26 圣戈班伊索福公司 隔热套件和系统及其安装方法
WO2019175929A1 (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 三菱電機株式会社 断熱箱体

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012154473A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Mag Isover Kk 断熱構造体
WO2013084656A1 (ja) * 2011-12-07 2013-06-13 株式会社 東芝 冷蔵庫
JP2013119999A (ja) * 2011-12-07 2013-06-17 Toshiba Corp 冷蔵庫
CN102748558A (zh) * 2012-07-16 2012-10-24 苏州宏久航空防热材料科技有限公司 一种圆弧形真空绝热复合板及其制作方法
CN103407263A (zh) * 2013-08-30 2013-11-27 合肥美的电冰箱有限公司 合金复合板材及其用途
CN107208417A (zh) * 2014-11-28 2017-09-26 圣戈班伊索福公司 隔热套件和系统及其安装方法
WO2019175929A1 (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 三菱電機株式会社 断熱箱体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5950395A (en) Heat insulating structure and production process thereof
EP0434225B1 (en) Vacuum insulation system for insulating refrigerator cabinets
US5857307A (en) Heat insulating structure and production process thereof
JPH09166271A (ja) 断熱壁面に対する真空断熱パネルの取付け構造及び真空断熱パネル
JP2000320958A (ja) 真空断熱体、断熱構造体
US20060010796A1 (en) Defrosting and heat-insulating device for window
JPH0814484A (ja) 断熱構造体
US20050053755A1 (en) Vacuum insulation panel and method
JPH0814486A (ja) 断熱構造体
JP2004116695A (ja) 真空断熱ボード及び該真空断熱ボードを用いた断熱容器
JP2007211913A (ja) 断熱パネル
JPH0814485A (ja) 断熱構造体
JP3852537B2 (ja) 断熱箱体
JP3357747B2 (ja) 断熱構造体
JPH11141796A (ja) 真空断熱パネル
JPH11248088A (ja) 断熱壁部材
JP2005140407A (ja) 断熱壁体および冷蔵庫
JPH05256563A (ja) 断熱箱体
JPH0814483A (ja) 断熱構造体
JP2005207609A (ja) 断熱箱体
JP6382596B2 (ja) 冷蔵庫
JPH10141583A (ja) 断熱壁体
JPH09317044A (ja) 複合断熱材
JP3374420B2 (ja) 真空断熱パネル
JP2004278575A (ja) 断熱パネル