JPH0814485A - 断熱構造体 - Google Patents
断熱構造体Info
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- JPH0814485A JPH0814485A JP6170305A JP17030594A JPH0814485A JP H0814485 A JPH0814485 A JP H0814485A JP 6170305 A JP6170305 A JP 6170305A JP 17030594 A JP17030594 A JP 17030594A JP H0814485 A JPH0814485 A JP H0814485A
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- heat insulating
- insulating material
- vacuum heat
- fixing
- fixing tool
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L59/00—Thermal insulation in general
- F16L59/12—Arrangements for supporting insulation from the wall or body insulated, e.g. by means of spacers between pipe and heat-insulating material; Arrangements specially adapted for supporting insulated bodies
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2201/00—Insulation
- F25D2201/10—Insulation with respect to heat
- F25D2201/14—Insulation with respect to heat using subatmospheric pressure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被取付面に真空断熱材を固定する際の作業性
を改善した断熱構造体を提供する。 【構成】 側壁外板4に第1の固定具6を取り付け、こ
の第1の固定具6に係合する第2の固定具7にて真空断
熱材1の縁部1Aを挟持する。
を改善した断熱構造体を提供する。 【構成】 側壁外板4に第1の固定具6を取り付け、こ
の第1の固定具6に係合する第2の固定具7にて真空断
熱材1の縁部1Aを挟持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被取付面に真空断熱材
を固定して構成された断熱構造体に関するものである。
を固定して構成された断熱構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より保冷・若しくは保温用の断熱材
としては、ガラス繊維等の無機材料や発泡ポリウレタン
等の有機材料が使用されている。前記ガラス繊維等は耐
熱性が良好であるものの、その熱伝導率は0.03〜
0.05Kcal/mh℃と高く、断熱効果は良くな
い。また、前記発泡ポリウレタンの場合には0.015
Kcal/mh℃程の熱伝導率が達成できるものの、庫
内を超低温(例えば−90℃以下)とする冷凍機の断熱
箱体として用いる場合に、所定の断熱性能を得るために
は依然その熱伝導率は高く、そのため断熱壁の厚みを著
しく大きくしなければならなくなる。
としては、ガラス繊維等の無機材料や発泡ポリウレタン
等の有機材料が使用されている。前記ガラス繊維等は耐
熱性が良好であるものの、その熱伝導率は0.03〜
0.05Kcal/mh℃と高く、断熱効果は良くな
い。また、前記発泡ポリウレタンの場合には0.015
Kcal/mh℃程の熱伝導率が達成できるものの、庫
内を超低温(例えば−90℃以下)とする冷凍機の断熱
箱体として用いる場合に、所定の断熱性能を得るために
は依然その熱伝導率は高く、そのため断熱壁の厚みを著
しく大きくしなければならなくなる。
【0003】そこで、近年では例えば特公昭61−17
263号公報(B32B5/18)や、特公昭63−3
5911号公報(F25D23/06)、或いは、特公
平2−54479号公報(F16L59/06)に示さ
れるような真空断熱材が用いられるようになって来た。
263号公報(B32B5/18)や、特公昭63−3
5911号公報(F25D23/06)、或いは、特公
平2−54479号公報(F16L59/06)に示さ
れるような真空断熱材が用いられるようになって来た。
【0004】この真空断熱材は、ガスの透過を阻止する
多層ラミネート構造のフィルム(ガスバリアフィルム)
から成る袋内に、シリカ、パーライト等の微粉末、或い
は連続気泡の発泡ポリウレタン等から成る断熱材を封入
した後、袋内のガス(空気)を排気し、真空状態として
密封したものである。係る真空断熱材によれば、0.0
05〜0.010Kcal/mh℃の熱伝導率が達成さ
れるので、冷凍機の断熱壁の厚みを薄くして設置スペー
スを縮小し、若しくは庫内容積を拡大し、或いは冷却装
置の消費電力を削減することが可能となる。
多層ラミネート構造のフィルム(ガスバリアフィルム)
から成る袋内に、シリカ、パーライト等の微粉末、或い
は連続気泡の発泡ポリウレタン等から成る断熱材を封入
した後、袋内のガス(空気)を排気し、真空状態として
密封したものである。係る真空断熱材によれば、0.0
05〜0.010Kcal/mh℃の熱伝導率が達成さ
れるので、冷凍機の断熱壁の厚みを薄くして設置スペー
スを縮小し、若しくは庫内容積を拡大し、或いは冷却装
置の消費電力を削減することが可能となる。
【0005】一方、係る真空断熱材を前記冷凍機の壁面
等に固定する場合、従来では図10に示すような構造と
されていた。即ち、図10において、1は上述の真空断
熱材であり、例えば内側からポリエチレン若しくはポリ
プロピレン等から成る熱溶着層とアルミニウム層及び表
面保護層をラミネート(特公平2−54479)した上
述の如き2枚のガスバリアフィルム2間に、例えば連続
気泡の発泡ポリウレタン断熱材5を挿入し、所定の真空
排気装置内において内部を真空とした後、ガスバリアフ
ィルム2の周縁部を加熱して前記熱溶着層を相互に溶着
させ、密封したものである。
等に固定する場合、従来では図10に示すような構造と
されていた。即ち、図10において、1は上述の真空断
熱材であり、例えば内側からポリエチレン若しくはポリ
プロピレン等から成る熱溶着層とアルミニウム層及び表
面保護層をラミネート(特公平2−54479)した上
述の如き2枚のガスバリアフィルム2間に、例えば連続
気泡の発泡ポリウレタン断熱材5を挿入し、所定の真空
排気装置内において内部を真空とした後、ガスバリアフ
ィルム2の周縁部を加熱して前記熱溶着層を相互に溶着
させ、密封したものである。
【0006】そして、この真空断熱材1の表面(表面保
護層の表面)に接着材シート100を貼り付け、或いは
被取付面となる冷凍庫の例えば側壁外板4等の表面に接
着材(同じく100で示す)を予め塗布して置き、係る
側壁外板4上に真空断熱材1を一枚一枚貼り付けてい
た。
護層の表面)に接着材シート100を貼り付け、或いは
被取付面となる冷凍庫の例えば側壁外板4等の表面に接
着材(同じく100で示す)を予め塗布して置き、係る
側壁外板4上に真空断熱材1を一枚一枚貼り付けてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
真空断熱材は上述の如く内部を真空引きするため、その
表面は平坦とならずにどうしても微少な凹凸が発生す
る。そのため、前述の如き接着材にて貼り付ける際に
も、被取付面との密着性を確保し難い。また、接着する
際にガスバリアフィルム2が破れる危険性もあり、総じ
て真空断熱材の取付作業性が著しく煩雑となる問題があ
った。
真空断熱材は上述の如く内部を真空引きするため、その
表面は平坦とならずにどうしても微少な凹凸が発生す
る。そのため、前述の如き接着材にて貼り付ける際に
も、被取付面との密着性を確保し難い。また、接着する
際にガスバリアフィルム2が破れる危険性もあり、総じ
て真空断熱材の取付作業性が著しく煩雑となる問題があ
った。
【0008】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、被取付面に真空断熱材を固
定する際の作業性を改善した断熱構造体を提供すること
を目的とする。
ために成されたものであり、被取付面に真空断熱材を固
定する際の作業性を改善した断熱構造体を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の断熱構造体は、
被取付面に第1の固定具を取り付け、この第1の固定具
に係合する第2の固定具にて真空断熱材の縁部を挟持し
たものである。
被取付面に第1の固定具を取り付け、この第1の固定具
に係合する第2の固定具にて真空断熱材の縁部を挟持し
たものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、被取付面に取り付けられる第
1の固定具と、この第1の固定具に係合する第2の固定
具にて真空断熱材の縁部を挟持させたので、真空断熱材
を被取付面に強固に取り付けることができるようになる
と共に、真空断熱材の破損等も防止でき、総じて真空断
熱材の取付作業性が著しく向上する。
1の固定具と、この第1の固定具に係合する第2の固定
具にて真空断熱材の縁部を挟持させたので、真空断熱材
を被取付面に強固に取り付けることができるようになる
と共に、真空断熱材の破損等も防止でき、総じて真空断
熱材の取付作業性が著しく向上する。
【0011】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。尚、各図において図10と同一符号で示すものは同
一とする。図1は本発明の第1の実施例に於ける第1の
固定具6及び第2の固定具7の断面図、図2は各固定具
6、7を用いて真空断熱材1を側壁外板4に固定した状
態の断面図、図3は各固定具6、7、真空断熱材1及び
側壁外板4の分解斜視図、図8は真空断熱材1の他の実
施例を示す断面図、図9は本発明を適用した断熱壁の組
み立て斜視図である。
る。尚、各図において図10と同一符号で示すものは同
一とする。図1は本発明の第1の実施例に於ける第1の
固定具6及び第2の固定具7の断面図、図2は各固定具
6、7を用いて真空断熱材1を側壁外板4に固定した状
態の断面図、図3は各固定具6、7、真空断熱材1及び
側壁外板4の分解斜視図、図8は真空断熱材1の他の実
施例を示す断面図、図9は本発明を適用した断熱壁の組
み立て斜視図である。
【0012】真空断熱材1は、図2に示すように、内側
からポリエチレン若しくはポリプロピレン等から成る熱
溶着層とアルミニウム層及び表面保護層をラミネートし
た2枚のガスバリアフィルム2、2間に、連続気泡の発
泡ポリウレタン断熱材5を挿入し、所定の真空排気装置
内において内部を真空とした後、ガスバリアフィルム
2、2の縁部1Aを加熱して前記熱溶着層を相互に溶着
させ、密封したものである。
からポリエチレン若しくはポリプロピレン等から成る熱
溶着層とアルミニウム層及び表面保護層をラミネートし
た2枚のガスバリアフィルム2、2間に、連続気泡の発
泡ポリウレタン断熱材5を挿入し、所定の真空排気装置
内において内部を真空とした後、ガスバリアフィルム
2、2の縁部1Aを加熱して前記熱溶着層を相互に溶着
させ、密封したものである。
【0013】尚、真空断熱材1は図8に示すように、ガ
スバリアフィルム2、2間にもう一枚のガスバリアフィ
ルム2を介在させて内部を二室とし、各室に連続気泡の
発泡ポリウレタン断熱材5を挿入し、所定の真空排気装
置内において内部を真空とした後、ガスバリアフィルム
2の縁部1Aを加熱して前記熱溶着層を溶着させて密封
した二層真空断熱材であっても良い。係る真空断熱材1
によれば、何れかの室の真空が破れた場合にも、もう一
方の室の断熱効果は確保される。
スバリアフィルム2、2間にもう一枚のガスバリアフィ
ルム2を介在させて内部を二室とし、各室に連続気泡の
発泡ポリウレタン断熱材5を挿入し、所定の真空排気装
置内において内部を真空とした後、ガスバリアフィルム
2の縁部1Aを加熱して前記熱溶着層を溶着させて密封
した二層真空断熱材であっても良い。係る真空断熱材1
によれば、何れかの室の真空が破れた場合にも、もう一
方の室の断熱効果は確保される。
【0014】以下に本発明の第1の実施例を図1乃至図
3を参照して説明する。上述した真空断熱材1の縁部1
Aは、図2に示す如く第1の固定具6及び第2の固定具
7にて挟持する。この第1の固定具6は図1に示す如
く、基体8と、この基体8の左右両端から一方向に突出
して形成される突出部9と、この対向する突出部9、9
間であって、且つ、基体8に設けられると共に、螺子1
0が螺合する第1螺子孔11を形成する第1螺子部12
と、この第1螺子部12より外方に設けられ、突出部
9、9の先端部付近に、内方に向かって突出する接着材
A保持用の保持部13、13と、前記基体8の突出部
9、9とは逆方向に突出し、先端部に返しを有する爪部
14とより成る。
3を参照して説明する。上述した真空断熱材1の縁部1
Aは、図2に示す如く第1の固定具6及び第2の固定具
7にて挟持する。この第1の固定具6は図1に示す如
く、基体8と、この基体8の左右両端から一方向に突出
して形成される突出部9と、この対向する突出部9、9
間であって、且つ、基体8に設けられると共に、螺子1
0が螺合する第1螺子孔11を形成する第1螺子部12
と、この第1螺子部12より外方に設けられ、突出部
9、9の先端部付近に、内方に向かって突出する接着材
A保持用の保持部13、13と、前記基体8の突出部
9、9とは逆方向に突出し、先端部に返しを有する爪部
14とより成る。
【0015】また、第2の固定具7は第2基体15と、
この第2基体15の左右両端から一方向に突出して形成
されると共に、外側のものが前記第1の固定具6の爪部
14に係合する第2突出部16、16と、この第2突出
部16、16間であって、且つ、前記第2基体15に設
けられ、第2螺子孔17を形成する第2螺子部18とよ
り成る。また、これら第1の固定具6及び第2の固定具
7は、硬質合成樹脂の押出成形によって長手方向に延在
するよう形成した後、後述する如く各螺子孔11、17
に螺子10を螺合させてそれぞれ枠状に構成するもので
ある。
この第2基体15の左右両端から一方向に突出して形成
されると共に、外側のものが前記第1の固定具6の爪部
14に係合する第2突出部16、16と、この第2突出
部16、16間であって、且つ、前記第2基体15に設
けられ、第2螺子孔17を形成する第2螺子部18とよ
り成る。また、これら第1の固定具6及び第2の固定具
7は、硬質合成樹脂の押出成形によって長手方向に延在
するよう形成した後、後述する如く各螺子孔11、17
に螺子10を螺合させてそれぞれ枠状に構成するもので
ある。
【0016】このような第1の固定具6及び第2の固定
具7を用いて、真空断熱材1を塗装鋼板若しくはステン
レス鋼板から成る被取付面としての側壁外板4に固定す
る際には、図3に示す如く、接着材A(粘着テ−プや熱
硬化性パテ等)を第1の固定具6の保持部13、13に
貼着して置き、側壁外板4に嵌合させた後、螺子10を
側壁外板4に挿通して前記第1螺子孔11に螺合させ
る。その後、真空断熱材1の縁部1Aが第1の固定具6
の基体8上に位置するよう載置し、次いで第2の固定具
7の第2突出部16と第1の固定具6の爪部14が係合
するよう第2の固定具7を第1の固定具6に嵌め込み、
螺子10を側壁外板4に挿通して第2の固定具7の第2
螺子孔17に螺合させることにより真空断熱材1の取り
付けが完了する。
具7を用いて、真空断熱材1を塗装鋼板若しくはステン
レス鋼板から成る被取付面としての側壁外板4に固定す
る際には、図3に示す如く、接着材A(粘着テ−プや熱
硬化性パテ等)を第1の固定具6の保持部13、13に
貼着して置き、側壁外板4に嵌合させた後、螺子10を
側壁外板4に挿通して前記第1螺子孔11に螺合させ
る。その後、真空断熱材1の縁部1Aが第1の固定具6
の基体8上に位置するよう載置し、次いで第2の固定具
7の第2突出部16と第1の固定具6の爪部14が係合
するよう第2の固定具7を第1の固定具6に嵌め込み、
螺子10を側壁外板4に挿通して第2の固定具7の第2
螺子孔17に螺合させることにより真空断熱材1の取り
付けが完了する。
【0017】以上により、真空断熱材1の縁部1Aは、
第1の固定具6の基体8と、第2の固定具7の第2基体
15にて挟持されることになる。この後、真空断熱材1
を固定した側壁外板4には図示しない側壁内板が組み合
わされ、両板間の空間の前記真空断熱材1以外の部分に
は図示しない発泡ポリウレタン断熱材が現場発泡方式に
て充填されて断熱構造体としての後述する側壁43が完
成される。
第1の固定具6の基体8と、第2の固定具7の第2基体
15にて挟持されることになる。この後、真空断熱材1
を固定した側壁外板4には図示しない側壁内板が組み合
わされ、両板間の空間の前記真空断熱材1以外の部分に
は図示しない発泡ポリウレタン断熱材が現場発泡方式に
て充填されて断熱構造体としての後述する側壁43が完
成される。
【0018】また、上述した手順以外にも、まず真空断
熱材1の縁部1Aを挟持するかたちで第1の固定具6及
び第2の固定具7を縁部1Aに取り付けた後、第1の固
定具6の保持部13に接着材Aを貼着して、側壁外板4
に固定するような手順であっても良い。
熱材1の縁部1Aを挟持するかたちで第1の固定具6及
び第2の固定具7を縁部1Aに取り付けた後、第1の固
定具6の保持部13に接着材Aを貼着して、側壁外板4
に固定するような手順であっても良い。
【0019】このように、第1の固定具6及び第2の固
定具7にて真空断熱材1の縁部1Aを挟持すると共に、
第1の固定具6を接着材Aにて側壁外板4に固定するよ
うにしたので、真空断熱材1を側壁外板4に強固に取り
付けることができると共に、その取付作業性も著しく向
上する。
定具7にて真空断熱材1の縁部1Aを挟持すると共に、
第1の固定具6を接着材Aにて側壁外板4に固定するよ
うにしたので、真空断熱材1を側壁外板4に強固に取り
付けることができると共に、その取付作業性も著しく向
上する。
【0020】図9に係る真空断熱材1により構成される
断熱箱体38の分解斜視図を示す。断熱箱体38は例え
ば超低温冷凍庫の本体を構成するものであり、天壁3
9、背壁40及び底壁41から成る断熱壁本体42と、
この断熱壁本体42の両側に取り付けられる二枚の前記
側壁43、43から成る。
断熱箱体38の分解斜視図を示す。断熱箱体38は例え
ば超低温冷凍庫の本体を構成するものであり、天壁3
9、背壁40及び底壁41から成る断熱壁本体42と、
この断熱壁本体42の両側に取り付けられる二枚の前記
側壁43、43から成る。
【0021】次に、本発明の第2の実施例について図4
及び図5を参照して説明する。図4は本発明の第2の実
施例に於ける第1の固定具20及び第2の固定具21の
断面図、図5は各固定具20、21を用いて真空断熱材
1を扉外板28に固定した状態の断面図である。第2実
施例では第1の固定具20及び第2の固定具21の形状
が第1実施例と異なるものであるが、同様の機能を有す
る構成に関しては同一名称で説明する。
及び図5を参照して説明する。図4は本発明の第2の実
施例に於ける第1の固定具20及び第2の固定具21の
断面図、図5は各固定具20、21を用いて真空断熱材
1を扉外板28に固定した状態の断面図である。第2実
施例では第1の固定具20及び第2の固定具21の形状
が第1実施例と異なるものであるが、同様の機能を有す
る構成に関しては同一名称で説明する。
【0022】第1の固定具20は図4に示す如く、基体
22と、この基体22の端部から上方に突出した突出部
23と、この突出部23の上部に設けられた爪部24
と、前記突出部23の略中央部分から前記爪部24の突
出方向とは逆方向に突出する接続部25と、この接続部
25の下部に設けられ、第1螺子孔26を形成する第1
螺子部27と、前記接続部25の端部に設けられ、扉外
板28のフランジ28Aに係合する係合部29とより成
る。そして、突出部23と係合部29間にはガスケット
保持溝50が構成されている。
22と、この基体22の端部から上方に突出した突出部
23と、この突出部23の上部に設けられた爪部24
と、前記突出部23の略中央部分から前記爪部24の突
出方向とは逆方向に突出する接続部25と、この接続部
25の下部に設けられ、第1螺子孔26を形成する第1
螺子部27と、前記接続部25の端部に設けられ、扉外
板28のフランジ28Aに係合する係合部29とより成
る。そして、突出部23と係合部29間にはガスケット
保持溝50が構成されている。
【0023】また、第2の固定具21は断面略コ字状、
即ち、第2基体30と、この第2基体30の両端部から
上方に突出する第2突出部31、31とから成る。ま
た、これら第1の固定具20及び第2の固定具21は、
硬質合成樹脂の押出成形によって長手方向に延在するよ
う形成した後、枠状に構成されるものである。
即ち、第2基体30と、この第2基体30の両端部から
上方に突出する第2突出部31、31とから成る。ま
た、これら第1の固定具20及び第2の固定具21は、
硬質合成樹脂の押出成形によって長手方向に延在するよ
う形成した後、枠状に構成されるものである。
【0024】このような第1の固定具20及び第2の固
定具21を用いて、真空断熱材1を塗装鋼板若しくはス
テンレス鋼板から成る被取付面としての扉外板28に固
定する際には、図5に示す如く扉外板28のフランジ2
8Aに第1の固定具20の係合部29を係合させた後、
真空断熱材1の縁部1Aが第1の固定具20の基体22
上に位置するよう載置し、次いで第2の固定具21の第
2突出部31と第1の固定具20の爪部24が係合する
よう第2の固定具21を第1の固定具20に嵌め込むこ
とにより、真空断熱材1の取り付けが完了する。
定具21を用いて、真空断熱材1を塗装鋼板若しくはス
テンレス鋼板から成る被取付面としての扉外板28に固
定する際には、図5に示す如く扉外板28のフランジ2
8Aに第1の固定具20の係合部29を係合させた後、
真空断熱材1の縁部1Aが第1の固定具20の基体22
上に位置するよう載置し、次いで第2の固定具21の第
2突出部31と第1の固定具20の爪部24が係合する
よう第2の固定具21を第1の固定具20に嵌め込むこ
とにより、真空断熱材1の取り付けが完了する。
【0025】以上により、真空断熱材1の縁部1Aは第
1の固定具20の基体22と、第2の固定具21の第2
基体30にて挟持されることになる。この後、第1の固
定具20の爪部24上には扉内板32が組み合わされ、
両板28、32間の空間の前記真空断熱材1以外の部分
には発泡ポリウレタン断熱材33が現場発泡方式にて充
填されて断熱構造体としての扉が完成される。
1の固定具20の基体22と、第2の固定具21の第2
基体30にて挟持されることになる。この後、第1の固
定具20の爪部24上には扉内板32が組み合わされ、
両板28、32間の空間の前記真空断熱材1以外の部分
には発泡ポリウレタン断熱材33が現場発泡方式にて充
填されて断熱構造体としての扉が完成される。
【0026】次に本発明の第3の実施例について図6及
び図7を参照して説明する。図6は第3の実施例に於け
る第2の固定具34の断面図、図7は第3の実施例に於
ける各固定具20、34を用いて真空断熱材1を扉外板
28に固定した状態の断面図である。第3の実施例では
第1の固定具20及び扉外板28は第2の実施例と同一
であり、第2の固定具34の形状が第2の実施例と異な
るものである。また、同一機能を有する構成に関しては
同一名称で説明する。
び図7を参照して説明する。図6は第3の実施例に於け
る第2の固定具34の断面図、図7は第3の実施例に於
ける各固定具20、34を用いて真空断熱材1を扉外板
28に固定した状態の断面図である。第3の実施例では
第1の固定具20及び扉外板28は第2の実施例と同一
であり、第2の固定具34の形状が第2の実施例と異な
るものである。また、同一機能を有する構成に関しては
同一名称で説明する。
【0027】第2の固定具34は図6及び図7に示す如
く、第2基体35と、この第2基体35の一端から上方
に突出する突出部36と、第2基体35の他端から上方
に突出すると共に、扉内板32と係合する第2係合部3
7とから成るものである。この第3の実施例に於ける第
2の固定具34に関しても、硬質合成樹脂の押出成形に
よって長手方向に延在するよう形成した後、枠状に構成
するものである。
く、第2基体35と、この第2基体35の一端から上方
に突出する突出部36と、第2基体35の他端から上方
に突出すると共に、扉内板32と係合する第2係合部3
7とから成るものである。この第3の実施例に於ける第
2の固定具34に関しても、硬質合成樹脂の押出成形に
よって長手方向に延在するよう形成した後、枠状に構成
するものである。
【0028】このような第2の固定具34を用いて、真
空断熱材1を塗装鋼板若しくはステンレス鋼板から成る
被取付面としての扉外板28に固定する際には、図7に
示す如く扉外板28のフランジ28Aに第1の固定具2
0の係合部29を係合させた後、真空断熱材1の縁部1
Aが第1の固定具20の基体22上に位置するよう載置
し、次いで第2の固定具34の第2突出部36と第1の
固定具20の爪部24が係合するよう第2の固定具34
を第1の固定具20に嵌め込むことにより真空断熱材1
の取り付けが完了する。
空断熱材1を塗装鋼板若しくはステンレス鋼板から成る
被取付面としての扉外板28に固定する際には、図7に
示す如く扉外板28のフランジ28Aに第1の固定具2
0の係合部29を係合させた後、真空断熱材1の縁部1
Aが第1の固定具20の基体22上に位置するよう載置
し、次いで第2の固定具34の第2突出部36と第1の
固定具20の爪部24が係合するよう第2の固定具34
を第1の固定具20に嵌め込むことにより真空断熱材1
の取り付けが完了する。
【0029】以上により、真空断熱材1の縁部1Aは、
第1の固定具20の基体22と、第2の固定具34の第
2基体35にて挟持されることになる。この後、第2の
固定具34の第2係合部37には扉内板32が係合さ
れ、両板28、32間の空間の前記真空断熱材1以外の
部分には発泡ポリウレタン断熱材33が現場発泡方式に
て充填されて断熱構造体としての扉が完成される。
第1の固定具20の基体22と、第2の固定具34の第
2基体35にて挟持されることになる。この後、第2の
固定具34の第2係合部37には扉内板32が係合さ
れ、両板28、32間の空間の前記真空断熱材1以外の
部分には発泡ポリウレタン断熱材33が現場発泡方式に
て充填されて断熱構造体としての扉が完成される。
【0030】上述した第1の実施例、第2の実施例、第
3の実施例の内いずれかの構造を用いることによって、
従来の如く真空断熱材1を破損することなく被取付面に
取り付けることができるので、真空断熱材1の取付作業
を一層円滑に行うことができるようになる。
3の実施例の内いずれかの構造を用いることによって、
従来の如く真空断熱材1を破損することなく被取付面に
取り付けることができるので、真空断熱材1の取付作業
を一層円滑に行うことができるようになる。
【0031】尚、上記各実施例では内部に連続気泡の発
泡ポリウレタンを封入した真空断熱材1を用いたが、そ
れに限らず、一般的なシリカやパーライトの微粉末を用
いた真空断熱材でも差し支えない。また、各実施例では
いずれも真空断熱材1の縁部1A(溶着部)を挟持する
構造で説明したが、縁部1Aでなく真空断熱材1自体の
周縁部を挟持する構造でも差し支えない。
泡ポリウレタンを封入した真空断熱材1を用いたが、そ
れに限らず、一般的なシリカやパーライトの微粉末を用
いた真空断熱材でも差し支えない。また、各実施例では
いずれも真空断熱材1の縁部1A(溶着部)を挟持する
構造で説明したが、縁部1Aでなく真空断熱材1自体の
周縁部を挟持する構造でも差し支えない。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、第1
の固定具及び第2の固定具にて真空断熱材の縁部を挟持
させ、第1の固定具を被取付面に取り付けるようにした
ので、真空断熱材を被取付面に強固に取り付けることが
できるようになると共に、真空断熱材の破損等を未然に
防止することができるようになり、総じてその取付作業
性が著しく向上するものである。
の固定具及び第2の固定具にて真空断熱材の縁部を挟持
させ、第1の固定具を被取付面に取り付けるようにした
ので、真空断熱材を被取付面に強固に取り付けることが
できるようになると共に、真空断熱材の破損等を未然に
防止することができるようになり、総じてその取付作業
性が著しく向上するものである。
【図1】本発明の第1の実施例に於ける第1の固定具及
び第2の固定具を示した断面図である。
び第2の固定具を示した断面図である。
【図2】図1の各固定具を用いて真空断熱材を側壁外板
に固定した状態の断面図である。
に固定した状態の断面図である。
【図3】図2の各部材の取付手順を示した斜視図であ
る。
る。
【図4】本発明の第2の実施例に於ける第1の固定具及
び第2の固定具を示した断面図である。
び第2の固定具を示した断面図である。
【図5】図4の第1及び第2の固定具を用いて真空断熱
材を扉外板に固定した状態の断面図である。
材を扉外板に固定した状態の断面図である。
【図6】第3の実施例に於ける第2の固定具の断面図で
ある。
ある。
【図7】図6の第2の固定具を用いて真空断熱材を扉外
板に固定した状態の断面図である。
板に固定した状態の断面図である。
【図8】真空断熱材の他の実施例を示す断面図である。
【図9】本発明を適用した断熱壁の組み立て斜視図であ
る。
る。
【図10】従来の真空断熱材の取り付け構造を示す断面
図である。
図である。
1 真空断熱材 1A 縁部 2 ガスバリアフィルム 4 側壁外板(第1の実施例の被取付面) 5 発泡ポリウレタン断熱材 6 第1の固定具(第1の実施例) 7 第2の固定具(第1の実施例) 20 第1の固定具(第2及び第3の実施例) 21 第2の固定具(第2の実施例) 28 扉外板(第2及び第3の実施例の被取付面) 32 扉内板(第2及び第3の実施例) 34 第2の固定具(第3実施例)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岡 和司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 萩口 定美 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 真空断熱材と、この真空断熱材を固定す
る被取付面と、この被取付面に取り付けられる第1の固
定具と、この第1の固定具に係合する第2の固定具とを
備え、前記第1及び第2の固定具により前記真空断熱材
の縁部を挟持したことを特徴とする断熱構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6170305A JPH0814485A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 断熱構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6170305A JPH0814485A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 断熱構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0814485A true JPH0814485A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15902514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6170305A Pending JPH0814485A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 断熱構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0814485A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013532807A (ja) * | 2010-07-29 | 2013-08-19 | エックスエル・カンパニー・リミテッド | 真空断熱パネル |
WO2013076003A3 (de) * | 2011-11-24 | 2013-08-22 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Wärmeisolationsgehäuse für ein kältegerät |
WO2013140658A1 (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-26 | 株式会社 東芝 | 冷蔵庫 |
JP2014062708A (ja) * | 2012-09-24 | 2014-04-10 | Panasonic Corp | 冷蔵庫用扉及びその製造方法 |
JP2014062707A (ja) * | 2012-09-24 | 2014-04-10 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
EP3467415A1 (de) | 2017-10-05 | 2019-04-10 | BSH Hausgeräte GmbH | Haushaltskältegerät mit halteklammern zur befestigung eines vakuumisolationspanels |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP6170305A patent/JPH0814485A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013532807A (ja) * | 2010-07-29 | 2013-08-19 | エックスエル・カンパニー・リミテッド | 真空断熱パネル |
WO2013076003A3 (de) * | 2011-11-24 | 2013-08-22 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Wärmeisolationsgehäuse für ein kältegerät |
CN103958991A (zh) * | 2011-11-24 | 2014-07-30 | Bsh博世和西门子家用电器有限公司 | 用于制冷器具的隔热壳体 |
WO2013140658A1 (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-26 | 株式会社 東芝 | 冷蔵庫 |
JP2013195009A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Toshiba Corp | 冷蔵庫 |
JP2014062708A (ja) * | 2012-09-24 | 2014-04-10 | Panasonic Corp | 冷蔵庫用扉及びその製造方法 |
JP2014062707A (ja) * | 2012-09-24 | 2014-04-10 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
EP3467415A1 (de) | 2017-10-05 | 2019-04-10 | BSH Hausgeräte GmbH | Haushaltskältegerät mit halteklammern zur befestigung eines vakuumisolationspanels |
DE102017217681A1 (de) | 2017-10-05 | 2019-04-11 | BSH Hausgeräte GmbH | Haushaltskältegerät mit Halteklammern zur Befestigung eines Vakuumisolationspanels |
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