JPH0718860Y2 - 窓の取付構造 - Google Patents

窓の取付構造

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JPH0718860Y2
JPH0718860Y2 JP1988168199U JP16819988U JPH0718860Y2 JP H0718860 Y2 JPH0718860 Y2 JP H0718860Y2 JP 1988168199 U JP1988168199 U JP 1988168199U JP 16819988 U JP16819988 U JP 16819988U JP H0718860 Y2 JPH0718860 Y2 JP H0718860Y2
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shoji
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JP1988168199U
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JPH0289173U (ja
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好一 中西
俊博 杉山
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株式会社中西エンジニアリング
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は窓の取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
固定点を回転中心とする可動点まわりに回転するように
窓障子を支持する控え具と、固定点まわりに回転する窓
障子を所定の開放位置に自動的に固定するものが知られ
ている(実開昭61−47373号,実開昭60−150281号)。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の可動点まわりに回転する窓障子は、所定の開
放位置に自動的に固定されず、不便である。
本考案は、固定点を回転中心とする可動点まわりに回転
しながら上記固定点まわりに回転する障子をその所定の
開放位置にて自動的に固定することができる便利な窓の
取付構造を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記に鑑み、第1アームの両端を障子と窓枠に
枢着し、第2アームの両端を障子と窓枠側の往復座に枢
着し、第3アームの両端を第1アームと往復座に枢着し
た控え具で、障子を窓枠に固定点を回転中心とする可動
点まわりに回転しながら上記固定点まわりに回転擦るよ
うに取付け、さらに別の固定用アームの一端を障子に枢
着すると共に他端を窓枠側の案内レールの案内孔に移動
可能に連結し、この連結部を障子の所定の開き角度にて
自動的にロックするように構成されている。
〔実施例〕
以下本考案の実施例につき図面を参照しながら具体的に
説明する。
障子用の控え具(1)は、図において障子(2)の下端
に取り付けたものであり、窓枠用取付座(3)と、窓障
子用取付座(4)と往復座(5)と、第1アーム(6)
と、第2アーム(7)と、第3アーム(8)を具備して
いる。
窓枠用取付座(3)は窓枠の下枠(9)に固着され、障
子用取付座(4)は窓障子(2)の下端に固着される。
往復座(5)は長方形の板状形態で、窓枠用取付座
(3)に摺動可能に組立てられて、その取付座の長手方
向に沿つて直線的に往復動する。
第1アーム(6)は他の第2と第3のアーム(7),
(8)より長く、その一端が障子用取付座(4)に軸
(10)で枢着され、他端が窓枠用取付座(3)の一端に
軸(11)で枢着されて、障子用取付座(4)を窓枠用取
付座(3)に連結し、障子用取付座(4)を窓枠用取付
座(3)に対して軸(11)まわりに障子の開位置と閉位
置の間を揺動させる。
第2アーム(7)は他の第1と第3のアーム(6)、
(8)より短く、その一端が障子用取付座(4)の一端
にピン(12)で枢着され、他端が往復座(5)にピン
(13)で枢着されて、障子用取付座(3)を往復座
(5)に連結し、その障子用取付座(4)を第1アーム
(6)に対して軸(10)まわりに揺動させる。
第3アーム(8)は第1アーム(6)と第2アーム
(7)の中間の長さで、その一端が第1アーム(6)の
両端の枢着点(10),(11)間にピン(14)で枢着さ
れ、他端が往復座(5)に軸(11)とピン(13)の間に
てピン(15)で枢着されて、第3アーム(8)を往復座
(5)に連結し、第1アーム(6)を窓枠用取付座
(3)に対して軸(11)まわりに揺動させる。
第1図において障子用取付座(4)は、実線の位置では
障子(1)の全開位置(85度)に対応する位置を取つて
いる。その位置にて往復座(5)は窓枠用取付座(3)
のストツパー(16)に突き当つて停止している。障子
(2)は下枠(9)から外方へ繰り出されていると共に
縦枠(17)との間に隙間が形成されている。
障子(2)を閉じると、障子用取付座(4)は軸(10)
まわりに反時計方向に回転しながらピン(12)を介して
第2アーム(7)をピン(13)まわりに時計方向に回転
させると共にピン(13)を介して往復座(5)を右方へ
窓枠用取付座(3)上を摺動させる。同時に往復座
(5)は第3アーム(8)をピン(15)まわりに反時計
方向に回転させ、ピン(14)を介して第1アーム(6)
を軸(11)まわりに時計方向に回転させる。障子用取付
座(4)は軸(10)まわりに自転しながら軸(11)まわ
りに公転して第2図の全開状態に閉じられ、第1アーム
(6)、第2アーム(7)、第3アーム(8)と共に窓
枠用取付座(3)に重なるように折りたたまれる。
障子(2)を開くと、障子用取付座(4)と各アーム
(6)、(7)、(8)は上記と逆に回転し、同時に往
復座(5)も逆方向に移動して、仮想線の位置を経て実
線の開位置に復帰する。
窓固定具(18)は、案内レール(19)とアーム(20)と
取付座(21)を具備している。
案内レール(19)は窓枠の下枠(9)に前記取付座
(3)の延長線上に固着され、取付座(21)は障子
(2)の下端に前記取付座(4)の延長線上に固着され
る。案内レール(19)は細長の案内孔(22)と、その右
端に連設されてその幅より大きな直径の円形の係止孔
(23)と、さらに左端に連設されて上記係止孔(23)の
直径と同一幅で長い係止孔(24)を有する。
アーム(20)はその一端がピン(35)で取付座(21)に
枢着され、他端がピン(25)で案内レール(19)の案内
孔(22)と係止孔(23)、(24)に移動可能に連結され
る。
上記ピン(25)は第4図に示すように、アーム(20)に
一体的に起立され、細軸部(26)と太軸部(27)とフラ
ンジ(28)を有する。細軸部(26)は案内孔(22)と係
止孔(23)、(24)に嵌合でき、太軸部(27)は係止孔
(23)、(24)には嵌合できるが案内孔(22)に嵌合で
きず、フランジ(28)はいずれの孔(22)、(23)、
(24)にも嵌合できずピン(25)が各孔から抜けるのを
阻止している。細軸部(26)には摺動座(29)が嵌合さ
れていると共に圧縮コイルばね(30)が巻装され、この
ばねの両端がアーム(20)と摺動座(29)に受け止めら
れている。
障子(2)が閉じられている状態においては、ピン(2
5)の太軸部(27)が係止孔(24)に嵌合していて、該
孔(24)の長さだけ移動できる。その移動長さは障子
(2)がほゞ20度開く寸法であり、障子はその範囲では
自由に開閉できる。障子(2)が上記範囲にて開放され
ると(第1図の仮想線)、アーム(20)が障子の下端か
ら外方に現われるので、そのアーム(20)を手で押し下
げて太軸部(27)を係止孔(24)から外して細軸部(2
6)を案内孔(22)に合わせる。細軸部(26)が案内孔
に沿つて右方へ移動することにより障子(2)は開放さ
れ、その間細軸部(26)と太軸部(27)の間の肩部(3
1)が案内孔(22)の縁に掛合してピン(25)を下降位
置に保持している。ピン(25)が係止孔(23)に達する
と、ばね(30)で押し上げられて、太軸部(27)が係止
孔(23)にびつたりと嵌合してその位置に自動的に停止
され、障子を開位置に固定する。
障子(2)を閉じるときも、アーム(20)を押し下げて
太軸部(27)を係止孔(23)から外して、細軸部(26)
を案内孔(22)に沿つて左方へ移動させ、ピン(25)が
係止孔(24)に達すると太軸部(27)が自動的に係止孔
(24)に嵌合する。
案内孔と係止孔の位置関係は次のように種々変更するこ
とができる。
第5図においては、障子(2)の閉位置に対応する左端
から障子の20度の開き角度までは、ピン(25)の細軸部
(26)に嵌合する案内孔(22)に形成され、その20度の
位置に太軸部(27)に嵌合する円形の係止孔(32)が連
設され、該係止孔(32)から全開位置(90度)までは細
軸部(26)に嵌合する案内孔(22)が延び、その端部に
太軸部(27)用の円形の係止孔(23)が設けられてい
る。これにより、障子(2)はピン(25)の降下操作な
しに20度の位置まで開かれてその位置にて自動的に固定
され、さらに障子はピン(25)を降下させて90度の位置
まで開かれてそこで自動的に固定される。
第6図においては、ピン(25)の細軸部(26)に嵌合す
る案内孔(22)が障子の閉位置から全開位置まで延び、
その右端の全開位置(90度)に太軸部(27)に嵌合する
円形の係止孔(23)が連設されている。従つて、障子
(2)はピン(25)の降下操作なしに係止孔(23)の全
開位置(90度)まで開かれ、その位置で自動的に固定さ
れる。
第7図においては、障子(2)の閉位置から全開位置
(90度)に対応するように延びるピン(25)の細軸部
(26)用の案内孔(22)に、障子の部分開放位置(20
度、60度)と全開位置(90度)に対応する太軸部(27)
用の係止孔(32)、(33)、(23)を設けている。そこ
で、障子(2)はピン(25)の降下操作なしに20度まで
開くことができ、その位置で自動的に固定され、さらに
ピン(25)を降下させて60度の位置と90度の位置にて各
々自動的に降下させることができる。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように、窓障子(2)と、該窓障子を支
持する窓枠の下枠(9)と、窓障子を下枠に固定点を回
転中心とする可動点まわりに回転しながら上記固定点ま
わりに回転するように連結する控え具(1)と、窓障子
を下枠に所定の開き角度にて固定可能に連結する固定具
(18)を具備し、上記控え具(1)は窓障子の下框に固
着される窓障子用取付座(4)と、窓枠の下枠(9)に
固着される窓枠用取付座(3)と、該窓枠用取付座に摺
動可能に支持される往復座(5)と、窓障子用取付座
(4)に軸(10)で枢着された一端と窓枠用取付座
(3)に軸(11)で枢着された他端を有し窓障子を窓枠
の下枠に揺動可能に連結する第1アーム(6)と、窓障
子(2)に上記軸(10)より外側のピン(12)で枢着さ
れる一端と往復座(5)にピン(13)で枢着される他端
を有して窓障子(2)を上記第1アーム(6)に対して
揺動させる第2アーム(7)と、第1アーム(6)に両
軸(10,11)間のピン(14)で枢着される一端と往復座
(5)にピン(15)で枢着される他端を有して上記第1
アーム(6)を窓枠に対して揺動させる第3アーム
(8)を含み、上記控え具(18)は案内孔(22)と該案
内孔に連設されてその幅より大きな寸法の係止孔(23,2
4,32,33)を有しかつ窓枠の下枠(9)に固着される案
内レール(19)と、窓障子(2)の下框にピン(35)で
枢着される一端と案内レール(19)の案内孔(22)にピ
ン(25)で摺動可能に連結される他端を有する固定用ア
ーム(20)を含み、上記ピン(25)は固定用アーム(2
0)に下方向に一体的に起立され、窓障子の開閉に追従
して案内孔(22)に沿って摺動する細軸部(26)と、該
(26)細軸部の下端に連なって係止孔(23,24,32,33)
と嵌合して窓障子(2)を開位置に保持する太軸部(2
7)と、該太軸部(27)の下端に連なって案内孔(22)
と係止孔(23,24,32,33)の縁の裏側に係合してピン(2
5)の抜け止めに使用されるフランジ(28)を有し、さ
らに上記ピン(25)の細軸部(26)に巻装されかつ固定
用アーム(20)と案内レール(19)との間に設けられて
太軸部(27)を係止孔(23,24,32,33)に自動的に嵌合
させるばね(30)を含むように構成されているので、窓
障子(2)は固定点の軸(11)まわりに回転しながら可
動点の軸(10)まわりに回転して、窓障子(2)と縦枠
(17)の間に隙間を形成し、この隙間にて窓枠の掃除と
障子の外面の掃除を容易にすることができ、かつ換気も
充分に行うことができ、しかも、固定具(18)のアーム
(20)はその押し下げ操作にてそのロックが解除され、
障子の開閉に従って、ピン(25)が案内レール(19)の
案内孔(22)に沿って摺動し、係止孔(23,24,32,33)
に自動的に係合して、障子を所定の開位置に自動的に固
定し、便利であり、またその固定解除の際に手を窓障子
(2)とアーム(20)の間またはアーム(20)と窓枠の
下枠(9)や案内レール(19)の間で挟む恐れがなく安
全である。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の実施例を示し、第1図は障子の開放状態
に対応する控え具と固定具の平面図、第2図は障子の閉
状態に対応する控え具と固定具の平面図、第3図は第2
図のIII−III線断面図、第4図は第3図のIV−IV線拡下
断面図、第5図〜第7図は固定具の変形例を示す平面図
である。 1……控え具、2……障子、3……取付座、4……取付
座、5……往復座、6……第1アーム、7……第2アー
ム、8……第3アーム、9……下枠、17……縦枠、18…
…固定具、19……案内レール、20……アーム、21……取
付座、22……案内孔、23……係止孔、24……係止孔、25
……ピン、26……細軸部、27……太軸部、28……フラン
ジ、29……摺動座、30……圧縮ばね、31……肩部、32…
…係止孔、33……係止孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓障子(2)と、該窓障子を支持する窓枠
    の下枠(9)と、窓障子を下枠に固定点を回転中心とす
    る可動点まわりに回転しながら上記固定点まわりに回転
    するように連結する控え具(1)と、窓障子を下枠に所
    定の開き角度にて固定可能に連結する固定具(18)を具
    備し、上記控え具(1)は窓障子の下框に固着される窓
    障子用取付座(4)と、窓枠の下枠(9)に固着される
    窓枠用取付座(3)と、該窓枠用取付座に摺動可能に支
    持される往復座(5)と、窓障子用取付座(4)に軸
    (10)で枢着された一端と窓枠用取付座(3)に軸(1
    1)で枢着された他端を有し窓障子を窓枠の下枠に揺動
    可能に連結する第1アーム(6)と、窓障子(2)に上
    記軸(10)より外側のピン(12)で枢着される一端と往
    復座(5)にピン(13)で枢着される他端を有して窓障
    子(2)を上記第1アーム(6)に対して揺動させる第
    2アーム(7)と、第1アーム(6)に両軸(10,11)
    間のピン(14)で枢着される一端と往復座(5)にピン
    (15)で枢着される他端を有して上記第1アーム(6)
    を窓枠に対して揺動させる第3アーム(8)を含み、上
    記控え具(18)は案内孔(22)と該案内孔に連設されて
    その幅より大きな寸法の係止孔(23,24,32,33)を有し
    かつ窓枠の下枠(9)に固着される案内レール(19)
    と、窓障子(2)の下框にピン(35)で枢着される一端
    と案内レール(19)の案内孔(22)にピン(25)で摺動
    可能に連結される他端を有する固定用アーム(20)を含
    み、上記ピン(25)は固定用アーム(20)に下方向に一
    体的に起立され、窓障子の開閉に追従して案内孔(22)
    に沿って摺動する細軸部(26)と、該細軸部(26)の下
    端に連なって係止孔(23,24,32,33)と嵌合して窓障子
    (2)を開位置に保持する太軸部(27)と、該太軸部
    (27)の下端に連なって案内孔(22)と係止孔(23,24,
    32,33)の縁の裏側に係合してピン(25)の抜け止めに
    使用されるフランジ(28)を有し、さらに上記ピン(2
    5)の細軸部(26)に巻装されかつ固定用アーム(20)
    と案内レール(19)との間に設けられて太軸部(27)を
    係止孔(23,24,32,33)に自動的に嵌合させるばね(3
    0)を含む窓の取付構造。
JP1988168199U 1988-12-28 1988-12-28 窓の取付構造 Expired - Lifetime JPH0718860Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4828644U (ja) * 1971-08-07 1973-04-07
JPS60150281U (ja) * 1984-03-16 1985-10-05 日本建鐵株式会社 回転窓の開放固定装置
JPS60150280U (ja) * 1984-03-16 1985-10-05 日本建鐵株式会社 回転窓の開放固定装置
JPS6147373U (ja) * 1984-08-31 1986-03-29 株式会社 北村鉄工所 窓用開閉金具

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